JPH0798141B2 - 穀物混合装置 - Google Patents
穀物混合装置Info
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- JPH0798141B2 JPH0798141B2 JP63031122A JP3112288A JPH0798141B2 JP H0798141 B2 JPH0798141 B2 JP H0798141B2 JP 63031122 A JP63031122 A JP 63031122A JP 3112288 A JP3112288 A JP 3112288A JP H0798141 B2 JPH0798141 B2 JP H0798141B2
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- grain
- mixing
- weighing
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F35/00—Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
- B01F35/80—Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed
- B01F35/88—Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed by feeding the materials batchwise
- B01F35/881—Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed by feeding the materials batchwise by weighing, e.g. with automatic discharge
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は穀物、例えば白米等を所定の重量比で混合する
穀物混合装置に関する。
穀物混合装置に関する。
本出願人に係る、従来のこの種の穀物混合装置を第3図
に基づいて説明する。コンベアC上方に並設された複数
の混合予備タンクT1〜T5の吐出口に設けられた排出量可
変排出バルブV1〜V5と、混合穀物毎の容積重を測定する
容積重測定器と、前記容積重測定器で測定された混合穀
物毎の容積重と入力手段によって入力設定された穀物混
合比とにより、前記排出量可変排出バルブのそれぞれの
回転数を算出し、前記各混合予備タンクT1〜T5から所定
重量混合比で穀物を排出させる演算制御装置と、からな
り、排出量可変排出バルブV1〜V5はコンベアCの搬送方
向に向けて順次、時差をおいて作動開始するように前記
演算制御装置に連絡され、これにより、排出開始から排
出終了までを通じて、各混合予備タンクT1〜T5から排出
される穀物が全て合流しながら搬送されるので混合斑が
生じないというものである(特開昭60−150823参照)。
に基づいて説明する。コンベアC上方に並設された複数
の混合予備タンクT1〜T5の吐出口に設けられた排出量可
変排出バルブV1〜V5と、混合穀物毎の容積重を測定する
容積重測定器と、前記容積重測定器で測定された混合穀
物毎の容積重と入力手段によって入力設定された穀物混
合比とにより、前記排出量可変排出バルブのそれぞれの
回転数を算出し、前記各混合予備タンクT1〜T5から所定
重量混合比で穀物を排出させる演算制御装置と、からな
り、排出量可変排出バルブV1〜V5はコンベアCの搬送方
向に向けて順次、時差をおいて作動開始するように前記
演算制御装置に連絡され、これにより、排出開始から排
出終了までを通じて、各混合予備タンクT1〜T5から排出
される穀物が全て合流しながら搬送されるので混合斑が
生じないというものである(特開昭60−150823参照)。
ところで、上記のように、ロターリーバルブで代表され
る排出量可変排出バルブを用い、予め求めた容積重に基
づいて定量を排出するものにあっては、排出する穀物の
重量を実際に測定するものではないので、計量精度の面
で難点があった。また、長時間にわたって連続して排出
するので排出中の流量の変化が大きく、排出開始時に設
定した時間差で各タンクからの排出終了を行っても、各
穀物が最後まで正確に重合することがなく、排出終了時
における混合斑が避けられなかった。
る排出量可変排出バルブを用い、予め求めた容積重に基
づいて定量を排出するものにあっては、排出する穀物の
重量を実際に測定するものではないので、計量精度の面
