JPH0798670B2 - ガラスの切断方法及びその装置 - Google Patents

ガラスの切断方法及びその装置

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JPH0798670B2
JPH0798670B2 JP63324695A JP32469588A JPH0798670B2 JP H0798670 B2 JPH0798670 B2 JP H0798670B2 JP 63324695 A JP63324695 A JP 63324695A JP 32469588 A JP32469588 A JP 32469588A JP H0798670 B2 JPH0798670 B2 JP H0798670B2
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glass
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cutting
heating
ribbon
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ジュレス モウリイ レイモンド
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ピーピージー インダストリーズ,インコーポレーテッド
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガラスシートの切断(カツテイング)に係わ
り、更に詳しくは、加熱したガラスリボンからガラスシ
ートを切断する方法、及び、この切断したガラスの全体
的な光学的品質を損なわずに、切断縁部を成形(シエー
ピング)する方法に関する。
従来の技術 平ガラスや彎曲ガラスの製品を製造するには、2つの異
なる別個のプロセス、即ち第一のプロセス及び第二のプ
ロセス、が一般に必要とされている。
第一のプロセスは、溶融ガラスからガラスリボンを形成
することであり、これは溶融ガラスを錫浴(tin bath)
上に浮遊(floating)させるか、或いは、溶融ガラスの
プールからガラスシートを引き抜く、の何れかの方法に
よつて行われている。浮遊形成プロセスに於ては、例え
ばエツジその他に付与された米国特許第3,843,346号に
記載されているように、溶融錫浴の上に溶融ガラスが供
給され浮遊されて、リボンが形成される。この浮遊する
ガラスリボンが冷却を開始される。リボンの厚さは、錫
浴上にある間に確定される。しかる後、このリボンが錫
浴上から持ち上げられ、焼なましゾーンへ搬送される。
焼なましゾーンに於て、このリボンは歪点(strain poi
nt)以下の温度に迄制御されて冷却される。シート形成
プロセスに於ては、例えば、シユリングラフに付与され
た米国特許第1,339,229号に記載されているように、ガ
ラスシートの厚さは溶融ガラスのプールから引き抜かれ
る際に確定されるのであり、この引き抜かれたガラスリ
ボンはその後冷却される。焼なましの後、ガラスリボン
は個々のガラスシートに切断され、引き続き第二のプロ
セスで処理されるのである。
第二のプロセスは、幾つかの付加的なガラスシート加工
手段を含んでいる。例えば、大きなシートは最終形状に
切断される迄に、取り扱いの容易の大きさの小さなシー
トへと切断することができる。最終形状は、卓上ガラス
として使用されたり嵌め込みユニツトその他に使用され
るような場合には、四角形とされる。或いは又、特別な
装飾デザインとされたり自動車用窓ガラスとして使用さ
れる場合には、一層複雑な形状とされる。ガラスが切断
されて所要の形状とされた後、このガラスは例えばドリ
ル加工、縁部の加工、及び/又は曲げ加工を施されて成
形されるのである。縁部の加工は、通常はガラス温度が
室温とされている間に1つ又はそれ以上の数の研磨ホイ
ールを使用して行われ、切断されたガラスの縁部を成形
し、滑らかにするのである。この加工はガラス縁部に小
さなチツプを残す。これらのチツプが応力の集中する箇
所となり、縁部の強度を低下させ、この結果として破損
及び破壊をもたらすことになる。成形加工に於ては、切
断されたガラスは変形可能な温度に迄、再加熱される。
この温度は、典型的なソーダーライム−ガラスの場合に
は、大体621℃〜677℃(1150゜F〜1250゜F)とされる。
この加熱及び成形加工は、例えばフランクその他に付与
された米国特許第4,197,108号、セイモアに付与された
同第4,204,853号、ジョンソンその他に付与された同第
4,139,359号に教示されているように、数多くの様々な
異なる方法で実施することができる。
冷間加工、及び/又は、曲げの加工のための加熱の後、
ガラスは熱強化処理されることができる。室温ガラスに
於ては、このガラスは焼なましの温度範囲よりも高い温
度に迄再加熱され、焼なましの温度範囲を経て歪点(st
rain point)に至る迄急冷される。これによつて、ガラ
スシートにテンパー(強靭性)を付与される。彎曲ガラ
スの場合には、曲げ加工が施された後にガラスシートが
急冷されてテンパーを付与されるようになされる。
窓や鏡等に許容できる光学的品質を有するガラス製品を
製造する現在の実質的な方法は、これらの第一及び第二
のプロセスの実施を必要としている。これらの第一及び
第二のプロセスが改良され或いは両プロセスが1つのプ
ロセスとして組み合わされて、例えば再加熱のような或
る種の段階を省略し、例えばガラス縁部の品質を高める
ように最終製品の品質を向上させることができるなら
ば、かなりのコストが節約されるということは明白であ
る。もし第一のプロセスがガラスリボンの浮遊形成工程
を含むものとされて、ガラスが如何なる付加的な引き伸
ばし、研磨、或いはポリツシユ加工も必要とすることな
く、錫浴から取り出される際に最終的な肉厚寸法及び光
学的品質を有するものとされることができるならば、付
加的なコストの節約が成し得ることになる。
関連する特許 プリチヤードその他の付与された米国特許第3,189,424
号、マツジに付与された同第3,486,673号、バストラン
その他に付与された同第3,690,527号、マクデービツト
その他に付与された同第3,754,884号、フレンチに付与
された同第3,875,766号は、引き抜かれたガラスリボン
の切断を教示している。それぞれの特許に於ては、ガラ
スリボンは冷却され、ガラスの主面が罫描装置によつて
罫描線を形成され易くなされた後、この罫描線に沿つて
破断される。
コールに付与された米国特許第1,550,428号、ゲルスサ
ープに付与された同第1,560,077号、デスプレツトに付
与された同第2,243,149号は、リボンが未だプラスチッ
ク状態にある間に、シートガラス形成工程に於てリボン
を切断することを教示している。特にコールは、リボン
の各主面に沿う切断リブを使用して、それらの間に位置
されたガラスシートを「噛み込む」ようになすことを教
示している。ゲルスサープに於ては、キヤリツジに取り
付けられ且つリボンの搬送方向に沿つて移動可能な切断
ホイールを使用して、未だにプラスチツク状態にあるガ
ラスシートリボンを切断するようになつている。デスプ
レツトに於ては、ナイフブレードを備えているローラー
が予め定めた速度で回転されて、このブレードによつて
柔らかなガラスを切断するようになされている。
リツター・ジユニアその他に付与された米国特許第3,12
4,444号は、搬送される未だにプラスチツク状態にある
ガラスリボンの周辺縁部、即ちボーダー部分、を連続的
に切り取る方法を教示している。一対の回転される切断
デイスクがガラスリボンの端縁に配置され、それらの間
にガラスリボンが通過されるようになされるのであり、
又、ガラスリボンの縁部がその残りの部分から分離され
るようになされる。
デイアズその他に付与された仏国特許公報第2567 872
号は、依然としてプラスチツク状態にあるガラスシート
を切断する方法を教示している。このガラスは一対の回
転ナイフの上を通過され、このナイフがガラスシートの
ほぼ全厚さ部分について噛み切りを行うのである。第一
のセツトのナイフは切断ロールの回りに半径方向に配置
されて、ガラスシートを長手方向に連続して切断するよ
うになされる。又、第二のセツトのナイフは切断ロール
の長さ方向に沿つて長手方向に配置されて、ガラスシー
トを横方向に周期的に切断するようになされる。
ハフナーに付与された米国特許第3,453,097号、グラブ
その他に付与された同第3,543,979号、チユイに付与さ
