JPH0797359A - アミド多価カルボン酸又はその塩及びこれらの製造方法 - Google Patents
アミド多価カルボン酸又はその塩及びこれらの製造方法Info
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Abstract
炭素数1〜36の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、;Xはヒドロキシル基又はカルボキシ
ル基で置換されていてもよい炭素数2〜4のアルキレン
基又はアルケニレン基を示し;Yは水素原子又は陽イオ
ンを示す)で表されるアミド多価カルボン酸又はその塩
及びその製造方法。 【効果】 皮膚、毛髪に対する刺激が少なく、起泡性が
優れ、かつ皮膚等に好ましい感触を与える。
Description
基剤、洗浄剤、乳化剤、コンディショニング剤などとし
て有用なアミド多価カルボン酸又はその塩、その製造中
間体及びそれらの製造方法に関する。
塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、アルキルベン
ゼンスルホン酸塩などの界面活性剤が使用されている。
しかし、これらの多くは使用時において皮膚に対する刺
激がやや強いという問題がある。このような問題から、
アルキルリン酸塩、アシル化アミノ酸塩などの皮膚刺激
の弱い界面活性剤が、毛髪及び皮膚化粧料の基剤、乳化
剤として又は皮膚等の洗浄剤として使用されるようにな
っている。更に、最近では、消費者の要求の多様化や高
級品指向にともない、皮膚などに対する刺激が少ないこ
とに加え、起泡性がよいものや、皮膚などに好ましい感
触を付与できることなどの効果を有するものが求められ
ているが、これらの要求を充分満足できるものはなかっ
た。
は、上記問題点を解決し、皮膚などに対する刺激が少な
く、起泡性に優れ、更に皮膚等に好ましい感触を与える
ことができ、毛髪及び皮膚化粧料の基剤、洗浄剤、乳化
剤、コンディショニング剤などとして有用な化合物を提
供することをにある。
発明者らは鋭意研究を行った結果、後記一般式(1)で
表わされる新規化合物が、皮膚等に対して低刺激で好ま
しい感触を与えて、かつ優れた起泡性を有することを見
出し、本発明を完成した。
ていてもよい炭素数1〜36の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基を示し;Xはヒドロキシル基又は
カルボキシル基で置換されていてもよい炭素数2〜4の
アルキレン基又はアルケニレン基を示し;Yは水素原子
又は陽イオンを示す)で表されるアミド多価カルボン酸
又はその塩及びこれらの製造方法を提供するものであ
る。
味を示し;R5 及びR6 は同一又は相異なっていてもよ
い炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアル
ケニル基を示す)で表される、上記式(1)で表される
アミド多価カルボン酸又はその塩の製造中間体であるア
ミド多価カルボン酸エステル及びこの製造方法を提供す
るものである。
般式(1)で表されるものであり、式中、R1 及びR2
で示される炭素数1〜36の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデ
シル基、エイコシル基、ヘンエイコシル基、ドコシル
基、トリコシル基、テトラコシル基などの直鎖アルキル
基及びこれらの分岐鎖アルキル基を挙げることができ
る。また、炭素数1〜36の直鎖又は分岐鎖のアルケニ
ル基としては、エテニル基、プロペニル基、ブテニル
基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オク
テニル基、ノネニル基、デセニル基、ドデセニル基、ウ
ンデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペ
ンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセニル
基、オクタデセニル基、ノナデセニル基、エイコセニル
基、ヘンエイコセニル基、ドコセニル基、トリコセニル
基、テトラコセニル基などの直鎖アルケニル基及びこれ
らの分岐鎖アルケニル基を挙げることができる。R1 及
びR2 としては、これらのなかでも炭素数4〜18のア
ルキル基又はアルケニル基が、更には炭素数8〜14の
アルキル基が好ましい。
