JPH079683B2 - 波形等化装置 - Google Patents
波形等化装置Info
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- JPH079683B2 JPH079683B2 JP61072894A JP7289486A JPH079683B2 JP H079683 B2 JPH079683 B2 JP H079683B2 JP 61072894 A JP61072894 A JP 61072894A JP 7289486 A JP7289486 A JP 7289486A JP H079683 B2 JPH079683 B2 JP H079683B2
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- differential delay
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/027—Analogue recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/027—Analogue recording
- G11B5/035—Equalising
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- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、磁気記録再生装置において磁気記録媒体より
再生された信号を波形等化するための波形等化装置に関
する。
再生された信号を波形等化するための波形等化装置に関
する。
(従来の技術) 磁気記録再生装置において、面内方向に配向された磁気
記録媒体からリング型磁気ヘッドにより再生された信号
は、一般に第2図(a)に示すようなローレンス形のパ
ルス波形となる。このような波形の再生信号のデータ弁
別処理には、微分によるピーク点検出方式が広く用いら
れている。
記録媒体からリング型磁気ヘッドにより再生された信号
は、一般に第2図(a)に示すようなローレンス形のパ
ルス波形となる。このような波形の再生信号のデータ弁
別処理には、微分によるピーク点検出方式が広く用いら
れている。
一方、垂直磁気記録媒体、即ち垂直方向に配向された磁
気記録媒体からリング型磁気ヘッドで再生された信号
は、記録信号が理想的に垂直記録された場合には第2図
(b)に示されるような点対称波形となる。この再生信
号のデータ弁別処理にはゼロクロス点検出が用いられ
る。
気記録媒体からリング型磁気ヘッドで再生された信号
は、記録信号が理想的に垂直記録された場合には第2図
(b)に示されるような点対称波形となる。この再生信
号のデータ弁別処理にはゼロクロス点検出が用いられ
る。
しかしながら、垂直磁気記録媒体にリング型磁気ヘッド
で記録を行ない、リング型磁気ヘッドにより再生を行っ
た場合、再生信号は第2図(a)の波形(これを面内波
形という)と第2図(b)の波形(これを垂直波形とい
う)とが重畳された第2図(c)に示すような非対称波
形となる。従来、このような面内/垂直両波形の重畳し
た信号のデータ弁別処理には、面内波形の場合と同様、
微分によるピーク点検出、2回微分により最大傾斜点検
出などの方式が考えられる。ところが、前者は波形干渉
によるピークシフトが大きく、後者は微分操作を2回行
うことによるS/N比の低下が大きくなるような欠点があ
る。
で記録を行ない、リング型磁気ヘッドにより再生を行っ
た場合、再生信号は第2図(a)の波形(これを面内波
形という)と第2図(b)の波形(これを垂直波形とい
う)とが重畳された第2図(c)に示すような非対称波
形となる。従来、このような面内/垂直両波形の重畳し
た信号のデータ弁別処理には、面内波形の場合と同様、
微分によるピーク点検出、2回微分により最大傾斜点検
出などの方式が考えられる。ところが、前者は波形干渉
によるピークシフトが大きく、後者は微分操作を2回行
うことによるS/N比の低下が大きくなるような欠点があ
る。
一方、このようなデータ弁別処理方式に対して、面内波
形と垂直波形とがヒルベルト変換の関係にある(下記文
献(1)に記載)ことを利用して、面内/垂直重畳波形
を面内波形のみに変換する方式が下記文献(2),
(3)等に開示されている。文献(1)…V.B.Minukni
