JP2001078939A - 静電気式掃除機および静電気式掃除機ユニット - Google Patents

静電気式掃除機および静電気式掃除機ユニット

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JP2001078939A
JP2001078939A JP25882099A JP25882099A JP2001078939A JP 2001078939 A JP2001078939 A JP 2001078939A JP 25882099 A JP25882099 A JP 25882099A JP 25882099 A JP25882099 A JP 25882099A JP 2001078939 A JP2001078939 A JP 2001078939A
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dust
vacuum cleaner
electrostatic
unit
dust collecting
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JP25882099A
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English (en)
Inventor
Seiji Urano
誠二 浦野
Takeshi Yoshida
剛 吉田
Yasushi Niwatsukino
恭 庭月野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気式掃除機において、絨毯の内部に存在
する塵埃をも十分に除去できるようにすることを目的と
する。 【解決手段】 床面1の塵埃2が取り込まれる塵埃取り
込み口52と、塵埃取り込み口52からの塵埃2が収容
される塵埃捕集部51と、塵埃取り込み口52に設置さ
れ、床面1の塵埃2を掻き上げてこれを塵埃捕集部51
に導入する回転ブラシ4と、塵埃捕集部51の塵埃取り
込み口52側に対向配置され、塵埃取り込み口52から
取り込まれる塵埃2をイオン化する放電用陽極5および
放電用陰極6と、塵埃捕集部51に配置され、イオン化
された塵埃2を電気的に吸着する吸着用陽極7および吸
着用陰極8と、放電用陽極5、放電用陰極6、吸着用陽
極7および吸着用陰極8に高電圧を印加する高電圧発生
回路9とを有する静電気式掃除機3とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭などで用いら
れる静電気式掃除機および静電気式掃除機ユニットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における家庭用の電気掃除機として
は、モータによって吸い込みファンを回転させて塵埃の
真空吸引を行う吸い込み式掃除機が知られている。ま
た、他の技術として、静電気を利用した静電気式掃除機
があり、これは、例えば特開平9−276197号公報
に記載されている。
【0003】ここで、従来の静電気式掃除機を図6およ
び図7を参照して詳述する。
【0004】図6は従来の静電気式掃除機を示す側面
図、図7は図6の静電気式掃除機を示す断面図である。
【0005】図6および図7において、掃除機本体29
の前部および後部の両側には、車輪30が軸31を介し
て回転自在に取り付けられている。
【0006】掃除機本体29の前側内部には通風路32
が形成されており、この通風路32の上部は吸気口33
に連通されており、通風路32のほぼ中間には、小型の
電動ファン34が幅方向に間隔を開けて複数基設置され
ている。これらの電動ファン34は、ブラケット39に
ピン40を介して取り付けられた操作ハンドル35の把
手36内に収容されたバッテリ37からスイッチ38を
介してケーブルにより給電されるようになっている。
【0007】また、通風路32の下部は、床面へ空気を
吹き出す吹き出し口41が開口している。
【0008】掃除機本体29の内部には、集塵した塵埃
を収容する塵埃捕集部42が形成されており、この塵埃
捕集部42の前側には、吹き出し口41より吹き出さ
れ、且つ床面などで反射した空気を取り込む塵埃取り込
み口43が開口している。
【0009】塵埃取り込み口43の後方にはガイドプレ
ート44が形成されており、このガイドプレート44に
より床面などで反射した空気とともに床面上のゴミや塵
埃などが塵埃捕集部42へ取り込まれるようになってい
る。
【0010】掃除機本体29内には、針状または針金状
の金属よりなる陰極45が幅方向に設けられており、上
部には、金属板よりなる陽極46が取り付けられてい
る。
【0011】これら陰極45と陽極46には高圧トラン
ス47より直流高圧電圧が印加されており、高圧トラン
ス47にはバッテリ37よりスイッチ38を介して直流
電力が供給されるようになっている。
【0012】さらに、塵埃捕集部42内には、ゴミや塵
埃を収容する紙袋よりなる集塵フィルタ48が陽極46