で難点があった。また、長時間にわたって連続して排出
するので排出中の流量の変化が大きく、排出開始時に設
定した時間差で各タンクからの排出終了を行っても、各
穀物が最後まで正確に重合することがなく、排出終了時
における混合斑が避けられなかった。
この発明は、各タンクから排出される穀物が、最後まで
均一に合流して搬送されるとともに、各タンクからの排
出量、すなわち混合比が正確なものとなる穀物混合装置
を提供することを技術的課題とする。
均一に合流して搬送されるとともに、各タンクからの排
出量、すなわち混合比が正確なものとなる穀物混合装置
を提供することを技術的課題とする。
上記目的を達成するために、本発明の穀物混合装置にお
いては、搬送手段の上方に並設した各穀物タンクの下端
に計量器と排出量可変排出手段とからなる計量排出装置
を設け、混合比入力手段から入力された穀物の混合比に
よって各計量排出装置を駆動させ、各穀物タンク内の穀
物を終始、入力設定された混合比で、かつ各穀物タンク
の穀物が全て重合して排出されるよう、前記各排出量可
変排出手段の各排出流量を決定するとともに、順次、時
間差をおいて排出量可変排出手段を作動・停止させるた
めの演算制御装置を設けたものである。
いては、搬送手段の上方に並設した各穀物タンクの下端
に計量器と排出量可変排出手段とからなる計量排出装置
を設け、混合比入力手段から入力された穀物の混合比に
よって各計量排出装置を駆動させ、各穀物タンク内の穀
物を終始、入力設定された混合比で、かつ各穀物タンク
の穀物が全て重合して排出されるよう、前記各排出量可
変排出手段の各排出流量を決定するとともに、順次、時
間差をおいて排出量可変排出手段を作動・停止させるた
めの演算制御装置を設けたものである。
上記排出量可変排出手段は下端に排出口を設けた排出ホ
ッパーと、混合比に応じて排出口の開度を増減させるバ
ルブ及びバルブを作動させる可逆回転サーボ機構付き電
動機とからなる排出量可変排出手段とするか、又は、前
記排出口に連結するとともに混合比に応じて回転数を制
御するサーボ機構付き電動機を備えた竪型ロータリーバ
ルブからなる排出量可変排出手段とする。
ッパーと、混合比に応じて排出口の開度を増減させるバ
ルブ及びバルブを作動させる可逆回転サーボ機構付き電
動機とからなる排出量可変排出手段とするか、又は、前
記排出口に連結するとともに混合比に応じて回転数を制
御するサーボ機構付き電動機を備えた竪型ロータリーバ
ルブからなる排出量可変排出手段とする。
また、上記排出ホッパーには排出流量を補正するための
レベルスイッチを設けるとよい。
レベルスイッチを設けるとよい。
上記のように構成された穀物混合装置の各穀物タンク内
に張り込まれた異種・異品質の穀物は、混合比入力手段
から入力して設定された混合比にしたがって計量器で正
確に計量されたうえ、排出量可変排出手段によって混合
比率に応じた流量で排出され、しかも、排出開始及び終
了時に順次、時間差が設けられるので、終始、同一の混
合比を保持するものである。
に張り込まれた異種・異品質の穀物は、混合比入力手段
から入力して設定された混合比にしたがって計量器で正
確に計量されたうえ、排出量可変排出手段によって混合
比率に応じた流量で排出され、しかも、排出開始及び終
了時に順次、時間差が設けられるので、終始、同一の混
合比を保持するものである。
また、計量器の下方に排出ホッパーを設け、この排出ホ
ッパーの排出口の開度をバルブにより増減させて流量を
決定するか、又はロータリーバルブの回転数によって流
量を変えるように形成し、前もって計量器で計量された
穀物を混合比に応じて計量毎に排出する。
ッパーの排出口の開度をバルブにより増減させて流量を
決定するか、又はロータリーバルブの回転数によって流
量を変えるように形成し、前もって計量器で計量された
穀物を混合比に応じて計量毎に排出する。
さらに、排出ホッパーに設けたレベルスイッチによって
排出ホッパー内の穀物の流出状態を検知し、穀物の性状
に応じて排出流量を補正する。
排出ホッパー内の穀物の流出状態を検知し、穀物の性状
に応じて排出流量を補正する。
以下、本発明の好適な一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は穀物混合装置の概略図、第2図は第1図の
一部拡大詳細図である。
る。第1図は穀物混合装置の概略図、第2図は第1図の
一部拡大詳細図である。
直線的に連設した穀物タンク1〜5の下端には各々計量
排出装置6〜10を設けるとともに、計量排出装置6〜10
の下方には、一対のローラー11〜12によって回転駆動す
