JPH0798822A - 磁気抵抗効果型再生ヘッドおよび記録再生分離型ヘッドおよび磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気抵抗効果型再生ヘッドおよび記録再生分離型ヘッドおよび磁気記録再生装置

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JPH0798822A
JPH0798822A JP24253393A JP24253393A JPH0798822A JP H0798822 A JPH0798822 A JP H0798822A JP 24253393 A JP24253393 A JP 24253393A JP 24253393 A JP24253393 A JP 24253393A JP H0798822 A JPH0798822 A JP H0798822A
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JP
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magnetic field
film
magnetoresistive effect
reproducing
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JP24253393A
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English (en)
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公史 ▲高▼野
Koji Takano
Kiyomi Okuda
清美 奥田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生出力の低下やバルクハウゼンノイズの発
生率の増大なく、狭トラック化を図ることが出来る磁気
抵抗効果型再生ヘッドを提供する。 【構成】 絶縁層1上に軟磁性薄膜2と,非磁性金属膜
3と,磁気抵抗効果膜4とを順にスパッタ法により積層
形成し,イオンミリングにより一括してパターニングし
た後、リフトオフ法により磁気抵抗効果膜4の一端部お
よび他端部に第1反強磁性膜5,5を形成し、それら第
1反強磁性膜5,5およびそれらの間の磁気抵抗効果膜
4の上面に被せるように第2反強磁性膜6を形成し、そ
の第2反強磁性膜6の両端部に電極7,7をリフトオフ
法により形成し、全体をギャップ層を介して2つのシー
ルド層で挟んだ構造の磁気抵抗効果型再生ヘッド10
0。 【効果】 1μm以下の狭トラック化を図ることが出来
る。これを用いた記録再生分離型ヘッドは、高密度磁気
記録が可能となる。その記録再生分離型ヘッドを用いた
磁気記録再生装置は、大容量化および小型化が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気抵抗効果型再生ヘ
ッドおよび記録再生分離型ヘッドおよび磁気記録再生装
置に関し、さらに詳しくは、狭トラック化を可能にする
磁気抵抗効果型再生ヘッドと,これを用いて高密度磁気
記録を可能にする記録再生分離型ヘッドと,これを用い
て大容量化および小型化を可能にする磁気記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】論文「C.Tsang;IEEE Transacti
on on MAGNETICS Volume25,September 19
89,pp.3692 」には、磁気抵抗効果膜の一端部および他
端部または全部に反強磁性膜を設けることで、磁気抵抗
効果膜の磁区構造を安定化し、バルクハウゼンノイズの
発生を抑制する技術が開示されている。図11に、磁気
抵抗効果膜の一端部および他端部に反強磁性膜を設けた
従来の磁気抵抗効果型再生ヘッドの一例を示す。この磁
気抵抗効果型再生ヘッド1100は、絶縁層1の上に軟
磁性膜2,非磁性金属膜3,磁気抵抗効果膜4を順に積
層形成し、その磁気抵抗効果膜4の上面の一端部および
他端部に反強磁性膜115,115を形成し、さらに、
その反強磁性膜115,115の上にリード線117,
117を形成し、全体をギャップ層(図示省略)を介し
て2つのシールド層(図示省略)で挟んだ構造になって
いる。前記軟磁性膜2および非磁性金属膜3は、前記磁
気抵抗効果膜4に横バイアス磁界を印加する横バイアス
磁界印加膜である。前記反強磁性膜115,115は、
前記磁気抵抗効果膜4に交換結合磁界を印加する交換結
合磁界印加膜である。反強磁性膜115,115が磁気
抵抗効果膜4の磁化容易方向に印加する交換結合磁界の
強さは、例えば40[Oe]である。反強磁性膜11
5,115の間隔は、リード線117,117の間隔に
一致している。前記リード線117,117は、前記磁
