JPH0795818B2 - 黒レベル補正回路 - Google Patents
黒レベル補正回路Info
- Publication number
- JPH0795818B2 JPH0795818B2 JP60031953A JP3195385A JPH0795818B2 JP H0795818 B2 JPH0795818 B2 JP H0795818B2 JP 60031953 A JP60031953 A JP 60031953A JP 3195385 A JP3195385 A JP 3195385A JP H0795818 B2 JPH0795818 B2 JP H0795818B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- level
- circuit
- black
- contrast control
- black level
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビ受像機における黒レベル補正回路に関
し、特にコントラストコントロールの調整位置に関係な
く黒レベル補正回路の設定レベルを一定に保つ黒レベル
補正回路に関する。
し、特にコントラストコントロールの調整位置に関係な
く黒レベル補正回路の設定レベルを一定に保つ黒レベル
補正回路に関する。
黒レベル補正回路はテレビジョン受像機の映像信号処理
回路に用いられ、映像信号の黒レベルを一定に保ち、画
面の黒浮き黒沈みを防止するものである。
回路に用いられ、映像信号の黒レベルを一定に保ち、画
面の黒浮き黒沈みを防止するものである。
第3図を用いて黒レベル補正動作の概念について説明し
よう。映像信号は、第3図(a)の実線で示すように、
映像信号の黒レベルから白レベルまでを100%とし、ペ
デスタルレベル(0%)を基準としてこれから20%以内
に黒レベルがない場合もあり、第3図(a)の点線で示
すように0%から20%以内に黒レベルがある場合もあ
る。
よう。映像信号は、第3図(a)の実線で示すように、
映像信号の黒レベルから白レベルまでを100%とし、ペ
デスタルレベル(0%)を基準としてこれから20%以内
に黒レベルがない場合もあり、第3図(a)の点線で示
すように0%から20%以内に黒レベルがある場合もあ
る。
黒レベル補正回路は映像信号の水平と垂直走査期間にお
ける0〜20%内の黒レベルを検出し、この黒レベルが一
定のレベルとなるように補正をかけるものである。第3
図(a)の点線で示すように、0〜20%内に黒レベルが
ある場合、第3図(b)のように、そのもっとも暗いレ
ベルが黒レベル設定レベル(第3図においては映像信号
の20%レベル)になるように映像信号をレベルシフトさ
せるものである。一方、同図(a)の実線のように0〜
20%内に黒レベルがない場合にはレベルシフトは行わな
い。従って、0〜20%内のもっとも暗いレベルが常に一
定のレベルに保たれるため黒浮き、黒沈みが軽減される
ものである。
ける0〜20%内の黒レベルを検出し、この黒レベルが一
定のレベルとなるように補正をかけるものである。第3
図(a)の点線で示すように、0〜20%内に黒レベルが
ある場合、第3図(b)のように、そのもっとも暗いレ
ベルが黒レベル設定レベル(第3図においては映像信号
の20%レベル)になるように映像信号をレベルシフトさ
せるものである。一方、同図(a)の実線のように0〜
20%内に黒レベルがない場合にはレベルシフトは行わな
い。従って、0〜20%内のもっとも暗いレベルが常に一
定のレベルに保たれるため黒浮き、黒沈みが軽減される
ものである。
従来技術による黒レベル補正回路を第2図に示す。映像
信号は入力端子1に入力され、この信号を受けるコント
ラストコントロール回路2はコントラストコントロール
端子5からのDC制御により利得制御される。回路2の出
力はペデスタルクランプ回路3とレベルシフト回路6と
に入力される。ペデスタルクランプ回路3は映像信号の
黒レベルを検出するためにペデスタルレベルを固定する
必要があり、この目的のためにコントラストコントロー
ル回路2の出力のペデスタルレベルがペデスタル設定電
位10と同じになるように帰還をかける。レベルシフト回
路6は黒レベル検出回路7からの出力によりレベルシフ
ト量を変化させるものでその出力は黒レベル検出回路7
に入力される。
信号は入力端子1に入力され、この信号を受けるコント
ラストコントロール回路2はコントラストコントロール
端子5からのDC制御により利得制御される。回路2の出
力はペデスタルクランプ回路3とレベルシフト回路6と
に入力される。ペデスタルクランプ回路3は映像信号の