n,“Phase Distortions of Signals in Magnetic
Recording Equipment",Telecommunications Radio
Engineering V29〜30,pp114〜120. 文献(2)…B.J.Langland,“Phase Equalization fo
r Perpendicular Recording",IEEE Trans. on Magn.,MAG−18,pp1247〜1249. 文献(3)…B.J.Langland and M.Larimore,“Proces
sing of Signals from Media with Perpendicula
r Magnetic Anisotropy",IEEE Trans. on Magn.,MAG−16,pp640〜642,(1980). このようにして、面内波形に変換された信号についてピ
ーク点検出を行なうと、従来方式のようにマージンの低
下を受けずにデータ弁別処理が可能になる。ここで、ヒ
ルベルト変換を実現する手段として、例えば文献(2)
において第3図に示すように、タップ付遅延線を使用し
て、面内/垂直重畳波形からなる再生信号を面内波形の
みの信号に変換する波形等化装置が実現されている。第
3図において、入力される再生源波形とをfrとし、その
面内波形成分をαh.垂直波形成分をαvとする。frはタ
ップ付遅延線を使用したヒルベルト変換フィルタ1によ
って、全周波数帯域に渡り−π/2位相が回転される。こ
れをH[fr]とする。第4図(a)(b)に、ヒルベル
ト変換フィルタ1のインパルス応答および周波数特性を
示す。
形と垂直波形とがヒルベルト変換の関係にある(下記文
献(1)に記載)ことを利用して、面内/垂直重畳波形
を面内波形のみに変換する方式が下記文献(2),
(3)等に開示されている。文献(1)…V.B.Minukni
n,“Phase Distortions of Signals in Magnetic
Recording Equipment",Telecommunications Radio
Engineering V29〜30,pp114〜120. 文献(2)…B.J.Langland,“Phase Equalization fo
r Perpendicular Recording",IEEE Trans. on Magn.,MAG−18,pp1247〜1249. 文献(3)…B.J.Langland and M.Larimore,“Proces
sing of Signals from Media with Perpendicula
r Magnetic Anisotropy",IEEE Trans. on Magn.,MAG−16,pp640〜642,(1980). このようにして、面内波形に変換された信号についてピ
ーク点検出を行なうと、従来方式のようにマージンの低
下を受けずにデータ弁別処理が可能になる。ここで、ヒ
ルベルト変換を実現する手段として、例えば文献(2)
において第3図に示すように、タップ付遅延線を使用し
て、面内/垂直重畳波形からなる再生信号を面内波形の
みの信号に変換する波形等化装置が実現されている。第
3図において、入力される再生源波形とをfrとし、その
面内波形成分をαh.垂直波形成分をαvとする。frはタ
ップ付遅延線を使用したヒルベルト変換フィルタ1によ
って、全周波数帯域に渡り−π/2位相が回転される。こ
れをH[fr]とする。第4図(a)(b)に、ヒルベル
ト変換フィルタ1のインパルス応答および周波数特性を
示す。
一方、再生原波形frは遅延線2により一定時間遅延され
た後、増幅器3によってαh/αv倍され、加減算器4で
ヒルベルト変換フィルタ1の出力と加算される。この結
果、加減算器4の出力は面内波形成分のみの信号fhとな
る。以上の動作を、実軸を面内波形成分、虚軸を垂直波
形成分とする複素平面上に表現すると、第5図に示すよ
うになる。なお、面内/垂直重畳波形を垂直波形のみに
変換する場合は、増幅器3の利得をαv/αhとし、加減
算器4で減算を行なうようにすればよい。
た後、増幅器3によってαh/αv倍され、加減算器4で
ヒルベルト変換フィルタ1の出力と加算される。この結
果、加減算器4の出力は面内波形成分のみの信号fhとな
る。以上の動作を、実軸を面内波形成分、虚軸を垂直波
形成分とする複素平面上に表現すると、第5図に示すよ
うになる。なお、面内/垂直重畳波形を垂直波形のみに