気抵抗効果膜4の一端部から他端部へ一定の直流電流を
流し、前記磁気抵抗効果膜の電気抵抗の変化による出力
電圧の変化として信号磁界の変化を検出する電極であ
る。これらリード線117,117の間の部分が実質的
に感磁部となり、従って、リード線117,117の間
隔によりトラック幅が実質的に規定される。
【0003】なお、この種の磁気抵抗効果型再生ヘッド
の他の従来技術としては、例えば特開昭60−1632
22号公報に記載の技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図12は、上記磁気抵
抗効果型再生ヘッド1100のリード線117,117
の間隔(トラック幅)と単位トラック幅当りの再生出力
の関係を示すグラフである。測定には、保磁力が180
0[Oe]のCoCrTa 系薄膜磁気記録媒体を用いた。
また、磁気抵抗効果型再生ヘッド1100の浮上量を
0.1μmに設定した。記録には、トラック幅5μmの
誘導型薄膜磁気ヘッドを用い、線記録密度を40kFC
Iに設定した。摺動面研磨後の磁気抵抗効果膜4のサイ
ズは、2.5μm×20μmである。また、再生時に磁
気抵抗効果膜4に流れる検出電流の電流密度は、1×1
7A/cm2である。図12より、リード線の間隔(ト
ラック幅)が3μmより小さくなると急に単位トラック
幅当りの再生出力が低下し、リード線の間隔(トラック
幅)が1μm以下になるとリード線の間隔(トラック
幅)が6μmのときの30%以下になることが判る。
【0005】図13は、上記磁気抵抗効果型再生ヘッド
1100のリード線117,117の間隔(トラック
幅)とバルクハウゼンノイズの発生率の関係を示すグラ
フである。バルクハウゼンノイズの発生率は、磁気抵抗
効果型再生ヘッド1100を100個用意し,すべてに
ついて記録再生を行なった結果、バルクハウゼンノイズ
が発生した個数である。図13より、リード線の間隔
(トラック幅)が3μmより小さくなると急にバルクハ
ウゼンノイズの発生率が増大し、リード線の間隔(トラ
ック幅)が1μm以下になるとバルクハウゼンノイズの
発生率が70%に達することが判る。
【0006】結局のところ、従来の磁気抵抗効果型再生
ヘッドでは、狭トラック化が困難な問題点がある。ま
た、この問題点を持つ磁気抵抗効果型再生ヘッドを用い
た従来の記録再生分離型ヘッドでは、高密度磁気記録が
困難な問題点がある。さらに、この問題点を持つ記録再
生分離型ヘッドを用いた従来の磁気記録再生装置では、
大容量化および小型化が困難な問題点がある。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、再生出力
の低下やバルクハウゼンノイズの発生率の増大なく、狭
トラック化を図ることが出来る磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドを提供することにある。また、本発明の第2の目的
は、高密度磁気記録が可能な記録再生分離型ヘッドを提
供することにある。また、本発明の第3の目的は、大容
量化および小型化が可能な磁気記録再生装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、磁気記録媒体からの信号磁界を検出する磁気抵抗効
果膜と、その磁気抵抗効果膜に交換結合磁界または縦バ
イアス磁界を印加する交換結合磁界印加膜または縦バイ
アス磁界印加膜と、前記磁気抵抗効果膜の一端部側から
他端部側に検出電流を流すと共に出力電圧を読み取る2
つのリード線とを備えた磁気抵抗効果型再生ヘッドにお
いて、前記交換結合磁界または縦バイアス磁界が、前記
磁気抵抗効果膜の一端部および他端部では比較的強く、
前記一端部および他端部の少し内側の内側部では比較的
弱く、中央部では前記内側部と同じか,より弱いか,無
いことを構成上の特徴とする磁気抵抗効果型再生ヘッド
を提供する。
【0009】第2の観点では、本発明は、上記構成の磁
気抵抗効果型再生ヘッドと、誘導型記録ヘッドとを重ね
合わせてなることを特徴とする記録再生分離型ヘッドを
提供する。
【0010】第3の観点では、本発明は、磁気記録媒体
と、上記構成の記録再生分離型ヘッドと、前記磁気記録
媒体を前記記録再生分離型ヘッドに対して相対駆動する
駆動手段と、前記記録再生分離型ヘッドに関する記録信
号および再生信号を処理する記録再生信号処理手段とを
具備したことを特徴とする磁気記録再生装置を提供す
る。
【0011】
【作用】上記第1の観点による磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドは、交換結合磁界または縦バイアス磁界を、磁気抵抗
効果膜の一端部および他端部では比較的強くし、前記一
端部および他端部の少し内側の内側部では比較的弱く
し、少なくとも2段階にする。そして、磁気抵抗効果膜
の中央部では、前記内側部と同じか,より弱い交換結合
