JPH0796114B2 - 竪形電解浮上式排水処理方法及びその装置 - Google Patents

竪形電解浮上式排水処理方法及びその装置

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JPH0796114B2
JPH0796114B2 JP4047580A JP4758092A JPH0796114B2 JP H0796114 B2 JPH0796114 B2 JP H0796114B2 JP 4047580 A JP4047580 A JP 4047580A JP 4758092 A JP4758092 A JP 4758092A JP H0796114 B2 JPH0796114 B2 JP H0796114B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、凝集剤、中和剤によ
って処理された排水の中からフロック化されたものとそ
れ以外の処理水とに分けるにあたり、フロック化された
ものを浮上させるための電極板が設けられた電解浮上槽
とこれに上端部を接続させた処理水貯留槽に特を有す
形電解浮上式排水処理方法及びその装置に関する
のである
【0002】
【従来の技術】リーニング排水、水産加工排水、畜産
加工排水等の産業排水を希望する水質に処理するために
電解浮上式排水処理方法及びその装置が用いられてい
る。従来は、上面を開放した液槽中に上方に向かって広
がる壁面を有 し、上部開口が液槽の上面より下方にある
気液混合槽を設け、その 底部から処理原液を給液管から
ポンプで圧送し、電解室の電極間を 通して電解ガスに液
中の混在物を付着させて浮上させ、気液混合槽 の上部を
超えた浮上物を液槽の外周の溢流集合樋内に落下させ、
液混合槽の上部を超えた処理水を液槽の下方の隔板を
通して外部に 排出する電解ガスによる分離装置が知られ
ている(特公昭36−9 248号公報参照)
【0003】前記の電解ガスによる分離装置は、下部
電解室内には電極が設けられており、中部は液槽内の
気液混合槽が設けられ電極によっ 処理されて浮上した
フロックと下方から流入する排水が混合し、 フロックは
電極によって発生したガに付して次第に浮上し気液
混合槽から液槽上部へ移行し溢流集合樋へ流出させ残っ
た排水を隔 板を通して外部へ排出させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】記従来の分離装置に
おいては、フロック化した排水に電解ガスを混合付着さ
せ浮上させ浮上したフロックが溜った分だけ外部へ溢
させることができるが、その際液槽下方から外部へ排出
される排 水とともに浮力の小さいフロックは連行されて
隔板によって比較的 大きなフロックは阻止されるが、小
さいフロックはそのまま流出し フロックが混入した処理
水が下方へ下降するので良好な分離ができ ない状態とな
るばかりでなく、気液混合槽内において電解ガスの付
が十分に行われず、十分な浮力が得られなかったフロッ
クが下降し、下部に沈殿し、それによって電極板短絡
し電解力の低下あるいは電解不能の状態となり排水の処
理が行えなくなるという欠点が あった。
【0005】
【発明の目的】この発明は前記の欠点を解決し、電解浮
上槽の下部に設けられた電極板が、十分な浮力を得られ
ず下降、沈殿したフロックによって短絡することを防止
し、電解浮上槽内を上昇する排水を均一な状態 で上昇さ
せ排水に対して電解ガスの付着を良好にし、フロックと
理水が混合しないようにフロックを除去して浄化され
た処理水だけ を流出することができる電解浮上式排水処
理方法及びその装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この発明は前記の 目的を
達成するため、(1) 凝集剤及び中和剤を添加してフロッ
を混在させた排水を、上面を処理水貯留槽に接続 した
電解浮上槽に流入させ、電解浮上槽の下方に設けた排水
の上昇流に沿う方向に配設された電解用電極板の下方か