変換する場合は、増幅器3の利得をαv/αhとし、加減
算器4で減算を行なうようにすればよい。
ところで、前記のような波形等化装置において、中核的
構成要素であるヒルベルト変換フィルタ1の具体的実現
法について、文献(2),(3)では単にタップ付遅延
線を用いることのみ記載されている。しかしながら、タ
ップ付遅延線を用いてヒルベルト変換フィルタを実現し
ようとすると、遅延線として遅延時間が非常に長く、し
かもタップ数の多いものが必要になるため、形状が大型
化しコストアップの要因ともなる。また前記の構成で
は、ヒルベルト変換フィルタ1を構成するタップ付遅延
線とは別に再生原波形を遅延する遅延線2を必要とし、
このことも全体の構成を簡略化する上で不利となってい
た。
構成要素であるヒルベルト変換フィルタ1の具体的実現
法について、文献(2),(3)では単にタップ付遅延
線を用いることのみ記載されている。しかしながら、タ
ップ付遅延線を用いてヒルベルト変換フィルタを実現し
ようとすると、遅延線として遅延時間が非常に長く、し
かもタップ数の多いものが必要になるため、形状が大型
化しコストアップの要因ともなる。また前記の構成で
は、ヒルベルト変換フィルタ1を構成するタップ付遅延
線とは別に再生原波形を遅延する遅延線2を必要とし、
このことも全体の構成を簡略化する上で不利となってい
た。
ところで、前記のような問題点を解決する方式として、
第7図に示すように、終端に入力信号の一部を反射する
反射終端素子(可変抵抗器)14が接続されたタップ付遅
延線13を使用した波形等化装置が提案されている。この
波形等化装置は、再生信号が整合抵抗12を介してタップ
付遅延線13の一端に入力されるように構成されている。
タップ付遅延線13はLC遅延線で構成されている。タップ
付遅延線13の終端には反射終端素子して可変抵抗器14が
接続されており、この可変抵抗器14は接地されている。
第7図に示すように、終端に入力信号の一部を反射する
反射終端素子(可変抵抗器)14が接続されたタップ付遅
延線13を使用した波形等化装置が提案されている。この
波形等化装置は、再生信号が整合抵抗12を介してタップ
付遅延線13の一端に入力されるように構成されている。
タップ付遅延線13はLC遅延線で構成されている。タップ
付遅延線13の終端には反射終端素子して可変抵抗器14が
接続されており、この可変抵抗器14は接地されている。
タップ付遅延線13の各タップ(整合抵抗11が接続された
一端を含む)の電圧は、各タップに接続された重み付け
素子15及び各重み付け素子15の出力を加算する加算器16
からなる重み付け加算器17により加算される。一方、タ
ップ付遅延線13の終端より取出された電圧は増幅器18に
より増幅される。増幅器18の出力及び重み付け加算器17
の出力とは、加減算器19により加減または減産された後
に、波形等化出力として出力端子20から出力されるよう
に構成されている。
一端を含む)の電圧は、各タップに接続された重み付け
素子15及び各重み付け素子15の出力を加算する加算器16
からなる重み付け加算器17により加算される。一方、タ
ップ付遅延線13の終端より取出された電圧は増幅器18に
より増幅される。増幅器18の出力及び重み付け加算器17
の出力とは、加減算器19により加減または減産された後
に、波形等化出力として出力端子20から出力されるよう
に構成されている。
しかしながら、前記のような波形等化装置では、垂直方
向と面内方向の磁化成分が異なる複数の磁気記録媒体か
らの再生信号を処理する場合には困難である。また、差
動型でないため、同相ノイズに弱いという欠点もあっ
た。
向と面内方向の磁化成分が異なる複数の磁気記録媒体か
らの再生信号を処理する場合には困難である。また、差
動型でないため、同相ノイズに弱いという欠点もあっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) 前記のように、従来のタップ付遅延線を使用するヒルベ
ルト変換フィルタを利用した波形等化装置では、装置自
体が大型化し、コストアップを招く欠点がある。また、
垂直方向と面内方向の磁化成分が異なる複数の磁気記録
媒体からの再生信号を処理する場合には困難であるなど
の問題がある。
ルト変換フィルタを利用した波形等化装置では、装置自
体が大型化し、コストアップを招く欠点がある。また、
垂直方向と面内方向の磁化成分が異なる複数の磁気記録
