JPH0798373A - レーザーレーダー装置 - Google Patents

レーザーレーダー装置

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JPH0798373A
JPH0798373A JP26425293A JP26425293A JPH0798373A JP H0798373 A JPH0798373 A JP H0798373A JP 26425293 A JP26425293 A JP 26425293A JP 26425293 A JP26425293 A JP 26425293A JP H0798373 A JPH0798373 A JP H0798373A
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laser
light
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laser light
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JP26425293A
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Masahiro Nagaishi
正浩 永石
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 近距離及び遠距離に拘らず、目標物までの距
離を正確に探知測定することができるレーザーレーダー
装置を提供する。 【構成】 レーザー光Lを目標100に送光するレーザ
ー送光手段10と、目標100で反射された反射レーザ
ー光Lを受光するレーザー受光手段30と、レーザー送
光手段10からのレーザー光Lの送光時とレーザー受光
手段30による反射レーザー光Lの受光時とから、目標
100までの距離を演算処理する測距演算手段2とを備
えている。そして、さらに、レーザー送光手段10から
のレーザー光Lを目標100に対して走査するスキャナ
ー手段20と、スキャナー手段20で走査された目標1
00からの反射レーザー光Lの光量を調整してレーザー
受光手段30に送る光量調整手段40とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー光を目標に照
射して目標を探知するレーザーレーダー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレーザーレーダー装置は、レー
ザー送光手段として、レーザー発振器と、レーザー発振
器からのレーザー発振を検知するスタート検知器と、発
振されたレーザーを所定の角度に角開する送光光学系と
を備えている。また、レーザー受光手段としては、目標
で反射された反射レーザーを集光させる受光光学系と、
受光系で集光された反射レーザーを検出する受光回路と
を備えている。そして、測距演算手段としての測距演算
部によって、受光回路からのパルス状の検出信号とスタ
ート検知器からの検知信号とに基づいて目標までの距離
を演算処理するようになっている。具体的には、測距演
算処理部内の時間測定用のカウンタを検出信号である出
力パルスの立ち上がりで止めて、目標までの距離を演算
処理する。
【0003】しかし、かかる構成のレーザーレーダー装
置では、近距離の測距を行う場合に、反射レーザーを検
知する受光回路が飽和してしまうことがある。すなわ
ち、本来ならば、図4の(b)に示すように、t0時で
立ち上がる先鋭な出力パルスを受光回路が出力すべきで
あるにもかかわらず、近距離の測距の場合、図4の
(a)に示すように、立ち上がりが実際の時間t0時よ
り前に出たパルスを出力することになる。したがって、
測距演算処理部内のカウンタが実際の時間よりも前で止
ることになり、目標までの距離を正確に測定することが
できない。
【0004】従来、このような問題を解決する技術とし
て、例えば、実開昭63−75880号公報記載の考案
と特開昭58−39969号公報記載の発明がある。実
開昭63−75880号公報記載の考案は、レーザー送
光手段として、レーザー測距の開始と終了の指示及び測
距結果の表示を行う測距制御/表示回路と、レーザー発
射の制御を行うレーザー発射制御回路と、レーザーを出
力するためのエネルギーを蓄えるレーザー源と、レーザ
ーを発射させると共にレーザー発射のタイミング信号を
出力するレーザー発振器と、レーザーのビームの拡がり
を調整して目標に向けてレーザーを照射するレーザー送
信光学系とを備えている。