黒レベルを検出するためにペデスタルレベルを固定する
必要があり、この目的のためにコントラストコントロー
ル回路2の出力のペデスタルレベルがペデスタル設定電
位10と同じになるように帰還をかける。レベルシフト回
路6は黒レベル検出回路7からの出力によりレベルシフ
ト量を変化させるものでその出力は黒レベル検出回路7
に入力される。
黒レベル検出回路7はレベルシフト回路6の出力信号に
おける黒レベルと黒レベル設定電位8とを比較し、黒レ
ベル検出信号を取り出してレベルシフト回路6に出力す
る。レベルシフト回路6と黒レベル検出回路7における
帰還ループにより、ペデスタル設定電位10と黒レベル設
定電位8との間に黒レベルがある場合、そのもっとも暗
いレベルが黒レベル設定電位8と等しい電位になるよう
に帰還がかかり、黒レベルがない場合にはレベルシフト
回路6は動作せず、映像信号はそのまま出力端子9に出
力される。
おける黒レベルと黒レベル設定電位8とを比較し、黒レ
ベル検出信号を取り出してレベルシフト回路6に出力す
る。レベルシフト回路6と黒レベル検出回路7における
帰還ループにより、ペデスタル設定電位10と黒レベル設
定電位8との間に黒レベルがある場合、そのもっとも暗
いレベルが黒レベル設定電位8と等しい電位になるよう
に帰還がかかり、黒レベルがない場合にはレベルシフト
回路6は動作せず、映像信号はそのまま出力端子9に出
力される。
以上のように、映像信号は利得制御され、そのペデスタ
ルレベルがクランプされた後、黒レベル補正されて出力
される。
ルレベルがクランプされた後、黒レベル補正されて出力
される。
上述した従来の黒レベル補正回路において、ペデスタル
設定電位10は固定の電位であるため、コントラストコン
トロール回路2の出力のペデスタル電位は、コントラス
トコントロールにかかわらず、クランプ回路3によって
一定となる。また、黒レベル設定電位8も固定の電位で
あるため、黒レベル設定レベル(映像信号の黒から白ピ
ークの20%レベル)は、コントラストコントロールにか
かわらず一定である。ところが、コントラストコントロ
ール後の出力レベルは端子5からのコントラスト制御電
圧に応じて変化している。このように、ペデスタル電位
および黒レベル設定値は一定であるのに対して、回路2
からの出力信号レベルは変化しており、このため黒レベ
ル設定レベルがずれてしまい、黒レベル補正回路の補正
量がずれてしまうという欠点がある。
設定電位10は固定の電位であるため、コントラストコン
トロール回路2の出力のペデスタル電位は、コントラス
トコントロールにかかわらず、クランプ回路3によって
一定となる。また、黒レベル設定電位8も固定の電位で
あるため、黒レベル設定レベル(映像信号の黒から白ピ
ークの20%レベル)は、コントラストコントロールにか
かわらず一定である。ところが、コントラストコントロ
ール後の出力レベルは端子5からのコントラスト制御電
圧に応じて変化している。このように、ペデスタル電位
および黒レベル設定値は一定であるのに対して、回路2
からの出力信号レベルは変化しており、このため黒レベ
ル設定レベルがずれてしまい、黒レベル補正回路の補正
量がずれてしまうという欠点がある。
本発明による黒レベル補正回路は、映像信号を受けこの
信号のレベルをコントラスト制御電圧に応じて変化させ
て出力するコントラスト制御回路と、この回路からの映
像信号のペデスタルレベルを検出し当該レベルがクラン
プレベルにクランプされるように前記コントラスト制御
回路を制御するペデスタルクランプ回路と、前記コント
ラスト制御回路からのペデスタルレベルがクランプされ
た映像信号をレベルシフトして出力するレベルシフト回
路と、このレベルシフト回路から得られる映像信号の黒
レベル設定電圧以下のもっとも暗いレベルを検出し当該
検出されたレベルが前記黒レベル設定電圧となるように
前記レベルシフト回路によるレベルシフト量を制御する
黒レベル検出回路と、前記コントラスト制御回路からの
映像信号のレベルに対して前記もっとも暗いレベルが一
定の比率となるように前記コントラスト制御電圧に応じ
て前記ペデスタルレベルを制御するレベル変換回路とを
備えることを特徴とする。
信号のレベルをコントラスト制御電圧に応じて変化させ
て出力するコントラスト制御回路と、この回路からの映
像信号のペデスタルレベルを検出し当該レベルがクラン
プレベルにクランプされるように前記コントラスト制御
回路を制御するペデスタルクランプ回路と、前記コント
ラスト制御回路からのペデスタルレベルがクランプされ
た映像信号をレベルシフトして出力するレベルシフト回
路と、このレベルシフト回路から得られる映像信号の黒
レベル設定電圧以下のもっとも暗いレベルを検出し当該
