JPH0796746B2 - ポリアミド繊維不織布の製造方法 - Google Patents

ポリアミド繊維不織布の製造方法

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は良好な目付均一性と極めて柔軟性に優れた風合
を有するメルトブローン法によるポリアミド繊維不織布
の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 熱可塑性樹脂を溶融紡糸し、これを高速の気体によつて
繊維流とした後、シート状に捕集して不織布を製造する
方法は、特開昭49−10258号公報、特開昭49−48921号公
報、特開昭50−121570号公報等でメルトブローン法と称
して種々提案されている。
また、繊維形成性ポリアミドをメルトブローン法で不織
布とする方法についても特公昭60−22100号公報や特公
昭60−56825号公報、特開昭50−121570号公報、特開昭5
5−90663号公報、特開昭50−46972号公報および特開昭5
4−134177号公報等で提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のポリアミドのメルトブローン不織布の製造におい
ては、より高い機械的物性を得るため、通常の溶融紡糸
法において一般に使用されると同じレベルの分子量約10
000以上すなわち相対粘度約2.3以上のポリアミドが原料
として用いられている。
しかし従来の通常溶融紡糸に用いられるポリアミドを用
いた場合、紡糸孔から溶融紡出されたポリマーを隣設し
て設置された、気体吐出孔から噴出する高温高速の気体
によつて極細繊維流とした後、シート状に捕集するメル
トブローン法の不織布製造においては、目付均一性と柔
軟性に富んだ風合を有する不織布を長時間に渉つて安定
に継続生産する事は不可能である。
すなわち、メルトブローン時間が極短時間の範囲であつ
たり、メルトブローン装置のダイ巾が1mにも充たない狭
巾の場合は全く不可能ではないものの、メルトブローン
時間が長時間になると紡糸口金部周辺に着色した付着物
が集積し、これが原因で不良な糸切れを多く発生する。
そのため安定なメルトブローンを継続する事が出来なく
なると同時に捕集された不織布中に糸切れによる未延伸
太繊度繊維や大きな玉状ポリマー粒が多量に混入して、
均一性に乏しく、不織布表面を手で触るとザラザラとし
た感触を示し風合も硬く実用価値のないものになつてし
まう。特にメルトブローン装置のダイ巾が1mを越える広
幅の場合にこの傾向が顕著で安定にメルトブローンでき
る時間が極端に短くなる。
また、メルトブローン時に減成剤等を併用して熱減成を
行なうとダイの幅方向で局所的な熱減成斑を生じやす
く、紡糸調子のコントロールが難しくなるという問題を
生ずる。
本発明はポリアミドのメルトブローン不織布の製造にお
いて広巾の不織布でも良好な目付均一性と極めて柔軟性
に優れたものが、長時間安定に製造可能な方法を提供す
るにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、繊維形成性ポリアミドをメルトブローン法に
より紡出し、紡出された繊維を捕集して不織布とする方
法において、該ポリアミドとして相対粘度が1.6〜2.2で
あるポリアミド樹脂を用い、かつ紡糸口金部における該
ポリアミドの溶融粘度を20〜250ポイズとし、紡出する
ことを特徴とするポリアミド繊維不織布の製造方法であ
る。
また、本発明は繊維形成性ポリアミドをメルトブローン
法により紡出し、紡出された繊維を捕集して不織布とす
る方法において、該ポリアミドとして相対粘度が1.6〜
2.2であり、水分率が0.15%以下であるポリアミド樹脂
を用い、紡糸温度270〜320℃で、紡糸口金部における溶
融粘度を20〜250ポイズとし、紡出することを特徴とす
るポリアミド繊維不織布の製造方法である。
本発明のメルトブローン法で目付均一性の良好な不織布