【0005】また、レーザー受光手段として、目標で反
射されて戻ってきたレーザーをセンサーに集光させるレ
ーザー受信光学系と、受信レーザー光のセンサーを備え
た受信センサー部と、レーザー受信タイミング信号とレ
ーザー受信光の光量信号を出力する信号分配変換回路と
を備えている。そして、測距演算手段として、レーザー
の送信と受信との時間差を計測する送受信時間差計測回
路と、レーザー送受信の時間差を目標までの距離に換算
する距離換算回路とを備えている。
【0006】さらに、この考案には、受信レーザー光の
光量を調整する光量絞りと、光量絞りを制御する受信光
量制御回路とが設けられている。これにより、近距離測
距のときに、受信光量制御回路により光量絞りを絞り制
御して、受信センサー部に入力する受信レーザー光の光
量を所定の量に減衰させることができるようになってい
る。
【0007】また、特開昭58−39969号公報記載
の発明は、レーザー送光手段としての発振制御器,レー
ザー発振器,スタート検出器,送信光学系と、レーザー
受光手段としての受信光学系,光電変換器,利得制御
器,ビデオアンプと、測距演算手段としての距離計測
器,比較器,距離設定器とを備えている。そして、この
発明には、受信光学系からの受信レーザーの光量を減衰
させることができるフィルタと、フィルタを自動的に制
御するフィルタ制御器が設けられている。これにより、
近距離測距のときに、フィルタ制御器によりフィルタを
制御して、光電変換器に入力する受信レーザー光の光量
を所定の量に減衰させることができるようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、利得制御器等の利得を時間的に変化
させると、近距離及び遠距離に拘らず、目標物までの距
離を正確に測定できないおそれがある。
【0009】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、近距離及び遠距離に拘らず、目標物までの距離
を正確に探知測定することができるレーザーレーダー装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のレーザーレーダー装置は、レーザー光を目
標に送光するレーザー送光手段と、目標で反射された反
射レーザー光を受光するレーザー受光手段と、レーザー
送光手段からのレーザー光の送光時とレーザー受光手段
による反射レーザー光の受光時とから、目標までの距離
を演算処理する測距演算手段とを備えるレーザーレーダ
ー装置において、上記レーザー送光手段からのレーザー
光を上記目標に対して走査するスキャナー手段と、上記
スキャナー手段で走査された目標からの反射レーザー光
の光量を調整して上記レーザー受光手段に送る光量調整
手段とを設けた構成としてある。
【0011】また、請求項2記載のレーザーレーダー装
置は、請求項1において、上記レーザー送光手段は、レ
ーザー発振器と、レーザー発振器からのレーザー発振を
検知するスタート検知器と、発振されたレーザーを所定
の角度に角開する送光光学系とを備え、上記スキャナー
手段は、上記送光光学系からのレーザー光を反射させて
上記目標に送光させると共に上記反射レーザー光を上記
光量調整手段に反射送光させる回転自在のミラーと、こ
のミラーの角度を検出してその位置検出信号を出力する
位置検出器とを備え、上記光量調整手段は、上記ミラー
からの反射レーザー光の光量を調整して出力する光量減
衰調整器と、この光量減衰調整器の光量調整の制御を行
う制御回路とを備え、上記レーザー受光手段は、上記光
量減衰調整器からの反射レーザーを集光させる受光光学
系と、受光光学系で集光された反射レーザーを受光して
電気信号に変換する受光回路とを備え、上記測距演算手
段は、上記受光回路からの電気信号と上記スタート検知
器からの検知信号とに基づいて目標までの距離を演算処
理する測距演算部と、上記受光回路からの電気信号と上
記位置検出器からの位置検出信号とに基づいて上記光量
減衰調整器の調整量を演算処理して上記制御回路にその
調整量を示す信号を出力する減衰演算部とを備える構成
としてある。
【0012】
【作用】上記レーザーレーダー装置によれば、レーザー
送光手段からレーザー光が送光され、このレーザー光を
用いて、スキャナー手段による目標への走査が行われ
る。目標で反射されたレーザー光は、光量調整手段光量
によって光量調整された後、レーザー受光手段に受光さ
れる。そして、測距演算手段によって、レーザー受光手
段による反射レーザー光の受光時とレーザー送光手段か
らのレーザー光の送光時との差から、目標までの距離が
