JPH0797189A - 揚土兼揚重装置 - Google Patents
揚土兼揚重装置Info
- Publication number
- JPH0797189A JPH0797189A JP9116194A JP9116194A JPH0797189A JP H0797189 A JPH0797189 A JP H0797189A JP 9116194 A JP9116194 A JP 9116194A JP 9116194 A JP9116194 A JP 9116194A JP H0797189 A JPH0797189 A JP H0797189A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crane
- traveling body
- hoisting
- rail
- attached
- Prior art date
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小さな設置スペースで揚重作業と揚土作業で
きるようにする。 【構成】 支持枠体Dにクレーン6と第1・第2クラム
シェル15,16を同一方向に移動自在に設け、クレー
ン6を開口Bに移動して揚重作業する時には第1・第2
クラムシェル15,16を開口Bより離隔させ、第1・
第2クラムシェル15,16を開口Bに移動して揚土作
業する時にはクレーン6を開口Bより離隔して相互に邪
魔にならずに1つの開口Bより揚重作業、揚土作業でき
るし、設置スペースを小さくする。
きるようにする。 【構成】 支持枠体Dにクレーン6と第1・第2クラム
シェル15,16を同一方向に移動自在に設け、クレー
ン6を開口Bに移動して揚重作業する時には第1・第2
クラムシェル15,16を開口Bより離隔させ、第1・
第2クラムシェル15,16を開口Bに移動して揚土作
業する時にはクレーン6を開口Bより離隔して相互に邪
魔にならずに1つの開口Bより揚重作業、揚土作業でき
るし、設置スペースを小さくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として建物建築現場
において地下掘削した土砂を地上に運搬すると共に、地
下に荷物を昇降する揚土兼揚重装置に関する。
において地下掘削した土砂を地上に運搬すると共に、地
下に荷物を昇降する揚土兼揚重装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築工法としては逆打ち工法と呼ばれる
工法が知られている。この逆打ち工法は1階床部分の工
事を最初に行ない、その後に地下部分と地上部分を同時
に工事する工法であり、地下工事と地上工事が同時に進
行するために全体の工期を短縮できる利点を有する。
工法が知られている。この逆打ち工法は1階床部分の工
事を最初に行ない、その後に地下部分と地上部分を同時
に工事する工法であり、地下工事と地上工事が同時に進
行するために全体の工期を短縮できる利点を有する。
【0003】前述の逆打ち工法では1階床部分が完成し
た後に地下部分の工事を行なうので、1階床部分に開口
を設け、地下に資材を搬入したり(揚重作業)、地下掘
削した土砂を地上に運搬(揚重作業)する必要がある。
た後に地下部分の工事を行なうので、1階床部分に開口
を設け、地下に資材を搬入したり(揚重作業)、地下掘
削した土砂を地上に運搬(揚重作業)する必要がある。
【0004】このためには、1階床部分にクレーン用開
口とクラムシェル用開口を設け、クレーンを設置して地
下に資材を搬入すると共に、クラムシェルを設置して地
下掘削した土砂を地上に運搬している。または、クレー
ン用とクラムシェル用の開口を共用とし、揚重作業時と
揚土作業時の切り換わり時は、クレーンとクラムシェル
の入替を行っている。
口とクラムシェル用開口を設け、クレーンを設置して地
下に資材を搬入すると共に、クラムシェルを設置して地
下掘削した土砂を地上に運搬している。または、クレー
ン用とクラムシェル用の開口を共用とし、揚重作業時と
揚土作業時の切り換わり時は、クレーンとクラムシェル
の入替を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように1階床部
分にクレーンとクラムシェルを設置するために設置スペ
ースが広くなるし、クレーン用の開口とクラムシェル用
の開口を1階床部分に形成するために地下工事のための
スペースが広くなって2階以上の地上工事の邪魔とな
る。また、共用の開口を設置した場合は、クレーンとク
ラムシェルの入替が繁雑であるし、入替時の機械の移動
スペースが広くなって、2階以上の地上工事の邪魔とな
る。
分にクレーンとクラムシェルを設置するために設置スペ
ースが広くなるし、クレーン用の開口とクラムシェル用
の開口を1階床部分に形成するために地下工事のための
スペースが広くなって2階以上の地上工事の邪魔とな
る。また、共用の開口を設置した場合は、クレーンとク
ラムシェルの入替が繁雑であるし、入替時の機械の移動
スペースが広くなって、2階以上の地上工事の邪魔とな
る。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした揚土兼揚重装置を提供することを目的とす
る。
ようにした揚土兼揚重装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】支持枠体Dの上部に走行
体2を移動自在に設け、この走行体2にフック5を備え
たワイヤロープ4を昇降自在に取付けてクレーン6と
し、前記支持枠体Dにおける走行体2と隣接した位置に
クラムシェルを昇降自在でかつ走行体2と同一方向に移
動自在に取付けた揚土兼揚重装置。
