JP3085551B2 - N−(N′−長鎖アシル−β−アラニル)−β−アラニン又はその塩、及びこれを含有する洗浄剤組成物 - Google Patents
N−(N′−長鎖アシル−β−アラニル)−β−アラニン又はその塩、及びこれを含有する洗浄剤組成物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なN−(N′−長鎖
アシル−β−アラニル)−β−アラニン又はその塩、及
びこれを含有し起泡力及び洗い上り感に優れた洗浄剤組
成物に関するものである。
アシル−β−アラニル)−β−アラニン又はその塩、及
びこれを含有し起泡力及び洗い上り感に優れた洗浄剤組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】N−長
鎖アシルアミノ酸の無機塩又は有機塩は、界面活性作用
に加え、殺菌作用を有し、これらを含有する洗浄剤は優
れた洗浄力に加え、皮膚に対して穏和な作用を有するこ
とが知られている。例えば、N−長鎖アシルアミノ酸系
の界面活性剤を基剤とした低刺激性の液体洗浄剤(特開
昭50−150701号公報、特開昭63−2962号
公報)、N−長鎖アシル中性アミノ酸を添加した改良さ
れた固形洗剤(特開昭53−132007号公報)が開
示されている。
鎖アシルアミノ酸の無機塩又は有機塩は、界面活性作用
に加え、殺菌作用を有し、これらを含有する洗浄剤は優
れた洗浄力に加え、皮膚に対して穏和な作用を有するこ
とが知られている。例えば、N−長鎖アシルアミノ酸系
の界面活性剤を基剤とした低刺激性の液体洗浄剤(特開
昭50−150701号公報、特開昭63−2962号
公報)、N−長鎖アシル中性アミノ酸を添加した改良さ
れた固形洗剤(特開昭53−132007号公報)が開
示されている。
【0003】しかしながら、これら公報に記載された洗
浄剤に用いられている第三級アミド型N−長鎖アシルア
ミノ酸は、水溶性に優れるものの、泡立ち、泡切れが悪
く、ぬるつきを生じるため使用感に問題があった。
浄剤に用いられている第三級アミド型N−長鎖アシルア
ミノ酸は、水溶性に優れるものの、泡立ち、泡切れが悪
く、ぬるつきを生じるため使用感に問題があった。
【0004】従って、洗浄時に十分な起泡力を有し、洗
い上りの感触の優れた、N−長鎖アシルアミノ酸誘導体
を含有する洗浄剤組成物が望まれていた。
い上りの感触の優れた、N−長鎖アシルアミノ酸誘導体
を含有する洗浄剤組成物が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実状に鑑み、本発
明者らは鋭意研究した結果、下記一般式(1)で表わさ
れるN−(N′−長鎖アシル−β−アラニル)−β−ア
ラニン又はその塩を含有する洗浄剤組成物が、泡立ち、
泡切れが良く、洗い上りの感触に優れていることを見出
し、本発明を完成した。すなわち本発明は次の一般式
(1)
明者らは鋭意研究した結果、下記一般式(1)で表わさ
れるN−(N′−長鎖アシル−β−アラニル)−β−ア
ラニン又はその塩を含有する洗浄剤組成物が、泡立ち、
泡切れが良く、洗い上りの感触に優れていることを見出
し、本発明を完成した。すなわち本発明は次の一般式
(1)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、Rは炭素数7〜23の直鎖又は分
岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、Mは水素原
子、アルカリ金属、アンモニウム、アルキルアンモニウ
ム、アルカノールアンモニウム又は塩基性アミノ酸を示
す)で表わされるN−(N′−長鎖アシル−β−アラニ
ル)−β−アラニン又はその塩、及びこれを含有する洗
浄剤組成物を提供するものである。
岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、Mは水素原
子、アルカリ金属、アンモニウム、アルキルアンモニウ
ム、アルカノールアンモニウム又は塩基性アミノ酸を示
す)で表わされるN−(N′−長鎖アシル−β−アラニ
ル)−β−アラニン又はその塩、及びこれを含有する洗
浄剤組成物を提供するものである。
【0008】一般式(1)で表わされるN−(N′−長
鎖アシル−β−アラニル)−β−アラニン(以下、「化
合物(1)」という)のRで示されるアルキル基として
は、直鎖又は分岐鎖のヘプチル、オクチル、ノニル、デ
シル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシ
ル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オク
