JPH09507393A - 膨張式頸部牽引/伸張装置 - Google Patents

膨張式頸部牽引/伸張装置

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JPH09507393A
JPH09507393A JP7509281A JP50928195A JPH09507393A JP H09507393 A JPH09507393 A JP H09507393A JP 7509281 A JP7509281 A JP 7509281A JP 50928195 A JP50928195 A JP 50928195A JP H09507393 A JPH09507393 A JP H09507393A
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Abstract

(57)【要約】 本頸部牽引/伸張装置(10)は柔軟に膨張する材料で成る中空膨張性本体(12)を含んでおり、本体は肩ポーション(14)と頭ポーション(18)と蛇腹ポーション(16)とを一体的に含んでいる。蛇腹ポーション(16)と肩ポーション(14)と頭ポーション(18)とは使用者の頸部を受領するための整合したU形開放部を有している。ポンプ構造体(22)は本体(12)に接続されており、本体に空気を注入し、本体より空気を開放する。蛇腹ポーションと肩ポーションと頭ポーションは、非膨張状態と第1膨張状態と第2膨張状態とを有しており、第1、第2膨張状態において、蛇腹ポーションは頭ポーションと肩ポーションとに牽引・伸張力を作用させる。

Description

【発明の詳細な説明】 膨張式頸部牽引/伸張装置 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、平面上に横たわる使用者の首部の下であって、使用者の両肩と頭部 との間に配置されるものであり、柔軟に膨張する材料で成り、肩ポーションと蛇 腹ポーションと頭ポーションとを有した膨張性本体を含んだ膨張性一体型頸部牽 引/伸張装置に関する。この本体には手動式空気圧開放バルブを備えた手動式の 空気ポンプが接続されており、頭ポーションと肩ポーションとに手動式にて空気 を送風し、蛇腹ポーションを伸張あるいは収縮させて使用者の頸部を伸ばしたり 、頸部にかかる緊張力を開放する。 2.関連技術の解説 過去において、牽引式まくら及び膨張式頸部牽引まくらが提案されている。こ のような特殊まくらの例は以下の米国特許に開示されている。 米国特許番号 特許権者 5,060,661 ハワード 4,832,007 デービス,Jr.他 4,805,603 カンバーランド 4,771,493 パーク 4,732,144 キュナナン 発明の概要 本発明により、柔軟に膨張することができる材料で成る中空の膨張式本体を含 む頸部牽引/伸張装置が提供される。この本体は肩ポーションと頭ポーションと 蛇腹ポーションとを含む。これら蛇腹ポーションと肩ポーションと頭ポーション とは、患者の頸部を載せて支持するように整合状態で一体化し、U形頸受部を提 供している。この本体には空気ポンプと空気開放構造体とが接続されており、本 体に空気を送ったり、本体から空気を抜いたりする。蛇腹ポーションは非膨張形 状と第1膨張形状と第2膨張形状とを有するものであり、蛇腹ポーションは膨張 してその第2膨張形状となり、本体の頭ポーションと肩ポーションとの間で膨張 力を提供する。 図面の簡単な説明 図1は本発明の教示に従って構成された膨張式頸部牽引/伸張装置の斜視図で ある。 図2は図1に示す膨張式頸部牽引/伸張装置の本体の平面図である。 図3は図2に示す頸部牽引/伸張装置の本体を、図2の3−3線から矢印の方 向に見たものである。 図4は図2の頸部牽引/伸張装置の本体の、図2の4−4線に沿った断面図で ある。 図5は図2の頸部牽引/伸張装置の本体の、図2の5−5線に沿った断面図で ある。 図6は図2の頸部牽引/伸張装置の本体の、図2の6−6線に沿った断面図で ある。 図7は本頸部牽引/伸張装置の本体の頭ポーションの、図3の7−7線に沿っ た断面図である。 図8は患者の頸部が載せられている状態の本頸部牽引/伸張装置の側面図であ り、本装置は膨張はしているが伸び出てはいない状態を示している。 