検出されたレベルが前記黒レベル設定電圧となるように
前記レベルシフト回路によるレベルシフト量を制御する
黒レベル検出回路と、前記コントラスト制御回路からの
映像信号のレベルに対して前記もっとも暗いレベルが一
定の比率となるように前記コントラスト制御電圧に応じ
て前記ペデスタルレベルを制御するレベル変換回路とを
備えることを特徴とする。
すなわち、本発明はペデスタル設定電位をコントラスト
コントロール端子の制御電圧にもとづいてつくり出し、
これをペデスタルクランプ回路に供給している。したが
って、黒レベルの補正量がずれるという欠点が防止され
る。
コントロール端子の制御電圧にもとづいてつくり出し、
これをペデスタルクランプ回路に供給している。したが
って、黒レベルの補正量がずれるという欠点が防止され
る。
次に、第1図を用いて本発明の一実施例について詳述す
るが、第2図と同一部分は同符号をつけて説明を省略す
る。
るが、第2図と同一部分は同符号をつけて説明を省略す
る。
第1図において、コントラストコントロール端子5はコ
ントラストコントロール回路2とレベル変換回路4に接
続され、レベル変換回路4はペデスタルクランプ回路2
に接続されている。
ントラストコントロール回路2とレベル変換回路4に接
続され、レベル変換回路4はペデスタルクランプ回路2
に接続されている。
その動作を第4図を参照しながら説明するが、第4図
(a),(c)は黒レベルがない場合の出力信号波形、
第4図(b),(d)は黒レベルがある場合の出力信号
波形である。また説明を簡単にするため、第4図
(a),(b)はコントラストコントロールが最大の場
合で、第4図(c),(d)はコントラストコントロー
ルが最小の場合である。
(a),(c)は黒レベルがない場合の出力信号波形、
第4図(b),(d)は黒レベルがある場合の出力信号
波形である。また説明を簡単にするため、第4図
(a),(b)はコントラストコントロールが最大の場
合で、第4図(c),(d)はコントラストコントロー
ルが最小の場合である。
映像信号が入力端子1に入力され、コントラストコント
ロール回路2により端子5のコントラスト制御電圧に応
じて利得制御される。この出力はレベルシフト回路6と
ペデスタルクランプ回路3に入力される。ここで、コン
トラストコントロールが最大の場合、ペデスタルレベル
に対して固定の電位である黒レベル設定レベルが映像信
号の黒から白ピークの20%となるように、レベル変換回
路4はコントラストコントロールの制御電圧を変換して
ペデスタルクランプ回路3にペデスタル設定電位を設定
する。従って、第4図(a)に示すようにペデスタルク
ランプ回路3はペデスタルレベルを設定し0〜20%内に
黒レベルがある場合はレベルシフト回路6と黒レベル検
出回路7による負帰還ループにより第4図(b)に示す
ようにもっとも暗いレベルが黒レベル設定レベルに固定
されて出力される。
ロール回路2により端子5のコントラスト制御電圧に応
じて利得制御される。この出力はレベルシフト回路6と
ペデスタルクランプ回路3に入力される。ここで、コン
トラストコントロールが最大の場合、ペデスタルレベル
に対して固定の電位である黒レベル設定レベルが映像信
号の黒から白ピークの20%となるように、レベル変換回
路4はコントラストコントロールの制御電圧を変換して
ペデスタルクランプ回路3にペデスタル設定電位を設定
する。従って、第4図(a)に示すようにペデスタルク
ランプ回路3はペデスタルレベルを設定し0〜20%内に
黒レベルがある場合はレベルシフト回路6と黒レベル検
出回路7による負帰還ループにより第4図(b)に示す
ようにもっとも暗いレベルが黒レベル設定レベルに固定
されて出力される。
次にコントラストコントロールが最小の場合、コントラ
ストコントロール回路2の出力の映像信号レベルに対応
してレベル変換回路4は端子5からのコントラスト制御
電圧を変換し、ペデスタル設定電位をコントラストコン
トロール最大時に比べシフトさせる。すなわち、第4図
(c)に示すように黒レベル設定レベルがコントラスト
コントロール回路2の出力の映像信号の黒から白ピーク
の20%となるようにペデスタルレベルを黒レベル設定レ
ベル側にシフトさせる。従って、コントラストコントロ
ール最小の場合でも黒レベル設定レベルは映像信号の20
%のレベルに正しく設定され、0〜20%内に黒レベルが
ある場合には第4図(d)に示すようにそのもっとも暗
いレベルが黒レベル設定レベルに固定されるように黒レ
ベル補正回路が動作する。以上の動作により、黒レベル
の補正量がずれるという欠点が防止される。
ストコントロール回路2の出力の映像信号レベルに対応
してレベル変換回路4は端子5からのコントラスト制御