を覆うように着脱自在に取り付けられており、掃除機本
体29内の空気を排気口50より排出する排気ファン4
9が設けられている。
【0013】そして、操作ハンドル35により掃除機本
体29を移動しながら把手36のスイッチ38をオンし
て電動ファン34を回転し、同時に陰極45と陽極46
に高圧電圧を印加する。
【0014】これによって、掃除機本体29の底部の吹
き出し口41より吹き出された空気は、床面に反射し
て、床面上のゴミや塵埃などとともに塵埃取り込み口4
3より塵埃捕集部42内に取り付けられた集塵フィルタ
48へ取り込まれる。このとき、空気中の塵埃は陰極4
5により負にイオン化されるので、クーロン力により陽
極46へ向かい、陽極46の表面を覆うように着脱自在
に取り付けられた集塵フィルタ48内に捕集される。そ
して、集塵フィルタ48によりゴミや塵埃が除去された
空気は、排気ファン49により排気口50より排出され
る。
【0015】このような静電気式掃除機では、吸い込み
式掃除機に比べて騒音が小さく、ダニ等が含まれた汚れ
た細塵を室内にまき散らすことなく集塵することが可能
で、消費電力が小さくバッテリ駆動が可能となり作業性
が非常に高いという利点を有している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の静電気式掃除機では、床面に空気を吹き出
すことで塵埃を除去して掃除機内に取り込むので、例え
ば床面が絨毯で特にパイル長の長い場合やループパイル
の場合など、絨毯の内部に存在する塵埃を充分に除去す
ることができないという問題があった。
【0017】また、バッテリ駆動による場合は、その電
圧を維持する手段を具備していないので、バッテリの電
気容量の低下に伴って、電動ファンの空気吐き出し能
力、塵埃のイオン化能力、塵埃の吸着能力が低下し、結
果的に床面の塵埃除去能力の低下を招くという問題があ
った。
【0018】さらに、塵埃をイオン化する電極が陰極で
あるためにオゾンが発生し、床面および掃除機の内部機
器の腐食を起こす可能性があるという問題があった。
【0019】さらに、掃除機内に取り込んだ塵埃を自動
的に排出する手段が具備されていないので、余裕を持っ
た塵埃補集部の容量が必要となり、装置全体の小型化が
困難であるという問題があった。
【0020】そして、掃除機内に取り込んだ塵埃の、電
極からの剥離手段が具備されていないので、集塵フィル
タが必要になるという問題があった。
【0021】そこで、本発明は、絨毯の内部に存在する
塵埃をも十分に除去することのできる静電気式掃除機に
関する技術を提供することを目的とする。
【0022】また、本発明は、安定した塵埃除去能力を
発揮することのできる静電気式掃除機に関する技術を提
供することを目的とする。
【0023】さらに、本発明は、オゾンの発生をなくし
て床面や掃除機の内部機器の腐食を未然に防止すること
のできる静電気式掃除機に関する技術を提供することを
目的とする。
【0024】さらに、本発明は、掃除機内に取り込んだ
塵埃を自動的に排出することのできる静電気式掃除機に
関する技術を提供することを目的とする。
【0025】そして、本発明は、掃除機内に取り込んだ
塵埃を自動的に剥離することのできる静電気式掃除機に
関する技術を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の静電気式掃除機は、床面の塵埃が取り込ま
れる塵埃取り込み口と、塵埃取り込み口からの塵埃が収
容される塵埃捕集部と、塵埃取り込み口に設置され、床
面の塵埃を掻き上げてこれを塵埃捕集部に導入する塵埃
掻き上げ手段と、塵埃捕集部の塵埃取り込み口側に対向
配置され、塵埃取り込み口から取り込まれる塵埃をイオ
ン化するイオン発生手段と、塵埃捕集部に配置され、イ
オン化された塵埃を電気的に吸着する吸着手段と、イオ
ン発生手段および吸着手段に高電圧を印加する高電圧発
生手段とを有する構成としたものである。
【0027】これにより、塵埃掻き上げ手段により床面
の塵埃を掻き上げて塵埃捕集部に取り込んでいるので、
絨毯の内部に存在する塵埃をも充分に除去することが可
能になる。
【0028】また、本発明の静電気式掃除機は、前述の
発明において、高電圧発生手段の電圧を所定レベルに維
持する電圧維持手段が設けられた構成としたものであ
る。
【0029】これにより、電圧維持手段により高電圧発
生手段が常時所定の電圧を維持できるようになっている
ので、常に安定した塵埃除去能力を発揮することが可能
になる。
【0030】本発明の静電気式掃除機は、前述の発明に
おいて、イオン発生手段でプラスイオンを生成するよう
にしたものである。
【0031】これにより、イオン発生手段で生成された
プラスイオンにより塵埃をイオン化しているので、オゾ
ンの発生をなくして床面や掃除機の内部機器の腐食を未
然に防止することが可能になる。
【0032】本発明の静電気式掃除機ユニットは、塵埃
捕集部の塵埃取り込み口と反対側に排出扉が設置された
