JPH079677U - 自動車用スイッチボディの取付装置 - Google Patents

自動車用スイッチボディの取付装置

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JPH079677U
JPH079677U JP3981193U JP3981193U JPH079677U JP H079677 U JPH079677 U JP H079677U JP 3981193 U JP3981193 U JP 3981193U JP 3981193 U JP3981193 U JP 3981193U JP H079677 U JPH079677 U JP H079677U
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JP
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switch body
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JP3981193U
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義和 林
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、係合保持具の構成が簡単で、しか
もその操作も極めて簡単で、もってスイッチボディの取
り付けを簡単化できるようにしている。 【構成】 係合保持具33を、スイッチボディ24の筒
状部26の外周面に嵌合する筒状をなす本体34と、こ
の本体34内面にスイッチボディ24の被係合部28に
対応する位置に軸方向に延びるように形成された凹部3
5と、この凹部35と周方向に並ぶ位置に軸方向に延び
るように形成された凸部36と、本体34の外面に形成
されたレバー部37とを有するように構成し、この係合
保持具33により被係合部28と係合部23との係合を
保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コラムチューブにスイッチボディを係合保持具により締め付ける形 態で取り付ける自動車用スイッチボディの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動車用スイッチボディの取付装置としては、実公平3−38 920号公報に示されるものがある。このものでは、図8および図9に示すよう な構成としている。すなわち、ステアリングシャフト1が挿通されるコラムチュ ーブ2に、孔部からなる係合部3を形成すると共に、スイッチボディ4の筒状部 4aの内面にこの係合部3と径方向で係合する凸部からなる被係合部5を形成し 、このスイッチボディ4の筒状部4aを前記コラムチューブ2に嵌合すると共に 、前記被係合部5と係合部3とを係合させ、係合保持具6により前記スイッチボ ディ4の筒状部4aをその外側から抱持する形態でコラムチューブ2に締め付け て前記係合を保持するようにしている。なお、上記スイッチボディ4には、キャ ンセルカム7や図示しないターンシグナルスイッチ等が設けられるようになって いる。
【0003】 上記係合保持具6は、円形状の線ばね8と、ねじ9と、線ばね8の一方の端部 に設けられこのねじ9を回転可能に保持する保持体10と、他方の端部に設けら れねじ9と螺合するナット部材11とを備えた構成であり、ねじ9を工具を用い て締め込むことにより、線ばね8を縮径させて、筒状部4aの広がりを阻止し、 もって前記被係合部5と係合部3との係合を保持するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、係合保持具6のねじ9を締め込むについて 、工具が必要であり、また、締め込む作業自体も時間を要し、総じて、スイッチ ボディの取り付け作業が面倒である。さらに、この係合保持具6自体の構成部品 数も多く且つ製作も面倒である。