製造に適したポリアミドは特定物性範囲にあるポリアミ
ドを使用することである。
すなわちポリアミドの相対粘度は1.6〜2.2の範囲でなけ
ればならない。相対粘度が1.6未満である場合にはポリ
アミドの重合度が小さくなりすぎ、繊維形成性が著しく
低下してしまい、メルトブローン法であつても繊維状に
する事が非常に困難になり、微細なポリマー粒が形成さ
れるか、繊維状を呈してもその長さが極めて短く、不織
布を形成する事は不可能になつてしまう。
一方、ポリアミドの相対粘度が2.2を越えて大きくなる
と、重合度が高くなりそれに応じて溶融粘度も大きくな
る。そのためメルトブローンに適した溶融粘度にまでそ
れを下げるためには紡糸温度を通常溶融紡糸の場合に比
べて著しく高く例えばナイロン6でも330℃以上にする
必要がある。この様な条件ではナイロン6が熱分解や発
泡を急激に生じるため、ポリマーが着色してメルトブロ
ーンして得られる不織布も着色してしまい商品価値のな
いものになつてしまつたり、メルトブローン調子が著し
く不調になる。
従つて、メルトブローン法で用いるポリアミドの相対粘
度は1.6〜2.2の範囲でなければならず、好ましくは1.8
〜2.1の範囲である。
次に本発明において重要な点としてはメルトブローン
時、紡糸口金部におけるポリアミドの溶融粘度を20ポイ
ズ以上250ポイズ以下にする事である。すなわち、紡糸
口金部のポリアミドの溶融粘度つまりメルトブローン時
のポリアミドの溶融粘度はメルトブローン調子に非常に
大きな影響をもつている。紡糸口金部における溶融粘度
が20ポイズ未満の場合、ポリマーのメルトテンシヨンが
小さくなり過ぎ繊維形成性が低下してポリマー流の切断
が非常に多くなり、形成される繊維の長さは短くなる。
その結果繊維相互の絡み合いが少なくなり、かつ繊維強
力も小さくなるため、正常に捕集されずに、空中へ綿状
で飛散する“風綿”とか“フライ”と呼れるものが多く
発生して安定なメルトブローンを継続して実施する事が
事実上不可能になる。又、得られるメルトブローン不織
布も筋状や紐状の繊維束が多量に混入して目付均一性や
外観の不良なものとなつてしまう。
一方、紡糸口金部のポリアミドの溶融粘度が250ポイズ
を越えて大きくなると先づ第1にメルトブローンによる
細化が進みにくくなる。すなわち細化を進めるため必要
な高温高速の気体流量をより多く又その温度をより高く
する必要がありエネルギー消費的に不利になる。さら
に、致命的な問題としてメルトブローンを実施していて
その時間が長くなると紡糸口金部周辺に着色した付着物
が集積する。この集積物は経時的に多くなり遂には吐出
ポリマー流に接触する。その場合には紡糸口金面で不良
な糸切れが発生する。一般にメルトブローンでは、形成
される繊維は完全な連続ではなく、有限な長さをもつ不
連続な繊維と推定されるが、これは、メルトブローンに
おいては、細化完了後にはポリマー流が、その高速の変
形に追従しきれずに、規則的、安定に切断するものであ
る。
前述の如く生じる不良な糸切れはこれとは全く異質なも
のであり、細化前に切れるため未延伸である事はもちろ
ん極めて太いもので不織布中に混入するとその品位を著
しく損ねるものである。この付着物の発生の正確な理由
は分らないが、溶融粘度が高過ぎるメルトブローンで
は、高温高速の気体によるポリマー流の細化が不規則に
なる要素が増大して、切断も不規則に生じてその一部分
が正常なブローン方向以外へも飛散するため紡糸口金周
辺へ付着するものと推定される。
因みにこの付着物を採取して、分析するとポリアミドの
モノマーやオリゴマーといつたものはほとんど検出され
ず、紡出しているポリアミドそのものであり、ある程
度、上記推定を裏付けている。
以上の理由からメルトブローン法でポリアミド繊維不織
布を製造する際においては、紡糸口金部の溶融粘度は、
20〜250ポイズにしなければならない。より好ましい範
囲は、30〜200ポイズ、更により好ましい範囲は、50〜1
60ポイズである。
本発明に用いる繊維形成性ポリアミドはその水分率を0.
