JPH0799126A - 静止誘導電器 - Google Patents
静止誘導電器Info
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- JPH0799126A JPH0799126A JP24107193A JP24107193A JPH0799126A JP H0799126 A JPH0799126 A JP H0799126A JP 24107193 A JP24107193 A JP 24107193A JP 24107193 A JP24107193 A JP 24107193A JP H0799126 A JPH0799126 A JP H0799126A
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Abstract
も、鉄心締付金具を複雑な構成にすることなく構成簡単
にして鉄心締付金具全域での過大な損失集中や温度上昇
による不具合を生ずることのないこの種静止誘導電器を
提供する。 【構成】鉄心締付金具の反巻線側の部分に、鉄心締付金
具の長手方向に伸びるとともに、その両端が磁気シール
ド部材に短絡され、かつ鉄心締付金具材より電気抵抗の
低い帯状体を設けるようにした。
Description
係り、特にその鉄心締付部に磁気シールド装置を備えて
いる静止誘導電器の改良に関するものである。
は益々大容量化される傾向にあり、それに伴い巻線から
漏れる磁束の量も増大する傾向にある。このため、漏れ
磁束が原因で生ずる変圧器構造物の損失集中や温度上昇
が製品性能、製品の耐用性等の観点から大きな問題にな
っている。
心締付金具は、巻線に近接した配置となることから、そ
の損失集中や温度上昇は著しい。一般にはこれを防止す
るために、締め付け金具の一部に磁気シールドを施すよ
うにしている。
えた変圧器の要部をに示したもので、1は変圧器の内側
巻線、2は外側巻線、3はこの内側外側巻線が巻回され
ている鉄心脚部、4はこの鉄心脚部の両端を磁気的に結
ぶ鉄心継鉄部である。
板が積層されて形成され、この積層された鉄心継鉄部4
の両側面には、積層方向に締め付ける鉄心締付金具10
が設けられている。
いる立上り部10Bと、内側巻線1及び外側巻線2に対
向している内側水平部10Aおよび外側水平部10Cを
有するコ字状をなした断面形状に形成されている。
(磁性体)が使用され、そしてその内側水平部10Aの巻
線と対向している面には、例えば銅板のような電気抵抗
値が小さく、かつ非磁性材よりなる磁気シ−ルド部材3
0が施されている。
ていると、内側巻線1及び外側巻線2にそれぞれ符号で
示す電流が流れた場合、この電流による漏れ磁束Φは、
図中R1、R2矢印方向に流れるが、この漏れ磁束Φが
磁性体である内側水平部10Aへ侵入しようとすると、
その前面に配置されているシ−ルド材30にうず電流が
発生する。
の反抗力により、漏れ磁束Φは鉄心締付金具10に侵入
しなくなり、鉄心締付金具部分の温度上昇や損失が防止
されるのである。
62−122204号公報がある。
変圧器であると、この鉄心締付金具部に侵入しようとす
る漏れ磁束は充分に阻止され、鉄心締付金具部の温度上
昇や損失は防止され、特に大きな問題になることはない
のであるが、最近のように、変圧器の大容量化にさらに
小型化、またコンパクト化の要求が強まってくると、こ
れらシ−ルド部材を施しても充分に低損失および温度上
昇の防止が達成されなくなりつつある。
に、鉄心や巻線に近接し、このため巻線から漏れる漏洩
磁束は、磁性体である容器壁の影響を受けて漏れ方向、
また流通方向が複雑となり、鉄心締付金具部に前述した
磁気シールドを施しても鉄心締付金具部は温度上昇し、
損失を生じてしまう嫌いがあった。
目的とするところは、たとえ静止誘導電器が大容量化
し、かつ小型化しても、鉄心締付金具を複雑な構成にす
ることなく構成簡単にして鉄心締付金具全域での過大な
損失集中や温度上昇による不具合を生ずることのないこ
の種静止誘導電器を提供するにある。
締付金具の反巻線側の部分に、鉄心締付金具の長手方向
に伸びるとともに、その両端が前記磁気シールド部材に
短絡され、かつ鉄心締付金具材より電気抵抗の低い帯状
体を設けるようになし所期の目的を達成するようにした
ものである。
鉄心締付金具の反巻線側の部分に、その両端が前記磁気
シールド部材に短絡された電気抵抗の低い帯状体が配置