れた同第3,885,943号及び第3930,825号、及びランバー
トその他に付与された同第3,935,419号は、レーザービ
ームによつてガラスを切断することを教示している。ハ
フナーに於てレーザーのパラメーターは、ガラスシート
がレーザーエネルギを吸収して、そのエネルギがレーザ
ービームの走査線に沿つてガラスシートを部片に分断さ
せるのに十分な熱に転換されるように、選定される。連
続するガラスリボンからガラスシートを切断することを
教示するグラブに於ては、レーザービームがガラスを走
査してガラス内部に応力場を誘切し、これによつて走査
線に沿う制御された破断を引き起こすのである。チユイ
の特許に於ては、レーザーは破断線に沿つてガラスを蒸
発させるのに使用されている。米国特許第3,390,825号
に於ては、浮遊ガラスリボンから直接に成形ガラス製品
を切り出すために一対のレーザーが使用されている。こ
のレーザー出力、及び、そのレーザーによつてガラスを
蒸発させるのに必要とされる照射時間は、商業的な大量
の加工に関しては不可能である。更に又、端縁の成形を
制御することもできない。
フレンチに付与された米国特許第3,934,995号は、浮遊
形成ラインからガラスリボンが搬送される際に、ガラス
リボンの一部を制御の下で急冷するようにガラスを冷却
し、この冷却した線に沿つてガラスに線を罫描き、そし
て、この罫描線に沿つてガラスを迅速に破断する、こと
によつてガラスからシートを切り出す方法を教示してい
る。
グリフエンに付与された米国特許第3,193,367号は、溶
融ガラスのプールから引き出された柔らかいガラスシー
トを成形型上に位置付け、この型内に押し込みプレス加
工するとともに、このプレース加工の間にガラスを残る
ガラスシートから切断部材によつて切断する、というガ
ラスの成形加工を教示している。
グラブに付与された米国特許第3,687,956号は、ガラス
をその厚さ部分を通して高周波誘電加熱を使用して加熱
し、切断線に沿つて走る制御された破断を引き起こすよ
うになすガラスの切断方法を教示している。
オエルクに付与された米国特許第3,687,956号は、切断
すべきガラスプレートの表面から離れた位置の熱源か
ら、所望の切断線に沿つてを熱を与えることによつて、
冷えたガラスプレートを切断するための方法及び装置を
教示している。この輻射熱源からの熱は、切断線に相当
する加熱部を狭くするように制限される。この熱の集中
より、ガラスシートに於る非加熱部分と非常に狭く制限
された加熱面積部分との間に大きな温度差が生じ、これ
と同時に応力が発生してシートを通して破断を生じるの
である。
アンダーソンに付与された米国特許第4,162,907号は、
溶融錫浴上で溶融ガラスを切断する方法を教示してい
る。押出し成形機によつて溶融ガラスが溶融錫浴に供給
され、この溶融錫浴の上に切断フレームが降下されてガ
ラスを確りと保持し、切断機構によつてこの溶融ガラス
を所要寸法に切断するのである。溶融ガラスは圧縮空気
駆動の回転ブレードによつて切断されるのであり、この
ブレードはガラスを完全に貫いて溶融錫の中へ刺し込ま
れるようになされる。
アンダーソンその他に付与された米国特許第4,361,429
号は、溶融シートガラスから製品を成形する方法及び装
置を教示している。ガラスは一対のローラーによつて溶
融ガラスのプールから引きぬかれる。この溶融ガラスシ
ートは真空圧及び/又は重力の組み合つた作用力によつ
てモールド型のキヤビテイ内に位置されて付形される。
未だ溶融状態にある間に、このシートはプレスされ切断
された製品とされるのである。真空取り出し装置がこの
完成された製品をモールド型から持ち上げる。
ロングに付与された米国特許第3,414,454号、同第3,41
4,464号、同第3,512,950号及び同第3,512,951号は、非
濡れ性の平坦な剛性面及び溶融錫の両者の上でグラフア
イト製フレームにて平ガラスシートを鋳造することを教
示している。溶融ガラスは、丸みのあるガラス縁部を維
持するようにかろうじてフレームに接触する状態にて均
等な厚さとなるような量だけ注入されのである。
グリクマンその他に付与されたソヴイエト連邦共和国特
許明細書第2134911/33及び/第12141493/29−33は、グ
ラフアイト製フレーム内の溶融錫の上で溶融ガラスを鋳
造することを教示している。前者の明細書に於るフレー
ムは、その底部が鋳造されるガラスの底部と同じ高さレ
ベルとなるように位置付けされる。後者の明細書に於る
フレームは、鋳造されたガラス製品の下側のガラス縁部
を取り囲むように彎曲された上面を有する内側部材を含
んでいる。
これらの特許は、ガラスを鋳造し切断する技術を記載し
ている。しかし、焼き戻しや焼なましのような引き続く
処理に必要とされる付加熱量を最小限に抑える一方で光
学的品質を低下することなく、ガラスの取り扱いが十分
に可能となる迄に冷却された平ガラスの切断縁部を、切
断し成形する技術に関するものではない。更に、切断と
同時又は直後に切断ガラスの縁部に成形を施して、強い
輪郭部であるガラス縁部を形成するようにする教示は、
全くない。
発明の概要 本発明は、ガラスが取り扱える温度でしかも傷付き難い
温度にある間に、ガラスを切断し、その切断縁部を成形
する装置及び方法を提供する。望まれる切断線を含むガ
ラス部分は、軟化温度、即ち、従来のように罫描線を付
して破断することなく切断装置を刺し込んでガラスを切
断できるようになす温度であるが、ガラスが蒸発する温
度よりは低い温度、に迄加熱される。この加熱されて軟
化されたガラスは切断線に沿つて切断ブレードを刺し込
まれる。次に、切断縁部は、ガラスが依然として軟化温
度にある間に成形を施されるのである。
本発明の1つの特定の実施例に於ては、ガラスは浮遊す
るガラスリボンを連続移動させて作られる。このガラス
リボンは浮遊成形工程から供給されるのであり、最終的
なガラス厚さ及び要求される光学的品質は、引き伸ば
し、研磨、ポリツシユその他の工程を必要とすることな
く、そのガラスが形成される間に確定されるのである。
ガラスリボンが浮遊成形工程に於る溶融錫浴から取り出
される際、そのガラスリボンは十分に剛性を有する状態
とされて、ガラスリボンの光学的品質を損なうような傷
やその他の損傷を与えることなく取り扱え、搬送できる
ようにされるのである。この切断及び縁部成形の工程を
通じて、このガラスは焼なましの温度範囲のような温度
範囲に維持される。このことは、傷を付けずに取り扱え
ることを可能にすると同時に、以降の更に他の加工工
程、例えば、曲げ、焼戻し、焼なましその他の工程のた
めに必要となる付加的な熱量の要求量を最小限に抑える
ことを可能にする。このガラスは、望まれた切断線を含
む第一の加熱領域に沿つて、高温火炎もしくはその他の
形式のヒーターにより、その軟化温度に迄選択的に再加
熱される。又、この第一の領域の各側に位置する第二の
領域は、ガラスの少なくともほぼ歪点温度に迄再加熱さ
れる。切断線は、例えば給送されたガラスリボンの幅方
向に直線とされるか、或いは、非直線状態とされる。
又、この切断線がガラスリボンから切り出されるガラス
部分の周囲境界線を形成するのである。これらのヒータ
ーは、ガラスリボンの主面の上側及び下側に配置され、
又、リボンの搬送方向に移動させるのである。切断線が
必要な温度に迄加熱された後、この切断線と平行な1つ
のブレード又は相対する円形ブレードを含んで構成され
る切断装置がガラスリボンの厚さの少なくとも一部分に
刺し込まれ、ガラスを切断するのである。これらの切断
ブレードは、切断工程の間、ガラスリボンの搬送方向へ
移動される。これらのブレードはガラス縁部成形具を含
む。この成形具は、ガラスが未だ軟化温度にある間に、
切断縁部を成形するのである。切断されたガラス部片は
移動するガラスリボンから離れるように移動され、又、
ヒーターや切断装置は元の位置へ復帰される。
本発明の他の実施例に於ては、ガラス部片は静止された
ガラスシートから切り出される。加熱パターンは第一及
び第二の加熱領域を形成するように確定される。加熱の
後、シートガラスが切断ステーシヨンへ搬送され、ブレ
ード装置が切断線に沿つてガラスシートの厚さを少なく
とも一部分に刺し込まれてガラス部分を切断するように
なされるか、或いは、ガラスシートが静止状態に維持さ
れ且つヒーターがシートから外され、切断ブレードがシ
ートに隣接して位置付けされてガラス部分を切断するよ
うになされる、かの何れかとされるのである。ブレード
に備えられたガラス切断端縁成形具は、ガラスが切断さ