前述の静電気式掃除機と、装着された静電気式掃除機の
排出扉を開いて塵埃捕集部からの塵埃を保蓄するととも
に充電用端子と嵌合して蓄電手段を充電する充電用電極
を備えた保塵室が形成された充電装置とを有する構成と
したものである。
【0033】これにより、静電気式掃除機を充電装置に
装着することにより、塵埃捕集部に捕集された塵埃を自
動的に排出することが可能になる。
【0034】そして、本発明の静電気式掃除機ユニット
は、前述の発明において、充電装置には、装着された静
電気式掃除機に振動を与えて塵埃捕集部内の塵埃を保塵
室へ落下させる剥離手段が設置された構成としたもので
ある。
【0035】これにより、塵埃捕集部内の塵埃を排出す
る際に剥離手段により静電気式掃除機に振動を与えてい
るので、掃除機内に取り込んだ塵埃を自動的に剥離する
ことが可能になる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、床面の塵埃が取り込まれる塵埃取り込み口と、塵埃
取り込み口からの塵埃が収容される塵埃捕集部と、塵埃
取り込み口に設置され、床面の塵埃を掻き上げてこれを
塵埃捕集部に導入する塵埃掻き上げ手段と、塵埃捕集部
の塵埃取り込み口側に対向配置され、塵埃取り込み口か
ら取り込まれる塵埃をイオン化するイオン発生手段と、
塵埃捕集部に配置され、イオン化された塵埃を電気的に
吸着する吸着手段と、イオン発生手段および吸着手段に
高電圧を印加する高電圧発生手段とを有する静電気式掃
除機であり、塵埃掻き上げ手段により床面の塵埃を掻き
上げて塵埃捕集部に取り込んでいるので、絨毯の内部に
存在する塵埃をも充分に除去することが可能になるとい
う作用を有する。ここで、塵埃取り込み口に設置される
とは、塵埃取り込み口の内部に設けられるものの外、塵
埃取り込み口の近傍にあって、取り込まれた塵埃を掻き
上げることが可能な位置関係までを含むものである。
【0037】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、高電圧発生手段に電力を供給す
る蓄電手段が設けられている静電気式掃除機であり、蓄
電手段が設けられているので、掃除の際に邪魔になるコ
ードをなくすことができて掃除の作業性が向上するとい
う作用を有する。
【0038】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、高電圧発生手段の電圧
を所定レベルに維持する電圧維持手段が設けられている
静電気式掃除機であり、電圧維持手段により高電圧発生
手段が常時所定の電圧を維持できるようになっているの
で、常に安定した塵埃除去能力を発揮することが可能に
なるという作用を有する。
【0039】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3の何れか一項に記載の発明において、前処理用イ
オン発生手段によって除電した塵埃を塵埃掻き上げ手段
により塵埃捕集部に導入する静電気式掃除機であり、絨
毯の内部に存在する塵埃をも充分に除去することが可能
になるという作用を有する。
【0040】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1〜4の何れか一項に記載の発明において、塵埃捕集部
における塵埃取り込み口と反対側端部から塵埃捕集部の
外側を通って塵埃掻き上げ手段の前方まで延びて形成さ
れ、塵埃捕集部内の空気を塵埃掻き上げ手段へと案内す
る循環風路と、循環風路の出口に設置され、床面に向け
てイオンを拡散するイオン発生手段とが設けられている
静電気式掃除機であり、循環風路の出口にイオン発生手
段が設置されているので、クーロン力が作用している床
面の塵埃も効率的に掻き上げることができるため、塵埃
掻き上げ手段の能力を落としても確実に集塵することが
でき、更なる静音化を図ることが可能になるという作用
を有する。
【0041】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1〜5の何れか一項に記載の発明において、イオン発生
手段でプラスイオンを生成する静電気式掃除機であり、
イオン発生手段で生成されたプラスイオンにより塵埃を
イオン化しているので、オゾンの発生をなくして床面や
掃除機の内部機器の腐食を未然に防止することが可能に
なるという作用を有する。
【0042】本発明の請求項7に記載の発明は、塵埃捕
集部に収容された塵埃を排出可能な排出扉が設置された
請求項2〜6の何れか一項に記載の静電気式掃除機と、
装着された静電気式掃除機の排出扉を開いて塵埃捕集部
からの塵埃を保蓄する保塵室を形成するとともに蓄電手
段を充電する充電装置とを有する静電気式掃除機ユニッ
トであり、静電気式掃除機を充電装置に装着することに
より、塵埃捕集部に捕集された塵埃を自動的に排出する
ことが可能になるという作用を有する。
【0043】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7記載の発明において、充電装置には、装着された静電
