JPH0796568B2 - ポリマーの溶液から溶媒を除去する方法 - Google Patents

ポリマーの溶液から溶媒を除去する方法

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JPH0796568B2
JPH0796568B2 JP63059544A JP5954488A JPH0796568B2 JP H0796568 B2 JPH0796568 B2 JP H0796568B2 JP 63059544 A JP63059544 A JP 63059544A JP 5954488 A JP5954488 A JP 5954488A JP H0796568 B2 JPH0796568 B2 JP H0796568B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリマーの溶液から溶媒を除去する方法に関す
る。特に、本発明は少なくとも20重量%のポリマー含有
率を持った弾性ポリマー(elastomeric polymers)の溶
液から溶媒を除去する方法に関する。
一般に、ポリマーの溶液から溶媒を除去しそしてポリマ
ー粒状物を得るためのポリマーの溶液の処理は2つの段
階より成る。第1段階では、溶媒の大部分を除去して比
較的粘稠な溶液を得、この溶液を脱ガス装置に導入す
る。この脱ガス装置は、1つ又は2つのエンドレススク
リューと、蒸発した溶媒が逃げられるようにスクリュー
の周囲に配列されたいくつかの開口を備えている。
第1段階は反応器で又はスクリューにおいて端部で同等
に行うことができる。両方の場合に、生じる問題は、2
つの段階で使用されるシステム間の流れの制御と関連し
ているのみならず、特に弾性ポリマーの高度に粘稠な溶
液が処理される場合に、2つのシステム間のポリマー溶
液の移送とも関連している。
2段階システムでは、スクリュー内につくられた多くの
デッドゾーン及び押出装置中のポリマーの長い滞留時間
のことを考えると、形成されるポリマーの貧弱な熱安定
性も観察される。
更にゴム型の弾性ポリマーの溶液は慣用の装置で水の下
での粒状化により処理される場合には、ゴムの架橋がダ
イの部分で観察される。これはこの型の粒状化において
ダイの上流に生じた圧力降下から生じる高温による。
残留揮発成分の含有率をできる限り低くするように弾性
ポリマーのこれらの溶液を処理することに対する要求が
ある。しかしながら、普通の2段階法では、第2段階で
使用されるスクリューの小さな寸法のことを考えると、
これは約0.5重量%の残留含有率に制限する結果をもた
らす。
故に、1段階でゴム又は非ゴムの性質の弾性ポリマーの
溶液から溶媒を除去しそして0.1重量%以下の残留揮発
成分の含有率が得られるまでこれを行うことは望ましい
と思われる。
本発明では、“弾性ポリマー”という用語は、その少な
くとも15重量%がエラストマーから成り、残りが熱可塑
性樹脂から成るポリマーを意味する。
本発明の課題は、エラストマー少なくとも20%を含有す
る弾性ポリマーの溶液から溶媒を除去しそして上記の欠
点を回避することを可能とする新規な1段階法である。
本発明の他の課題は、0.1重量%以下の残留揮発成分の
含有率が得られるまで弾性ポリマーの溶液から溶媒を除
去するための新規な1段階法である。
少なくとも20%の弾性ポリマーを含有する弾性ポリマー
の溶液から溶媒を1段階で除去するための本発明の方法
は、下記の段階、 溶媒の沸騰圧力より高い制御された圧力下に150℃乃至2
00℃の温度に前以て加熱された弾性ポリマーの溶液をエ
ンドレススクリューに供給するホッパーに導入し、 供給ゾーンで除圧(depressurization)を生じさせ、 弾性ポリマーの溶液を前進させながら、供給ホッパの後
方に位置した排気ゾーンを介して、このようにして生じ
た除圧により溶媒の80%乃至95%を除去し、 ポリマー溶液を150℃乃至200℃の温度に再加熱し、 供給ホッパーの前方に配置された排気ゾーンで溶媒の残
りを除去し、 場合により、ポリマーの0.5重量%乃至2重量%の量の
水をいくつかの排気ゾーン間に注入して、溶媒の除去を
促進し、 溶媒を含まない弾性ポリマードウ(polymer dough)を
ダイに導入し、 ダイの直ぐ後に配置されたグラニュレーターでポリマー
を切断すること、を含んで成ることを特徴とする。
本発明の方法は、エンドレススクリューに供給するホッ
パーに弾性ポリマーの溶液を導入することにより実施さ
れる。
本発明により処理される弾性ポリマーはゴムの性質又は
熱可塑性の性質であることができる。このために、ブタ