磁界または縦バイアス磁界とするか、交換結合磁界また
は縦バイアス磁界を印加しないようにする。この構造に
よれば、磁気抵抗効果膜の内側部から中央部(すなわ
ち、感磁部)では、交換結合磁界または縦バイアス磁界
が弱く、磁化の回転の拘束が弱いため、リード線の間隔
(トラック幅)を狭くしたときの再生出力の低下が少な
くなる。また、磁気抵抗効果膜の内側部から中央部(す
なわち、感磁部)でも、一端部および他端部より弱い
が、交換結合磁界または縦バイアス磁界を印加するた
め、磁壁の発生が抑制され、リード線の間隔(トラック
幅)を狭くしたときのバルクハウゼンノイズの発生率の
増大を抑制できる。従って、再生出力の低下やバルクハ
ウゼンノイズの発生率の増大なく、狭トラック化を図る
ことが出来る。
【0012】上記第2の観点による記録再生分離型ヘッ
ドでは、上記構成の磁気抵抗効果型再生ヘッドを用いた
ことにより、狭トラック化が可能となり、高密度磁気記
録が可能となる。上記第3の観点による磁気記録再生装
置では、上記構成の記録再生分離型ヘッドを用いたこと
により、高密度磁気記録が可能となり、大容量化および
小型化が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明をさらに
詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。
【0014】(第1実施例)図1は、本発明の第1実施
例の磁気抵抗効果型再生ヘッドの主要部の構成図であ
る。この磁気抵抗効果型再生ヘッド100は、絶縁層1
上に軟磁性薄膜2と,非磁性金属膜3と,磁気抵抗効果
膜4とを順にスパッタ法により積層形成し,イオンミリ
ングにより一括してパターニングした後、リフトオフ法
により磁気抵抗効果膜4の一端部と他端部に第1反強磁
性膜5,5を形成し、それら第1反強磁性膜5,5およ
びそれらの間の磁気抵抗効果膜4の部分(内側部および
中央部)に被せるように第2反強磁性膜6を形成し、そ
の第2反強磁性膜6の両端部に2つのリード線7,7を
リフトオフ法により形成し、全体をギャップ層(図示省
略)を介して2つのシールド層(図示省略)で挟んだ構
造になっている。
【0015】絶縁層1は、例えばAl23である。軟磁
性薄膜2および非磁性金属膜3は、磁気抵抗効果膜4に
対して横バイアス磁界を印加する横バイアス磁界印加膜
である。前記軟磁性薄膜2は、例えばFeNiNb,FeN
iRh,FeNiRu などのFeNi系合金であり、膜厚は例
えば25nmである。前記非磁性金属膜3は、例えばN
bやTaであり、膜厚は例えば15nmである。なお、非
磁性金属膜3の代わりに、Al23やSiO2 などの絶縁
膜を用いて、ソフトバイアスにしてもよい。磁気抵抗効
果膜4は、例えばNiFe合金であり、膜厚は例えば20
nmである。前記軟磁性薄膜2,非磁性金属膜3,磁気
抵抗効果膜4のパターニング後のサイズは、例えば5μ
m×20μmである。
【0016】第1反強磁性膜5,5および第2反強磁性
膜6は、磁気抵抗効果膜4に対して交換結合磁界を印加
する交換結合磁界印加膜である。前記第1反強磁性膜
5,5は、例えばFeMn合金であり、膜厚は例えば20
nmである。第1反強磁性膜5,5が磁気抵抗効果膜4
に印加する交換結合磁界の強さは、例えば40[Oe]
である。第1反強磁性膜5,5の間隔は、リード線7,
7の間隔よりも少し広くなっている。前記第2反強磁性
膜6は、例えばFeMnRu 合金であり、膜厚は例えば1
0nmである。第2反強磁性膜6が磁気抵抗効果膜4に
印加する交換結合磁界の強さは、例えば15[Oe]で
ある。
【0017】リード線7,7は、バイアス電流を供給す
ると共に、磁気抵抗効果膜4に一定の直流電流を流し、
磁気抵抗効果膜4の電気抵抗の変化による出力電圧の変
化として、信号磁界の変化を検出する電極である。この
リード線7,7は、例えばCuである。
【0018】図2は、上記磁気抵抗効果型再生ヘッド1
00のリード線7,7の間隔(トラック幅)と単位トラ
ック幅当りの再生出力の関係を示すグラフである。測定
には、保磁力が1800[Oe]のCoCrTa 系薄膜磁
気記録媒体を用いた。また、磁気抵抗効果型再生ヘッド
100の浮上量を0.1μmに設定した。記録には、ト
ラック幅5μmの誘導型薄膜磁気ヘッドを用い、線記録
密度を40kFCIに設定した。摺動面研磨後の磁気抵
抗効果膜4のサイズは、2.5μm×20μmである。
また、再生時に磁気抵抗効果膜4に流れる検出電流の電
流密度は、1×107A/cm2である。図2より、リー
ド線の間隔(トラック幅)が1μm以下になっても単位
トラック幅当りの再生出力はほとんど低下せず、リード
線の間隔(トラック幅)が6μmのときの90%以上を
確保できることが判る。
【0019】図3は、上記磁気抵抗効果型再生ヘッド1
00のリード線7,7の間隔(トラック幅)とバルクハ
ウゼンノイズの発生率の関係を示すグラフである。バル