るベルトコンベア13が横設される。一方のローラー11は
電動機14とチェーン15によって連動・連結され、また、
ベルトコンベア13の搬送終端側には揚穀機16を立設す
る。なお、搬送手段はベルトコンベア13に代えてフロー
コンベア等でもよいのはいうを待たない。
排出装置6〜10を設けるとともに、計量排出装置6〜10
の下方には、一対のローラー11〜12によって回転駆動す
るベルトコンベア13が横設される。一方のローラー11は
電動機14とチェーン15によって連動・連結され、また、
ベルトコンベア13の搬送終端側には揚穀機16を立設す
る。なお、搬送手段はベルトコンベア13に代えてフロー
コンベア等でもよいのはいうを待たない。
一連の穀物タンク1〜5の側方には揚穀機17を立設する
とともに、揚穀機17の吐出口と各穀物タンク1〜5上端
の投入口18〜22とはシュートパイプ23と切換バルブ24〜
27とによって連結される。
とともに、揚穀機17の吐出口と各穀物タンク1〜5上端
の投入口18〜22とはシュートパイプ23と切換バルブ24〜
27とによって連結される。
次に、計量排出装置6〜10について説明する。穀物タン
ク1〜5下端の各流出口28…には各々インナーバルブ29
とアウターバルブ30とが軸31…によって吊設されるとと
もに、それぞれインナーバルブ用ソレノイド32とアウタ
ーバルブ用ソレノイド33の鉄芯に連結され、これらのソ
レノイドが励磁すると、軸31を中心にインナーバルブ29
及びアウターバルブ30が上方に回動して流出口28を開口
するよう形成される。なお、インナーバルブ29には少量
排出用の開口(図示せず)が形成される。
ク1〜5下端の各流出口28…には各々インナーバルブ29
とアウターバルブ30とが軸31…によって吊設されるとと
もに、それぞれインナーバルブ用ソレノイド32とアウタ
ーバルブ用ソレノイド33の鉄芯に連結され、これらのソ
レノイドが励磁すると、軸31を中心にインナーバルブ29
及びアウターバルブ30が上方に回動して流出口28を開口
するよう形成される。なお、インナーバルブ29には少量
排出用の開口(図示せず)が形成される。
各流出口28の下方には払出し口34を有する計量ホッパー
35が配設され、計量ホッパー35はロードセル36を介し
て、計量ホッパー35の外方に設けた排出ホッパー37に添
設する。そして、計量ホッパー35の払出し口34には可逆
回転用のサーボモーター38によって回動する開閉弁39を
装着するとともに、排出ホッパー37下端の排出口40には
サーボモーター41によって摺動可能にスライドシャッタ
ー42が設けられる。すなわち、可逆回転用のサーボモー
ター41のシャフトに軸着したピニオン43と、スライドシ
ャッター42の一側に形成したラック44とを噛合せしめ、
サーボモーター41の回動によってスライドシャッター42
が摺動し、排出口40の開度を可変に形成する。また、各
排出ホッパー37の内壁には上下にレベルスイッチ49,50
が設けられる。
35が配設され、計量ホッパー35はロードセル36を介し
て、計量ホッパー35の外方に設けた排出ホッパー37に添
設する。そして、計量ホッパー35の払出し口34には可逆
回転用のサーボモーター38によって回動する開閉弁39を
装着するとともに、排出ホッパー37下端の排出口40には
サーボモーター41によって摺動可能にスライドシャッタ
ー42が設けられる。すなわち、可逆回転用のサーボモー
ター41のシャフトに軸着したピニオン43と、スライドシ
ャッター42の一側に形成したラック44とを噛合せしめ、
サーボモーター41の回動によってスライドシャッター42
が摺動し、排出口40の開度を可変に形成する。また、各
排出ホッパー37の内壁には上下にレベルスイッチ49,50
が設けられる。
前記計量排出装置6〜10における各インナーバルブ用ソ
レノイド32、アウターバルブ用ソレノイド33、ロードセ
ル36、サーボモーター38,41、及びレベルスイッチ49,50
は、マイクロプロセッサ等からなる演算制御装置45に連
絡され、さらに、演算制御装置45は表示器46、プリンタ
ー47及びキーボード48に連絡される。
レノイド32、アウターバルブ用ソレノイド33、ロードセ
ル36、サーボモーター38,41、及びレベルスイッチ49,50
は、マイクロプロセッサ等からなる演算制御装置45に連
絡され、さらに、演算制御装置45は表示器46、プリンタ
ー47及びキーボード48に連絡される。
以下、上記実施例における具体的作動について説明す
る。穀物タンク1〜5には、あらかじめ、揚穀機17、シ
ュートパイプ23及び切換バルブ24を介して、異なる品種
