JPH0798348A - 液晶表示装置の検査装置 - Google Patents

液晶表示装置の検査装置

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JPH0798348A
JPH0798348A JP24229393A JP24229393A JPH0798348A JP H0798348 A JPH0798348 A JP H0798348A JP 24229393 A JP24229393 A JP 24229393A JP 24229393 A JP24229393 A JP 24229393A JP H0798348 A JPH0798348 A JP H0798348A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液晶表示装置2の表示状態を検査する検査装
置は、粘着性ローラ10・10を備えている。そして、
この粘着性ローラ10・10間を通過させ、液晶表示装
置2表裏面に付着する付着物11を除去してから、液晶
表示装置2をクリーンベンチ6内に搬送し、表示検査を
行うようになっている。 【効果】 ゴミ、ダスト等のない状態で検査を行うこと
が可能になり、ゴミ、ダスト等を欠陥と誤判定するのを
防ぐことができるので、正確な検査が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶分子のライトバル
ブ特性を利用した例えば透過型、あるいは反射型の液晶
表示装置について、表示検査を行うための検査装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、対向するガラス基板の
透明電極間に液晶が挟装された構成を有しており、この
電極間に電気信号を加えることにより、外部から入射す
る光を変調し、情報を表示するものである。液晶表示装
置は、CRT(Cathode-Ray Tube)に比べて消費電力が
低いこと、薄く軽量であることなどから、次世代の表示
装置として注目されており、その生産量も年々増加して
いる状況にある。液晶表示装置の製造歩留りは、元来1
00%でないため、表示品位の検査を十分に行う必要が
ある。
【0003】この検査を効率良く行うために、従来使用
されている検査装置の一例を図4を参照して説明する。
尚、ここでは、駆動ドライバを設ける前の透過型の液晶
パネルに対して表示検査を行う場合について説明する。
【0004】この検査装置において、検査対象となる液
晶表示装置42は、バックライトを備えた固定台41上
に設置される。そして、駆動回路を内蔵した固定ボード
44に取り付けたプローバ43を、上記液晶表示装置4
2に形成されている各電極端子に個別にコンタクトさせ
ることにより、液晶表示装置42に電圧を加えて駆動状
態にし、点欠陥、線欠陥や、表示ムラ等を検出する。上
記固定ボード44は、エアーシリンダ45により上下動
され、これにより、液晶表示装置42の交換、プローバ
43による電極コンタクトが行われる。
【0005】また、上記の検査を実施する際には、周囲
環境の光が正確な検査の妨げにならないように、シール
ドボックス46の中に、液晶表示装置42の点灯(駆
動)機構部が設置される。
【0006】目視による検査の場合は、シールドボック
ス46の中に作業者が入り、液晶表示装置42の良否を
判定検査する。また、近年では、人件費の増加、新人教
育の負荷増大などによる生産性の低下、また、個人差に
よる不良判定のばらつき等の問題を解決するために、画
像処理装置48と高解像度のCCD(Charge CoupledDe
vice)カメラ47とを備えた検査装置も一般的になりつ
つある。
【0007】上記CCDカメラ47には、CCDの画素
を直線状に配列させたラインセンサタイプと、上記画素
を長方形に配列した通常のエリアセンサタイプとの2種
類がある。前者の場合は、液晶表示装置の表示画面全域
を検査するのにCCDカメラ47または液晶表示装置4
2のいずれかを移動させる機構が必要である。また、後
者の場合には、CCDカメラ47および液晶表示装置4
2を固定したままで良い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の検査装置をクリーンルーム内に設置して
も、液晶表示装置42をカセット等で保管、停滞してい
る間や、搬送している間等に、液晶表示装置42表裏面
にゴミ、ダスト等の付着物49が付着する。特に、液晶
表示装置42が高精細の絵素を有するものであれば、欠
陥と、ゴミ、ダスト等の付着物49との識別は、作業者
の目にも難しく、あいまいな判断による不正確な検査し
かできなかった。
【0009】また、画像処理装置48およびCCDカメ
ラ47等を使用して自動検査を行う場合においては、上
記絵素の密度に関わらず、欠陥と付着物49との識別が
不可能であり、良否の判定を誤ることがあった。
【0010】また、検査前に溶剤等の洗浄液を用いて液