れる間にその切断縁部を成形する。ガラス部分は次にガ
ラスシートから取り外され、更に付加的に実施される加
工工程のための次のステーションへと搬送されるのであ
る。
本発明の他の実施例に於ては、静止配置されたヒーター
が搬送されてきたガラスリボンの球状端縁よりも僅かに
内側に位置付けられ、第一及び第二の加熱領域を加熱す
るようになす。縁部成形部材を備えた一対の円形ブレー
ドがヒーターよりも下流側に整合される。ガラスリボン
は前進移動され、第一の領域に於る切断線に沿つて切断
されるとともに切断端縁を成形され、これにより球状縁
部が切除されてその切断端縁が成形されるのである。押
圧装置が、この球状端縁が切除された後、残るガラスリ
ボンの部分から引き離すように押圧する。
好ましい実施例の説明 本発明は、ソーダーライム−シリカによる浮遊成形され
たガラスリボン、即ちガラスシート、の端縁を切断し成
形するのに使用するものとして与えられるが、本発明は
あらゆる種類のシート部材の切断工程に使用することが
できること、又、特にあらゆる種類のガラス形成工程、
ガラス構造、或いはガラス組成に使用することができる
ことは、認識されよう。
本発明を説明する上で、ガラスに於る或る種の特性や基
準となる温度が参照される。「焼なまし温度」及び「歪
点」は、ASTM規格C336の方法で測定した場合のガラスフ
アイバーの伸びの比率、或いはASTM規格C598の方法で測
定した場合のガラスビームの中央点変位の比率、の何れ
かに相当する温度として定義される。焼なまし点に於て
は、内部応力は分単位で実質的に解放される。歪点に於
ては、内部応力は時間単位で実質的に解放される。焼な
まし及び歪点の間の温度範囲は、焼なまし範囲と称され
る。ガラスの加熱工程に於て、温度は焼なましの範囲を
ゆつくり(焼なまし)或いは急激(焼戻し)に降下され
る。典型的なソーダーライム−シリカの浮遊形成ガラス
に関しては、焼なまし点の温度は大体538℃〜560℃(10
00゜F〜1040゜F)の範囲内である。歪点の温度は大体49
6℃〜521℃(925゜F〜970゜F)の範囲内である。又、焼
なましの範囲は、大体496℃〜560℃(925゜F〜1040゜
F)の範囲である。「浮遊形成ガラスの光学的品質」
は、ガラスを適用することにより生じるガラスの伝達に
於る欠陥、反射に於る欠陥、及び/又は表面粗さ、の光
学的度数によつて特徴付けられる。伝達及び反射に於る
欠陥は、表面不規則さとして通常はほぼ1.27cm〜5.08cm
(0.50in〜2in)の範囲の波長を有し、又、約30ミリデ
イオプトルもしくはそれ以下のレベルの光学的度数を有
する。浮遊形成による光学的品質を備えたガラスの表面
粗さは、0.015ミクロン(1マイクロインチ)以下の平
均粗さを典型的に有するのである。
本発明に於ては、ガラスはモーリーその他に付与された
米国特許出願一連番号第941,241号に教示されているの
と同様な方法で切断される。この出願の教示技術は参照
することによりここに組み入れられる。
第1図は、形成チヤンバー10を出て来た浮遊形成ガラス
リボンGを示している。このガラスリボンGは浮遊形成
ガラスリボンであるから、優れた光学的品質を有してお
り、ガラスを通してもしくはそれ自体の歪のない視界が
要求されるような適用条件に対して使用することができ
る。連続するガラスリボンGは溶融金属のプール、例え
ば溶融錫のプール、から一連のロール14によつてリボン
サポート16上へ取り出される。このリボンサポート16は
ガス炉床のサポートベツド18又は付随するコンベヤロー
ル(図示せず)を含んで構成されている。又、ガラスリ
ボンGは焼なまし装置(図示せず)へと送られる。本発
明では限定するものでないが、以下に説明する理由か
ら、ガス炉床サポートベツド18が温度制御されるチヤン
バー20内に配置されてリボンに於る熱損失を最小限に抑
えるようになされるのが好ましい。ベツド18は空気室22
を含み、この空気室が高温圧縮空気をガス炉床18の上面
へ与えて、高温ガラスを支持する空気クツシヨンを形成
するようになす。カーテン24がこの形成チヤンバー10内
の大気雰囲気を維持する。加熱、切断及び端縁の成形が
行われるチヤンバー20は、大体510℃〜621℃(950゜F〜
1105゜F)の温度範囲とされる。この温度範囲は、浮遊
形成ガラスの焼なまし点温度よりも高い。浮遊形成ガラ
スのプロセスに於て、ガラスリボンはこの温度範囲では
十分に剛性的であり、傷を付けることなく光学的品質を
損なわずに維持されるように取り扱いが可能であり、ロ
ール14又はその他のコンベヤ装置と接触させることがで
きる。
第2図及び第3図を参照すれば、サポートフレーム26が
ヒーター28を支持している。このヒーターはリボンGの
幅方向へ横切つて延在されている。ヒーター28は集中さ
れた高温の熱を高温ガラスリボンGへ向けて方向付け、
選択された切断線32を含む領域30(第5図にのみ概略的
に示されている)を以下に説明するような軟化温度の範
囲迄、急速に加熱するようになつている。この領域30の
幅寸法は、切断線32に沿つてガラスGが切断されること
ができるような、且つ又、以下に詳述するように切断縁
部が成形できるような、十分に広い寸法とされてる。ヒ
ーター28は、必要とされる熱の集中を行え且つその熱を
領域30、特に切断線32へ向けて方向付けできるならば、
数多い市販の入手可能な熱源の何れかとすることができ
る。本発明に於て限定されるものではないが、好ましい
実施例に於ては、ヒーター28はガラスリボンGの領域30
に沿つて高温火炎を方向付けする直接状のバーナーとさ
れる。燃料ライン34及び酸素ライン36(任意である)が
このバーナー28に対して必要な燃焼物質を供給し、高温
火炎を発生させるようにする。抵抗式加熱器、高周波誘
電加熱器、プラズマトーチヒーター、レーザー、或いは
エレクトロンビームヒーターのようなヒータを使用する
ことができる。
移動するシート材料、例えば移動するガラスリボンGの
加熱に際して、バーナー28からの火炎を領域30へ向けて
方向付けするために、フレーム26はバーナー28がそのガ
ラスリボンGと同じ速度で移動されるようになす駆動装
置38を備えている。この駆動装置38によるフレーム26の
移動は、適当な何れかの方法、例えばコンピユータによ
つて、制御されることができる。領域30を軟化温度範囲
に迄加熱するのに必要とされる時間にわたつてガラスリ
ボンGの方向へ移動された後、フレーム26はその始動位
置へと復帰される。この駆動装置38は、次の切断線32を
含む次の領域30がヒーター28の下側へと移動され前もし
くはそれと同時に、第1図に示す始動位置へヒーター28
を復帰させるように、十分な速度で移動させることがで
きねばならない。本発明に於て限定されることではない
が、第2図及び第3図に示した好ましい実施例に於る駆
動装置38は、モーター42を含み、このモーターがシヤフ
ト46を介して駆動スプロケツト44と連結される。スプロ
ケツト44はギヤラツク48と結合している。このギヤラツ
クは、スライドレール52上に取り付けられたスリツプカ
ラー50に取り付けられている。サポートフレーム26はこ
のカラー50によつて支持されている。支柱54はスライド
レール52及びモーター42のための支持部を形成してい
る。フレーム26を移動させるために、モーター42が駆動
スプロケツト44を回転させる。このスプロケツトはギヤ
ラツク48を前方又は後方へ向けて、即ち第1図に見て左
又は右の方向へ、スライドレール52により定められた移
動路に沿つて移動させる。
直線状のバーナー28は領域30に於る高温ガラスリボンG
の温度を更に高める。特に、第5図に概略的に示すよう
に切断線32に沿つて温度を高めるのであり、これはその
軟化点、即ち、通常のような罫描き破断技術によらず
に、ガラスが切断装置を刺し込まれてリボンの残りの部
分から切り出されることのできる温度であるが、ガラス
が蒸発するような温度よりは低い温度である軟化点に迄
又はその軟化点よりも高い温度に迄、温度を高められる
のが好ましいのである。典型的なソーダ−ライム−シリ
カの浮遊形成ガラスに関しては、この軟化温度は通常
は、約718℃〜746℃(1325゜F〜1375゜F)の温度範囲に
ある。必要ならば、切断線32に沿うリボン内部をこの軟
化温度に迄加熱させる速度を高めるために、第二のヒー
ター56がガラスリボンGの下側の、ガス炉床サポート18
のスロツト58内にヒーター28と平行に配置され、下側か
ら領域30に沿つて熱を集中させるように方向付けするよ
うにできる。この下側のヒーター56は構造的サポート及
