JP3096776B2 - 膨張式頸部牽引/伸張装置 - Google Patents

膨張式頸部牽引/伸張装置

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JP3096776B2
JP3096776B2 JP07509281A JP50928195A JP3096776B2 JP 3096776 B2 JP3096776 B2 JP 3096776B2 JP 07509281 A JP07509281 A JP 07509281A JP 50928195 A JP50928195 A JP 50928195A JP 3096776 B2 JP3096776 B2 JP 3096776B2
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    • A61F5/05Devices for stretching or reducing fractured limbs; Devices for distractions; Splints for immobilising
    • A61F5/055Cervical collars

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、平面上に横たわる使用者の首部の下であっ
て、使用者の両肩と頭部との間に配置されるものであ
り、柔軟に膨張する材料で成り、肩ポーションと蛇腹ポ
ーションと頭ポーションとを有した膨張性本体を含んだ
膨張性一体型頸部牽引/伸張装置に関する。この本体に
は手動式空気圧開放バルブを備えた手動式の空気ポンプ
が接続されており、頭ポーションと肩ポーションとに手
動式にて空気を送風し、蛇腹ポーションを伸張あるいは
収縮させて使用者の頸部を伸ばしたり、頸部にかかる緊
張力を開放する。
2.関連技術の解説 過去において、牽引式まくら及び膨張式頸部牽引まく
らが提案されている。このような特殊まくらの例は以下
の米国特許に開示されている。
米国特許番号 特許権者 5,060,661 ハワード 4,832,007 デービス,Jr.他 4,805,603 カンバーランド 4,771,493 パーク 4,732,144 キュナナン 発明の概要 本発明により、柔軟に膨張することができる材料で成
る中空の膨張式本体を含む頸部牽引/伸張装置が提供さ
れる。この本体は肩ポーションと頭ポーションと蛇腹ポ
ーションとを含む。これら蛇腹ポーションと肩ポーショ
ンと頭ポーションとは、患者の頸部を載せて支持するよ
うに整合状態で一体化し、U形頸受部を提供している。
この本体には空気ポンプと空気開放構造体とが接続され
ており、本体に空気を送ったり、本体から空気を抜いた
りする。蛇腹ポーションは非膨張形状と第1膨張形状と
第2膨張形状とを有するものであり、蛇腹ポーションは
膨張してその第2膨張形状となり、本体の頭ポーション
と肩ポーションとの間で膨張力を提供する。
図面の簡単な説明 図1は本発明の教示に従って構成された膨張式頸部牽
引/伸張装置の斜視図である。
図2は図1に示す膨張式部牽引/伸張装置の本体の平
面図である。
図3は図2に示す頸部牽引/伸張装置の本体を、図2
の3−3線から矢印の方向に見たものである。
図4は図2の頸部牽引/伸張装置の本体の、図2の4
−4線に沿った断面図である。
図5は図2の頸部牽引/伸張装置の本体の、図2の5
−5線に沿った断面図である。
図6は図2の頸部牽引/伸張装置の本体の、図2の6
−6線に沿った断面図である。
図7は本頸部牽引/伸張装置の本体の頭ポーション
の、図3の7−7線に沿った断面図である。
図8は患者の頸部が載せられている状態の本頸部牽引
/伸張装置の側面図であり、本装置は膨張はしているが
伸び出てはいない状態を示している。
図9は本頸部牽引/伸張装置を利用している患者の側
面図であり、図8の状態に類似しているが、患者の頸部
に伸張力を付与するために伸び出し状態にある本頸部牽
引/伸張装置を示している。
好適実施例の説明 図面をさらに詳細に解説する。図1には本発明の教示
に従って構成された膨張式頸部牽引/伸張装置10が図示
されている。本装置10は肩ポーション14と蛇腹ポーショ
ン16と頭ポーション18とを有した本体12を含んでいる。
図1に示すように、本装置10は、肩ポーション14と蛇
腹ポーション16と頭ポーション18とが完全に収縮した非
膨張形状(図示せず)から第1膨張形状に膨張されてい
る。
肩ポーション14と蛇腹ポーション16と頭ポーション18
とはゴム等の柔軟膨張性材料で成り、第1膨張形状にあ