演算処理される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例に係るレーザー
レーダー装置を示すブロック図である。本実施例のレー
ザーレーダー装置は、パルスレーザ光Lを目標100に
送光するためのレーザーヘッド部1と、目標100まで
の距離を測定するための測距演算手段としての信号処理
部2とで構成されている。
【0014】レーザーヘッド部1は、レーザー送光手段
10と、スキャナー手段20と、レーザー受光手段30
と、光量調整手段40とで形成されている。レーザー送
光手段10は、信号処理部2の制御によって、パルスレ
ーザー光Lを発振するレーザー発振器11を備えてい
る。そして、このレーザー発振器11のレーザー発振時
がスタート検知器12によって検知されるようになって
いる。このスタート検知器12は信号処理部2の制御に
よって上記レーザー発振を検知するようになっている。
【0015】また、レーザー発振器11の発振側には、
送光光学系13が配設されている。この送光光学系13
は、レーザー発振器11から発振されたパルスレーザー
光Lを所定の角度に角開する機能を有している。このよ
うなレーザー送光手段10のレーザー発振側にスキャナ
ー手段20が設けられている。
【0016】このスキャナー手段20は、レーザー送光
手段10からのパルスレーザー光Lを目標100に対し
て走査するためのものであり、ミラー21と、位置検出
器22とで形成されている。ミラー21は、軸23に対
して回転自在に取り付けられており、この軸23を中心
として回転することにより、送光光学系13からのパル
スレーザー光Lを目標100に対して反射させるように
なっている。すなわち、ミラー21を回転させながら、
送光光学系13からのパルスレーザー光Lの反射角度を
変えることにより、目標100に対してパルスレーザー
光Lによる走査を行うようになっている。
【0017】一方、位置検出器22は、このミラー21
に取り付けられており、ミラー21の回転角度から目標
100に対するスキャン角度を検出してその位置検出信
号S1を信号処理部2に出力するようになっている。こ
のように、スキャン手段20によって送光されたパルス
レーザー光Lは目標100によって反射され、その反射
パルスレーザー光Lは、後述する光量調整手段40を介
して、レーザー受光手段30によって受光されるように
なっている。
【0018】レーザー受光手段30は、受光光学系31
と、受光回路32とで形成されている。受光光学系31
は、ミラー21で反射されてきた反射パルスレーザー光
Lを絞り込んで受光回路に集光させるためのものであ
る。一方、受光回路32は、受光光学系31で集光され
た反射パルスレーザー光Lを受光し、この反射パルスレ
ーザー光Lを電気信号S2に変換するためのものであ
る。また、受光回路32には、検出器33が内蔵されて
おり、この検出器33によって反射パルスレーザー光L
の受光の有無を検出し、その検出時から反射パルスレー
ザー光Lを電気信号に変換する動作を行い、その電気信
号S2を信号処理部2に出力する機能を有している。
【0019】光量調整手段40は、上記スキャナー手段
20のミラー21で反射された反射パルスレーザー光L
の光量を調整して、上記受光光学系31に送り出すため
のものであり、光量減衰調整器41と、制御回路42と
で形成されている。光量減衰調整器41は、ミラー21
からの反射パルスレーザー光Lの光量を調整して出力す
るものであり、例えば、光フィルターなどで形成されて
いる。この光量減衰調整器41は、制御回路42の制御
によってその光量調整を行うようになっている。すなわ
ち、光量減衰調整器41は、制御回路42からの制御信
号S5に基づいて、反射パルスレーザー光Lの透過率を
変化させるようになっている。
【0020】このような構成のレーザーヘッド部1は、
信号処理部2によって制御されるようになっている。信
号処理部2は、測距演算部51と、減衰演算部52とを
備えている。測距演算部51は、受光回路32からの電
気信号S2と上記スタート検知器12からの検出信号S
3とに基づいて、目標100までの距離を演算処理する
ためのものである。具体的には、パルスレーザー光Lの
送光と受光との時間差を計測し、このパルスレーザー光
Lの送受光の時間差を目標100までの距離に換算し
て、目標100までの距離を測定するものである。
【0021】一方、減衰演算部52は、受光回路32か
らの電気信号S2と位置検出器22からの位置検出信号
S1とに基づいて、光量減衰調整器41の透過率を演算
処理して、制御回路42にその透過率を示す信号S4を