びスライドフレームを備えて、下側ヒーター56がガラス
リボンGと同じ速度で十分な距離につき移動できるよう
になされ、これにより上側及び下側のヒーターが領域30
の温度を所要の軟化点に迄上昇させるようになされるこ
とができる。第1図、第2図及び第3図に示すように、
本発明の好ましい実施例に於ては、上側及び下側のヒー
ターが使用されるのであり、これらの両方のヒーターは
同時に移動するようにサポートフレーム26に取り付けら
れるのである。
領域30は更に高い温度に迄加熱されることができるが、
これにはガラスを加熱するための付加的な加熱源及び/
又は加熱時間の延長を必要とすることが明白となるに違
いない。更に、ガラスが余りにも高い温度に迄加熱され
るならば、変形を生じ、この結果として最終的なガラス
製品の光学的品質を低下してしまうのである。
直線状ヒーター28及び56はガラスの狭い幅に沿つて熱を
集中させるので、ガラスに熱シヨツクを生じる可能性が
ある。即ち、高温によつてガラスに生じた内部応力を再
分散させるための十分な時間がないために、ガラスは破
壊される可能性がある。このような状態を避けるため
に、切断されるべきガラスは少なくともその歪点温度に
迄加熱され、好ましくは焼なまし点温度もしくはそれよ
り高い温度に迄加熱されて、ガラスの破壊を生じさせず
に、その集中された熱により生じた内部応力の全ての解
放するようになされる。ガラスシートの全ての部分をこ
の高い温度に迄温度上昇させる必要はなく、領域30の両
側に於るガラスの部分だけが温度上昇されるのである。
この領域60の幅寸法は、第5図に示されるように、加熱
装置の特性、ガラスの化学組成、歪点温度、焼なまし点
温度、軟化点温度、並びに再加熱領域の温度が上昇され
る速度、に応じて決まる。切断されるべきガラスがガラ
スリボン形成工程から直接に搬送された場合、或いはガ
ラスが曲げ加工のために再加熱された場合には、ガラス
シート全体が焼なまし点温度よりも高いので、シートの
全幅が内部応力を再分散させることのできる有効領域60
となされるのである。ガラスの一部だけが再加熱される
場合には、領域60はヒーター28及び56によつて発生され
た熱応力の全てを再分散させることのできる十分な幅と
されねばならない。
選定された領域30が熱軟化温度に迄加熱された後、又、
領域60並びにガラスシートの残りの部分が依然として高
い温度にある間に、この高温ガラスリボンGはリボン切
断装置62によつて切断線32に沿つて切断される。このリ
ボン切断装置62は、1つ又は複数のブレードを加熱した
切断線32に沿つてガラスシートG内に刺し込んで移動さ
せるように作動する。第1図及び第2図に示された本発
明の特別な実施例に於ては、この切断装置62はフレーム
26に取り付けられている。又、この装置62は、ガラスリ
ボンGの上方で加熱された切断線32と平行に配置された
上側ブレード64、及びこのブレード64に平行に且つ下方
に配置された下側ブレード66を含んで構成されており、
ガラスリボンGはこれらのブレードの間を通過されるよ
うになされる。ブレード66はガス炉床サポート18のスロ
ツト58内に位置付けられている。
ガラスリボンGを切断するために、フレーム26の前進速
度は僅かに減速され、予熱された切断線32がブレード64
及び66の間に位置されるようにするのである。切断線32
がブレード64及び66の間に位置されると、フレーム26は
元の前進速度に回復され、ガラスリボンG及びフレーム
26の間に相対的な動きが生じないようになされる。しか
る後、ブレード64及び66が互いへ向かつて移動され、予
熱した切断線32に沿つて少なくともガラスリボンGを部
分的に切断して、ウエブ部分68が第4図に示すように残
されるようになす。これらのブレードは、従来の通常の
方法、例えば流体圧作動装置、空気圧作動装置、又は電
気的作動装置(図示せず)、の何れかによつて垂直方向
に作動される。ガラスシートGはその後、ウエブ部分68
が破壊できるような温度に迄冷やされた後に「スナツ
プ」作用を及ぼすことによつてガラスリボンの残る部分
から分離される。本発明に於て限定されるものではない
が、第1図に示した特別な実施例に於ては、コンベヤロ
ール70は突起72を有しており、又、例えばガス炉床ベツ
ド18内に配置されている。このロール70は、切断線32が
その上を通過する際に、同期回転してガラスリボンGに
対して十分に大きな打撃力を作用して、ウエブ部分68を
破壊するのである。このようにして形成されたガラスの
縁部は小さな突起状部分(図示せず)を含む。このよう
な部分は、切断後の最小限の加工工程、即ち、研磨した
り高温火災を縁部に向けることで滑らかにするようなガ
ラス縁部の成形工程、によつて除去されるのである。こ
のような高温火災による工程は、一般に火災ポリツシン
グと称されている。
本発明の好ましい実施例に於ては、このような切断工程
はフレーム26とガラスリボンGとの間に相対的な動きが
全くない状態の下で行われるのであるが、ブレード64及
び66の切断動作が十分に素早く、あらゆる付随的な光学
的乱れを生じることなくガラスの切断が行えるならば、
多少の相対的な動きは許容できるのである。
ブレード64及び66の両側に於る領域30のガラス部分は熱
軟化温度にあるから、このガラスは成形することができ
る。本発明に於て限定されるものではないが、第1図か
ら第3図迄に示した本発明の特別な実施例に於ては、ブ
レード64及び66は第4図及び第5図に示されるようにガ
ラスが切断される際にガラス縁部を成形するためのガラ
ス縁部成形具74及び76をそれぞれ含んでいる。各成形具
74及び76は、成形面78と平坦部80とを含んでいる。この
平坦部80は、ガラスGの上面82又は下面84と同一平面に
位置されており、最終的なガラス部分G′に於る領域30
を越えて延在されている。成形面78は切断されたガラス
縁部として望まれる最終形状と同じ形状とされている。
第5図を参照すれば、切断が行われる際に、斜線を交差
された面積部分86によつて示される熱軟化されたガラス
部分がブレード64及び66、並びに成形具74及び76によつ
て置換されるのである。領域30の外側のガラス部分は剛
性的であるから、ガラス部分86はガラス部分G′の内部
へ向けて流動することはない。更に、成形具74及び76の
部分80は領域30を越えてガラスG′の上面及び下面に沿
つて延在されていることから、ガラス部分86がそれらの
面から外方へ向かつて膨らむことはできない。この結果
として、熱軟化されたガラス部分86は、矢印88で示すよ
うにガラスのトリム部分G″へ向かつてウエブ部分68を
通つて流動されることになる。ガラスのトリム部分G″
は、例えば先に説明したようにウエブ部分68を冷却し破
壊することによつて、ガラス部分G′から除去されるの
である。
ブレード64及び66は切断線32に沿つて芯だしされるべき
ではない。第5図を参照すれば、これらのブレードは領
域30内の最終のガラス部分G′へ向けて芯がズレてお
り、ガラスに刺し込める状態にできるだけ剛性的なガラ
ス部分60に接近されている。ブレード64及び66をこのよ
うに芯をズラして位置付けることは、領域60へ達するよ
うに面80が延在されねばならない距離を最小限に抑え
て、成形具74及び76の面80の長さを短くさせるのであ
る。
第1図から第5図迄は切断ブレードが一体的に縁部成形
具を備えている切断及び縁部成形装置を示しているが、
ブレードとは分離された別の成形具が切断したガラスの
縁部を成形するのに使用できることは明白となろう。こ
のような成形具(図示せず)は加熱され切断された切断
線32と平行となり、又、ガラスGの切断線32の動きを追
跡する。これは、ヒーター28及び56並びにブレード64及
び66に関して先に説明したのと同様に行われるのであ
る。これにより、切断された切断線32が成形具の間に位
置しているときに、成形具はこの加熱され軟化されたガ
ラス縁部を成形するのである。
切断線32に沿うガラスGの厚さ部分の全体が軟化点温度
とされる必要はないことが見出されている。第6図を参
照すれば、切断装置62に於るブレード64及び66はそれぞ
れ熱軟化された部分87及び89に刺し込まれる。これらの
部分はこの実施例に於ては、ガラスの厚さ全体にわたつ
て延在されているわけではない。領域87及び89の間の中
心部分91は熱軟化温度に達しておらず、隣接の領域60と
同じ温度範囲にあるのが好ましい。ブレード64及び66は
それぞれ領域87及び89の一部のみに刺し込まれ、この切
断装置62により置換されたガラスが先に説明したのと同