晶表示装置42を洗浄する場合、所定の間隔で洗浄液を
交換しながら大量の液晶表示装置42を一度に、かつ連
続して洗浄することが可能であるが、洗浄液の交換直前
等においては、洗浄液の汚れが、液晶表示装置42に付
着することがある。このような汚れは、検査直前にエア
ー噴射により、ゴミ、ダスト等を吹き飛ばす等の工夫を
行ったとしても完全に取り除くことは不可能であった。
【0011】このように、前記従来の検査装置では、液
晶表示装置に付着したゴミ、ダスト、汚れ等を表示欠陥
と誤判断する虞れがあった。
【0012】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、液晶表示装置の表示検査において、液
晶表示装置に付着したゴミ、ダスト、汚れ等の影響によ
る誤検査を防ぐことができる液晶表示装置の検査装置を
提案することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る液
晶表示装置の検査装置は、上記の課題を解決するため
に、液晶表示装置を検査位置に搬送する搬送手段を備
え、上記検査位置で液晶表示装置に駆動信号を入力する
ことにより、表示状態を検査する液晶表示装置の検査装
置において、上記検査位置に至るまでの液晶表示装置の
搬送路途中に、上記液晶表示装置に接触することによ
り、液晶表示装置に付着している付着物を除去する粘着
性ローラが設けられていることを特徴としている。
【0014】また、請求項2の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、上記の課題を解決するために、請求項1
記載の液晶表示装置の検査装置において、少なくとも粘
着性ローラの設置位置から検査位置に至るまでの液晶表
示装置の搬送路と、上記検査位置とが、クリーンベンチ
内に設けられていることを特徴としている。
【0015】また、請求項3の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、上記の課題を解決するために、所定の検
査位置で液晶表示装置に駆動信号を入力することによ
り、表示状態を検査する液晶表示装置の検査装置におい
て、上記検査位置にある液晶表示装置が流体中に設置さ
れると共に、この流体を流通させる流通手段が設けられ
ていることを特徴としている。
【0016】また、請求項4の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、上記の課題を解決するために、請求項3
記載の液晶表示装置の検査装置において、上記流体が、
高電気抵抗の液体であることを特徴としている。
【0017】また、請求項5の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、上記の課題を解決するために、請求項3
記載の液晶表示装置の検査装置において、上記流体の温
度を制御する温度制御手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0018】また、請求項6の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、上記の課題を解決するために、請求項3
記載の液晶表示装置の検査装置において、液晶表示装置
の表示状態を画像として認識する画像認識手段を備えて
おり、この画像認識手段に設けられたレンズに気体を吹
き付ける送風手段が設けられていることを特徴としてい
る。
【0019】また、請求項7の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、上記の課題を解決するために、請求項3
記載の液晶表示装置の検査装置において、上記流体を除
電する除電手段が設けられていることを特徴としてい
る。
【0020】
【作用】請求項1の構成によれば、液晶表示装置は、検
査位置に搬送される前に粘着性ローラに接触するので、
液晶表示装置に付着している、例えばゴミ、ダスト、汚
れ等の付着物がこの粘着性ローラにより除去される。し
たがって、検査位置において、駆動信号を入力して表示
状態を検査する際に、上記付着物を表示欠陥と誤判断す
るのを防ぐことが可能になり、より正確な検査を行え
る。
【0021】また、請求項2の構成によれば、少なくと
も上記粘着性ローラの設置位置から検査位置までの搬送
路と、検査位置とがクリーンベンチ内に設けられてい
る。したがって、粘着性ローラに接触後、検査位置に到
達するまでの間、あるいは検査中において、ゴミ、ダス
ト等が液晶表示装置に付着するのを防ぐことが可能にな
る。つまり、粘着性ローラによる付着物の除去後、上記
液晶表示装置を清浄な状態に保持したまま、検査するこ
とが可能になり、ゴミ、ダスト、汚れ等を表示欠陥とし
て誤判定するのを防ぐことができるので、より正確な検
査を行える。
【0022】また、請求項3の構成によれば、検査位置
にある液晶表示装置は、例えば液体、あるいは気体の流