体2を移動自在に設け、この走行体2にフック5を備え
たワイヤロープ4を昇降自在に取付けてクレーン6と
し、前記支持枠体Dにおける走行体2と隣接した位置に
クラムシェルを昇降自在でかつ走行体2と同一方向に移
動自在に取付けた揚土兼揚重装置。
【0008】
【作 用】支持枠体Dにクレーン6とクラムシェルを
隣接して同一方向に移動自在に設けたので、1つの開口
よりクレーン6によって地下に揚重作業できるし、クラ
ムシェルにより揚土作業でき、全体をコンパクトにして
設置スペースを小さくできる。また、機械入替のための
スペースも不要となる。
隣接して同一方向に移動自在に設けたので、1つの開口
よりクレーン6によって地下に揚重作業できるし、クラ
ムシェルにより揚土作業でき、全体をコンパクトにして
設置スペースを小さくできる。また、機械入替のための
スペースも不要となる。
【0009】
【実 施 例】図1、図2、図3に示すように、1階床
部分Aには開口Bが形成され、この開口Bと隣接してホ
ッパーCが設けてあり、このホッパーCと開口Bとの周
囲に支持枠組体Dが設置してある。
部分Aには開口Bが形成され、この開口Bと隣接してホ
ッパーCが設けてあり、このホッパーCと開口Bとの周
囲に支持枠組体Dが設置してある。
【0010】前記支持枠組体Dは図9に示すように構成
してある。つまり、第1・第2一側支柱90,91の上
部間に一側横材92を連結し、第1・第2他側支柱9
3,94の上部間に他側横材95を連結し、第1一側支
柱90と第1他側支柱93の上部間に第1横材96を連
結し、第2一側支柱91と第2他側支柱94の上部間に
第2横材97を連結し、第1横材96の長手方向両側寄
りに第1・第2一側中間支柱98,99の上端部が連結
され、第2横材97の長手方向両側寄りに第1・第2他
側中間支柱100,101の上端部が連結され、第1横
材96の第1一側中間支柱98寄りと第2横材97の第
1他側中間支柱100の寄りに一側中間横材102が連
結され、第2一側中間支柱99と第2他側中間支柱10
1の上端部間に他側中間横材103が連結されている。
なお、以後の説明においては一側・他側方向を左右方向
とし、第1・第2方向を前後方向として説明する。
してある。つまり、第1・第2一側支柱90,91の上
部間に一側横材92を連結し、第1・第2他側支柱9
3,94の上部間に他側横材95を連結し、第1一側支
柱90と第1他側支柱93の上部間に第1横材96を連
結し、第2一側支柱91と第2他側支柱94の上部間に
第2横材97を連結し、第1横材96の長手方向両側寄
りに第1・第2一側中間支柱98,99の上端部が連結
され、第2横材97の長手方向両側寄りに第1・第2他
側中間支柱100,101の上端部が連結され、第1横
材96の第1一側中間支柱98寄りと第2横材97の第
1他側中間支柱100の寄りに一側中間横材102が連
結され、第2一側中間支柱99と第2他側中間支柱10
1の上端部間に他側中間横材103が連結されている。
なお、以後の説明においては一側・他側方向を左右方向
とし、第1・第2方向を前後方向として説明する。
【0011】この支持枠組体Dの前後中央上部にガイド
レール1が左右方向に向けて横架され、このガイドレー
ル1に沿って走行体2が走行自在に設けられており、こ
の走行体2にホイスト3が取付けられ、このホイスト3
で巻取り、繰り出しされるワイヤロープ4にフック5が
連結されてクレーン6を構成している。
レール1が左右方向に向けて横架され、このガイドレー
ル1に沿って走行体2が走行自在に設けられており、こ
の走行体2にホイスト3が取付けられ、このホイスト3
で巻取り、繰り出しされるワイヤロープ4にフック5が
連結されてクレーン6を構成している。
【0012】次にクレーン6の詳細を説明する。前記走
行体2にはガイドレール1に沿って回転するローラ7が
前後・左右に設けられ、そのローラ7は走行用モータ8
で回転駆動されるようにしてあり、この走行用モータ8
と前記ホイスト3のモータ(図示せず)は制御用ケーブ
ル9を介して吊り下げた操作ボックス10により回転駆
動される。前記走行用モータ8は電動モータでも良いし
油圧モータでも良い。
行体2にはガイドレール1に沿って回転するローラ7が
前後・左右に設けられ、そのローラ7は走行用モータ8
で回転駆動されるようにしてあり、この走行用モータ8
と前記ホイスト3のモータ(図示せず)は制御用ケーブ
ル9を介して吊り下げた操作ボックス10により回転駆
動される。前記走行用モータ8は電動モータでも良いし
油圧モータでも良い。
【0013】前記支持枠体Dにおけるガイドレール1の
両側部(一側中間横材102と他側中間横材103の長
手方向両側寄り)には第1・第2レール11,12が左
右方向に向けて平行に設けられ、この第1・第2レール
11,12に沿って走行する第1・第2走行体13,1
4に第1・第2クラムシエル15,16が取付けあり、
この第1・第2クラムシエル15,16は第1・第2昇
降用ワイヤロープ17,18で昇降されると共に、第1
・第2開閉用ワイヤロープ19,20で開閉され、前記
第1・第2走行体13,14は第1・第2移動用ワイヤ
ロープ21,22で左右に移動され、これら各ワイヤロ
ープはウインチEで巻取り、繰り出しされる。
両側部(一側中間横材102と他側中間横材103の長
手方向両側寄り)には第1・第2レール11,12が左
右方向に向けて平行に設けられ、この第1・第2レール
11,12に沿って走行する第1・第2走行体13,1
4に第1・第2クラムシエル15,16が取付けあり、
この第1・第2クラムシエル15,16は第1・第2昇
降用ワイヤロープ17,18で昇降されると共に、第1
・第2開閉用ワイヤロープ19,20で開閉され、前記
第1・第2走行体13,14は第1・第2移動用ワイヤ
