JPH08100642A - 電気加熱式触媒装置用メタル担体 - Google Patents

電気加熱式触媒装置用メタル担体

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JPH08100642A
JPH08100642A JP23626594A JP23626594A JPH08100642A JP H08100642 A JPH08100642 A JP H08100642A JP 23626594 A JP23626594 A JP 23626594A JP 23626594 A JP23626594 A JP 23626594A JP H08100642 A JPH08100642 A JP H08100642A
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JP
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flat
flat plate
corrugated
metal carrier
catalyst device
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JP23626594A
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English (en)
Inventor
Katsunori Matsuoka
克憲 松岡
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
Original Assignee
Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はロール状のハニカム体をなす電気加
熱式触媒装置用メタル担体において、所望の電気抵抗値
を有し製作容易で構造簡単かつ耐久性のある担体を提供
する。 【構成】 帯状をなす薄い金属板を波形に折曲げた波板
材1と、平坦な帯状の金属板からなる2枚の平板材2を
重ね合わせ、さらに電気絶縁被膜層2aを施した平板材
1 を外側になるように重ねて、ロール状に巻きハニカ
ム体7をなすメタル担体10を形成する。巻始めと巻終
りの部分に導体接続部5、6を設け、電源と接続すれば
メタル担体は板材の全長に亘る電気抵抗体を形成するか
ら抵抗値に対応する発熱体となる。平板材2を増減し又
は複数枚の平板材を所望の抵抗値を有する厚い金属板か
らなる1枚の平板材22と置き換えることにより、メタ
ル担体の抵抗値を容易に所望の値に変更することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気ガス浄
化装置に用いられるハニカム体をなす触媒装置用メタル
担体に関し、特に電気加熱式触媒装置用メタル担体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の排気ガス浄化装置に用いられる触
媒装置用メタル担体は、薄い金属の平板と波板の間にろ
う材を介在させて、平板と波板を重ねて中心からロール
状に巻き込んでハニカム体を形成し、高真空炉を使用し
てろう材を溶融させ、板材の接触部分において接合を行
っていた。ろう材にはNi基ろう材を用い、かつ平板と
波板にはフェライト系ステンレス材料が使用されてい
た。そのようにして形成されたハニカム体を金属製外筒
内に収容したものが触媒装置用メタル担体として知られ
ている。(例えば特開昭56−4373号公報)。
【0003】ハニカム体のハニカム通路表面には触媒担
持層が形成され、その触媒担持層に貴金属触媒が担持さ
れて排気ガス浄化触媒の役目をなす。そして内燃機関の
排気通路に配設されて排気ガス中のHC,CO,NOx
などを浄化する。なお限られた容積中にできるだけ多く
のハニカム通路面積を確保する必要から、平板および波
板の厚さは強度を維持できる範囲内でできるだけ薄くな
っている。
【0004】上述した触媒担持層に担持された貴金属触
媒は、或る程度の高温環境下で触媒反応が促進されるの
で、触媒装置はできるだけ高温の排気ガスに曝されるよ
うに内燃機関の排気弁の近くに設けられている。
【0005】しかしながら、内燃機関の始動時には排気
ガスの温度が低いためこのような触媒装置でも、触媒反
応が充分に行われず、そのため排気ガス中のHC,C
O,NOx などを浄化する能力が不充分となる。この欠
点を除くため図6に示すような電気加熱式触媒装置が開
示されている。
【0006】図6において、平板材と波板材が複数枚重
ねられた複数層53が、渦巻状に巻かれてハニカム体5
2を形成し、隣接する複数層53の間には隙間54が介
在し、隙間を保つため複数層53の中には棒状の支持体
57が複数個配設されている。ハニカム体52の外側面
は電気絶縁層55を介して外筒56によって覆われてい
る。外筒56を貫通して2個の導体接続部A、Bが、ハ
ニカム体の複数層53の渦巻の両端部A1 、B1 とそれ
ぞれ電気的に接続されている。導体接続部A、Bに接続