タデシル、ノナデシル、エイコシル、ヘンエイコシル、
ドコシル、トリコシル基が挙げられ、アルケニル基とし
ては、直鎖又は分岐鎖のヘプテニル、オクテニル、ノネ
ニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、トリデセ
ニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサデセニ
ル、ペプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセニル、
エイコセニル、ヘンエイコセニル、ドコセニル、トリコ
セニル基が挙げられる。
鎖アシル−β−アラニル)−β−アラニン(以下、「化
合物(1)」という)のRで示されるアルキル基として
は、直鎖又は分岐鎖のヘプチル、オクチル、ノニル、デ
シル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシ
ル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オク
タデシル、ノナデシル、エイコシル、ヘンエイコシル、
ドコシル、トリコシル基が挙げられ、アルケニル基とし
ては、直鎖又は分岐鎖のヘプテニル、オクテニル、ノネ
ニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、トリデセ
ニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサデセニ
ル、ペプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセニル、
エイコセニル、ヘンエイコセニル、ドコセニル、トリコ
セニル基が挙げられる。
【0009】また、アルキルアンモニウム基としてはト
リメチルアンモニウム、トリエチルアンモニウム等が挙
げられ、アルカノールアンモニウムとしては、モノエタ
ノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリ
エタノールアンモニウム等が挙げられ、塩基性アミノ酸
としてはリジン、アルギニン等が挙げられ、アルカリ金
属としてはナトリウム、カリウム等が挙げられる。
リメチルアンモニウム、トリエチルアンモニウム等が挙
げられ、アルカノールアンモニウムとしては、モノエタ
ノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリ
エタノールアンモニウム等が挙げられ、塩基性アミノ酸
としてはリジン、アルギニン等が挙げられ、アルカリ金
属としてはナトリウム、カリウム等が挙げられる。
【0010】化合物(1)は、例えばN−長鎖アシル−
β−アラニンを三塩化リン、塩化チオニル、ホスゲン等
のハロゲン化剤により酸ハロゲン化物に変換した後、β
−アラニンと縮合反応させるか、又はN−長鎖アシル−
β−アラニンを酸無水物に変換した後、β−アラニンと
反応させることにより製造される。
β−アラニンを三塩化リン、塩化チオニル、ホスゲン等
のハロゲン化剤により酸ハロゲン化物に変換した後、β
−アラニンと縮合反応させるか、又はN−長鎖アシル−
β−アラニンを酸無水物に変換した後、β−アラニンと
反応させることにより製造される。
【0011】酸ハロゲン化物経由の方法は、例えば次の
如くして実施される。まず、N−長鎖アシル−β−アラ
ニンを溶媒中に分散せしめ、これに、N−長鎖アシル−
β−アラニンに対し1〜5倍当量のハロゲン化剤を添加
してN−長鎖アシル−3−アミノプロピオン酸ハライド
を得る。
如くして実施される。まず、N−長鎖アシル−β−アラ
ニンを溶媒中に分散せしめ、これに、N−長鎖アシル−
β−アラニンに対し1〜5倍当量のハロゲン化剤を添加
してN−長鎖アシル−3−アミノプロピオン酸ハライド
を得る。
【0012】このハロゲン化に用いられる溶媒として
は、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等が挙げられる。
は、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等が挙げられる。
【0013】N−長鎖アシル−3−アミノプロピオン酸
ハライドは、直鎖又は分岐鎖の炭素数8ないし24の飽
和又は不飽和の酸ハライドで、例えばN−ラウロイル−
3−アミノプロピオン酸ハライド、N−パルミトイル−
3−アミノプロピオン酸ハライド、N−ステアロイル−
3−アミノプロピオン酸ハライド等の単一組成の酸ハラ
イドの他、N−ココイル−3−アミノプロピオン酸ハラ
イド、N−タロイル−3−アミノプロピオン酸ハライド
等の混合組成の酸ハライドも同様に使用することができ
