JPH0798102A - ボイラのエアポートクリーニング装置 - Google Patents

ボイラのエアポートクリーニング装置

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JPH0798102A
JPH0798102A JP5343399A JP34339993A JPH0798102A JP H0798102 A JPH0798102 A JP H0798102A JP 5343399 A JP5343399 A JP 5343399A JP 34339993 A JP34339993 A JP 34339993A JP H0798102 A JPH0798102 A JP H0798102A
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JP
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air
cleaning
cleaning device
air port
pipe
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JP5343399A
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Tatsuo Kyogoku
健生 京極
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NIPPON KIRIYOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボイラのエアポートクリーニング装置におい
て、リンク機構を用いることなくクリーニング部材の駆
動を可能として、装置構造を簡素化する。 【構成】 エアシリンダ3のピストンロッド31が、左
右一対のクリーニング部材2,2に直接連結されるとと
もに、これらクリーニング部材2,2の移動方向に対し
て平行に進退可能とされて、二つのエアポート6,6を
同時にクリーニングする。これにより、構成が簡素化さ
れて、装置コストの低減化されるとともに、煩雑な保守
・点検が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回収ボイラ等のエアポー
トクリーニング装置に関する。さらに詳しくは、構造が
簡素化されるとともに作業性が改善されてなるエアポ−
トクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】木材を原料とする化学パルプの製造方法
として、木材をアルカリで処理するクラフト法(KP
法)があるが、この方法を採用するクラフトパルプ製造
工場においては、木片に薬液処理を施してパルプを分離
するとともに、この分離後の廃液(いわゆる黒液)中に
含まれる薬品の大部分も再使用している。そして、これ
を目的として、前記黒液を燃料として同時にその中のソ
ーダ分を回収するいわゆる回収ボイラが用いられてい
る。また、この回収ボイラにおいては、パルプ製造工程
から発生する硫化水素を臭気主成分とする臭気ガスの焼
却も併せてなされている。
【0003】そのため、この回収ボイラにおいては、水
管に設けられた多数のノズル(以下、エアポートとい
う)を通して炉内に燃焼用エア、あるいは臭気ガスが混
入された燃焼用エアの供給がなされている。しかるに、
このエアポートには黒液から析出した芒硝が堆積し燃焼
用エアの供給を妨げるため、図11に示すようなクリー
ニング装置100を用いてエアポート内に堆積した芒硝
の除去がなされている。
【0004】すなわち、エアポートに燃焼用エアを供給
するダクトD内に、先端部に中空体のクリーニング部材
102を有する軸部材101を、ダクトD外に取り付け
られたエアシリンダ103により、リンク機構104を
介して炉内方向に進出させて、エアポート内に堆積した
芒硝を炉内に押し出すことによりエアポート内のクリー
ニングがなされている。
【0005】しかるに、エアポートの周縁に沈着した芒
硝はこのクリーニング部材102では完全に除去するこ
とができない。そのため、観察窓105からエアポート
を観察しながら、掃除用穴106よりハンドランスを挿
入してエアポートの周縁部に沈着した芒硝の除去がなさ
れている。しかしながら、上部に設けられている観察窓
105からエアポートを観察しながら、下部に設けられ
ている掃除用穴106によりハンドランスを用いてラン
シングを行っているので、ランシングの際の作業性が悪
いという問題がある。この作業性の悪さは掃除用穴10