、この電極板間 にフロックが下降して沈殿しない流速
排水を上方に流出させ、電 によって生じたガスをフ
ロック付着させてフロックを浮上させ、このフロック
を電解浮上槽の上面から掻き取り装置で除去した後 、除
去されたフロックが処理水中に混入しないように処理水
を上端 部に多孔板を設けた処理水貯留だけに流入させ
排水可能に貯留す る竪形電解浮上式排水処理方法、及び
【0007】(2) 排水貯留槽と、排水に凝集剤及び中和
剤を添加し混合するミキサーと、ミキサーからの排水を
流入させる電解浮上槽と、電解浮上槽の下部に流れに沿
う方向に配設した複数電極板、電解浮上槽の上端部
とその上端部とを接続させた処理水貯留槽と、電解浮上
槽の上部に設けた掻き取り装置と、掻き取り装置によっ
除去されたフロックを収容する汚泥槽と、処理水貯留
槽の上端部に設けた多孔板電解浮上槽内からフロッ
クが除去された処理水を他に流出 させずに直接流入させ
処理水貯留とからなり、前記電解浮上槽 は電極板の
位置から上方に広がる壁面を有し壁面とほぼ平行に配設
された複数の整流板を設けたものである竪形電解浮上式
排水処理 置、(3) ミキサーは中空管の中に配設された
ねじ通路で形成された 前記の装置、(4) ミキサーからの
流入管のマニホールドを設 け、マニホールドの先
端は上方に開口するノズルとした前記装置か らなる手段
を講じるものである。
【0008】
【作用】この発明は、前記の手段からなり、排水貯留
1に蓄えられた排水31に凝集剤32、33、中和剤34添加
し、排水31をフロック36化した後、電解浮上槽2に流入
させるにたり、電解浮上槽2の下部に流れに沿う方向
に設けられた+極18、−極19の電極板3の下部からフロ
ック36化された排水31フロックが下降して沈殿しない
流速で 流れるように強制的に供給される形電解浮上式
排水処理方法及びその装置であるので、電解浮上槽2の
下部の電極板3付近には常時流れが生じており、十分な
浮力を得られず下降したフロック36が沈殿することが防
止され、しかも、下降してきたフロック36も電解浮上槽
2の下部から流入してくるフロック36化した排水31と
に噴き上げられるので、電極板3に生じた酸素ガス、
水素ガスが再び混合付着することとなり、十分な浮力を
得て浮上するものである。
【0009】さらに、記電極板3の付近の排水31が常
時流れていることによって電極板3に生じた酸素ガス、
水素ガスが次々とフロック36化した排水31に奪われてい
くのでその電解浮上効率が良好となり、フロック36
した排水31への酸素ガス、水素ガスの混合付着がより効
く行われるものである。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図を参照して説明す
る。この発明の形電解浮上式排水処理方法は、排水31
に凝集剤32、33、中和剤34を添加し、排水31をフロック
36化して電解浮上槽2へ投入し電解浮上槽2に設けられ
ている電極板3から生る酸素ガス、水素ガス
フロック36化した排水31に混合付着させると に浮上
させ、掻き取り装置5によって凝集したフロック36を掻
き取り、残りの処理水35を分離させるものであり、
フロック36化した排水31を電解浮上槽2に投入するにあ
たり、電解浮上槽2に設けられた電極板3の下方から強
制的に流入させることによってより良好に電解浮上を行
わせるものである。
【0011】形電解浮上式排水処理方法を具現化
した装置が図1に示す形電解浮上式排水処理装置であ
り、排水31が蓄えられる排水貯留槽1と記排水31に凝
固剤32、33、中和剤34を添加し混合するミキサー4とミ
キサー4の下流に位置する電解浮上槽2と、電解浮上槽
2に隣接し掻き取り装置5によってフロック36を掻き取
られた残り の清浄化された処理水35を収容する処理水貯
留槽6と掻き取り装置 5により掻き取ったフロック36が
処理水貯留槽6上を通過する際万 一落下しても落下フロ
ック36が処理水35と混合することがないよう にするとと
