JPH0796947B2 - 空調用温度検知装置 - Google Patents
空調用温度検知装置Info
- Publication number
- JPH0796947B2 JPH0796947B2 JP1083440A JP8344089A JPH0796947B2 JP H0796947 B2 JPH0796947 B2 JP H0796947B2 JP 1083440 A JP1083440 A JP 1083440A JP 8344089 A JP8344089 A JP 8344089A JP H0796947 B2 JPH0796947 B2 JP H0796947B2
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- JP
- Japan
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- air
- temperature
- detector
- heat exchanger
- air conditioning
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機の制御を行う空調用温度検知装置
に関する。
に関する。
従来の技術 従来、この種の空気調和機の制御をする空調用温度検知
装置は、実開昭60-167981号公報に示されているような
構成、すなわち第４図、第５図に示す構成をとってい
た。
装置は、実開昭60-167981号公報に示されているような
構成、すなわち第４図、第５図に示す構成をとってい
た。
図において、吸い込みグリル８を通して空気調和機の室
外ユニットの背面側の矢印Ａ方向より吸い込まれた空気
は、熱交換器１を通ってファンにより矢印Ｂ方向に吹き
出される。
外ユニットの背面側の矢印Ａ方向より吸い込まれた空気
は、熱交換器１を通ってファンにより矢印Ｂ方向に吹き
出される。
この際、制御のための空調用温度検知装置２は、第４図
に示すように、熱交換器１の風上側の中央より上方の風
の方向に向かって圧縮機側に設置されているのが通例で
あった。
に示すように、熱交換器１の風上側の中央より上方の風
の方向に向かって圧縮機側に設置されているのが通例で
あった。
また、第５図に示すように、検知器３を有する空調用温
度検知装置２は風上に対して開放されているのが通例で
あった。
度検知装置２は風上に対して開放されているのが通例で
あった。
発明が解決しようとする課題 しかし、この構成では、自然対流により熱交換器１の下
方の熱がその上方の空調用温度検知装置２に伝わり、実
際の外気温度より高い温度として検知し、求める制御と
は違った制御が働くという問題点があった。
方の熱がその上方の空調用温度検知装置２に伝わり、実
際の外気温度より高い温度として検知し、求める制御と
は違った制御が働くという問題点があった。
さらに、室外ユニットの設置場所の制限から、外気が滞
留し易く実際の外気温度とは異なった温度として検知し
てしまうという問題点もあった。
留し易く実際の外気温度とは異なった温度として検知し
てしまうという問題点もあった。
さらに、太陽からの輻射により、空調用温度検知装置２
自体が高温になってしまい制御に誤動作が生じるという
問題点もあった。
自体が高温になってしまい制御に誤動作が生じるという
問題点もあった。
本発明は、上記従来の課題に鑑み、外気の温度を検知し
て制御を行なう機能を有する空気調和機の室外ユニット
の検知器を、Ｌ字状に折曲した熱交換器の垂直中央より
も下方で折曲角部の近傍に配置し、この検知器の垂直下
方側は開放し、風上側および風下側ならびに垂直上方側
の三面は閉塞して誤動作をなくし、制御を正確に動作さ
せることを目的としている。
て制御を行なう機能を有する空気調和機の室外ユニット
の検知器を、Ｌ字状に折曲した熱交換器の垂直中央より
も下方で折曲角部の近傍に配置し、この検知器の垂直下
方側は開放し、風上側および風下側ならびに垂直上方側
の三面は閉塞して誤動作をなくし、制御を正確に動作さ
せることを目的としている。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、制御のための検知
器を、Ｌ字状に折曲した熱交換器の風上側の垂直中央よ
りも下方で折曲角部の近傍に配置し、この検知器は、垂
直下方側を開放し、風上側および風下側ならびに垂直上
方側の三面は閉塞して囲む構成としたものである。
器を、Ｌ字状に折曲した熱交換器の風上側の垂直中央よ
りも下方で折曲角部の近傍に配置し、この検知器は、垂
直下方側を開放し、風上側および風下側ならびに垂直上
方側の三面は閉塞して囲む構成としたものである。
作用 上記手段による作用は、以下のとおりである。
本発明においては、制御のための検知器を、Ｌ字状に折
曲した熱交換器の風上側の垂直中央よりも下方で折曲角
部の近傍に配置し、検知器の垂直下方側は開放し、風上
側および風下側ならびに垂直上方側の三面を閉塞して囲
む構成としているので、太陽からの輻射熱による誤動作
をなくし制御を正確に動作させることができる。
曲した熱交換器の風上側の垂直中央よりも下方で折曲角
部の近傍に配置し、検知器の垂直下方側は開放し、風上
側および風下側ならびに垂直上方側の三面を閉塞して囲
む構成としているので、太陽からの輻射熱による誤動作
をなくし制御を正確に動作させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について第１図ないし第３図を参
照して説明する。
照して説明する。
図において、１はＬ字状に折曲された熱交換器で、２は
室外ユニットの背面側に配置されて空気調和機を制御す
るための空調用温度検知装置で、外気の温度を検知し制
御を行なう機能を有する検知器３を有し、熱交換器１の
風上側の垂直中央よりも下方で折曲角部の近傍で室外ユ
ニットの背面側に配置されている。自然対流での温度境
界層は、第２図に示したように、上方に向かって発達す
るので、空調用温度検知装置２を熱交換器１の中央より
も下方に配置することにより、検知器３は温度境界層の
影響を受けることなく、正確な制御をすることが出来
る。
室外ユニットの背面側に配置されて空気調和機を制御す
るための空調用温度検知装置で、外気の温度を検知し制
御を行なう機能を有する検知器３を有し、熱交換器１の
風上側の垂直中央よりも下方で折曲角部の近傍で室外ユ
ニットの背面側に配置されている。自然対流での温度境
界層は、第２図に示したように、上方に向かって発達す
るので、空調用温度検知装置２を熱交換器１の中央より
も下方に配置することにより、検知器３は温度境界層の
影響を受けることなく、正確な制御をすることが出来
る。
また、検知器３は、熱交換器１の折曲角部の近傍に配置
されているので、矢印Ｃ方向からの外気も空調用温度検
知装置２の検知器３に当たり、滞留しがちな空気の影響