るとき充分な剛弾性あるいは硬弾性を有し、伸張力ある
いは表面緊張力を提供し、最大の牽引力を創出する。
本頸部牽引/伸張装置10は蛇腹ポーション16に接続さ
れたチューブ20をさらに含み、その先端部21に柔軟材料
製で球体状の空気ポンプ22を有しており、頸部牽引/伸
張装置10を空気で膨張させる。球体あるいは空気ポンプ
22は先端部に単方向バルブ24を有しており、膨張する際
に球体(空気ポンプ)22内に空気を注入するが、圧縮さ
れた際に球体22から空気を排出させない。
チューブ20の先端部には、球体22に隣接して、金属環
30に搭載されたネジ溝付き回動ネジ28を含む排出バルブ
26が搭載されている。回動ネジ28が金属環30に締め付け
られると空気は頸部牽引/伸張装置10から抜け出ること
はなく、回動ネジ28が緩められると排出バルブ26は開放
され、圧縮空気はチューブ20を介して頸部牽引/伸張装
置10から排出される。
圧縮可能な球体22とチューブ20とに加えて、頸部牽引
/伸張装置10は頭ポーション18の両側にVELCROタイプの
固定手段31と32(図3)と、患者の頭部に装着される額
ベルト34とを有している。額ベルト34は内側面36に、固
定手段31と32とに固定される布体を有している。この固
定の様子は図8と図9とに図示されている。患者の頭部
は頸部牽引/伸張装置10上に置かれ、肩ポーション14は
患者の肩部に押し付けられ、患者の頭部は頭ポーション
18に載せられ、額ベルト34は患者の額を横断し、頭ポー
ション18の両側で固定手段31あるいは32に固定される。
図2から図7にかけて示すごとき第1膨張形状に膨張
されると、肩ポーション14は患者の両肩にフィットし、
頸部牽引/伸張装置10による反伸張作用力を創出する。
肩ポーション14と蛇腹ポーション16と頭ポーション18と
は複雑な特殊形状表面を有し、患者の頸部形状に合わせ
て本装置10を快適で治療的に伸張させることは本発明の
重要なポイントである。これらの特殊形状表面は以下に
おいて簡単に説明されており、その詳細は1993年9月13
日出願の米国特許願第08/120,602号において説明されて
おり、本願はその一部継続出願である。
肩ポーション14は、底面36と、対面する側面37と38
と、肩形状的に曲面を有した肩形状面40と、弓形半円筒
式のU形状面42とを含んでおり、U形状面42は両肩上面
39の中央部で、肩ポーション14の一部を成す2体のブロ
ック部44と46との間に位置している。
図1に最も良く示すように、肩ポーション14の肩形状
面40は、患者の両肩の自然な曲傾斜に合致するように、
肩ポーション14の側面37と38から肩ポーション14の中央
部にかけて蛇腹ポーション16方向に向かってそれぞれや
や傾斜している。さらに上下にかけて、肩形状面40は内
側と外側に曲傾斜し、曲面49と50とをブロック部44と46
とにそれぞれ形成しており、患者の左右の肩の自然な形
状に合致させている。U形状面42の深さは本体12の中央
部での約1インチ(2.54cm)から、肩上面39での約2イ
ンチ(5.08cm)まで変化する。
肩ポーション14の肩形状面40の特殊形状機能によっ
て、肩ポーション14は患者あるいは使用者の両肩の前方
部と中央部とに容易にフィットし、ずれを最少限に押
え、患者の両肩に対して良好で調節可能な伸張力を作用
させる。
蛇腹ポーション16は複数(例えば3)の凸部51と52と
53とを実施例のごとくに含み、本装置の膨張時に患者の
頸部を引き伸ばして支持するように構成されている。さ
らに、肩ポーション14の幅方向に沿って、さらには、頭
ポーション18の幅方向に沿って均等に力を配分する。
蛇腹ポーション16は略方形であり、実質的に本装置10
の本体12の全高と全幅に合わせて提供されている。蛇腹
ポーション16は、突起部56とU形の溝部58とで構成され
ており、U形溝部58は肩ポーション14のU形状面42とほ
ぼ整合した突起部56から内部方向に延びている。このよ
うに構成された蛇腹ポーション16は患者の頸部を快適に
支持する。
患者のたいていの頸部損傷は、いわゆる「軍隊首(mi
litary neck)」あるいは直頸部症候群(straight neck
syndrome)と呼称される頸部の自然曲線の損傷であ
る。これらの症状は患者の頭部を垂直に保持するように
強制される上胸部筋肉にストレスを与える。自然曲線が
存在するときには患者頭部の重量は頸骨システム全体に
配分される。本頸部牽引/伸張装置10の本体12は上胸部
筋肉を不自然なストレスから開放すべく患者の頸部曲線