媒体からの再生信号を処理する場合には困難であるなど
の問題がある。
本発明の目的は、垂直方向と面内方向の磁化成分比が異
なる複数の磁気記録媒体から再生された信号を、S/N比
が低下することなく所定の波形に波形等化させることが
できる波形等化装置を提供することにある。
なる複数の磁気記録媒体から再生された信号を、S/N比
が低下することなく所定の波形に波形等化させることが
できる波形等化装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用) 本発明は、垂直方向と面内方向の磁化成分比が異なった
複数の磁気記録媒体からの再生信号を、終端に入力信号
の一部を反射する複数の反射終端素子の1つに接続され
たタップ付き差動遅延線に入力し、その各タップの電圧
を重み付けして加算することにより波形等化された信号
を得るように構成された波形等化装置である。
複数の磁気記録媒体からの再生信号を、終端に入力信号
の一部を反射する複数の反射終端素子の1つに接続され
たタップ付き差動遅延線に入力し、その各タップの電圧
を重み付けして加算することにより波形等化された信号
を得るように構成された波形等化装置である。
この場合、磁気記録媒体からの再生信号に応じて、適宜
反射終端素子を選択することにより、所望のヒルベルト
変換特性が得られるように構成されている。
反射終端素子を選択することにより、所望のヒルベルト
変換特性が得られるように構成されている。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。第1図
は同実施例に係わる波形等化装置の構成を示すブロック
図である。第1図において、入力端子11には、例えば垂
直方向に配向された磁気記録媒体からリング型磁気ヘッ
ドにより再生された信号が入力される。この再生信号
は、第2図(c)に示したような面内/垂直重畳波形と
なる。再生信号は、整合抵抗12を通じてタップ付差動遅
延線23の各一端へ出力される。タップ付差動遅延線23
は、差動型のLC遅延線で構成されている。タップ付差動
遅延線23の終端には、複数の可変抵抗器からなる複数の
反射終端素子24がスイッチ回路21を介して接続されてい
る。各反射終端素子24は、スイッチ回路21の切換え動作
により所定の素子が選択されることになる。
は同実施例に係わる波形等化装置の構成を示すブロック
図である。第1図において、入力端子11には、例えば垂
直方向に配向された磁気記録媒体からリング型磁気ヘッ
ドにより再生された信号が入力される。この再生信号
は、第2図(c)に示したような面内/垂直重畳波形と
なる。再生信号は、整合抵抗12を通じてタップ付差動遅
延線23の各一端へ出力される。タップ付差動遅延線23
は、差動型のLC遅延線で構成されている。タップ付差動
遅延線23の終端には、複数の可変抵抗器からなる複数の
反射終端素子24がスイッチ回路21を介して接続されてい
る。各反射終端素子24は、スイッチ回路21の切換え動作
により所定の素子が選択されることになる。
タップ付差動遅延線23の各タップ(整合抵抗11が接続さ
れた一端を含む)の電圧は、各タップに接続された各重
み付け素子15及び各重み付け素子15の出力を加算する加
算器16からなる重み付け加算器17により加算される。一
方、タップ付差動遅延線23の終端より取出された電圧は
増幅器18により増幅される。各加減算器19は、それぞれ
各加算器18の出力と各重み付け加算器17の出力とを加算
または減算し、波形等化出力として出力端子20へ出力す
るように構成されている。
れた一端を含む)の電圧は、各タップに接続された各重
み付け素子15及び各重み付け素子15の出力を加算する加
算器16からなる重み付け加算器17により加算される。一
方、タップ付差動遅延線23の終端より取出された電圧は
増幅器18により増幅される。各加減算器19は、それぞれ
各加算器18の出力と各重み付け加算器17の出力とを加算
または減算し、波形等化出力として出力端子20へ出力す
るように構成されている。
次に、同実施例の動作を説明する。いま、垂直方向に配
向された磁気記録媒体から再生された信号(再生原波
形)が、入力端子11へ出力されたとする。この再生原波
形を下記式(1)のように表現する。
向された磁気記録媒体から再生された信号(再生原波
形)が、入力端子11へ出力されたとする。この再生原波
形を下記式(1)のように表現する。