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、係合保持具の構 成が簡単で、しかもその操作も極めて簡単であり、総じて、スイッチボディの取 り付けを簡単化できる自動車用スイッチボディの取付装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動車用スイッチボディの取付装置は、ステアリングシャフトが挿通 されるコラムチューブに係合部を形成すると共に、スイッチボディの筒状部にこ の係合部と径方向で係合する被係合部を形成し、このスイッチボディの筒状部を 前記コラムチューブに嵌合すると共に前記被係合部と係合部とを係合させ、係合 保持具により、前記スイッチボディの筒状部をその外側から抱持して前記係合を 保持するようにしたものにおいて、 前記係合保持具を、前記スイッチボディの筒状部の外周面に嵌合する筒状をな す本体と、この本体内面に前記スイッチボディの前記被係合部に対応する位置に 軸方向に延びるように形成された凹部と、この凹部と周方向に並ぶ位置に軸方向 に延びるように形成された凸部と、前記本体の外面に形成されたレバー部とを有 するように構成し、 この係合保持具を、その凹部が前記スイッチボディの被係合部に対応する位置 となるように該スイッチボディの筒状部の外周面に嵌合し、この状態から、前記 レバー部により本体を周方向に回動操作して凸部をスイッチボディの被係合部に 対応させることに該被係合部を前記係合部に対して係合保持するようにしたとこ ろに特徴を有する。
【0007】
【作用】
上記手段によれば、係合保持具を周方向に回動させるだけの簡単な操作で、被 係合部を前記係合部に対して係合保持することができ、総じてスイッチボディの 取り付けが極めて簡単となる。また、係合保持具自体の構成も、筒状の本体に凹 部および凸部並びにレバー部を形成する程度であるので、ねじを用いる構造の係 合保持具に比し、構成が簡単で、またプラスチックの一体成形も可能で製作が容 易となり、製作コストの低廉化にも寄与できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図1ないし図7を参照して説明する。図1な いし図3において、ステアリングシャフト21が挿通されるコラムチューブ22 には、周方向の2か所に孔部からなる係合部23,23が形成されている。一方 、スイッチボディ24は、キャンセルカム25や図示しないコンビネーションス イッチを設けるためのものであり、円形の筒状部26を有する。筒状部26には すり割り溝27,27,…が形成されている。
【0009】 各すり割り溝27,27,…間の片部26a,26a,…のうち、対向する片 部26a,26aの内面には凸部からなる被係合部28,28が形成されている と共に、別の対向する片部26a,26aの外面下端部には、落ち止め用の突起 部29,29が形成されている。さらに、被係合部28を有する一方の片部26 aの下端部には係合解除用の摘み片30が形成されている。さらに別の片部26 aの外面には、軸方向に延びる凹条部31,32が形成されている。
【0010】 係合保持具33は、プラスチックの一体成形にて形成されたものであり、これ は、主として、前記スイッチボディ24の筒状部26の外周面に嵌合する筒状を なす本体34と、この本体34内面に前記スイッチボディ24の前記被係合部2 8,28に対応する位置に軸方向に延びるように形成された凹部35と、この凹 部35と周方向に並ぶ位置に軸方向に延びるように形成された凸部36と、前記 本体34の外面に形成されたレバー部37とを有する。なお、上記凸部36は凹 部35を形成することで相対的に凸部として形成されたものである。さらに、こ の係合保持具33には、図2にも示すように、周方向から軸方向にかけて延びる 溝38を形成することにより径方向へ弾性変形可能なアーム部39が形成されて おり、このアーム部39の先端部内面には爪部40が形成されている。
【0011】 上述した構成において、スイッチボディ24をコラムチューブ22に取り付け る手順について説明する。まず、係合保持具33をスイッチボディ24の筒状部 26外面に下の方から嵌合する。この場合、係合保持具33の爪部40を一方の 凹条部31に係合させておく。この係合位置では、係合保持具33の凹部35, 35が被係合部28が存する片部26a,26aと対応する位置関係となる。な お、この嵌合状態では、係合保持具33は突起部29,29により落ち止めが図 られている。
【0012】 この嵌合状態でスイッチボディ24をコラムチューブ22に上の方から嵌合す る。その嵌合の途中状態を図4に示す。この図4から分かるように、係合部23 に対して被係合部28が係合する前の状態では、被係合部28が存する片部26 a,26aが外側方向へ弾性変形する。しかるに、この片部26a,26aは係 合保持具33の凹部35に位置するから、この片部26a,26aの外側への弾 性変形は許容される。
【0013】 図4の嵌合途中状態から図5の嵌合位置に至ると、この図5および図6に示す ように、被係合部28が係合部23に嵌入係合する(径方向で係合する)。この 状態から、レバー部37を図6の矢印Aで示す方向に回動操作して、係合保持具 33を回動させる。この回動操作により、爪部40が一方の凹条部31から外れ て他方の凹条部32に係合すると共に、凹部35に代わって凸部36が、被係合 部28が存する片部26a,26aの外面に対応するようになる。この結果、該 片部26a,26aが外側方向へ変形することが阻止され、つまり係合解除が阻 止されて係合保持が図られる。