を支持するように構成されている。肩ポーション14がこ
の機能を頸部牽引/伸張装置10の本体12の中央部にて達
成する様子は図4において図示されている。肩形状面40
はU形状面42の平坦あるいは少々上方に曲傾斜した傾斜
面62に続く下方に曲傾斜した下方傾斜面60を有してい
る。
肩ポーション14と同様に、頭ポーション18も蛇腹ポー
ション16と一体的に形成されている。頭ポーション18は
略弓形半円筒のU形表面68を有しており、U形表面68は
患者の頸部の頸部曲線にフィットするように、中央部で
下方にやや曲傾斜する部位70(図3)を有し、さらに、
患者の頸部曲線と合致するために下方に曲傾斜した中央
部位74を有した頭受面72を有している。
U形表面68は約3/4インチ(1.91cm)から1インチの
距離を頭ポーション18の外側方向に延びており、U形表
面68の中央部ではなく、U形表面68の両側に縁部76を形
成している。この様子は図4、5及び6において明瞭に
図示されている。
図4に図示されているように、頭受面72の中央部位74
と接続しているU部の底部には、U形状の表面78と70と
を備えた縁部76はほとんど存在しない。
図4、5及び6に図示されているように、本膨張式頸
部牽引/伸張装置10の内部には中空チャンバ77が存在
し、肩ポーション14と蛇腹ポーション16と頭ポーション
18との内部を一体的に収容している。
本装置10を形成するゴム材料の厚みは、図4、5、6
及び7に示すように、肩ポーション14の水平及び垂直断
面全体にわたって一般的に均一である。また、頭ポーシ
ョン18の水平及び垂直断面全体にわたって、その材料の
厚みは均一である。さらに、蛇腹ポーション16の水平及
び垂直断面全体の材料の厚みも一般的に均一である。し
かし、好適には、ゴム材料は蛇腹ポーション16よりも、
肩ポーション14と頭ポーション18とで肉厚になってい
る。
肩ポーション14と頭ポーション18との肉厚材料は、蛇
腹ポーション16を肩ポーション14と頭ポーション18とよ
りも容易に膨張させる。従って、本装置20が、図2から
図7にかけて示すように、非膨張状態から第1膨張状態
に膨張されれば、本装置のさらなる膨張は蛇腹ポーショ
ン16を頭ポーション14と肩ポーション18とよりもさらに
膨張させることになる。肩ポーション14と頭ポーション
16とは第1膨張状態と類似した形状に膨張状態のままで
残り、さらに空気が入れられようとも容易に歪むことは
ない。
蛇腹ポーション16のさらなる膨張は、蛇腹ポーション
16の凸部(51、52、53)を制御下で伸張させ、肩ポーシ
ョン14と頭ポーション18とを引き離す方向での均一な圧
力を発生させる。この膨張は患者の頸部への快適で治療
的な伸張力を生じさせ、本装置10が第1状態に膨張した
ときに創出された肩ポーション14と頭ポーション18との
牽引力、伸張力あるいは表面の緊張状態を維持させる。
図5に示すように、U形表面68の両側の途中に縁部76
が存在し、U形表面68と特殊な形状にされた頭受面72と
の間に位置している。この位置での縁部76は患者の後頭
部を受領し、頭受面72内の縁部76の外側に後頭圧面78を
定義する。
頭受面72の縁部76と後頭圧面78とは、頭ポーション18
に患者の頸部の両側で後頭部領域に圧力を提供する。本
発明の頸部牽引/伸張装置10によって提供された後頭部
に対するこの圧力は頭痛を緩和すると信じられている。
図4、5及び6に図示するように、本体12はU形開放
部内とU形表面42、58、68の中央部とに、表面部62、6
0、42、70及び74を有しており、患者の頸部の頸部曲線
を受領する(図4)。頭ポーション18のU形開放部領域
の左右いずれかに患者の頭が移動すると、頭受面72は縁
部76と、後頭圧面78と、穏やかに曲傾斜した曲面部80
(図6)とを利用し、患者の頭部を後頭部と頭部の各側
とで支持する。
図6に示すように、頭ポーション18の上面81付近でU
形表面68は下方に長く曲傾斜し、頭受面72の各側で頭ポ
ーション18の外端面84に延びる頭受面72の滑らかに下方
に延びている曲表面82と交わる。
蛇腹ポーション16のU形溝部58は膨張した状態で3か
ら4インチ(7.62から10.2cm)、好適には約3と1/2イ
ンチ(8.9cm)の深さを有している。
図2において、特殊な形状にされた頭受面72は頭ポー
ション18の中央領域の底部86(図3)に向かって下方に
延び、頭ポーションはその底部にU形ノッチ87を有して
おり、そこで患者の頭部は平坦な表面に載せられる。
頭ポーション18の外端面84はその中央のいずれ側に