f{t−(2N−1)Δτ} …(1) 但し、Nはタップ付差動遅延線23のタップ数、Δτは各
タップ間の遅延時間である。このとき、タップ付差動遅
延線23の終端に発生する電圧Xは、 X=f(t)+f(t)・(R−Zo)/(R+Zo)=2Rf(t)/(R+Zo)・
f(t) …(2) である。ここで、Rは可変抵抗器24の抵抗値、Zoはタッ
プ付差動遅延線23の特性インピーダンスである。
タップ間の遅延時間である。このとき、タップ付差動遅
延線23の終端に発生する電圧Xは、 X=f(t)+f(t)・(R−Zo)/(R+Zo)=2Rf(t)/(R+Zo)・
f(t) …(2) である。ここで、Rは可変抵抗器24の抵抗値、Zoはタッ
プ付差動遅延線23の特性インピーダンスである。
一方、n番目のタップに発生する電圧ynは、 yn=f(t+(2n−1)Δτ)+(R−Zo)・f(t−(2n−1)Δτ)/(R
+Zo) …(3) となる。さらに、各タップに接続された重み付け素子15
の抵抗値で定まる重み付け係数(タップ利得)Cnを1/
(2n−1)に比例するように設定する。換言すれば、タ
ップ付差動遅延線23の終端から時間長にして(2n−1)
Δτ)(但しΔτは各タップ間の遅延時間)のタップの
電圧に対して、1/(2n−1)の重み付けを行なうように
する。例えばCn=1/(2n−1)とすると、重み付け加算
器17の出力yは、 となる。このとき、増幅器18の利得をaとすると、加減
算器19の出力g(t)は次式(5)で与えられる。
+Zo) …(3) となる。さらに、各タップに接続された重み付け素子15
の抵抗値で定まる重み付け係数(タップ利得)Cnを1/
(2n−1)に比例するように設定する。換言すれば、タ
ップ付差動遅延線23の終端から時間長にして(2n−1)
Δτ)(但しΔτは各タップ間の遅延時間)のタップの
電圧に対して、1/(2n−1)の重み付けを行なうように
する。例えばCn=1/(2n−1)とすると、重み付け加算
器17の出力yは、 となる。このとき、増幅器18の利得をaとすると、加減
算器19の出力g(t)は次式(5)で与えられる。
ここで、上記式(5)において、 は、入力信号である再生原波形のヒルベルト変換を表わ
している。一方、上記式(5)の第1項である を満たすように増幅器18の利得aを定めることにより、
ほぼ±2R・a・f(t)となり入力信号である再生原波
形を一定時間遅延した波形に比例する。このとき式
(5)は、 となる。これは、再生原波形のヒルベルト変換波形及び
再生原波形を一定時間遅延した波形とを可変抵抗器24の
抵抗値Rにより定まる比で加算または減算することを意
味する。
している。一方、上記式(5)の第1項である を満たすように増幅器18の利得aを定めることにより、
ほぼ±2R・a・f(t)となり入力信号である再生原波
形を一定時間遅延した波形に比例する。このとき式
(5)は、 となる。これは、再生原波形のヒルベルト変換波形及び
再生原波形を一定時間遅延した波形とを可変抵抗器24の
抵抗値Rにより定まる比で加算または減算することを意
味する。
いま、入力信号である再生原波形として面内/垂直重畳
波形が入力されるとき、これを面内波形成分のみに変換
するには、上記再生原波形のヒルベルト変換波形と再生
原波形を一定時間遅延した波形との比がαv:αhとなる
ような抵抗値Rを選択した上で、加減算器19により両波
形を加算すればよい。また、同じ面内/垂直重畳波形を
垂直波形のみに変換するには、上記両波形の比がαh:α
vとなるような抵抗値Rを選択し、加減算器19で両波形
を減算すればよい。
波形が入力されるとき、これを面内波形成分のみに変換
するには、上記再生原波形のヒルベルト変換波形と再生
原波形を一定時間遅延した波形との比がαv:αhとなる
ような抵抗値Rを選択した上で、加減算器19により両波
形を加算すればよい。また、同じ面内/垂直重畳波形を
垂直波形のみに変換するには、上記両波形の比がαh:α
vとなるような抵抗値Rを選択し、加減算器19で両波形
を減算すればよい。
第6図は、タップ付差動遅延線23のタップ数をN=8と
したとき、入力された面内垂直重畳波形30及びこの波形
30が面内波形に変換された等化出力波形31を示したもの
である。
したとき、入力された面内垂直重畳波形30及びこの波形
30が面内波形に変換された等化出力波形31を示したもの
である。
このようにして、第1図の構成によれば、垂直方向と面