ジエン及びイソプレンポリマー又は大抵の場合にビニル
芳香族モノマーと共役ジエンから成るコポリマー、例え
ば共役ジエンモノマーの割合が少なくとも15重量%であ
るブタジエンとスチレン又はイソプレンとスチレンのコ
ポリマーを処理することが可能である。本発明の方法を
熱可塑性の性質の弾性ポリマーに適用する場合には、こ
れらは大抵の場合、高いスチレン含有率を持ったスチレ
ンと共役ジエンとのブロックコポリマーである。本発明
の方法は、共役ジエン部分が部分的に又は完全に水素化
されているビニル芳香族/共役ジエンブロックコポリマ
ー型の弾性ポリマーにも適用されることは理解される。
これらのポリマーは、対応する出発モノマーを溶液中で
重合することによって製造される。ポリマー又はコポリ
マーは、重合溶媒、大抵の場合パラフィン系、シクロパ
ラフィン系又は芳香族炭化水素中の溶液の形態にある。
特に好適な溶媒の例として、シクロヘキサン、ペンタ
ン、ヘキサン、シクロペンタン、イソオクタン、ベンゼ
ン、トルエン又はシクロヘキサンとヘキサンの混合物を
挙げることができる。溶液中のポリマー含有率は一般に
20乃至60重量%である。
本出願人は、残留溶媒含有率が0.1%に等しいか又は0.1
%より低くなるまで溶媒の除去を行うことが可能であ
り、これが1段階でポリマー溶液を処理することによっ
てなされることを見出だした。
本出願人は、溶媒の大部分、即ち、溶媒の80乃至95%
を、供給ホッパーの後方に配置したベントを介して除去
することが必要であることも見出だした。
このような方法によれば、ポリマードウはエンドレスス
クリューによって自由に移動し続けるのみならず、溶媒
は、スクリューの後方に向けての進行がなんら妨害され
ないので、容易に除去されることが意外にも見出だされ
た。
この後部排気は、溶液を150−200℃に予熱しそしてエン
ドレススクリューの供給ゾーンでの除圧を生じさせるこ
とによって生じる。この除圧はエンドレススクリューに
供給するラインに配置した制御弁によって調節される。
この溶媒の除去は、ポリマー溶液の温度を相当減少させ
るという効果を有する。
本出願人は、その後の排気ゾーンで溶媒の良好な除去効
率を得るために、スクリューバレルを180℃乃至250℃の
温度に加熱するか又はスクリューに剪断力を導入する部
品を設けること又は種々の手段を組み合わせることによ
って熱入力を発生させて、ポリマー溶液を150℃乃至200
℃の温度に再び加熱することが必要であることを見出だ
した。
ポリマー溶液を十分な温度に再加熱しない場合には、0.
1%のオーダーの残留物含有率のレベルは達成できない
ことが見出だされた。
残留溶媒は、スクリュー内でのポリマードウの前進運動
と共にいくつかの排気ゾーンによって段階的に漸次除去
される。
これらのゾーンは一般に大気圧より低いか又は大気圧に
等しい圧力下にある。真空はスクリュー内でのポリマー
溶液の進行と共に増加し、大気圧からスクリュー端部で
の約5ミリバールに変わる。これらの脱ガスゾーンの数
は、除去されうべき溶媒の量の関数として、一般に3乃
至5である。
溶媒の除去を促進するために、脱ガスゾーンの各々の間
に水供給装置を設けることができる。一般に、ポリマー
ドウに導入される水の量は、ポリマーを基準として0.5
乃至2重量%である。
丁度前記した如く、脱ガスゾーンは異なった圧力にあ
り、そして吸引現象を回避するために、普通は脱ガスゾ
ーン間でスクリューにシーリング部材が導入される。こ
れらは一般に左回りにねじ部品から成る。この型の部品
は水が導入される場所の後にも配置される。その理由
は、緊密な混合を生じることも可能とするからである。
本出願人は、意外にも粒状化条件が非常に重要であるこ
とも見出だした。故に、通常の水中グラニュレータ(un
derwater granulators)においては、圧力降下が余りに
も高くそしてポリマーの架橋が観察され、これは非常に
厄介である。
本出願人は、エンドレススクリューの直ぐ下流にダイを
設置することができるタイプのグラニュレータを使用す
ることによって、デッドゾーンを減少させそして生成物
の温度がポリマーの架橋温度以下に限定されるように圧
力降下を減少させることが可能であることを見出だし
た。水の下にポリマーを切断することも不必要であり、
これは本発明の方法の疑う余地のない利点を表す。
本出願人は、良好なデボラティリゼーション(devolati
lization)が得られるためには、スクリューを100乃至3
00RPMの速度で操作しなければならないことも見出だし
た。一般に、この速度は150乃至250RPMである。
本発明の方法に従えば、何等のスクリューのロッキング