図9は本頸部牽引/伸張装置を利用している患者の側面図であり、図8の状態 に類似しているが、患者の頸部に伸張力を付与するために伸び出し状態にある本 頸部牽引/伸張装置を示している。 好適実施例の説明 図面をさらに詳細に解説する。図1には本発明の教示に従って構成された膨張 式頸部牽引/伸張装置10が図示されている。本装置10は肩ポーション14と 蛇腹ポーション16と頭ポーション18とを有した本体12を含んでいる。 図1に示すように、本装置10は、肩ポーション14と蛇腹ポーション16と 頭ポーション18とが完全に収縮した非膨張形状(図示せず)から第1膨張形状 に膨張されている。 肩ポーション14と蛇腹ポーション16と頭ポーション18とはゴム等の柔軟 膨張性材料で成り、第1膨張形状にあるとき充分な剛弾性あるいは硬弾性を有し 、伸張力あるいは表面緊張力を提供し、最大の牽引力を創出する。 本頸部牽引/伸張装置10は蛇腹ポーション16に接続されたチューブ20を さらに含み、その先端部21に柔軟材料製で球体状の空気ポンプ22を有してお り、頸部牽引/伸張装置10を空気で膨張させる。球体あるいは空気ポンプ22 は先端部に単方向バルブ24を有しており、膨張する際に球体(空気ポンプ)2 2内に空気を注入するが、圧縮された際に球体22から空気を排出させない。 チューブ20の先端部には、球体22に隣接して、金属環30に搭載されたネ ジ溝付き回動ネジ28を含む排出バルブ26が搭載されている。回動ネジ28が 金属環30に締め付けられると空気は頸部牽引/伸張装置10から抜け出ること はなく、回動ネジ28が緩められると排出バルブ26は開放され、圧縮空気はチ ューブ20を介して頸部牽引/伸張装置10から排出される。 圧縮可能な球体22とチューブ20とに加えて、頸部牽引/伸張装置10は頭 ポーション18の両側にVELCROタイプの固定手段31と32(図3)と、 患者の頭部に装着される額ベルト34とを有している。額ベルト34は内側面3 6に、固定手段31と32とに固定される布体を有している。この固定の様子は 図8と図9とに図示されている。患者の頭部は頸部牽引/伸張装置10上に置か れ、肩ポーション14は患者の肩部に押し付けられ、患者の頭部は頭ポーション 18に載せられ、額ベルト34は患者の額を横断し、頭ポーション18の両側で 固定手段31あるいは32に固定される。 図2から図7にかけて示すごとき第1膨張形状に膨張されると、肩ポーション 14は患者の両肩にフィットし、頸部牽引/伸張装置10による反伸張作用力を 創出する。肩ポーション14と蛇腹ポーション16と頭ポーション18とは複雑 な特殊形状表面を有し、患者の頸部形状に合わせて本装置10を快適で治療的に 伸張させることは本発明の重要なポイントである。これらの特殊形状表面は以下 において簡単に説明されており、その詳細は1993年9月13日出願の米国特 許願第08/120,602号において説明されており、本願はその一部継続出 願である。 肩ポーション14は、底面36と、対面する側面37と38と、肩形状的に曲 面を有した肩形状面40と、弓形半円筒式のU形状面42とを含んでおり、U形 状面42は両肩上面39の中央部で、肩ポーション14の一部を成す2体のブロ ック部44と46との間に位置している。 図1に最も良く示すように、肩ポーション14の肩形状面40は、患者の両肩 の自然な曲傾斜に合致するように、肩ポーション14の側面37と38から肩ポ ーション14の中央部にかけて蛇腹ポーション16方向に向かってそれぞれやや 傾斜している。さらに上下にかけて、肩形状面40は内側と外側に曲傾斜し、曲 面49と50とをブロック部44と46とにそれぞれ形成しており、患者の左右 の肩の自然な形状に合致させている。U形状面42の深さは本体12の中央部で の約1インチ(2.54cm)から、肩上面39での約2インチ(5.08cm)まで変化する。 肩ポーション14の肩形状面40の特殊形状機能によって、肩ポーション14 は患者あるいは使用者の両肩の前方部と中央部とに容易にフィットし、ずれを最 少限に押え、患者の両肩に対して良好で調節可能な伸張力を作用させる。 蛇腹ポーション16は複数(例えば3)の凸部51と52と53とを実施例の ごとくに含み、本装置の膨張時に患者の頸部を引き伸ばして支持するように構成 されている。