も、頭ポーション18の平坦な中央底部86から、頭ポーシ
ョン18の上面81方面に内外方向に曲傾斜している傾斜端
面89と90へと上方に向かって延びている左右の壁部87と
88とを有している。
さらに、図2に最良に図示されているごとく、頭ポー
ション18の左右の外側部91と92とは蛇腹ポーション16か
ら内側と外側に曲傾斜した端壁面89と90とに内側及び外
側に向かって曲傾斜している。これら左右の外側部91と
92とには各々、VELCROタイプのパッチ31と32(図3)と
が提供されている。パッチ31と32とは中央底部86に隣接
した外側部91あるいは92に配置されている。
望むならば、頭ポーション18の中央底部86は、図3に
示すように、U形ノッチ87のいずれ側にも傾斜スロット
94あるいは95を有することができる。
図1、8及び9に最良に図示されているように、額ベ
ルト34はベルト34の内側36にVELCROタイプの布製固定手
段36を有しており、患者の額を横断するベルト34の各端
部でパッチ31と32とにそれぞれ固定され、患者の頭部を
本頸部牽引/伸張装置10の本体12で頭ポーション18に固
定し、最良伸張あるいは牽引を達成させる。
本頸部牽引/伸張装置10を使用する際、使用者あるい
は患者は本装置を非膨張状態から第1膨張状態に膨張さ
せる。その後、使用者は回動ネジ28を回して本装置10か
ら空気が抜けるのを防止する。そして、使用者は膨張し
た本装置10を床やテーブル等の平坦な表面に置き、本装
置10を床やテーブルに置いたときのU形開放部の中央
部、すなわち、肩ポーション14と蛇腹ポーション16と頭
ポーション18の表面62、60、42、58、72、74に載せられ
る患者の頭部や頸部曲面を形成させる。その後、使用者
あるいは患者または医者や他の医療関係者は、額ベルト
34を使用者や患者の額に巻きつけ、その両端をパッチ31
と32とにしっかりと固定する。次に、使用者あるいは医
療技術者は、手持ちタイプの空気ポンプ22を使用して本
装置10をさらに膨張させ、第2膨張状態にし、蛇腹ポー
ション16を膨張させ、肩ポーション14と蛇腹ポーション
16と頭ポーション18の表面部62、60、42、58、72、74に
よって支持された患者の頸部の頸部領域に牽引力を創出
する。
望むなら、電気式空気ポンプ(図示せず)を手持ち空
気ポンプ22の代用としてチューブ20に接続することが可
能である。そのような電気式ポンプはタイマーを有して
おり、電気式ポンプの作動を周期的にサイクルさせ、患
者の頸部に周期的な牽引/伸張を提供し、患者の関節炎
ばかりではなく、ソフトティシュ(soft tissue)ある
いはディスク機能障害(disk dysfunctions)を治療す
る。頸部の周期的な牽引/伸張は健康専門家によって良
好な治療法として認められている。この実施例において
は、空気はいくつかの異なる時間サイクルを有したタイ
マーの制御によって蛇腹ポーション内外へ空気の注入・
排除が可能である。
使用者、患者、あるいは医療関係者は、空気ポンプ22
を周期的に使用し、排出バルブ26を操作することで、電
気式に制御された周期的な牽引/伸張と同様な効果を達
成できる。
前述から、本発明の頸部牽引/伸張装置10は、いくつ
かの利点を備えており、そのいくつかは既に記述されて
おり、他の利点は本発明に固有に付随するものである。
前述にあるごとくの本発明の教示から逸脱せず、この
頸部牽引/伸張装置10に改良を施すことが可能であるこ
とは明らかである。
従って、本発明の範囲は、本請求の範囲のみによって
のみ必要に応じて限定されるべきものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−137741(JP,A) 特開 平6−296635(JP,A) 実開 平4−15914(JP,U) 実公 昭61−18893(JP,Y2) 米国特許4099523(US,A) 米国特許4732144(US,A) 米国特許3343532(US,A) 米国特許5060661(US,A) 米国特許5181452(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 5/042 A61F 5/01

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頸部牽引又は伸張装置であって、 柔軟に膨張する材料から成る中空膨張性本体を含み、 該本体は、 肩と当接する肩ポーションと、 頭と当接する頭ポーションと、 前記本体に接続されて該本体内に空気を送り込み、さら