電圧を変換し、ペデスタル設定電位をコントラストコン
トロール最大時に比べシフトさせる。すなわち、第4図
(c)に示すように黒レベル設定レベルがコントラスト
コントロール回路2の出力の映像信号の黒から白ピーク
の20%となるようにペデスタルレベルを黒レベル設定レ
ベル側にシフトさせる。従って、コントラストコントロ
ール最小の場合でも黒レベル設定レベルは映像信号の20
%のレベルに正しく設定され、0〜20%内に黒レベルが
ある場合には第4図(d)に示すようにそのもっとも暗
いレベルが黒レベル設定レベルに固定されるように黒レ
ベル補正回路が動作する。以上の動作により、黒レベル
の補正量がずれるという欠点が防止される。
次に、第5図を用いて具体例的な回路構成について説明
する。第1図のブロック図と対応する回路ブロックは点
線で囲み、同じ番号をつける。
する。第1図のブロック図と対応する回路ブロックは点
線で囲み、同じ番号をつける。
第5図において、1は入力端子、5はコントラストコン
トロール端子、13,25,41はバイアス供給端、30,33は定
電流源、44は黒レベル検出パルス入力端子、そして9は
出力端子である。コントラストコントロール回路2はト
ランジスタ14〜18および21と抵抗19,22,23,24からなる
双差動構成の利得制御回路であり、コントラストコント
ロール端子5からのDC制御により利得制御を行い、入力
信号は極性が反転し、トランジスタ34のエミッタから出
力される。ペデスタルクランプ回路3は、トランジスタ
34のエミッタに出力された映像信号のペデスタルレベル
がトランジスタ29のコレクタ電位に等しくなるようにト
ランジスタ18,21に帰還をかける。レベルシフト回路6
は抵抗48,50、トランジスタ49から構成され、黒レベル
検出回路7の検出出力によりレベルシフト量が変化す
る。黒レベル検出回路5はトランジスタ38,39,40,42、
抵抗36,37,43からなるコンパレータと平滑用のコンデン
サ46と抵抗47から構成され、黒レベル検出パルス入力端
子44に入力されるパルスにより水平と垂直の走査期間の
み動作する。
トロール端子、13,25,41はバイアス供給端、30,33は定
電流源、44は黒レベル検出パルス入力端子、そして9は
出力端子である。コントラストコントロール回路2はト
ランジスタ14〜18および21と抵抗19,22,23,24からなる
双差動構成の利得制御回路であり、コントラストコント
ロール端子5からのDC制御により利得制御を行い、入力
信号は極性が反転し、トランジスタ34のエミッタから出
力される。ペデスタルクランプ回路3は、トランジスタ
34のエミッタに出力された映像信号のペデスタルレベル
がトランジスタ29のコレクタ電位に等しくなるようにト
ランジスタ18,21に帰還をかける。レベルシフト回路6
は抵抗48,50、トランジスタ49から構成され、黒レベル
検出回路7の検出出力によりレベルシフト量が変化す
る。黒レベル検出回路5はトランジスタ38,39,40,42、
抵抗36,37,43からなるコンパレータと平滑用のコンデン
サ46と抵抗47から構成され、黒レベル検出パルス入力端
子44に入力されるパルスにより水平と垂直の走査期間の
み動作する。
説明を簡略化するためコントラストコントロール最大と
最小について動作説明を行う。まず、コントラストコン
トロール最大のときトランジスタ15,16が導通し映像信
号は(R23+R24)/R19倍となるように利得制御されト
ランジスタ34のエミッタから極性反転の出力が得られ
る。レベル変換回路4において、トランジスタ28が導通
し、27が非導通であるため、トランジスタ34に出力され
た信号のペデスタル電位はトランジスタ26のエミッタ電
位にクランプされ、レベルシフト回路6に入力される。
黒レベル設定レベルを設定するトランジスタ32のコレク
タ電位は抵抗31の電圧降下により設定されるため、映像
信号の黒から白ピークの20%となるように定電流源33の
電流値と抵抗31の抵抗値を設定しておく。
最小について動作説明を行う。まず、コントラストコン
トロール最大のときトランジスタ15,16が導通し映像信
号は(R23+R24)/R19倍となるように利得制御されト
ランジスタ34のエミッタから極性反転の出力が得られ
る。レベル変換回路4において、トランジスタ28が導通
し、27が非導通であるため、トランジスタ34に出力され
た信号のペデスタル電位はトランジスタ26のエミッタ電
位にクランプされ、レベルシフト回路6に入力される。
黒レベル設定レベルを設定するトランジスタ32のコレク
タ電位は抵抗31の電圧降下により設定されるため、映像