さらに、肩ポーション14の幅方向に沿って、さらには、頭ポーシ ョン18の幅方向に沿って均等に力を配分する。 蛇腹ポーション16は略方形であり、実質的に本装置10の本体12の全高と 全幅に合わせて提供されている。蛇腹ポーション16は、突起部56とU形の溝 部58とで構成されており、U形溝部58は肩ポーション14のU形状面42と ほぼ整合した突起部56から内部方向に延びている。このように構成された蛇腹 ポーション16は患者の頸部を快適に支持する。 患者のたいていの頸部損傷は、いわゆる「軍隊首(military neck)」あるい は直頸部症候群(straight neck syndrome)と呼称される頸部の自然曲線の損傷 である。これらの症状は患者の頭部を垂直に保持するように強制される上胸部筋 肉にストレスを与える。自然曲線が存在するときには患者頭部の重量は頸骨シス テム全体に配分される。本頸部牽引/伸張装置10の本体12は上胸部筋肉を不 自然なストレスから開放すべく患者の頸部曲線を支持するように構成されている 。肩ポーション14がこの機能を頸部牽引/伸張装置10の本体12の中央部に て達成する様子は図4において図示されている。肩形状面40はU形状面42の 平坦あるいは少々上方に曲傾斜した傾斜面62に続く下方に曲傾斜した下方傾斜 面60を有している。 肩ポーション14と同様に、頭ポーション18も蛇腹ポーション16と一体的 に形成されている。頭ポーション18は略弓形半円筒のU形表面68を有してお り、U形表面68は患者の頸部の頸部曲線にフィットするように、中央部で下方 にやや曲傾斜する部位70(図3)を有し、さらに、患者の頸部曲線と合致する ために下方に曲傾斜した中央部位74を有した頭受面72を有している。 U形表面68は約3/4インチ(1.91cm)から1インチの距離を頭ポーション1 8の外側方向に延びており、U形表面68の中央部ではなく、U形表面68の両 側に縁部76を形成している。この様子は図4、5及び6において明瞭に図示さ れている。 図4に図示されているように、頭受面72の中央部位74と接続しているU部 の底部には、U形状の表面78と70とを備えた縁部76はほとんど存在しない 。 図4、5及び6に図示されているように、本膨張式頸部牽引/伸張装置10の 内部には中空チャンバ77が存在し、肩ポーション14と蛇腹ポーション16と 頭ポーション18との内部を一体的に収容している。 本装置10を形成するゴム材料の厚みは、図4、5、6及び7に示すように、 肩ポーション14の水平及び垂直断面全体にわたって一般的に均一である。また 、頭ポーション18の水平及び垂直断面全体にわたって、その材料の厚みは均一 である。さらに、蛇腹ポーション16の水平及び垂直断面全体の材料の厚みも一 般的に均一である。しかし、好適には、ゴム材料は蛇腹ポーション16よりも、 肩ポーション14と頭ポーション18とで肉厚になっている。 肩ポーション14と頭ポーション18との肉厚材料は、蛇腹ポーション16を 肩ポーション14と頭ポーション18とよりも容易に膨張させる。従って、本装 置20が、図2から図7にかけて示すように、非膨張状態から第1膨張状態に膨 張されれば、本装置のさらなる膨張は蛇腹ポーション16を頭ポーション14と 肩ポーション18とよりもさらに膨張させることになる。肩ポーション14と頭 ポーション16とは第1膨張状態と類似した形状に膨張状態のままで残り、さら に空気が入れられようとも容易に歪むことはない。 蛇腹ポーション16のさらなる膨張は、蛇腹ポーション16の凸部(51、5 2、53)を制御下で伸張させ、肩ポーション14と頭ポーション18とを引き 離す方向での均一な圧力を発生させる。この膨張は患者の頸部への快適で治療的 な伸張力を生じさせ、本装置10が第1状態に膨張したときに創出された肩ポー ション14と頭ポーション18との牽引力、伸張力あるいは表面の緊張状態を維 持させる。 図5に示すように、U形表面68の両側の途中に縁部76が存在し、U形表面 68と特殊な形状にされた頭受面72との間に位置している。この位置での縁部 76は患者の後頭部を受領し、頭受面72内の縁部76の外側に後頭圧面78を 定義する。 頭受面72の縁部76と後頭圧面78とは、頭ポーション18に患者の頸部の 両側で後頭部領域に圧力を提供する。本発明の頸部牽引/伸張装置10によって 提供された後頭部に対するこの圧力は頭痛を緩和すると信じられている。 