体中に設置されると共に、この流体は流通手段により流
通されるようになっている。このような流体中では、液
晶表示装置に付着している付着物は、同一の場所に停ま
らず、流される。したがって、検査位置にある液晶表示
装置は、上記付着物が除去された状態になるので、この
ような流体中で表示状態を検査することにより、ゴミ、
ダスト、汚れ等を表示欠陥として誤判定するのを防ぐこ
とができ、より正確な検査を実施できる。
【0023】また、請求項4の構成によれば、上記流体
として高電気抵抗の液体、例えばアルコール等の有機溶
剤が用いられるので、液晶表示装置に駆動信号を入力す
る際、上記液体を通して電圧がリークするのを防ぐこと
が可能になる。
【0024】請求項5の構成によれば、上記流体は、温
度制御手段によって、所望の温度に制御されるようにな
っており、常温状態だけでなく、高温状態等、所望の温
度で表示状態を検査することが可能になる。
【0025】ところで、液晶表示装置における様々な欠
陥は、常温状態で認識できるものもあれば、例えば40
℃以上の高温状態においてしか顕著に現れないのもあ
る。この理由は、高温になるとリーク欠陥部の抵抗が小
さくなるためと考えられている。このような欠陥は、検
査時の常温状態では確認できなかったにもかかわらず、
時間が経過すれば、常温時に欠陥として現れることがあ
る。したがって、後工程にこのような不良品を流さない
ためにも、このような欠陥を最初の検査時に検出する必
要があるが、従来の常温での検査では不可能であった。
【0026】そこで、上記のような温度制御手段を用い
て流体の温度を制御することにより、任意温度環境下で
の検査を実現でき、従来の常温検査では見つけられなか
った欠陥も確実に検出できる。
【0027】また、請求項6の構成によれば、検査装置
には、液晶表示装置の表示状態を画像として認識する画
像認識手段と、この画像認識手段のレンズに常時気体を
吹き付ける送風手段が設けられている。このような送風
手段により、上記画像認識手段のレンズに気体を吹き付
けることにより、上記レンズの曇りを防ぐことが可能に
なる。
【0028】特に、流体として高温の液体を用いた場合
には、液体が蒸発することにより、上記レンズが曇り易
くなるが、このような送風手段を設けることにより、レ
ンズの曇りを防ぐことができ、有効である。
【0029】また、請求項7の構成によれば、上記流体
を除電する除電手段が設けられている。ところで、電荷
を有する流体が液晶表示装置に接触すると、液晶表示装
置内部における絶縁部の静電破壊が招来される。しかし
ながら、このような除電手段により除電した流体を用い
ることにより、上記静電破壊を防ぐことが可能である。
【0030】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1に基づいて
説明すれば、以下の通りである。
【0031】本発明に係る液晶表示装置の検査装置は、
液晶分子のライトバルブ特性を利用した透過型、あるい
は反射型の液晶表示装置について表示検査を行うもので
ある。また、検査対象となる液晶表示装置の形態として
は、駆動ドライバが装着されモジュール化されたもので
あっても、駆動ドライバを備えていないパネル形態のも
のでもよい。尚、ここでは、駆動ドライバを備えていな
いパネル形態の透過型液晶表示装置に対して表示検査を
行う場合を例に挙げて説明する。
【0032】本実施例の検査装置は、図1に示すよう
に、液晶表示装置2をクリーンベンチ6内に搬送するロ
ーディング用コンベア1と、検査終了後の液晶表示装置
2をクリーンベンチ6外に排出するアンローディング用
コンベア8とを備えている。また、このクリーンベンチ
6内には、上記アンローディング用コンベア8により搬
送される液晶表示装置2を所定の検査位置に固定する固
定台9を備えている。
【0033】また、このクリーンベンチ6の上面には、
ヘパ(HEPA:High efficiency particulate air)フィルタ
7が設けられており、クリーンベンチ6内では、上記固
定台9上の液晶表示装置2に対して、ヘパフィルタ7を
通過した清浄空気が直接流れるようになっている。
【0034】クリーンベンチ6における液晶表示装置2
の搬入口6a付近には、ローディング用コンベア1によ
り搬送されてきた液晶表示装置2を挟み込み、アンロー
ディング用コンベア8上に液晶表示装置2を送り出す一
対の粘着性ローラ10・10が設けられている。これら
の粘着性ローラ10・10は、円筒状のローラ芯10a
・10aの外周面上に粘着シート10b・10bを設け
た構成になっている。
【0035】尚、上記ローラ芯10a・10aの外周面
は、上記液晶表示装置2が上記粘着性ローラ10・10
間を通過する際、液晶表示装置2に無理な力がかからな
いように、例えばウレタン、ゴム等の弾性材料から構成
されていることが好ましい。
【0036】また、金属のローラ芯10a・10aを使
用することも可能であるが、その場合には、粘着シート