で異なる品質の穀物、例えば米粒(精白米)が順次張込
まれる。なお、各切換バルブ24〜27の駆動回路を演算制
御装置43に連絡するとともに、キーボード48から入力す
る張込指図信号に基づいて、自動張込するように形成し
てもよい。
る。穀物タンク1〜5には、あらかじめ、揚穀機17、シ
ュートパイプ23及び切換バルブ24を介して、異なる品種
で異なる品質の穀物、例えば米粒(精白米)が順次張込
まれる。なお、各切換バルブ24〜27の駆動回路を演算制
御装置43に連絡するとともに、キーボード48から入力す
る張込指図信号に基づいて、自動張込するように形成し
てもよい。
次に、出荷及びストック計画に基づいて、各穀物タンク
1〜5内の米粒を混合するため、所望の混合比と総重量
とをキーボード48から入力する。例えば、総重量をW0、
各穀物タンク1〜5の重量混合比を1:2:1:2:4と指定し
たとすると、各穀物タンク1〜5からの排出すべき重量
W1〜W5は、 W1=W0/10 W2=2W0/10 W3=W0/10 W4=2W0/10 W5=4W0/10となる。そして、演算制御装置45からの計量
開始信号により、計量排出装置6〜10が一斉に計量を開
始する。すなわち、各インナーバルブ用ソレノイド32及
びアウターバルブ用ソレノイド33が励磁してインナーバ
ルブ29及びアウターバルブ30を引き上げ、流出口28を開
けることにより、穀物タンク1〜5内の米粒がそれぞれ
計量ホツパー35内に流出する。すなわち、混合比率の最
も大きい穀物タンク5内の米粒は、計量器の1回の計量
能力が30Kgとすると30Kgずつ計量し、穀物タンク2及び
4内の米粒はその1/2の15Kgずつとし、穀物タンク1及
び3内の米粒はその1/4の7.5Kgずつ計量することにな
る。そして、各計量ホッパー35内の米粒重量は、それぞ
れロードセル36によって計測され、ロードセル36が所定
重量−1Kgを検知したとき、インナーバルブ用ソレノイ
ド32が脱磁してインナーバルブ29が下動し、インナーバ
ルブ29に設けた少量排出口の開口から米粒が少量ずつ流
出して所定重量に達すると、アウターバルブ用ソレノイ
ド33が脱磁してアウターバルブ30が下動し、流出口28が
閉じる。こうして、1回の計量に要する時間、例えば6
秒がカウントアップされると、サーボモーター38が回動
して開閉弁39を開き、計量済みの米粒を、払出し口34か
ら一気に排出ホッパー37内に払い出し、所定時間(数秒
間)経過後に再びインナーバルブ29とアウターバルブ30
とが上動して次の計量を開始する。
1〜5内の米粒を混合するため、所望の混合比と総重量
とをキーボード48から入力する。例えば、総重量をW0、
各穀物タンク1〜5の重量混合比を1:2:1:2:4と指定し
たとすると、各穀物タンク1〜5からの排出すべき重量
W1〜W5は、 W1=W0/10 W2=2W0/10 W3=W0/10 W4=2W0/10 W5=4W0/10となる。そして、演算制御装置45からの計量
開始信号により、計量排出装置6〜10が一斉に計量を開
始する。すなわち、各インナーバルブ用ソレノイド32及
びアウターバルブ用ソレノイド33が励磁してインナーバ
ルブ29及びアウターバルブ30を引き上げ、流出口28を開
けることにより、穀物タンク1〜5内の米粒がそれぞれ
計量ホツパー35内に流出する。すなわち、混合比率の最
も大きい穀物タンク5内の米粒は、計量器の1回の計量
能力が30Kgとすると30Kgずつ計量し、穀物タンク2及び
4内の米粒はその1/2の15Kgずつとし、穀物タンク1及
び3内の米粒はその1/4の7.5Kgずつ計量することにな
る。そして、各計量ホッパー35内の米粒重量は、それぞ
れロードセル36によって計測され、ロードセル36が所定
重量−1Kgを検知したとき、インナーバルブ用ソレノイ
ド32が脱磁してインナーバルブ29が下動し、インナーバ
ルブ29に設けた少量排出口の開口から米粒が少量ずつ流
出して所定重量に達すると、アウターバルブ用ソレノイ
ド33が脱磁してアウターバルブ30が下動し、流出口28が
閉じる。こうして、1回の計量に要する時間、例えば6
秒がカウントアップされると、サーボモーター38が回動
して開閉弁39を開き、計量済みの米粒を、払出し口34か
ら一気に排出ホッパー37内に払い出し、所定時間(数秒
間)経過後に再びインナーバルブ29とアウターバルブ30
とが上動して次の計量を開始する。
なお、本実施例では大投入と小投入とにより約±2g程度
の精度で測定を行うが、これを大投入、中投入及び小投
入として、さらに精度を向上させてもよい。