もに、処理水35中に取り残されたフロック36があっても
処理水貯留槽6内に流入することがないように処理水貯
留槽6の上 面に設けられた多孔板38とフロック36を収容
する汚泥槽7とからり、さらに記ミキサー4からの
流入管13は電解浮上槽2に設けられた電極板3の下方に
導かれているものであり、しかも記流入管13の電解浮
上槽2内にける端部には、図2に示したように単一の
マニホールド9から上面、すなわち電解浮上槽2の上部
に向かって開口する複数のノズル10が配設されているも
のである。
【0012】記電解浮上槽2に設けられた電極板3
は、図3に示したように+極18と−極19を複数交互に並
べたものであって、流入管13から流入する排水31の流れ
に沿う方向であって、電解浮上槽2の下部に配設されて
いるものであり、さらに記+極18と−極19の間には
記流入管13の端部に設けられたノズル10が位置するよう
になされており、またその取付部は絶縁体22によって絶
縁されているものである。
【0013】記電解浮上槽2の電極板3が設けられて
いる位置の上部は上方に行くに従い次第に広がる壁面20
を有し、壁面20とほぼ平行になるように配設された整流
板21によって複数に区切られているものであり(図
)、この整流板21がないと上方へ浮上してきたフロッ
ク36は水深が浅くなるに従い気泡が大きくなり、気泡に
付着したフロッ ク36の見掛けの比重が軽くなり電解浮上
槽2の表面に近くなるほど 流速は早くなる。また壁面20
に接する排水31は壁面20の抵抗により 上昇速度は遅くな
り電解浮上槽2の壁面20に接する排水31は下降流 となり
排水31の流速は均一でなくなり中央部の上昇流と接して
旋回 流を生じ、排水31内における酸素ガス、水素ガスが
フロック36に均 一に付着せず、排水31内のフロック36化
を効率よく行うことができ ない状態となるが、壁面20に
ほぼ平行な整流板21を設けることによ り、下降流や旋回
流が生じないで電解浮上槽2内の全体の排水31を 均一な
整流とすることができ、上方に広がる壁面20と複数の整
流板 21によってフロック36の浮上速度を緩慢にさせるこ
とによりフロッ ク36と処理水との結合をより容易に行わ
せることができるものである。そして、記電解浮上槽
2と処理水貯留槽6と汚泥槽7及び掻き取り装置5は枠
体23によって一体的に構成されており、その省スペース
化が行われているものである。
【0014】記排水31に凝集剤32、33及び中和剤34を
添加し混合するミキサー4は中空の管と管の中に配設
されたねじ通路の中を排水31と凝集剤32、33及び中和剤
34が通ることによって乱流を生じさせ混合させるねじ通
路形成体からなるものであって、この実施例では、この
ねじ通路形成体からなるミキサー4を3段階に分け、凝
集剤32、中和剤34、凝集剤33の順で排水31に添加混合す
るものである。
【0015】実施例の装置を使用するには、供給管11に
よって供給される粗大ゴミ及び油分取り除かれた排水
31は排水貯留槽1に蓄えられた後ポンプ14によって吸い
上げられ送水管12を介してミキサー4へ送られる。ミ
サー4はねじ通路形成体からなるものであるとともに3
段階に分けられており、その第段階において凝集剤槽
15から供給添加される凝集剤32によって排水31をフロッ
ク化させ、次いで第2段階で凝集剤32を中和するために
中和剤槽16から中和剤34が供給添加され らに第3段
階では、 高分子凝集剤槽17から高分子凝集剤33が供給添
加され、排水31中のフロック36粒子の大型化が行われ、
排水31のフロック化が終了する。
【0016】キサー4によって凝集剤32、33及び中和
剤34が添加混合されフロック化した排水31は流入管13、
マニホールド9を経てノズル10から電解浮上槽2へ流入
させられる。流入した排水31は、ノズル10の上方にある
電極板3に生じている酸素ガス、水素ガスとともに上方
に噴き上げられる(矢印F)、この時、酸素ガス、水素
ガスがフロック36化した排水31に混合付着し、フロック
