JPH0797090A - 原稿搬送装置 - Google Patents
原稿搬送装置Info
- Publication number
- JPH0797090A JPH0797090A JP23841093A JP23841093A JPH0797090A JP H0797090 A JPH0797090 A JP H0797090A JP 23841093 A JP23841093 A JP 23841093A JP 23841093 A JP23841093 A JP 23841093A JP H0797090 A JPH0797090 A JP H0797090A
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿の先端が画像露光部に突入してから、原
稿の後端が画像露光部を抜けるまで、画像露光位置で鉛
直方向への変化が生じないから、位置変化のない安定し
た搬送の実現が可能で、画像ブレの発生が防止され、情
報欠損の恐れが解消される。 【構成】 複数対の搬送ロ―ラ４，５の給紙側および排
紙側の両方または少なくともいずれか一方の搬送速度を
早くする側の駆動ロ―ラ４ａ，５ａに搬送回転方向に無
理な負荷がかかった時前記駆動ロ―ラ４ａ，５ａを空転
させる方向にワンウエイクラッチ１３を介装してなる。
稿の後端が画像露光部を抜けるまで、画像露光位置で鉛
直方向への変化が生じないから、位置変化のない安定し
た搬送の実現が可能で、画像ブレの発生が防止され、情
報欠損の恐れが解消される。 【構成】 複数対の搬送ロ―ラ４，５の給紙側および排
紙側の両方または少なくともいずれか一方の搬送速度を
早くする側の駆動ロ―ラ４ａ，５ａに搬送回転方向に無
理な負荷がかかった時前記駆動ロ―ラ４ａ，５ａを空転
させる方向にワンウエイクラッチ１３を介装してなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置において、原稿が画像露光
位置を通過する際の画像ブレが防止される原稿搬送装置
に関する。
ァクシミリ等の画像形成装置において、原稿が画像露光
位置を通過する際の画像ブレが防止される原稿搬送装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置において、原稿搬送装置は、シ―ト状
部材で原稿を挟み込み原稿を保持する原稿保持装置、い
わゆるキャリアシ―トを用いて、キャリアシ―トを画像
露光装置を通過させることにより原稿を読み取るもので
ある。このキャリアシ―トの搬送は、原稿給紙ロ―ラと
原稿排紙ロ―ラとで行われ、給紙・排紙ローラの搬送速
度は同一になるように設定されていた。
等の画像形成装置において、原稿搬送装置は、シ―ト状
部材で原稿を挟み込み原稿を保持する原稿保持装置、い
わゆるキャリアシ―トを用いて、キャリアシ―トを画像
露光装置を通過させることにより原稿を読み取るもので
ある。このキャリアシ―トの搬送は、原稿給紙ロ―ラと
原稿排紙ロ―ラとで行われ、給紙・排紙ローラの搬送速
度は同一になるように設定されていた。
【０００３】また、原稿給紙ロ―ラと原稿排紙ロ―ラと
の間には原稿ガラスがあり、その上部には原稿押え、下
部には原稿ガラスの下から原稿に光を照射する照明系、
光学系および光情報受容手段、例えば複写機では電子写
真用感光体あるいはファクシミリその他では、ＣＣＤ素
子等から構成されていた。
の間には原稿ガラスがあり、その上部には原稿押え、下
部には原稿ガラスの下から原稿に光を照射する照明系、
光学系および光情報受容手段、例えば複写機では電子写
真用感光体あるいはファクシミリその他では、ＣＣＤ素
子等から構成されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
原稿搬送装置では、原稿給紙ロ―ラと原稿排紙ロ―ラと
の搬送速度を、上述のようにそれぞれ同じ搬送速度にな
るように設定しても、部品精度のバラツキ等から２つの
搬送ロ―ラの搬送速度を全く同じになるようにすること
は困難であった。
原稿搬送装置では、原稿給紙ロ―ラと原稿排紙ロ―ラと
の搬送速度を、上述のようにそれぞれ同じ搬送速度にな