クハウゼンノイズの発生率は、磁気抵抗効果型再生ヘッ
ド100を100個用意し,すべてについて記録再生を
行なった結果、バルクハウゼンノイズが発生した個数で
ある。図3より、リード線の間隔(トラック幅)が1μ
m以下になっても、バルクハウゼンノイズの発生率は増
大せず、10%以下であることが判る。
【0020】結局のところ、上記磁気抵抗効果型再生ヘ
ッド100では、再生出力の低下やバルクハウゼンノイ
ズの発生率の増大なく、1μm以下の狭トラック化を図
ることが出来る。
【0021】(第2実施例)図4は、本発明の第2実施
例の記録再生分離型ヘッドの斜視図である。この記録再
生分離型ヘッド200は、前記第1実施例の磁気抵抗効
果型再生ヘッド100と、誘導型記録ヘッド21とを重
ね合わせた構成である。すなわち、ギャップ層を介して
シールド層22,23で主要部を挟んだ磁気抵抗効果型
再生ヘッド100が再生ヘッドとして働き、コイル24
を2つの記録磁極25,26で挟んだ誘導型記録ヘッド
21が記録ヘッドとして働く。磁気抵抗効果型再生ヘッ
ド100のトラック幅は、例えば1μmである。誘導型
記録ヘッド21は、例えば飽和磁束密度が2.0テスラ
のFe/B4C多層膜が用いられ、そのギャップ長は例え
ば0.3μm、トラック幅は例えば1.5μmである。
【0022】以上の記録再生分離型ヘッド200は、第
1実施例の磁気抵抗効果型再生ヘッド100を用いたこ
とにより、狭トラック化が可能となり、高密度磁気記録
が可能となる。
【0023】(第3実施例)図5は、本発明の第3実施
例の磁気記録再生装置の平面模式図である。この磁気記
録再生装置300は、外径2.5インチのディスク状の
磁気記録媒体31と、前記磁気記録媒体31を回転駆動
する磁気記録媒体駆動部32と、前記第2実施例の記録
再生分離型ヘッド200と、この記録再生分離型ヘッド
200を位置決め旋回させるヘッド駆動部33と、上記
記録再生分離型ヘッド200に関する記録信号および再
生信号を処理する記録再生信号処理部34と、ハウジン
グ35とを具備して構成される。
【0024】磁気記録媒体31の磁気記録層は、例え
ば、記録ビット方向の保磁力が2500[Oe],保磁
力配向比が0.8のCoCrTa(Crの添加量は18アト
ミック%)が用いられる。この磁気記録媒体31におけ
る残留磁化と膜厚との積(Mr・δ)は、例えば150
ガウス・μmである。この磁気記録媒体31を用いる
と、高線記録密度領域における媒体雑音を大幅に低減で
きる。
【0025】記録再生時におけるスピンドルの回転数
は、例えば6000rpmに設定されている。このとき
の磁気記録媒体31上のデータ記憶領域最外周における
ヘッド浮上量は、例えば0.05μmである。記録周波
数は、データ記憶領域の最内周から最外周にかけて各ト
ラック上での線記録密度が等しくなるように設定されて
おり、最外周においては例えば75MHzに設定されて
いる。前記線記録密度は、例えば180kBPI(kir
o BitPer Inch)である。トラック密度は、例えば1
2kTPI(kiro Track Per Inch)である。面記
録密度は、例えば1平方インチ当たり2.04ギガビッ
トである。磁気記録媒体の枚数は、例えば1枚である。
磁気記録媒体のフォーマット容量は例えば4ギガバイト
である。データの転送速度は、例えば1秒間に16.7
メガバイトである。
【0026】以上の磁気記録再生装置300は、第2実
施例の記録再生分離型ヘッド200を用いたことによ
り、高密度磁気記録が可能となり、大容量化および小型
化が可能となる。
【0027】(第4実施例)図6は、本発明の第4実施
例の磁気抵抗効果型再生ヘッドの主要部の構成図であ
る。この磁気抵抗効果型再生ヘッド400は、第1実施
例の磁気抵抗効果型再生ヘッド100における第1反強
磁性膜5,5および第2反強磁性膜6の代りに、第1永
久磁石膜45,45および第2永久磁石膜46を用いた
ものである。第1永久磁石膜45,45および第2永久
磁石膜46は、磁気抵抗効果膜4に対して縦バイアス磁
界を印加する縦バイアス磁界印加膜である。前記第1永
久磁石膜45,45は、例えばCoPtであり、膜厚は2
0nmである。これら第1永久磁石膜45,45が磁気
抵抗効果膜4に印加する縦バイアス磁界の大きさは、例
えば2000[Oe]である。前記第2永久磁石膜46
は、例えばCoPtであり、膜厚は10nmである。この
第2永久磁石膜46が磁気抵抗効果膜4に印加する縦バ
イアス磁界の大きさは、例えば100[Oe]である。
【0028】以上の磁気抵抗効果型再生ヘッド400で
は、再生出力の低下やバルクハウゼンノイズの発生率の
増大なく、1μm以下の狭トラック化を図ることが出来
る。また、これを用いた記録再生分離型ヘッドは、狭ト
ラック化が可能となり、高密度磁気記録が可能となる。
さらに、その記録再生分離型ヘッドを用いた磁気記録再