又はブロッキング問題も生じることなく、弾性ポリマー
の溶液から1段階で大量の溶媒が成功裏に除去される。
本発明は特に弾性ポリマーの溶液の処理に関するもので
あるが、溶媒中の溶液の形態にあるいかなるタイプのポ
リマーにも適用できることが理解される。
しかしながら、少なくとも20%のポリマーを含有するポ
リマー溶液から溶媒を除去ための押出機を示す添付図面
の助けをかりて、本発明の方法を説明する。
ポリマー溶液は2軸エンドレススクリュー(14)を備え
た押出機(12)の供給ホッパ(10)に導入される。
押出機内の圧力及び供給速度は制御弁(16)によって制
御される。
押出機は後方排気ゾーン(18)を備え、この後方排気ゾ
ーン(18)を通って溶媒の大部分が除去される。ポリマ
ードウはエンドレススクリュー(14)によって前方に駆
動される。溶媒の残りを除去するために、多数の排気ゾ
ーン(20)が押出機(12)に配列されている。この排気
ゾーン間には、溶媒の除去を促進するための流体、一般
に水を導入するための手段(22)が設けられている。
このようにしてその溶媒を含んでいないポリマードウ
は、ダイ(24)を通過しそしてグラニュレータ(26)に
よってグラニュールに切断される。
本発明を更に解明するために、下記の実施例を示すが、
これは本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1 ブタジエンとスチレンの溶液重合を行った後、スチレン
40%を含有する星形(star−shaped)スチレン−ブタジ
エンコポリマー38%を含有するシクロヘキサン溶液を回
収する。
この溶液を、2軸スクリュー押出機(WP型ZSK−57)の
供給ホッパに75kg/時間の速度で170℃の温度で導入す
る。圧力は、供給ラインに配置した弁によって調節す
る。この押出機は、供給ホッパの後方に位置した排気ゾ
ーンとこのホッパの前方に位置した3つのゾーンとを有
する。ダイとグラニュレータは、エンドレススクリュー
の直ぐ下流に配列された。
下記の操作条件を使用した。
排気ゾーンの真空 後方ゾーン 800ミリバール 第1前方ゾーン 800ミリバール 第2前方ゾーン 80ミリバール 第3前方ゾーン 10ミリバール 回転の速度 230RPM 水の注入は、最後の2つの排気ゾーンの前で、ポリマー
の重量を基準として1%の割合で行った。
溶媒を、後方ゾーンで92%、第1及び第2前方ゾーンで
3%、最終ゾーンで2%の割合で回収した。揮発物質の
最終含有率は0.1重量%であった。
粒状化の前の圧力は15バールであり、粒状化の前の温度
は195℃であった。
ポリマーは、水中切断(underwater cutting)を用いる
必要なく完全に粒状化された。
実施例2 ブタジエンとスチレンの溶液重合を行った後、スチレン
75%を含有するスチレン−ブタジエンブロックコポリマ
ー38%を含有するシクロヘキサン溶液を回収する。
この溶液を、2軸スクリュー押出機(WP型ZSK−57)の
供給ホッパに80kg/時間の速度で165℃の温度で導入す
る。圧力は、供給ラインに配置した弁によって調節す
る。この押出機は、供給ホッパの後方に位置した排気ゾ
ーンとこのホッパの前方に位置した3つのゾーンとを有
する。ダイとグラニュレータは、エンドレススクリュー
の直ぐ下流に配列された。
下記の操作条件を使用した。
排気ゾーンの真空 後方ゾーン 800ミリバール 第1前方ゾーン 800ミリバール 第2前方ゾーン 80ミリバール 第3前方ゾーン 7ミリバール 回転の速度 270RPM 水の注入は、最後の2つの排気ゾーンの前で、ポリマー
の重量を基準として水1%の割合で行った。
溶媒を、後方ゾーンで89%、第1及び第2前方ゾーンで
3%及び6%、最終ゾーンで2%の割合で回収した。揮
発物質の最終含有率は0.1重量%であった。
粒状化の前の圧力は15バールであり、粒状化の前の温度
は192℃であった。
ポリマーは、水中切断を用いる必要なく完全に粒状化さ
れた。
実施例3 イソプレンとスチレンの溶液重合を行った後、スチレン
15%を含有するスチレン−イソプレンブロックコポリマ
ー38%を含有するシクロヘキサン溶液を回収する。
この溶液を、2軸スクリュー押出機(WP型ZSK−57)の
供給ホッパに50kg/時間の速度で160℃の温度で導入す
る。圧力は、供給ラインに配置した弁によって調節す
る。この押出機は、供給ホッパの後方に位置した排気ゾ
ーンとこのホッパの前方に位置した3つのゾーンとを有
する。ダイとグラニュレータは、エンドレススクリュー
の直ぐ下流に配列された。
下記の操作条件を使用した。