信号の黒から白ピークの20%となるように定電流源33の
電流値と抵抗31の抵抗値を設定しておく。
次に、トランジスタ49のベース電位が0Vのときレベルシ
フト回路6は動作せず、映像信号は黒レベル検出回路7
に入力され、0〜20%内に黒レベルがある場合にはその
期間のみトランジスタ40及び38が導通しコンデンサ46に
充電する。抵抗47とコンデンサ46の時定数は垂直同期よ
り十分長く設定されており、黒レベルが検出されるとと
もに直流電圧に平滑される。黒レベルの検出電圧により
トランジスタ49が導通し抵抗48の電圧降下により、映像
信号レベルのもっとも暗いレベルが黒レベル設定レベル
に等しくなるように映像信号はレベルシフトされ、出力
端子9より出力される。
フト回路6は動作せず、映像信号は黒レベル検出回路7
に入力され、0〜20%内に黒レベルがある場合にはその
期間のみトランジスタ40及び38が導通しコンデンサ46に
充電する。抵抗47とコンデンサ46の時定数は垂直同期よ
り十分長く設定されており、黒レベルが検出されるとと
もに直流電圧に平滑される。黒レベルの検出電圧により
トランジスタ49が導通し抵抗48の電圧降下により、映像
信号レベルのもっとも暗いレベルが黒レベル設定レベル
に等しくなるように映像信号はレベルシフトされ、出力
端子9より出力される。
コントラストコントロール最小の場合、トランジスタ1
4,17が導通し、映像信号はR23/R19倍となるように利得
制御され、極性が反転し、トランジスタ34のエミッタか
ら、レベル変換回路4においてトランジスタ27が導通、
28が非導通となり、トランジスタ26のエミッタ電位から
抵抗27の電圧降下分だけペデスタルクランプレベルがシ
フトされる。この時、固定電位であるトランジスタ32の
コレクタ電位(黒レベル設定レベル)がコントラストコ
ントロール最小時の映像信号の黒から白ピークの20%と
なるように定電流源の電流値および抵抗27の抵抗値が設
定されており、コントラストコントロール回路2の出力
は黒レベル設定レベルとペデスタルレベルが正しい位置
関係となるようにペデスタルクランプされる。従ってコ
ントラストコントロール最大の時と同様に0〜20%の黒
ピークが黒レベル設定レベルに固定され、出力される。
0〜20%内に黒レベルがない場合にはレベルシフト回路
は動作せずそのまま出力される。
4,17が導通し、映像信号はR23/R19倍となるように利得
制御され、極性が反転し、トランジスタ34のエミッタか
ら、レベル変換回路4においてトランジスタ27が導通、
28が非導通となり、トランジスタ26のエミッタ電位から
抵抗27の電圧降下分だけペデスタルクランプレベルがシ
フトされる。この時、固定電位であるトランジスタ32の
コレクタ電位(黒レベル設定レベル)がコントラストコ
ントロール最小時の映像信号の黒から白ピークの20%と
なるように定電流源の電流値および抵抗27の抵抗値が設
定されており、コントラストコントロール回路2の出力
は黒レベル設定レベルとペデスタルレベルが正しい位置
関係となるようにペデスタルクランプされる。従ってコ
ントラストコントロール最大の時と同様に0〜20%の黒
ピークが黒レベル設定レベルに固定され、出力される。
0〜20%内に黒レベルがない場合にはレベルシフト回路
は動作せずそのまま出力される。
以上説明したように本発明による黒レベル補正回路は、
コントラストコントロール電圧に対応してペデスタルク
ランプ回路のペデスタル設定レベルをシフトさせること
によって、黒レベル設定レベルをコントラストコントロ
ールのかかわらず常に黒から白ピークの20%のレベルに
保つことができる。従ってコントラストコントロールに
かかわらず黒レベル補正回路の補正量が一定となり、安
定した黒レベル補正が行われるものである。
コントラストコントロール電圧に対応してペデスタルク
ランプ回路のペデスタル設定レベルをシフトさせること
によって、黒レベル設定レベルをコントラストコントロ
ールのかかわらず常に黒から白ピークの20%のレベルに
保つことができる。従ってコントラストコントロールに
かかわらず黒レベル補正回路の補正量が一定となり、安
定した黒レベル補正が行われるものである。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来例を示すブロック図、第3図は黒レベル補正動作を
説明するための波形図、第4図は第1図の説明に用いる
波形図、第5図は第1図の具体例を示す回路図である。 1は入力端子、2はコントラストコントロール回路、4
はレベル変換回路、5はコントラストコントロール端
子、6はレベルシフト回路、7は黒レベル検出回路、8
は黒レベル設定電位、9は出力端子、10はペデスタル設
