JPH0796436B2 - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア

Info

Publication number
JPH0796436B2
JPH0796436B2 JP3136218A JP13621891A JPH0796436B2 JP H0796436 B2 JPH0796436 B2 JP H0796436B2 JP 3136218 A JP3136218 A JP 3136218A JP 13621891 A JP13621891 A JP 13621891A JP H0796436 B2 JPH0796436 B2 JP H0796436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide frame
balustrade
fixture
longitudinal direction
balustrade panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3136218A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH069185A (ja
Inventor
忠一 斎藤
義昭 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Nissin Dental Products Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nissin Dental Products Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Nissin Dental Products Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3136218A priority Critical patent/JPH0796436B2/ja
Publication of JPH069185A publication Critical patent/JPH069185A/ja
Publication of JPH0796436B2 publication Critical patent/JPH0796436B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はエスカレーターや電動道
路等の乗客コンベアに係り、特に移動手すりを支持する
ガイドフレームの支持構造を改善した乗客コンベアに
する。 【0002】 【従来の技術】乗客コンベアの欄干構成として、例えば
特開昭60−178182号公報に記載のように、欄干パネルの
上縁部に固定具を間隔をおいて複数取付け、この固定具
にガイドフレームを固定して移動手すりを案内するよう
にしたものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来構造は、前記
固定具の欄干パネルへの取付け位置がずれると、前記ガ
イドフレームの前記固定具への取付け位置がずれてしま
うので、前記ガイドフレームの前記固定具への取付けが
不可能になる問題がある。そこで、据付現場において、
前記ガイドフレームの前記固定具への取付け位置を修正
しなければならず、多大な労力を費やしている。 【0004】本発明の目的は、ガイドフレームの取付け
が修正なしで行え、組立作業が楽な姿勢で行える乗客コ
ンベアを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、各
固定具に上面側に開口する係合溝を設けて欄干パネルの
長手方向にのみ移動可能に中間部材を係合し、また前記
係合溝は前記中間部材を前記欄干パネルの長手方向へ移
動することによって係合が行なわれるように形成されて
おり、かつこれら中間部材を介して長尺のガイドフレー
ムを前記固定具の上面側に取付けることにより達成さ
れる。 【0006】 【作用】上記構成によれば、ガイドフレームを直接固定
具に取付けるのではなく、長手方向に移動できる中間部
材を介して取付けるようにしたので、固定具とガイドフ
レームとの間に生じたずれは、中間部材の移動範囲内で
吸収することができ、現場での厄介な修正作業を不要と
することができる。また、係合溝を固定具の上面側に開
口させ、中間部材を欄干パネルの長手方向へ移動するこ
とによって係合溝との係合を行なえるようにしたので、
作業者は見下ろす状態で作業をすることができ、組立作
業を楽な姿勢で行なうことができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3にも
とづいて説明する。乗客コンベア例えばエスカレーター
は図3に示すように、一方の乗降口から他方の乗降口に
かけて無端状に連結されて移動する複数の踏段1と、こ
の踏段1の両側に立設された欄干2とを有し、前記欄干
2は立設する欄干パネル3とその端部に沿って案内さ
れ、前記踏段1と同期して駆動される移動手すり4を備
えている。 【0008】前記移動手すり4の欄干パネル3への支持
構成は、図1及び図2に示すようにまず、前記欄干パネ
ル3の上縁部に長手方向に間隔をあけて複数の固定具5
を接着剤6によって接着し、この固定具5にガイドフレ
ーム7を取付け、このガイドフレーム7の上部に取付け
たガイド部材10により前記移動手すり4を案内してい
る。そして、前記ガイドフレーム7は開口側を下向きに
した断面U字形の主デッキ8と、開口側を上向きにした
断面U字形の副デッキ9とを背中合わせに接合して構成
されている。 【0009】また、前記各固定具5は欄干パネル3の上
縁部を嵌入するために下向きに開口する略U字形の嵌着
溝G1と、上向きに開口する略C字形の係合溝G2とが同
方向に形成されている。 【0010】そして、前記夫々の固定具5の係合溝G2
には、中間部材となるボルト11の頭部11Aが挿入さ
れて溝G2 の長手方向云い代えれば欄干パネル3の長手
方向にのみ移動できるようにしている。一方、前記ボル
ト11のねじ部11Bは係合溝G2の狭幅となっている
開口5Mより上方に突出している。 【0011】また、前記ガイドフレーム7の主デッキ8
と副デッキ9との背中合わせ部には、前記固定具5の欄
干パネル3への取付け間隔と同じ間隔で前記ボルト11
の頭部11Aを貫通する穴H1と、ねじ部11Bを貫通
する長穴H2とよりなるボルト穴Hが設けられている。 【0012】そして、矢印Mのようにガイドフレーム7
を欄干パネル3上に降した後、矢印Nのように前記穴H
1 を貫通してボルト11の頭部11Aを前記固定具5に
支持し、そのボルト11のねじ部11Bを、ガイドフレ
ーム7の長穴H2 に移動し、その貫通端部にナット12
をねじ込んで締付けることにより、前記ガイドフレーム
7を欄干パネル3の縁部に固定することができ、前記移
動手すり4を案内することができる。 【0013】ところで、前記ガイドフレーム7に設けら
れるボルト穴Hの間隔は工場で正確に機械加工される
が、前記固定具5は手作業により欄干の全長亘って接着
するために隣接する固定具5の間隔は仲々指令通りには
できず、全長に亘ってばらつきが生ずる。この固定具5
の間隔にばらつきがあると、ボルト11が固定具5に固
定されている場合(従来の技術)や、固定具5にねじ穴
を設けてボルトをガイドフレームのボルト穴を通してね
じ込むような場合には、隣接するボルト11の間隔と前
記ボルト穴Hの間隔あるいは前記ボルト穴Hの間隔と固
定具5に設けたねじ穴の間隔が不一致となってボルトの
貫通あるいはねじ込みが不可能となる。そのために、不
一致となった間隔を現場でボルト穴やねじ穴の位置を修
正加工しながらガイドフレームを取付けねばならない。 【0014】しかし、本願実施例によれば、ボルト11
を固定具5に対して欄干長手方向に移動可能に支持して
いるので、前記固定具5の間隔がガイドフレーム7のボ
ルト穴Hの間隔とずれていても、例えばボルト11を前
記係合溝G2 の方向に移動させて隣接するボルト11の
間隔を対応するボルト穴Hの間隔に合わせることができ
る。そのため、据付け現場での修正作業は不要となり、
組立作業を容易にすることができる。さらに、前記固定
具5の欄干パネル3への接着作業も正確さを要求され
ず、例えば、接着位置から前後何mm以内に接着すると云
うような指示を与えればよく、接着作業も簡単となる。 【0015】このほか、上記実施例によれば、固定具5
の係合溝G 1 へのボルト11の係合,ガイドフレーム7
へのボルト11の貫通,ボルト11へのナット12のね
じ込みを、作業者がすべて下を見下ろす状態で作業でき
るので、組立作業を楽な姿勢で行なうことができる。
尚、上記実施例の欄干構成は、照明ランプを備えていな
い構成であり、そのため、本実施例では閉塞体13A,
13Bを前記主デッキ8の開口端に取付けて隙間を塞い
でいる。 【0016】以上説明したように本発明によれば、ガイ
ドフレームの取付けを修正加工を行うことなく実施で
、組立作業が楽な姿勢で行える乗客コンベアを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるエスカレーターの欄干の一実施例
を示す要部断面図。 【図2】図1に示すガイドフレームの取付け構造を示す
分解斜視図。 【図3】エスカレーターの上部の欄干を示す側面図。 【符号の説明】 3…欄干パネル、4…移動手すり、5(5A,5B)…
固定具、6…接着剤、7…ガイドフレーム、11(11
A,11B)…ボルト、G1…嵌着溝,G2…係合溝、H
(H1,H2)…ボルト穴、12…ナット、13A,13
B…閉塞体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】1.欄干パネルの上縁部に長手方向
    に間隔をあけて複数の固定具を固定し、これら固定具に
    跨って長尺のガイドフレームを取付け、このガイドフレ
    ームに移動手すりを支持させてなる欄干を備えた乗客コ
    ンベアにおいて、前記各固定具に上面側に開口する係合
    溝を設けて前記欄干パネルの長手方向にのみ移動可能に
    中間部材を係合し、また前記係合溝は前記中間部材を前
    記欄干パネルの長手方向へ移動することによって係合が
    行われるように形成されており、かつこれら中間部材を
    介して前記ガイドフレームを前記固定具の上面側に取
    付けたことを特徴とする乗客コンベア。
JP3136218A 1991-06-07 1991-06-07 乗客コンベア Expired - Lifetime JPH0796436B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3136218A JPH0796436B2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 乗客コンベア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3136218A JPH0796436B2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 乗客コンベア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH069185A JPH069185A (ja) 1994-01-18
JPH0796436B2 true JPH0796436B2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=15170065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3136218A Expired - Lifetime JPH0796436B2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 乗客コンベア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0796436B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102784A (ja) * 1982-11-30 1984-06-13 株式会社東芝 エスカレ−タの欄干
JPS60178182A (ja) * 1984-02-24 1985-09-12 株式会社日立製作所 マイコンベアの欄干