内方向の磁化成分比が異なる複数の磁気記録媒体からの
再生信号を、反射終端(反射終端素子24)を適宜切換え
ることにより、各々再生信号に適した等化出力波形を得
ることができる。さらに、タップ付差動遅延線23を使用
しているため、同相ノイズに強いという特長がある。
内方向の磁化成分比が異なる複数の磁気記録媒体からの
再生信号を、反射終端(反射終端素子24)を適宜切換え
ることにより、各々再生信号に適した等化出力波形を得
ることができる。さらに、タップ付差動遅延線23を使用
しているため、同相ノイズに強いという特長がある。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例
えばタップ付差動遅延線23としては中間タップを有する
ことなく、入力タップのみを有するもの(N=1に相
当)であっても同様な効果が得られる。また、実施例で
は重み付け加算器17、増幅器18及び加減算器19を別々に
構成したが、これら機能を同時に実現する演算器を用い
て構成することも可能である。さらに、反射終端素子も
可変抵抗器に限定されるものではなく、所要の反射特性
を有するものであればどのようなものでもよい。
えばタップ付差動遅延線23としては中間タップを有する
ことなく、入力タップのみを有するもの(N=1に相
当)であっても同様な効果が得られる。また、実施例で
は重み付け加算器17、増幅器18及び加減算器19を別々に
構成したが、これら機能を同時に実現する演算器を用い
て構成することも可能である。さらに、反射終端素子も
可変抵抗器に限定されるものではなく、所要の反射特性
を有するものであればどのようなものでもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、垂直方向と面内方
向の磁化成分が異なった複数の磁気記録媒体からの再生
信号を、反射終端を適宜切り換えることにより、各々の
再生信号に適した等化出力波形を得ることができる。ま
た、タップ付延長線を差動型で構成することにより、同
相ノイズに対してS/Nの劣化を防止することができる。
向の磁化成分が異なった複数の磁気記録媒体からの再生
信号を、反射終端を適宜切り換えることにより、各々の
再生信号に適した等化出力波形を得ることができる。ま
た、タップ付延長線を差動型で構成することにより、同
相ノイズに対してS/Nの劣化を防止することができる。
したがって、面内/垂直重畳波形を面内波形又は垂直波
形のみの信号に常に確実に変換できることにより、適正
なデータ弁別処理による再生信号のデータ弁別を行なう
ことができるものである。
形のみの信号に常に確実に変換できることにより、適正
なデータ弁別処理による再生信号のデータ弁別を行なう
ことができるものである。
第1図は本発明の実施例に係わる波形等化装置の構成を
示すブロック図、第2図(a)乃至(c)は磁気記録媒
体から再生される面内波形、垂直波形及び面内/垂直重
畳波形をそれぞれ示す波形図、第3図はヒルベルト変換
フィルタを使用する公知の波形等化装置の構成を示すブ
ロック図、第4図(a),(b)はヒルベルト変換フィ
ルタのインパルス応答特性及び周波数特性を示す図、第
5図は面内/垂直重畳波形を副走査平面上で示す図、第
6図は同実施例において面内/垂直重畳波形に対する等
化出力波形の例を示す波形図、第7図は従来の波形等化
装置の構成を示すブロック図である。 11……入力端子、15……重み付け素子、16……加算器、
17……重み付け加算器、19……加減算器、21……スイッ
チ回路、23……タップ付差動遅延線、24……反射終端素
子。
示すブロック図、第2図(a)乃至(c)は磁気記録媒
体から再生される面内波形、垂直波形及び面内/垂直重
畳波形をそれぞれ示す波形図、第3図はヒルベルト変換
フィルタを使用する公知の波形等化装置の構成を示すブ
ロック図、第4図(a),(b)はヒルベルト変換フィ
ルタのインパルス応答特性及び周波数特性を示す図、第
5図は面内/垂直重畳波形を副走査平面上で示す図、第
6図は同実施例において面内/垂直重畳波形に対する等
化出力波形の例を示す波形図、第7図は従来の波形等化
装置の構成を示すブロック図である。 11……入力端子、15……重み付け素子、16……加算器、
17……重み付け加算器、19……加減算器、21……スイッ
チ回路、23……タップ付差動遅延線、24……反射終端素
子。
Claims (7)
- 【請求項1】磁気記録媒体より再生された信号を入力と