6の口径が小さいことにより助長されている。
【0006】また、従来のクリーニング装置において
は、前述の如く、リンク機構104を介してクリーニン
グ部材102を有する軸部材101の駆動を行っている
ので、その駆動機構が複雑になるという欠点がある。そ
のため、クリーニング装置100のコスト高を招来する
ばかりでなく、その保守・点検も煩雑にならざるを得な
いという問題もある。しかも、リンク機構104がエア
ダクトDを貫通している部分のシールが完全でないため
燃焼用エアに含まれている臭気ガスがリークして、エア
ダクトDが腐食されるという問題もある。
【0007】その上、このエアシリンダ102には、図
12に示すように、ボイラの機側に設けられている電磁
弁ボックス111内の電磁弁112からの配管113が
接続され、作動用エアが供給されている。この配管11
3は往路用のものと復路用のものとの2本1組で構成さ
れ、また設置されているエアポートクリーニング装置1
00の数も多いことから、配管113が複雑となりコス
トの上昇を招くばかりでなく、狭隘な場所に多数の配管
113を敷設するために据付け工程の長期化をも招来し
ている。さらに、エアポートクリーニング装置100に
は、掃除用穴106からの燃焼用エア、とりわけ燃焼用
エアに混入されている臭気ガスの噴出を防止するために
シールエアも供給されている。当然、そのためのシール
用エア配管114もエアポートクリーニング装置100
に接続されることになり、その回りの配管が一層複雑と
なっているという問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、構造が簡素化
されるとともに、ラクシングの際の作業性が改善されて
なるクリーニング装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様は、ボ
イラのエアポートに燃焼用エアを供給するエアダクトに
装着されるものであって、前記エアダクト内に往復移動
可能に設けられたクリーニング部材と、該クリーニング
部材をエアダクト内で進退動作させる駆動機構とを備え
てなり、該駆動機構の本体が、エアダクトの後端部にお
いて該エアダクトに気密状態で取付けられ、該駆動機構
の駆動軸が、少なくとも二つのクリーニング部材に連結
されるとともに、これらクリーニング部材の移動方向に
対して平行に進退可能とされていることを特徴とするエ
アポートクリーニング装置に関し、具体的には、少なく
とも二つのクリーニング部材が、単一のロッド部材の先
端部に取付け固定されるとともに、該ロッド部材の後端
部に、前記駆動機構の駆動軸が接続されてなるのが好ま
しい。
【0010】本発明の第1態様においては、前記ロッド
部材がガイド機構により案内支持されて、前記クリーニ
ング部材の移動方向へ進退可能とされてなるのが好まし
い。
【0011】また、本発明の第1態様においては、前記
ロッド部材とガイド機構とが一体的に取外し可能とされ
てなるのが好ましい。
【0012】その上、本発明の第1態様においては、前
記エアダクト内の前記駆動機構取付け側近傍にシール用
エア配管が配設されてなるのがさらに好ましい。
【0013】本発明の第2態様は、駆動機構の上部にエ
アポートを観察しながらランシングができるサイズを有
する覗き窓兼掃除穴が設けられてなることを特徴とする
エアポートクリーニング装置に関する。
【0014】本発明の第2態様においては、前記覗き窓
兼掃除穴にシール用エア配管が接続されてなるのが好ま
しい。
【0015】ここでエアポートクリーニング装置へのエ
ア配管は、母管から分岐されたエア配管が、駆動装置に
接続されている第1分岐管と、エアダクトまたは覗き窓
兼掃除穴に接続されている第2分岐管とに分岐される構
成とされてもよい。
【0016】かかる構成を有するエア配管においては、
前記分岐された配管に流量制御手段が設けられてなるの
が好ましい。この流量制御手段としては、例えばオリフ
ィスがあげられる。
【0017】ここで、エアポートクリーニング装置用駆
動装置としては、例えばエアシリンダ機構と、該エアシ
リンダ機構への供給エアの流路を有する連通部材と、該
連通部材の流路におけるエアの流れ方向を切換える電磁
弁ユニットと、外部信号に応答して前記電磁弁を制御す
る制御ユニットとが一体的に構成されてなるものがあ
る。
【0018】
【作用】本発明の第1態様のクリーニング装置は、前記
の如く、駆動機構の駆動軸が、少なくとも二つのクリー
ニング部材に連結されるとともに、これらクリーニング
部材の移動方向に対して平行に進退可能とされて、単一
