JP2557696B2 - 鋸歯状波発生器及びそれを用いたコンバーゼンス補正装置 - Google Patents

鋸歯状波発生器及びそれを用いたコンバーゼンス補正装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、プロジェクションTV受像機や大型受像管を
用いるTV受像機のコンバーゼンス補正に用いて好適な鋸
歯状波発生器及びそれを用いたコンバーゼンス補正装置
に関する。
(ロ)従来の技術 従来よりコンバーゼンス補正装置としてコンバーゼン
スコイルにパラボラ電流を鋸歯状波電流で変調した電流
を流してコンバーゼンスの調整を行なうものが知られて
いる。第2図は、その様なコンバーゼンス補正装置を示
す回路図で、端子(1)からの垂直トリガパルスに応じ
て鋸歯状波を発生する垂直鋸歯状波発生回路(2)と、
端子(3)からの水平トリガパルスに応じて鋸歯状波を
発生する水平鋸歯状波発生回路(4)と、該回路(4)
の出力信号に応じてパラボラ波を発生するパラボラ波発
生回路(5)と、前記垂直鋸歯状波発生回路(2)の出
力鋸歯状波を前記パラボラ波発生回路(5)の出力パラ
ボラ波に応じて変調する変調回路(6)と、該変調回路
(6)の出力電流が供給されるコンバーゼンスコイル
(7)とから構成されている。
第2図おいて、第3図(イ)の如き垂直鋸歯状波が垂
直鋸歯状波発生回路(2)から発生し、又パラボラ波発
生回路(5)から第3図(ロ)の如きパラボラ波が発生
したとする。前記垂直鋸歯状波は、結合コンデンサ
(8)を介して変調回路(6)に印加されるので、その
平均レベルは、第3図(イ)の点線の如くなる。そし
て、前記パラボラ波は、前記垂直鋸歯状波に応じて変調
され、第3図(ハ)の如くなり、コンバーゼンス補正用
の電流としてコンバーゼンスコイル(7)に供給され
る。
第2図の如きコンバーゼンス補正装置は、例えば、特
開昭58−222688号公報に記載されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、一般にコンバーゼンス補正装置において
は、従来から知られている様に、変調回路の出力電流を
鋸歯状波の半サイクル毎に反転させて出力している。
その為、第2図の変調回路(6)においては、その出
力電流の位相を、第3図(イ)の信号の半サイクル毎に
反転させている。そして、その反転のタイミングは、第
3図(イ)の信号の反転波形との交点即ちその平均直流
レベルとなる。その為、第3図(イ)の時刻t1において
反転する。ところが、実際のTV画面状での走査期間は、
第3図(イ)のTであり、本来その期間Tの1/2の時刻
(t2)において前述の反転が行なわれないと、正しくコ
ンバーゼンス補正が行なわれないという問題があった。
これは、特に第3図(イ)の帰線期間T0が長くなる程、
顕著となる。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、トリガパ
ルスに応じて鋸歯状波を発生する鋸歯状波発生回路と、
該鋸歯状波発生回路の出力鋸歯状波をピーク検波するピ
ーク検波回路と、前記トリガパルスに応じて前記鋸歯状
波と前記ピーク検波回路の出力に応じた電圧とを切換出
力する切換回路と、から成り前記切換回路の出力端より
鋸歯状波を得るようにしたことを特徴とする。
(ホ)作用 本発明に依れば、鋸歯状波と、該鋸歯状波をピーク検
波し、そのピーク検波出力に応じた電圧とを切換回路で
切換出力し、合成信号を得ている。その為、合成後の鋸
歯状波の平均直流レベルと、前記鋸歯状波の振幅の1/2
のレベルとを、帰線期間の長さにかかわらず常に一致さ
れることが出来る。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(9)
は入力端子(10)からの垂直トリガパルスがベースに印
加される放電トランジスタ(11)、及び定電流源(12)
からの定電流が供給される充放電コンデンサ(13)から
成る鋸歯状波作成回路、(14)は点Bに発生する鋸歯状
波をレベルシフトする第1レベルシフト回路、(15)は
前記第1レベルシフト回路(14)の出力鋸歯状波を逆方
向にレベルシフトする第2レベルシフト回路、(16)は
トランジスタ(17)及びコンデンサ(18)から成り、前