36が電解浮上槽2の上方へ浮上する。電解浮上槽2の上
方の掻き取り装置5に掻き取られ、掻き取り装置5の移
(矢印M)によって運ばれフロック36は汚泥槽7へ落
(矢印S)する。またこの移動Mの際にフロック36と
ともに浮上した残りの処理水35は処理水貯留槽6へ収容
される。
【0017】汚泥槽7に収容されたフロック36は汚泥37
として汚泥貯留槽8へ送られ(矢印D)所定の処理がさ
れるものであり、処理水貯留槽6に収容された処理水35
についても管路24を介して所定の処理を施すように送ら
れるものである。また記電解浮上槽2内において、フ
ロック化した排水31への酸素ガス、水素ガスの混合付着
が十分に行われず十分な浮力が得られず沈殿した場合で
も、電解浮上槽2の下部に導かれた流入管13から流入し
ノズル10によって噴き上げられる新たなフロック化した
排水31とともに噴き上げられるので、電解浮上槽2の下
部にフロックが沈殿することがないので電極板3の短絡
が生ぜず、しかも電極板3付近に流れが生じているので
電解によって生じた酸素ガス、水素ガスが次々と電極板
3から離れてくので電解効率が良好となり、フロック
化した排水31の電解浮上がより良好となるものである。
【0018】さらに、記電解浮上槽2の上部は上方に
行くに従い次第に広がっているので、フロック36の浮上
による電解浮上槽2の上部での圧力増加が防止されると
ともに、浮上速度が遅くなるためフロック36 と酸素ガ
ス、水素ガスの付着が効率よく行われる状態でフロック
36が浮上でき、そのため電解浮上効率が良好となり、排
水31の処理能力が高まるものである。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明は、フロック化した排水
を電解浮上槽に設けられた電極板の下部から流入させ、
しかも電極板流れに沿う方向に配設され、排水が電極
板の間をフロックが下降して沈殿しない流速で 流れるの
十分な浮力を得られず下降しようとするフロックの沈
殿を防止でき、これによって電極板の短絡を防止できる
ともに、下降したフロックを再び噴き上げることがで
きるので、電解浮上を常に行うことができ、その効率を
良好にすることができ、また浮上し たフロックは掻き取
り装置で除去され、除去途中のフロックは処理 水貯留槽
の上面の多孔板によって処理水貯留槽内に流入すること
く清浄化された状態の処理水を得ることができる竪
電解浮上式排水処理方法を提供できる。
【0020】請求項2の発明は、電解浮上槽に流入した
排水が処理水貯留槽の みに流出するので、電解浮上槽内
でフロックを上昇させ、その残り の下降する処理水を電
解浮上槽の下方から隔板を通して流出させる 従来のもの
のように、下降する処理水中に浮上物が含まれた上昇流
が混入することがなく、すべての浮上するフロックを取
り除くこと ができ、電解浮上槽の上部が上方に行くに従
次第に広くなるよう になっているので、フロックの浮
上による電解浮上槽上部でのフロ ックの圧力増加が防止
されると同時に、フロックの上昇速度が遅く なりフロッ
クに電解によるガスが接触する時間が長くなり、小さな
フロックでも浮上力が与えられ、排水内の大小のフロッ
クのすべて を浮上させることができ、また整流板がない
ものでは壁面に接する 部分の上昇流は壁面の抵抗により
上昇が阻まれ下降する状態となり 、中央部分の上昇流と
の間に旋回流を生じ均一な上昇流を得ること ができなか
ったが、この発明では複数の整流板を設けたので、壁面
を多数設けた状態となり全体として均一な上昇流とする
ことができ ので、フロックの浮上がより良好となり排
水の処理能力を高めることができる竪形電解浮上式排水
処理装置を提供できる。
【0021】請求項3の発明は、請求項2の発明におけ
る効果を奏するととも に、凝集剤や中和剤と排水とを十
分に混合すると同時に排水を均一 な圧力で流入管を経て
電解浮上槽の下部に供給でき装置の省スペース化及びコ
ストの低減を図ることができる。 請求項4の発明は、請