の駆動機構により複数のクリーニング部材が直接進退駆
動されるように構成されているので、装置構成が簡素化
されて、装置コストが低減化されるとともに、煩雑な保
守・点検が不要となる。また、駆動機構の本体がエアダ
クトに気密状態で取付けられているので、駆動機構本体
の取付け部から臭気ガスがリークすることはない。
【0019】本発明の第1態様の好ましい実施例では、
ロッド部材が、ガイド機構により案内支持される構造と
されているので、ロッド部材の進退が円滑になし得る。
【0020】本発明の第1態様の別の好ましい実施例で
は、ロッド部材とガイド機構とが一体的に取外し可能と
されているので、ロッド部材の着脱が簡単になし得る。
【0021】本発明の第1態様のさらに好ましい実施例
においては、エアダクト内にシール用エア配管が配設さ
れて、それによりシールエアが供給されているので、燃
焼用エア中に臭気ガスが混入されても、覗き窓兼掃除穴
から手作業によりエアポートのクリーニングすなわちラ
ンシングがなし得る。
【0022】本発明の第2態様のクリーニング装置は、
前記の如く、エアポートを観察しながらランシングがで
きる大きさの覗き窓兼掃除穴が設けられているので、エ
アポートを直接覗きながらランシングできる。したがっ
て、ランシングの際の作業性が向上する。
【0023】本発明の第2態様の好ましい実施例におい
ては、覗き窓兼掃除穴を構成している筒体の側面からシ
ールエアが供給されているので、ランシングのために蓋
があけられていても燃焼用エアや燃焼用エアに混入され
ている臭気ガスが炉外に噴出することはない。
【0024】本発明の第2態様の別の好ましい実施例に
おいては、覗き窓兼掃除穴を構成している筒体の端面か
ら炉内に向けて所定長さの内筒が設けられ、その内筒の
外周を沿うようにシールエアが供給されているので、供
給されたシールエアは外周を沿って流れることにより旋
回力を付与されて内筒の端部から筒体内へ供給される。
したがって、その旋回力により燃焼用エア等の炉外への
噴出防止がより一層確実になされる。
【0025】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明につい
て説明する。
【0026】図1は本発明の実施例1の縦方向断面図、
図2は同実施例の一部を切開して示す背面図、図3は同
実施例の一部を省略した横方向部分断面図、図4は同実
施例において覗き窓兼掃除穴を改変したものの横方向断
面図、図5は同後部縦方向断面図、図6はエアポートク
リーニング装置用エア配管の概略図、図7は同エア配管
の配管系統図、図8はエアポートクリーニング装置用エ
ア配管の他の例の配管系統図、図9は実施例2の一部を
省略した横方向部分断面図である。図において、1はロ
ッド部材、2はクリーニング部材、3は駆動機構、4は
ガイド機構、5はエアダクト、6はエアポート、7はウ
ォールボックス、8は水壁、9はシール用エア配管、A
はエアポートクリーニング装置を示す。
【0027】実施例1 本発明の実施例1のエアポートクリーニング装置を図1
乃至図3に示し、図1乃至図3に示す実施例1において
は、従来のクリーニング装置と同様に、水壁8に設けら
れたウォールボックス7に、エアポート6とエアダクト
5の前部フランジ51がボルト締めにより取り付けられ
ている。
【0028】このエアダクト5は、図1に示すように、
前記エアポート6と同一傾斜角度をもって設置され、そ
のエアダクト前部52,52が左右一対のエアポート
6,6にそれぞれ連通されている。また、これらエアポ
ート6およびエアダクト前部52の内部には、クリーニ
ング部材2,2が往復移動可能にそれぞれ設けられてい
る。
【0029】前記左右一対のクリーニング部材2,2
は、単一のロッド部材1の先端部に取り付けられてい
る。つまり、このロッド部材1は、図3に示すような平
面コ字形状とされた二又状先端部1a,1bに、前記ク
リーニング部材2がそれぞれ取り付け固定されている。
また、ロッド部材1は、前記エアダクト前部52からエ
アダクト後部53の略後端部まで延伸されており、その
後端部1cが駆動機構3に連係されている。
【0030】前記ロッド部材1の材質としては、耐熱性
および耐腐食性を考慮して耐腐食鋼、例えばステンレス
鋼が用いられている。また、ロッド部材1の形状寸法は
図に示す例においては、2枚の鋼板から構成された軽量
構造とされているが、これに限定されるものではなく、
エアポート6の形状寸法に応じて適宜設定される。
【0031】前記クリーニング部材2も同様にステンレ
ス鋼とされ、その形状寸法もロッド部材1の先端部1
a,1bと一体とされたときに、エアポート6内部に進