出力するものである。すなわち、光減衰調整器41の透
過率と目標100までの距離との関係を示す信号S4を
制御回路42に出力する。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、レーザー発振器11から発振されたパルスレーザ
ー光Lは送光光学系13によって角開され、ミラー21
で反射して目標100に送光される。このとき、ミラー
21を回転させて、図2に示すように、目標100に対
するスキャンを行う。このスキャンは、図2に示すよう
に、パルスレーザー光Lを目標100に対して左から右
に走査することにより行われる。
【0023】すなわち、近距離R2 は近距離R2 にある
目標100とその目標100の両側背後に遠方距離R1
で存在する目標101,102とがある場合には、スキ
ャン角度θ1 の範囲(パルスレーザー光L−1〜L−2
の範囲)で目標101の距離R1 が測定され、スキャン
角度θ2 の範囲(パルスレーザー光L−2〜L−3の範
囲)で近距離の目標100の距離R2 が測定され、スキ
ャン角度θ3 の範囲(パルスレーザー光L−3〜L−4
の範囲)で目標102の距離R1 が測定される。
【0024】このように、ミラー21からスキャン送光
されたパルスレーザー光Lは目標100,〜,102で
反射され、ミラー21を介して光量減衰調整器41に受
光される。この1回目のスキャンにおいては、光量減衰
調整器41はその透過率を開放しているので、反射パル
スレーザー光Lは、そのまま受光光学系31に受光され
て、受光回路32に受信される。
【0025】この受光回路32に受信された反射パルス
レーザー光Lは、目標100,〜,102の距離に対応
した光量を有しており、この光量に対応した電気信号S
2に変換されて信号処理部2に出力される。信号処理部
2においては、測距演算部51によって、電気信号S1
とスタート検知器12からの検出信号S3とに基づいて
各目標100,〜,102までの距離が演算される。
【0026】この第1回目のスキャンにおいては、スキ
ャン角度θ1 の範囲の反射パルスレーザー光L−1〜L
−2、スキャン角度θ2 の範囲の反射パルスレーザー光
L−2〜L−3、スキャン角度θ3 の範囲の反射パルス
レーザー光L−3〜L−4が順次受光光学系31から受
光回路32に出力されることとなる。このとき、受光回
路32に受光される反射パルスレーザー光Lの光量は、
目標100,〜,102の距離R1 ,R2 に対応した量
となる。
【0027】1回目のスキャンでは、光量減衰調整器4
1の透過率が調整されていたいので、スキャン角度θ
1 ,θ3 における反射パルスレーザー光Lの光量は多く
はないが、スキャン角度θ2 における反射パルスレーザ
ー光Lの光量は多量である。したがって、近距離R2
目標100における反射パルスレーザー光Lの光量は飽
和状態となっており、受光回路32の電気信号S2の立
上りは実際の立上り時間よりも先になってしまうことに
なる。この結果、図3の(a)に示すような目標10
1,102の距離R1 は正確に測定することができる
が、近距離R2 の目標100に対する距離は正確に測定
することができない。
【0028】しかしながら、減衰演算部52において、
受光回路31からのスキャン角度θ2 における電気信号
S2と位置検出器22からの位置検出信号S1とに基づ
いて、光量減衰調整器の調整量が演算され、その調整量
を示す信号S4が制御回路42に出力される。そして、
制御回路42から制御信号S5が光量減衰調整器41に
入力されるので、光量減衰調整器41は、図3の(b)
に示すように、その透過率を目標100の距離R2 に対
応させて変化させることとなる。この結果、2回目のス
ャンにおいては、スキャン角度θ2 の範囲のおける目標
100からの反射パルスレーザー光Lは光量減衰調整器
41によって、距離R2に対応した光量に減衰されて、
受光光学系31に出力されることとなる。これにより、
受光光学系31からの反射パルスレーザー光Lの光量
は、遠距離の目標101,102または近距離の目標1
00にかかわらず、所定の量に調整された状態で受光回
路32に送光されることとなる。
【0029】すなわち、目標101からの反射パルスレ
ーザー光L−1〜L−2、近距離の目標100からの反
射パルスレーザー光L−2〜L−3、目標102からの
反射パルスレーザー光L−3〜L−4が受光回路32に
時系列的に受光されるが、これらの反射パルスレーザー
光L−1,〜,L−4の光量が光量減衰調整器41によ
って所定の量に調整されているので、受光回路32から