ン酸又はその塩において、式中、Xで示されるヒドロキ
シル基又はカルボキシル基で置換されていてもよい炭素
数2〜4のアルキレン基又はアルケニレン基としては、
エチレン基、トリメチレン基、プロピレン基、テトラメ
チレン基、エチルエチレン基、エテニレン基、プロペニ
レン基、ブテニレン基などの非置換のもののほか、1−
ヒドロキシエチレン基、2−ヒドロキシエチレン基、
1,2−ジヒドロキシエチレン基、1−ヒドロキシプロ
ピレン基、2−ヒドロキシプロピレン基、3−ヒドロキ
シプロピレン基、1,2−ジヒドロキシプロピレン基、
1,3−ジヒドロキシプロピレン基、1,2,3−トリ
ヒドロキシプロピレン基、1−ヒドロキシテトラメチレ
ン基、2−ヒドロキシテトラメチレン基、3−ヒドロキ
シテトラメチレン基、4−ヒドロキシテトラメチレン
基、1,2−ジヒドロキシテトラメチレン基、1,3−
ジヒドロキシテトラメチレン基、1,4−ジヒドロキシ
テトラメチレン基、2,3−ジヒドロキシテトラメチレ
ン基、2,4−ジヒドロキシテトラメチレン基、3,4
−ジヒドロキシテトラメチレン基、1,2,3−トリヒ
ドロキシテトラメチレン基、2,3,4−トリヒドロキ
シテトラメチレン基、1,3,4−トリヒドロキシテト
ラメチレン基、1,2,3,4−テトラヒドロキシテト
ラメチレン基、1−カルボキシエチレン基、2−カルボ
キシエチレン基、2−カルボキシ−1−ヒドロキシプロ
ピレン基、2−カルボキシ−1,3−ジヒドロキシプロ
ピレン基、2−カルボキシ−2−ヒドロキシプロピレン
基、3−カルボキシ−2,4−ジヒドロキシテトラメチ
レン基などの置換されたものを挙げることができる。こ
れらのなかでも炭素数が2又は3の置換基を有していて
もよい直鎖又は分岐鎖のアルキレン基又はアルケニレン
基、特にエチレン基、エテニレン基、2−ヒドロキシ−
2−カルボキシプロピル基、1,2−ジヒドロキシエチ
レン基、1−ヒドロキシエチレン基、2−ヒドロキシエ
チレン基が好ましい。
ン酸又はその塩において、式中、Yで示される陽イオン
としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アミン
類、塩基性アミノ酸類、第4級アンモニウムなどを挙げ
ることができる。具体的には、ナトリウム、カリウム、
リチウム、マグネシウム、カルシウム、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、リジン、アルギニン、コリン、アンモニアなどのイ
オンを挙げることができ、これらのなかでもアルカリ金
属の陽イオンが好ましい。
価カルボン酸又はその塩は、例えば、下記反応式にした
がって製造することができる。
上記と同じ意味を示し;Zはハロゲン原子を示す)
反応により、一般式(2)で表されるアミン誘導体を
得、これに一般式(3)で表される無水カルボン酸又は
一般式(4)で表されるジカルボン酸もしくはそのエス
テルとを反応させ、エステルを用いた場合は更に加水分
解し、要すれば次いで塩基で中和することにより、一般
式(1)で表されるアミド多価カルボン酸を得ることが
できる。
ミンとエピハロヒドリンの反応は、例えば米国特許第
3,654,158号記載の方法により行うことができ
る。
応は、例えば無水不活性溶媒の存在下、20〜150
℃、好ましくは40〜100℃で、アミン誘導体(2)
に対して、好ましくは1.0〜5.0倍モルの化合物
(3)を反応させることにより行うのが好ましい。ここ
で用いられる無水不活性溶媒としては、例えばエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、ピリジン等が挙げ
られる。
との反応は、例えば、不活性溶媒中、40〜180℃、
好ましくは80〜150℃で、アミン誘導体(2)に対
して、好ましくは2.0〜5.0倍モルの化合物(4)
を反応させることにより行うのが好ましい。この反応
は、生成してくるアルコール又は水を除去しながら行う
のが好ましい。この反応で用いる不活性溶媒としては、
ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどを挙げる
ことができる。
いて、式中、R3 及びR4 で示される炭素数1〜5の直
鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基としては、
上記した直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基