の精度で測定を行うが、これを大投入、中投入及び小投
入として、さらに精度を向上させてもよい。
一方、各排出ホッパー37内に払い出された米粒は、その
都度、それぞれ排出口40からベルトコンベア13上に排出
されるのであるが、各排出口40の開度は入力した混合比
によって異なる。すなわち、計量排出装置10の排出口40
は全開となるよう、サーボモーター41を所定回転だけ駆
動させ、ピニオン43及びラック44を介してスライドシャ
ッター42を開方向へ摺動させる。同様に、計量排出装置
6〜9の各排出口40は、全開に対して1/4、1/2、1/4及
び1/2となるよう、それぞれのサーボモーター41を駆動
させる。
都度、それぞれ排出口40からベルトコンベア13上に排出
されるのであるが、各排出口40の開度は入力した混合比
によって異なる。すなわち、計量排出装置10の排出口40
は全開となるよう、サーボモーター41を所定回転だけ駆
動させ、ピニオン43及びラック44を介してスライドシャ
ッター42を開方向へ摺動させる。同様に、計量排出装置
6〜9の各排出口40は、全開に対して1/4、1/2、1/4及
び1/2となるよう、それぞれのサーボモーター41を駆動
させる。
このように、混合比に応じて各排出口40の開度を決定す
ることにより、混合率が一定に保持できる。しかも、各
排出口40を開けるタイミングは、ベルトコンベア13の最
も搬送始端側に配設された穀物タンク1からベルトコン
ベア13上に吐出される米粒の帯の先端部が、穀物タンク
2〜5の直下にそれぞれ到達するとき、順次、遅延して
排出を開始するよう、演算制御装置43は計量排出装置6
〜10の各間隔とベルトコンベア13の速度とから、各サー
ボモーター41の作動する時間差を算出して作動信号を出
力するよう形成されるので、揚穀機16に供給される米粒
は終始同一流量で、かつ混合比が一定に保持される。
ることにより、混合率が一定に保持できる。しかも、各
排出口40を開けるタイミングは、ベルトコンベア13の最
も搬送始端側に配設された穀物タンク1からベルトコン
ベア13上に吐出される米粒の帯の先端部が、穀物タンク
2〜5の直下にそれぞれ到達するとき、順次、遅延して
排出を開始するよう、演算制御装置43は計量排出装置6
〜10の各間隔とベルトコンベア13の速度とから、各サー
ボモーター41の作動する時間差を算出して作動信号を出
力するよう形成されるので、揚穀機16に供給される米粒
は終始同一流量で、かつ混合比が一定に保持される。
1回目の排出が終わると、各サーボモーター41が逆転し
てスライドシャッター42を作動し、排出口40を閉じると
ともに、2回目の計量を終えた米粒を一斉に払い出す。
以下同様に、計量・排出を繰り返し、総重量W0に達する
まで続行する。
てスライドシャッター42を作動し、排出口40を閉じると
ともに、2回目の計量を終えた米粒を一斉に払い出す。
以下同様に、計量・排出を繰り返し、総重量W0に達する
まで続行する。
また、排出ホッパー37の下部に装着したレベルスイッチ
49は、サーボモーター41が駆動してから一定時間後、例
えば、5秒後に「穀物なし」を検知しないときは、当該
米粒に対して排出口40の開度が小さいとみなし、この信
号により排出口40はやや大きく補正され、逆に、4秒以
前に「穀物なし」の状態を検知したときは、排出口40の
開度が大きいとみなし、演算制御装置45によってサーボ
モーター41が駆動して排出口40の開度を小さく補正す
る。なお、上部に装着したレベルスイッチ50は、排出ホ
ッパー37内に米粒が充満したとき全ての運転を停止する
安全スイッチである。
49は、サーボモーター41が駆動してから一定時間後、例
えば、5秒後に「穀物なし」を検知しないときは、当該
米粒に対して排出口40の開度が小さいとみなし、この信
号により排出口40はやや大きく補正され、逆に、4秒以
前に「穀物なし」の状態を検知したときは、排出口40の
開度が大きいとみなし、演算制御装置45によってサーボ
モーター41が駆動して排出口40の開度を小さく補正す
る。なお、上部に装着したレベルスイッチ50は、排出ホ
ッパー37内に米粒が充満したとき全ての運転を停止する
安全スイッチである。
各回の排出終了時にあっては、排出開始時と同一の時間
差を介して、計量排出装置6〜10へと順次排出を終了す
るので、穀物タンク1〜5から排出される米粒がすべて
最後まで重なりあって合流される。
差を介して、計量排出装置6〜10へと順次排出を終了す
るので、穀物タンク1〜5から排出される米粒がすべて
最後まで重なりあって合流される。
なお、排出量可変排出手段として、前述した従来例で開