生装置は、高密度磁気記録が可能となり、大容量化およ
び小型化が可能となる。
【0029】(第5実施例)図7は、本発明の第5実施
例の磁気抵抗効果型再生ヘッドの主要部の構成図であ
る。この磁気抵抗効果型再生ヘッド500は、第1実施
例の磁気抵抗効果型再生ヘッド100における磁気抵抗
効果膜4の代りに、磁性層58と非磁性層59とを交互
に10層まで積層形成した磁気抵抗効果膜層54を用い
たものである。前記磁気抵抗効果膜層54の磁性層58
は、例えばFeであり,1層の膜厚は例えば10nmで
ある。前記磁気抵抗効果膜層54の非磁性層59は、例
えばCrであり、1層の膜厚は例えば10nmである。
【0030】以上の磁気抵抗効果型再生ヘッド500で
は、再生出力の低下やバルクハウゼンノイズの発生率の
増大なく、1μm以下の狭トラック化を図ることが出来
る。また、これを用いた記録再生分離型ヘッドは、狭ト
ラック化が可能となり、高密度磁気記録が可能となる。
さらに、その記録再生分離型ヘッドを用いた磁気記録再
生装置は、高密度磁気記録が可能となり、大容量化およ
び小型化が可能となる。
【0031】(第6実施例)図8は、本発明の第6実施
例の磁気抵抗効果型再生ヘッドの主要部の構成図であ
る。この磁気抵抗効果型再生ヘッド600は、絶縁層1
上に磁気抵抗効果膜4をスパッタ法により形成し,イオ
ンミリングによりパターニングした後、リフトオフ法に
より磁気抵抗効果膜4の一端部および他端部に第1反強
磁性膜65,65を形成すると共に、それら第1反強磁
性膜65,65および少し内側に入った内側部の磁気抵
抗効果膜4の上面まで被せるように第2反強磁性膜6
6,66を形成し、その第2反強磁性膜66,66の上
にリード線7,7をリフトオフ法により形成し、全体を
ギャップ層(図示省略)を介して2つのシールド層(図
示省略)で挟んだ構造である。絶縁層1は、例えばAl2
3である。磁気抵抗効果膜4は、例えばNiFe合金で
あり、膜厚は例えば20nmである。パターニング後の
サイズは、例えば5μm×20μmである。
【0032】第1反強磁性膜65,65および第2反強
磁性膜66,66は、磁気抵抗効果膜4に対して交換結
合磁界を印加する交換結合磁界印加膜である。前記第1
反強磁性膜65,65は、例えばFeMn合金であり、膜
厚は例えば20nmである。第1反強磁性膜65,65
が磁気抵抗効果膜4に印加する交換結合磁界の強さは、
例えば40[Oe]である。第1反強磁性膜65,65
の間隔は、リード線7,7の間隔よりも少し広くなって
いる。前記第2反強磁性膜66,66は、例えばFeMn
Ru 合金であり、膜厚は例えば10nmである。第2反
強磁性膜66,66が磁気抵抗効果膜4に印加する交換
結合磁界の強さは、例えば15[Oe]である。第2反
強磁性膜66,66の間隔は、リード線7,7の間隔よ
りも少し狭くなっている。
【0033】リード線7,7は、バイアス電流を供給す
ると共に、磁気抵抗効果膜4に一定の直流電流を流し、
磁気抵抗効果膜4の電気抵抗の変化による出力電圧の変
化として、信号磁界の変化を検出する電極である。この
リード線7,7は、例えばCuである。
【0034】以上の磁気抵抗効果型再生ヘッド600で
は、再生出力の低下やバルクハウゼンノイズの発生率の
増大なく、1μm以下の狭トラック化を図ることが出来
る。磁気抵抗効果膜4の中央部に交換結合磁界が印加さ
れないため、第1実施例の磁気抵抗効果型再生ヘッド1
00より再生出力の低下が少ない。これを用いた記録再
生分離型ヘッドは、狭トラック化が可能となり、高密度
磁気記録が可能となる。さらに、その記録再生分離型ヘ
ッドを用いた磁気記録再生装置は、高密度磁気記録が可
能となり、大容量化および小型化が可能となる。
【0035】(第7実施例)図9は、本発明の第7実施
例の磁気抵抗効果型再生ヘッドの主要部の構成図であ
る。この磁気抵抗効果型再生ヘッド700は、第1反強
磁性膜75の上に第2反強磁性膜76をスパッタ法によ
り形成し、その第2反強磁性膜76を所定の幅にパター
ニングして第2反強磁性膜76の両側に第1反強磁性膜
75を露出させた後、第2反強磁性膜76およびその両
側に露出した第1反強磁性膜75の上に被せるように磁
気抵抗効果膜74を形成し、イオンミリングによりパタ
ーニングし、その磁気抵抗効果膜74の一端部および他
端部(第2反強磁性膜76の両側の第1反強磁性膜75
の上に相当する部分)にリード線7,7をリフトオフ法
により形成し、全体をギャップ層(図示省略)を介して
2つのシールド層(図示省略)で挟んだ構造である。
【0036】第1反強磁性膜75および第2反強磁性膜
76は、磁気抵抗効果膜74に対して交換結合磁界を印
加する交換結合磁界印加膜である。前記第1反強磁性膜
75は、例えば非導電性酸化物のNiOである。第1反
強磁性膜75が磁気抵抗効果膜74に印加する交換結合
磁界の大きさは、例えば40[Oe]である。前記第2