された電源により、機関の始動時にハニカム体52はジ
ュール熱によって加熱されて、ハニカム体を通過する低
温の排気ガスの触媒反応を容易に行わせるようになって
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電気加
熱式触媒装置用メタル担体は、平板材および波板材を複
数枚重ねて渦巻状に巻いてハニカム体を形成し、隣接す
る複数層の間に隙間を設けて絶縁している。したがって
ハニカム体の電気抵抗値を所望の値とするためには、重
ね合わせる平板材と波板材の層の数を増減して調整して
いるが、ハニカム体の直径が大きい場合には、渦巻の巻
回数が多くなって全体の電気抵抗値が大となるため、重
ね合わせる層数を増して断面積を増し、全体の抵抗値を
適正に保つ必要がある。しかしながら、層数を増すこと
は隣接する複数層の間の絶縁等複雑な構造上の問題を生
じてコスト高となり、かつ耐久性が低下するという欠点
がある。
【0008】本発明の目的は、平板材と波板材とをロー
ル状に巻いて形成するハニカム体をなす電気加熱式触媒
装置用メタル担体において、製作容易かつ簡単な構造で
耐久性があり、かつ所望の電気抵抗値を具備した電気加
熱式触媒装置用メタル担体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電気加熱式触媒
装置用メタル担体は、帯状をなす薄い金属板を折曲げて
連続的な波形の凹凸を形成した波板材と、平坦な帯状を
なす薄い金属板からなる平板材とが、相互に当接して重
なり合ってロール状に巻かれて形成された多数の網目状
通気路を備えたハニカム体をなす触媒装置用メタル担体
において、平板材が複数枚重ねられ、波板材又は平板材
の少なくとも1枚の、少なくとも一方の面に電気絶縁性
の被膜層が施され、かつ波板材又は平板材の少なくとも
一方の板材の長手方向の両端部に、電源と接続するため
の導体接続部を有している。
【0010】上述の電気加熱式触媒装置用メタル担体
は、複数枚重ねられた平板材が、厚い金属板から形成さ
れた少なくとも1枚の平板材によって置き換えられ、か
つ平板材又は波板材の少なくとも一方の、少なくとも片
側の面に電気絶縁性の被膜層を有している。
【0011】本発明の第2の電気加熱式触媒装置用メタ
ル担体は、帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的な波
形の凹凸を形成した波板材と、平坦な帯状をなす薄い金
属板からなる平板材とが、相互に当接して重なり合って
ロール状に巻かれて形成された多数の網目状通気路を備
えたハニカム体をなす触媒装置用メタル担体において、
波板材が厚い金属板から形成され、かつ波板材又は平板
材の少なくとも一方の、少なくとも片側の面に電気絶縁
性の被膜層が施され、かつ波板材または平板材の少なく
とも一方の板材の長手方向の両端部に、電源と接続する
ための導体接続部を有している。
【0012】前記の第2のメタル担体は、波板材ととも
に平板材も厚い金属板から形成することができる。
【0013】本発明の第3の電気加熱式触媒装置用メタ
ル担体は、帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的な波
形の凹凸を形成した波板材と、平坦な帯状をなす薄い金
属板からなる平板材とが、相互に当接して重なり合って
ロール状に巻かれて形成された多数の網目状通気路を備
えたハニカム体をなす触媒装置用メタル担体において、
平板材が少なくとも1層の電気絶縁層を介して複数枚重
ねられ、かつ波板材又は平板材の少なくとも一方の板材
の長手方向の両端部に、電源と接続するための導体接続
部を有している。
【0014】本発明の第4の電気加熱式触媒装置用メタ
ル担体は、1枚の波板材と複数枚重ねられた平板材と
が、相互に当接し重なり合って一組の層を形成し、該層
がさらに複数層重ねられてロール状に巻かれてハニカム
体を形成し、複数層のうちの少なくとも一組の層の波板
材又は平板材の少なくとも1枚の、少なくとも一方の面
に電気絶縁性の被膜層が施され、かつ波板材又は平板材
の少なくとも一方の板材の長手方向の両端部に、電源と
接続するための導体接続部を有している。
【0015】本発明の第5の電気加熱式触媒装置用メタ
ル担体は、1枚の波板材と複数枚重ねられた平板材と
が、相互に当接し重なり合って一組の層を形成し、該層
がさらに複数層重ねられてロール状に巻かれてハニカム
体を形成し、複数層の中の少なくとも一層を形成する複
数枚の平板材が、少なくとも1層の電気絶縁層を介して
重ねられ、かつ波板材又は平板材の少なくとも一方の板
材の長手方向の両端部に、電源と接続するための導体接
続部を有している。
【0016】
【作用】波板材と平板材を重ねてロール状のハニカム体
を形成するに際し、複数枚の平板材を重ねて使用するこ
とにより、担体の直径や全長に合わせてハニカム体の電
気抵抗値を加減することができるので、所望の電気抵抗
値を有する電気加熱式メタル担体が得られる。波板材又
は複数枚の平板材の少なくともいずれか一方を、厚い金