様にして、第6図に示すようにそれぞれ部分95及び97を
通して矢印93で示すように最終成形部分から離れるよう
に流動させる。成形具74及び76は、ブレード64及び66に
よつて切断される際にそれぞれの刺し込まれた縁部を成
形するのである。領域87及び89が冷却されて凝固された
後、部分95及び97、並びに中央部分91が破壊されて既に
説明したようにガラス部分G′がトリム部分G″から完
全に切断されるのである。
フレード64及び66はガラスGを通して完全に切断される
のであり、ウエブ部分68を不要とし、又、先に説明した
ようにロール70の必要性をなくすことが注目される。こ
のような切断工程に於て、切断された縁部は前述にて説
明したように成形されるのである。何故ならば、熱軟化
されたガラスがガラストリム部分G″へ向かつて流動
し、この流動はブレードが互いに実際に接触してガラス
G内に完全に刺し込まれる迄続けられるからである。
これらの効率を改善するために、ブレード64及び66、並
びに成形具74及び76は耐熱性でガラスと反応しないもの
とされることが好ましい。更に、これらのブレードは、
その保守、例えば形状再調整及び/又は交換、が軽減で
きるように鋭い縁部を維持することができるものとされ
る。例えばステンレススチールのような高強度の材料が
ブレード及び成形具のために使用できる。更に必要とさ
れるならば、ブレード64及び66並びに成形具74及び76
は、それぞれが十分に高温とされて切断作業及び切断さ
れた縁部の成形作業の間にガラスを冷却しないようにさ
れるとともに、ガラスシートがブレード及び成形具に付
着を生じる程には過度に高温とならないように、制御さ
れるのである。
切断及び縁部成形工程の間、切断装置62はガラスリボン
Gに沿つて移動される。切断及び縁部成形工程が完了し
た後、切断されたガラスシートが残るガラスリボンGか
ら離れる方向へ搬送される間、例えば本発明に於て限定
されるものではないがガラス炉床サポートブロツク18を
下方へ向けて形成チヤンバー10から離れる方向へ傾斜付
けることによつて、切断された部分が残るガラスリボン
Gから離れる方向へ移動される間に、ブレードは引つ込
められ、フレーム26は第1図に示す左方へ移動されて元
の位置へと復帰される。この代わりに、被駆動コンベヤ
ロール(図示せず)が前進するガラスリボンから離れる
方向へと切断ガラスシート部分を移動させるのに使用で
きる。更に、このガラスシートは頂部真空圧ピツクアツ
プ(図示せず)によつて搬送されることができる。この
ピツクアツプはチヤンバー20内に位置する間にガラスシ
ートGの上面と係合され、必要とされるならば引き続く
加工のために付随するステーシヨンへと移動させるので
ある。
本発明はこれ迄説明したように、光学的品質を維持しつ
つ移動する平ガラスリボンを切断し且つその縁部を成形
すること、特に、浮遊形成によるガラスの光学的品質を
維持しつつ浮遊形成ガラスリボンを切断し、その縁部を
成形すること、に関連して説明された。同様な直線状の
加熱、切断及び縁部成形の技術は、静止した平ガラスシ
ートにも使用できることは明白である。又、ガラスシー
トもしくはガラスリボンの切断及び縁部成形が直線に沿
う切断に限定されることはなく、彎曲線に沿う切断や、
第7図及び第8図に示すようなガラスシートもしくはガ
ラスリボンの周縁内部での連続ループ線に沿う切断も、
可能であることが明白となるであろう。
ガラスリボンに関して先に説明したように、個個のガラ
スシートの切断及び縁部成形に於て、少なくとも切断領
域に於るシートの部分は温度条件を満たして、直線状ヒ
ーターにより与えられた付加的な熱量がガラスシートに
亀裂を生ぜしめないようになされねばならない。この亀
裂は、切断線32を含む加熱された領域30と、その周囲の
ガラス部分との間の温度差によつて生じるのである。切
断の前にガラスシートが冷却されるならば、熱軟化され
たガラス領域30の各側に於る領域60は少なくともガラス
の歪点温度に迄予熱されなければならない。そのガラス
シートが直接にガラス形成工程から搬送されて来るなら
ば、このガラスシートの全体が元々予熱されており、付
加的な集中熱がシートに向けられても破断を生じること
はない。本発明の好ましい実施例に於ては、少なくとも
切断領域に於るガラスシートの温度は、少なくとも歪点
温度、好ましくは焼なまし点温度もしくはそれより高い
温度、とされる。この高められた温度は、熱損失を制限
するための加熱されたキヤビテイ内にて作業を実施する
ことによつて、加熱、切断、及び縁部成形工程を通じて
維持されることができる。ガラスシートが曲げ加工され
るべきものであり、又、切断の前にその曲げ加工温度、
例えば典型的なソーダ−ライム−シリカの浮遊形成ガラ
スに於ては621℃〜677℃(1150゜F〜1250゜F)に迄加熱
されるならば、シート全体が焼なまし点温度よりは高い
温度になることが注目される。第7図、第8図及び第9
図に示す本発明の特別な実施例に於ては、予熱されたガ
ラスシートGは加熱ステーシヨン90にて領域30に沿つて
軟化点温度に迄加熱され、これにより上側リングバーナ
ー92及び下側リングバーナー94によつて選定された切断
線32を形成するようになされる。このシートGは次に切
断及び縁部成形ステーシヨン96へ搬送され、先に説明し
たような方法で、例えば第4図に示したのと同様なブレ
ード装置を備えた切断装置98によつて加熱された線に沿
つて切断及び縁部成形され、これにより切断部分100を
形成するようになされる。加熱ステーシヨン90及び切断
ステーシヨン96の間の搬送は、限定するわけではないが
第7図に示したように下方へ傾斜させたガス炉床サポー
ト102でガラスを浮遊させるか、或いは搬送ロール(図
示せず)又は真空圧ピツクアツプ(図示せず)の何れか
の都合の良い方式によつて行われるのである。ストツパ
ー部材104及び106が使用されてガラスシートGを加熱ス
テーシヨン90及び切断ステーシヨン96に位置付けるよう
になす。この代わりとして、ガラスシートGは加熱、切
断、及び縁部成形の工程の間、静止された状態に保持さ
れ、直線状ヒーター及び切断/成形装置が必要な位置
へ、又その位置から、移動されるようになされることが
できる。
加熱、切断、そして縁部成形が行われた後、この切断さ
れたガラスシート及び残るガラス部分、即ちキユレツ
ト、は分離される。本発明に於て限定されるものではな
いが、開口を形成され、切断部分100の輪郭に適合され
た下面を有する搬送用の真空圧ピツクアツプがガラスシ
ートを残るガラス部分から持ち上げて次の加工ステーシ
ヨンへ搬送するために使用されることができる。第7図
に示した本発明の特別な実施例に於ては、切断ブレード
108、縁部成形具110及び真空圧ピツクアツプが1つの往
復される搬送用ユニツト112に組み合わされて、切断、
縁部成形、及び取り出し作業を単純化し組み合わせるよ
うになすことができる。このユニツト112に於るブレー
ド108が切断部の輪郭を定めているのである。このユニ
ツト112に於る真空圧ピツクアツプは、ブレード108の輪
郭の限界内でのみ開口付下面114を通して真空引きされ
る。これにより作動に於ては、ユニツト112は下方へ移
動し、又、下側ブレード116及び縁部成形具118はガラス
シートGの下方から上方へ向かつて往復移動してガラス
シートGを切断し、その切断した縁部の成形を行うので
ある。ユニツト112は次に真空引きされ、係合された切
断ガラス部分100と一緒に上方へ移動して、ガス炉床サ
ポート102上のキユレツトカラー部分120は何れかの都合
の良い方法にて取り残すようになすのである。ユニツト
112はしかる後に次の加工工程へ搬送され、切断された
ガラス部分100を供給するようになされるのである。
第7図、第8図及び第9図に示した本発明の特別な実施
例に於ては、ガラスシートの一部又は全ての部分がバー
ナー92及び94によつて与えられた集中された熱によつて
破損を生じるのを避けるために再加熱される場合、第1
図、第2図及び第3図に示した実施例にて明白となつた
ように、付加的な熱源使用を最小限に抑えられるという
利点の打ち消されることが認識されるべきである。それ
にも拘わらずに、教示したようなこの新規な切断及び縁
部成形技術は、以降にて説明するように優れた切断縁部
を与えるのである。
本発明による技術は連続的に移動されるガラスリボンか
ら直接にガラスシートを切り出すのにも適用することが
できる。移動するヒーター、切断及び縁部成形装置が、
ガラスシートを加熱し、切断し、そして縁部の成形を行