されているだけなので、その構成は簡単であり、また容
器壁の影響を受け、複雑に流通する漏れ磁束は、この外
側の帯状体に阻止される。
し、かつ小型化しても、構成簡単にして鉄心締付金具全
域での過大な損失集中や温度上昇を防止することができ
るのである。
に説明する。尚、本発明は静止誘導電器であれば如何な
るものにも採用可能であるが、ここでは静止誘導電器の
一つである変圧器の場合について説明していく。
る。鉄心脚部3には、従来同様、内側巻線1及び外側巻
線2が巻回され、鉄心脚部3の両端部には、この両端部
を磁気的に結合する鉄心継鉄部4が設けられている。
付けられている。鉄心締付金具10は、継鉄部4を締付
けている立上り部10Bと、内側巻線1及び外側巻線2
に対向している内側水平部10Aおよび外側水平部10
Cを有するコ字状をなした断面形状に形成されている。
外側巻線2に対向している内側水平部10Aには、磁気
シールド部材30がその面全体に設けられ、また外側水
平部10Cには、帯状体31が設けられている。
Aに、例えば溶接等の手段により電気的に導通するよう
に形成されている。すなわち、鉄心締付金具10と磁気
シールド部材30および帯状体31とは電気的に結合さ
れている。
ば、図に矢印で示されているように、内側巻線1及び外
側巻線2から漏れ、かつ鉄心締付金具の水平部10Aに
向かう漏れ磁束Φは、従来同様磁気シールド部材30に
よりその侵入は阻止され、また内側巻線1及び外側巻線
2から漏れ、かつコンパクト化された容器壁20の影響
で矢印方向へ向う磁束Φ1は、鉄心締付金具10へその
外方部から侵入しようとするが、外側水平部10Aに設
けられた帯状体31の作用によりその侵入は阻止され
る。
1の両者により、これら侵入磁束を打ち消す方向にうず
電流が流れ、このうず電流によって生ずる磁束の反抗力
により漏れ磁束Φ1がほとんど鉄心締付金具10の水平
部10A、10Cや立上り部10Bに侵入しなくなるの
である。
抗値の小さい磁気シ−ルド30、帯状体31を流れるた
めに鉄心締付金具10での過大な損失集中や温度上昇に
よる不具合を解消することが可能となる。
−ルド30を形成している材料と同一の材料ものを用い
れば電気的抵抗値が同一であり、電流損の点から望まし
いが、異なる材料であってもほぼ同一の電気的抵抗値を
有するものであれば良いであろう。
る。この実施例は前述した実施例で三相3脚鉄心構造で
の鉄心締付金具10の全体を立体的に示したものであ
る。
に磁気シールド30、帯状体31が取付られ、さらに、
鉄心締付金具10に設けられた補強部材60の部分で巻
線相間部付近に位置する補強部材60には、その片側面
に短絡帯50が溶接等の手段により電気的に導通するよ
う接続されている。この接続により磁気シールド30、
帯状体31および短絡帯50介して低抵抗の電流々路が
確保されるようになっている。
具10に比べて電気抵抗値の小さい磁気シールド30、
帯状体31、短絡帯50で電流々路が確保されているた
めに、内側及び外側巻線1、2からの漏れ磁束Φ1が鉄
心締付金具10へ侵入しようとしても磁気シールド3
0、帯状体31、短絡帯50には矢印で示すように侵入
磁束を打ち消す方向にうず電流が流れ、そのうず電流に
より生ずる磁束の反抗力により漏れ磁束Φ1のほとんど
が鉄心締付金具10の水平部10A、10Cや立上り部
10Bに侵入しなくなる。
磁気シールド30、帯状体31、短絡帯50を流れるた
め、従来、鉄心締付金具10を介して流れていたうず電
流が巻線相間部付近でも短絡帯を介して流れるために鉄
心締付金具10での過大な損失集中や温度上昇による不
具合をより一層解消することが可能となり、信頼性の高
い静止誘導電器の鉄心締付装置を提供することができ
る。
部付近の補強部材60の片側面に短絡帯50が取付けら
れているために端部相の磁気シールド30、帯状体31
を流れている電流が重畳されてもその大部分は短絡帯5
0を流れるために鉄心締付金具10での損失低減を図る
上でも有効な手段である。
れた補強部材60の片側面だけに短絡帯50を取付けた
例を示しているが、補強部材60の両側面や端部相の補
強部材60に短絡帯50を取付けることにより、補強部
材60を流れる電流や短絡帯50の電流密度を一層低減
できることから、さらに信頼性の高い静止誘導電器の鉄
心締付装置を提供することができるようになる。
場合を例に説明してきたが、3相3脚変圧器以外の変圧
器やまたリアクトル等にも適用できるものである。