属板から形成された波板材又は厚い金属板から形成され
た1枚の平板材にそれぞれ置換えることにより、ハニカ
ム体の電気抵抗値を所望の適正値まで低下させることが
できる。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の電気加熱式触媒装置用メタル
担体の一実施例の略図であって、図1(A)はロール状
のハニカム体の断面略図、図1(B)、(C)は板材の
構成を示す模式的断面図である。
【0018】図1(A)においてロール状のハニカム体
7をなすメタル担体10は、帯状をなす薄い金属板を折
曲げて連続的な波形の凹凸を形成した1枚の波板材1
と、平坦な帯状をなす薄い金属板からなる2枚の平板材
2と、それらの外側に配設された1枚の平板材2の一方
の面に電気絶縁被膜層2aを施した平板材21 とが、相
互に当接し重ねられてロール状に巻かれて形成されてい
る。図1(B)は、これら板材をロール状に形成する前
の状態を示している。板材の巻始め及び巻終りの部分に
導体接続部5及び6を設け、不図示の電源と接続可能に
なっている。通常、波板材1と平板材2とは当接する部
分に装入されたろう材を介して接合されている。平板材
同志は必要によって接合される。平板材が互いに接合さ
れない場合には、それらの平板材は熱による膨張・収縮
に対して互いに拘束されないから、熱応力の発生を緩和
することができるので耐久性を向上させる効果がある。
【0019】メタル担体10は、ロール状に巻かれた各
層の間が電気絶縁被膜層2aによって電気的に絶縁され
ている。したがって、メタル担体10は、波板材1と平
板材2、21 との組の全長に亘る電気抵抗体を形成して
いる。抵抗体には両端部において導体接続部5、6が設
けられているから、導体接続部5と6を不図示の電源
(電圧V)に接続すれば、メタル担体10にはその有す
る電気抵抗値(R)に対応する電流(I)が流れて(I
2 R)なるエネルギ損を生じ、この損失はジュール熱と
なってメタル担体を加熱する。オームの法則によりV=
IRの関係があるので、抵抗(R)を小さくすることに
よって電流(I)が大となり、(I2 )に比例して発熱
量(I2 R)を増大させることができる。
【0020】板材の長さ(l)、断面積(S)及び電気
抵抗率(ρ)とハニカム体全体の電気抵抗値(R)との
間には次に示す関係がある。 R=ρ×l/ΣS 電気抵抗率(ρ)は材料によって定まり、また板材の断
面積(S)を一定とすると、ハニカム体の外径が大きい
場合には板材の長さ(l)が大となり、従って全体の電
気抵抗値(R)も大となる。(R)が大きくなれば電流
(I)が小さくなってハニカム体は発熱しなくなる。こ
の場合には(ΣS)即ち板材の断面積(S)を大きくす
ることによって(R)を所定の値まで低下させることが
必要となるが、平板材を重ね合わせて(ΣS)を大きく
することによって(R)を減ずることができる。
【0021】平板材2を重ね合わせる代りに、図1
(C)に示すように、所望の電気抵抗値(R)を有し、
かつ一方の面に電気絶縁被膜層2bを施した厚い金属板
からなる1枚の平板材22 を用いることにより、複数の
平板材を重ね合わせるのと同等の電気抵抗値(R)が得
られる。さらに電気抵抗値(R)を低下させたい場合に
は、より厚い金属板を使用する。
【0022】図2(A)は、本発明の第2の実施例の電
気加熱式触媒装置用メタル担体の板材の構成を示す模式
的断面略図である。1枚の平板材21 は電気絶縁被膜層
2aが施された薄い金属板で、厚い金属板からなる波板
材12 と重ねられ、ロール状に巻かれてハニカム体をな
すメタル担体を形成する。厚い波板材12 に所望の電気
抵抗値(R)を具備させることによって、ハニカム体全
体の電気抵抗値を上述の薄い平板材2を複数枚重ねたハ
ニカム体又は複数枚の平板材2を1枚の厚い平板材22
に置き換えたハニカム体と同等の電気抵抗値を有するハ
ニカム体とすることができる。
【0023】図2(B)は、上述の図2(A)に示す本
発明の第2の実施例のメタル担体において、薄い金属板
からなる1枚の平板材21 を厚い平板材22 と置き換え
たものであって、ハニカム体の電気抵抗値をさらに低減
させることができる。
【0024】図3は、本発明の第3の実施例の電気加熱
式触媒装置用メタル担体の略図であって、図3(A)は
ロール状のハニカム体の断面略図、図3(B)は板材の
構成を示す模式的断面図である。
【0025】図3(A)において、ロール状のハニカム
体8をなすメタル担体11は、図1に示す実施例と同様
の1枚の波板材1と、間に1層の電気絶縁層3を挟んだ
2枚の薄い平板材2とを重ね合わせてロール状に巻いて
形成される。板材の巻始めと巻終りの部分に導体接続部
5及び6を設け、不図示の電源と導体によって接続する
ようになっている。通常、波板材1と平板材2とは当接
する部分においてろう材を用いて接合されるが、2枚の
平板材2は絶縁層3によって隔てられるので接合されな
い。したがって、2枚の平板材2は互いに熱による円周
方向の膨張、収縮に対し自由度を有するので、熱応力の