反強磁性膜76は、例えばFeMnRu合金であり、膜
厚は10nmである。第2反強磁性膜76が磁気抵抗効
果膜74に印加する交換結合磁界の大きさは、例えば1
5[Oe]である。第2反強磁性膜76の幅は、リード
線7,7の間隔より少し広い。
【0037】磁気抵抗効果膜74は、例えばNiFe合
金であり、膜厚は20nmである。パターニング後のサ
イズは、5μm×20μmである。リード線7,7は、
バイアス電流を供給すると共に、磁気抵抗効果膜74に
一定の直流電流を流し、磁気抵抗効果膜74の電気抵抗
の変化による出力電圧の変化として、信号磁界の変化を
検出する電極である。このリード線7,7は、例えばC
uである。
【0038】以上の磁気抵抗効果型再生ヘッド700で
は、再生出力の低下やバルクハウゼンノイズの発生率の
増大なく、1μm以下の狭トラック化を図ることが出来
る。また、これを用いた記録再生分離型ヘッドは、狭ト
ラック化が可能となり、高密度磁気記録が可能となる。
さらに、その記録再生分離型ヘッドを用いた磁気記録再
生装置は、高密度磁気記録が可能となり、大容量化およ
び小型化が可能となる。
【0039】(第8実施例)図10は、本発明の第8実
施例の磁気抵抗効果型再生ヘッドの主要部の構成図であ
る。この磁気抵抗効果型再生ヘッド800は、絶縁層1
上に磁気抵抗効果膜4をスパッタ法により形成し,イオ
ンミリングによりパターニングした後、リフトオフ法に
より磁気抵抗効果膜4の一端部および他端部に、第1反
強磁性膜85,85を形成する。次に、リフトオフ法に
より前記第1反強磁性膜85,85および少し内側に入
った第1内側部の磁気抵抗効果膜4の上面に被せるよう
に、第2反強磁性膜86,86を形成する。次に、リフ
トオフ法により前記第2反強磁性膜86,86および少
し内側に入った第2内側部の磁気抵抗効果膜4の上面に
被せるように、第3反強磁性膜88,88およびリード
線7,7を続いて積層形成する。そして、全体をギャッ
プ層(図示省略)を介して2つのシールド層(図示省
略)で挟んだ構造とする。
【0040】絶縁層1は、例えばAl23である。磁気
抵抗効果膜4は、例えばNiFe合金であり、膜厚は2
0nmである。パターニング後のサイズは、5μm×2
0μmである。
【0041】第1反強磁性膜85,85、第2反強磁性
膜86,86、第3反強磁性膜88,88は、磁気抵抗
効果膜4に対して交換結合磁界を印加する交換結合磁界
印加膜である。前記第1反強磁性膜85,85は、例え
ばFeMn合金であり、膜厚は20nmである。第1反強
磁性膜85,85の間隔は、リード線7,7の間隔より
広くなっている。第1反強磁性膜85,85が磁気抵抗
効果膜4に印加する交換結合磁界の大きさは、例えば4
0[Oe]である。前記第2反強磁性膜86,86は、
例えばFeMnRu 合金であり、膜厚は10nmである。
第2反強磁性膜86,86の間隔は、リード線7,7の
間隔より少し広くなっている。第2反強磁性膜86,8
6が磁気抵抗効果膜4に印加する交換結合磁界の大きさ
は、例えば25[Oe]である。前記第3反強磁性膜8
8,88は、例えばFeMnRu 合金であり、膜厚は10
nmである。第3反強磁性膜88,88の間隔は、リー
ド線7,7の間隔と同じであるが、狭くてもよい。第3
反強磁性膜88,88が磁気抵抗効果膜4に印加する交
換結合磁界の大きさは、例えば15[Oe]である。
【0042】リード線7,7は、バイアス電流を供給す
ると共に、磁気抵抗効果膜4に一定の直流電流を流し、
磁気抵抗効果膜4の電気抵抗の変化による出力電圧の変
化として、信号磁界の変化を検出する電極である。この
リード線7,7は、例えばCuである。
【0043】以上の磁気抵抗効果型再生ヘッド800で
は、再生出力の低下やバルクハウゼンノイズの発生率の
増大なく、1μm以下の狭トラック化を図ることが出来
る。また、これを用いた記録再生分離型ヘッドは、狭ト
ラック化が可能となり、高密度磁気記録が可能となる。
さらに、その記録再生分離型ヘッドを用いた磁気記録再
生装置は、高密度磁気記録が可能となり、大容量化およ
び小型化が可能となる。
【0044】
【発明の効果】本発明の磁気抵抗効果型再生ヘッドによ
れば、再生出力の低下やバルクハウゼンノイズの発生率
の増大なく、1μm以下の狭トラック化を図ることが出
来る。また、これを用いた本発明の記録再生分離型ヘッ
ドによれば、狭トラック化が可能となり、高密度磁気記
録が可能となる。さらに、その記録再生分離型ヘッドを
用いた本発明の磁気記録再生装置によれば、高密度磁気
記録が可能となり、大容量化および小型化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドの主要部の構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドにおけるリード線の間隔(トラック幅)と単位トラッ
ク幅当りの再生出力の関係を示すグラフである。
