JPH0550348B2 - - Google Patents
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- JPH0550348B2 JPH0550348B2 JP60076145A JP7614585A JPH0550348B2 JP H0550348 B2 JPH0550348 B2 JP H0550348B2 JP 60076145 A JP60076145 A JP 60076145A JP 7614585 A JP7614585 A JP 7614585A JP H0550348 B2 JPH0550348 B2 JP H0550348B2
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Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
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Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ピンを粉砕媒体として鉱石等を数百
〜数十μm以下に粉砕するピンミルに関する。
〜数十μm以下に粉砕するピンミルに関する。
従来、ピンミルは、粉砕室内に金属製の回転盤
と固定盤を対向配置して収容し、これらの相対向
する盤面に粉砕媒体となる金属製の多数のピンを
同心状に植設して構成されている。
と固定盤を対向配置して収容し、これらの相対向
する盤面に粉砕媒体となる金属製の多数のピンを
同心状に植設して構成されている。
しかし、上記従来のピンミルは、粉砕媒体のピ
ンが金属製であるため、早期に摩耗するととも
に、摩耗による金属粉が不純物として粉砕物中に
多量に混入する等の問題がある。
ンが金属製であるため、早期に摩耗するととも
に、摩耗による金属粉が不純物として粉砕物中に
多量に混入する等の問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するため、対向配
置した回転盤と固定盤の相対する盤面に金属製の
多数のピンを植設してなるピンミルにおいて、前
記各ピンに耐摩耗性のセラミツクスからなる筒状
のライナーをゴム状弾性を有する接着剤で嵌着固
定し、該回転板および該固定盤の盤面に耐摩耗性
のセラミツクスからなる矩形板状の多数の盤面ラ
イナーを放射状に埋設し、該回転盤および該固定
盤の外周面に耐摩耗性のセラミツクスからなるコ
の字状の多数の外周面ライナーを一部が該外周面
から突出するように埋設した構成としたものであ
る。
置した回転盤と固定盤の相対する盤面に金属製の
多数のピンを植設してなるピンミルにおいて、前
記各ピンに耐摩耗性のセラミツクスからなる筒状
のライナーをゴム状弾性を有する接着剤で嵌着固
定し、該回転板および該固定盤の盤面に耐摩耗性
のセラミツクスからなる矩形板状の多数の盤面ラ
イナーを放射状に埋設し、該回転盤および該固定
盤の外周面に耐摩耗性のセラミツクスからなるコ
の字状の多数の外周面ライナーを一部が該外周面
から突出するように埋設した構成としたものであ
る。
〔作用〕
上記手段においては、金属製のピンの外周、回
転盤および固定盤の盤面と外周面の所要箇所がそ
れぞれ特定の形状をなす耐摩耗性のセラミツクス
ライナーによつて効果的に覆われ、かつ特に大き
な衝撃を受けるピン用のライナーが弾性的に固定
される。
転盤および固定盤の盤面と外周面の所要箇所がそ
れぞれ特定の形状をなす耐摩耗性のセラミツクス
ライナーによつて効果的に覆われ、かつ特に大き
な衝撃を受けるピン用のライナーが弾性的に固定
される。
以下、本発明の実施例を第1図、第2図a,b
および第3図a,bを参照して説明する。
および第3図a,bを参照して説明する。
図中1は水平な回転軸2に装着した金属からな
る円板状の回転盤で、回転盤1の両側には、同様
に金属からなる円板状の2枚の固定盤(図示せ
ず)が対向配置されている。回転盤1の両盤面1
aにおける外周付近には、金属からなる円柱状の
多数の内周ピン3が回転軸2を中心とする同心円
上に植設されている。内周ピン3は、鉱石等を粉
砕する粉砕媒体となるもので、回転方向側、すな
わち衝撃を受ける側(第2図a,bにおける上
側)に平坦な切欠部3aが形成されている。各内
周ピン3には、アルミナ(Al2O3)、タングステ
ンカーバイド(WC)、炭化ケイ素(SiC)、窒化
ケイ素(Si3N4)等の耐摩耗性のセラミツクスか
らなる筒状の内周ピンライナー4が遊嵌され、か
つ熱硬化型シリコーンゴム系接着剤等のように硬
化後においてゴム状弾性を有する接着剤5によつ
て接着されている。各内周ピンライナー4は、内
周ピン3に対する回転を規則するため、内周ピン
3と相似形をなす円筒状に設けられ、内周ピン3
の切欠部3aと対応する位置に切欠部4aが形成
されている。そして、各内周ピンライナー4の切
欠部4a側の盤面1aには、内周ピンライナー4
の基部を保護するため、耐摩耗性のセラミツクス
からなる矩形板状の基部ライナー6が、切欠部4
aに近接して接着されている。
る円板状の回転盤で、回転盤1の両側には、同様
に金属からなる円板状の2枚の固定盤(図示せ
ず)が対向配置されている。回転盤1の両盤面1
aにおける外周付近には、金属からなる円柱状の
多数の内周ピン3が回転軸2を中心とする同心円
上に植設されている。内周ピン3は、鉱石等を粉
砕する粉砕媒体となるもので、回転方向側、すな
わち衝撃を受ける側(第2図a,bにおける上
側)に平坦な切欠部3aが形成されている。各内