退できるとともに堆積した芒硝の除去に支障のない形状
寸法とされている。クリーニング部材2の内部は、ハン
ドランスによるエアポート内に堆積した芒硝の除去がな
し得るように、明瞭には図示されていないが、トンネル
状の空洞が形成されている。
【0032】駆動機構3はクリーニング部材2をエアダ
クト5内で進退動作させるもので、具体的にはエアシリ
ンダ機構から構成されている。このエアシリンダ機構3
は、その本体30が、エアダクト後部53の取付フラン
ジ54に取り付けられた蓋部材55に、例えばねじ部材
により装着されており、そのピストンロッド(駆動軸)
31が、前記クリーニング部材2,2の移動方向、つま
りエアダクト5およびエアポート6の傾斜方向に対して
平行に進退可能とされている。このエアシリンダ機構3
は蓋部材55に直接装着されるので、適度の耐熱性、例
えば150℃前後の耐熱性を有するものが好ましい。な
お、この本体30の取付用ボルトは取付フランジ54に
シール溶接がなされて取付けられており、また、本体3
0と取付フランジ54との間にはガスケット55bが介
装されて、本体30の取付フランジ54への取付部の気
密状態が保たれている。
【0033】このピストンロッド31は、蓋部材55の
開口55aを介してエアダクト5内へ突入されるととも
に、前記ロッド部材1の後端部1c中央に接続されてい
る。この接続は、ピストンロッド31の先端部に形成さ
れた雄ねじを、ロッド部材1の後端部1cに形成された
雌ねじに螺合して、ロッド部材1の位置決めを行った後
に、あらかじめピストンロッド31に装着されている締
付けナット32を締め込むことによりなされる。
【0034】なお、図に示す例においては、ピストンロ
ッド31はロッド部材1の後端部1cに直接螺合されて
いるが、この接続はかかる接続形式に限定されるもので
はなく、必要に応じて適宜手段が採用できる。例えば、
後端部1cとピストンロッド31の間にユニオンのよう
な分離自在な継手を介することによって両者を接続する
ことも可能である。
【0035】本発明の好ましい実施例においては、各ロ
ッド部材1の中間部1dには、ガイド機構4が装着され
ている。このガイド機構4は、一対のガイド部材41,
41と、回転リング42、42と、この回転リング42
を回転自在に支持している支持部材43、43と押さえ
部材44とを主要構成要素としている。
【0036】ガイド部材41,41はエアダクト5の底
面に設けられている。具体的には、エアダクト5の底面
に、ベースプレート47が取付ボルト・ナット47a,
47aにより取り外し可能に取り付けられており、この
ベースプレート47上に前記ガイド部材41,41が一
体的に固設されている。なお、このボルト・ナット47
aの取付部も気密状態とされている。
【0037】これら両ガイド部材41,41は、ロッド
部材1の進退動作を妨げない間隔をおいて、ガイド面4
1aを向かい合わせて配設されている。これらガイド部
材41、41の下部には、支持部材43、43が、その
両端部を両ガイド部材41,41に保持されて配設され
ている。この支持部材43には、回転リング42が回転
自在に装着されている。ここで、ロッド部材1とガイド
部材41とのすきまにスペーサ(図示省略)を介装させ
ておけば、エアポート6,6の取付間隔に多少の誤差が
ある場合でもロッド部材1の取付けが容易となる。
【0038】この回転リング42は、ロッド部材1の下
面に当接されて、ロッド部材1の無用の撓みを防止し
て、その円滑な駆動を確保している。このため、支持部
材43の取り付けは、回転リング42がロッド部材1に
当接した状態において、ロッド部材1に対して無用の外
力を与えない位置になされている。この回転リング42
の上方には、押さえ部材44が配設されている。
【0039】この押さえ部材44は、ロッド部材1の上
下方向のブレを防止するためのものである。そのため、
押さえ部材44の下部がロッド部材1の上面に当接する
位置に配設されている。
【0040】この押さえ部材44の一方の端部44a
は、図3に示すように、前記ガイド部材41を貫通し、
さらにエアダクト5の側壁をも貫通して、エアダクト5
の外部へ突出されている。この押さえ部材44の端部4
4aは、エアダクト5の側壁面に固着されている軸受4
5により回転可能に保持されている。この軸受45の外
側端部および押さえ部材44の端部44aは、エアリー
クおよびダストの混入等を防止するため、キャップ46
によりシールされている。
【0041】さらに好ましい実施例においては、エアダ
クト後部53の後端部近傍にシール用エア配管9が配設