図4、5及び6に図示するように、本体12はU形開放部内とU形表面42、 58、68の中央部とに、表面部62、60、42、70及び74を有しており 、患者の頸部の頸部曲線を受領する(図4)。頭ポーション18のU形開放部領 域の左右いずれかに患者の頭が移動すると、頭受面72は縁部76と、後頭圧面 78と、穏やかに曲傾斜した曲面部80(図6)とを利用し、患者の頭部を後頭 部と頭部の各側とで支持する。 図6に示すように、頭ポーション18の上面81付近でU形表面68は下方に 長く曲傾斜し、頭受面72の各側で頭ポーション18の外端面84に延びる頭受 面72の滑らかに下方に延びている曲表面82と交わる。 蛇腹ポーション16のU形溝部58は膨張した状態で3から4インチ(7.62か ら10.2cm)、好適には約3と1/2インチ(8.9cm)の深さを有している。 図2において、特殊な形状にされた頭受面72は頭ポーション18の中央領域 の底部86(図3)に向かって下方に延び、頭ポーションはその底部にU形ノッ チ87を有しており、そこで患者の頭部は平坦な表面に載せられる。 頭ポーション18の外端面84はその中央のいずれ側にも、頭ポーション18 の平坦な中央底部86から、頭ポーション18の上面81方面に内外方向に曲傾 斜している傾斜端面89と90へと上方に向かって延びている左右の壁部87と 88とを有している。 さらに、図2に最良に図示されているごとく、頭ポーション18の左右の外側 部91と92とは蛇腹ポーション16から内側と外側に曲傾斜した端壁面89と 90とに内側及び外側に向かって曲傾斜している。これら左右の外側部91と9 2とには各々、VELCROタイプのパッチ31と32(図3)とが提供されて いる。パッチ31と32とは中央底部86に隣接した外側部91あるいは92に 配置されている。 望むならば、頭ポーション18の中央底部86は、図3に示すように、U形ノ ッチ87のいずれ側にも傾斜スロット94あるいは95を有することができる。 図1、8及び9に最良に図示されているように、額ベルト34はベルト34の 内側36にVELCROタイプの布製固定手段36を有しており、患者の額を横 断するベルト34の各端部でパッチ31と32とにそれぞれ固定され、患者の頭 部を本頸部牽引/伸張装置10の本体12で頭ポーション18に固定し、最良伸 張あるいは牽引を達成させる。 本頸部牽引/伸張装置10を使用する際、使用者あるいは患者は本装置を非膨 張状態から第1膨張状態に膨張させる。その後、使用者は回動ネジ28を回して 本装置10から空気が抜けるのを防止する。そして、使用者は膨張した本装置1 0を床やテーブル等の平坦な表面に置き、本装置10を床やテーブルに置いたと きのU形開放部の中央部、すなわち、肩ポーション14と蛇腹ポーション16と 頭ポーション18の表面62、60、42、58、72、74に載せられる患者 の頭部や頸部曲面を形成させる。その後、使用者あるいは患者または医者や他の 医療関係者は、額ベルト34を使用者や患者の額に巻きつけ、その両端をパッチ 31と32とにしっかりと固定する。次に、使用者あるいは医療技術者は、手持 ちタイプの空気ポンプ22を使用して本装置10をさらに膨張させ、第2膨張状 態にし、蛇腹ポーション16を膨張させ、肩ポーション14と蛇腹ポーション1 6と頭ポーション18の表面部62、60、42、58、72、74によって支 持された患者の頸部の頸部領域に牽引力を創出する。 望むなら、電気式空気ポンプ(図示せず)を手持ち空気ポンプ22の代用とし てチューブ20に接続することが可能である。そのような電気式ポンプはタイマ ーを有しており、電気式ポンプの作動を周期的にサイクルさせ、患者の頸部に周 期的な牽引/伸張を提供し、患者の関節炎ばかりではなく、ソフトティシュ(so ft tissue)あるいはディスク機能障害(disk dysfunctions)を治療する。頸部 の周期的な牽引/伸張は健康専門家によって良好な治療法として認められている 。この実施例においては、空気はいくつかの異なる時間サイクルを有したタイマ ーの制御によって蛇腹ポーション内外へ空気の注入・排除が可能である。 使用者、患者、あるいは医療関係者は、空気ポンプ22を周期的に使用し、排 出バルブ26を操作することで、電気式に制御された周期的な牽引/伸張と同様 な効果を達成できる。 