る。またハライドとしてはクロライド、ブロマイド等が
挙げられる。
ハライドは、直鎖又は分岐鎖の炭素数8ないし24の飽
和又は不飽和の酸ハライドで、例えばN−ラウロイル−
3−アミノプロピオン酸ハライド、N−パルミトイル−
3−アミノプロピオン酸ハライド、N−ステアロイル−
3−アミノプロピオン酸ハライド等の単一組成の酸ハラ
イドの他、N−ココイル−3−アミノプロピオン酸ハラ
イド、N−タロイル−3−アミノプロピオン酸ハライド
等の混合組成の酸ハライドも同様に使用することができ
る。またハライドとしてはクロライド、ブロマイド等が
挙げられる。
【0014】次に、β−アラニンとβ−アラニンに対し
て0.8〜2倍当量のアルカリ物質とを溶媒に溶解又は
分散する。この混合液を5〜50℃に保ちながら、β−
アラニンに対して0.3〜1倍当量の上記のN−長鎖ア
シル−3−アミノプロピオン酸ハライドを加え、アシル
化反応を行なえば、目的とする化合物(1)が得られ
る。このアシル化反応に用いられる溶媒としては、水、
メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタ
ノール、t−ブタノール、アセトン、テトラヒドロフラ
ン、酢酸エチル、トルエン、DMF、DMSO等が挙げ
られ、これらは単独あるいは混合して用いてもよい。ま
た、この反応に際しては、必要に応じてβ−アラニンに
対して0.3〜1倍当量のアルカリ物質を同時に添加し
てもよい。ここで用いられるアルカリ物質としては、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムであり、これらを単独
又は混合して用いてもよい。
て0.8〜2倍当量のアルカリ物質とを溶媒に溶解又は
分散する。この混合液を5〜50℃に保ちながら、β−
アラニンに対して0.3〜1倍当量の上記のN−長鎖ア
シル−3−アミノプロピオン酸ハライドを加え、アシル
化反応を行なえば、目的とする化合物(1)が得られ
る。このアシル化反応に用いられる溶媒としては、水、
メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタ
ノール、t−ブタノール、アセトン、テトラヒドロフラ
ン、酢酸エチル、トルエン、DMF、DMSO等が挙げ
られ、これらは単独あるいは混合して用いてもよい。ま
た、この反応に際しては、必要に応じてβ−アラニンに
対して0.3〜1倍当量のアルカリ物質を同時に添加し
てもよい。ここで用いられるアルカリ物質としては、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムであり、これらを単独
又は混合して用いてもよい。
【0015】このようにして得られるN−(N′−長鎖
アシル−β−アラニル)−β−アラニンは特にナトリウ
ム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールア
ミン塩及びリジン塩などの塩基性アミノ酸塩として用い
ることが好ましい。本発明のN−(N′−長鎖アシル−
β−アラニル)−β−アラニンを含有する洗浄剤組成物
は、使用する目的に応じて台所用洗浄剤、硬質表面洗浄
剤、シャンプー、洗顔料、身体洗浄剤、バブルバス洗浄
剤等の用途に用いることができる。また、本洗浄剤組成
物には、通常洗浄剤に用いられているような、香料、着
色料、保湿剤、ビルダー、ハイドロトロープ、防腐剤等
の補助剤を適宜添加することができる。
アシル−β−アラニル)−β−アラニンは特にナトリウ
ム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールア
ミン塩及びリジン塩などの塩基性アミノ酸塩として用い
ることが好ましい。本発明のN−(N′−長鎖アシル−
β−アラニル)−β−アラニンを含有する洗浄剤組成物
は、使用する目的に応じて台所用洗浄剤、硬質表面洗浄
剤、シャンプー、洗顔料、身体洗浄剤、バブルバス洗浄
剤等の用途に用いることができる。また、本洗浄剤組成
物には、通常洗浄剤に用いられているような、香料、着
色料、保湿剤、ビルダー、ハイドロトロープ、防腐剤等
の補助剤を適宜添加することができる。
【0016】更に泡立ちや洗浄性を調整する目的で多種
のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面
活性剤、非イオン性界面活性剤を添加することはなんら
差し支えがない。これらのものには脂肪酸石鹸、高級ア
ルコール硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン高級アル
コール硫酸エステル塩、高級アルコールリン酸エステル