されている。このシール用エア配管9は、燃焼用エアに
臭気ガスが混入された場合に、臭気ガスが覗き窓兼掃除
穴56に逆流するのを防止するためのものである。シー
ル用エア配管9は円筒状のもので、図2に示すように、
エアダクト5の外部から、エアダクト後部53内におい
て水平方向へ延びて設けらるとともに、その底部に、複
数のエア噴出用スリット9a,9a,…が下向きに設け
られている。
【0042】ところで、シールエアは温度が20℃程度
であり燃焼用エアの温度(150℃程度)と比較して低
温であるため、このシールエアによりエアダクト後部5
3の後端部近傍の冷却も図られる。そのため、このさら
に好ましい実施例においては、このシールエアの冷却作
用により、エアシリンダ3の制御用電子機器の熱劣化の
防止がなされるという効果も生ずる。なお、シールエア
は常時供給されていてもよいし、必要に応じて供給され
てもよい。
【0043】覗き窓兼掃除穴56は、前記エアシリンダ
3の上側位置において、蓋部材55に取り付けられてお
り、図3に示すように、蓋部材55に一端部が固定され
ている角形パイプ57とこの角形パイプ57の他端部に
開閉可能に取付けられている蓋58とからなる。この角
形パイプ57は、エアポートを覗きながらランシングが
できるに足る大きさのものとされ、例えば100mm角
のパイプとされている。また、蓋58は、その開閉時に
おける操作性を考慮して角型キャッチグリップ56aに
よる開閉構造とされている。
【0044】本発明の別の好ましい実施例においては、
図4および図5に示すように、前記角形パイプ57の先
端部から内部に所定長さ突入している内筒59が設けら
れているとともに、シール用エアノズル60が設けられ
けている。この内筒59は、角形パイプ57同様、エア
ポート6を覗きながらランシングができるようにするた
め、角パイプ57より若干小さなサイズのものとされ、
例えば80mmφの外径を有するパイプとされている。
また、ノズル60にはシールエア用配管が接続されてい
る。そして、このノズル60は供給されたシールエアに
旋回力を付与するため、内筒59の中心線より上方に位
置するように角パイプ57の側面に取り付けられてい
る。なお、この場合図4に示すように、シール用エア配
管9は設けられなくてもよい。
【0045】エアダクト5の天部に設けられているエア
ダクトダンパ70は、従来周知の構造を備え、操作レバ
ー71を回動操作することにより、ダンパケーシング7
2内のダンパプレート73が開閉動作される。
【0046】図6は、かかる構成を有するエアポートク
リーニング装置用エア配管の概略図である。このエア配
管80は、図7の配管系統図に示すように、作動用空気
母管81からの枝管82がエアシリンダ作動用配管83
とシールエア用配管84とに分岐されて、それぞれエア
シリンダ3とエアポートクリーニング装置Aのシール用
エア配管9(またはノズル60)にも接続されているも
のである。枝管82の分岐点の後流側には、図7に示す
ように、バルブ86,87が設けられていて、作動用空
気母管81からのエアを、必要に応じてエアシリンダ3
にもシール用エア配管9(またはノズル60)にも供給
できるようにされている。すなわち、本実施例において
は、この1組のバルブ86,87が流路切替え手段を構
成している。
【0047】このエアシリンダ作動用配管83は、エア
シリンダ3の本体30の下面に設けられている連通部材
33の下面に取付けられている電磁弁ユニット34に接
続されている。この電磁弁ユニット34は、同じく連通
部材33の下面に取付けられている制御ユニット35に
より制御されている。この連通部材33の内部には、図
示はされていないがエア流路が設けられており、この流
路の一端は本体30に設けられているエア供給孔(図示
せず)に接続され、他端は電磁弁ユニットに配設されて
いる電磁弁(図示せず)に接続されている。
【0048】かかる構成において、制御室より制御ユニ
ット35にエアポートクリーニング装置Aのオン信号が
入力されると、制御ユニット35は、電磁弁ユニット3
4にピストンロッド31を前進させる方向にエアを供給
するよう指示する。ピストンロッド31が所定距離進出
すると、本体30の前部にあるリミットスイッチ(図示
せず)が作動して、制御ユニット35にピストンロッド
31が前部所定位置に到達したことが入力される。制御
ユニット35はこの入力に基づいて電磁弁ユニット34
にピストンロッド31を後退させる方向にエアを供給す
るよう指示する。ピストンロッド31が所定距離後退す
ると、本体30の後部にあるリミットスイッチ(図示せ