気式掃除機に振動を与えて塵埃捕集部内の塵埃を保塵室
へ落下させる剥離手段が設置されている静電気式掃除機
ユニットであり、塵埃捕集部内の塵埃を排出する際に剥
離手段により静電気式掃除機に振動を与えているので、
掃除機内に取り込んだ塵埃を自動的に剥離することが可
能になるという作用を有する。
【0044】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8記載の発明において、剥離手段は、静電気式掃除機に
振動を与える振動装置または静電気式掃除機を打撃する
打撃装置である静電気式掃除機ユニットであり、掃除機
内に取り込んだ塵埃を自動的に剥離することが可能にな
るという作用を有する。
【0045】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0046】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における静電気式掃除機の全体構成を示す説明図、
図2は図1の静電気式掃除機を充電装置に装着した状態
での全体構成を示す説明図、図3は図2の充電装置の非
充電時における全体構成を示す説明図である。
【0047】図1において、床面1には静電気式掃除機
3で集塵される塵埃2が散在している。ここで、塵埃2
には、例えば一般家庭であれば、砂や埃、人間やペット
などの体毛、木綿や羊毛やアクリルなどの糸屑、紙屑、
食物の欠片など、多種多様なものがある。
【0048】図1に示すように、静電気式掃除機3に
は、下方に向けて開口して塵埃2が取り込まれる塵埃取
り込み口52が形成され、この塵埃取り込み口52から
の塵埃2が収容される塵埃捕集部51が設けられてい
る。そして、塵埃取り込み口52には、塵埃2を掻き上
げてこれを塵埃捕集部51に導入する回転ブラシ(塵埃
掻き上げ手段)4が取り付けられている。また、塵埃捕
集部51の塵埃取り込み口52と反対側には、収容され
た塵埃2を取り出す排出扉17が設置されている。
【0049】塵埃捕集部51の塵埃取り込み口52側に
は、コロナ放電によるイオン発生手段である放電用陽極
5と放電用陰極6とが対向配置されている。また、塵埃
捕集部51の壁面には、集塵した塵埃2の電気的な吸着
手段である吸着用陽極7と吸着用陰極8とが相互に平行
に配置されている。そして、吸着用陽極7の塵埃取り込
み口52と反対側端部からは、塵埃捕集部51の外側を
通って回転ブラシ4の前方まで到達する循環風路12が
形成されている。
【0050】また、静電気式掃除機3には、充電用端子
11を有する蓄電池(蓄電手段)10により電力が供給
されて、放電用陽極5と放電用陰極6、および吸着用陽
極7と吸着用陰極8に高電圧を印加する高電圧発生回路
(高電圧発生手段)9が設置されている。
【0051】静電気式掃除機3の底面には、静電気式掃
除機3が床面1をスムーズに移動するための複数個のロ
ーラ13が回転自在に取り付けられている。また、静電
気式掃除機3の上面には、取手16の設けられたアーム
15がアーム取り付け部14を介して揺動自在に取り付
けられている。
【0052】図2に示すように、充電用端子11を介し
て静電気式掃除機3の蓄電池10を充電する充電装置1
8の内部には、排出扉17を先頭にして差し込まれた静
電気式掃除機3が嵌合し、静電気式掃除機3の排出扉1
7を開いて取り出された塵埃2が保蓄される保塵室21
が形成されている。なお、充電装置18はワイヤレスで
充電するものでもよい。保塵室21の内部には、嵌合し
た静電気式掃除機3の充電用端子11に対応した充電用
電極22が設置されている。また、充電装置18の上部
には、図3に示すように、通常は閉鎖状態され、静電気
式掃除機3が装着されると内側に向けて開く飛散防止蓋
23が設けられている。
【0053】このような充電装置18には、差し込まれ
た静電気式掃除機3に振動を与えて塵埃捕集部51に収
容された塵埃2を剥離してこれを保塵室21内に落下さ
せる振動装置(剥離手段)19が設置されている。そし
て、この振動装置19と前述した充電用電極22を介し
て静電気式掃除機3の蓄電池10に給電を行うためのコ
ンセント20が外部に設けられている。なお、蓄電池1
0への充電完了を報知するために、充電完了ランプ24
が設置されている。
【0054】次に、このような構成を有する静電気式掃
除機の動作について説明する。
【0055】図2に示すように、通常は静電気式掃除機
3を充電装置18に差し込んだ状態で設置する。このと
き、充電用端子11は充電用電極22と嵌合するので、
コンセント20を介して蓄電池10が充電される。充電
が完了すると、自動的に充電が停止して充電完了ランプ
24が点灯する。これにより、ユーザは容易に充電の完
了を認識することができる。また、清掃終了後は、常に
静電気式掃除機3を充電装置18に差し込んでおくこと
により、次回の清掃では充電が完了した状態で使用する
ことができる。
【0056】なお、本実施の形態のように、飛散防止蓋