10b・10bに弾性を有する材料を用いる必要があ
る。二つの粘着性ローラ10・10は、その間を液晶表
示装置2が通過する際、液晶表示装置2に粘着シート1
0b・10bが密着するようセッティングされている。
【0037】また、これら粘着性ローラ10・10に強
制回転機能を設けて、液晶表示装置2の搬送を補助する
ような構成とすることも可能である。
【0038】このような構成の粘着性ローラ10・10
間に、クリーンベンチ6内に搬送する前の液晶表示装置
2を通過させることにより、液晶表示装置2表裏面のゴ
ミ、ダスト、汚れ等からなる付着物11が除去されるよ
うになっている。また、上記粘着シート10b・10b
は、定期的に交換されることにより、上記付着物11の
除去機能が持続されるようになっている。
【0039】また、上記クリーンベンチ6内における固
定台9周辺には、液晶表示装置2に設けられている電極
端子にコンタクトするプローバ3を備えた固定ボード4
が設けられている。固定ボード4内には、図示しない駆
動回路が設けられている。図示しない電源からの電圧
は、駆動回路を介して駆動信号波形となり、プローバ3
を介して液晶表示装置2の各電極端子に印加されること
により、液晶表示装置2が駆動状態となる。
【0040】この固定ボード4の下部には、エアーシリ
ンダ5がそれぞれ設けられており、このエアーシリンダ
5により上記プローバ3および固定ボード4が上下動さ
れて、液晶表示装置2における駆動のON/OFFが切
換えられる。また、固定台9上の液晶表示装置2を交換
する際には、エアーシリンダ5によりプローバ3および
固定ボード4が、液晶表示装置2から離間した位置に上
昇するようになっている。
【0041】尚、上記プローバ3及び固定ボード4を上
下動させる方法として、本実施例では、エアーシリンダ
5を用いているが、モータ等の駆動機構であっても何ら
差し支えない。
【0042】さらに、上記固定台9の内部には、表示検
査を行う際に液晶表示装置2の背面から光を照射するバ
ックライト(図示せず)が備えられている。このバック
ライトにより発せられる光が液晶表示装置2を通過する
ことにより、電圧のON/OFFの状態が確認できる。
【0043】さらに、クリーンベンチ6内における固定
台9の上方には、液晶表示装置2の表示状態を画像とし
て認識する高解像度のCCDカメラ(画像認識手段)1
2が備えられている。このCCDカメラ12は、CCD
の画素が長方形に配列されたエリアセンサタイプのもの
である。尚、上記CCDカメラ12としてCCDの画素
が直線状に配列されたラインセンサタイプのものを用い
ることも可能であるが、この場合には、CCDカメラ1
2、あるいは液晶表示装置2を移動させる機構が必要に
なる。
【0044】また、クリーンベンチ6外には、上記CC
Dカメラ12に接続される画像処理装置13が設けられ
ている。この画像処理装置13は、CCDカメラ12が
認識した液晶表示装置2の表示状態から、線欠陥、点欠
陥、表示ムラ等の欠陥を検出するものである。
【0045】上記の構成において、液晶表示装置2の表
示検査を行う際の動作について説明する。まず、検査対
象である液晶表示装置2をローディング用コンベア1上
にセットする。液晶表示装置2がクリーンベンチ6の搬
入口6aを通過する際には、この搬入口6a付近に設け
られたに粘着性ローラ10・10間を液晶表示装置2が
通過することにより、液晶表示装置2表裏面に付着して
いる付着物11が、粘着シート10b・10bに付着し
て除去される。尚、粘着シート10b・10bに液晶表
示装置2を密着させることにより、粘着シート10b・
10bから液晶表示装置2に汚れが転写されることはな
く、後の検査にも全く影響のないことが確認されてい
る。
【0046】粘着性ローラ10・10間を通過した液晶
表示装置2は、ゴミ、ダスト等の存在しないクリーンベ
ンチ6内に搬送され、続いて、アンローディング用コン
ベア8により、検査位置である固定台9上まで搬送され
る。このような液晶表示装置2の搬送を行う際、エアー
シリンダ5によりプローバ3および固定ボード4は、液
晶表示装置2の搬送を妨害しないよう上昇した位置にあ
る。
【0047】次に、エアーシリンダ5により、プローバ
3および固定ボード4を下降させて、固定台9に設置さ
れた液晶表示装置2の各個別端子に、プローバ3の各針
を対応させコンタクトさせる。これにより、プローバ3
から液晶表示装置2に駆動信号が入力され、液晶表示装
置2が表示状態になる。そして、この状態をCCDカメ
ラ12および画像処理装置13で検出することにより、
液晶表示装置2に表示欠陥があるか否かを判定する。
【0048】以上のように、上記液晶表示装置2は、検
査位置が設けられたクリーンベンチ6内に入る直前に、
二つの粘着性ローラ10・10の間を通過することによ
って、このような検査に先立って液晶表示装置2の洗浄
が行われてから、ローディング用コンベア1上等におい
て上記クリーンベンチ6に搬送されるまでの間に、液晶