ず)が作動して、制御ユニット35にピストンロッド3
1が後部所定位置に到達したことが入力される。制御ユ
ニット35はこの入力に基づいて電磁弁ユニット34に
エアの供給停止を指示するとともに、制御室にクリーニ
ング終了信号を入力する。
【0049】一方、シール用エア配管9(またはノズル
60)に供給されたエアは、従来のシールエアと同様に
エアポートクリーニング装置Aの後部(または覗き窓兼
掃除穴56)より燃焼用エア等が噴出するのを防止す
る。なお、ここでシールエア用配管84には、図中に点
線で示すように、雑用エアが供給されるようにされてい
てもよい。
【0050】本発明の他の実施例では、図8に示すよう
に、分岐されたシールエア用配管84には、流量制御用
オリフィスFが設けられている。このため、エアシリン
ダ3とシールエア用空気配管9(またはノズル60)の
それぞれに最適の量の空気が供給される。
【0051】このように、実施例1においてはエアポー
トクリーニング装置A回りのエア配管が非常に簡素化さ
れる。
【0052】なお、本実施例においては、シールエア用
配管84に流量制御用オリフィスFが設けられている
が、流量制御用オリフィスFが設けられる配管はこれに
限定されるものではなく、所望に応じてエアシリンダ作
動用配管83に設けられてもよい。または、両配管8
3,84に設けられてもよい。
【0053】次に、この様に構成された実施例1のクリ
ーニング装置Aによるエアポート6内に堆積した芒硝の
除去について説明する。
【0054】ステップ1:作動用空気源からエアシリン
ダ作動用配管83を介してエアシリンダ3にエアが供給
され、ピストンロッド31が進出する。
【0055】ステップ2:それにより、このピストンロ
ッド31と接続されているロッド部材1も、ガイド機構
4により案内されつつ、炉内方向に進出する。
【0056】ステップ3:ロッド部材1の先端部1a,
1bのクリーニング部材2,2が、図1に2点鎖線で示
す位置まで進出して、エアポート6,6内に堆積した芒
硝を炉内に排出する。
【0057】ステップ4:エア供給方向が切り換えら
れ、ピストンロッド31が後退する。
【0058】ステップ5:それにより、このピストンロ
ッド31と接続されているロッド部材1さらにはクリー
ニング部材2,2も元の位置まで後退する。
【0059】以上の動作により、左右一対のエアポート
6,6内に堆積した芒硝の除去が同時に終了する。芒硝
の除去が完全でない場合には、前記一連の動作を繰り返
す。
【0060】この一連の動作によっても除去できない箇
所については、覗き窓兼掃除穴56の蓋58を開けて、
芒硝が沈着している箇所を見定めながらランシングを行
い、沈着している芒硝を除去する。この場合、覗き窓兼
掃除穴56の角パイプ57のサイズが100mm角と従
来のものに比べて大きくされ、しかも芒硝が沈着してい
る箇所を見定めている所からハンドランスを挿入してラ
ンシングを行うことができるので、その作業能率が著し
く向上する。
【0061】ところで、エアポート6,6内に堆積した
芒硝の除去を繰り返すうちに、クリーニング部材2,2
に芒硝が沈着し動作不良を起こす場合が生ずるので、定
期的にクリーニング装置Aの手入れを行う必要がある。
この手入れは、蓋部材55を取り付フランジ54から取
り外して、ロッド部材1をダクト5外へ引き抜いてなさ
れる。
【0062】この場合、ガイド機構4が設けられている
ときは、キャップ46を取り外して押さえ部材44を引
き出した後、あるいは、さらにベースプレート47と共
にエアダクト5外へ取り外してから、ロッド部材1の引
抜きがなされる。
【0063】しかして、以上のように構成された本発明
の実施例1のクリーニング装置Aにおいては、従来のよ
うなリンク機構が存在しないので、この手入れは非常に
簡素化される。
【0064】しかも、エアシリンダ3のピストンロッド
31がロッド部材1に直接接続されるとともに、クリー
ニング部材2,2の移動方向に対して平行に進退可能と
されているので、クリーニング装置Aのエアダクト5か
らの取り外しが容易である。このため、このクリーニン
グ装置Aの交換用ユニットをあらかじめ用意しておけ
ば、エアダクトダンパ73を閉止するとともに、シール
エアでシールすることにより、回収ボイラの運転中にお
いてもクリーニング装置Aの交換がなし得る。
【0065】なお、上述した実施例1は、本発明を回収
ボイラに適用した場合について説明してきたが、本発明
の適用は回収ボイラに限定されるものではなく、この種
のエアポートを有するボイラに好適に適用することがで
きる。
【0066】また、図に示す例においては、エアシリン