23がバネ(図示せず)などを用いて常閉とされ、静電
気式掃除機3の重みで自動的に開く構造であれば、静電
気式掃除機3の装着が容易になるとともに、静電気式掃
除機3を充電装置18から離脱すれば自動的に飛散防止
蓋23が閉まるので、保塵室21内に蓄積された塵埃2
が飛散することがない。
【0057】清掃時は、充電装置18から静電気式掃除
機3を取り外して床面1に置き、動作スイッチ(図示せ
ず)を入れる。なお、動作スイッチは、取手16の外部
に設置して手元操作が行えるようにしてもよいし、静電
気式掃除機3の外部に設置してフットスイッチとして足
で切り替えが行えるようにしてもよい。
【0058】動作スイッチを入れると、塵埃掻き上げ手
段である回転ブラシ4が回転し、イオン発生手段である
放電用陽極5と放電用陰極6、および吸着手段である吸
着用陽極7と吸着用陰極8に高電圧発生回路9から高電
圧が印加される。
【0059】ここで、塵埃掻き上げ手段としては、回転
ブレードでもよいし、ブラシとブレードを混合した回転
体でもよい。また、床面1から静電気式掃除機3が離れ
たことを近接スイッチ(図示せず)などで検知して回転
ブラシ4の回転を停止することが安全性の面からも好ま
しい。なお、床面1の検知手段としては、前述した近接
スイッチの他に、光で距離を検知する光センサ、超音波
で距離を検知する超音波センサなどを用いることができ
る。
【0060】回転ブラシ4は、その回転により床面1を
叩き、衝撃力により、矢印Aで示すように床面1の塵埃
2を掻き上げて静電気式掃除機3の塵埃捕集部51に取
り込む。したがって、このような回転ブラシ4によれ
ば、仮に床面1が絨毯で塵埃2が内部に存在しても集塵
が可能である。
【0061】塵埃捕集部51に取り込まれた塵埃2は、
最初に放電用陽極5と放電用陰極6の間を通過する。こ
のとき、前述のように両極間には高電圧が印加されてい
るので、放電用陽極5から放電用陰極6に向けてコロナ
放電が発生している。このコロナ放電では空気中の分子
のイオン化が起こり、両極間を通過する塵埃2の表面に
イオン化した分子が付着することで、塵埃2はイオン化
(帯電)する。なお、本実施の形態1では放電極が陽極
であるため塵埃2はプラスにイオン化するが、放電極が
陰極であれば塵埃2はマイナスにイオン化する。
【0062】プラスにイオン化した塵埃2は、クーロン
力によりその一部が放電用陰極6に引き寄せられて吸着
され、残りは吸着用陽極7と吸着用陰極8との間に到達
する。放電用陽極5,放電用陰極6と同様に吸着用陽極
7,吸着用陰極8の間にも高電圧が印加されているが、
これらは相互に平行な電極であるため、コロナ放電は発
生せず平行な電場が生じている。よって、プラスにイオ
ン化した塵埃2は、クーロン力により吸着用陰極8に引
き寄せられ、静電誘導によって吸着される。
【0063】ここで、放電用陽極5は放電を発生しやす
いように表面積の小さいものが好ましく、例えば針状、
ワイヤ状のものを適用することができる。また、材質と
しては、導電性で放電による劣化を起こさない硬い材質
が好ましく、例えばタングステンを適用することができ
る。
【0064】なお、仮に吸着用陰極8に吸着されない塵
埃2が存在した場合でも、当該塵埃2は矢印Aで示す回
転ブラシ4の回転によって生じる空気の流れにより循環
風路12を通り、再度回転ブラシ4によって掻き上げら
れて塵埃捕集部51に取り込まれるので、塵埃2が静電
気式掃除機3の外部に飛散放出されることはない。
【0065】また、高電圧発生回路9に常時所定の電圧
を維持する電圧維持手段(図示せず)を設けることによ
り、蓄電池10の電気容量の低下に拘わらず、放電用陽
極5と放電用陰極6に所定の電圧を印加することができ
るので、常に安定したイオン供給が可能になる。
【0066】ここで、コロナ放電は、放電極の形状や放
電距離によって異なるが、コロナ放電を始めるコロナ放
電開始電圧があり、このコロナ放電開始電圧以下の電圧
を印加してもコロナ放電を発生することはない。したが
って、仮に蓄電池10の電気容量の低下に伴い印加電圧
が低下してコロナ放電開始電圧を下回った場合には、回
転ブラシ4により塵埃2を掻き上げても、コロナ放電が
発生しないために塵埃2のイオン化ができず、結果的に
静電気式掃除機3としての塵埃除去能力は大きく低下す
る。よって、電圧維持手段が維持する所定電圧はこのコ
ロナ放電開始電圧以上に設定する必要がある。
【0067】さらに、このような電圧にすれば、吸着用
陽極7と吸着用陰極8との間にも所定の電圧を印加する
ことができるので、常に安定した電場の形成が可能にな
る。
【0068】そして、これらの作用によって、蓄電池1
0の充電能力が完全に消失する直前まで静電気式掃除機
3として安定した塵埃除去能力を発揮することができ
る。なお、この電圧維持手段としては、例えばレギュレ
ータを通用することができる。
【0069】清掃終了後、静電気式掃除機3を充電装置
18に装着する。このとき、前述したように蓄電池10
を充電すると共に、放電用陽極5と放電用陰極6、およ