及びその塩、ポリオキシエチレン高級リン酸エステル及
びその塩、ポリオキシエチレン高級脂肪酸リン酸エステ
ル及びその塩、スルホン化高級脂肪酸塩、スルホン化高
級脂肪酸アルコールエステル塩、イセチオン酸高級脂肪
酸エステル塩、α−スルホ高級脂肪酸エステル塩、高級
アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、高級アルキ
ルアミン、高級アルキルトリメチルアンモニウム塩、高
級脂肪酸ジエタノールアミド及びそのエチレンオキサイ
ドもしくはプロピレンオキサイド付加物、高級脂肪酸モ
ノエタノールアミド及びそのエチレンオキサイドもしく
はプロピレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレン高
級脂肪酸モノエタノールアミドリン酸エステル、N−長
鎖アシル酸性アミノ酸塩、N−長鎖アシルザルコシン
塩、N−長鎖アシル−β−アラニン塩等のN−長鎖アシ
ルアミノ酸塩、ラウリルアミノプロピオン酸塩などの高
級アルキルアミノプロピオン酸塩、ラウリルイミノジ酢
酸塩などの高級アルキルイミノジ酢酸塩、高級アルキル
ジメチルベタイン、高級アルキルジヒドロキシエチルベ
タイン、N−アルキロイル−N′−(2−ヒドロキシエ
チル)−N′−カルボキシメチルエチレンジアミン塩、
N−アルキロイル−N−(2−ヒドロキシエチル)−
N′,N′−ビスカルボキシメチルエチレンジアミン等
のアミンアミド化合物などが挙げられるがこれらに限定
されることはない。本発明のN−(N′−長鎖アシル−
β−アラニル)−β−アラニン又はその塩の配合量は洗
浄剤組成物の使用目的に応じて適宜決定すれば良いが、
通常、洗浄剤組成物中、1〜90重量%、特に5〜80
重量%とすることが好ましい。
のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面
活性剤、非イオン性界面活性剤を添加することはなんら
差し支えがない。これらのものには脂肪酸石鹸、高級ア
ルコール硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン高級アル
コール硫酸エステル塩、高級アルコールリン酸エステル
及びその塩、ポリオキシエチレン高級リン酸エステル及
びその塩、ポリオキシエチレン高級脂肪酸リン酸エステ
ル及びその塩、スルホン化高級脂肪酸塩、スルホン化高
級脂肪酸アルコールエステル塩、イセチオン酸高級脂肪
酸エステル塩、α−スルホ高級脂肪酸エステル塩、高級
アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、高級アルキ
ルアミン、高級アルキルトリメチルアンモニウム塩、高
級脂肪酸ジエタノールアミド及びそのエチレンオキサイ
ドもしくはプロピレンオキサイド付加物、高級脂肪酸モ
ノエタノールアミド及びそのエチレンオキサイドもしく
はプロピレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレン高
級脂肪酸モノエタノールアミドリン酸エステル、N−長
鎖アシル酸性アミノ酸塩、N−長鎖アシルザルコシン
塩、N−長鎖アシル−β−アラニン塩等のN−長鎖アシ
ルアミノ酸塩、ラウリルアミノプロピオン酸塩などの高
級アルキルアミノプロピオン酸塩、ラウリルイミノジ酢
酸塩などの高級アルキルイミノジ酢酸塩、高級アルキル
ジメチルベタイン、高級アルキルジヒドロキシエチルベ
タイン、N−アルキロイル−N′−(2−ヒドロキシエ
チル)−N′−カルボキシメチルエチレンジアミン塩、
N−アルキロイル−N−(2−ヒドロキシエチル)−
N′,N′−ビスカルボキシメチルエチレンジアミン等
のアミンアミド化合物などが挙げられるがこれらに限定
されることはない。本発明のN−(N′−長鎖アシル−
β−アラニル)−β−アラニン又はその塩の配合量は洗
浄剤組成物の使用目的に応じて適宜決定すれば良いが、
通常、洗浄剤組成物中、1〜90重量%、特に5〜80
重量%とすることが好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、従来の高級脂
肪酸アルカリ塩、高級アルコール硫酸エステル塩、ポリ
オキシエチレン高級アルコール硫酸エステル塩を主基剤
に用いた洗浄剤と比較して泡立ちに優れ、更に使用感に
於てこれまでに感じられたきしみ感やぬるつき感がなく
非常に優れたものである。
肪酸アルカリ塩、高級アルコール硫酸エステル塩、ポリ
オキシエチレン高級アルコール硫酸エステル塩を主基剤
に用いた洗浄剤と比較して泡立ちに優れ、更に使用感に
於てこれまでに感じられたきしみ感やぬるつき感がなく