ダ3のピストンロッド31が左右一対のクリーニング部
材2,2に連結された二連構造とされているが、ボイラ
の規模等に応じて3つのクリーニング部材2に連結され
る3連、あるいは4つのクリーニング部材2に連結され
る4連など適宜増設可能である。その逆に、一つのエア
シリング3で一つのクリーニング部材2が駆動される、
いわゆる単式直動型構造とされてもよい。
【0067】さらに、図に示す例においては、駆動機構
3としてエアシリンダが採用されているが、もちろんこ
の他の駆動機構も採用可能である。
【0068】実施例2 実施例2として図9に示すようにに、クリーニング装置
Aの各構成部材の構造や形状寸法も、種々設計変更可能
である。すなわち、図9に示す実施例2においては、エ
アポート6,6のピッチに合わせてコの字状に形成され
たベースプレート47に、ガイド部材41,41が取付
けられている。このガイド部材41,41は、第1実施
例と同様に、支持部材43と回転リング42と押さえ部
材44とを備えているが、押さえ部材44の一方の端部
44aは、エアダクト5の外部に突出されておらず、ガ
イド部材41に回転可能に取付けられている。このた
め、実施例2においてはエアダクト5の側面での取付け
および取外し作業がなくなるので、より狭隘なエアポー
トピッチを有する回収ボイラ等に適用することができ
る。
【0069】また、ベースプレート47のガイド部材4
1,41が設けられている略中間の位置には、図示はさ
れていないが、めねじが形成されている。このめねじに
は、エアダクト5の底面を貫通している取付けボルト
(図示せず)が螺合されている。これによりベースプレ
ート47の位置決めがなされる。ここで、ベースプレー
ト47の端部を蓋部材55の内側に取付けておけば、押
さえ部材44の一方の端部44aが、第1実施例と異な
り、エアダクト5の外部に突出されていないので、ロッ
ド部材1とガイド機構4とを一体として着脱することが
できる。この場合には、クリーニング装置Aのメンテナ
ンスが一層簡略化される。
【0070】なお、実施例2においても、覗き窓兼掃除
穴を図4に示す構造のものに改変することもできる。ま
た、エア配管も実施例1と同様に図7および図8に示す
ものとすることができる。さらに、燃焼用エアの温度が
200℃程度と高い場合には、図10に示すように、台
座を設けてその上に駆動機構3を取付けるようにしても
よい。こうすることにより、駆動機構3の電子機器の熱
劣化を防止できる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クリーニング装置の構造およびその回りの空気配管の簡
素化が図れるとともに、エアポートに沈着した芒硝のラ
ンシングによる除去も容易となる。また、臭気ガスのリ
ークによるエアダクトの腐食も防止される。それによ
り、クリーニング装置のコストの低減、据付期間の短縮
ならびに煩雑な保守作業の排除および作業能率の向上が
達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の縦方向断面図である。
【図2】同実施例の一部を切開して示す背面図である。
【図3】同実施例の一部を省略した横方向部分断面図で
ある。
【図4】同実施例において覗き窓兼掃除穴を改変したも
のの横方向断面図である。
【図5】同後部縦方向断面図である。
【図6】エアポートクリーニング装置用空気配管の概略
図である。
【図7】同空気配管の配管系統図である。
【図8】エアポートクリーニング装置用空気配管の他の
例の配管系統図である。
【図9】本発明の実施例2の一部を省略した横方向断面
図である。
【図10】取付フランジに駆動機構用座を取付けた実施
例の後部断面図である。
【図11】従来のクリーニング装置の概略図である。
【図12】従来のエアポートクリーニング装置用エア配
管の配管系統図である。
【符号の説明】
1 ロッド部材 2 クリーニング部材 3 駆動機構(エアシリンダ) 31 駆動機構の駆動軸(ピストンロッド) 34 電磁弁ユニット 35 制御ユニット 4 ガイド機構 47 ベースプレート 5 エアダクト 56 覗き窓兼掃除穴 57 角型パイプ 58 蓋 59 内筒 6 エアポート 7 ウォールボックス 8 水壁 9 シール用エア配管 60 エアノズル 70 エアダクトダンパ 80 エアポートクリーニング装置用エア配管 A エアポートクリーニング装置 F 流用制御用オリフィス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラのエアポートに燃焼用エアを供給