び吸着用陽極7と吸着用陰極8への電圧の印加を停止し
て排出扉17を開き、剥離手段である振動装置19を作
動させ、その振動によって吸着した塵埃2を剥離して保
塵室21へ落下させる。なお、この振動装置19として
は、例えばポケットベルや携帯電話などで使われる振動
モータや、超音波振動子を適用することができる。ま
た、振動装置19は静電気式掃除機3の全体を振動させ
てもよいし、放電用陽極5、放電用陰極6、吸着用陽極
7および吸着用陰極8を直接振動させる構造にしてもよ
い。
【0070】また、振動装置19に代替する剥離手段と
して打撃装置(図示せず)を用いることができる。この
場合も、静電気式掃除機3を充電装置18に装着し、蓄
電池10を充電すると共に、放電用陽極5と放電用陰極
6、および吸着用陽極7と吸着用陰極8への電圧の印加
を停止して排出扉17を開き、剥離手段である打撃装置
を作動させ、その衝撃により塵埃2を剥離して保塵室2
1へ落下させる。なお、打撃装置としては、例えばソレ
ノイドを用い、その可動部であるプランジャで打撃する
ことができる。打撃装置は静電気式掃除機3の全体を打
撃してもよいし、放電用陽極5、放電用陰極6、吸着用
陽極7および吸着用陰極8を直接打撃する構造にしても
よい。
【0071】以上のように、清掃終了毎に静電気式掃除
機3を充電装置18に差し込んで塵埃2を排出すること
により、放電用陽極5、放電用陰極6、吸着用陽極7お
よび吸着用陰極8が常に安定した性能を持続することが
可能になる。また、静電気式掃除機3の塵埃捕集部51
の容量も1回分の清掃にかかる塵埃2を保持する程度で
よい。なお、保塵室21に蓄積された塵埃2は、ゴミ箱
などに直接捨ててもよいし、保塵室21内に集塵袋(図
示せず)を設置して集塵袋ごと捨ててもよい。
【0072】このように、本実施の形態によれば、塵埃
掻き上げ手段である回転ブラシ4により床面1の塵埃2
を掻き上げて塵埃捕集部51に取り込んでいるので、床
面1を選ぶことなく、絨毯で特にパイル長の長い場合や
ループパイルの場合など、絨毯の内部に存在する塵埃2
をも充分に除去することが可能になる。
【0073】また、本実施の形態によれば、電圧維持手
段により高電圧発生回路9が常時所定の電圧を維持でき
るようになっているので、蓄電池10の電気容量が低下
しても、常に安定した塵埃除去能力を発揮することが可
能になる。これにより、充電途中でも使用可能で、清掃
中に頻繁に充電を行う必要がなくなる。
【0074】さらに、本実施の形態によれば、イオン発
生手段である放電用陽極5で生成されたプラスイオンに
より塵埃2をイオン化しているので、オゾンの発生をな
くして床面1や静電気式掃除機3の内部機器の腐食を未
然に防止することが可能になる。これにより、交換部品
がなくメンテナンスの不要な静電気式掃除機3が得られ
る。
【0075】さらに、本実施の形態によれば、静電気式
掃除機3を充電装置18に差し込むことにより、塵埃捕
集部51に捕集された塵埃2を自動的に排出することが
可能になる。これにより、清掃終了毎に静電気式掃除機
3内の塵埃2が自動的に排出されるので、塵埃捕集部5
1の容量を1回分の掃除にかかる塵埃2を保持する程度
とすることができて静電気式掃除機3の小型化が図れ、
家具や電気製品の隙間などの掃除を容易に行うことがで
きる。
【0076】さらに、本実施の形態によれば、塵埃捕集
部51内の塵埃2を排出する際に剥離手段である振動装
置19により静電気式掃除機3に振動を与えているの
で、静電気式掃除機3内に取り込んだ塵埃2を自動的に
剥離することが可能になる。これにより、集塵フィルタ
が不要になってランニングコストの低減が図れるととも
に、イオン発生手段である放電用陽極5と放電用陰極
6、および吸着手段である吸着用陽極7と吸着用陰極8
が常に安定した性能を持続することができてメンテナン
スフリーを実現しつつ安定した除塵能力の持続が可能に
なる。
【0077】さらに、本実施の形態によれば、吸い込み
式掃除機に比べ騒音が小さく消費電力が小さいことに加
え、細塵も漏らすことなく集塵できるので、深夜におい
ても、また乳幼児や病人の部屋の空気汚染を気にするこ
となく掃除が可能になる。
【0078】そして、本実施の形態によれば、蓄電池1
0が内蔵されているので、掃除の際に邪魔になるコード
をなくすことができて掃除の作業性が向上し、階上や階
段といった場所を選ばず、さらに部屋を移動する場合で
もコンセントの差し替え操作も不要になる。
【0079】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2における静電気式掃除機の全体構成を示す説明図、
図5は図4の静電気式掃除機におけるコロトロンを示す
説明図である。
【0080】本実施の形態において、実施の形態1の静
電気式掃除機と異なる点は、塵埃掻き上げ手段である回
転ブラシ4の前方に前処理用イオン発生手段であるコロ
トロン25が設置されている点である。
【0081】図5に示すように、コロトロン25はタン
グステンなどの硬質部材で形成された放電用ワイヤ28
