JPH0798045B2 - 脊椎牽引装置 - Google Patents
脊椎牽引装置Info
- Publication number
- JPH0798045B2 JPH0798045B2 JP5124600A JP12460093A JPH0798045B2 JP H0798045 B2 JPH0798045 B2 JP H0798045B2 JP 5124600 A JP5124600 A JP 5124600A JP 12460093 A JP12460093 A JP 12460093A JP H0798045 B2 JPH0798045 B2 JP H0798045B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traction device
- spinal traction
- tube
- spinal
- patient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/01—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
- A61F5/02—Orthopaedic corsets
- A61F5/026—Back straightening devices with shoulder braces to force back the shoulder to obtain a correct curvature of the spine
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脊椎やそれに携わる筋
の縮みから由来する腰痛等の疾患を持つ患者の痛みを和
らげ、脊椎を安静保持するための脊推牽引装置に関する
ものである。
の縮みから由来する腰痛等の疾患を持つ患者の痛みを和
らげ、脊椎を安静保持するための脊推牽引装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の脊椎牽引療法の際使用される脊椎
牽引装置において、患者はベット等の台座に横になり躯
幹や四肢に錘を吊り下げ、その荷重により牽引し、牽引
後にコルセット等で患部を固定し安静保持する方法が方
法が採られている。
牽引装置において、患者はベット等の台座に横になり躯
幹や四肢に錘を吊り下げ、その荷重により牽引し、牽引
後にコルセット等で患部を固定し安静保持する方法が方
法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
脊椎牽引方法による装置においては装置が大掛りである
ため手軽に使用できないという問題がある。また、この
装置においては患者が横になり身体を拘束されるため、
牽引治療中は日常の活動ができないと言う問題がある。
更に、牽引中には痛みが和らぎ安静保持できるが、牽引
後は堅牢なコルセットを装着し患部を固定するため、患
者は不自然で不安定な状態を余儀無くされ、歩行や腰掛
けると言った日常的な動作にも支障をきたすという問題
がある。本発明は、従来の技術の以上ような問題点に鑑
み、簡単な構造で、日常生活中においても牽引作用を継
続して働かせることができ、患者の身体を柔軟に安静保
持することのできる脊椎牽引装置を提供することを目的
とするものである。
脊椎牽引方法による装置においては装置が大掛りである
ため手軽に使用できないという問題がある。また、この
装置においては患者が横になり身体を拘束されるため、
牽引治療中は日常の活動ができないと言う問題がある。
更に、牽引中には痛みが和らぎ安静保持できるが、牽引
後は堅牢なコルセットを装着し患部を固定するため、患
者は不自然で不安定な状態を余儀無くされ、歩行や腰掛
けると言った日常的な動作にも支障をきたすという問題
がある。本発明は、従来の技術の以上ような問題点に鑑
み、簡単な構造で、日常生活中においても牽引作用を継
続して働かせることができ、患者の身体を柔軟に安静保
持することのできる脊椎牽引装置を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、脊
椎牽引装置を少なくとも2本の固定ベルトとそれらの固
定ベルトの間に連結して設けられた伸縮部とからなり、
該伸縮部は膨張収縮自在の筒袋状のチューブを蛇腹状に
連結することにより構成したものである。
椎牽引装置を少なくとも2本の固定ベルトとそれらの固
定ベルトの間に連結して設けられた伸縮部とからなり、
該伸縮部は膨張収縮自在の筒袋状のチューブを蛇腹状に
連結することにより構成したものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る脊椎牽引装置の斜視図、図2
は本発明に係る脊椎牽引装置を使用した状態を示す正面
図である。図1に示すように脊椎牽引装置1の伸縮部3
は複数の筒袋状のチューブ2を重合固着して作られてお
りその外観は蛇腹状を呈している。チューブ2は可撓性
の高いゴム等で作られておりその外側面には空気注入口
4が設けられコンプレッサー5により圧縮空気を注入し
膨張するようにされている。ここでコンプレサー5の空
気噴出口5aにはチューブ2内に注入する空気の圧力を
調節するための安全圧力調節メーター6が設けられチュ
ーブ2内への空気注入の際各チューブ2内の空気圧を適
切に設定できるようにされている。蛇腹状の伸縮部3の
上端及び下端には、チューブ2の周辺に沿ってそれぞれ
脇下ベルト7及び腰ベルト8が設けられ、脊椎牽引装置
1を身体に固定できるようにされている。
する。図1は本発明に係る脊椎牽引装置の斜視図、図2
は本発明に係る脊椎牽引装置を使用した状態を示す正面
図である。図1に示すように脊椎牽引装置1の伸縮部3
は複数の筒袋状のチューブ2を重合固着して作られてお
りその外観は蛇腹状を呈している。チューブ2は可撓性
の高いゴム等で作られておりその外側面には空気注入口
4が設けられコンプレッサー5により圧縮空気を注入し
膨張するようにされている。ここでコンプレサー5の空
気噴出口5aにはチューブ2内に注入する空気の圧力を
調節するための安全圧力調節メーター6が設けられチュ
ーブ2内への空気注入の際各チューブ2内の空気圧を適
切に設定できるようにされている。蛇腹状の伸縮部3の
上端及び下端には、チューブ2の周辺に沿ってそれぞれ
脇下ベルト7及び腰ベルト8が設けられ、脊椎牽引装置
1を身体に固定できるようにされている。
【0006】次に本実施例の使用方法と作用について説
明する。まず、脊椎牽引装置1をその空洞部分に挿通さ
せ患者9に装着する、次にベルト7を患者9の脇下部分
にしっかりと固定する、同じく腰ベルト8を腰部分にし
っかりと固定する。そして、チューブ2の各空気注入口
4からコンプレサー5により圧縮空気を注入して行く、
このとき安全圧力調節メーター6によりチューブ2内を
適切な空気圧に保ちながら作業を行う、これにより各チ
ューブ2が膨張し蛇腹状の伸縮部3が上下に伸びると同