うのである。真空圧ピツクアツクはリボンGに沿つて移
動して、切断及び縁部成形の行われた切断形状部分と係
合される。真空ピツクアツプは既に説明したように切断
/成形具として組み付けられて、切断され縁部成形の行
われた形状部分を残りのガラスリボンから速やかに持ち
上げることができるようになされる。
本発明によるガラス切断及び縁部成形の技術は、例えば
対向する円形ブレードのような他の切断装置とともに使
用されることができる。ブレードは回転自在とされてブ
レードの切断作用によつて回転されるか、或いはブレー
ドが回転駆動されるようになされる。後者の構造に於て
は、それらが自在回転される場合とほぼ同じ速度でブレ
ードが回転されるのが好ましい。円形ブレード装置は、
ガラスリボンを横切つてブレードを引つ張つてガラスを
切断し縁部成形するように、移動可能とすることができ
る。又、これらのブレードが静止されて、ブレードの間
をガラスリボンが移動されるようになすこともできる。
後者の構造は、連続して前進移動されるガラスリボンか
ら球状縁部を除去するのに特に適用することができる。
第10図、第11図、第12図及び第13図を参照すれば、静止
された直線状ヒーター122がガラスリボンGの上側及び
必要ならば下側に、そのガラスリボンの外側部分124に
沿つてその長手方向の球状縁部126よりも多少内側に配
置されている。このヒーター122は十分な長さ寸法並び
に強さを有しており、これらのヒーターの下側をガラス
リボンが前進移動されるときに、加熱された切断線32が
ガラスの軟化温度の範囲内の温度に迄加熱されるように
なつてる。球状縁部126はこの前進移動されるガラスリ
ボンの残りの部分から切断/縁部成形装置128によつて
分離される。第10図から第13図迄に示した特別の実施例
に於ては、この装置128は一対の回転ブレード130を含ん
でいる。これらの回転ブレードは、ヒーター122より下
流側に取り付けられ且つ加熱された切断線32と整合され
た縁部成形具132、を有している。回転ブレード130を通
してガラスリボンGが前進されると、球状縁部126が部
分的にガラスリボンGの残る部分から少なくとも部分的
に切り離され、成形具132がこの切断縁部の成形を行う
のである。必要とされるならば、冷却装置が冷却液をウ
エブ部分134に沿つて供給してこれを破断させるのであ
る。例えばピストン142のアーム140に取り付けられたホ
イール138のような押圧装置136、或いはばね装置(図示
せず)が回転ブレードに隣接してその下流側に配置さ
れ、ウエブ部分134を破壊するようになすとともに、切
断した球状縁部126を残るリボン部分から離れるように
偏向させて屑ガラス収集容器(図示せず)内へ導くよう
にする。第10図から第13図迄に示した本発明の特別な実
施例に於ては、ブレード130はガラスリボンG内に部分
的に刺し込められる。しかし、先に説明したように、ブ
レード130はガラスリボンに完全に刺し込まれるように
配置されることができる。
第1図を参照すれば、ブレード64及び66並びに成形具74
及び76によつて形成される縁部は、ガラスの下流側の端
縁に於る上流縁部、及び上流側の端縁に於る下流縁であ
る。望まれるならば、切断装置62に於る両面が切断縁部
の両側を成形するように形状を付されることができる。
この結果として形成される縁部は、多少ながら光学的な
歪を有することになる。何故ならば、切断装置62によつ
て置換されたガラス部分は切断線に沿つて両方向へ向か
つて流動されるからである。切断線32に沿つてのガラス
リボンGに対する刺し込み深さが浅い程、光学的な歪は
小さくなる。何故ならば、切断装置によつて置換される
ガラスの量が少なくなるからである。この代わりに、第
二の組をなすブレード及び成形具(図示せず)が切断装
置62に配置されて、ブレード64及び66、並びに成形具74
及び76と組み合つて作動して第二の切断部を形成するよ
うにして、これにより第一の切断装置により作らえた第
一の切断部がカラーの下流側のガラスに於る上流側縁部
を、又、第二の切断装置により作られた第二の切断縁部
が上流側のガラスに於る下流側縁部を形成するようにで
きるのである。この切断装置は第10図から第13図迄に示
したのと組み合わされて、前進移動されるガラスリボン
から全ての4側縁に沿つて仕上げ縁部を有する切断され
たガラスシートを形成することができるのである。
本発明によつて教示された切断及び縁部成形の技術によ
つて得られるガラスの縁部の品質は、通常の罫描及び破
断の技術によつて得られたガラス縁部に比べて格段に優
れているのである。前者のガラス縁部は滑らかで成形さ
れた形状を有するのである。更に又、高い温度の下で、
即ち少なくとも歪点温度に於て形成されることから、切
断線に沿うガラスの内部応力は再分配されて、切断面に
ひび割れを生じる可能性は低減されるのである。更に、
温度が高いことから、このガラスは冷却される前に流動
してガラス縁部に存在するあらゆる突起や欠陥を流して
しまうのである。この結果として、縁部は従来の罫描及
び破断の技術によつて得られたガラスに比べて一層高い
機械的強度を有することになり、又、熱応力に耐えるこ
とができるようになるのである。
このようにして製造されたガラス製品は、又、鋳造ガラ
スよりも優れているのである。溶融ガラスが支持材料の
上にて鋳造される場合、溶融ガラスの比重、サポート部
材、及び鋳造が行われる大気条件、並びに各界面に於る
相対的な表面張力、によつて平衡厚さを保証することが
できるのである。通常の大気条件に於る溶融錫上での鋳
造に関しては、平衡厚さはほぼ0.69cm(0.27in)であ
る。この結果として、ガラスの鋳造はこの平衡厚さもし
くはそれより上の値の鋳造に一般に制限されることにな
る。
溶融錫の上をガラスが流動する際、本発明により教示さ
れるように縁部の横断面形状を積極的に制御することが
できない。特に第14図の左側の部分を参照すれば、この
ガラスGは溶融錫144の上を流動して平衡厚さを確保す
るのである。ガラスGの上縁146及び下縁148は、錫144
の上を浮遊するレベルに対する平衡ガラス厚さの関係に
応じて、平衡形状を確保するのである。溶融錫上でのガ
ラス鋳造に関しては、ガラス厚さのほぼ3分の2が錫の
レベルよりも上に位置される。第14図の右側部分を参照
すれば、グラフアイトフレームのようなフレーム150の
内部でガラスを鋳造すれば、溶融ガラスは平衡厚さを維
持しつつフレーム150を満たす迄、流動を続ける。上縁1
52は再び平衡形状を確保し、底縁154はテール156を含
む。このテール156はガラスGとフレーム150との間の密
着力、即ち濡れ性、によつて形成されるのである。フレ
ーム150がガラスに対して濡れない性質のものとされる
ならば、縁部154は上縁152と同様な平衡形状を確保する
ことになる。フレーム150は下縁154の平衡形状を変化さ
せるように移動することができる。例えば、第14図に示
すようにガラスがフレーム150を濡らすと、フレーム150
はその下縁158が平衡厚さとされた鋳造ガラスGの下面1
60と一致してテール156を縮小又は排除するように錫144
内に位置されるか、或いは、ガラスGの下面160の上方
にフレーム150が位置されて底縁154を上方へ引き上げる
ように位置される。しかし何れの場合に於ても、上縁15
2は平衡形状以外の形状を積極的に取ることはない。
又、両縁部でなく少なくとも底縁154は最終的な所望形
状となるように鋳造ガラスの縁部を成形するように処理
されねばならないのである。ガラスが冷却された後に更
に他の加工処理が行われるならば、研磨によつて生じる
ガラスチツプのような欠陥が先に説明したようにガラス
縁部の強度を低下させてしまうのである。
ガラスは固体支持面上にて鋳造され、及び/又は所望の
厚さ及び縁部形状を確定するような形状とされるような
プレス加工されることができる。しかし、溶融ガラスは
プレス加工の結果としてガラスの光学的品質を損なうこ
とになる。
本発明による切断及び縁部成形の技術の特徴により、ガ
ラスの表面は改善され、ガラスの元々の特別な品質が僅
かに変化されるようになされる。切断の成形された縁部
には、ブレード64及び66、並びに成形具74及び76によつ
て或る程度の光学的な歪が生じるのである。更に、領域
30を熱軟化温度に迄加熱することによつて、或る程度の
歪が生じ得るのである。この結果として、本発明の教示
を使用して切断したガラスシート及び部分は、その大部
分に於て浮遊形成されたガラスの光学的品質を有し、光
学的品質に変化があるとするならば切断縁部の直ぐ近く