る。この実施例は、鉄心締付金具10の水平部10Cの
材質を、通常の鋼材(磁性体)に比べて電気抵抗率が数
倍以上大きいステンレス鋼のような部材とし、その磁束
侵入側の端縁部に分厚い帯状体31が取付けられた構成
となっている。
側巻線1、2からの漏れ磁束Φ1が矢印の方向に向かっ
て鉄心締付金具10へ侵入しようとも、水平部10A、
10Cに取付けられた磁気シールド30、帯状体31に
侵入磁束を打ち消す方向に大量のうず電流が流れ、この
うず電流によって生ずる磁束の反抗力により漏れ磁束Φ
1がほとんど鉄心締付金具10の水平部10Aや立上り
部10Bに侵入しなくなる。
体)に比べて電気抵抗率が数倍以上大きいステンレスの
ような部材を適用しているため、仮に帯状体31で覆わ
れていない部分に磁束が侵入しても、鉄心締付金具10
での過大な損失集中や温度上昇による不具合は発生しな
い。
いために、溶接作業時間なども大幅に低減できるメリッ
トがあることに加え、帯状体31は分厚く形成され、磁
気シールド30とほぼ同程度の断面積を有しているため
に電流集中による局部的な損失集中や温度上昇等の問題
も特に発生しない。
る。この実施例は鉄心締付金具10が水平部10A、1
0Cと立上り部10B、10Dの箱型で内側及び外側巻
線1、2と対向する面の水平部10Aと内側及び外側巻
線1、2と反対側面の水平部10Cに磁気シールド3
0、帯状体31が設けられ、水平部10A、10Cとは
溶接等の手段により電気的に導通し鉄心締付金具10を
介して低抵抗の電流々路が確保できる様になっている。
ド30、帯状体31が設けられていない鉄心締付金具1
0の立上り部10Dに内側及び外側巻線1、2からの漏
れ磁束Φ1が矢印の方向に向かって侵入しようとして
も、水平部10A、10Cに取付けられた磁気シールド
30、帯状体31にはこれらの侵入磁束を打ち消す方向
に大量のうず電流が流れ、このうず電流によって生ずる
磁束の反抗力により漏れ磁束Φ1がほとんど鉄心締付金
具10の水平部10A、10Cや立上り部10B、10
Dに侵入しなくなる。
小さい磁気シールド30、帯状体31を流れるため鉄心
締付金具10での過大な損失集中や温度上昇による不具
合を解消することが可能となる。
る。この実施例は、鉄心締付金具10が水平部10Aと
立上り部10Bとにより概略L字型に形成されたもの
で、水平部10Aに短絡帯30、立上り部10Bの表面
側と巻線1、2と反対側面の端部を覆うように帯状体3
1が取り付けられている。
側巻線1、2からの漏れ磁束Φが矢印方向に向かって鉄
心締付金具10へ侵入しようとしても水平部10Aと立
上り部10Bに取付けられた磁気シールド30、帯状体
31には侵入磁束を打ち消す方向に大量のうず電流が流
れ、このうず電流によって生ずる磁束の反抗力により漏
れ磁束Φがほとんど鉄心締付金具10の水平部10Aや
立上り部10Bに侵入しなくなる。
が内側及び外側巻線1、2と反対側面の立上り部10B
端部へ侵入しようとしても帯状体31で覆っているため
に、立上り部10Bへ侵入しなくなり鉄心締付金具10
での過大な損失集中や温度上昇による不具合を解消する
ことが可能となる。
に形成された場合について述べているが、内側及び外側
巻線1、2と対向する面に立上り部10B、内側及び外
側巻線1、2と反対側面の水平部10Aが配置される逆
L字型の構造においても概略L字型と同様な考えによる
シ−ルド配置でほぼ同様の効果が得られることは言うま
でもない。
る。この実施例は、鉄心締付金具10が立上り部10B
の1枚板構造で、内側及び外側巻線1、2と対向する面
の端部と巻線1、2と反対側面の端部に、磁気シールド
30、帯状体31が取付けられている場合である。
側巻線1、2からの漏れ磁束Φ1矢印のように立上り部
10Bへ侵入しようとしても立上り部10Bに設けられ
た磁気シールド30、帯状体31には侵入磁束を打ち消
す方向にうず電流が流れ、このうず電流によって生ずる
磁束の反抗力により漏れ磁束Φ1がほとんど鉄心締付金
具10の立上り部10Bに侵入しなくなる。
ールド30、帯状体31で覆われているために、うず電
流により反発された磁束や内側及び外側巻線1、2から
の漏れ磁束Φ1が立上り部10Bの端部へ集中すること
がなくなるために、鉄心締付金具10での過大な損失集
中や温度上昇による不具合を解消することが可能とな
る。
心締付金具についてのみ述べてきたが、下部側の鉄心締
付金具についても同様に扱うことができ、かつ同様な効