非常に優れたものである。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 N−(N′−ラウロイル−β−アラニル)−β−アラニ
ンの製造: (1)ハロゲン化反応 N−ラウロイル−β−アラニン46.8gを塩化メチレ
ン155mlに分散した後、撹拌下、チオニルクロライド
24.8gを、液温を20℃に保ちながら、10分かけ
て添加した。添加終了後、そのままの温度で30分撹拌
を行ない、反応を完了させた。得られた反応溶液を赤外
分光分析で分析したところ、赤外吸収スペクトルの16
95cm-1のカルボン酸(−COOH)に由来するピーク
が消失し、1782cm-1の酸塩化物(−COCl)に由
来するピークが発生しており、酸塩化物が得られたこと
が確認できた。この反応溶液から、減圧下、溶媒の塩化
メチレン及び副生した二酸化硫黄、塩化水素を留去し、
N−ラウロイル−3−アミノプロピオン酸クロライド5
0.5gを得た。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 N−(N′−ラウロイル−β−アラニル)−β−アラニ
ンの製造: (1)ハロゲン化反応 N−ラウロイル−β−アラニン46.8gを塩化メチレ
ン155mlに分散した後、撹拌下、チオニルクロライド
24.8gを、液温を20℃に保ちながら、10分かけ
て添加した。添加終了後、そのままの温度で30分撹拌
を行ない、反応を完了させた。得られた反応溶液を赤外
分光分析で分析したところ、赤外吸収スペクトルの16
95cm-1のカルボン酸(−COOH)に由来するピーク
が消失し、1782cm-1の酸塩化物(−COCl)に由
来するピークが発生しており、酸塩化物が得られたこと
が確認できた。この反応溶液から、減圧下、溶媒の塩化
メチレン及び副生した二酸化硫黄、塩化水素を留去し、
N−ラウロイル−3−アミノプロピオン酸クロライド5
0.5gを得た。
【0019】(2)アシル化反応 β−アラニン17.1gと水酸化カリウム10.6gを
水90mlに溶解した。この溶液に、(1)で得たN−ラ
ウロイル−3−アミノプロピオン酸クロライド50.5
gをテトラヒドロフラン130mlに溶解したものと30
%水酸化カリウム水溶液32.7gとを1時間かけ滴下
した。滴下と同時に撹拌を行ない、反応液の液温は20
〜25℃に、pHは11〜13に保たれるように制御し
た。滴下終了後、同温度で1時間撹拌を行ないアシル化
反応を完了させた。続いて、反応液に6N塩酸を液のpH
が1になるまで液を撹拌しながら添加し、添加後1時間
撹拌を行なった。析出した結晶を濾過により取り出し、
乾燥を行ない目的物を得た。収量は55gであった。得
られた結晶は赤外吸収スペクトル、NMRスペクトルよ
り下記の構造であることを確認した。
水90mlに溶解した。この溶液に、(1)で得たN−ラ
ウロイル−3−アミノプロピオン酸クロライド50.5
gをテトラヒドロフラン130mlに溶解したものと30
%水酸化カリウム水溶液32.7gとを1時間かけ滴下
した。滴下と同時に撹拌を行ない、反応液の液温は20
〜25℃に、pHは11〜13に保たれるように制御し
た。滴下終了後、同温度で1時間撹拌を行ないアシル化
反応を完了させた。続いて、反応液に6N塩酸を液のpH
が1になるまで液を撹拌しながら添加し、添加後1時間
撹拌を行なった。析出した結晶を濾過により取り出し、
乾燥を行ない目的物を得た。収量は55gであった。得
られた結晶は赤外吸収スペクトル、NMRスペクトルよ
り下記の構造であることを確認した。
【0020】
【化3】
【0021】NMRスペクトル(DMSO、内部標準T
MS) 2.0ppm(t,2H),2.25ppm(t,2H) -CH2 CONH- 2.4ppm(t,2H) -CH2 COOH 3.2〜3.4ppm(m,4H) -CONHCH2 - 7.75ppm(t,1H),7.9ppm(t,1H) -CONH- IRスペクトル(KBr錠剤) 1720cm-1,1655cm-1,1565cm-1
MS) 2.0ppm(t,2H),2.25ppm(t,2H) -CH2 CONH- 2.4ppm(t,2H) -CH2 COOH 3.2〜3.4ppm(m,4H) -CONHCH2 - 7.75ppm(t,1H),7.9ppm(t,1H) -CONH- IRスペクトル(KBr錠剤) 1720cm-1,1655cm-1,1565cm-1
【0022】実施例2 N−(N′−ココイル−β−アラニル)−β−アラニン
の製造: (1)ハロゲン化反応 N−ココイル−β−アラニン46.6gを塩化メチレン
155mlに分散した後、撹拌下、チオニルクロライド2
4.8gを、液温を20℃に保ちながら、10分かけて
添加した。添加終了後そのままの温度で30分撹拌を行