15%以下好ましくは0.1%以下にすることが実用的であ
る。用いるチツプの水分率をこの範囲とし、さらに紡糸
温度を270℃以上320℃以下より好ましくは280℃以上310
℃以下とすることにより熱減成が実質的に起こらないた
めに発泡や着色等の悪影響を避けることが容易であり、
かつ均一な不織布を製造することができる。
本発明にいうポリアミドとは、たとえばナイロン6、ナ
イロン6,6、ナイロン7、ナイロン11、ナイロン12、ナ
イロン6,10、ポリヘキサメチレンイソフタルアミド、ポ
リヘキサメチレンテレフタルアミド、ポリパラキシレン
ドデカンアミドあるいは、これらの共重合体等繊維形成
性のある任意のポリアミドを含み、さらに熱安定剤、光
安定剤、顔料あるいは顔料をあらかじめ熱可塑性重合体
に分散させたマスターバツチあるいは紡糸性を改良した
り、繊維の膠着性を紡糸するための添加剤、例えば、酸
化チタン等、公知の添加剤を含むものを包含する。また
本発明の方法で製造されるメルトブローン不織布は該不
織布を構成する繊維直径が5ミクロン以下であることが
好ましい。さらに、本発明の方法で製造されるメルトブ
ローン不織布の目付は指向する用途によつて決められる
が一般に5〜200g/m2の範囲である。例えば接着芯地用
に用いる時には低目付をサージカルガウン、ドレープ、
殺菌ラツプ、衣料用中綿等に用いるときは中目付、農業
用、土木用、工業用に用いるときは中目付ないしは高目
付とする。
本発明の不織布を用いた産業上の利用例として以下のも
のを挙げることが出来る。
・建築資材 アスフアルトルーフイング基布あるいは塗
膜防水層補強布などの防水材、結露防止シート、ハウス
ラツプ基布、保温用ガラスウール表皮材、吸着シート、
保温シート ・農業資材 遮光用シート、育苗用シート、吸排水シー
ト、防根シート、防草シート ・生活資材 風呂敷、手提袋、使い捨てカイロ袋、カー
テン、障子紙、家具、椅子の裏張り、防虫シート、タフ
トカーペツトの基布、作業衣、デイスポーザブルの簡易
衣料、保温中綿、中綿の吹き出し防止シート、キルテイ
ングシート、ワイピングクロス、レザーの基布、靴の内
装材、テイーパツク、芯地 ・工業資材 エアフイルター、オイルフイルター、電線
押え巻テープ、包装材、絶縁用テープ、電池セパレータ
ー、FRP基布、車輌資材(カーマツト、カーシート等) ・医療・衛生資材 紙おむつ、メデイカルガウン、手術
用覆布、パツプ剤の基布、ナプキン [実施例] 次に本発明の実施態様を具体的な実施例で説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。な
お、本発明のポリアミドの相対粘度は98%H2SO4を溶媒
にポリアミドを1g/100cc溶解した溶液について、毛細管
粘度計を用いて温度25℃で測定した溶媒及び溶媒の流下
時間より次式で求めた。
相対粘度=t/t0 ただしtは溶液の流下時間(秒) t0は溶媒の流下時間(秒) 本発明の紡糸口金部における溶媒粘度は紡糸口金部にお
ける圧力、吐出孔径、吐出量より算出した。
本発明の方法で得られるメルトブローン不織布を構成す
る繊維の平均直径は、メルトブローン不織布を走査電子
顕微鏡で1000倍に拡大した写真にとり、その100本の直
径を測定し、その数平均により求めた。
[実施例1] 水分率を0.02%とした相対粘度2.01のナイロン−6を押
出機によつて溶融押出し、直径0.25mmの吐出孔を0.75mm
間隔で一列に配列した紡糸口金部とその両側に巾0.25mm
の気体噴出用スリツトを巾2000mmに渉つて備えたメルト
ブローン用ダイを設置したメルトブローン装置で紡糸温
度を300℃、紡糸口金部における溶融粘度150ポイズ、噴
射用気体(空気)温度300℃、空気圧力2.5kg/cm2、単孔
当りのポリマー吐出量0.25g/分の条件で紡出した極細繊
維流をダイ下25cmの位置で捕集して、平均目付10g/m2
ナイロン6のメルトブローン極細繊維不織布を得た。
(平均繊維径は約2.1ミクロンであつた。) メルトブローンは連続で9日間行なつたが、その間紡糸
口金周辺に付着物の集積や不良な糸切れ等のトラブル発
生なく工程調子は良好であつた。得られた不織布は低目
付においてもその均斉度良好でその風合も手で触つた感
触もザラツキ感は全くなくポリアミド極細繊維特有の柔
軟性に優れたものであつた。
[比較例1] 実施例1においてナイロン6の相対粘度を2.43とする以
外全て同一の条件でメルトブローンを実施した。
この時、紡糸口金部のポリマーの溶融粘度は410ポイズ
となつたが、この場合メルトブローン開始から5時間ご