示されるロータリーバルブを設けてもよい。すなわち、
排出ホッパー37の排出口40にロータリーバルブの供給口
を連結し、ロターリーバルブを駆動させるサーボ機構付
き電動機を演算制御装置45に連絡して、混合比に応じて
回転数を決定するとともに、順次、時間差をおいて排出
開始及び停止を行い、排出開始から終了まで同一の混合
比を保持するよう形成する。そして、レベルスイッチ49
からの信号に対しては、ロータリーバルブの回転を速く
したり又は遅くしたりして排出流量の補正を行う。
示されるロータリーバルブを設けてもよい。すなわち、
排出ホッパー37の排出口40にロータリーバルブの供給口
を連結し、ロターリーバルブを駆動させるサーボ機構付
き電動機を演算制御装置45に連絡して、混合比に応じて
回転数を決定するとともに、順次、時間差をおいて排出
開始及び停止を行い、排出開始から終了まで同一の混合
比を保持するよう形成する。そして、レベルスイッチ49
からの信号に対しては、ロータリーバルブの回転を速く
したり又は遅くしたりして排出流量の補正を行う。
ベルトコンベア13の搬送終端部から揚穀機16の供給部に
供給された穀物は、揚穀機16によって揚穀される間に撹
拌され、重合状態が崩れてばらばらに混合され、特別に
混合装置は不要である。
供給された穀物は、揚穀機16によって揚穀される間に撹
拌され、重合状態が崩れてばらばらに混合され、特別に
混合装置は不要である。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
各穀物タンク下端には計量器とその下方に設けた排出量
可変排出手段とからなる計量排出装置を設け、排出され
る穀物の重量を実際に計量して毎回排出することによ
り、非常に高い精度で穀物を計量するとともに、断続的
に排出(バッチ処理)することにより、排出流量の誤差
がほととんどなく、正確な混合が行え、穀物の計数管理
が容易となる。
可変排出手段とからなる計量排出装置を設け、排出され
る穀物の重量を実際に計量して毎回排出することによ
り、非常に高い精度で穀物を計量するとともに、断続的
に排出(バッチ処理)することにより、排出流量の誤差
がほととんどなく、正確な混合が行え、穀物の計数管理
が容易となる。
そして、排出量可変排出手段として下端に排出口を備え
た排出ホッパーと、排出口の開度を増減させるバルブ及
びバルブを駆動させる電動機を設けたことにより、簡単
な構造で排出量を変えることができる。
た排出ホッパーと、排出口の開度を増減させるバルブ及
びバルブを駆動させる電動機を設けたことにより、簡単
な構造で排出量を変えることができる。
また、排出量可変排出手段を竪型ロータリーバルブとし
たことにより、排出が強制的に行われ、ブリッジ等を生
じて排出流量が減少することがない。
たことにより、排出が強制的に行われ、ブリッジ等を生
じて排出流量が減少することがない。
さらに、排出ホッパーにレベルスイッチを設けることに
より、混合比から求めた排出流量を補正し、穀物の性状
の違いによる流量の変化を直ちに補正し、排出終了時の
混合斑がない。
より、混合比から求めた排出流量を補正し、穀物の性状
の違いによる流量の変化を直ちに補正し、排出終了時の
混合斑がない。
第1図は本発明実施例の概略図、第2図は第1図の一部
拡大詳細図、第3図は従来例を示す概略図である。 1〜5…穀物タンク、6〜10…計量排出装置、11〜12…
ローラー、13…ベルトコンベア、14…電動機、15…チェ
ーン、16〜17…揚穀機、18〜22…投入口、23…シュート
パイプ、24〜27…切換バルブ、28…流出口、29…インナ
ーバルブ、30…アウターバルブ、31…軸、32…インナー
バルブ用ソレノイド、33…アウターバルブ用ソレノイ
ド、34…払出し口、35…計量ホッパー、36…ロードセ
ル、37…排出ホッパー、38…サーボモーター、39…開閉
弁、40…排出口、41…サーボモーター、42…スライドシ
ャッター、43…ピニオン、44…ラック、45…演算制御装
置、46…表示器、47…プリンター、48…キーボード、4
9,50…レベルスイッチ。
拡大詳細図、第3図は従来例を示す概略図である。 1〜5…穀物タンク、6〜10…計量排出装置、11〜12…
ローラー、13…ベルトコンベア、14…電動機、15…チェ
ーン、16〜17…揚穀機、18〜22…投入口、23…シュート
パイプ、24〜27…切換バルブ、28…流出口、29…インナ
ーバルブ、30…アウターバルブ、31…軸、32…インナー
バルブ用ソレノイド、33…アウターバルブ用ソレノイ
ド、34…払出し口、35…計量ホッパー、36…ロードセ