ロープ21,22で左右に移動され、これら各ワイヤロ
ープはウインチEで巻取り、繰り出しされる。
【0014】前記第1昇降用ワイヤロープ17の一端部
は図1と図3に示すように、第1レール11の長手方向
一端部に設けた第1ブラケット11aに設けた第1滑車
17aと第1走行体13に設けた第2滑車17bを経て
第1クラムシエル15に連結され、第1開閉用ワイヤロ
ープ19の一端部は前記第1ブラケット11aに設けた
第1滑車19aと第1走行体13に設けた第2滑車19
bを経て第1クラムシエル15に巻掛けられ、第1移動
用ワイヤロープ21の一端部は第1ブラケット11aに
設けた第1滑車21aを経て第1走行体13の移動方向
一端部に連結され、他端部は前記第1滑車21a及び第
1レール11の長手方向他端部に設けた第2ブラケット
11bの第2滑車21bを経て第1走行体13の移動方
向他端部に連結してある。なお、第1走行体13、第2
走行体14は走行体2と同様にモータによって走行する
ようにしても良い。
は図1と図3に示すように、第1レール11の長手方向
一端部に設けた第1ブラケット11aに設けた第1滑車
17aと第1走行体13に設けた第2滑車17bを経て
第1クラムシエル15に連結され、第1開閉用ワイヤロ
ープ19の一端部は前記第1ブラケット11aに設けた
第1滑車19aと第1走行体13に設けた第2滑車19
bを経て第1クラムシエル15に巻掛けられ、第1移動
用ワイヤロープ21の一端部は第1ブラケット11aに
設けた第1滑車21aを経て第1走行体13の移動方向
一端部に連結され、他端部は前記第1滑車21a及び第
1レール11の長手方向他端部に設けた第2ブラケット
11bの第2滑車21bを経て第1走行体13の移動方
向他端部に連結してある。なお、第1走行体13、第2
走行体14は走行体2と同様にモータによって走行する
ようにしても良い。
【0015】前記第2昇降用ワイヤロープ18の一端部
は図1と図3に示すように、第2レール12の長手方向
一端部に設けた第1ブラケット12aに設けた第1滑車
18aと第2走行体14に設けた第2滑車18bを経て
第2クラムシエル16に連結され、第2開閉用ワイヤロ
ープ20の一端部は前記第1ブラケット12aに設けた
第1滑車20aと第2走行体14に設けた第2滑車20
bを経て第2クラムシエル16に巻掛けられ、第2移動
用ワイヤロープ22の一端部は第1ブラケット12aに
設けた第1滑車22aを経て第2走行体14の移動方向
一端部に連結され、他端部は前記第1滑車22a及び第
2レール12の長手方向他端部に設けた第2ブラケット
12bの第2滑車22bを経て第2走行体14の移動方
向他端部に連結してある。
は図1と図3に示すように、第2レール12の長手方向
一端部に設けた第1ブラケット12aに設けた第1滑車
18aと第2走行体14に設けた第2滑車18bを経て
第2クラムシエル16に連結され、第2開閉用ワイヤロ
ープ20の一端部は前記第1ブラケット12aに設けた
第1滑車20aと第2走行体14に設けた第2滑車20
bを経て第2クラムシエル16に巻掛けられ、第2移動
用ワイヤロープ22の一端部は第1ブラケット12aに
設けた第1滑車22aを経て第2走行体14の移動方向
一端部に連結され、他端部は前記第1滑車22a及び第
2レール12の長手方向他端部に設けた第2ブラケット
12bの第2滑車22bを経て第2走行体14の移動方
向他端部に連結してある。
【0016】前記ウインチEは図4に示すように、モー
タ30の出力側を減速機31を介して第1・第2・第3
・第4・第5・第6歯車32,33,34,35,3
6,37に連結し、その第1〜第6歯車32〜37に第
1〜第6クラッチ・ブレーキ38,39,40,41,
42,43を介して第1昇降用ドラム44、第2昇降用
ドラム45、第1開閉用ドラム46、第2開閉用ドラム
47、第1移動用ドラム48、第2移動用ドラム49が
それぞれ連結され、第1昇降用ドラム44、第1開閉用
ドラム46、第1移動用ドラム48が巻取り駆動される
と第2昇降用ドラム45、第2開閉用ドラム47、第2
移動用ドラム49が繰り出し駆動し、繰り出し駆動され
ると巻取り駆動されるようにしてある。
タ30の出力側を減速機31を介して第1・第2・第3
・第4・第5・第6歯車32,33,34,35,3
6,37に連結し、その第1〜第6歯車32〜37に第
1〜第6クラッチ・ブレーキ38,39,40,41,
42,43を介して第1昇降用ドラム44、第2昇降用
ドラム45、第1開閉用ドラム46、第2開閉用ドラム
47、第1移動用ドラム48、第2移動用ドラム49が
それぞれ連結され、第1昇降用ドラム44、第1開閉用
ドラム46、第1移動用ドラム48が巻取り駆動される
と第2昇降用ドラム45、第2開閉用ドラム47、第2
移動用ドラム49が繰り出し駆動し、繰り出し駆動され
ると巻取り駆動されるようにしてある。
【0017】前記第1昇降用ワイヤロープ17の他端部
は第1昇降用ドラム44に巻掛けられ、第2昇降用ワイ
ヤロープ18の他端部は第2昇降用ドラム45に巻掛け
られ、第1開閉用ワイヤロープ19、第2開閉用ワイヤ
ロープ20の他端部は第1・第2開閉用ドラム46,4
7にそれぞれ巻掛けられ、第1・第2移動用ワイヤロー
プ21,22は第1・第2移動用ドラム48,49にそ
れぞれ巻掛けてある。
は第1昇降用ドラム44に巻掛けられ、第2昇降用ワイ
ヤロープ18の他端部は第2昇降用ドラム45に巻掛け
られ、第1開閉用ワイヤロープ19、第2開閉用ワイヤ
ロープ20の他端部は第1・第2開閉用ドラム46,4
7にそれぞれ巻掛けられ、第1・第2移動用ワイヤロー
プ21,22は第1・第2移動用ドラム48,49にそ
れぞれ巻掛けてある。
【0018】そして、第1〜第6クラッチ・ブレーキ3