を導電性材料で形成されたシールド27で包囲したもの
からなる。シールド27は上下が開口しており、上部は
通風口26として循環風路12の出口に位置している。
【0082】次に、本実施の形態の静電気式掃除機の動
作について説明する。
【0083】動作スイッチ(図示せず)を入れると、塵
埃掻き上げ手段である回転ブラシ4が回転し、イオン発
生手段である放電用陽極5と放電用陰極6、吸着手段で
ある吸着用陽極7と吸着用陰極8、および放電用ワイヤ
28とシールド27に高電圧発生回路9より高電圧が印
加される。このとき、放電用ワイヤ28を陽極とすれ
ば、この放電用ワイヤ28からシールド27に向けてコ
ロナ放電が起こり、空気中の分子はプラスにイオン化す
る。
【0084】同時に、矢印Bで示す回転ブラシ4の回転
によって生じる空気の流れが循環風路12を介して通風
口26を通りシールド27へと流入するので、プラスに
イオン化した空気中の分子は床面1の方向に拡散して床
面1と塵埃2の表面に付着し、これらをイオン化する。
【0085】塵埃2は、重力により床面1上に存在する
もののみならず、塵埃2が本来帯電している物質であれ
ば、床面1との間にクーロン力が作用している。よって
上述したようにコロトロン25により床面1と塵埃2と
を同じ極性にイオン化(帯電)することで、クーロン力
による斥力が働いてより効率的な回転ブラシ4による掻
き上げが可能になる。
【0086】なお、コロトロン25は、シールド27の
下部開口部に導電性のグリッド(図示せず)を設け、イ
オンの拡散量を制限するようにしてもよい。
【0087】このように、本実施の形態によれば、循環
風路12の出口にイオン発生手段であるコロトロン25
が設置されているので、クーロン力が作用している床面
1の塵埃2も効率的に掻き上げることができるため、回
転ブラシ4の掻き上げ能力を落としても確実に集塵する
ことができ、更なる静音化を図ることが可能になる。
【0088】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、塵埃掻
き上げ手段により床面の塵埃を掻き上げて塵埃捕集部に
取り込んでいるので、絨毯の内部に存在する塵埃をも充
分に除去することが可能になるという有効な効果が得ら
れる。
【0089】また、吸い込み式掃除機に比べ騒音が小さ
く消費電力が小さいことに加え、細塵も漏らすことなく
集塵できるので、深夜においても、また乳幼児や病人の
部屋の空気汚染を気にすることなく掃除が可能になると
いう有効な効果が得られる。
【0090】蓄電手段を設ければ、掃除の際に邪魔にな
るコードをなくすことができて掃除の作業性が向上する
という有効な効果が得られる。
【0091】これにより、階上や階段といった場所を選
ばず、さらに部屋を移動する場合でもコンセントの差し
替え操作も不要になるという有効な効果が得られる。
【0092】電圧維持手段により高電圧発生手段の電圧
を維持するようにすれば、常に安定した塵埃除去能力を
発揮することが可能になるという有効な効果が得られ
る。
【0093】これにより、充電途中でも使用可能で、清
掃中に頻繁に充電を行う必要がなくなるという有効な効
果が得られる。
【0094】循環風路の出口にイオン発生手段を設置す
れば、クーロン力が作用している床面の塵埃も効率的に
掻き上げることができるので、塵埃掻き上げ手段の能力
を落としても確実に集塵することができ、更なる静音化
を図ることが可能になるという有効な効果が得られる。
【0095】イオン発生手段で生成されたプラスイオン
により塵埃をイオン化すれば、オゾンの発生をなくして
床面や掃除機の内部機器の腐食を未然に防止することが
可能になるという有効な効果が得られる。
【0096】これにより、交換部品がなくメンテナンス
の不要な静電気式掃除機が得られるという有効な効果が
得られる。
【0097】充電装置に静電気式掃除機を装着するよう
にすれば、塵埃捕集部に捕集された塵埃を自動的に排出
することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0098】これにより、清掃終了毎に掃除機内の塵埃
が自動的に排出されるので、塵埃捕集部の容量を1回分
の掃除にかかる塵埃を保持する程度とすることができて
掃除機の小型化を図ることが可能になるという有効な効
果が得られる。
【0099】塵埃捕集部内の塵埃を排出する際に剥離手
段により静電気式掃除機に振動を与えるようにすれば、
掃除機内に取り込んだ塵埃を自動的に剥離することが可
能になるという有効な効果が得られる。
【0100】これにより、集塵フィルタが不要になって
ランニングコストの低減が図れるとともに、イオン発生
手段および吸着手段が常に安定した性能を持続すること
ができてメンテナンスフリーを実現しつつ安定した除塵
能力の持続が可能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における静電気式掃除機
の全体構成を示す説明図