表示装置2の表裏面に付着したゴミ、ダスト、汚れ等の
付着物11が除去される。また、検査は、ゴミ、ダスト
等が存在しない上記クリーンベンチ6内で行われるた
め、検査中に、ゴミ、ダスト等が液晶表示装置2に付着
することもなく、液晶表示装置2の清浄な状態が保持さ
れた状態で、表示欠陥があるか否かを正確に判定でき
る。
【0049】このように、液晶表示装置2の表裏面に停
まるゴミ、ダスト、汚れ等を除去した状態で、表示検査
を行うことが可能になるため、ゴミ、ダスト、汚れ等を
欠陥として誤判定するのを防ぐことができ、表示検査を
正確に実施できる。
【0050】尚、本実施例では、CCDカメラ12およ
び画像処理装置13により検査結果を判定する場合を例
に挙げたが、検査装置が上記CCDカメラ12および画
像処理装置13を備えていない場合には、作業者自身が
上記クリーンベンチ6内に入り目視により検査結果を判
定することも可能である。また、このような目視判定を
行う場合でも、上記のように、検査位置にある液晶表示
装置2には、ゴミ、ダスト、汚れ等がほとんど付着して
いないので、個人差による判定結果に大きなばらつきが
生じることもなく、より正確な検査を実施できる。
【0051】〔実施例2〕次に、本発明の他の実施例
を、図2に基づいて説明すれば、以下の通りである。
尚、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材と
同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、そ
の説明を省略する。
【0052】本実施例に係る液晶表示装置の検査装置
は、図2に示すように、流体としての液体17中で液晶
表示装置2を駆動して表示検査を行うものである。この
検査装置は、液晶表示装置2をセットする固定台22を
液体17中に備えている。この固定台22の下方には、
表示検査を行う際、液晶表示装置2に光を照射するため
のバックライト16が設けられている。
【0053】この検査装置には、前記実施例1における
検査装置と同様のプローバ3、固定ボード4、エアーシ
リンダ5、CCDカメラ12、および画像処理装置13
が設けられている。上記固定台22上に載置された液晶
表示装置2の各端子に、上記プローバ3がコンタクトす
ることにより、液晶表示装置2に駆動電圧が印加され
る。
【0054】本実施例では、上記液体17として、エチ
ルアルコールを用いている。尚、液体17は、これに限
定されるものではなく、高電気抵抗の液体例えばIPA
(Isopropyl Alcohol) や、メチルアルコール、アセトン
等の有機溶剤や、フロン、ハロン等を用いることも可能
である。このように絶縁性の高い溶剤を液体17として
用いることにより、液晶表示装置2の電極端子に上記プ
ローバ3をコンタクトさせる際等において、上記液体1
7を通して電圧がリークするのを防ぐことが可能にな
る。
【0055】この液体17は、上記固定台22上にセッ
トされた液晶表示装置2、および上記プローバ3が浸る
ように配備される。上記固定台22は、液晶表示装置2
の表面だけでなく、その裏面側にも上記液体17が接触
するように、液晶表示装置2の下面を部分的に支持する
ものである。
【0056】本検査装置には、さらに、循環ポンプ(流
通手段)18a・18b、濾過器19、ヒータ(温度制
御手段)24、及びファン(送風手段)15が設けられ
ている。上記循環ポンプ18a・18bは、液体17を
強制循環させることにより、液体17の流通経路を形成
するものである。このように流通する液体17により、
固定台22上の液晶表示装置2に付着しているゴミ、ダ
スト等が流されるようになっている。
【0057】上記濾過器19は、ゴミ、ダストによって
汚れた液体17を浄化するものである。上記液体17
は、この濾過器19でゴミ、ダスト等の除去が行われる
ことにより、常時クリーンな状態に保持され、上記循環
ポンプ18a・18bにより、繰返し循環されるように
なっている。
【0058】上記ヒータ24は、上記液体17の流通経
路内に設置されており、液体17の温度を任意に設定さ
れた温度に制御する。ところで、液晶表示装置2におけ
る様々な欠陥には、常温状態で認識できるものもあれ
ば、例えば40℃以上の高温状態においてしか顕著に現
れないものもある。これは、高温状態になると、リーク
欠陥部の抵抗が小さくなることが原因と考えられてい
る。
【0059】このような欠陥は、検査時の常温状態では
確認できなかったにもかかわらず、時間が経過すれば、
常温時に欠陥として現れることがある。したがって、上
記ヒータ24を用いて液体17を例えば40℃に加熱し
て検査を行うことにより、常温の検査では検出できない
このような欠陥を検出することができる。
【0060】また、上記ファン15は、前記したCCD
カメラ12の近傍に設けられており、CCDカメラ12
のレンズに向かって、風を吹き付けるものである。これ
は、上記ヒータ24により液体17を加熱する際、液体