発生が少なくハニカム体8の耐久性が向上する。2枚の
平板材2にさらに平板材を重ね合わせてハニカム体を形
成すれば、ハニカム体全体の電気抵抗値を低減させるこ
とができ、また重ね合わせた平板材2を別の厚い平板材
1枚と置き換えてハニカム体を形成すれば、構造が簡単
となる。
【0026】図4は、本発明の第4の実施例の電気加熱
式触媒装置用メタル担体の略図であって、図4(A)は
ロール状のハニカム体9の断面略図、図4(B)は板材
の構成を示す模式的断面図である。ロール状のハニカム
体9をなすメタル担体12は、1枚の波板材1と3枚の
平板材2とが重ねられた第1の層21と、1枚の波板材
1と2枚の平板材2及び一方の面に電気絶縁性の被膜層
2aを施した平板材2 1 とが重ねられた第2の層22と
が、被膜層2aを外側にしてロール状に巻かれて形成さ
れている。ロール状のハニカム体9の巻き始め及び巻き
終りには、それぞれ導体接続部5及び6を設け、不図示
の電源と導体によって接続するようになっている。本実
施例においては第1の層21と第2の層22の二組の層
を重ねて、ロール状に巻いてハニカム体9をなすメタル
担体12が形成されるが、さらに各層を形成する平板材
2の枚数を増加し、又は層の数を増加させることによ
り、ハニカム体の電気抵抗値を別の所望の値に容易に変
更することもできる。
【0027】図5は、本発明の第5の実施例の電気加熱
式触媒装置用メタル担体の板材の構成を示す模式的断面
図である。1枚の波板材1と3枚の平板材2とが重ねら
れた第1の層21と、1枚の波板材1及び3枚の平板材
2の中に1層の電気絶縁層3を挟んだ第2の層23とが
重ねられて、第1の層21を内側にしてロール状に巻か
れて図4(A)に示すメタル担体と類似のメタル担体を
形成する。本実施例においても、上述の第4の実施例と
同様に、さらに各層を形成する平板材2の枚数を増加
し、又は層の数を増加させることにより、ハニカム体の
電気抵抗値を別の所望の値に容易に変更することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ロール状
に形成されたハニカム体をなす電気加熱式触媒装置用メ
タル担体を、1枚の波板材と複数枚の平板材とで構成
し、平板材の枚数を増減するか或いは複数の平板材をそ
れと同等の電気抵抗値を有する1枚の厚い平板材に置き
換えることにより、ハニカム体の外径寸法又は長手方向
寸法に合わせて、所望の電気抵抗値を有するハニカム体
が容易に得られるという効果がある。さらにこのハニカ
ム体の構造は簡単なので、従来のロール状ハニカム体の
製造技術を応用して製作出来るため製作費が安価とな
り、また複数枚の平板構造はハニカム体に生ずる熱応力
を緩和できるため耐久性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気加熱式触媒装置用メタル担体の略
図で、図1(A)は軸に直角な断面略図、図1(B)、
(C)は板材の構成を示す模式的断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の電気加熱式触媒装置用
メタル担体の、板材の構成を示す模式的断面図で、図2
(A)は厚い波板材を有する図、図2(B)は厚い波板
材と厚い平板材とを有する図である。
【図3】本発明の第3の実施例の電気加熱式触媒装置用
メタル担体の略図で、図3(A)は軸に直角な断面略
図、図3(B)は板材の構成を示す模式的断面図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施例の電気加熱式触媒装置用
メタル担体の略図で、図4(A)は軸に直角な断面略
図、図4(B)は板材の構成を示す模式的断面図であ
る。
【図5】本発明の第5の実施例の電気加熱式触媒装置用
メタル担体の板材の構成を示す模式的断面図である。
【図6】従来の技術による電気加熱式触媒装置用メタル
担体の断面略図である。
【符号の説明】
1,12 波板材 2,21 ,22 平板材 2a,2b 電気絶縁被膜層 3 電気絶縁層 5,6,A,B 導体接続部 7,8,9,52 ハニカム体 10,11,12 メタル担体 21 第1の層 22、23 第2の層 53 複数層 54 隙間 55 電気絶縁層 56 外筒 57 支持体 A1 、B1 端部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的
    な波形の凹凸を形成した波板材と、平坦な帯状をなす薄
    い金属板からなる平板材とが、相互に当接して重なり合
    ってロール状に巻かれて形成された多数の網目状通気路
    を備えたハニカム体をなす触媒装置用メタル担体におい
    て、 前記平板材が複数枚重ねられ、かつ前記波板材又は前記
    平板材の少なくとも1枚の、少なくとも一方の面に電気
    絶縁性の被膜層が施され、かつ前記波板材又は前記平板
    材の少なくとも一方の板材の長手方向の両端部に、電源
    と接続するための導体接続部を有することを特徴とす
    る、電気加熱式触媒装置用メタル担体。