定電位を示す。
従来例を示すブロック図、第3図は黒レベル補正動作を
説明するための波形図、第4図は第1図の説明に用いる
波形図、第5図は第1図の具体例を示す回路図である。 1は入力端子、2はコントラストコントロール回路、4
はレベル変換回路、5はコントラストコントロール端
子、6はレベルシフト回路、7は黒レベル検出回路、8
は黒レベル設定電位、9は出力端子、10はペデスタル設
定電位を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】映像信号を受けこの信号のレベルをコント
ラスト制御電圧に応じて変化させて出力するコントラス
ト制御回路と、この回路からの映像信号のペデスタルレ
ベルを検出し当該レベルがクランプレベルにクランプさ
れるように前記コントラスト制御回路を制御するペデス
タルクランプ回路と、前記コントラスト制御回路からの
ペデスタルレベルがクランプされた映像信号をレベルシ
フトして出力するレベルシフト回路と、このレベルシフ
ト回路から得られる映像信号の黒レベル設定電圧以下の
もっとも暗いレベルを検出し当該検出されたレベルが前
記黒レベル設定電圧となるように前記レベルシフト回路
によるレベルシフト量を制御する黒レベル検出回路と、
前記コントラスト制御回路からの映像信号のレベルに対
して前記もっとも暗いレベルが一定の比率となるように
前記コントラスト制御電圧に応じて前記ペデスタルレベ
ルを制御するレベル変換回路とを備える黒レベル補正回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60031953A JPH0795818B2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 黒レベル補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60031953A JPH0795818B2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 黒レベル補正回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192170A JPS61192170A (ja) | 1986-08-26 |
JPH0795818B2 true JPH0795818B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=12345319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60031953A Expired - Lifetime JPH0795818B2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 黒レベル補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795818B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5339114A (en) * | 1992-07-29 | 1994-08-16 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Television receiver with luminance signal clamped offset and re-clamped prior to contrast control for preventing black level changes with contrast control changes when displaying luminance signals having elevated black level |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51113409A (en) * | 1975-03-28 | 1976-10-06 | Sony Corp | Television receiver |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP60031953A patent/JPH0795818B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61192170A (ja) | 1986-08-26 |
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