るように設定しても、部品精度のバラツキ等から２つの
搬送ロ―ラの搬送速度を全く同じになるようにすること
は困難であった。
【０００５】キャリアシ―トの先端が原稿排紙ロ―ラニ
ップに突入した時の衝撃により画像露光位置において、
キャリアシ―トは鉛直方向に力が働き、原稿ガラスから
離れてしまい画像ブレが発生するという問題があった。
ップに突入した時の衝撃により画像露光位置において、
キャリアシ―トは鉛直方向に力が働き、原稿ガラスから
離れてしまい画像ブレが発生するという問題があった。
【０００６】また、キャリアシ―トの後端が原稿給紙ロ
―ラニップを抜ける時のショックによる画像ブレも発生
して、原稿情報の読取り不良が生じ、情報欠損となる場
合もあった。
―ラニップを抜ける時のショックによる画像ブレも発生
して、原稿情報の読取り不良が生じ、情報欠損となる場
合もあった。
【０００７】本発明の目的は、上記問題点を改善するた
めに、原稿の先端（画像域先端）が画像露光部に突入し
てから、原稿の後端（画像域後端）が画像露光部を抜け
るまで、画像露光位置で鉛直方向への変化を生じること
なく、画像ブレの発生がない画像形成装置を提供するこ
とにある。
めに、原稿の先端（画像域先端）が画像露光部に突入し
てから、原稿の後端（画像域後端）が画像露光部を抜け
るまで、画像露光位置で鉛直方向への変化を生じること
なく、画像ブレの発生がない画像形成装置を提供するこ
とにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シ―ト状部材で原稿の表裏を挟んで前記
シ―ト状部材の搬送経路に沿って配置された複数対の搬
送ロ―ラによって前記シ―ト状部材を挟持し搬送する原
稿搬送装置において、前記複数対の搬送ロ―ラの給紙側
および排紙側の両方または少なくともいずれか一方で搬
送速度を早くする側の駆動ロ―ラに搬送回転方向に無理
な負荷がかかると前記駆動ロ―ラを空転させる方向に介
装されたワンウエイクラッチを備えることを特徴とする
原稿搬送装置である。
に、本発明は、シ―ト状部材で原稿の表裏を挟んで前記
シ―ト状部材の搬送経路に沿って配置された複数対の搬
送ロ―ラによって前記シ―ト状部材を挟持し搬送する原
稿搬送装置において、前記複数対の搬送ロ―ラの給紙側
および排紙側の両方または少なくともいずれか一方で搬
送速度を早くする側の駆動ロ―ラに搬送回転方向に無理
な負荷がかかると前記駆動ロ―ラを空転させる方向に介
装されたワンウエイクラッチを備えることを特徴とする
原稿搬送装置である。
【０００９】
【作用】本発明の画像形勢装置を採用することにより、
複数対の搬送ロ―ラの給紙側および排紙側の両方または
少なくともいずれか一方の搬送速度を早くする側の駆動
ロ―ラに搬送回転方向に無理な負荷がかかると、前記駆
動ロ―ラを空転させる方向に介装されたワンウエイクラ
ッチによって、原稿の先端が画像露光部に突入してか
ら、原稿の後端が画像露光部を抜けるまで、画像露光位
置で鉛直方向への変化が生じないから、位置変化のない
安定した搬送の実現が可能で、画像ブレの発生が防止さ
れ、情報欠損の恐れが解消される。
複数対の搬送ロ―ラの給紙側および排紙側の両方または
少なくともいずれか一方の搬送速度を早くする側の駆動
ロ―ラに搬送回転方向に無理な負荷がかかると、前記駆
動ロ―ラを空転させる方向に介装されたワンウエイクラ
ッチによって、原稿の先端が画像露光部に突入してか
ら、原稿の後端が画像露光部を抜けるまで、画像露光位
置で鉛直方向への変化が生じないから、位置変化のない
安定した搬送の実現が可能で、画像ブレの発生が防止さ
れ、情報欠損の恐れが解消される。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて、詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例の概略構成図、図
２は図１にて実施される原稿保持装置の上面斜視図，図
３は原稿を挾持した原稿保持装置の外観図を示す。図１
および図２において、原稿保持装置、本実施例ではキャ
リアシ―ト１は、透明な素材、例えばポリエチレンテレ