出力される電気信号S2の立上りは実際の時間の立上り
となる。これにより、正確な立上りをもった電気信号S
2が信号処理部2に入力され、測距演算部51でその距
離R1 ,R2 が演算処理されることとなる。
【0030】このように、本実施例では、1回目のスキ
ャンにおける近距離の目標100の測距距離を考慮し
て、2回目のスキャンにおける光量減衰調整器41の透
過率を調整するので、2回目のスキャンからは、目標1
00,〜,102に対して正確な測距を行うことができ
る。
【0031】したがって、本実施例によれば、遠距離ま
たは近距離にかかわらず目標を測定することができる。
そして、受光回路32などの利得を時間的に変化させる
必要はないので、目標に対する目標の距離を正確に精度
良く測定することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明のレーザーレーダー
装置によれば、スキャナー手段による目標への走査を行
い、目標で反射されたレーザー光を、光量調整手段光量
によって光量調整した後、測距演算手段によって、目標
までの距離を演算処理するようになっているので、遠距
離の目標だけでなく、近距離の目標をも測距することが
でき、しかも、各手段の利得を時間的に変化させる必要
がないので、正確かつ高精度な距離の測定を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレーザーレーダー装置
を示すブロック図である。
【図2】スキャン状態を示す平面図である。
【図3】スキャン角度と諸量との相関図であり、図3の
(a)は目標の測距距離とスキャン角度との相関を示
し、図3の(b)は光量減衰調整器の透過率とスキャン
角度との相関を示す。
【図4】受光回路から出力される電気信号の波形図であ
り、図4の(a)は実際値より前で立ち上がった状態の
出力波形を示し、図4の(b)は正常に立ち上がった状
態の出力波形を示す。
【符号の説明】
1 レーザーヘッド部 2 信号処理部 10 レーザー送光手段 20 スキャナー手段 21 ミラー 22 位置検出器 30 レーザー受光手段 32 受光回路 40 光量調整手段 41 光量減衰調整器 42 制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を目標に送光するレーザー送
    光手段と、目標で反射された反射レーザー光を受光する
    レーザー受光手段と、レーザー送光手段からのレーザー
    光の送光時とレーザー受光手段による反射レーザー光の
    受光時との差から、目標までの距離を演算処理する測距
    演算手段とを備えるレーザーレーダー装置において、 上記レーザー送光手段からのレーザー光を上記目標に対
    して走査するスキャナー手段と、 上記スキャナー手段で走査された目標からの反射レーザ
    ー光の光量を調整して上記レーザー受光手段に送る光量
    調整手段とを設けたことを特徴とするレーザーレーダー
    装置。
  2. 【請求項2】 上記レーザー送光手段は、レーザー発振
    器と、レーザー発振器からのレーザー発振を検知するス
    タート検知器と、発振されたレーザーを所定の角度に角
    開する送光光学系とを備え、 上記スキャナー手段は、上記送光光学系からのレーザー
    光を反射させて上記目標に送光させると共に上記反射レ
    ーザー光を上記光量調整手段に反射送光させる回転自在
    のミラーと、このミラーの角度を検出してその位置検出
    信号を出力する位置検出器とを備え、 上記光量調整手段は、上記ミラーからの反射レーザー光
    の光量を調整して出力する光量減衰調整器と、この光量
    減衰調整器の光量調整の制御を行う制御回路とを備え、 上記レーザー受光手段は、上記光量減衰調整器からの反
    射レーザーを集光させる受光光学系と、受光光学系で集
    光された反射レーザーを受光して電気信号に変換する受
    光回路とを備え、 上記測距演算手段は、上記受光回路からの電気信号と上
    記スタート検知器からの検知信号とに基づいて目標まで
    の距離を演算処理する測距演算部と、上記受光回路から
    の電気信号と上記位置検出器からの位置検出信号とに基
    づいて上記光量減衰調整器の調整量を演算処理して上記
    制御回路にその調整量を示す信号を出力する減衰演算部
    とを備えるものである請求項1記載のレーザーレーダー
    装置。
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