時に脇下ベルト7と腰ベルト8の間に上下方向への圧力
が発生し牽引力が生じる。これにより脊椎やそれに携わ
る筋の縮みを引き伸ばすことができ、脊椎間の圧迫によ
って生じていた痛みを柔げることができる。また、使用
後の脊椎牽引装置1の空気を抜いて蛇腹状の伸縮部3を
折り畳むことにより、持ち運び手軽に行えるる。尚、上
記実施例では、チューブに圧縮空気を注入することによ
り膨張させ伸縮部の引き伸ばしを行っているがこれに限
定されるものではなく、保温効果のある流体等を注入す
るものでもよく、空気を注入する場合に比べて温湿布効
果等の更なる効果が期待できる。
明する。まず、脊椎牽引装置1をその空洞部分に挿通さ
せ患者9に装着する、次にベルト7を患者9の脇下部分
にしっかりと固定する、同じく腰ベルト8を腰部分にし
っかりと固定する。そして、チューブ2の各空気注入口
4からコンプレサー5により圧縮空気を注入して行く、
このとき安全圧力調節メーター6によりチューブ2内を
適切な空気圧に保ちながら作業を行う、これにより各チ
ューブ2が膨張し蛇腹状の伸縮部3が上下に伸びると同
時に脇下ベルト7と腰ベルト8の間に上下方向への圧力
が発生し牽引力が生じる。これにより脊椎やそれに携わ
る筋の縮みを引き伸ばすことができ、脊椎間の圧迫によ
って生じていた痛みを柔げることができる。また、使用
後の脊椎牽引装置1の空気を抜いて蛇腹状の伸縮部3を
折り畳むことにより、持ち運び手軽に行えるる。尚、上
記実施例では、チューブに圧縮空気を注入することによ
り膨張させ伸縮部の引き伸ばしを行っているがこれに限
定されるものではなく、保温効果のある流体等を注入す
るものでもよく、空気を注入する場合に比べて温湿布効
果等の更なる効果が期待できる。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明では、脊椎牽引装置
を、少なくとも2本の固定ベルトとそれらの固定ベルト
の間に連結して設けられた伸縮部とからなり、該伸縮部
は膨張収縮自在の筒袋状のチューブを蛇腹状に連結する
ことにより構成したので、これを使用する患者は、日常
生活中、例えば就寝時や自動車の運転中においても、こ
れを装着して脊椎牽引を行うことができるという優れた
効果がある。また筒袋状のチューブは可撓性を有してい
るため患者の身体を柔軟に安静保持することができると
いう優れた効果がある。
を、少なくとも2本の固定ベルトとそれらの固定ベルト
の間に連結して設けられた伸縮部とからなり、該伸縮部
は膨張収縮自在の筒袋状のチューブを蛇腹状に連結する
ことにより構成したので、これを使用する患者は、日常
生活中、例えば就寝時や自動車の運転中においても、こ
れを装着して脊椎牽引を行うことができるという優れた
効果がある。また筒袋状のチューブは可撓性を有してい
るため患者の身体を柔軟に安静保持することができると
いう優れた効果がある。
【0008】
【図1】本発明に係る脊椎牽引装置の斜視図である。
【図2】本発明に係る脊椎牽引装置を使用した状態を示
す正面図である。
す正面図である。
1 脊椎牽引装置 2 チューブ 3 伸縮部 4 空気注入口 5 コンプレッサー 5a 空気噴出口 6 安全圧力調節メーター 7 脇下ベルト 8 腰ベルト 9 患者
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも2本の固定ベルトとそれらの固
定ベルトの間に連結して設けられた伸縮部とからなり、
該伸縮部は膨張収縮自在の筒袋状のチューブを蛇腹状に
連結して設けたことを特徴とする脊椎牽引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5124600A JPH0798045B2 (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 脊椎牽引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5124600A JPH0798045B2 (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 脊椎牽引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06296635A JPH06296635A (ja) | 1994-10-25 |
JPH0798045B2 true JPH0798045B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=14889463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5124600A Expired - Lifetime JPH0798045B2 (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 脊椎牽引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798045B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624635B2 (ja) * | 1987-05-19 | 1994-04-06 | ヤンマーディーゼル株式会社 | メタノール系燃料電池用の高活性触媒粉末とこれを用いた高活性電極の製造方法 |
KR20020066764A (ko) * | 2001-02-13 | 2002-08-21 | 박창준 | 추간판탈출증 치료용 의료보조기 |
JP2017176826A (ja) * | 2016-03-24 | 2017-10-05 | 公立大学法人青森県立保健大学 | 介達牽引用装着具、介達牽引用システム、介達牽引システム、介達牽引用装着具使用方法、および介達牽引方法 |
DE102016107670B3 (de) * | 2016-04-26 | 2017-10-26 | Otto Bock Healthcare Gmbh | Hüllkörper |
CN109528374A (zh) * | 2018-10-09 | 2019-03-29 | 河钢股份有限公司承德分公司 | 一种可以自行使用的腰部脊椎牵引装置 |
CN115089359B (zh) * | 2022-06-15 | 2022-11-22 | 郑语熙 | 一种可调式脊柱侧弯矫形器及其制造方法 |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP5124600A patent/JPH0798045B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06296635A (ja) | 1994-10-25 |
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