求項3の発明における効果を奏するととも に、1本の流
入管から送られてくる排水を単一のマニホールドから複
数のノズルによって電解浮上槽の全体に均一にフロック
化した排水を流入させることにより電極板との接触効率
を高めることができるので、フロックが下降して沈殿し
ない流速を得ることができ、そ のため電極板が短絡する
ことがなくフロック化した排水の電解浮上をより良好な
ものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】形電解浮上式排水処理方法及びその装置の構
成を示す説明図である。
【図2】図1におけるX−X′線に沿う断面図である。
【図3】図1におけるY−Y′線に沿う断面図である。
【図4】図1におけるZ−Z′線に沿う断面図である。
【符号の説明】
排水貯留槽 2 電解浮上槽 3 電極板 4 ミキサー 5 掻き取り装置 6 処理水貯留槽 7 汚泥槽 9 マニホールド 10 ノズル13 流入管 20 壁面 21 整流板 31 排水 32 凝集剤33 凝集剤 34 中和剤35 処理水 36 フロック 38 多孔板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集剤(32)、(33)及び中和剤(34)
    を添加してフロック(36)を混在させた排水(31)を、
    上面を処理水貯留槽(6 )に接続した電解浮上槽(2)
    流入させ、電解浮上槽(2)の下 方に設けた排水(31)
    の上昇流に沿う方向に配設された電解用電極板(3)の
    下方から、この電極板(3)間にフロック(36)が下降し
    沈殿しない流速で排水(31)を上方に流出させ、電解
    よって生じ スをフロック(36)に付着させてフロック
    (36)を浮上させ、このフ ロック(36)を電解浮上槽(2)
    の上面から掻き取り装置(5)で除 去した後、除去され
    たフロック(36)が処理水(35)中に混入しないよ うに、処
    理水(35)を上端部に多孔板(38)を設けた処理水貯留
    (6)だけに流入させ、排水可能に貯留する竪形電解浮
    上式排水処理方法。
  2. 【請求項2】 排水貯留槽(1)と、排水(31)に凝集
    剤(32)、(33)及び中和剤(34)を添加混合するミ
    キサー(4)と、ミキサー(4)からの排水(31)を流入
    させる電解浮上槽(2)と、電解浮上槽(2)の下部に
    流れに沿う方向に配設した複数電極板(3)、電解
    浮上槽(2)の上端部とその上端部とを接続させた処理
    貯留槽(6)と、電解浮上槽(2)の上部に設けた掻
    き取り装置( 5)と、掻き取り装置(5)によって除去
    れたフロック(36)を収容する汚泥槽(7)と、処理水
    貯留槽(6)の上端部に設けた多孔板(38)と電解浮上
    槽(2)内からフロック(36)が除去された処理 水(35)を
    他に流出させずに直接流入させる処理水貯留)と
    らなり、前記電解浮上槽(2)は電極板(3)の位置
    から上方に広 がる壁面(20)を有し壁面(20)とほぼ平行に
    配設された複数の整流板 (21)を設けたものである竪形電
    解浮上式排水処理装置。
  3. 【請求項3】 キサー(4)は中空管の中に配設され
    たねじ通路 形成された請求項2に記載の竪形電解浮上
    式排水処理装置。
  4. 【請求項4】 キサー(4)からの流入管(13)の端
    マニホールド(9)を設け、マニホールド(9)の先
    端は方に開口するノズル(10)とした請求項2又は請求
    項3に記載の形電解浮上式排水処理装置。
JP4047580A 1992-02-03 1992-02-03 竪形電解浮上式排水処理方法及びその装置 Expired - Lifetime JPH0796114B2 (ja)

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