前述から、本発明の頸部牽引/伸張装置10は、いくつかの利点を備えており 、そのいくつかは既に記述されており、他の利点は本発明に固有に付随するもの である。 前述にあるごとくの本発明の教示から逸脱せず、この頸部牽引/伸張装置10 に改良を施すことが可能であることは明かである。 従って、本発明の範囲は、本請求の範囲のみによってのみ必要に応じて限定さ れるべきものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,DE,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT, LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK ,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.頸部牽引/伸張装置であって、柔軟に膨張する材料で成る中空膨張性本体 を含んでおり、該本体は肩ポーションと頭ポーションと蛇腹ポーションとを含ん でおり、該肩ポーションと該頭ポーションと該蛇腹ポーションとは使用者の頸部 を受領して支持するように採用された整合したU形開放部を有しており、本頸部 牽引/伸張装置は、前記本体に接続し、該本体に空気を送り込み、該本体から空 気を抜き出すポンプ手段をさらに含んでおり、前記頭ポーションと前記蛇腹ポー ションと前記肩ポーションとは非膨張状態と第1膨張状態と第2膨張状態とを有 しており、該第2膨張状態において前記蛇腹ポーションは膨張されて前記頭ポー ションと前記肩ポーションとに牽引/伸張力を作用させることを特徴とする頸部 牽引/伸張装置。 2.前記柔軟に膨張する材料は前記肩ポーションと前記頭ポーションとにおい て前記蛇腹ポーションよりも肉厚であり、前記本体が前記第1膨張状態から前記 第2膨張状態に膨張されたとき、該蛇腹ポーションは該頭ポーションと該肩ポー ションとよりもさらに膨張することを特徴とする請求項1記載の頸部牽引/伸張 装置。 3.前記柔軟に膨張する材料はゴム等のエラストマ系材料であることを特徴と する請求項2記載の頸部牽引/伸張装置。 4.前記肩ポーションは、使用者の左右両肩の上部と前方部とを受領するよう に略形状一致化された外側表面部を有しており、前記本体が前記第1膨張状態に 、あるいは前記第2膨張状態に膨張されたとき、前記両肩を密着固定することを 特徴とする請求項2記載の頸部牽引/伸張装置。 5.前記肩ポーションは上部と底部と左側部と右側部と、さらに、前記本体の 中央部で前記上部から下方に延びるU形表面部と、前記本体の中央部にて前記外 側表面部に向かって延び、前記底部に向かって外側で下方に曲がった部分とを含 んでおり、前記蛇腹ポーションは上部と底部と左側部と右側部と、さらに、その 上部から下方に延びており、前記頭ポーションと前記肩ポーションとの内側表面 部間に実質的に直線状で延びる膨張するU形表面部を含んでおり、前記頭ポーシ ョンは上部と底部と左側部と右側部と外側部と、さらに、その上部から下方で、 前記頭ポーションから外側に延びるU形表面部と、該頭ポーションの該U形表面 部から外側で、該頭ポーションの外側表面部と底部とに向かって下方に延びる頭 受面とを含んでおり、前記U形開放部の中央湾曲部の全前記U形表面部は受領さ れる使用者の頭部の自然曲面と略形状一致することを特徴とする請求項4記載の 頸部牽引/伸張装置。 6.前記頭ポーションの前記頭受面は該頭ポーション内で該頭ポーションの底 部に向かって下方に延びており、該頭ポーションは該底部で前記外側面から内側 に延びるU形ノッチを有しており、使用者の頭部は、部分的には前記頭受面に、 部分的には、本頸部牽引/伸張装置の前記本体が配置される平面に載せられるこ とを特徴とする請求項4記載の頸部牽引/伸張装置。 7.前記頭ポーションは、前記U形表面と、前記湾曲部の上で該頭ポーション の上部の下の前記頭受面との間に肩を有しており、使用者の頭部の各側部の上胸 部骨と接触して圧力を提供することを特徴とする請求項4記載の頸部牽引/伸張 装置。 8.前記頭ポーションの各側部は前記蛇腹ポーションから、該頭ポーションの 内側方向で、該頭ポーションの他方側へと向かって曲がっていることを特徴とす る請求項4記載の頸部牽引/伸張装置。 