ろから紡糸口金部周辺全体に渉つて、茶褐色に着色した
付着物が発生しだした。これは時間の経過とともに量が
増え遂には、吐出ポリマーに接触して、紡糸口金部で、
不良な糸切れを生じてしまい、メルトブローンを中断せ
ざるを得なくなつた。口金部を掃除して付着を除去する
と、メルトブローンを再開する事は可能となるが、再び
4〜5時間経過すると前記と同じ現象が生じてしまい、
安定なメルトブローンの操業運転は実施不可であつた。
[比較例2] 比較例1において、紡糸温度を340℃とした以外は同一
の条件でメルトブローンを実施した。
この時、紡糸口金部のポリマーの溶融粘度は160ポイズ
となつた。この場合メルトブローンではその経過時間が
長くなつても紡糸口金部周辺への付着物の発生は認めら
れないものの、ポリマー流が茶色に着色しだして不織布
も薄茶色に着色を示した。この着色は不織布の巾方向、
長さ方向で斑状を呈して全く商品価値のないものになつ
てしまつた。尚この不織布の平均繊維径は約2.2ミクロ
ンであり、繊維を構成するポリマーの相対粘度は2.1で
あつた。
[比較例3] 実施例1において、相対粘度1.51のナイロン6を用いる
以外は全く同一の条件でメルトブローンを行なつた。
この時、紡糸口金部のポリマーの溶融粘度は8ポイズと
なつた。この場合には、メルトブローンされた極細繊維
流が正常にシート状で捕集されるより、空中へ飛散して
いわゆる“風綿”とか“フライ”と呼ばれるものの方が
多く不織布の収率は極めて小さく又、装置周辺が飛散す
る“風綿”で覆われてしまつて操業不可となつてしま
う。さらに捕集された不織布は強度が小さく捲取る事が
出来ず実用に供せるものとはならなかつた。尚この不織
布の平均繊維径は約1.5ミクロンであつた。
[比較例4] 比較例3において紡糸温度を260℃とした以外は同一の
条件でメルトブローンを行なつた。
この時紡糸口金部のポリマーの溶融粘度110ポイズとな
つた。この場合にはメルトブローンは正常になされ、極
細繊維流はシート状に捕集されて不織布が形成された。
尚この不織布の平均繊維径は約1.9ミクロンであつた。
又メルトブローン運転時間が長時間になつても紡糸口金
周辺に付着物が集積する事もなかつた。
しかし得られた不織布は強度が小さく、実用に供せるも
のではなかつた。
[実施例2] 実施例1において水分率を0.02%とした相対粘度2.06の
ナイロン66を用い紡糸温度と噴射用気体(熱風)温度を
315℃にする以外は同一の条件でメルトブローンを実施
した。
この時紡糸口金部の溶融粘度は120ポイズであつた。こ
の場合、メルトブローンは連続で9日間行なつたが、紡
糸口金周辺への付着物の集積や不良な糸切れ等のトラブ
ルの発生はなく、工程調子は良好であつた。
得られた不織布は平均繊維径約2.1ミクロンであつて低
目付においても目付均斉度良好であり、その風合も手で
触つた感触もザラツキ感が全くなくポリアミド極細繊維
特有の優れた柔軟性を有するものであつた。
[発明の効果] 本発明の方法によつて得られた、ポリアミド繊維不織布
は低目付でも良好な目付均斉度をもつため、低目付でも
接着芯地用に用いた場合、接着用樹脂の裏抜け防止効果
が良好で、柔軟性に優れた、理想的な接着芯地となる。
スパンポンド不織布等と一体化して使用する、メデイカ
ル用ガウン、ドレープ殺菌ラツプ用においても、良好な
目付均一性と緻密な不織布構造からバクテリア等の通過
を防止するが通気性や透湿性は失なわれずさらに柔軟風
合が発揮されてこれら用途で非常に有用な不織布であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維形成性ポリアミドをメルトブローン法
    により紡出し、紡出された繊維を捕集して不織布とする
    方法において、該ポリアミドとして相対粘度が1.6〜2.2
    であるポリアミド樹脂を用い、かつ紡糸口金部における
    該ポリアミドの溶融粘度を20〜250ポイズとし、紡出す
    ることを特徴とするポリアミド繊維不織布の製造方法。
  2. 【請求項2】繊維形成性ポリアミドをメルトブローン法
    により紡出し、紡出された繊維を捕集して不織布とする
    方法において、該ポリアミドとして相対粘度が1.6〜2.2
    であり、水分率が0.15%以下であるポリアミド樹脂を用
    い、紡糸温度270〜320℃で、紡糸口金部における溶融粘
    度を20〜250ポイズとし、紡出することを特徴とするポ
    リアミド繊維不織布の製造方法。
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