17の蒸気により上記レンズが曇るのを防ぐために設け
られている。
【0061】また、外乱光が検査に与える影響を無くす
ためと、液体17が蒸発するのを防ぐために、上記固定
台22、プローバ3、固定ボード4、循環ポンプ18a
・18b、濾過器19、ヒータ24、及びCCDカメラ
12等を覆うように、シールドボックス20が設けられ
ている。また、上記シールドボックス20には、作業者
がシールドボックス20内に入って目視検査を行う際、
シールドボックス20内における液体17の蒸気を換気
するための、ダクト21が設けられている。
【0062】上記の構成において、まず、固定台22上
に液晶表示装置2が設置されると、検査前に予め洗浄を
行ってから、シールドボックス20内に搬送されるまで
の間に、液晶表示装置2の表裏面に付着したゴミ、ダス
ト等が、循環ポンプ18a・18bにより循環する液体
17によって、流され除去される。そして、エアーシリ
ンダ5によって、プローバ3および固定ボード4が下降
し、液晶表示装置2の各個別端子にプローバ3の各針を
対応させコンタクトさせる。電源からの電圧は、固定ボ
ード4内の駆動回路を介して駆動信号波形となり液晶表
示装置2に印加され、液晶表示装置2が駆動状態とな
る。
【0063】この状態で、バックライト16から液晶表
示装置2に光を照射することにより、上記CCDカメラ
12及び画像処理装置13により、液晶表示装置2の表
示状態を確認し、線欠陥、点欠陥、表示ムラ等の表示結
果を検出する。
【0064】また、上記CCDカメラ12及び画像処理
装置13を用いずに、作業者により目視検査を行う場合
には、前記ダクト21でシールドボックス20内を換気
しながら、シールドボックス20内に作業者が入り、表
示欠陥を判定する。
【0065】以上のように、本実施例の検査装置は、循
環する液体17中で液晶表示装置2を駆動し表示状態を
検査するようになっている。したがって、検査前に予め
行われた洗浄後から、検査が終了するまでの間に液晶表
示装置2に付着したゴミ、ダスト等が上記流体に流され
てしまうため、同一の場所に停まるゴミ、ダストもな
く、作業者、あるいは画像処理装置13が、ゴミ、ダス
ト等を欠陥と誤判定するのを防ぐことができる。
【0066】また、本検査装置には、液体17の温度を
制御するヒータ24が設けられているので、このヒータ
24で液体17を所定の温度まで加熱して、検査を行う
ことにより、検査時には常温で検出できず、経時変化に
より欠陥として現れてくる欠陥をこの段階で検出できる
ようになる。したがって、このような不良品が、後工程
に流れるのを防ぐことが可能になる。
【0067】さらに、画像処理装置13で検査を行う場
合は、流体17を高温にすることにより、その蒸気によ
ってCCDカメラ12のレンズが曇ることがあるが、C
CDカメラ12近傍に設けた前記ファン15を用いて、
常時CCDカメラ12のレンズに風を送ることにより、
上記レンズの曇りを防ぐことが可能になる。
【0068】〔実施例3〕次に、本発明のさらに他の実
施例を、図3に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。尚、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部
材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記
し、その説明を省略する。
【0069】本実施例の検査装置は、図3に示すよう
に、気体26を流通させて流体とし、その気体26中に
液晶表示装置2を設置して、表示検査を行うものであ
る。本検査装置は、前記実施例2における検査装置と同
様に、固定台22、バックライト16、プローバ3、固
定ボード4、エアーシリンダ5、CCDカメラ12、画
像処理装置13、シールドボックス20、及び濾過器2
9を備えている。
【0070】また、本検査装置には、上記気体26を強
制的に流体とする第1ないし第3のファン28a〜28
c、第1および第2のファン28a・28bに供給する
気体26を例えば40℃に加熱する第1および第2のヒ
ータ(温度制御手段)25a・25b、および第1およ
び第2のファン(流通手段)28a・28bにより送ら
れる気体26を除電する第1および第2の除電装置27
a・27bが設けられている。
【0071】すなわち、上記第1のファン28a、第1
のヒータ25a、第1の除電装置27aは、固定台22
上に設置された液晶表示装置2に対して側方から気体2
6を送風するために設けられている。一方、上記第2の
ファン28b、第1のヒータ25b、第1の除電装置2
7bは、上記液晶表示装置2に対して斜め上方から気体
26を送風するために設けられている。
【0072】すなわち、上記液晶表示装置2には、第1
および第2のヒータ25a・25bにより加熱され、第
1および第2の除電装置27a・27bにより除電され
た気体26が、第1および第2のファン28a・28b