8〜43をコントローラ又は手動によってON、OFF
して第1クラムシェル15がホッパーCの上の排土位置
の時に第2クラムシェル16が開口Bより地下に降下し
た位置になり、第1クラムシェル15が移動し開口Bの
上の降下位置となると第2クラムシェル16が上昇し上
下中間位置となり、その後に第1クラムシェル15が下
降すると第2クラムシェル16が上昇し、第2クラムシ
ェル16が降下位置となると第1クラムシェル15が上
下中間位置となり、その後に第1クラムシェル15が地
下に降下すると第2クラムシェル16が排土位置に移動
するように動作する。また、第1・第2クラムシェル1
5,16は単独で作動させることもできる。
8〜43をコントローラ又は手動によってON、OFF
して第1クラムシェル15がホッパーCの上の排土位置
の時に第2クラムシェル16が開口Bより地下に降下し
た位置になり、第1クラムシェル15が移動し開口Bの
上の降下位置となると第2クラムシェル16が上昇し上
下中間位置となり、その後に第1クラムシェル15が下
降すると第2クラムシェル16が上昇し、第2クラムシ
ェル16が降下位置となると第1クラムシェル15が上
下中間位置となり、その後に第1クラムシェル15が地
下に降下すると第2クラムシェル16が排土位置に移動
するように動作する。また、第1・第2クラムシェル1
5,16は単独で作動させることもできる。
【0019】これにより、第1クラムシェル15と第2
クラムシェル16は交互に上昇・下降することになって
同時に上昇・下降しているときはクラムシェル自重を互
に打消して上昇動力を減少することができる。
クラムシェル16は交互に上昇・下降することになって
同時に上昇・下降しているときはクラムシェル自重を互
に打消して上昇動力を減少することができる。
【0020】図5に示すように第1・第2クラムシェル
15,16には前後一対の落下防止用ピン50が横向き
に取付けられ、前記支持枠体Dにおける降下位置よりも
若干排土側と反対側位置に一対の支持ブラケット51が
それぞれ第1・第2クラムシェル用に取付けられてお
り、第1・第2クラムシェル15,16を降下位置より
も若干排土側と反対側に移動して若干降下することで一
対の落下防止用ピン50が一対の支持ブラケット51に
係合して第1・第2クラムシェル15,16を落下しな
いように機械的に支持すると共に、一対の支持ブラケッ
ト51の少なくとも一方に設けたセンサ52がONす
る。
15,16には前後一対の落下防止用ピン50が横向き
に取付けられ、前記支持枠体Dにおける降下位置よりも
若干排土側と反対側位置に一対の支持ブラケット51が
それぞれ第1・第2クラムシェル用に取付けられてお
り、第1・第2クラムシェル15,16を降下位置より
も若干排土側と反対側に移動して若干降下することで一
対の落下防止用ピン50が一対の支持ブラケット51に
係合して第1・第2クラムシェル15,16を落下しな
いように機械的に支持すると共に、一対の支持ブラケッ
ト51の少なくとも一方に設けたセンサ52がONす
る。
【0021】前記センサ52は図6に示すようにクレー
ンコントローラ53に接続され、そのクレーンコントロ
ーラ53は第1クラムシェル用・第2クラムシェル用の
それぞれのセンサ52より両方ともにON信号が入力さ
れると操作ボックス10よりの信号で走行用モータ8、
ホイスト3のモータ54を正・逆転駆動するが、いずれ
か一方のセンサ52からでもON信号が入力されない時
には操作ボックス10より信号が入力されても走行用モ
ータ8、モータ54を正転駆動しないようにしてある。
ンコントローラ53に接続され、そのクレーンコントロ
ーラ53は第1クラムシェル用・第2クラムシェル用の
それぞれのセンサ52より両方ともにON信号が入力さ
れると操作ボックス10よりの信号で走行用モータ8、
ホイスト3のモータ54を正・逆転駆動するが、いずれ
か一方のセンサ52からでもON信号が入力されない時
には操作ボックス10より信号が入力されても走行用モ
ータ8、モータ54を正転駆動しないようにしてある。
【0022】このようであるから、第1・第2クラムシ
ェル15,16が両方とも落下しないように支持されて
いないとクレーン6を動作できないので、クレーン6で
資材等を地下に搬入している時に誤まって第1・第2ク
ラムシェル15,16が落下することがなく安全であ
る。
ェル15,16が両方とも落下しないように支持されて
いないとクレーン6を動作できないので、クレーン6で
資材等を地下に搬入している時に誤まって第1・第2ク
ラムシェル15,16が落下することがなく安全であ
る。
【0023】次にクレーン6の他の実施例を図7と図8
に基づいて説明する。ガイドレール1に沿って走行する
走行体2にフック5を備えたワイヤロープ4を巻掛ける
滑車60を設け、そのワイヤロープ4をクレーン用ウイ
ンチ61の昇降用ドラム62に巻掛け、このクレーン用
ウインチ61の移動用ドラム63に巻掛けた移動用ワイ
ヤロープ64の両端部を複数の滑車65を経て走行体2
の走行方向両端部に連結してある。
に基づいて説明する。ガイドレール1に沿って走行する
走行体2にフック5を備えたワイヤロープ4を巻掛ける
滑車60を設け、そのワイヤロープ4をクレーン用ウイ
ンチ61の昇降用ドラム62に巻掛け、このクレーン用
ウインチ61の移動用ドラム63に巻掛けた移動用ワイ
ヤロープ64の両端部を複数の滑車65を経て走行体2
の走行方向両端部に連結してある。
【0024】前記クレーン用ウインチ61は油圧モータ
66の出力側を減速機67、歯車群68を介して第1・
第2軸69,70に連結し、この第1軸69に昇降用ド
ラム62を固定してブレーキ71を設け、第2軸70に
移動用ドラム63を回転自在に支承し、かつクラッチ7