    するエアダクトに装着されるものであって、前記エアダ
    クト内に往復移動可能に設けられたクリーニング部材
    と、該クリーニング部材をエアダクト内で進退動作させ
    る駆動機構とを備えてなり、該駆動機構の本体が、エア
    ダクトの後端部において該エアダクトに気密状態で取付
    けられ、該駆動機構の駆動軸が、少なくとも二つのクリ
    ーニング部材に連結されるとともに、これらクリーニン
    グ部材の移動方向に対して平行に進退可能とされてなる
    ことを特徴とするエアポートクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも二つのクリーニング部材が、
    単一のロッド部材の先端部に取付け固定されるととも
    に、該ロッド部材の後端部に、前記駆動機構の駆動軸が
    接続されてなることを特徴とする請求項1記載のエアポ
    ートクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記ロッド部材が、ガイド機構により案
    内支持されて、前記クリーニング部材の移動方向へ進退
    可能とされてなることを特徴とする請求項2記載のエア
    ポートクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記ロッド部材とガイド機構とが一体的
    に取外し可能とされてなることを特徴とする請求項3記
    載のエアポートクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 前記エアダクト内の前記駆動機構取付け
    側近傍にシール用エア配管が配設されてなることを特徴
    とする請求項3または4記載のエアポートクリーニング
    装置。
  6. 【請求項6】 駆動機構の上部にエアポートを観察しな
    がらランシングができるサイズを有する覗き窓兼掃除穴
    が設けられてなることを特徴とするエアポートクリーニ
    ング装置。
  7. 【請求項7】 前記覗き窓兼掃除穴にシール用エア配管
    が接続されてなることを特徴とする請求項6記載のエア
    ポートクリーニング装置。
  8. 【請求項8】 エアポートクリーニング装置に接続され
    るエア配管であって、該空気配管の第1分岐管が駆動装
    置に接続され、同第2分岐管がエアダクトまたは覗き窓
    兼掃除穴に接続されてなり、流路切替え手段により、前
    記駆動装置と前記エアダクトまたは覗き窓兼掃除穴とに
    供給エアが切替えられることを特徴とするエアポートク
    リーニング装置用エア配管。
  9. 【請求項9】 前記分岐された配管に流量制御手段が設
    けられてなることを特徴とする請求項8記載のエアポー
    トクリーニング装置用エア配管。
  10. 【請求項10】 前記流量制御手段がオリフィスである
    ことを特徴とする請求項9記載のエアポートクリーニン
    グ装置用エア配管。
  11. 【請求項11】 エアシリンダ機構と、該エアシリンダ
    機構への供給エアの流路を有する連通部材と、該連通部
    材の流路におけるエアの流れ方向を切換える電磁弁ユニ
    ットと、外部信号に応答して前記電磁弁を制御する制御
    ユニットとが一体的に構成されてなることを特徴とする
    エアポートクリーニング装置用駆動装置。
JP5343399A 1993-05-21 1993-12-15 ボイラのエアポートクリーニング装置 Pending JPH0798102A (ja)

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JP3193193 1993-05-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067999A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Tsukishima Kikai Co Ltd 焼却炉への被処理物の供給装置

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JP2012067999A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Tsukishima Kikai Co Ltd 焼却炉への被処理物の供給装置

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