【図3】本発明の第1実施例の磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドにおけるリード線の間隔(トラック幅)とバルクハウ
ゼンノイズ発生率の関係を示すグラフである。
【図4】本発明の第2実施例の記録再生分離型ヘッドの
斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例の磁気記録再生装置の平面
模式図である。
【図6】本発明の第4実施例の磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドの主要部の構成図である。
【図7】本発明の第5実施例の磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドの主要部の構成図である。
【図8】本発明の第6実施例の磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドの主要部の構成図である。
【図9】本発明の第7実施例の磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドの主要部の構成図である。
【図10】本発明の第8実施例の磁気抵抗効果型再生ヘ
ッドの主要部の構成図である。
【図11】従来の磁気抵抗効果型再生ヘッドの一例の構
成図である。
【図12】従来の磁気抵抗効果型再生ヘッドにおけるリ
ード線の間隔(トラック幅)と単位トラック幅当りの再
生出力の関係を示すグラフである。
【図13】従来の磁気抵抗効果型再生ヘッドにおけるリ
ード線の間隔(トラック幅)とバルクハウゼンノイズ発
生率の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
100 磁気抵抗効果型再生ヘッド 1 絶縁層 2 軟磁性薄膜 3 非磁性金属膜 4 磁気抵抗効果膜 5 第1反強磁性膜 6 第2反強磁性膜 7 リード線 200 記録再生分離型ヘッド 21 誘導型記録ヘッド 22,23 シールド層 24 コイル 25,26 記録磁極 300 磁気記録再生装置 31 磁気記録媒体 32 磁気記録媒体駆動部 33 ヘッド駆動部 34 記録再生信号処理部 35 ハウジング 400 磁気抵抗効果型再生ヘッド 45 第1永久磁石膜 46 第2永久磁石膜 500 磁気抵抗効果型再生ヘッド 54 磁気抵抗効果膜 58 磁性層 59 非磁性層 600 磁気抵抗効果型再生ヘッド 65 第1反強磁性膜 66 第2反強磁性膜 700 磁気抵抗効果型再生ヘッド 74 磁気抵抗効果膜 75 第1反強磁性膜 76 第2反強磁性膜 800 磁気抵抗効果型再生ヘッド 85 第1反強磁性膜 86 第2反強磁性膜 88 第3反強磁性膜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体からの信号磁界を検出する
    磁気抵抗効果膜と、その磁気抵抗効果膜に交換結合磁界
    または縦バイアス磁界を印加する交換結合磁界印加膜ま
    たは縦バイアス磁界印加膜と、前記磁気抵抗効果膜の一
    端部側から他端部側に検出電流を流すと共に出力電圧を
    読み取る2つのリード線とを備えた磁気抵抗効果型再生
    ヘッドにおいて、 前記交換結合磁界または縦バイアス磁界が、前記磁気抵
    抗効果膜の一端部および他端部では比較的強く、前記一
    端部および他端部の少し内側の内側部では比較的弱く、
    中央部では前記内側部と同じか,より弱いか,無いこと
    を特徴とする磁気抵抗効果型再生ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気抵抗効果型再生ヘ
    ッドにおいて、交換結合磁界または縦バイアス磁界の強
    さの異なる2種以上の交換結合磁界印加膜または縦バイ
    アス磁界印加膜を、交換結合磁界または縦バイアス磁界
    の強いものから弱いものの順に、前記磁気抵抗効果膜の
    一端部および他端部から中央部へ向けて並べ設けたこと
    を特徴とする磁気抵抗効果型再生ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の磁気抵抗効果型再生ヘ
    ッドにおいて、交換結合磁界または縦バイアス磁界の比
    較的強い第1の交換結合磁界印加膜または縦バイアス磁
    界印加膜を前記磁気抵抗効果膜の一端部および他端部に
    設け、交換結合磁界または縦バイアス磁界の比較的弱い
    第2の交換結合磁界印加膜または縦バイアス磁界印加膜
    を前記磁気抵抗効果膜の一端部と他端部の間の全面に設
    けたことを特徴とする磁気抵抗効果型再生ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の磁気抵抗効果型再生ヘ