    に該本体から空気を抜き出すためのポンプ手段とをさら
    に含み、 前記肩ポーション(14)と前記頭ポーションとの間の蛇
    腹部(16)と、 当該蛇腹(16)の上端部の頭ポーション(18)と、使用
    者の頭と首の後部とを受け止める略U字形の形状とを有
    し、 前記U字形の形状は、装置の使用者の首と頭を受け止め
    る面(70,72,74,76,78)を含み、当該面は、使用者若し
    くは患者の頭を受け止めて支持するように頭の外形状に
    沿って形成された湾曲面と、肩部及び隣接する持上面
    (76,78)を含む支持構造(76,78)を含み、当該支持構
    造にて前記頭ポーション(18)内に受け止められる患者
    の頭の後頭骨と接して圧力を付与し、 前記蛇腹(16)は、使用者の首部に沿って延びる波状の
    又は襞を設けられた壁面(51,52,53)を有し、 前記蛇腹(16)は、膨張状態を有し、その蛇腹(16)が
    伸張した状態にて、前記肩ポーション(14)と頭ポーシ
    ョン(18)とが使用者の肩と頭とに当接して反発し、該
    肩ポーション(14)と該頭ポーション(18)との距離を
    伸ばすことを特徴とする頸部牽引又は伸張装置。
  2. 【請求項2】蛇腹(16)内へ空気を送り込むポンプ手段
    は、導管部(20)と、該導管部の先端部の略球形空気ポ
    ンプ(22)とを含んでおり、該略球形空気ポンプは、そ
    の外端部の一方向インレットバルブと、その内端部の手
    動式排出バルブ(26)とを有していることを特徴とする
    請求項1に記載の頸部牽引又は伸張装置。
  3. 【請求項3】蛇腹(16)内へ空気を送り込む手段(22)
    は、断続的に前記蛇腹内へ空気を送り込みまたは空気を
    抜き出す手段を有しており、使用者の頸部の関節炎を含
    むソフトティシュあるいはディスク(disk)機能障害を
    治療することを特徴とする請求項1に記載の頸部牽引又
    は伸張装置。
  4. 【請求項4】蛇腹(16)内へ空気を送り込む手段(22)
    は、電気的に作動するポンプと、該電気的に作動するポ
    ンプの制御用タイマーとを含み、空気を前記蛇腹内へ断
    続的に送り込みまた抜き出し、使用者の頸部の関節炎を
    含むソフトティシュあるいはディスク機能障害を治療す
    ることを特徴とする請求項3に記載の頸部牽引又は伸張
    装置。
  5. 【請求項5】肩と当接するポーション(14)は、蛇腹
    (16)の下端部の肩ポーションにて定義され、頭ポーシ
    ョン(18)と、前記肩ポーション(14)は、整列したU
    形開放部(68,58,42)を有していることを特徴とする請
    求項1に記載の頸部牽引又は伸張装置。
  6. 【請求項6】柔軟に膨張する材料は、蛇腹(16)におけ
    るよりも肩ポーション(14)及び頭ポーション(18)に
    おいて厚く、本体(12)が、第1の膨張状態から第2の
    膨張状態へと膨張する際に、前記蛇腹(16)は、前記頭
    及び肩ポーションよりも大きく膨張することを特徴とす
    る請求項5に記載の頸部牽引又は伸張装置。
  7. 【請求項7】肩ポーション(14)は、使用者の左右両肩
    の上部と前方部とに載置されるように形成された外端面
    (40,49,50)を有しており、本体が前記第1膨張状態あ
    るいは第2膨張状態に膨張されたとき、前記両肩に密着
    することを特徴とする請求項5に記載の頸部牽引又は伸
    張装置。
  8. 【請求項8】整列したU形開放部(68,58,42)は、U形
    表面部によって定義されており、該U形開放部の中央部
    の湾曲した領域の該U形表面部は使用者の頸部に受け止
    められることが可能な頸部形状に沿った湾曲面を有して
    いることを特徴とする請求項5に記載の頸部牽引又は伸
    張装置。
  9. 【請求項9】頭部ベルト(34)と、頭ポーションの両側
    部の固定手段(31,32)と、前記ベルト(34)の少なく
    とも両端部と隣接して設けられ、前記両固定手段(31,3
    2)と連結するようにした前記頭部ベルト(34)の片側
    の取付手段(36)とをさらに含むことを特徴とする請求
    項5に記載の頸部牽引又は伸張装置。
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