2とブレーキ73を設けてある。
66の出力側を減速機67、歯車群68を介して第1・
第2軸69,70に連結し、この第1軸69に昇降用ド
ラム62を固定してブレーキ71を設け、第2軸70に
移動用ドラム63を回転自在に支承し、かつクラッチ7
2とブレーキ73を設けてある。
【0025】図8において、油圧ポンプ74の吐出路7
4aは昇降切換弁75で第1・第2回路76,77とタ
ンク回路78に連通制御され、その第1・第2回路7
6,77は油圧モータ66に接続し、その昇降切換弁7
5を中立位置aから第1・第2圧油供給位置b,cに切
換えることで油圧ポンプ74の吐出圧油を第1又は第2
回路77に供給し油圧モータ66を正転・逆転駆動す
る。
4aは昇降切換弁75で第1・第2回路76,77とタ
ンク回路78に連通制御され、その第1・第2回路7
6,77は油圧モータ66に接続し、その昇降切換弁7
5を中立位置aから第1・第2圧油供給位置b,cに切
換えることで油圧ポンプ74の吐出圧油を第1又は第2
回路77に供給し油圧モータ66を正転・逆転駆動す
る。
【0026】補助油圧ポンプ79の吐出路79aには第
3回路80が接続し、かつ昇降・移動切換弁81で第4
回路82に連通・遮断され、その第3回路80は切換弁
83で前記昇降用ドラム62のブレーキシリンダ84に
連通・遮断され、前記第4回路82は移動用ドラム63
のクラッチシリンダ85、ブレーキシリンダ86に連通
・遮断され、そのクラッチシリンダ85は圧油が供給さ
れるとクラッチ72をON、ブレーキシリンダ84,8
6は圧油が供給されるとブレーキ71,73をOFFと
する。
3回路80が接続し、かつ昇降・移動切換弁81で第4
回路82に連通・遮断され、その第3回路80は切換弁
83で前記昇降用ドラム62のブレーキシリンダ84に
連通・遮断され、前記第4回路82は移動用ドラム63
のクラッチシリンダ85、ブレーキシリンダ86に連通
・遮断され、そのクラッチシリンダ85は圧油が供給さ
れるとクラッチ72をON、ブレーキシリンダ84,8
6は圧油が供給されるとブレーキ71,73をOFFと
する。
【0027】次のこのクレーンの動作を説明する。昇降
切換弁75を第1圧油供給位置bとして油圧モータ66
を正転すると共に、昇降・移動切換弁81を昇降位置d
とすると、第1・第2回路76,77の圧力差で切換弁
83が連通位置eとなってブレーキシリンダ84に圧油
が供給されて昇降用ドラム62のブレーキ71がOFF
となって巻取り駆動し、移動用ドラム63のクラッチ7
2がOFFし、ブレーキ73がONとなって移動用ドラ
ム63が固定される。これにより、ワイヤロープ4が巻
取りされてフック5が昇降する。
切換弁75を第1圧油供給位置bとして油圧モータ66
を正転すると共に、昇降・移動切換弁81を昇降位置d
とすると、第1・第2回路76,77の圧力差で切換弁
83が連通位置eとなってブレーキシリンダ84に圧油
が供給されて昇降用ドラム62のブレーキ71がOFF
となって巻取り駆動し、移動用ドラム63のクラッチ7
2がOFFし、ブレーキ73がONとなって移動用ドラ
ム63が固定される。これにより、ワイヤロープ4が巻
取りされてフック5が昇降する。
【0028】前述の状態で昇降・移動切換弁81を移動
位置fとすると移動用ドラム63のクラッチ72がO
N、ブレーキ73がOFFして移動用ドラム63が巻取
り駆動して移動用ワイヤロープ64が引張られるから走
行体2が右方に走行する。これと同時にワイヤロープ4
も巻取りされるからフック5が下降することがない。つ
まり、走行体2が右方に走行するとワイヤロープ4が弛
んでフック5が下降することになるが、前述のように昇
降用ドラム62でワイヤロープ4を巻取ることでフック
5が下降することを防止できる。
位置fとすると移動用ドラム63のクラッチ72がO
N、ブレーキ73がOFFして移動用ドラム63が巻取
り駆動して移動用ワイヤロープ64が引張られるから走
行体2が右方に走行する。これと同時にワイヤロープ4
も巻取りされるからフック5が下降することがない。つ
まり、走行体2が右方に走行するとワイヤロープ4が弛
んでフック5が下降することになるが、前述のように昇
降用ドラム62でワイヤロープ4を巻取ることでフック
5が下降することを防止できる。
【0029】昇降切換弁75を第2圧油供給位置Cとし
た時には油圧モータ66が逆転するので、昇降用ドラム
62が繰り出し駆動し、移動用ドラム63が繰り出し駆
動するから、走行体2を左方に移動できるし、フック5
が上昇することを防止できる。
た時には油圧モータ66が逆転するので、昇降用ドラム
62が繰り出し駆動し、移動用ドラム63が繰り出し駆
動するから、走行体2を左方に移動できるし、フック5
が上昇することを防止できる。
【0030】次に本発明の第2実施例を説明する。図1
0に示すように、支持枠組体Dの一側中間横材102の
上面と他側中間横材103の下面に断面I型の第1補助
レール10を前後方向に向けてそれぞれ取付け、一側中
間横材102の下面と他側中間横材103の上面に断面
I型の第2補助レール111を前後方向に向けてそれぞ
れ取付けてある。
0に示すように、支持枠組体Dの一側中間横材102の
上面と他側中間横材103の下面に断面I型の第1補助
レール10を前後方向に向けてそれぞれ取付け、一側中
間横材102の下面と他側中間横材103の上面に断面
I型の第2補助レール111を前後方向に向けてそれぞ
れ取付けてある。
【0031】図11と図12と図13に示すように、前
記各第1補助レール110に沿って移動体112が前後
方向に移動自在にそれぞれ設けられ、この移動体112
はほぼ上向コ字状のブラケット113に駆動ローラ11
4と従動ローラ115を回転自在に設けると共に、その