【0014】 上記本実施例によれば、係合保持具33を周方向に回動させるだけの簡単な操 作で、被係合部28を係合部23に対して係合保持することができ、総じて、ス イッチボディ24の取り付けを極めて簡単となし得る。また、係合保持具33自 体の構成も、筒状の本体34に凹部35および凸部36並びにレバー部37を形 成する程度であるので、ねじを用いる構造の係合保持具に比し、構成が簡単で、 またプラスチックの一体成形も可能で製作が容易となり、製作コストの低廉化に も寄与できる。なお、上記凸部36は凹部35を形成することで同時に形成され るので、これら形成工数としては凹部35の形成工数分で良い。
【0015】 特に、本実施例によれば、スイッチボディ24に二つの凹条部31,32を形 成すると共に、係合保持具33に爪部40を形成し、この爪部40を一方の凹条 部31に係合させることにより、凹部35を自ずと被係合部28に対応させる位 置関係とすることができ、さらに係合保持具33の回動操作時には爪部40が他 方の凹条部32と係合するまで回動させれば、凸部36を自ずと被係合部28に 対応させる位置関係とすることができ、操作性がさらに向上する。
【0016】 なお、上記実施例では、係合部23を孔部から構成し、被係合部28を凸部か ら構成したが、これら凹凸の関係は逆であっても良い。その他、本考案は上記実 施例に限定されず、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、係合保持具の構成が簡単で、しかも その操作も極めて簡単であり、総じて、スイッチボディの取り付けを簡単化でき 、さらには、コストの低廉化にも寄与できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図
【図2】係合保持具の斜視図
【図3】縦断正面図
【図4】取付手順を説明するための縦断正面図
【図5】取付手順を説明するための縦断正面図
【図6】取付手順を説明するための横断平面図
【図7】取付手順を説明するための横断平面図
【図8】従来例を示す縦断正面図
【図9】分解斜視図
【符号の説明】
21はステアリングシャフト、22はコラムチューブ、
23は係合部、24はスイッチボディ、26は筒状部、
28は被係合部、31,32は凹条部、33は係合保持
具、34は本体、35は凹部、36は凸部、37はレバ
ー部、40は爪部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトが挿通されるコラ
    ムチューブに係合部を形成すると共に、スイッチボディ
    の筒状部にこの係合部と径方向で係合する被係合部を形
    成し、このスイッチボディの筒状部を前記コラムチュー
    ブに嵌合すると共に前記被係合部と係合部とを係合さ
    せ、係合保持具により、前記スイッチボディの筒状部を
    その外側から抱持して前記係合を保持するようにしたも
    のにおいて、 前記係合保持具を、前記スイッチボディの筒状部の外周
    面に嵌合する筒状をなす本体と、この本体内面に前記ス
    イッチボディの前記被係合部に対応する位置に軸方向に
    延びるように形成された凹部と、この凹部と周方向に並
    ぶ位置に軸方向に延びるように形成された凸部と、前記
    本体の外面に形成されたレバー部とを有するように構成
    し、 この係合保持具を、その凹部が前記スイッチボディの被
    係合部に対応する位置となるように該スイッチボディの
    筒状部の外周面に嵌合し、この状態から、前記レバー部
    により本体を周方向に回動操作して凸部をスイッチボデ
    ィの被係合部に対応させることに該被係合部を前記係合
    部に対して係合保持するようにしたことを特徴とする自
    動車用スイッチボディの取付装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61129046A (ja) * 1984-11-26 1986-06-17 関西砂利株式会社 ピンミル
JPS61234955A (ja) * 1985-04-10 1986-10-20 東芝セラミツクス株式会社 ピンミル
JP2016157612A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置

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