によって吹き付けられるようになっている。上記第1お
よび第2の除電装置27a・27bは、液晶表示装置2
内の絶縁部が静電破壊するのを防ぐために設けられてい
る。
【0073】また、第3のファン28cは、液晶表示装
置2付近を通過した気体26を濾過器29に向かって送
風するためのものである。液晶表示装置2上に付着して
いたゴミ、ダスト等を含んだ気体26は、この濾過器2
9を通過することにより浄化され、外部に排出されるよ
うになっている。
【0074】上記の構成において、まず、固定台22上
に液晶表示装置2をセットし、第1および第2のヒータ
25a・25bにより、例えば40℃に加熱した気体2
6を第1および第2のファン28a・28bにより、強
制的に流通させる。上記気体26は、第1および第2の
除電装置27a・27bを通過することにより、除電さ
れ、液晶表示装置2に流される。
【0075】このとき、液晶表示装置2へは、その側方
からだけでなく斜め上方からも気体26が吹き付けられ
るので、検査中においても、シールドボックス20内の
ゴミ、ダスト等が上記液晶表示装置2上に付着するのを
防ぐことができる。
【0076】この状態で、上記プローバ3の各針を液晶
表示装置2の各電極端子に対応させてコンタクトさせる
ことにより、液晶表示装置2を表示状態とし、バックラ
イト16から光を照射して、CCDカメラ12により表
示状態を検出することにより、画像処理装置13で、表
示欠陥を検出する。尚、目視検査を行う場合には、作業
者が上記シールドボックス20内に入り、表示欠陥を判
定する。
【0077】以上のように、本実施例の検査装置は、フ
ァン28a・28bにより強制的に流通させた気体26
中に液晶表示装置2を置くことにより、検査前に洗浄を
行ってから、検査が終了するまでの間に液晶表示装置2
に付着したゴミ、ダスト等を除去するようになってい
る。したがって、検査中において、ゴミ、ダストが上記
気体26に流されて同一の場所に停まることはなく、作
業者、あるいは画像処理装置13が、ゴミ、ダストを表
示欠陥と誤判定するのを防ぐことが可能になる。
【0078】また、この気体26は、流路に設置した第
1および第2のヒータ25a・25bにより、その温度
を任意に設定し制御することができる。これにより、例
えば40℃以上の温度環境でしか現れない欠陥をあぶり
出し、検出することが可能になる。
【0079】さらに、電荷を有する気体26を用いた場
合には、液晶表示装置2内の絶縁部が静電破壊を受ける
虞れがあり、却って液晶表示装置2の品質を低下させる
という問題があったが、上記のように、ファン28a・
28bと液晶表示装置2の間における気体26の流路に
除電装置27a・27bを設けることにより、液晶表示
装置2内の絶縁部の静電破壊を防ぐことも可能である。
【0080】
【発明の効果】請求項1の発明に係る液晶表示装置の検
査装置は、以上のように、上記検査位置に至るまでの液
晶表示装置の搬送路途中に、上記液晶表示装置に接触す
ることにより、液晶表示装置に付着している付着物を除
去する粘着性ローラが設けられている構成である。
【0081】それゆえ、液晶表示装置は、粘着性ローラ
に接触し、例えばゴミ、ダスト等の付着物がこの粘着性
ローラにより除去された後、検査位置まで搬送されるの
で、駆動信号を入力して表示状態を検査する際に、上記
付着物を表示欠陥と誤判断するのを防ぐことが可能にな
り、より正確な検査を行えるという効果を奏する。
【0082】また、請求項2の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、以上のように、少なくとも粘着性ローラ
の設置位置から検査位置に至るまでの液晶表示装置の搬
送路と、上記検査位置とが、クリーンベンチ内に設けら
れている構成である。
【0083】それゆえ、粘着性ローラに接触後、検査位
置に到達するまでの間、あるいは検査中においても、ゴ
ミ、ダスト等が液晶表示装置に付着するのを防ぐことが
可能になり、粘着性ローラによる付着物の除去後、上記
液晶表示装置を清浄な状態に保持したまま、検査するこ
とができるので、ゴミ、ダスト、汚れ等を表示欠陥とし
て誤判定するのを防ぐことが可能になり、より正確な検
査を行えるという効果を奏する。
【0084】また、請求項3の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、以上のように、上記検査位置にある液晶
表示装置が流体中に設置されると共に、この流体を流通
させる流通手段が設けられている構成である。
【0085】それゆえ、検査位置にある液晶表示装置で
は、流通手段により流通している流体により、付着物が
同一場所に停まることなく流されるので、ゴミ、ダスト
等を表示欠陥として誤判定するのを防ぐことができ、よ
り正確な検査を実施できるという効果を奏する。
【0086】また、請求項4の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、以上のように、上記流体が、高電気抵抗