駆動ローラ114を回転するモータ116を取付けたも
ので、その駆動ローラ114と従動ローラ115が第1
補助レール110の上面に接し、モータ116で駆動ロ
ーラ114を駆動することで第1補助レール110に沿
って前後方向に移動するようにしてあり、そのブラッッ
ト113が前記レール1の上面にボルト等で固着してあ
る。
記各第1補助レール110に沿って移動体112が前後
方向に移動自在にそれぞれ設けられ、この移動体112
はほぼ上向コ字状のブラケット113に駆動ローラ11
4と従動ローラ115を回転自在に設けると共に、その
駆動ローラ114を回転するモータ116を取付けたも
ので、その駆動ローラ114と従動ローラ115が第1
補助レール110の上面に接し、モータ116で駆動ロ
ーラ114を駆動することで第1補助レール110に沿
って前後方向に移動するようにしてあり、そのブラッッ
ト113が前記レール1の上面にボルト等で固着してあ
る。
【0032】このようであるから、モータ116を駆動
して移動体112を移動することでレール1が前後方向
に移動するので、クレーン6を左右方向と前後方向に移
動できて前後方向のクレーン作業範囲を広くできる。
して移動体112を移動することでレール1が前後方向
に移動するので、クレーン6を左右方向と前後方向に移
動できて前後方向のクレーン作業範囲を広くできる。
【0033】前記各第2補助レール111に沿って第1
・第2移動体120,121が前後方向に移動自在にそ
れぞれ設けられ、この第1・第2移動体120,121
は同一構造であり、ほぼ下向コ字状のブラケット122
に駆動ローラ123を回転自在に取付けると共に、その
駆動ローラ123を駆動するモータ114を取付けて成
り、モータ114で駆動ローラ123を駆動すると第2
補助レール111に沿って前後方向に移動するようにな
っている。
・第2移動体120,121が前後方向に移動自在にそ
れぞれ設けられ、この第1・第2移動体120,121
は同一構造であり、ほぼ下向コ字状のブラケット122
に駆動ローラ123を回転自在に取付けると共に、その
駆動ローラ123を駆動するモータ114を取付けて成
り、モータ114で駆動ローラ123を駆動すると第2
補助レール111に沿って前後方向に移動するようにな
っている。
【0034】前記各第1移動体120のブラケット12
2が第1レール11の下面にボルト等でそれぞれ固着さ
れ、前述のように第1移動体120を移動することで第
1レール11が前後方向に移動するので、第1クラムシ
エル15を左右方向及び前後方向に移動できて前後方向
の作業範囲を広くできる。
2が第1レール11の下面にボルト等でそれぞれ固着さ
れ、前述のように第1移動体120を移動することで第
1レール11が前後方向に移動するので、第1クラムシ
エル15を左右方向及び前後方向に移動できて前後方向
の作業範囲を広くできる。
【0035】前記各第2移動体121のブラケット12
2が第2レール12の下面にボルト等でそれぞれ固着さ
れ、前述のように第2移動体120を移動することで第
2レール11が前後方向に移動するので、第2クラムシ
エル16を左右方向及び前後方向に移動できて前後方向
の作業範囲を広くできる。
2が第2レール12の下面にボルト等でそれぞれ固着さ
れ、前述のように第2移動体120を移動することで第
2レール11が前後方向に移動するので、第2クラムシ
エル16を左右方向及び前後方向に移動できて前後方向
の作業範囲を広くできる。
【0036】次に作動を説明する。第1クラムシエル1
5を開口Bより地下に降下して地下の土砂を掘削・掬い
込みする場合及びホッパCに排土するには第1移動体1
21を前後に移動することで地下の掘削・掬い込み範囲
を前後方向に広くできるし、ホッパーC内に排土する範
囲を前後方向に広くできる。この時、第1クラムシエル
15がクレーン6や支持枠組体Dと干渉しないように第
2補助レール111に第1移動体120でONする第1
・第2リミットスイッチ130,131を長手方向に間
隔を置いて取付け、その第1又は第2リミットスイッチ
130,131のONでモータ124を停止し、第1移
動体120の移動範囲を規制するようにしてある。第2
クラムシエル16で作業する場合も同様である。
5を開口Bより地下に降下して地下の土砂を掘削・掬い
込みする場合及びホッパCに排土するには第1移動体1
21を前後に移動することで地下の掘削・掬い込み範囲
を前後方向に広くできるし、ホッパーC内に排土する範
囲を前後方向に広くできる。この時、第1クラムシエル
15がクレーン6や支持枠組体Dと干渉しないように第
2補助レール111に第1移動体120でONする第1
・第2リミットスイッチ130,131を長手方向に間
隔を置いて取付け、その第1又は第2リミットスイッチ
130,131のONでモータ124を停止し、第1移
動体120の移動範囲を規制するようにしてある。第2
クラムシエル16で作業する場合も同様である。
【0037】クレーン6でクレーン作業する場合には、
第1移動体120と第2移動体121をクレーン6と離
隔する方向にそれぞれ移動して各第1リミットスイッチ
130がONしたら第1・第2移動体120,121を
それぞれ停止する。これによって、第1・第2クラムシ
エル15,16がクレーン6より離れた位置となってク
レーン6が前後方向に移動できる範囲が最大となり、こ
の状態で移動体112を前後に移動してクレーン6を前
後に移動して地上と地下との間に重量物を吊り上げ移動
(クレーン作業)する。
第1移動体120と第2移動体121をクレーン6と離
隔する方向にそれぞれ移動して各第1リミットスイッチ
130がONしたら第1・第2移動体120,121を
それぞれ停止する。これによって、第1・第2クラムシ