のうち炭素数1〜5のものを挙げることができるが、こ
れらのなかでも、メチル基、エチル基が好ましい。
ン酸エステルを用いた場合には、一般式(5)で表され
る製造中間体が得られることになり、次いでこれを例え
ば含水アルコール中、酸又は塩基触媒下、加水分解する
ことが必要となる。
されるアミド多価カルボン酸を得ることができ、更に高
純度のものを得たい場合には、電気透析などによる精製
処理をすることができる。
ン酸を塩にする場合、更に、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸
化カルシウム、アンモニア、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、トリブチルアミン、アルカノールアミン
(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエ
タノールアミンなど)、リジン、アルギニン、コリンな
どの塩基性物質、好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ金属の水酸化物とを反応させれば
よい。
化合物(3)又は化合物(4)の反応においては、少量
の次式;
る。更には原料の一部が残存している場合もあるが、反
応生成物はそのまま各種の用途に使用することもでき
る。しかし、より高純度のものが必要な場合には、通常
の方法、例えば再結晶、カラムクロマトグラフィー、蒸
留、溶剤抽出等により精製して用いることもできる。
価カルボン酸又はその塩は優れた洗浄力、起泡力を有す
るものであり、これらの特性を活用した用途、例えば、
皮膚及び毛髪用洗浄剤、食器洗浄剤等の用途に使用する
ことができる。その場合の本発明化合物(1)の配合量
は特に限定されず、その用途等に応じて、 〜重量%
の範囲で用いることができる。このような場合には、こ
れらの用途において通常用いられている各種成分を併用
することができる。これらの成分としては、アルキルサ
ルフェート、アルキルエーテルサルフェート、アルキル
スルホネート、スルホサクシネートなどのアニオン界面
活性剤、オキシアルキレンアルキルエーテル、アルキル
グリコシド、モノグリセリドなどの非イオン界面活性
剤、長鎖アルキルジメチルカルボキシメチルベタインな
どの両性界面活性剤、長鎖アルキルジメチルアンモニウ
ムなどのカチオン界面活性剤、グリセリン、プロピレン
グリコール、エチレングリオールなどの保湿剤、殺菌
剤、乳化剤、香料などを挙げることができる。
ルボン酸又はその塩は、皮膚に対する刺激が少ないこと
はもちろん、少量の配合でも優れた起泡性を示し、か
つ、皮膚や毛髪に好ましい感触を与えるため、毛髪及び
皮膚化粧料の基剤、洗浄剤、乳化剤、湿潤剤、コンディ
ショニング剤、改質剤などとして有用である。更に、本
発明の製造方法によれば、アミド多価カルボン酸又はそ
の塩を高収率で得ることができる。
するが、本発明はこれらにより制限されるものではな
い。
2−オール22.2g(0.06モル)、無水コハク酸
19.8g(0.18モル)及び無水エーテル300m
lを入れ、5時間還流した。反応終了後、不溶の過剰無
水コハク酸を濾過で除き、エーテル層を水洗した。エー
テルを減圧下留去することにより、4,8−ジデシル−
3,9−ジオキソ−6−ヒドロキシ−4,8−ジアザ−
1,11−ウンデカンジカルボン酸34g(0.06モ
ル)を得た。
0に調整したものは、HPLC測定において[カラム:
RP−18(メルク社製),溶離液:メタノール/水=
80/20]単一ピークを与えた。以下に、1H−NM
Rデータを示す。
2−オール17.04g(0.04モル)、無水マレイ
ン酸19.6g(0.2モル)及び無水エーテル200
mlを入れ、3時間還流した。反応終了後、減圧下、エ
ーテルを留去し、残渣に酢酸エチルを加えて溶解し、更
に水洗した。その後、酢酸エチルを留去することによ
り、4,8−ジドデシル−3,9−ジオキソ−6−ヒド
ロキシ−4,8−ジアザ−1,10−ウンデケン−1,
11−ジカルボン酸25g(0.04モル)を得た。
に調整したものは、HPLC測定において[カラム:R
P−18(メルク社製),溶離液:メタノール/水=7
5/25]単一ピークを与えた。以下に、1H−NMR
データを示す。
3,9−ジオキソ−6−ヒドロキシ−4,8−ジアザ−
1,11ウンデカンジカルボン酸ナトリウム、実施例2
で得られた4,8−ジドデシル−3,9−ジオキソ−6