の僅かな面積部分に於てのみ変化するのである。
ここに説明した加熱、切断及び縁部成形の工程を通じ
て、浮遊形成されたガラスリボン及びシートは、傷付い
たり光学的特性に悪影響を及ぼすことなく搬送でき且つ
加工できる温度にガラスの大部分を保持してそのガラス
を取り扱うことから、浮遊形成ガラスの光学的品質を維
持されるのである。必要とされるならば、更に別の熱源
(図示せず)を使用して、加工工程を通じてガラスシー
トを所望される高い温度に維持するようにすることがで
きる。これによりこのガラスは、そのような高い温度を
必要とする加工、例えば曲げや焼戻しのような付加的な
処理ステーシヨンをそのまま直接に実施することができ
るのである。ガラスリボンが破断され、或いはガラス部
分がガラスシート即ちガラスリボンから分離されるの
は、ガラスリボンが浮遊プールを離れるときであつて、
ガラスの温度はそのガラスの焼なまし温度より高い状態
に好ましく維持されているときである。従つて、曲げ加
工及び/又は熱処理に必要とされるガラスの再加熱は、
無くせないとしても大幅に低減できるのである。説明し
たように、ガラスの部分はガラスリボンが浮遊プールを
離れるときに該ガラスリボンから切り離されるのであ
り、罫描に必要な冷却は不要とされ、又、その高い温度
状態にて付加的な処理ステーシヨンへ搬送できるのであ
る。これに於ては、ガラスリボンの付加的な焼なまし段
階、リボンを大きなブランクに切断すること、ブランク
を保管すること、ブランクの再搬送、ブランクから所望
形状に切り出すこと、そして、曲げ、焼戻し或いは焼な
ましの工程のために再加熱すること、を必要としないの
である。これらは、従来の典型的なガラスの形成及び成
形工程にて行われてきたことである。更に、ガラスの切
断した縁部は、優れた縁部強度を有しており、付随的な
研磨、縁部加工、或いはその他の縁部のための加工を必
要とせずに所望形状に成形できるのである。又、最終的
に切断されたガラス部分は、浮遊方式によりガラスを形
成する加工に於て錫の上から抜き出された初期に有して
いる優れた光学的品質を、依然として保持することがで
きるのである。
ここに示した且つ説明した本発明の形態は実施例を示し
ており、特許請求の範囲の欄に記載の発明の範囲から逸
脱することなく様々な変更をなされ得るということは理
解されるところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の特徴を組み込んだ浮遊形成したガラ
スリボンを加熱し、切断し、そして縁部を成形する構成
の好ましい実施例を示す、縦断面図。 第2図は、第1図に示した本発明のスライドフレームの
側面図。 第3図は、直線状のヒーター装置を示す第1図の線3−
3に沿う断面図。 第4図は、好ましいガラスリボン切断及び縁部成形ブレ
ード装置の拡大横断面図。 第5図は、切断及び縁部成形加工に於るガラスの加熱パ
ターン及びガラスの流動を示す第4図に示した部分の概
略断面図。 第6図は、切断及び縁部成形加工に於る他のガラスの加
熱パターン及びガラスの流動を示す第5図と同様な概略
断面図。 第7図は、本発明の特徴を組み入れた好ましいガラスシ
ートの加熱、切断及び縁部成形の装置を示す断面図。 第8図は、一部を明瞭化のために除去して示す第7図の
装置の立面図。 第9図は、切断装置/真空圧ピツクアツプの下側の開口
を形成された面を示す。第7図の線9−9に沿う断面
図。 第10図は、本発明のガラスシートの加熱、切断、及び縁
部成形を特徴とする装置の、一部を明瞭化のために除去
して示す球状縁部のトリム装置の平面図。 第11図は、一部を明瞭化のために除去して示す第10図に
示した装置の立面図。 第12図は、ガラスリボンの縁部に沿う一対の対向するヒ
ーターを示す、第10図の線12−12に沿う横断面。 第13図は、一対の回転切断ブレード及び縁部成形具を示
す、第10図の線13−13に沿う断面図。 第14図は、溶融錫の上で溶融ガラスを鋳造するためのガ
ラス鋳造装置の断面図。 G……ガラスリボン、10……チヤンバー、12……溶融金
属プール、16……リボンサポート、18……サポートベツ
ド、20……温度制御チヤンバー、26……支持フレーム、
28……ヒーター、30……領域、32……切断線、38……駆
動装置、40……コンピユータ、42……モーター、44……
スプロケツト、46……シヤフト、52……側部レール、54
……支柱、56……ヒーター、60……領域、62……切断装
置、64,66……ブレード、68……ウエブ部分、70……ロ
ール、72……突起、74,76……成形具、86……ガラス、8
7,89……領域、95,97……部分、100……切断部分、102
……ガス炉床支持、108……ブレード、110……成形具、
112……搬送ユニツト、122……ヒーター、130……ブレ
ード、132……成形具、134……ウエブ部分、136……押
圧装置、138……ホイール、144……溶融錫、150……フ
レーム
フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭61−9256(JP,B2) 米国特許1836363(US,A) 米国特許3124444(US,A) 米国特許3193367(US,A) 西独国特許公開2548748(DE,A)

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラスの光学的性質を維持したままで所定
    の切断線に沿って該ガラスを切り離すガラスの切断方法
    であって、 前記ガラスのうち切断線を内に含む領域を該ガラスの軟
    化温度以上に加熱する加熱段階と、 前記領域よりも外側の両ガラス部分を、該ガラス部分が
    傷付いたりその光学的性質に悪影響を受けることなく取
    り扱われ得るように、十分な剛性のある温度に維持する
    温度維持段階と、 夫々がガラスの厚み方向に非平面状のガラス縁部成形表
    面を備えた一対のブレード装置によって、該ブレード装
    置の間に位置するガラスを前記の加熱切断線に沿って分
    割すると共に、該分割の際、前記ブレード装置のガラス
    縁部成形表面によって規定される所定の形状に前記ガラ
    ス縁部を成形する分割及び縁部成形段階と からなるガラスの切断方法。
  2. 【請求項2】前記加熱段階が、前記切断を含むガラスの
    第一の領域をその軟化温度以上の温度に加熱する第一領
    域加熱段階、及び、この第一の領域の両側に位置するガ
    ラスの第二の領域をガラスの少なくともほぼ歪点温度に
    加熱する第二領域加熱段階からなる請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】前記第一領域加熱段階が、加熱装置からの
    熱を前記第一の領域へ向けてこの第一の領域を少なくと
    もほぼ704℃(1300゜F)に加熱することからなる請求
    項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記分割段階が、ガラスをトリムガラス部
    分と主ガラス部分とに分割すべく該ガラスの対向する主
    面に沿って配置された前記一対の相対するブレード装置
    のブレード部材を切断線に沿ってガラスの肉厚の少なく
    とも一部に刺し込む段階を有する請求項3に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】前記成形段階は、前記ブレード部材がガラ
    スに刺し込まれ且つ該ブレード装置のうち前記ガラス縁
    部成形表面を備えた縁部成形部材がガラス縁部を成形す
    る際に前記第一の領域の加熱されて軟化されたガラス部
    分を押しのけて、該押しのけられたガラス部分を前記ト
    リムガラス部分に流動させる段階を有する請求項4に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】前記トリムガラス部分を前記主ガラス部分
    から分離する手順を有する請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記ガラス縁部を飾るための手順を有する
    請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記熱を向け、分割し、そして縁部成形を
    行う段階が、熱を向け、ガラスリボンを切断し、そして
    非直線状の切断線に沿って前記縁部を成形する段階を有
