JPH0796224B2 - 座掘りカツタ− - Google Patents

座掘りカツタ−

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JPH0796224B2
JPH0796224B2 JP13101186A JP13101186A JPH0796224B2 JP H0796224 B2 JPH0796224 B2 JP H0796224B2 JP 13101186 A JP13101186 A JP 13101186A JP 13101186 A JP13101186 A JP 13101186A JP H0796224 B2 JPH0796224 B2 JP H0796224B2
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JP
Japan
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cutting
axis
cutter
anchor bolt
spring
Prior art date
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Application number
JP13101186A
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JPS62287906A (ja
Inventor
銑一 川村
Original Assignee
大見工業株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、例えば木造家屋の建築における布基礎コン
クリートへの土台基材の取付けにおいて、布基礎コンク
リートに埋設したアンカーボルトが土台基材の表面から
所定長突出している場合、そのアンカーボルトの周囲を
座掘り切削するための座掘りカッターに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、木造家屋の建築における土台基材の取付けにおい
て、布基礎コンクリートに埋設したアンカーボルトの周
囲の座掘り切削には、土台基材を布基礎コンクリート上
に載置する前に予め座掘りカッターを用いてボルト挿通
孔と対応する位置を座掘り切削する方法、あるいは土台
基材を載置した後にのみを用いてアンカーボルトの周囲
を座掘り切削する方法が採られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前者においてはボルト挿通孔の軸線と切削部
分の軸線とが一致しにくいため、座金をこの切削部分に
収容できない場合が多く、従って再度切削を必要とし、
手間を要するという問題点がある。又、後者においては
手作業であるため座掘り切削に多くの手間を要するとと
もに、切削部分が多いために勢いあまってのみをアンカ
ーボルトに接触させ、刃先を破損させる虞がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は前記問題点を解決するため、被加工材の表面
から突出したボルト等の突起の周囲を座掘り切削するカ
ッターにおいて、ボディの軸線上に前記突起が進入可能
な収容孔を形成し、その収容孔内にはばね手段のばね力
により外方へ突出して切削に先立って前記突起の先端に
接触するとともに、ボディの切削方向への移動に伴い前
記ばね手段のばね力に抗して前記収容孔内に没入する軸
決め部材を設けた。
(作用) 突起の先端に軸決め部材を接触させた後、このカッター
を回転駆動させながら被加工材側へ移動すると、ばね手
段のばね力に抗して軸決め部材が突起とともに収容孔内
に没入される。そして、刃先が被加工材に接触すると、
被加工材には突起の軸を軸とする座掘り部が容易かつ正
確に切削され、作業能率が向上される。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面について説
明する。
第1図に示すように、ボディ1の後端部には駆動軸のチ
ャック(図示せず)に咬着される六角形状の取付軸2が
突設され、このボディ1の前端部には一対の羽根状体3
が一体に形成されている。
両羽根状体3にはその回転方向(第1図矢印方向)側の
端面に、ボディ2の軸線方向へ向かう刃先4aを備えた刃
体4が前記端面に設けた雄ねじ5(一方のみ図示)とナ
ット6とにより締付固定され、前記雄ねじ5を挿通する
長孔7により切削半径を調節可能になっている。又、羽
根状体3の前面は回転方向の後端側が前端側よりも後方
に位置する斜状の逃げ面3aとなっている。さらに、前記
刃先4aの外端部には座掘り切削に先立って切削部分の外
周を罫引きするための尖鋭突起8が突設されている。
第2,3図に示すように、ボディ1の軸線上には前記両羽
根状体3の中間部に開口する収容孔9が形成され、この
収容孔9には開口部9aから所定距離をおいて環状の係止
突部10が設けられている。又、収容孔9内には座掘り切
削部分の軸線をアンカーボルト11等の突起の軸線と一致
させるための軸決め部材12が摺動可能に収容され、常に
はばね手段としてのコイルばね13により突出する方向へ
付勢されている。この軸決め部材12は前記アンカーボル
ト11の先端を嵌入可能な係合子14と、筒状の摺動子15及
び段付ねじ16とにより構成され、係合子14は摺動子15に
対して相対回転可能となっている。係合子14の先端には
円錐状に凹んだ係合面14aが形成され、径の異なる突起
を嵌入可能である。