−ヒドロキシ−4,8−ジアザ−1,10ウンデケン−
1,11−ジカルボン酸ナトリウム及び比較化合物とし
てのラウリン酸ナトリウム塩の起泡性を試験した。
ダーに、各化合物の水溶液(0.1重量%)100ml
を入れた。次に、反転攪拌を40℃で5分間行った。そ
の後、静置し、30秒経過後及び5分間経過後の起泡量
(ml)を測定した。結果を表1に示す。
塩は、優れた起泡性を有していることがわかった。
2−オール10.65g(0.025モル)、トルエン
100ml及び酒石酸ジエチル117ml(0.01モ
ル)を入れ、80℃で、生成してくるエタノールを除去
しながら20時間反応させた。反応終了後、水洗により
過剰の酒石酸ジエチルを除去し、トルエン層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。その後、減圧下において乾固す
ることにより、4,8−ジドデシル−3,9−ジオキソ
−1,2,6,10,11−ペンタヒドロキシ−4,8
−ジアザ−1,11−ウンデカンジカルボン酸エチル1
8g(0.024モル)を97%の収率で得た。
−1,2,6,10,11−ペンタヒドロキシ−4,8
−ジアザ−1,11−ウンデカンジカルボン酸エチルを
水−エタノール(1:1)50mlに溶解し、水酸化ナ
トリウム(2g,0.05モル)を加えて、60℃で1
0時間攪拌した。反応終了後、混合液中のエタノールを
減圧下留去し、水溶液を凍結乾燥することにより、4,
8−ジドデシル−3,9−ジオキソ−1,2,6,1
0,11−ペンタヒドロキシ−4,8−ジアザ−1,1
1−ウンデカンジカルボン酸ナトリウムを定量的に得
た。この化合物はIRスペクトル(KBr錠剤法)にお
いて、3000−3700cm-1(O−H)、1500−
1800cm-1(C=O)に吸収が認められた。この化合
物は、低刺激性で起泡性が優れており、皮膚及び毛髪に
対し好ましい感触を与えるものであった。
2−オール12.78g(0.03モル)、トルエン1
00ml及びクエン酸トリエチル30ml(0.12モ
ル)を入れ、100℃で、生成してくるエタノールを除
去しながら25時間反応させた。反応終了後、トルエン
を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製し、5,9−ジドデシル−4,10−
ジオキソ−2,7,12−トリヒドロキシ−5,9−ジ
アザ−1,2,12,13−トリデカンテトラカルボン
酸エチル25g(0.028モル)を得た。
ソ−2,7,12−トリヒドロキシ−5,9−ジアザ−
1,2,12,13−トリデカンテトラカルボン酸エチ
ル22g(0.025モル)を水−エタノール(1:
1)50mlに溶解し、水酸化ナトリウム2g(0.0
5モル)を加えて、60℃で5時間攪拌した。反応終了
後、混合液中のエタノールを減圧下留去し、水溶液に水
酸化ナトリウム2gを更に加え、凍結乾燥することによ
り、5,9−ジドデシル−4,10−ジオキソ−2,
7,12−トリヒドロキシ−5,9−ジアザ−1,2,
12,13−トリデカンテトラカルボン酸ナトリウムを
定量的に得た。この化合物はIRスペクトル(KBr錠
剤法)において、3000−3700cm-1(O−H)、
1500−1800cm-1(C=O)に吸収が認められ
た。また、この化合物は、低刺激性で起泡性が優れてお
り、皮膚及び毛髪に対し好ましい感触を与えるものであ
った。
記の方法により起泡性の試験をした。結果を表2に示
す。 (試験方法)40℃、4°DHの硬水中に、各化合物
0.1重量%及びラノリン0.3重量%を添加、溶解さ
せた溶液を、反転攪拌法により攪拌した。その後、攪拌
を停止し、10秒後及び120秒後の起泡量(ml)を
測定した。
製造した。
化合物を配合し、同様にしてシャンプーを製造した。
化合物を配合し、同様にしてシャンプーを製造した。
れも起泡性、洗浄性に優れており、洗髪時、すすぎ時の
感触も良好であった。
プーを製造した。
化合物を配合し、同様にしてボディシャンプーを製造し
た。
ずれも起泡性、洗浄性に優れており、洗い上がり後の感
触もしっとりとし、良好であった。
Claims (4)
- 【請求項1】 次の一般式(1); 【化1】 (式中、R1 及びR2 は同一又は相異なっていてもよい
炭素数1〜36の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアル
ケニル基を示し;Xはヒドロキシル基又はカルボキシル
基で置換されていてもよい炭素数2〜4のアルキレン基