Also Published As

Publication number Publication date
JPH069185A (ja) 1994-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3991877A (en) Transportation apparatus
US20060284154A1 (en) Component railing system and method of installation
US4871056A (en) Balustrade for passenger conveyer
JP2561438B2 (ja) 手すり構造
JP2007161447A (ja) 乗客コンベアのスカートガード装置
US5186302A (en) Escalator skirt and deck panel installation
JPH0796436B2 (ja) 乗客コンベア
JP7032302B2 (ja) 乗客コンベアの落下物防止フェンス及び乗客コンベア
JP2009190892A (ja) 乗客コンベアのパネル固定構造
JP3466687B2 (ja) 手摺り用一体型スカートパネル
JPH07157256A (ja) 乗客コンベヤの乗降口装置
ATE254227T1 (de) Bausatz zur montage einer geraden treppe und montageverfahren unter verwendung dieses bausatzes
JP2003341967A (ja) 乗客コンベアの外装装置
JP2549151B2 (ja) マンコンベヤ
JPS622230Y2 (ja)
JPH0620990B2 (ja) 乗客コンベア
US10227214B1 (en) Passenger conveyor skirt panel positioning assembly
JPS6216464Y2 (ja)
JP2001206668A (ja) マンコンベアの欄干パネル支持装置
JPS6143822Y2 (ja)
JPH0428692A (ja) マンコンベヤの安全装置
CN1922071A (zh) 船舱通道配置
JP3014166U (ja) 目隠し板の取付構造
JPH11244408A (ja) レベル調整可能なスプリンクラー固定金具
JPH04358689A (ja) 乗客コンベアの欄干

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term