ない、反応を完了させた。得られた反応溶液を赤外分光
分析で分析したところ、赤外吸収スペクトルの1695
cm-1のカルボン酸(−COOH)に由来するピークが消
失し、1785cm-1の酸塩化物(−COCl)に由来す
るピークが発生しており、酸塩化物が得られたことが確
認できた。この反応溶液から、減圧下、溶媒の塩化メチ
レン及び副生した二酸化硫黄、塩化水素を留去し、N−
ココイル−3−アミノプロピオン酸クロライド50.0
gを得た。
の製造: (1)ハロゲン化反応 N−ココイル−β−アラニン46.6gを塩化メチレン
155mlに分散した後、撹拌下、チオニルクロライド2
4.8gを、液温を20℃に保ちながら、10分かけて
添加した。添加終了後そのままの温度で30分撹拌を行
ない、反応を完了させた。得られた反応溶液を赤外分光
分析で分析したところ、赤外吸収スペクトルの1695
cm-1のカルボン酸(−COOH)に由来するピークが消
失し、1785cm-1の酸塩化物(−COCl)に由来す
るピークが発生しており、酸塩化物が得られたことが確
認できた。この反応溶液から、減圧下、溶媒の塩化メチ
レン及び副生した二酸化硫黄、塩化水素を留去し、N−
ココイル−3−アミノプロピオン酸クロライド50.0
gを得た。
【0023】(2)アシル化反応 β−アラニン17.1gと水酸化カリウム10.6gを
水90mlに溶解した。この溶液に、(1)で得たN−コ
コイル−3−アミノプロピオン酸クロライド49.0g
をテトラヒドロフラン130mlに溶解したものと30%
水酸化カリウム水溶液32.7gとを1時間かけ滴下し
た。滴下と同時に撹拌を行ない、反応液の液温は20〜
25℃に、pHは11〜13に保たれるように制御した。
滴下終了後、同温度で1時間撹拌を行ないアシル化反応
を完了させた。続いて、反応液に6N塩酸を液のpHが1
になるまで液を撹拌しながら添加し、添加後1時間撹拌
を行なった。析出した結晶を濾過により取り出し、乾燥
を行ない目的物を得た。収量は53.5gであった。得
られた結晶は赤外吸収スペクトル、NMRスペクトルよ
り下記の構造であることを確認した。
水90mlに溶解した。この溶液に、(1)で得たN−コ
コイル−3−アミノプロピオン酸クロライド49.0g
をテトラヒドロフラン130mlに溶解したものと30%
水酸化カリウム水溶液32.7gとを1時間かけ滴下し
た。滴下と同時に撹拌を行ない、反応液の液温は20〜
25℃に、pHは11〜13に保たれるように制御した。
滴下終了後、同温度で1時間撹拌を行ないアシル化反応
を完了させた。続いて、反応液に6N塩酸を液のpHが1
になるまで液を撹拌しながら添加し、添加後1時間撹拌
を行なった。析出した結晶を濾過により取り出し、乾燥
を行ない目的物を得た。収量は53.5gであった。得
られた結晶は赤外吸収スペクトル、NMRスペクトルよ
り下記の構造であることを確認した。
【0024】
【化4】
【0025】NMRスペクトル(DMSO、内部標準T
MS) 2.1ppm(t,2H),2.3ppm(t,2H) -CH2 CONH- 2.4ppm(t,2H) -CH2 COOH 3.1〜3.4ppm(m,4H) -CONHCH2 - 7.7ppm(t,1H),7.9ppm(t,1H) -CONH- IRスペクトル(KBr錠剤) 1725cm-1,1645cm-1,1550cm-1
MS) 2.1ppm(t,2H),2.3ppm(t,2H) -CH2 CONH- 2.4ppm(t,2H) -CH2 COOH 3.1〜3.4ppm(m,4H) -CONHCH2 - 7.7ppm(t,1H),7.9ppm(t,1H) -CONH- IRスペクトル(KBr錠剤) 1725cm-1,1645cm-1,1550cm-1
【0026】実施例3 実施例1及び2で得られた本発明化合物及び比較として
N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンを含む下記
配合組成1〜3の洗浄剤組成物を製造し、泡立ち、すす
ぎ時の泡切れ、滑り、すすぎ後の滑り、乾燥後の滑りに
ついて試験した。結果を表1に示す。 試験方法 泡立ち量の測定:各洗浄剤組成物について、20倍希釈
水溶液を調整し、この溶液100ml(液温40℃)をメ
モリ付きシリンダーに注入する。次いで、攪拌羽根を上
記溶液中に設置し、攪拌開始から30秒後に於て生じた
泡の体積(ml)を測定し、泡立ち量とした。なお、攪拌
羽根の回転数は1000rpm であり、5秒毎に反転させ
た。 使用感の評価:各洗浄剤組成物について、男女各10名
のパネラーに皮膚の洗浄及び毛髪の洗浄を実施させ、そ
の際の官能評価を行なった。評価は次の基準による平均
値を算出し、平均値が4.5以上を非常に良好(◎)、