又はアルケニレン基を示し;Yは水素原子又は陽イオン
を示す)で表されるアミド多価カルボン酸又はその塩。 - 【請求項2】 一般式(1)において、Xがエテニレン
基、ヒドロキシル基又はカルボキシル基で置換されてい
てもよいエチレン基又はプロピレン基である請求項1記
載のアミド多価カルボン酸又はその塩。 - 【請求項3】 次の一般式(2); 【化2】 (式中、R1 及びR2 は同一又は相異なっていてもよい
炭素数1〜36の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアル
ケニル基を示す)で表される化合物と、次の一般式
(3); 【化3】 (式中、Xはヒドロキシル基又はカルボキシル基で置換
されていてもよい炭素数2〜4のアルキレン基又はアル
ケニレン基を示す)で表される化合物又は次の一般式
(4); 【化4】 (式中、Xは上記と同じ意味を示し;R3 及びR4 は水
素原子、同一又は相異なっていてもよい炭素数1〜5の
直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す)
で表される化合物とを反応させ、R3 又はR4 がアルキ
ル基又はアルケニル基の場合は次いで加水分解を行い、
必要に応じて更に生成物を塩に変換させることを特徴と
する請求項1記載のアミド多価カルボン酸又はその塩の
製造方法。 - 【請求項4】 次の一般式(5); 【化5】 (式中、R1 及びR2 は同一又は相異なっていてもよい
炭素数1〜36の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、R5 及びR6 は同一又は相異なってい
てもよい炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又
はアルケニル基を示し、Xはヒドロキシル基又はカルボ
キシル基で置換されていてもよい炭素数2〜4のアルキ
レン基又はアルケニレン基を示す)で表されるアミド多
価カルボン酸エステル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33579193A JP3256060B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-12-28 | アミド多価カルボン酸又はその塩及びこれらの製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19255693 | 1993-08-03 | ||
JP5-192556 | 1993-08-03 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0797359A true JPH0797359A (ja) | 1995-04-11 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002509123A (ja) * | 1998-01-16 | 2002-03-26 | ロックウール・インターナショナル・アクティーゼルスカブ | 鉱物繊維バインダーとして使用するための化合物及びその製造方法 |
KR100511430B1 (ko) * | 1997-11-25 | 2005-11-09 | 주식회사 엘지생활건강 | N-아실-n-알킬 아미도 폴리올 카르복시알킬 에스테르계 음이온성 계면활성제의 제조방법 |
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1993
- 1993-12-28 JP JP33579193A patent/JP3256060B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2002509123A (ja) * | 1998-01-16 | 2002-03-26 | ロックウール・インターナショナル・アクティーゼルスカブ | 鉱物繊維バインダーとして使用するための化合物及びその製造方法 |
JP4823417B2 (ja) * | 1998-01-16 | 2011-11-24 | ロックウール・インターナショナル・アクティーゼルスカブ | 鉱物繊維バインダーとして使用するための化合物及びその製造方法 |
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