記鋸歯状波をピーク検波するピーク検波回路、(19)は
第1及び第2抵抗(20)及び(21)から成る分圧回路
22)を備え、前記ピーク検波回路(16)の出力電圧を
分圧すると共にレベルシフトする第3レベルシフト回
路、(23)は前記第2レベルシフト回路(15)の出力鋸
歯状波と前記第3レベルシフト回路(19)の出力電圧と
を垂直トリガパルスに応じて切換出力する切換回路であ
る。
尚、第1図において、第2図と同一の回路素子につい
ては同一の符号を付し説明を省略する。
次に動作を説明する。今、第4図(イ)の如き垂直ト
リガパルスが入力端子(10)に印加されると、前記垂直
トリガパルスの「L」レベル期間、放電トランジスタ
(11)がオフするので、定電流源(12)からの定電流
は、充放電コンデンサ(13)に流れ、前記充放電コンデ
ンサ(13)の上端Bの電圧は、徐々に上昇する。又、前
記垂直トリガパルスの「H」レベル期間の放電トランジ
スタ(11)がオンするので、前記充放電コンデンサ(1
3)は急激に放電する。その為、第4図(ロ)の如き鋸
歯状波が点Bに得られ、第1レベルシフト回路(14)で
+4VBE(ただし、VBEはPN接合の順方向電圧)レベルシ
フトさせられる。レベルシフトされた鋸歯状波は、第2
レベルシフト回路(15)内のトランジスタ(24)のベー
スに印加されるとともにトランジスタ(17)のベースに
印加される。前記トランジスタ(17)のエミッタにはピ
ーク検波用のコンデンサ(18)が接続されているので、
印加された鋸歯状波はピーク検波され、直流電圧に変換
される。ここで、点Bの鋸歯状波の最大振幅をVSとする
と、点Cの電圧V(C)は V(C)=VS+3VBE ……(1) となり、第4図(ハ)の一点鎖線Cの如く表わされる。
又、トランジスタ(24)のエミッタである点Dには−
VBEレベルシフトされた鋸歯状波が得られ、該鋸歯状波
の振幅の最大値V(D)maxは V(D)max=VS+3VBE ……(2) となり、最小値V(D)minは V(D)min=3VBE ……(3) となり、第4図(ハ)の実線Dの如くなる。
点Cに得られる前述の電圧は、トランジスタ(25)で
−VBEレベルシフトされた後、分圧回路(22)で分圧さ
れる。前記分圧回路(22)を構成する第1及び第2抵抗
(20)及び(21)の抵抗値を等しく設定すると、点Eの
電圧V(E)は V(E)=1/2VS+2VBE ……(4) となり、第4図(ハ)の実線Eの如くなる。前記電圧V
(E)はトランジスタ(26)で更にレベルシフトされるの
で点Fの電圧V(F)は V(F)=1/2VS+VBE ……(5) となり第4図(ハ)の実線Fの如くなる。
一方、点Dに得られる鋸歯状波はトランジスタ(27)
及び(28)で−2VBEレベルシフトされるので点Gの電圧
V(G)の最大値V(G)maxは V(G)max=VS+VBE ……(6) となり、最小値V(G)minは V(G)min=VBE ……(7) となり第4図(ハ)の点線Gの如く示される。
ここで、第(5),第(6)及び第(7)式から明ら
かな様に第4図(ハ)の実線Fは、点線Gの振幅に対し
て正確に1/2となる。
点Gに得られる鋸歯状波及び点Fの電圧は、切換回路
(23)に印加され、前記切換回路(23)は入力端子(1
0)からの垂直トリガパルスに応じて、前記パルスの
「H」レベル期間、接点a側に、又前記パルスの「L」
レベル期間、接点b側に切換わる。その為、前記切換回
路(23)の出力端には第4図(ニ)の如き鋸歯状波が発
生する。
第4図(ニ)の鋸歯状波の帰線期間T3は、最大振幅の
1/2のレベルになっており、鋸歯状波の変化が直線的で
あるので、第4図(ニ)の平均直流レベルは点線Hとな
り、走査期間Tの中心時刻tと一致する。従って、第1
図の回路に依れば、点線Hを境として上側の面積と下側
の面積とが等しい鋸歯状波を得ることが出来る。
そして、第4図(ニ)の信号と等しい第5図(イ)の
信号が結合コンデンサ(29)を介して変調回路(6)に
印加される。前記変調回路(6)は従来と同様の物であ
る。
その結果、第5図(イ)の鋸歯状波及び第5図(ロ)
のパラボラ波を変調回路(6)で変調すれば、位相が反
転する時刻が、鋸歯状波の走査期間の中心時刻と一致し
た第5図(ハ)の如きコンバーゼンス補正用の電流を得