の液体である構成である。
【0087】それゆえ、液晶表示装置に駆動信号を入力
する際、上記液体を通して電圧がリークするのを防ぐこ
とが可能になるという効果を奏する。
【0088】また、請求項5の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、以上のように、上記流体の温度を制御す
る温度制御手段を備えた構成である。
【0089】それゆえ、上記流体は、温度制御手段によ
って、所望の温度に制御されるようになっており、高温
状態等、所望の温度で表示状態を検査することが可能に
なるため、常温では見出せなかった欠陥をも確実に検出
できるという効果を奏する。
【0090】また、請求項6の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、以上のように、液晶表示装置の表示状態
を画像として認識する画像認識手段を備えており、この
画像認識手段に設けられたレンズに気体を吹き付ける送
風手段が設けられている構成である。
【0091】それゆえ、例えば、流体として高温の液体
を用いた場合には、液体が蒸発することにより、画像認
識手段のレンズが曇り易くなるが、このような送風手段
を設けることにより、レンズの曇りを防ぐことができ、
検査の妨害を抑制できるという効果を奏する。
【0092】また、請求項7の発明に係る液晶表示装置
の検査装置は、以上のように、上記流体を除電する除電
手段が設けられている構成である。
【0093】それゆえ、除電手段により除電した流体を
用いることにより、液晶表示装置内部における絶縁部の
静電破壊を防ぐことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における液晶表示装置の検査
装置の構成を示す模式図である。
【図2】本発明の他の実施例における液晶表示装置の検
査装置の構成を示す模式図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例における液晶表示装
置の検査装置の構成を示す模式図である。
【図4】従来の液晶表示装置の検査装置の構成を示す模
式図である。
【符号の説明】
2 液晶表示装置 6 クリーンベンチ 10 粘着性ローラ 11 付着物 12 CCDカメラ(画像認識手段) 15 ファン(送風手段) 17 液体(流体) 18a・18b 循環ポンプ(流通手段) 24 ヒータ(温度制御手段) 25a・25b ヒータ(温度制御手段) 26 気体(流体) 27a・27b 除電手段 28a・28b・28c ファン(流通手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示装置を検査位置に搬送する搬送手
    段を備え、上記検査位置で液晶表示装置に駆動信号を入
    力することにより、表示状態を検査する液晶表示装置の
    検査装置において、 上記検査位置に至るまでの液晶表示装置の搬送路途中
    に、上記液晶表示装置に接触することにより、液晶表示
    装置に付着している付着物を除去する粘着性ローラが設
    けられていることを特徴とする液晶表示装置の検査装
    置。
  2. 【請求項2】少なくとも粘着性ローラの設置位置から検
    査位置に至るまでの液晶表示装置の搬送路と、上記検査
    位置とが、クリーンベンチ内に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示装置の検査装置。
  3. 【請求項3】所定の検査位置で液晶表示装置に駆動信号
    を入力することにより、表示状態を検査する液晶表示装
    置の検査装置において、 上記検査位置にある液晶表示装置が流体中に設置される
    と共に、この流体を流通させる流通手段が設けられてい
    ることを特徴とする液晶表示装置の検査装置。
  4. 【請求項4】上記流体が、高電気抵抗の液体であること
    を特徴とする請求項3記載の液晶表示装置の検査装置。
  5. 【請求項5】上記流体の温度を制御する温度制御手段を
    備えたことを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置の
    検査装置。
  6. 【請求項6】液晶表示装置の表示状態を画像として認識
    する画像認識手段を備えており、この画像認識手段に設
    けられたレンズに気体を吹き付ける送風手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置の
    検査装置。
  7. 【請求項7】上記流体を除電する除電手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置の検
    査装置。
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