3.5〜4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の
場合を普通(△)、2.4以下の場合を不良(×)と判
定した。 (1)すすぎ時の泡切れ 5:泡切れが良い 4:泡切れがやや良い 3:普通 2:泡切れがやや悪い 1:泡切れが悪い (2)すすぎ時の滑り、(3)すすぎ後の滑り及び
(4)乾燥後の滑り 5:滑りが良い 4:滑りがやや良い 3:普通 2:滑りがやや悪い 1:滑りが悪い
N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンを含む下記
配合組成1〜3の洗浄剤組成物を製造し、泡立ち、すす
ぎ時の泡切れ、滑り、すすぎ後の滑り、乾燥後の滑りに
ついて試験した。結果を表1に示す。 試験方法 泡立ち量の測定:各洗浄剤組成物について、20倍希釈
水溶液を調整し、この溶液100ml(液温40℃)をメ
モリ付きシリンダーに注入する。次いで、攪拌羽根を上
記溶液中に設置し、攪拌開始から30秒後に於て生じた
泡の体積(ml)を測定し、泡立ち量とした。なお、攪拌
羽根の回転数は1000rpm であり、5秒毎に反転させ
た。 使用感の評価:各洗浄剤組成物について、男女各10名
のパネラーに皮膚の洗浄及び毛髪の洗浄を実施させ、そ
の際の官能評価を行なった。評価は次の基準による平均
値を算出し、平均値が4.5以上を非常に良好(◎)、
3.5〜4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の
場合を普通(△)、2.4以下の場合を不良(×)と判
定した。 (1)すすぎ時の泡切れ 5:泡切れが良い 4:泡切れがやや良い 3:普通 2:泡切れがやや悪い 1:泡切れが悪い (2)すすぎ時の滑り、(3)すすぎ後の滑り及び
(4)乾燥後の滑り 5:滑りが良い 4:滑りがやや良い 3:普通 2:滑りがやや悪い 1:滑りが悪い
【0027】 配合組成1(本発明品1) (重量%) 1 N−(N′−ラウロイル−β−アラニル)−β−アラニン 30 2 ラウリン酸TEA塩 5 3 ラウリルジメチルアミンオキサイド 2 4 香料 0.5 5 ジブチルヒドロキシトルエン 0.2 6 エタノール 3 7 水 バランス 配合組成2(本発明品2) (重量%) 1 N−(N′−ココイル−β−アラニル)−β−アラニン 30 2 ラウリン酸TEA塩 5 3 ラウリルジメチルアミンオキサイド 2 4 香料 0.5 5 ジブチルヒドロキシトルエン 0.2 6 エタノール 3 7 水 バランス 配合組成3(比較品1) (比較化合物として、従来、低刺激性界面活性剤として使用されている本発明化 合物と構造類似のN−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンを選んだ。) (重量%) 1 N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニン 30 2 ラウリン酸TEA塩 5 3 ラウリルジメチルアミンオキサイド 2 4 香料 0.5 5 ジブチルヒドロキシトルエン 0.2 6 エタノール 3 7 水 バランス
【0028】
【表1】
【0029】表1から、本発明のN−(N′−長鎖アシ
ル−β−アラニル)−β−アラニンを主成分とする洗浄
剤は、泡立ちに優れ、且つ使用感に優れることが判る。
ル−β−アラニル)−β−アラニンを主成分とする洗浄
剤は、泡立ちに優れ、且つ使用感に優れることが判る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 (式中、Rは炭素数7〜23の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル又はアルケニル基を示し、Mは水素原子、アルカリ金
属、アンモニウム、アルキルアンモニウム、アルカノー
ルアンモニウム又は塩基性アミノ酸を示す)で表わされ
るN−(N′−長鎖アシル−β−アラニル)−β−アラ
ニン又はその塩。 - 【請求項2】 請求項1記載のN−(N′−長鎖アシル
−β−アラニル)−β−アラニン又はその塩を含有する
洗浄剤組成物。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
JP21380891A JP3085551B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | N−(N′−長鎖アシル−β−アラニル)−β−アラニン又はその塩、及びこれを含有する洗浄剤組成物 |