周ピン3には、アルミナ(Al2O3)、タングステ
ンカーバイド(WC)、炭化ケイ素(SiC)、窒化
ケイ素(Si3N4)等の耐摩耗性のセラミツクスか
らなる筒状の内周ピンライナー4が遊嵌され、か
つ熱硬化型シリコーンゴム系接着剤等のように硬
化後においてゴム状弾性を有する接着剤5によつ
て接着されている。各内周ピンライナー4は、内
周ピン3に対する回転を規則するため、内周ピン
3と相似形をなす円筒状に設けられ、内周ピン3
の切欠部3aと対応する位置に切欠部4aが形成
されている。そして、各内周ピンライナー4の切
欠部4a側の盤面1aには、内周ピンライナー4
の基部を保護するため、耐摩耗性のセラミツクス
からなる矩形板状の基部ライナー6が、切欠部4
aに近接して接着されている。
なお、内周ピンライナー4は、製作の簡便化あ
るいは内周ピン3との熱膨張係数の差異等に対処
するため、複数個連設して1本としてもよい。
るいは内周ピン3との熱膨張係数の差異等に対処
するため、複数個連設して1本としてもよい。
回転盤1の両盤面1aにおける外周には、矩形
状の多数の切欠部7が、相隣する内周ピン3の中
間に位置するようにして放射状に設けられてお
り、これらの切欠部7には、金属からなる横断面
矩形状の外周ピン8が、内周ピン3より外周側に
位置するようにし、回転軸2を中心とする同心円
上に盤面1aに対して垂直に植設されている。各
外周ピン8には、内周ピンライナー4と同様に耐
摩耗性のセラミツクスからなる角筒状の外周ピン
ライナー9が遊嵌れ、かつ硬化後においてゴム状
弾性を有する接着剤10によつて接着されてお
り、外周ピンライナー9の基部に直角に延設した
埋設部9aは、切欠部7に嵌合され、かつガスケ
ツト(図示せず)を介装したボルト等の固定具1
1によつて回転盤1に取付けられている。
状の多数の切欠部7が、相隣する内周ピン3の中
間に位置するようにして放射状に設けられてお
り、これらの切欠部7には、金属からなる横断面
矩形状の外周ピン8が、内周ピン3より外周側に
位置するようにし、回転軸2を中心とする同心円
上に盤面1aに対して垂直に植設されている。各
外周ピン8には、内周ピンライナー4と同様に耐
摩耗性のセラミツクスからなる角筒状の外周ピン
ライナー9が遊嵌れ、かつ硬化後においてゴム状
弾性を有する接着剤10によつて接着されてお
り、外周ピンライナー9の基部に直角に延設した
埋設部9aは、切欠部7に嵌合され、かつガスケ
ツト(図示せず)を介装したボルト等の固定具1
1によつて回転盤1に取付けられている。
なお、外周ピンライナー9も、内周ピンライナ
ー4と同様に複数個連設して1本としてもよい。
ー4と同様に複数個連設して1本としてもよい。
一方、回転盤1の両盤面1aには、それぞれの
盤面1aを保護するため、耐摩耗性のセラミツク
スからなる矩形板状の多数の盤面ライナー12
が、一部を盤面1aから突出して放射状に埋設さ
れている。また、回転盤1の外周面1bには、外
周面1bを保護するため、耐摩耗性のセラミツク
スからなるコの字状の多数の外周面ライナー13
が、一部を外周面1bから突出して埋設されてい
る。
盤面1aを保護するため、耐摩耗性のセラミツク
スからなる矩形板状の多数の盤面ライナー12
が、一部を盤面1aから突出して放射状に埋設さ
れている。また、回転盤1の外周面1bには、外
周面1bを保護するため、耐摩耗性のセラミツク
スからなるコの字状の多数の外周面ライナー13
が、一部を外周面1bから突出して埋設されてい
る。
なお、盤面ライナー12および外周面ライナー
13は、一部を盤面1aおよび外周面1bから突
出させることなく、それぞれの外面を盤面1aお
よび外周面1bに合わせてもよい。
13は、一部を盤面1aおよび外周面1bから突
出させることなく、それぞれの外面を盤面1aお
よび外周面1bに合わせてもよい。
他方、回転盤1の各盤面1aと相対する固定盤
の盤面には、多数の内周ピンおよび外周ピンが回
転盤1の内周ピン3および外周ピン8と接触する
ことのないように、回転軸2を中心として同心円
状に植設されており、各内、外周ピンには、耐摩
耗性のセラミツクスからなる円筒状または角筒状
のライナーが嵌着されている。また、内、外周ピ
ンを植設した固定盤の盤面には、回転盤と同様に
盤面ライナー等が装着されている。
の盤面には、多数の内周ピンおよび外周ピンが回
転盤1の内周ピン3および外周ピン8と接触する
ことのないように、回転軸2を中心として同心円
状に植設されており、各内、外周ピンには、耐摩
耗性のセラミツクスからなる円筒状または角筒状
のライナーが嵌着されている。また、内、外周ピ
ンを植設した固定盤の盤面には、回転盤と同様に
盤面ライナー等が装着されている。
なお、上述した実施例においては、回転盤1の
両側に固定盤を配置したピンミルについて述べた
が、回転盤1の一側に固定盤を対向配置したピン
ミルにも適用できる。
両側に固定盤を配置したピンミルについて述べた
が、回転盤1の一側に固定盤を対向配置したピン
ミルにも適用できる。
以上説明したように、本発明のピンミルによれ
ば、金属製のピンの外周、回転盤および固定盤の
盤面と外周面の所要箇所がそれぞれ特定の形状を
なす耐摩耗性のセラミツクスライナーによつて効
果的に覆われるので、粉砕物中に不純物が混入す
ることがないとともに、特に大きな衝撃を受ける
ピン用のライナーが弾性的に固定されるので、こ
れにかかる衝撃を吸収することができてその破損
を防止することができ、ひいては寿命を飛躍的に
高めることができる。
ば、金属製のピンの外周、回転盤および固定盤の
盤面と外周面の所要箇所がそれぞれ特定の形状を
なす耐摩耗性のセラミツクスライナーによつて効