  2. 【請求項2】 前記複数枚重ねられた平板材が、厚い金
    属板から形成された少なくとも1枚の平板材によって置
    き換えられ、かつ該平板材又は前記波板材の少なくとも
    一方の、少なくとも片側の面に電気絶縁性の被膜層を有
    する、請求項1に記載の電気加熱式触媒装置用メタル担
    体。
  3. 【請求項3】 帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的
    な波形の凹凸を形成した波板材と、平坦な帯状をなす薄
    い金属板からなる平板材とが、相互に当接して重なり合
    ってロール状に巻かれて形成された多数の網目状通気路
    を備えたハニカム体をなす触媒装置用メタル担体におい
    て、 前記波板材が厚い金属板から形成され、かつ該波板材又
    は前記平板材の少なくとも一方の、少なくとも片側の面
    に電気絶縁性の被膜層が施され、かつ前記波板材または
    前記平板材の少なくとも一方の板材の長手方向の両端部
    に、電源と接続するための導体接続部を有することを特
    徴とする、電気加熱式触媒装置用メタル担体。
  4. 【請求項4】 前記平板材が厚い金属板から形成され
    る、請求項3に記載の電気加熱式触媒装置用メタル担
    体。
  5. 【請求項5】 帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的
    な波形の凹凸を形成した波板材と、平坦な帯状をなす薄
    い金属板からなる平板材とが、相互に当接して重なり合
    ってロール状に巻かれて形成された多数の網目状通気路
    を備えたハニカム体をなす触媒装置用メタル担体におい
    て、 前記平板材が少なくとも1層の電気絶縁層を介して複数
    枚重ねられ、かつ前記波板材又は前記平板材の少なくと
    も一方の板材の長手方向の両端部に、電源と接続するた
    めの導体接続部を有することを特徴とする、電気加熱式
    触媒装置用メタル担体。
  6. 【請求項6】 前記1枚の波板材と前記複数枚重ねられ
    た平板材とが、相互に当接し重なり合って一組の層を形
    成し、該層がさらに複数層重ねられてロール状に巻かれ
    てハニカム体を形成し、前記複数層のうちの少なくとも
    一組の層の前記波板材又は前記平板材の少なくとも1枚
    の、少なくとも一方の面に電気絶縁性の被膜層が施さ
    れ、かつ前記波板材又は前記平板材の少なくとも一方の
    板材の長手方向の両端部に、電源と接続するための導体
    接続部を有することを特徴とする、電気加熱式触媒装置
    用メタル担体。
  7. 【請求項7】 前記1枚の波板材と前記複数枚重ねられ
    た平板材とが、相互に当接し重なり合って一組の層を形
    成し、該層がさらに複数層重ねられてロール状に巻かれ
    てハニカム体を形成し、前記複数層の中の少なくとも一
    層を形成する複数枚の平板材が少なくとも1層の電気絶
    縁層を介して重ねられ、かつ前記波板材又は前記平板材
    の少なくとも一方の板材の長手方向の両端部に、電源と
    接続するための導体接続部を有することを特徴とする、
    電気加熱式触媒装置用メタル担体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528221A (ja) * 2007-05-31 2010-08-19 エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング 増加した電気抵抗を持つゾーンを有する、電気的な加熱が可能なハニカム構造体
JP2015520820A (ja) * 2012-04-05 2015-07-23 エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンステクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電気的に加熱可能なハニカム体の複数の薄板金属層の電気的接続、及び関連するハニカム体
DE102019129322A1 (de) * 2019-10-30 2021-05-06 Faurecia Emissions Control Technologies, Germany Gmbh Elektrische Gasströmungsheizung und Fahrzeug

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11834976B2 (en) 2019-10-30 2023-12-05 Faurecia Emissions Control Technologies, Germany Gmbh Electric gas flow heater and vehicle

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