GB9217779A GB2259703B (en) | 1991-08-26 | 1992-08-21 | N-(N'-long chain acyl-ß-alanyl)-ß-alanine or its salt and detergent composition containing the same |
TW081106681A TW241297B (ja) | 1991-08-26 | 1992-08-24 | |
US07/933,698 US5284602A (en) | 1991-08-26 | 1992-08-24 | N-(N'-long chain acyl-β-alanyl)-β-alanine or its salt and detergent composition containing the same |
DE4228295A DE4228295B4 (de) | 1991-08-26 | 1992-08-26 | N-(N'-langkettiges Acyl-Beta-Alanyl)-Beta-Alanin oder dessen Salz und diese enthaltende Detergenszusammensetzungen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21380891A JP3085551B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | N−(N′−長鎖アシル−β−アラニル)−β−アラニン又はその塩、及びこれを含有する洗浄剤組成物 |
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---|---|
JPH0551356A JPH0551356A (ja) | 1993-03-02 |
JP3085551B2 true JP3085551B2 (ja) | 2000-09-11 |
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ID=16645383
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21380891A Expired - Fee Related JP3085551B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | N−(N′−長鎖アシル−β−アラニル)−β−アラニン又はその塩、及びこれを含有する洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3085551B2 (ja) |
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KR20040047477A (ko) * | 2002-11-30 | 2004-06-05 | (주)제이피하이테크전자 | 저자극성 약알칼리 액체비누 및 그 제조방법 |
US8211011B2 (en) | 2006-11-09 | 2012-07-03 | Ncontact Surgical, Inc. | Diaphragm entry for posterior surgical access |
US9808280B2 (en) | 2005-10-12 | 2017-11-07 | Atricure, Inc. | Diaphragm entry for posterior surgical access |
US10433859B2 (en) | 2005-10-12 | 2019-10-08 | Atricure, Inc. | Diaphragm entry for posterior surgical access |
JP5984710B2 (ja) | 2013-02-21 | 2016-09-06 | オリンパス株式会社 | 透明化液徐放手段並びにそれを備えた内視鏡及び内視鏡手術用器具 |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP21380891A patent/JP3085551B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|
ハンガリー国特許発明第176084号明細書(Chemical Abstracts,No.94:190927) |
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---|---|
JPH0551356A (ja) | 1993-03-02 |
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