    する請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記ガラスが連続的に前進されるガラスリ
    ボンであり、又、前記加熱装置、前記ブレード部材、及
    び前記縁部成形部材をそれぞれ加熱、切断、及び縁部成
    形の各段階の間にガラスリボンの搬送方向へ移動させる
    段階を更に有する請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記ガラスリボンが、浮遊状態のガラス
    リボンである請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記ガラスがガラスシートであり、又、
    前記加熱装置をガラスシートの前記主面に接近するよう
    に移動させて前記加熱段階を実施し、しかる後に加熱装
    置を退けるとともに前記ブレード部材及び縁部成形部材
    をガラスシートの前記主面に接近するように移動して、
    前記分割及び縁部成形を実施するようになす段階を更に
    有する請求項5に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記ガラスがガラスシートであり、又、
    前記ガラスシートを前記加熱段階の後に加熱ステーショ
    ンから切断ステーションに前進させて、分割及び縁部成
    形を実施するようになす段階を更を有する請求項5に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】前記加熱段階は、前記第一の傾斜内に含
    まれるガラスリボンの切断線を前記加熱装置に対して前
    進されている際、前進中のガラスリボンの長手方向に延
    在する縁部の内側部分に沿って前記第一及び第二の領域
    を加熱することを含み、又、前記分割段階は、前進中の
    ガラスリボンの縁部を切り離すべく前進中の前記切断線
    と整列された一対の円形回転ブレード部材の間にガラス
    リボンを通すことを含む請求項5に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記切離し縁部を残りのガラスリボンの
    部分から離れる方向へ押しやる段階を更に有する請求項
    13に記載の方法。
  15. 【請求項15】請求項1に記載の方法で作られたガラス
    製品。
  16. 【請求項16】請求項5に記載の方法で作られたガラス
    製品。
  17. 【請求項17】請求項10に記載の方法で作られたガラス
    製品。
  18. 【請求項18】請求項14に記載の方法で作られたガラス
    製品。
  19. 【請求項19】ガラスの光学的性質を維持したままで所
    定の切断線に沿って該ガラスを剪断するガラスの切断装
    置であって、 前記ガラスを支持する支持装置と、 前記ガラスのうち切断線を内に含む領域を該ガラスの軟
    化温度以上に加熱する加熱装置と、 前記領域よりも外側の両ガラス部分を、該ガラス部分が
    傷付いたりその光学的性質に悪影響を受けることなく取
    り扱われ得るように、十分な剛性のある温度に維持する
    維持装置と、 前記ガラスに縁部を形成すべくその間に位置するガラス
    を前記の加熱切断線に沿って分割する一対のブレード部
    材を備えた分割装置と、 該ブレード部材の夫々に結合されており、該分割の際、
    前記ガラス縁部が軟化温度以上にある間に該ガラス縁部
    を所定の形状に成形すべく該ガラス縁部の所定形状に対
    応しガラスの厚み方向に非平面状に形造られたガラス縁
    部成形表面を有する縁部成形装置と からなるガラスの切断装置。
  20. 【請求項20】前記加熱装置が、前記ガラスのうち前記
    切断線を内に含む第一の領域を軟化温度以上の温度に加
    熱する装置と、該第一の領域の両側に位置する第二の領
    域を少なくともガラスの歪点温度に加熱する装置とを有
    する請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】前記加熱装置が、ガラスの少なくとも一
    方の主面に熱を向けてガラスの少なくとも前記第一の領
    域を加熱する加熱器を有する請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】前記ブレード部材は、ガラスの主面が間
    に位置するように対向配置されており、前記分割装置
    は、該ブレード部材を切断線に沿って前記ガラスの厚み
    の少なくとも一部分に刺し込んでガラスをトリムガラス
    部分と主ガラス部分とに分割すべく、該ブレード部材を
    互いに近接させるように移動させる装置を有する請求項
    21に記載の装置。
  23. 【請求項23】前記縁部成形装置が、前記ブレード部材
    の各々に固定されたガラス縁部成形部材を有し、該成形
    部材の縁部成形表面は、ガラス内にブレード部材を刺し
    込む際に成形部材がガラスの縁部の成形を行うように、
    ガラス縁部の望ましい形状の部分と一致する形状を有し
    ている請求項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】前記成形部材が、主ガラス部分の主面の
    一部に沿って前記第一の領域を越えて延在する表面を有
    する請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】前記トリムガラス部分を前記主ガラス部
    分から完全に分離する装置を更に有する請求項24に記載
    の装置。
  26. 【請求項26】前記ガラス縁部を飾るための装置を更に
    有する請求項25に記載の装置。
  27. 【請求項27】前記ガラスが連続的に前進させるガラス
    リボンであり、前記加熱装置を該ガラスリボンの前進方
    向に移動させる装置を更に有する請求項24に記載の装
    置。
  28. 【請求項28】前記ブレード部材及び前記ガラス縁部成
    形部材を前記ガラスリボンの前進方向に移動させる装置
    を更に有する請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】前記加熱装置及びブレード部材が共通の
    可動支持フレームに取り付けられている請求項28に記載
    の装置。
  30. 【請求項30】前記ブレード部材が前記切断線の少なく
    とも一部と大体平行に延在している請求項28に記載の装
    置。
  31. 【請求項31】前記切断線が非直線状である請求項30に
    記載の装置。
  32. 【請求項32】前記ガラスがガラスシートであり、又、
    切断線に沿って該ガラスシートのガラスを軟化温度に加
    熱すべく前記加熱装置に対してガラスシートを位置付け
    る装置と、前記ブレード部材を切断線に沿ってガラスシ
    ートの厚みの少なくとも一部に刺し込んで切断縁部を成
    形するように、加熱されたガラスシートを前記ブレード
    部材及び前記縁部成形装置に対して位置付ける装置とを
    更に有する請求項23に記載の装置。
  33. 【請求項33】切断線が非直線状である請求項32に記載
    の装置。
  34. 【請求項34】前記加熱装置が、前進中のガラスリボン
    の長手方向縁部に沿って第一及び第二の領域の加熱する
    ように前進するガラスリボンの長手方向縁部の内側に位
    置するように構成されている請求項23に記載の装置。
  35. 【請求項35】前記一対のブレード部材が前記切断線の
    各々に沿って前記加熱装置の下流側に整列された一対の
    ガラスリボンの前進方向を大体横断する方向の軸線回り
    で回転するように構成された円形ブレード部材からな
    り、前記主ガラス部分及び前記トリムガラス部分を形成
    するためにガラスリボンの厚さの少なくとも一部分にブ
    レード部材に刺し込むべく、ガラスリボンの前記切断線
    がブレード部材の間を前進せしめられるようになってい
    る請求項34に記載の装置。
  36. 【請求項36】前記主ガラス部分から前記トリムガラス
    部分を押しのける装置を更に有する請求項35に記載の装
    置。
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