    ッドにおいて、交換結合磁界または縦バイアス磁界の比
    較的強い第1の交換結合磁界印加膜または縦バイアス磁
    界印加膜を前記磁気抵抗効果膜の一端部および他端部に
    設け、交換結合磁界または縦バイアス磁界の比較的弱い
    第2の交換結合磁界印加膜または縦バイアス磁界印加膜
    を前記磁気抵抗効果膜の一端部と他端部の少し内側の内
    側部に設け、前記磁気抵抗効果膜の中央部には交換結合
    磁界印加膜または縦バイアス磁界印加膜を設けないこと
    を特徴とする磁気抵抗効果型再生ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の磁気抵抗効果型再生ヘ
    ッドにおいて、交換結合磁界または縦バイアス磁界が最
    も強い第1の交換結合磁界印加膜または縦バイアス磁界
    印加膜を前記磁気抵抗効果膜の一端部および他端部に設
    け、交換結合磁界または縦バイアス磁界が2番目に強い
    第2の交換結合磁界印加膜または縦バイアス磁界印加膜
    を前記磁気抵抗効果膜の一端部と他端部の少し内側の第
    1内側部に設け、交換結合磁界または縦バイアス磁界が
    最も弱い第3の交換結合磁界印加膜または縦バイアス磁
    界印加膜を前記第1内側部より少し内側の第2内側部に
    設け、前記磁気抵抗効果膜の中央部には交換結合磁界印
    加膜または縦バイアス磁界印加膜を設けないことを特徴
    とする磁気抵抗効果型再生ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の磁気抵抗効果型再生ヘッドにおいて、前記交換結合磁
    界印加膜が、反強磁性膜であることを特徴とする磁気抵
    抗効果型再生ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の磁気抵抗効果型再生ヘッドにおいて、前記縦バイアス
    磁界印加膜が、永久磁石膜であることを特徴とする磁気
    抵抗効果型再生ヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の磁気抵抗効果型再生ヘッドにおいて、前記磁気抵抗効
    果膜が、NiFe合金であることを特徴とする磁気抵抗効
    果型再生ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の磁気抵抗効果型再生ヘッドにおいて、前記磁気抵抗効
    果膜が、磁性層と非磁性層との積層膜であることを特徴
    とする磁気抵抗効果型再生ヘッド。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載の磁気抵抗効果型再生ヘッドと、誘導型記録ヘッドと
    を重ね合わせてなることを特徴とする記録再生分離型ヘ
    ッド。
  11. 【請求項11】 磁気記録媒体と、請求項10に記載の
    記録再生分離型ヘッドと、前記磁気記録媒体を前記記録
    再生分離型ヘッドに対して相対駆動する駆動手段と、前
    記記録再生分離型ヘッドに関する記録信号および再生信
    号を処理する記録再生信号処理手段とを具備したことを
    特徴とする磁気記録再生装置。
JP24253393A 1993-09-29 1993-09-29 磁気抵抗効果型再生ヘッドおよび記録再生分離型ヘッドおよび磁気記録再生装置 Pending JPH0798822A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762389A1 (en) * 1995-08-31 1997-03-12 Fujitsu Limited Magnetoresistive head, manufacturing method of the head and magnetic recording/reproducing drive

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762389A1 (en) * 1995-08-31 1997-03-12 Fujitsu Limited Magnetoresistive head, manufacturing method of the head and magnetic recording/reproducing drive
US5761010A (en) * 1995-08-31 1998-06-02 Fujitsu Limited Magnetoresistive head, manufacturing method of the head and magnetic recording/reproducing drive

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