9.前記蛇腹ポーションは複数の凸部を含んでいることを特徴とする請求項1 記載の頸部牽引/伸張装置。 10.前記蛇腹ポーションの前記凸部は前記肩ポーションと前記頭ポーションと の隣接するU形表面上に延びていることを特徴とする請求項9記載の頸部牽引/ 伸張装置。 11.前記蛇腹ポーションへの空気の注入と排出をするための前記ポンプ手段は 、導管部と、該導管部の先端部の略球形空気ポンプとを含んでおり、該略球形空 気ポンプはその先方端部の1方向注入バルブと、内側端部の手動式排出バルブと を有していることを特徴とする請求項1記載の頸部牽引/伸張装置。 12.前記蛇腹ポーションへの空気の注入と排出をするための前記ポンプ手段は 、電気式に作動するポンプと、該電気式に作動するポンプの制御用タイマーとを 含んでおり、空気は前記蛇腹ポーション内外に注入され、使用者の関節炎だけで はなくディスク機能障害等のソフトティシュの治療にも供されることを特徴とす る請求項1記載の頸部牽引/伸張装置。 13.額ベルトと、前記頭ポーションの各側の固定手段と、該額ベルトの少なく とも各端部にて該額ベルトの内側に提供された固定手段への取付手段とをさらに 含んでおり、該額ベルトを前記頭ポーションの各側の前記固定手段に固定させる ことを特徴とする請求項1記載の頸部牽引/伸張装置。 14.前記肩ポーションと前記蛇腹ポーションと前記頭ポーションとの前記U形 開放部の幅は4と1/2インチ(11.4センチ)から7インチ(17.8センチ)であるこ とを特徴とする請求項1記載の頸部牽引/伸張装置。 15.前記U形開放部の前記幅は約5と1/2インチ(14.0センチ)であることを 特徴とする請求項14記載の頸部牽引/伸張装置。 16.前記本体の表面からの前記U形開放部の深さは3インチから4インチ(7.6 センチから10.2センチ)であることを特徴とする請求項1記載の頸部牽引/伸張 装置。 17.前記本体の表面からの前記U形開放部の深さは約3と1/2インチ(8.9セ ンチ)であることを特徴とする請求項16記載の頸部牽引/伸張装置。 18.頸部牽引/伸張装置であって、柔軟に膨張する材料で成る中空膨張性本体 を含んでおり、該本体は肩ポーションと頭ポーションと蛇腹ポーションとを含ん でおり、該膨張性材料は該蛇腹ポーションよりも該肩ポーションと該頭ポーショ ンとにおいて肉厚であり、該蛇腹ポーションと該肩ポーションと該頭ポーション とは使用者の頸部を受領するための整合したU形開放部を有しており、本頸部牽 引/伸張装置は、額ベルトと、前記頭ポーションの両側の固定手段と、該頭ポー ションの両側の前記固定手段と固定するための、前記額ベルトの少なくとも各端 部に隣接して該額ベルトの内側に提供された取付手段と、前記本体に接続されて おり、該本体に空気を送り、該本体から空気を抜き出すためのポンプ手段とをさ らに含んでいることを特徴とする頸部牽引/伸張装置。 19.前記固定手段は前記頭ポーションの前記底部に隣接した該頭ポーションの 前記両側面に配置されていることを特徴とする請求項18記載の頸部牽引/伸張 装置。 20.前記固定手段はVELCROタイプのフック/ループ式固定手段であるこ とを特徴とする請求項19記載の頸部牽引/伸張装置。 21.頸部牽引/伸張装置であって、柔軟に膨張する材料で成る中空膨張性本体 を含んでおり、該本体は肩ポーションと頭ポーションと蛇腹ポーションとを含ん でおり、該膨張性材料は該蛇腹ポーションよりも該肩ポーションと該頭ポーショ ンとにおいて肉厚であり、該蛇腹ポーションと該肩ポーションと該頭ポーション とは使用者の頸部を受領するための整合したU形開放部を有しており、本頸部牽 引/伸張装置は、額ベルトと、該頭ポーションの両側の固定手段と、該頭ポーシ ョンの両側の前記固定手段と固定するための、該額ベルトの少なくとも各端部に 隣接して該額ベルトの内側に提供された取付手段と、前記本体に接続されており 、該本体に空気を送り、該本体から空気を抜き出すためのポンプ手段とをさらに 含んでおり、該ポンプ手段は該本体内外への空気注入・排出を仲介する注入・排 出手段を含んでおり、使用者の関節炎だけではなく、ソフトティシュあるいはデ ィスク機能障害をも治療することを特徴とする頸部牽引/伸張装置。
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