ることが出来る。
第6図は、第1図の切換回路(23)の具体回路例を示
す回路図で、垂直トリガパルスが制御端子(30)に、鋸
歯状波が第1入力端子(31)に、第3レベルシフト回路
(19)の出力電圧が第2入力端子(32)に印加され、出
力端子(33)により鋸歯状波を得る構成となっている。
例えば、垂直トリガパルスのレベルが基準電源(34)の
レベルより低い「L」期間の場合、トランジスタ(35)
がオン、トランジスタ(36)がオフするので、第1入力
端子(31)からの鋸歯状波がトランジスタ(37)及びダ
イオード(38)を介して出力端子(33)に導出される。
又、垂直トリガパルスのレベルが基準電源(34)のレベ
ルより高い「H」期間の場合、トランジスタ(36)がオ
ン、トランジスタ(35)がオフするので、第2入力端子
(32)からの電圧がトランジスタ(39)及びダイオード
(40)を介して出力端子(33)に導出される。従って、
第6図の回路に依れば、垂直トリガパルスに応じて2つ
の信号を切換出力することが出来る。
尚、第1図の実施例においては単一の電源を使用して
いる為、種々のレベルシフト回路を必要とするが正負の
二電源方式を用いるならば、前記レベルシフト回路は必
要としない。
又、第1図の実施例においては、上下のひずみ補正を
行なう為に垂直の鋸歯状波及び水平のパラボラ波を用い
てコンバーゼンス補正を行なったが、左右のひずみ補正
の場合には垂直のパラボラ波と水平の鋸歯状波を用い
る。前記水平の鋸歯状波は第1図と同様の回路を用いて
作成することが出来、同様の効果を得ることが出来る。
(ト)発明の効果 以上、述べた如く本発明に依れば、コンバーゼンス補
正用電流の位相が反転する時刻と鋸歯状波の走査期間の
中心時刻とを正確に一致させることが出来るので正しく
コンバーゼンス補正を行なうことが出来る。特に本発明
においては、鋸歯状波の帰線期間の電圧を鋸歯状波の振
幅に応じて設定しているので、前記鋸歯状波の振幅にか
かわらず常に正しいコンバーゼンス補正を行なうことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、第2図は、
従来のコンバーゼンス補正装置を示す回路図、第3図
(イ)乃至(ハ)は第2図の説明に供する為の波形図、
第4図(イ)乃至(ニ)は第1図の説明に供する為の波
形図、第5図(イ)乃至(ハ)は第1図の説明に供する
為の波形図、及び第6図は第1図の具体回路例を示す回
路図である。 (6)……変調回路、(9)……鋸歯状波作成回路、 (16)……ピーク検波回路、(23)……切換回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリガパルスに応じて鋸歯状波を発生する
    鋸歯状波発生回路と、 該鋸歯状波発生回路の出力鋸歯状波をピーク検波するピ
    ーク検波回路と、 該ピーク検波回路の出力信号に基づいて鋸歯状波の振幅
    の1/2のレベルの電圧を発生する電圧発生回路と、 前記トリガパルスの発生期間は前記電圧発生回路の出力
    電圧を、それ以外の期間は前記鋸歯状波発生回路の出力
    鋸歯状波を切換出力する切換回路と、 を備え、前記切換回路の出力端よりコンバーゼンス補正
    用の鋸歯状波を得るようにしたことを特徴とする鋸歯状
    波発生器。
  2. 【請求項2】トリガパルスに応じて鋸歯状波を発生する
    鋸歯状波発生回路と、 該鋸歯状波発生回路の出力鋸歯状波をピーク検波するピ
    ーク検波回路と、 該ピーク検波回路の出力信号に基づいて鋸歯状波の振幅
    の1/2のレベルの電圧を発生する電圧発生回路と、 前記トリガパルスの発生期間は前記電圧発生回路の出力
    電圧を、それ以外の期間は前記鋸歯状波発生回路の出力
    鋸歯状波を切換出力する切換回路と、 水平周期又は垂直周期のパラボラ波を発生するパラボラ
    波発生回路と、 該パラボラ波発生回路の出力パラボラ波を前記切換回路
    の出力信号に応じて変調する変調回路と、 を備え、前記変調回路の出力信号に応じてコンバーゼン
    ス補正を行うようにしたことを特徴とするコンバーゼン
    ス補正装置。
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