果的に覆われるので、粉砕物中に不純物が混入す
ることがないとともに、特に大きな衝撃を受ける
ピン用のライナーが弾性的に固定されるので、こ
れにかかる衝撃を吸収することができてその破損
を防止することができ、ひいては寿命を飛躍的に
高めることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すピンミルの要
部斜視図、第2図aおよびbは内周ピンの正面図
および側面図、第3図aおよびbは、外周ピンの
正面図および側面図である。 1……回転盤、1a……盤面、1b……外周
面、2……回転軸、3……内周ピン、4……内周
ピンライナー、7……切欠部、8……外周ピン、
9……外周ピンライナー、12……盤面ライナ
ー、13……外周面ライナー。
部斜視図、第2図aおよびbは内周ピンの正面図
および側面図、第3図aおよびbは、外周ピンの
正面図および側面図である。 1……回転盤、1a……盤面、1b……外周
面、2……回転軸、3……内周ピン、4……内周
ピンライナー、7……切欠部、8……外周ピン、
9……外周ピンライナー、12……盤面ライナ
ー、13……外周面ライナー。
Claims (1)
- 1 対向配置した回転盤と固定盤の相対する盤面
に金属製の多数のピンを植設してなるピンミルに
おいて、前記各ピンに耐摩耗性のセラミツクスか
らなる筒状のライナーをゴム状弾性を有する接着
剤で嵌着固定し、該回転盤および該固定盤の盤面
に耐摩耗性のセラミツクスからなる矩形板状の多
数の盤面ライナーを放射状に埋設し、該回転盤お
よび該固定盤の外周面に耐摩耗性のセラミツクス
からなるコの字状の多数の外周面ライナーを一部
が該外周面から突出するように埋設した構成とし
たことを特徴とするピンミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7614585A JPS61234955A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | ピンミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7614585A JPS61234955A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | ピンミル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61234955A JPS61234955A (ja) | 1986-10-20 |
JPH0550348B2 true JPH0550348B2 (ja) | 1993-07-28 |
Family
ID=13596831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7614585A Granted JPS61234955A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | ピンミル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61234955A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0444182Y2 (ja) * | 1986-12-25 | 1992-10-19 | ||
CN1162872C (zh) | 1999-12-27 | 2004-08-18 | 住友特殊金属株式会社 | 铁基磁性材料合金粉末的制造方法 |
JP4994160B2 (ja) * | 2007-08-29 | 2012-08-08 | 京セラ株式会社 | 粉砕機用セラミック部材およびこれを用いた粉砕機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143839A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-30 | 東芝セラミツクス株式会社 | ケ−ジ型ミル |
JPS61129046A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-17 | 関西砂利株式会社 | ピンミル |
JPH079677U (ja) * | 1993-07-21 | 1995-02-10 | 株式会社東海理化電機製作所 | 自動車用スイッチボディの取付装置 |
-
1985
- 1985-04-10 JP JP7614585A patent/JPS61234955A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143839A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-30 | 東芝セラミツクス株式会社 | ケ−ジ型ミル |
JPS61129046A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-17 | 関西砂利株式会社 | ピンミル |
JPH079677U (ja) * | 1993-07-21 | 1995-02-10 | 株式会社東海理化電機製作所 | 自動車用スイッチボディの取付装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61234955A (ja) | 1986-10-20 |
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