フタレ―ト等のプラスチックフィルムからなるオ―バ―
レイシ―ト２と、基台シ―ト３とが接合部１ａで熱溶着
または接着され構成される。
２は図１にて実施される原稿保持装置の上面斜視図，図
３は原稿を挾持した原稿保持装置の外観図を示す。図１
および図２において、原稿保持装置、本実施例ではキャ
リアシ―ト１は、透明な素材、例えばポリエチレンテレ
フタレ―ト等のプラスチックフィルムからなるオ―バ―
レイシ―ト２と、基台シ―ト３とが接合部１ａで熱溶着
または接着され構成される。
【００１２】このキャリアシ―ト１は、オ―バ―レイシ
―ト２と基台シ―ト３との間に、原稿Ｄの原稿面をオ―
バ―レイシ―ト２側に向けて原稿Ｄを挟み込んでなり、
Ｌａはその複写可能画像域である。
―ト２と基台シ―ト３との間に、原稿Ｄの原稿面をオ―
バ―レイシ―ト２側に向けて原稿Ｄを挟み込んでなり、
Ｌａはその複写可能画像域である。
【００１３】原稿読み取り装置によって原稿読み取りが
行われる際に、原稿Ｄを挟持したキャリアシ―ト１を給
紙トレイ１０の上に載せると、接合部１ａ側が下流にな
り、滑り落ちながら原稿給紙搬送ロ―ラ４の近傍の図示
省略のセンサ―に到着し、同じく図示省略の本体メイン
モ―タより原稿給紙搬送ロ―ラ４の駆動ロ―ラ４ａに駆
動が伝達され、従動ロ―ラ９との間に給紙が開始され
る。
行われる際に、原稿Ｄを挟持したキャリアシ―ト１を給
紙トレイ１０の上に載せると、接合部１ａ側が下流にな
り、滑り落ちながら原稿給紙搬送ロ―ラ４の近傍の図示
省略のセンサ―に到着し、同じく図示省略の本体メイン
モ―タより原稿給紙搬送ロ―ラ４の駆動ロ―ラ４ａに駆
動が伝達され、従動ロ―ラ９との間に給紙が開始され
る。
【００１４】キャリアシ―ト１は、原稿ガラス６と原稿
押え７との間を通過して原稿排紙搬送ロ―ラ５側へと搬
送される。原稿押え７は、支軸７ａを中心に円周方向に
可動し得るように配置されている。また、原稿押え７に
配置されている樹脂バネ７ｂは、上カバ―８で上から押
付けるように構成されている。従って、厚い原稿Ｄが搬
入された時でも、原稿ガラス６と原稿押え７との隙間を
確保し得るものである。
押え７との間を通過して原稿排紙搬送ロ―ラ５側へと搬
送される。原稿押え７は、支軸７ａを中心に円周方向に
可動し得るように配置されている。また、原稿押え７に
配置されている樹脂バネ７ｂは、上カバ―８で上から押
付けるように構成されている。従って、厚い原稿Ｄが搬
入された時でも、原稿ガラス６と原稿押え７との隙間を
確保し得るものである。
【００１５】搬送が進行して、キャリアシ―ト１の複写
可能画像域Ｌａの先端が画像露光位置１２に達すると、
画像の露光が開始され、複写可能画像域Ｌａの後端が画
像露光位置１２を抜けるまで続き、最後に排紙トレイ１
１に排紙される。
可能画像域Ｌａの先端が画像露光位置１２に達すると、
画像の露光が開始され、複写可能画像域Ｌａの後端が画
像露光位置１２を抜けるまで続き、最後に排紙トレイ１
１に排紙される。
【００１６】この際、原稿排紙搬送ロ―ラ５の駆動ロ―
ラ５ａの搬送速度を、原稿給紙搬送ロ―ラ４の駆動ロ―
ラ４ａ搬送速度よりも早くなるように異なった設定とし
て、キャリアシ―ト１が搬送方向に引張られた時に、原
稿給紙搬送ロ―ラ４の駆動ロ―ラ４ａを空転させる方向
にワンウエイクラッチ１３を介装する。従って、画像露
光位置１２でのキャリアシ―ト１は鉛直方向への変化
（フレ）が防止されて、画像ブレの発生防止が可能であ
る。
ラ５ａの搬送速度を、原稿給紙搬送ロ―ラ４の駆動ロ―
ラ４ａ搬送速度よりも早くなるように異なった設定とし
て、キャリアシ―ト１が搬送方向に引張られた時に、原
稿給紙搬送ロ―ラ４の駆動ロ―ラ４ａを空転させる方向
にワンウエイクラッチ１３を介装する。従って、画像露
光位置１２でのキャリアシ―ト１は鉛直方向への変化
（フレ）が防止されて、画像ブレの発生防止が可能であ
る。
【００１７】次に、図４は本発明の他の実施例の概略構
成図を示す。図において原稿Ｄが挟持されたキャリアシ
―ト１（図２）の搬送が進行し、複写可能画像域Ｌａの
先端が画像露光位置１２に達すると、画像の露光が開始
され、複写可能画像域Ｌａの後端が画像露光位置１２を
抜けるまで続く。
成図を示す。図において原稿Ｄが挟持されたキャリアシ
―ト１（図２）の搬送が進行し、複写可能画像域Ｌａの
先端が画像露光位置１２に達すると、画像の露光が開始
され、複写可能画像域Ｌａの後端が画像露光位置１２を
抜けるまで続く。
【００１８】この際、原稿給紙搬送ロ―ラ４の駆動ロ―
ラ４ａの搬送速度を、原稿排紙搬送ロ―ラ５の駆動ロ―
ラ５ａの搬送速度よりも早くなるように異なった設定と
して、キャリアシ―ト１の先端が排紙ロ―ラニップに突
入した時（ガイド板１４によって排紙ロ―ラニップに突
入するように構成されている）に、原稿排紙搬送ロ―ラ
５の駆動ロ―ラ５ａを空転させる方向にワンウエイクラ
ッチ１３が介装されている。従って、画像露光位置１２
でのキャリアシ―ト１は鉛直方向への変化（フレ）が防
止されて、画像ブレの発生が防止される。
ラ４ａの搬送速度を、原稿排紙搬送ロ―ラ５の駆動ロ―
ラ５ａの搬送速度よりも早くなるように異なった設定と
して、キャリアシ―ト１の先端が排紙ロ―ラニップに突
入した時（ガイド板１４によって排紙ロ―ラニップに突
入するように構成されている）に、原稿排紙搬送ロ―ラ
５の駆動ロ―ラ５ａを空転させる方向にワンウエイクラ
ッチ１３が介装されている。従って、画像露光位置１２
でのキャリアシ―ト１は鉛直方向への変化（フレ）が防
止されて、画像ブレの発生が防止される。
【００１９】次に、図５は本発明のさらに他の実施例の
概略構成図を示す。図において原稿Ｄが挟持されたキャ
リアシ―ト１（図２）の搬送が進行し、複写可能画像域
Ｌａの先端が画像露光位置１２に達すると、画像の露光
が開始され、複写可能画像域Ｌａの後端が画像露光位置
１２を抜けるまで続く。
概略構成図を示す。図において原稿Ｄが挟持されたキャ
リアシ―ト１（図２）の搬送が進行し、複写可能画像域
Ｌａの先端が画像露光位置１２に達すると、画像の露光
が開始され、複写可能画像域Ｌａの後端が画像露光位置
１２を抜けるまで続く。
【００２０】この際、原稿給紙搬送ロ―ラ４の駆動ロ―
ラ４ａの搬送速度と、原稿排紙搬送ロ―ラ５の駆動ロ―
ラ５ａとが同一速度になるように設定されているが、こ
の給紙搬送ロ―ラ４および排紙搬送ロ―ラ５がいずれも
搬送方向に空転させ得るように、ワンウエイクラッチ１
３がそれぞれ介装されている。
ラ４ａの搬送速度と、原稿排紙搬送ロ―ラ５の駆動ロ―
ラ５ａとが同一速度になるように設定されているが、こ
の給紙搬送ロ―ラ４および排紙搬送ロ―ラ５がいずれも
搬送方向に空転させ得るように、ワンウエイクラッチ１
３がそれぞれ介装されている。
【００２１】従って、部品精度のバラツキ等により給紙
ロ―ラ４および排紙ロ―ラ５の速度に相違が生じても、
ワンウエイクラッチ１３によって、キャリアシ―ト１に
無理な力がかからないために、安定した搬送が実現可能
で、画像露光位置１２でキャリアシ―ト１に鉛直方向へ
の変化（フレ）が防止されて、画像ブレの発生が防止さ
れる。
ロ―ラ４および排紙ロ―ラ５の速度に相違が生じても、
ワンウエイクラッチ１３によって、キャリアシ―ト１に
無理な力がかからないために、安定した搬送が実現可能
で、画像露光位置１２でキャリアシ―ト１に鉛直方向へ
の変化（フレ）が防止されて、画像ブレの発生が防止さ
れる。
【００２２】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても実施することが可能で、要するに搬送
駆動ロ―ラ４，５の両方またはそのいずれかが搬送方向
に空転することができるものであればよく、例えば搬送
ロ―ラの駆動軸（図示省略）にワンウエイクラッチ１３
を組み込んでもよく、またニップを形成する２個の給紙
搬送ロ―ラの両方が駆動ロ―ラの場合には、各駆動ロ―
ラまたは駆動ロ―ラ軸にワンウェイクラッチ１３を介装
させてもよい。
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても実施することが可能で、要するに搬送
駆動ロ―ラ４，５の両方またはそのいずれかが搬送方向
に空転することができるものであればよく、例えば搬送
ロ―ラの駆動軸（図示省略）にワンウエイクラッチ１３
を組み込んでもよく、またニップを形成する２個の給紙
搬送ロ―ラの両方が駆動ロ―ラの場合には、各駆動ロ―
ラまたは駆動ロ―ラ軸にワンウェイクラッチ１３を介装
させてもよい。
【００２３】
【発明の効果】上述の説明ですでに明らかなように、本
発明の原稿搬送装置は、複数対の搬送ロ―ラの給紙側お
よび排紙側の両方または少なくともいずれか一方の搬送
速度を早くする側の駆動ロ―ラに搬送回転方向に無理な
負荷がかかった時前記駆動ロ―ラを空転させる方向に介
装されたワンウエイクラッチを設けることによって、従
来技術の問題点が有効に解決され、原稿の先端が画像露
光部に突入してから、原稿の後端が画像露光部を抜ける
まで、画像露光位置で鉛直方向への変化（フレ）が生じ
ないから、位置変化のない安定した搬送の実現が可能
で、画像ブレの発生が防止され、情報欠損の恐れが解消
される。
発明の原稿搬送装置は、複数対の搬送ロ―ラの給紙側お
よび排紙側の両方または少なくともいずれか一方の搬送
速度を早くする側の駆動ロ―ラに搬送回転方向に無理な
負荷がかかった時前記駆動ロ―ラを空転させる方向に介
装されたワンウエイクラッチを設けることによって、従
来技術の問題点が有効に解決され、原稿の先端が画像露
光部に突入してから、原稿の後端が画像露光部を抜ける
まで、画像露光位置で鉛直方向への変化（フレ）が生じ
ないから、位置変化のない安定した搬送の実現が可能
で、画像ブレの発生が防止され、情報欠損の恐れが解消
される。
【図１】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図２】図１におけるキャリアシ―トの斜視図である。
【図３】原稿を挾持した原稿保持装置の外観図である。
【図４】本発明の他の実施例の概略構成図である。
【図５】本発明のさらに他の実施例の概略構成図であ
る。
る。
１ キャリアシ―ト ４ 原稿給紙搬送ロ―ラ ５ 原稿排紙搬送ロ―ラ ６ 原稿ガラス ７ 原稿押え １２ 画像露光位置 １３ ワンウエイクラッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 シ―ト状部材で原稿の表裏を挟んで前記
シ―ト状部材の搬送経路に沿って配置された複数対の搬
送ロ―ラによって前記シ―ト状部材を挟持し搬送する原
稿搬送装置において、前記複数対の搬送ロ―ラの給紙側
および排紙側の両方または少なくともいずれか一方で搬
送速度を早くする側の駆動ロ―ラに搬送回転方向に無理
な負荷がかかると前記駆動ロ―ラを空転させる方向に介
装されたワンウエイクラッチを備えることを特徴とする
原稿搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23841093A JPH0797090A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23841093A JPH0797090A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 原稿搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0797090A true JPH0797090A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17029798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23841093A Pending JPH0797090A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 原稿搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0797090A (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23841093A patent/JPH0797090A/ja active Pending
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