排気ゾーンの真空 後方ゾーン 800ミリバール 第1前方ゾーン 600ミリバール 第2前方ゾーン 60ミリバール 第3前方ゾーン 9ミリバール 回転の速度 220RPM 水の注入は、最後の2つの排気ゾーンの前で、ポリマー
の重量を基準として水1%の割合で行った。
溶媒を、後方ゾーンで89%、第1及び第2前方ゾーンで
4%及び6%、最終ゾーンで1%の割合で回収した。揮
発物質の最終含有率は0.1重量%であった。
粒状化の前の圧力は8バールであり、粒状化の前の温度
は180℃であった。
ポリマーは、水中切断を用いる必要なく完全に粒状化さ
れた。
本発明の実施の態様を記載すれば下記のとおりである。
1.少なくとも20%の弾性ポリマーを含有する弾性ポリマ
ーの溶液から溶媒を1段階で除去するための方法であっ
て、下記の段階、 前記溶媒の沸騰圧力より高い制御された圧力下に150℃
乃至200℃の温度に前以て加熱された弾性ポリマーの溶
液をエンドレススクリューに供給するホッパーに導入
し、 供給ゾーンで除圧を生じさせ、 弾性ポリマーの溶液を前進させながら、供給ホッパーの
後方に位置した排気ゾーンを介して、このようにして生
じた除圧により溶媒の80%乃至95%を除去し、 ポリマー溶液を150℃乃至200℃の温度に再加熱し、 供給ホッパーの前方に配置された排気ゾーンで溶媒の残
りを除去し、 場合により、ポリマーの0.5重量%乃至2重量%の量の
水を種々の排気ゾーン間に注入して、溶媒の除去を促進
し、 溶媒を含まない弾性ポリマードウをダイに導入し、 ダイの直ぐ後に配置されたグラニュレーターでポリマー
を切断すること、を含んで成ることを特徴とする方法。
2.ブタジエン及びイソプレンホモポリマー、共役ジエン
部分が水素化されているビニル芳香族と共役ジエンのコ
ポリマー又は特にスチレン−ブタジエン及びスチレン−
イソプレンブロックコポリマーから選ばれた弾性ポリマ
ーの溶液から溶媒を除去することを特徴とする上記1の
方法。
3.その溶媒の80乃至95%を失ったポリマーの溶液を、18
0℃乃至250℃の温度にスクリューバレルを加熱すること
及び/又はスクリューに剪断力を生じさせる部品を導入
することによって再加熱することを特徴とする上記1又
は2の方法。
4.スクリュー内の絶対圧力を、スクリュー内でのポリマ
ー溶液の進行と共に段階的に大気圧から5ミリバールに
減少させることを特徴とする上記1乃至3のいずれかに
記載の方法。
5.スクリューが3乃至5の脱ガスゾーンを含むことを特
徴とする上記1乃至4のいずれかに記載の方法。
6.スクリューを100乃至300RPM、好ましくは150乃至250R
PMの回転速度で回転させることを特徴とする上記1乃至
4のいずれかに記載の方法。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の方法を実施するための押出機の例
を示す。 図において、10…供給ホッパ、12…押出機、14…2軸エ
ンドレススクリュー、16…制御弁、18…後方排気ゾー
ン、20…前方排気ゾーン、22…流体を導入する手段、24
…ダイ、26…グラニュレータ、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも20%の弾性ポリマーを含有する
    弾性ポリマーの溶液から溶媒を1段階で除去するための
    方法であって、下記の段階、 前記溶媒の沸騰圧力より高い制御された圧力下に150℃
    乃至200℃の温度に前以て加熱された弾性ポリマーの溶
    液をエンドレススクリューに供給するホッパーに導入
    し、 供給ゾーンで除圧を生じさせ、 弾性ポリマーの溶液を前進させながら、供給ホッパの後
    方に位置した排気ゾーンを介して、このようにして生じ
    た除圧により溶媒の80%乃至95%を除去し、 ポリマー溶液を150℃乃至200℃の温度に再加熱し、 供給ホッパーの前方に配置された排気ゾーンで溶媒の残
    りを除去し、 場合により、ポリマーの0.5重量%乃至2重量%の量の
    水をいくつかの排気ゾーン間に注入して、溶媒の除去を
    促進し、 溶媒を含まない弾性ポリマードウをダイに導入し、 ダイの直ぐ後に配置されたグラニュレーターでポリマー
    を切断すること、を含んで成ることを特徴とする方法。
JP63059544A 1987-03-16 1988-03-15 ポリマーの溶液から溶媒を除去する方法 Expired - Lifetime JPH0796568B2 (ja)

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