次に前記のように構成した座掘りカッターの作用につい
て説明する。
第2図に示すように、布基礎コンクリートCの上部には
アンカーボルト11が埋設されているとともに、土台基材
Wがそのボルト挿通孔17に前記ボルト11を挿通して載置
されている。アンカーボルト11は土台基材W表面から所
定長突出しているため、このボルト11の周囲が座掘り切
削の対象となる。
そこで、まず、取付軸2を駆動軸のチェック(図示せ
ず)に咬着する。この後、アンカーボルト11の先端を係
合子14に嵌入するとともに、その係合面14aに接触させ
ると、アンカーボルト11の軸線とボディ1の軸線とが一
致する。この状態でカッターを回転駆動させて被加工材
側へ下動させると、コイルばね13の付勢力に抗して軸決
め部材12がアンカーボルト11とともに収容孔9内に没入
される。このとき、係合子14はアンカーボルト11との間
に摩擦力により停止状態に保持され、摺動子15はボディ
1により連れまわりするが、係合子14と摺動子15とが相
対回転可能であるため、カッターは正常に回転される。
さらにカッターを下動させると、土台基材Wの表面には
刃先4aの外端の尖鋭突起8によりアンカーボルト11と同
心状の罫引き線がつけられた後、第3図に示すように刃
体4により罫引き線内が切削される。
所定の深さまで切削できたらカッターを回転させたまま
上方に引き上げる。そして、尖鋭突起8が土台基材Wか
ら離間したらカッターを停止させ、さらにカッターを引
き上げてアンカーボルト11と係合子14との係合を解除す
る。
この後、アンカーボルト11の周囲に残った若干の未切削
部分18をのみを用いて削り取り、座掘りが完了する。
さて、この実施例ではボディ1の軸線上にアンカーボル
ト11が進入可能な収容孔9を形成し、その収容孔9内に
はコイルばね13のばね力により外方へ突出して切削に先
立って前記アンカーボルト11の先端に接触するととも
に、ボディ1の切削方向への移動に伴い前記コイルばね
13の付勢力に抗して前記収容孔9内に没入する軸決め部
材12を設けたので、アンカーボルト11と共通の軸線を有
する座掘り部を容易かつ正確に切削でき、作業能率を向
上することができる。
又、この実施例では係合子14の先端に円錐状に凹んだ係
合面14aを形成しているので、切削作業中にアンカーボ
ルト11と係合子14との係合が外れることなく、アンカー
ボルト11とボディ1との接触を防止して切削作業を安全
に行うことができるとともに、径の異なるアンカーボル
トにも使用することができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、ばね手段としてのコイルばね13に代えて空
気ばねとしてもよいし、刃体4を羽根状体3に鑞付けし
てもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば被加工材の表面
から突出した突起の軸線を軸線とする座掘り部を容易か
つ正確に切削でき、このため作業能率を向上できる優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した一実施例を示す斜視図、
第2,3図は使用状態を示す部分断面図である。 ボディ、刃先4a、収容孔9、突起としてのアンカーボル
ト11、軸決め部材12、ばね手段としてのコイルばね13、
被加工材としての土台基材W。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工材(W)の表面から突出したボルト
    等の突起(11)の周囲を座掘り切削するために、一軸線
    を中心に回転されるボディ(1)に、その軸線方向へ向
    かう刃先(4a)を備えたカッターにおいて、前記ボディ
    (1)の前記軸線上に前記突起(11)が進入可能な収納
    孔(9)を形成し、その収容孔(9)内にはばね手段
    (13)のばね力により外方へ突出して切削に先立って前
    記突起(11)の先端に接触するとともに、ボディ(1)
    の切削方向への移動に伴い前記ばね手段(13)のばね力
    に抗して前記収容孔(9)内に没入する軸決め部材(1
    2)を設けたことを特徴とする座掘りカッター。
  2. 【請求項2】軸決め部材(12)の先端は円錐状に凹んで
    いる特許請求の範囲第1項に記載の座掘りカッター。
JP13101186A 1986-06-05 1986-06-05 座掘りカツタ− Expired - Lifetime JPH0796224B2 (ja)

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JP13101186A JPH0796224B2 (ja) 1986-06-05 1986-06-05 座掘りカツタ−

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JPS62287906A JPS62287906A (ja) 1987-12-14
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CN109895266A (zh) * 2017-12-08 2019-06-18 重庆市永川区聚杰石材厂 一种手扶式石材钻孔机
CN114833374B (zh) * 2022-05-23 2023-11-24 江苏卡一阀门制造有限公司 一种用于阀门制造的锪孔装置

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