エル15,16がクレーン6より離れた位置となってク
レーン6が前後方向に移動できる範囲が最大となり、こ
の状態で移動体112を前後に移動してクレーン6を前
後に移動して地上と地下との間に重量物を吊り上げ移動
(クレーン作業)する。
【0038】前述のようにクレーン6を前後に移動して
クレーン作業した後に第1・第2クラムシエル15,1
6で作業する場合にはクレーン6を前後方向中央部に位
置させる必要であるので、図12に示すように第1補助
レール110に第3リミットスイッチ132を設け、ク
レーン6が前後方向中央部に位置した時に移動体112
で第3リミットスイッチ132がONするようにし、そ
の第3リミットスイッチ132のON信号でモータ11
6を停止するようにしてある。
クレーン作業した後に第1・第2クラムシエル15,1
6で作業する場合にはクレーン6を前後方向中央部に位
置させる必要であるので、図12に示すように第1補助
レール110に第3リミットスイッチ132を設け、ク
レーン6が前後方向中央部に位置した時に移動体112
で第3リミットスイッチ132がONするようにし、そ
の第3リミットスイッチ132のON信号でモータ11
6を停止するようにしてある。
【0039】次に本発明の第3実施例を説明する。図1
4と図15と図16に示すように、支持枠組体Dの一側
中間横材102の長手方向中間部下面にレール1の長手
方向一端部を支持機構140で水平面方向に揺動自在に
連結し、他側中間横材103の下面に取付けた第1補助
レール110を、前記支持機構140の中心(レール1
の揺動中心)を中心とする円孤状に弯曲した形状として
モータ116を駆動して駆動ローラ114を回転するこ
とでレール1が水平面方向に揺動するようにしてある。
4と図15と図16に示すように、支持枠組体Dの一側
中間横材102の長手方向中間部下面にレール1の長手
方向一端部を支持機構140で水平面方向に揺動自在に
連結し、他側中間横材103の下面に取付けた第1補助
レール110を、前記支持機構140の中心(レール1
の揺動中心)を中心とする円孤状に弯曲した形状として
モータ116を駆動して駆動ローラ114を回転するこ
とでレール1が水平面方向に揺動するようにしてある。
【0040】前記支持機構140は一側中間横材102
の下面にボルト止めした縦軸141と、この縦軸141
の大径部142が嵌合する下向きの凹部143を有する
ブロック体144より成り、そのブロック体144がレ
ール1の上面にボルト145で固着してある。
の下面にボルト止めした縦軸141と、この縦軸141
の大径部142が嵌合する下向きの凹部143を有する
ブロック体144より成り、そのブロック体144がレ
ール1の上面にボルト145で固着してある。
【0041】次にクレーン作業について説明する。モー
タ116を駆動して駆動ローラ114を回転することで
移動体112を平面円孤状に弯曲した第1補助レール1
10に沿って移動し、それによってレール1を支持機構
140の縦軸141中心を支点として水平方向に揺動す
る。これにより、クレーン6が水平方向において前後方
向に揺動するから前後方向のクレーン作業範囲を大きく
できる。
タ116を駆動して駆動ローラ114を回転することで
移動体112を平面円孤状に弯曲した第1補助レール1
10に沿って移動し、それによってレール1を支持機構
140の縦軸141中心を支点として水平方向に揺動す
る。これにより、クレーン6が水平方向において前後方
向に揺動するから前後方向のクレーン作業範囲を大きく
できる。
【0042】
【発明の効果】支持枠体Dにクレーン6とクラムシェル
を隣接して同一方向に移動自在に設けたので、1つの開
口よりクレーン6によって地下に揚重作業できるし、ク
ラムシェルにより揚土作業でき、揚重作業と揚土作業の
切り換わり時にクレーンとクラムシェルの入替が不要と
なり移動スペースが不要となる。したがって、1階床部
分に1つの開口を形成して、地下への資材の搬入と、地
下掘削した土砂の地上への運搬が、小さなスペースによ
りできて2階以上の地上工事がやり易くなる。
を隣接して同一方向に移動自在に設けたので、1つの開
口よりクレーン6によって地下に揚重作業できるし、ク
ラムシェルにより揚土作業でき、揚重作業と揚土作業の
切り換わり時にクレーンとクラムシェルの入替が不要と
なり移動スペースが不要となる。したがって、1階床部
分に1つの開口を形成して、地下への資材の搬入と、地
下掘削した土砂の地上への運搬が、小さなスペースによ
りできて2階以上の地上工事がやり易くなる。
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】ウインチの線図的構成説明図である。
【図5】クラムシェルの支持機構の斜視図である。
【図6】クレーンの制御回路図である。
【図7】クレーンの他の実施例を示す説明図である。
【図8】油圧回路図である。
【図9】支持枠組体の斜視図である。
【図10】本発明の第2実施例を示す支持枠組体の斜視
図である。
図である。
【図11】本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図12】図11の右側面図である。
【図13】図11の平面図である。
【図14】本発明の第3実施例を示す正面図である。
【図15】図14の右側面図である。
【図16】図14の平面図である。
A…1階床部分、B…開口、C…ホッパー、D…支持枠
体、1…ガイドレール、2…走行体、3…ホイスト、6
…クレーン、15…第1クラムシェル、16…第2クラ
ムシェル、50…落下防止ピン、51…支持ブラケッ
ト、52…センサ、53…クレーンコントローラ。
体、1…ガイドレール、2…走行体、3…ホイスト、6