による制御の誤動作を回避することが出来る。
されているので、矢印Ｃ方向からの外気も空調用温度検
知装置２の検知器３に当たり、滞留しがちな空気の影響
による制御の誤動作を回避することが出来る。
また、外気の温度を検知して制御を行なう機能を有する
検知器３は、垂直下方側が開放されて開口し、風上側４
および風下側５ならびに垂直上方側６の三面が閉塞され
た構成となっているので、太陽からの輻射熱７による誤
動作をなくし制御を正確に動作させることが出来る。
検知器３は、垂直下方側が開放されて開口し、風上側４
および風下側５ならびに垂直上方側６の三面が閉塞され
た構成となっているので、太陽からの輻射熱７による誤
動作をなくし制御を正確に動作させることが出来る。
発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明は、外気の温度を
検知し制御を行なう機能を有する空調用温度検知装置の
検知器を、Ｌ字状に折曲した熱交換器の風上側の垂直中
央よりも下方で折曲角部の近傍に配置してあるため、滞
留しがちな空気の影響による制御の誤動作を回避して制
御を正確に動作させることが出来る。
検知し制御を行なう機能を有する空調用温度検知装置の
検知器を、Ｌ字状に折曲した熱交換器の風上側の垂直中
央よりも下方で折曲角部の近傍に配置してあるため、滞
留しがちな空気の影響による制御の誤動作を回避して制
御を正確に動作させることが出来る。
また、検知器は、垂直下方側が開放し、風上側および風
下側ならびに垂直上方側の三面が閉塞して囲まれた構成
となっているため、太陽からの輻射熱による誤動作をな
くして制御を正確に動作させることが出来る。
下側ならびに垂直上方側の三面が閉塞して囲まれた構成
となっているため、太陽からの輻射熱による誤動作をな
くして制御を正確に動作させることが出来る。
第１図は本発明の実施例を示す空気調和器の斜視図、第
２図は同空気調和器における自然対流の原理を示す説明
図、第３図は同空気調和器における空調用温度検知装置
の斜視図、第４図は従来における空気調和器の斜視図、
第５図は同空気調和器における空調用温度検知装置の斜
視図である。 １……熱交換器、２……空調用温度検知装置、３……検
知器、４……風上側、５……風下側、６……垂直上方
側、７……太陽輻射熱、８……吸い込みグリル。
２図は同空気調和器における自然対流の原理を示す説明
図、第３図は同空気調和器における空調用温度検知装置
の斜視図、第４図は従来における空気調和器の斜視図、
第５図は同空気調和器における空調用温度検知装置の斜
視図である。 １……熱交換器、２……空調用温度検知装置、３……検
知器、４……風上側、５……風下側、６……垂直上方
側、７……太陽輻射熱、８……吸い込みグリル。
フロントページの続き (72)発明者 藤川 正博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−85850（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−72441（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−46149（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】外気の温度を検知して制御をする検知器
を、Ｌ字状に折曲した熱交換器の風上側の垂直中央より
も下方で折曲角部の近傍に配置し、検知器の垂直下方側
は開放し、風上側および風下側ならびに垂直上方側の三
面は閉塞する構成とした空調用温度検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1083440A JPH0796947B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 空調用温度検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1083440A JPH0796947B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 空調用温度検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02263030A JPH02263030A (ja) | 1990-10-25 |
| JPH0796947B2 true JPH0796947B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=13802486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1083440A Expired - Fee Related JPH0796947B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 空調用温度検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796947B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014224618A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 大和ハウス工業株式会社 | 温度情報取得装置および外気温度判定装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848990Y2 (ja) * | 1978-09-20 | 1983-11-09 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JPS6285850U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-06-01 | ||
| JPH063327Y2 (ja) * | 1986-10-30 | 1994-01-26 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機のサ−ミスタ取付装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1083440A patent/JPH0796947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02263030A (ja) | 1990-10-25 |
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Legal Events
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