果が期待できることは言うまでもない。
締付金具の反巻線側の部分に、鉄心締付金具の長手方向
に伸びるとともに、その両端がシールド部材に短絡さ
れ、かつ鉄心締付金具材より電気抵抗の低い帯状体を設
けるようになしたから、容器壁の影響を受け、複雑に流
通する漏れ磁束があっても、この外側の帯状体と磁気シ
ールド部材に阻止され、したがってたとえ静止誘導電器
が大容量化し、かつ小型化しても、構成簡単にして鉄心
締付金具全域での過大な損失集中や温度上昇を防止する
ことのできるこの種静止誘導電器を得ることができる。
縦断側面図である。
す斜視図である。
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
ある。
ある。
部、10…締付金具、30…短絡帯、60…補強部材。
Claims (8)
- 【請求項1】 巻線が巻回された鉄心脚部および該鉄心
脚部の両端を磁気的に結ぶ継鉄部とから成る積層鉄心
と、 該積層鉄心の側面に配置され、積層鉄心を積層方向に締
め付ける鉄心締付金具と、 該鉄心締付金具の巻線と対向している側に、鉄心締付金
具の長手方向に伸びて配置された磁気シールド部材と、
を備えた静止誘導電器において、 前記鉄心締付金具の反巻線側の部分に、鉄心締付金具の
長手方向に伸びるとともに、その両端が前記シールド部
材に短絡され、かつ前記鉄心締付金具材より電気抵抗の
低い帯状体を設けたことを特徴とする静止誘導電器。 - 【請求項2】 巻線が巻回された鉄心脚部および該鉄心
脚部の両端を磁気的に結ぶ継鉄部とから成る積層鉄心
と、 該積層鉄心の側面に配置され、積層鉄心を積層方向に締
め付ける鉄心締付金具と、 該鉄心締付金具の巻線と対向している側に、鉄心締付金
具の長手方向に伸びて配置された磁気シールド部材と、
を備えた静止誘導電器において、 前記鉄心締付金具の反巻線側の部分に、鉄心締付金具の
長手方向に伸び、かつ鉄心締付金具材より電気抵抗が低
い部材にて形成された帯状体を配置するとともに、該帯
状体の両端を前記シールド部材に電気的に結合し、帯状
体とシールド部材にてワンターン回路を形成するように
したことを特徴とする静止誘導電器。 - 【請求項3】 巻線が巻回された鉄心脚部および該鉄心
脚部の両端を磁気的に結ぶ継鉄部とから成る積層鉄心
と、 該積層鉄心の側面に配置され、積層鉄心を積層方向に締
め付ける鉄心締付金具と、 該鉄心締付金具の巻線と対向している側に、鉄心締付金
具の長手方向に伸びて配置された磁気シールド部材と、
を備えた静止誘導電器において、 前記鉄心締付金具の反巻線側の部分に、鉄心締付金具の
長手方向に伸びるとともに、鉄心締付金具にその周囲が
溶着され、かつ鉄心締付金具材より電気抵抗の低い材料
にて形成された帯状体を設けたことを特徴とする静止誘
導電器。 - 【請求項4】 巻線が巻回された鉄心脚部および該鉄心
脚部の両端を磁気的に結ぶ継鉄部とから成る積層鉄心
と、 該積層鉄心の側面に配置され、積層鉄心を積層方向に締
め付けるとともに、前記巻線に対向した側に内側水平突
起部を有し、かつ反巻線側に外側水平突起部を有する断
面がコ字状をなした鉄心締付金具と、 前記内側水平突起部の巻線と対向している側の面に設け
られ、鉄心締付金具の長手方向に伸びて配置された磁気
シールド部材と、を備えた静止誘導電器において、 前記鉄心締付金具の外側水平突起部の外側部分に、鉄心
締付金具の長手方向に伸び、かつその接合面の全周が外
側水平突起部面に溶接により固着された鉄心締付金具材
より電気抵抗の低い帯状体を設けたことを特徴とする静
止誘導電器。 - 【請求項5】 巻線が巻回された鉄心脚部および該鉄心
脚部の両端を磁気的に結ぶ継鉄部とから成る積層鉄心
と、 該積層鉄心の側面に配置され、積層鉄心を積層方向に締
め付けるとともに、前記巻線に対向した側に内側水平突
起部を有し、かつ反巻線側に外側水平突起部を有する断
面がコ字状をなした鉄心締付金具と、 前記内側水平突起部の巻線と対向している側の面に設け
られ、鉄心締付金具の長手方向に伸びて配置された磁気
シールド部材と、を備えた静止誘導電器において、 前記鉄心締付金具の外側水平突起部分を、鉄心を締め付
けている部分より電気抵抗の低い帯状体にて形成するよ
うにしたことを特徴とする静止誘導電器。 - 【請求項6】 夫々巻線が巻回された複数の鉄心脚部お
よびこれら複数の鉄心脚部の両端を磁気的に結ぶ継鉄部
とから成る積層鉄心と、 該積層鉄心の側面に配置され、積層鉄心を積層方向に締