…クレーン、15…第1クラムシェル、16…第2クラ
ムシェル、50…落下防止ピン、51…支持ブラケッ
ト、52…センサ、53…クレーンコントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 四郎 愛知県名古屋市中区錦1丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 大塚 和夫 大阪府牧方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内 (72)発明者 田中 良昌 石川県小松市符津町ツ23 株式会社小松製 作所粟津工場内 (72)発明者 清水 洋 石川県小松市符津町ツ23 株式会社小松製 作所粟津工場内 (72)発明者 広沢 克 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所本社内
Claims (6)
- 【請求項1】 支持枠体Dの上部に走行体2を移動自在
に設け、この走行体2にフック5を備えたワイヤロープ
4を昇降自在に取付けてクレーン6とし、前記支持枠体
Dにおける走行体2と隣接した位置にクラムシェルを昇
降自在でかつ前記走行体2と同一方向に移動自在に取付
けたことを特徴とする揚土兼揚重装置。 - 【請求項2】 前記支持枠体Dにおけるクラムシェル移
動方向一側寄りにクラムシェルを支持する支持機構を設
け、この支持機構にクラムシェル支持を検出するセンサ
52を取付け、このセンサ52の検出信号によってクレ
ーン6を作動可能とした請求項1記載の揚土兼揚重装
置。 - 【請求項3】 支持枠体Dの上部にレール1と第1・第
2レール11,12を平行に取付け、このレール1に沿
って走行体2を移動自在に設け、その走行体2にフック
5を備えたワイヤロープ4を昇降自在に取付けてクレー
ン6とし、前記第1・第2レール11,12に沿って第
1・第2移動体13,14を走行自在に設け、この第1
・第2移動体13,14に第1・第2クラムシェル1
5,16を昇降自在に取付けた請求項1又は2記載の揚
土兼揚重装置。 - 【請求項4】 前記走行体2を走行する走行用モータ8
と、前記ワイヤロープ4を昇降するホイスト3と、操作
ボックス10よりの信号で前記走行用モータ8、ホイス
ト3に駆動指令を出力するクレーンコントローラ53を
設け、このクレーンコントローラ53を、前記センサ5
2の検出信号が入力された時にのみ駆動指令を出力する
ようにした請求項2又は3記載の揚土兼揚重装置。 - 【請求項5】 支持枠体Dの上部に複数のレールを、そ
のレール長手方向と直交方向に移動自在にそれぞれ取付
け、その1つのレールに沿って走行体2を移動自在に設
け、この走行体2にフック5を備えたワイヤロープ4を
昇降自在に取付けてクレーン6とし、前記残りのレール
に沿って走行体を移動自在に設け、この走行体にクラム
シェルを昇降自在に設けたことを特徴とする請求項1記
載の揚土兼揚重装置。 - 【請求項6】 支持枠体Dの上部にレール1と第1・第
2レール11,12を平行で、かつ長手方向と直交方向
に移動自在に取付け、このレール1に沿って走行体2を
移動自在に設け、その走行体2にフック5を備えたワイ
ヤロープ4を昇降自在に取付けてクレーン6とし、前記
第1・第2レール11,12に沿って第1・第2移動体
13,14を走行自在に設け、この第1・第2移動体1
3,14に第1・第2クラムシェル15,16を昇降自
在に取付けた請求項5記載の揚土兼揚重装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9116194A JPH0797189A (ja) | 1993-08-04 | 1994-04-28 | 揚土兼揚重装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19344193 | 1993-08-04 | ||
JP5-193441 | 1993-08-04 | ||
JP9116194A JPH0797189A (ja) | 1993-08-04 | 1994-04-28 | 揚土兼揚重装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0797189A true JPH0797189A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=26432623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9116194A Pending JPH0797189A (ja) | 1993-08-04 | 1994-04-28 | 揚土兼揚重装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0797189A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101008038B1 (ko) * | 2003-10-13 | 2011-01-13 | 주식회사 포스코 | 슬리브의 스크랩코일 분리장치 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9116194A patent/JPH0797189A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101008038B1 (ko) * | 2003-10-13 | 2011-01-13 | 주식회사 포스코 | 슬리브의 스크랩코일 분리장치 |
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