【図2】図1の静電気式掃除機を充電装置に装着した状
態での全体構成を示す説明図
【図3】図2の充電装置の非充電時における全体構成を
示す説明図
【図4】本発明の実施の形態2における静電気式掃除機
の全体構成を示す説明図
【図5】図4の静電気式掃除機におけるコロトロンを示
す説明図
【図6】従来の静電気式掃除機を示す側面図
【図7】図6の静電気式掃除機を示す断面図
【符号の説明】
1 床面 2 塵埃 3 静電気式掃除機 4 回転ブラシ(塵埃掻き上げ手段) 5 放電用陽極(イオン発生手段) 6 放電用陰極(イオン発生手段) 7 吸着用陽極(吸着手段) 8 吸着用陰極(吸着手段) 9 高電圧発生回路(高電圧発生手段) 10 蓄電池(蓄電手段) 11 充電用端子 12 循環風路 17 排出扉 18 充電装置 19 振動装置(剥離手段) 21 保塵室 22 充電用電極 25 コロトロン(前処理用イオン発生手段) 51 塵埃捕集部 52 塵埃取り込み口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面の塵埃が取り込まれる塵埃取り込み口
    と、 前記塵埃取り込み口からの塵埃が収容される塵埃捕集部
    と、 前記塵埃取り込み口に設置され、床面の塵埃を掻き上げ
    てこれを前記塵埃捕集部に導入する塵埃掻き上げ手段
    と、 前記塵埃捕集部の前記塵埃取り込み口側に対向配置さ
    れ、前記塵埃取り込み口から取り込まれる前記塵埃をイ
    オン化するイオン発生手段と、 前記塵埃捕集部に配置され、イオン化された前記塵埃を
    電気的に吸着する吸着手段と、 前記イオン発生手段および前記吸着手段に高電圧を印加
    する高電圧発生手段とを有することを特徴とする静電気
    式掃除機。
  2. 【請求項2】前記高電圧発生手段に電力を供給する蓄電
    手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    静電気式掃除機。
  3. 【請求項3】前記高電圧発生手段の電圧を所定レベルに
    維持する電圧維持手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の静電気式掃除機。
  4. 【請求項4】前処理用イオン発生手段によって除電した
    塵埃を前記塵埃掻き上げ手段により前記塵埃捕集部に導
    入することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記
    載の静電気式掃除機。
  5. 【請求項5】前記塵埃捕集部における前記塵埃取り込み
    口と反対側端部から前記塵埃捕集部の外側を通って前記
    塵埃掻き上げ手段の前方まで延びて形成され、前記塵埃
    捕集部内の空気を前記塵埃掻き上げ手段へと案内する循
    環風路と、 前記循環風路の出口に設置され、前記床面に向けてイオ
    ンを拡散するイオン発生手段とが設けられていることを
    特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の静電気式
    掃除機。
  6. 【請求項6】前記イオン発生手段でプラスイオンを生成
    することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載
    の静電気式掃除機。
  7. 【請求項7】前記塵埃捕集部に収容された塵埃を排出可
    能な排出扉が設置された請求項2〜6の何れか一項に記
    載の静電気式掃除機と、 装着された前記静電気式掃除機の前記排出扉を開いて前
    記塵埃捕集部からの前記塵埃を保蓄する保塵室を形成す
    るとともに前記蓄電手段を充電する充電装置とを有する
    ことを特徴とする静電気式掃除機ユニット。
  8. 【請求項8】前記充電装置には、装着された前記静電気
    式掃除機に振動を与えて前記塵埃捕集部内の前記塵埃を
    前記保塵室へ落下させる剥離手段が設置されていること
    を特徴とする請求項7記載の静電気式掃除機ユニット。
  9. 【請求項9】前記剥離手段は、前記静電気式掃除機に振
    動を与える振動装置または前記静電気式掃除機を打撃す
    る打撃装置であることを特徴とする請求項8記載の静電
    気式掃除機ユニット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006230954A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Sharp Corp 自走式ロボットシステム
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WO2015174770A1 (ko) * 2014-05-14 2015-11-19 이정용 전동기 청소기
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