め付ける鉄心締付金具と、 該鉄心締付金具の巻線と対向している側に、鉄心締付金
具の長手方向に伸びて配置された磁気シールド部材と、
を備えた静止誘導電器において、 前記鉄心締付金具の反巻線側の部分に、鉄心締付金具の
長手方向に伸び、かつ鉄心締付金具材より電気抵抗が低
い部材にて形成された帯状体を配置するとともに、 該帯状体と前記シールド部材とを隣接鉄心脚部の間に位
置する部分およびその両端部で電気的に結合し、夫々の
鉄心脚部に対向した位置に、帯状体とシールド部材によ
るワンターン回路が形成されるようにしたことを特徴と
する静止誘導電器。 - 【請求項7】 前記帯状体を、前記磁気シールド部材と
同一の電気抵抗値を有する部材にて形成した請求項1、
2、3、4、5若しくは6記載の静止誘導電器。 - 【請求項8】 前記帯状体を、銅材にて形成してなる請
求項1、2、3、4、5若しくは6記載の静止誘導電
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24107193A JP2942448B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 静止誘導電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24107193A JP2942448B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 静止誘導電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0799126A true JPH0799126A (ja) | 1995-04-11 |
JP2942448B2 JP2942448B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17068870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24107193A Expired - Fee Related JP2942448B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 静止誘導電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2942448B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010171313A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Japan Ae Power Systems Corp | 静止誘導電器 |
JP2013069973A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Hitachi Ltd | 静止誘導電器 |
JP2014078539A (ja) * | 2012-10-09 | 2014-05-01 | Hitachi Ltd | 静止誘導電器 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP24107193A patent/JP2942448B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010171313A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Japan Ae Power Systems Corp | 静止誘導電器 |
JP2013069973A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Hitachi Ltd | 静止誘導電器 |
JP2014078539A (ja) * | 2012-10-09 | 2014-05-01 | Hitachi Ltd | 静止誘導電器 |
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---|---|
JP2942448B2 (ja) | 1999-08-30 |
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