するタップ付差動遅延線と、このタップ付差動遅延線の
終端に接続されており前記タップ付差動遅延線に入力さ
れた信号の一部を反射する反射終端素子と、前記タップ
付差動遅延線の各タップの電圧を重み付けして加算する
重み付け加算器とを具備したことを特徴とする波形等化
装置。 - 【請求項2】前記重み付け加算器は、前記タップ付差動
遅延線の終端から時間長(2n−1)Δτ(但しΔτはタ
ップ間の遅延時間)のタップの電圧に対し1/(2n−1)
の重み付けを行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の波形等化装置。 - 【請求項3】前記反射終端素子が複数個設けられてお
り、この各反射終端素子を切換えるスイッチを備えてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
載の波形等化装置。 - 【請求項4】媒体の残留磁化成分が垂直成分と面内成分
の少なくとも一方の成分を有する磁気記録媒体から磁気
ヘッドにより再生された信号を入力とするタップ付差動
遅延線と、このタップ付差動遅延線の終端に接続されて
おり前記タップ付差動遅延線に入力された信号の一部を
反射する反射終端素子と、前記タップ付差動遅延線の各
タップ点の電圧を重み付けして加算する重み付け加算器
と、この重み付け加算器の出力電圧と前記タップ付差動
遅延線の終端の電圧とを加算または減算する加減算回路
とを具備したことを特徴とする波形等化装置。 - 【請求項5】前記反射終端素子は垂直方向と面内方向の
少なくとも一方向の成分を有する磁気記録媒体から磁気
ヘッドにより再生された信号中の垂直波形成分と面内波
形成分との比に対応してその反射係数が定められている
ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の波形等化
装置。 - 【請求項6】前記重み付け加算器は前記タップ付差動遅
延線の終端から時間長(2n−1)Δτ(但しΔτはタッ
プ間の遅延時間)のタップの電圧に対し1/(2n−1)の
重み付けを行うものであることを特徴とする特許請求の
範囲第4項記載の波形等化装置。 - 【請求項7】前記反射終端素子が複数個設けられてお
り、この各反射終端素子を切換えるスイッチを備えてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第4項乃至第6項の
いずれか記載の波形等化装置。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP61072894A JPH079683B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 波形等化装置 |
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| KR8702991A KR910003794B1 (en) | 1986-03-31 | 1987-03-31 | Wareform equalizer for signal reproduced from a magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61072894A JPH079683B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 波形等化装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPS62231404A JPS62231404A (ja) | 1987-10-12 |
| JPH079683B2 true JPH079683B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61072894A Expired - Lifetime JPH079683B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 波形等化装置 |
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| JP (1) | JPH079683B2 (ja) |
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