ル、37…排出ホッパー、38…サーボモーター、39…開閉
弁、40…排出口、41…サーボモーター、42…スライドシ
ャッター、43…ピニオン、44…ラック、45…演算制御装
置、46…表示器、47…プリンター、48…キーボード、4
9,50…レベルスイッチ。
Claims (4)
- 【請求項1】ほぼ水平方向に一定速度で穀物を搬送する
搬送手段の上方に複数の穀物タンクを並設するととも
に、各穀物タンク下端には計量器とその下方に設けた排
出量可変排出手段とからなる計量排出装置を設け、混合
比入力手段から入力された穀物重量混合比により、前記
各計量排出装置を駆動させて各穀物タンク内の穀物を入
力設定された混合比で排出させ、かつ各穀物タンクの穀
物が全て重合して排出されるよう、前記排出量可変排出
手段の排出流量を決定するとともに、搬送手段の搬送始
端側から順次、時間差をおいて排出量可変排出手段を作
動開始及び停止させるための演算制御装置を設けてなる
穀物混合装置。 - 【請求項2】上記排出量可変排出手段は下端に排出口を
設けた排出ホッパーと、排出口の開度を増減させるバル
ブと、このバルブを開閉作動させることにより、排出口
を入力設定された混合比に応じた開度とする可逆回転サ
ーボ機構付き電動機と、からなる請求項(1)記載の穀
物混合装置。 - 【請求項3】上記排出量可変排出手段は、下端に排出口
を設けた排出ホッパーと、この排出口に連結したロータ
リーバルブと、ロータリーバルブを任意の速度で回転さ
せて、入力設定された混合比に応じた回転速度とするサ
ーボ機構付き電動機とからなる請求項(1)記載の穀物
混合装置。 - 【請求項4】上記排出ホッパーには排出流量を補正する
ため、演算制御装置に連絡したレベルスイッチを設けて
なる請求項(2)又は(3)記載の穀物混合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031122A JPH0798141B2 (ja) | 1988-02-13 | 1988-02-13 | 穀物混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031122A JPH0798141B2 (ja) | 1988-02-13 | 1988-02-13 | 穀物混合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01207124A JPH01207124A (ja) | 1989-08-21 |
JPH0798141B2 true JPH0798141B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=12322611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63031122A Expired - Fee Related JPH0798141B2 (ja) | 1988-02-13 | 1988-02-13 | 穀物混合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798141B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2517138B2 (ja) * | 1990-02-01 | 1996-07-24 | 株式会社クボタ | 穀物ブレンド装置 |
US8905266B2 (en) * | 2004-06-23 | 2014-12-09 | Ecolab Inc. | Method for multiple dosage of liquid products, dosing apparatus and dosing system |
US9102509B2 (en) | 2009-09-25 | 2015-08-11 | Ecolab Inc. | Make-up dispense in a mass based dispensing system |
JP5729007B2 (ja) * | 2011-02-24 | 2015-06-03 | 宇部興産機械株式会社 | 粉粒体混合システム |
-
1988
- 1988-02-13 JP JP63031122A patent/JPH0798141B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01207124A (ja) | 1989-08-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |