JPH0796950B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH0796950B2
JPH0796950B2 JP1289602A JP28960289A JPH0796950B2 JP H0796950 B2 JPH0796950 B2 JP H0796950B2 JP 1289602 A JP1289602 A JP 1289602A JP 28960289 A JP28960289 A JP 28960289A JP H0796950 B2 JPH0796950 B2 JP H0796950B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、リモコンを備えた空気調和装置の運転制御装
置に関し、特に、サーモ制御対策に係るものである。
(従来の技術) 従来より、空気調和装置には、例えば、特開昭59-63438
号公報に開示されているように、熱交換器を内蔵する空
調ユニットを多数備えると共に、これらの空調ユニット
のうち必要に応じた複数台を同一運転状態に画一的に集
中制御するための単一のリモコンを備えたものがある。
そして、上記リモコンより運転指令などの制御信号を空
調ユニットに送信し、複数台の空調ユニットを同時に運
転又は停止等して室内を空調するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、リモコンを備えた空気調和装置には、従来よ
り1台の空調ユニットに対して1台のリモコンが設けら
れて個別制御するようにしたものが知られている。この
空気調和装置において、上記リモコンに温度センサを設
け、該リモコンの周囲温度、つまり、居住者に近い室内
温度を検出し、空調ユニットをサーモオン又はサーモオ
フするようにして快適性の向上を図ることが考えられ
る。
しかしながら、この個別制御するリモコンを上述した集
中制御するリモコンに適用して部品の共通化を図ろうと
すると、この集中制御する際にもリモコンの温度センサ
が機能し、該リモコンの周囲温度に基づいてサーモオン
又はサーモオフするという問題がある。
つまり、集中制御を行う場合、広い空間に複数の空調ユ
ニットが設けられており、リモコンの周囲温度を検出し
てサーモ制御すると、該リモコン周囲の居住者は快適で
あるが、他の居住者は快適性が得られないという問題が
ある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、1つのリ
モコンを個別制御と集中制御とに適用できるようにし
て、部品の共通化を図ると同時に快適性の向上を図るよ
うにしたものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明が講じた手段は、リ
モコンに設けられた温度検出手段の温度信号を個別制御
時のみ用いるようにしたものである。
具体的に、第1図に示すように、請求項(1)に係る発
明が講じた手段は、先ず、熱交換器を備えて室内を空調
する空調ユニット(2)と、該空調ユニット(2)との
間で制御信号を授受して空調ユニット(2)を個別制御
及び集中制御するリモコン(3)とを備えている空気調
和装置を前提としている。
そして、上記空調ユニット(2)には、該空調ユニット
(2)のみを上記リモコン(3)によって個別制御する
ように該リモコン(3)が接続される第1ポート(23)
と、上記空調ユニット(2)を他の空調ユニット(2)
と共に1つの上記リモコン(3)によって集中制御する
ように該リモコン(3)が接続される第2ポート(24)
と、上記リモコン(3)との間で制御信号を授受して空
調運転を制御する運転制御手段(21a)とが設けられて
いる。
更に、上記空調ユニット(2)には、リモコン(3)が
第1ポート(23)に接続されるか、第2ポート(24)に
接続されるかによって個別制御と集中制御とを判別し、
上記第1ポート(23)に接続されると個別制御の個別指
令信号を、第2ポート(24)に接続されると集中制御の
集中指令信号をそれぞれ上記運転制御手段(21a)に出
力する制御判別手段(21b)とが設けられている。
加えて、上記空調ユニット(2)には、温度を検出する
温度検出手段(28)と、該温度検出手段(28)の温度信
号を受信し、上記制御判別手段(21b)の個別指令信号
を受信すると温度検出手段(28)の温度信号出力を禁止
する一方、上記制御判別手段(21b)の集中指令信号を
受信すると温度検出手段(28)の温度信号を運転制御手
段(21a)に出力する温度信号出力手段(21c)とが設け
られている。
一方、上記リモコン(3)には、操作信号を入力する入
力手段(34)と、該入力手段(34)からの操作信号を処
理して上記運転制御手段(21a)との間で制御信号を授
受する制御手段(31a)とが設けられている。
更に、上記リモコン(3)には、温度を検出する温度検
出手段(36)と、該温度検出手段(36)の温度信号を受
信し、上記制御判別手段(21b)の集中指令信号を受信
すると温度検出手段(36)の温度信号出力を禁止する一
方、上記制御判別手段(21b)の個別指令信号を受信す
ると温度検出手段(36)の温度信号を上記制御手段(31
a)に出力する温度信号出力手段(31b)とが設けられて
いる。
(作用) 上記構成により、請求項(1)に係る発明では、リモコ
ン(3)は空調ユニット(2)を1台のみ個別制御する
場合に該空調ユニット(2)の第1ポート(23)に、空
調ユニット(2)を複数台集中制御する場合に該空調ユ
ニット(2)の第2ポート(24)にそれぞれ接続され、
上記リモコン(3)の制御手段(31a)と空調ユニット
(2)の運転制御手段(21a)との間で運転信号や温度
信号などの制御信号を授受して、運転制御手段(21a)
が空調ユニット(2)の運転を制御している。
そして、上記空調ユニット(2)の制御判別手段(21
b)は、リモコン(3)が第1ポート(23)に接続され
るか、第2ポート(24)に接続されるかによって個別制
御と集中制御とを判別し、リモコン(3)が第1ポート
(23)に接続されると個別指令信号を、第2ポート(2
4)に接続されると集中指令信号を出力する。この各指
令信号をリモコン(3)の温度信号出力手段(31b)が
受信し、個別指令信号の場合にはリモコン(3)の温度
検出手段(36)が出力する温度信号を温度信号出力手段
(31b)が制御手段(31a)に出力し、空調ユニット
(2)はリモコン(3)からの温度信号によりサーモオ
ン・オフなどの空調運転が制御される。
また、上記制御判別手段(21b)が集中指令信号を出力
すると、空調ユニット(2)の温度検出手段(28)が出
力する温度信号を温度信号出力手段(21c)が運転制御
手段(21a)に出力し、空調ユニット(2)は該空調ユ
ニット(2)に設けられた温度検出手段(28)の温度信
号により空調運転が制御される。
(発明の効果) 従って、請求項(1)に係る発明によれば、リモコン
(3)は温度信号を個別制御時のみ空調ユニット(2)
に出力するようにしたために、該リモコン(3)を集中
制御時には適用することができ、部品の共通化を図るこ
とができる一方、個別制御時にはリモコン(3)の操作
者近傍の温度に基づいて室内を空調するので、快適性の
向上を図ることができる。
また、集中制御時には空調ユニット(2)に設けられた
温度検出手段(28)の温度信号に基づいて室内を空調す
るので、居住者全体に亘って平均した空調を行うことが
でき、居住者全体に対して快適な空調を行うことができ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図及び第3図に示すように、(1A)は1台の空調ユ
ニットである室内ユニット(2)を備えたペア型の空気
調和装置であり、(1B)は複数の空調ユニットである室
内ユニット(2,2,…)を備えたマルチ型の空気調和装置
である。該各室内ユニット(2,2,…)は同一構成であっ
て、図示しないが、室内熱交換器及び膨張機構を備え、
室外ユニットに接続されている。
該室外ユニットには圧縮機、冷/暖切換用の四路切換弁
及び室外熱交換器が設けられ、上記ペア型の空気調和装
置(1A)においては1台の室外ユニットに対して1台の
の室内ユニット(2)が冷媒の循環可能に接続されて冷
媒循環系統が形成される一方、マルチ型の空気調和装置
(1B)においては1台の室外ユニットに対して複数台の
室内ユニット(2,2,…)が並列に且つ冷媒の循環可能に
接続されて単一の冷媒循環系統が形成されている。
上記室内ユニット(2)には、マイコンより成る本体制
御部(21)が設けられると共に、該本体制御部(21)に
接続されて伝送制御部(22)が設けられる一方、該室内
ユニット(2)にはリモコン(3)が接続される第1ポ
ート(23)と第2ポート(24)とが設けられている。
該第1ポート(23)は第1送信部(25a)及び第1受信
部(26a)を介して伝送制御部(22)に、第2ポート(2
4)は第2送信部(25b)及び第2受信部(26b)を介し
て伝送制御部(22)にそれぞれ接続されており、該第1
ポート(23)は1つのリモコン(3)で1台の室内ユニ
ット(2)のみを個別制御する際に該リモコン(3)が
接続されるように、また、上記第2ポート(24)は1つ
のリモコン(3)で複数台の室内ユニット(2,2,…)を
同時に集中制御する際に該リモコン(3)が接続される
ように構成されている。
更に、上記室内ユニット(2)には、複数台の室内ユニ
ット(2,2,…)を集中制御する際に各室内ユニット(2,
2,…)毎のアドレスを設定するディップスイッチ等から
成るアドレス設定部(27)が伝送制御部(22)に接続さ
れて設けられると共に、温度検出手段である温度検出部
(28)が本体制御部(21)に接続されて設けられてい
る。該温度検出部(28)は室外ユニット(2)の吸込空
気温度を検出するサーモセンサであって、所定のサンプ
リング毎に温度信号を本体制御部(21)が取り込むよう
に構成されている。
上記本体制御部(21)には運転制御手段(21a)と制御
判別手段(21b)と温度信号出力手段(21c)とが設けら
れている。該運転制御手段(21a)は伝送制御部(22)
と各送信部(25a,25b)及び各受信部(26a,26b)とを介
してリモコン(3)との間で制御信号、例えば、運転信
号や設定温度信号を授受して室内ファンなどの空調運転
を制御するように構成されると共に、図示しないが、室
外ユニットの制御部との間で圧縮機の容量信号などの制
御信号を授受するように構成されている。
また、上記制御判別手段(21b)はリモコン(3)が第
1ポート(23)に接続されると伝送制御部(22)及び第
1伝送部(26a)並びに第1受信部(26a)を介した伝送
状態より個別制御を判別して個別指令信号を、リモコン
(3)が第2ポート(24)に接続されると伝送制御部
(22)及び第2送信部(25b)並びに第2受信部(26b)
を介した伝送状態より集中制御を判別して集中指令信号
をそれぞれ上記運転制御手段(21a)に出力するように
構成されている。
更にまた、上記温度信号出力手段(21c)は温度検出部
(28)が検出して出力する温度信号(吸込空気温度信
号)を受信すると共に、上記制御判別手段(21b)の集
中指令信号を受信すると上記温度信号を運転制御手段
(21a)に出力する一方、上記制御判別手段(21b)の個
別指令信号を受信すると上記温度信号の出力を禁止する
ように構成されている。
一方、上記リモコン(3)にはマイコンより成る制御部
(31)が設けられると共に、該制御部(31)に接続され
て送信部(32)及び受信部(33)が設けられており、該
送信部(32)及び受信部(33)が上記室内ユニット
(2)の第1ポート(23)又は第2ポート(24)を介し
て第1送信部(25a)及び第1受信部(26a)又は第2送
信部(25b)及び第2受信部(26b)に接続されるように
構成されている。
更に、上記リモコン(3)には、入力手段であるキー入
力部(34)と表示部(35)と温度検出手段である温度検
出部(36)とが上記制御部(21)に接続されて設けられ
ている。該キー入力部(34)はキー操作によって運転信
号や設定温度信号等の操作信号が入力され、該操作信号
を上記制御部(31)に出力するように構成されている。
また、上記表示部(35)は制御部(31)からの表示信号
を受けて冷暖房運転や設定温度などを液晶表示するよう
に構成されている。
更にまた、上記温度検出部(36)はリモコン(3)周り
の周囲温度を検出するサーモセンサであって、温度信号
を上記制御部(31)が所定のサンプリング毎に取り込む
ように構成されている。
上記制御部(31)には制御手段である空調制御手段(31
a)と温度信号出力手段(31b)とが設けられており、該
空調制御手段(31a)はキー入力部(34)の操作信号を
信号処理し、送信部(32)及び受信部(33)を介して運
転信号や温度信号などの制御信号を室内ユニット(2)
の運転制御手段(21a)との間で授受し、室内ユニット
(2)を制御すると共に、上記表示部(35)に表示信号
を出力するように構成されている。
また、上記温度信号出力手段(31b)は温度検出部(3
6)の温度信号を受信すると共に、室内ユニット(2)
の制御判別手段(21b)が出力する個別指令信号を受信
すると該温度信号を空調制御手段(21a)に出力する一
方、上記制御判別手段(21b)の集中指令信号を受信す
ると上記温度信号の出力を禁止するように構成されてい
る。
次に、上記空気調和装置(1)の空調制御動作について
説明する。
先ず、リモコン(3)は室内ユニット(2)を1台のみ
個別に制御する場合には室内ユニット(2)の第1ポー
ト(23)に接続(第2図参照)される一方、複数台の室
内ユニット(2,2,…)を集中制御する場合には該室内ユ
ニット(2)の第2ポート(24)に接続される(第3図
参照) そして、上記リモコン(3)の空調制御手段(31a)と
室内ユニット(2)の運転制御手段(21a)との間で制
御信号を授受しており、例えば、キー入力部(34)の運
転キーを押すと、運転操作信号が空調制御手段(31a)
に出力され、該空調制御手段(31a)が運転操作信号を
処理し、運転表示信号を表示部(35)に出力して該表示
部(35)が運転表示する一方、上記空調制御手段(31
a)が制御信号である運転信号を出力する。
この運転信号はリモコン(3)の送信部(32)より出力
され、室内ユニット(2)の第1又は第2受信部(26a,
26b)が運転信号を受信し、伝送制御部(22)を介して
運転制御手段(21a)が受信し、該運転制御手段(21a)
が室外ユニット(図示省略)に運転信号を出力すると共
に、ファン等を駆動して室内ユニット(2)の運転を開
始する。
一方、該室内ユニット(2)の運転制御手段(21a)は
室内負荷等に応じて室内ユニット(2)を運転制御すす
ると共に、状態信号などの制御信号を出力し、該制御信
号は伝送制御部(22)を介して第1又は第2送信部(25
a,25b)より出力されて、リモコン(3)の受信部(3
3)が受信し、空調制御手段(31a)が受信して制御信号
に対応して表示信号を表示部(35)に出力する。
そして、上述の如くリモコン(3)と室内ユニット
(2)との間で制御信号を授受して室内ユニット(2)
が制御されており、また、集中制御時においては複数台
の室内ユニット(2,2,…)が1つのリモコン(3)によ
って同一の運転状態に集中制御される。
上述した空気調和装置(1)において、リモコン(3)
が室内ユニット(2)の第1ポート(23)に接続される
か、第2ポート(24)に接続されるかによって個別制御
と集中制御とを判別しており、つまり、制御判別手段
(21b)はリモコン(3)が第1ポート(23)に接続さ
れると個別指令信号を、第2ポート(24)に接続される
と集中指令信号を運転制御手段(21a)に出力し、該各
指令信号はリモコン(3)の空調制御手段(31a)に送
信される。
一方、上記室内ユニット(2)の温度検出部(28)は吸
込空気温度を検出して温度信号を本体制御部(21)に出
力しており、また、リモコン(3)の温度検出部(36)
は該リモコン(3)の周囲温度を検出して制御部(31)
に出力している。
そして、上記室内ユニット(2)の制御判別手段(21
b)が個別指令信号を出力していると、つまり、リモコ
ン(3)が第1ポート(23)に接続されると、リモコン
(3)において、温度信号出力手段(31a)が温度検出
部(36)の温度信号を空調制御手段(31a)に出力し
て、このリモコン(3)の温度信号が室内ユニット
(2)の運転制御手段(21a)に送信される。
その際、室内ユニット(2)の温度信号出力手段(21
c)は制御判別手段(21b)の個別指令信号を受けて室内
ユニット(2)の温度検出部(28)の温度信号出力を禁
止しており、上記運転制御手段(21a)はリモコン
(3)からの温度信号に基づいて室内ユニット(2)を
サーモオン・オフ制御することになる。
また、上記室内ユニット(2)の制御判別手段(21b)
が集中指令信号を出力していると、つまり、リモコン
(3)が第2ポート(24)に接続されていると、リモコ
ン(3)の温度信号出力手段(31a)は温度検出部(3
6)の温度信号出力を禁止する。そして、室内ユニット
(2)においては、温度信号出力手段(21e)が温度検
出部(28)の温度信号を運転制御手段に出力し、該運転
制御手段(21a)は室内ユニット(2)を吸込空気温度
に基づいて制御することになる。
すなわち、第4図に示すように、室内ユニット(2)に
おいては、ステップST1において、リモコン(3)が第
2ポート(24)に接続されているか否かを判定し、第2
ポート(24)に接続されていると、ステップST2に移
り、リモコン(3)からの温度信号が使用不可となる一
方、第1ポート(23)に接続されていると、ステップST
1よりステップST3に移り、リモコン(3)からの温度信
号が使用可能となる。
そして、第5図に示すように、リモコン(3)の温度検
出部(36)が正常であり、該リモコン(3)が第1ポー
ト(23)に接続され、且つ切換スイッチ等の条件が充足
されると、“リモコンサーモ入”の状態となり、リモコ
ンサーモフラグが“1"となり、上述の如くリモコン
(3)からの温度信号により室内ユニット(2)制御さ
れる。
また、リモコン(3)の温度検出部(36)が異常になっ
たり、該リモコン(3)が第2ポート(24)に接続され
ると、“リモコンサーモ切”の状態となり、リモコンサ
ーモフラグが“0"となり、室内ユニット(2)は該室内
ユニット(2)の吸込空気温度で制御される。
従って、上記リモコン(3)は温度信号を個別制御時の
み室内ユニット(2)に出力するようにしたために、該
リモコン(3)を集中制御時にも適用することができ、
部品の共通化を図ることができる一方、個別制御時には
リモコン(3)の操作者近傍の温度に基づいて室内を空
調するので、快適性の向上を図ることができる。
また、集中制御時には室内ユニット(2)に設けられた
温度検出部(28)の温度信号に基づいて室内を空調する
ので、居住者全体に亘って平均した空調を行うことがで
き、居住者全体に対して快適な空調を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。第2図
〜第5図は本発明の一実施例を示し、第2図はペア型の
空気調和装置を示す回路ブロック部、第3図はマルチ型
の空気調和装置を示す回路ブロック図である。第4図は
リモコンからの温度信号の使用判断を示す制御フロー
図、第5図は同状態遷移図である。 (1A,1B)……空気調和装置、(2)……室内ユニッ
ト、(3)……リモコン、(21a)……運転制御手段、
(21b)……制御判別手段、(21c,31b)……温度信号出
力手段、(23)……第1ポート、(24)……第2ポー
ト、(28,36)……温度検出部、(31a)……空調制御手
段、(34)……キー入力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−174448(JP,A) 特開 平2−247449(JP,A) 実開 昭56−50937(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器を備えて室内を空調する空調ユニ
    ット(2)と、 該空調ユニット(2)との間で制御信号を授受して空調
    ユニット(2)を個別制御及び集中制御するリモコン
    (3)とを備えている空気調和装置において、 上記空調ユニット(2)には、 該空調ユニット(2)のみを上記リモコン(3)によっ
    て個別制御するように該リモコン(3)が接続される第
    1ポート(23)と、 上記空調ユニット(2)を他の空調ユニット(2)と共
    に1つの上記リモコン(3)によって集中制御するよう
    に該リモコン(3)が接続される第2ポート(24)と、 上記リモコン(3)との間で制御信号を授受して空調運
    転を制御する運転制御手段(21a)と、 上記リモコン(3)が第1ポート(23)に接続される
    か、第2ポート(24)に接続されるかによって個別制御
    と集中制御とを判別し、上記第1ポート(23)に接続さ
    れると個別制御の個別指令信号を、第2ポート(24)に
    接続されると集中制御の集中指令信号をそれぞれ上記運
    転制御手段(21a)に出力する制御判別手段(21b)と、 温度を検出する温度検出手段(28)と、 該温度検出手段(28)の温度信号を受信し、上記制御判
    別手段(21b)の個別指令信号を受信すると温度検出手
    段(28)の温度信号出力を禁止する一方、上記制御判別
    手段(21b)の集中指令信号を受信すると温度検出手段
    (28)の温度信号を運転制御手段(21a)に出力する温
    度信号出力手段(21c)とが設けられる一方、 上記リモコン(3)には、 操作信号を入力する入力手段(34)と、 該入力手段(34)からの操作信号を処理して上記運転制
    御手段(21a)との間で制御信号を授受する制御手段(3
    1a)と、 温度を検出する温度検出手段(36)と、 該温度検出手段(36)の温度信号を受信し、上記制御判
    別手段(21b)の集中指令信号を受信すると温度検出手
    段(36)の温度信号出力を禁止する一方、上記制御判別
    手段(21b)の個別指令信号を受信すると温度検出手段
    (36)の温度信号を上記制御手段(31a)に出力する温
    度信号出力手段(31b)とが設けられている ことを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
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