JPH0795366A - 撮影用原稿台 - Google Patents

撮影用原稿台

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Publication number
JPH0795366A
JPH0795366A JP23654293A JP23654293A JPH0795366A JP H0795366 A JPH0795366 A JP H0795366A JP 23654293 A JP23654293 A JP 23654293A JP 23654293 A JP23654293 A JP 23654293A JP H0795366 A JPH0795366 A JP H0795366A
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JP
Japan
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transparent pressure
swinging
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JP23654293A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Koyanagi
祥啓 小柳
Masaaki Tomimizu
政昭 冨水
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原稿載置本体と透明状圧板とで原稿を挟持する
際、この原稿に位置ずれが惹起することを確実に阻止す
るとともに、簡単な構成からなる撮影用原稿台を提供す
る。 【構成】位置決め手段44により原稿Sを原稿台紙46
を介して位置決め載置する原稿載置本体42と、この原
稿載置本体42に揺動自在に支持され前記原稿載置本体
42に載置された原稿Sを押圧保持する透明状圧板48
と、前記原稿載置本体42に前記原稿Sが載置された状
態で前記透明状圧板48を閉じる方向に揺動させる際、
前記透明状圧板48の揺動支点50側を昇降させて該透
明状圧板48を前記位置決め手段44側から該原稿Sの
全面に圧接させるための昇降手段52とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報を担持した原
稿を原稿載置本体と透明状圧板とで挟持して原稿入力部
から撮影部まで搬送するための撮影用原稿台に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、印刷、製版の分野において、作
業工程の合理化、画像品質の向上等を目的として原稿に
担持された画像情報を電気的に処理し、フイルム原版を
作成する画像走査読取記録システムが広汎に用いられて
いる。
【0003】この画像走査読取記録システムは、画像読
取装置と画像記録装置とを備えており、この画像読取装
置では、画像読取部(撮影部)において原稿の画像情報
が光電変換素子によって読み取られて電気信号に変換さ
れる。この画像読取装置で光電変換された画像情報は、
画像記録装置により製版条件に応じた階調補正、輪郭強
調等の演算処理が施された後、レーザ光からなる光信号
に変換され、フイルム等の感光材料からなる記録担体上
に記録再生される。なお、この記録担体は所定の現像装
置によって現像処理された後、フイルム原版として印刷
等に供されることになる。
【0004】ところで、画像読取装置では、画像読取作
業を高精度に遂行するために原稿を画像読取部に対して
正確に位置決めする必要があり、このため、原稿台が使
用されている。この原稿台は、通常、図7に示すよう
に、原稿載置本体2とこの原稿載置本体2の後端部に揺
動自在に装着された透明状圧板4とを備えており、前記
原稿載置本体2の先端部に位置決めピン6が設けられて
いる。そして、原稿台紙8が位置決めピン6を介して原
稿載置本体2に位置決めされるとともに、この原稿台紙
8に所望の原稿Sが貼り付けられている。従って、原稿
Sは、原稿載置本体2と透明状圧板4と挟持されて平面
性を維持しかつ正確に位置決めされた状態で、原稿入力
部から撮影部まで搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
原稿台では、図7に示すように、原稿載置本体2に原稿
台紙8が配置された後、透明状圧板4が閉じる方向に揺
動されると、まずこの透明状圧板4の支点側が前記原稿
台紙8の後端部に当接する(図中、二点鎖線参照)。次
いで、透明状圧板4は、原稿台紙8の後端部側から先端
部側に向かって当接し、最終的にこの原稿台紙8の全面
に圧接する。このため、原稿台紙8は、後端部側から先
端部側に向かって押圧されることになるが(図中、矢印
参照)、この原稿台紙8の先端部が位置決めピン6に係
止されている。従って、原稿台紙8の先端部近傍や原稿
S自体に皺が発生したり、この位置決めピン6を嵌合し
ている原稿台紙8の孔部が拡大してしまい、これにより
該原稿Sの位置ずれ等が惹起し易いという問題が指摘さ
れている。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するための
ものであり、原稿載置本体と透明状圧板とで原稿を挟持
する際、この原稿に位置ずれが惹起することを確実に阻
止することができるとともに、簡単な構成からなる撮影
用原稿台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、画像情報を担持した原稿を原稿入力部
から撮影部まで搬送するための撮影用原稿台であって、
一端側に設けられた位置決め手段により前記原稿を位置
決め載置する原稿載置本体と、前記原稿載置本体の他端
側に揺動自在に支持され、前記原稿載置本体に載置され
た原稿を押圧保持する透明状圧板と、前記原稿載置本体
に前記原稿が載置された状態で前記透明状圧板を閉じる
方向に揺動させる際、前記透明状圧板の揺動支点側を昇
降させて該透明状圧板を前記位置決め手段側から該原稿
全面に対して圧接させるための昇降手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0008】また、前記昇降手段が、前記透明状圧板に
設けられる押圧部材と、前記押圧部材に係合して水平方
向に進退自在なリンク部材と、前記リンク部材に係合し
て揺動する揺動部材と、前記揺動部材に係合して昇降す
るとともに、前記透明状圧板の揺動支点側を支持する支
持台と、を備えることが好ましい。
【0009】さらにまた、前記押圧部材が、前記透明状
圧板の揺動先端に固着される板状の屈曲体であり、前記
リンク部材の一端には、前記押圧部材に係合して揺動自
在な係止部材が設けられるとともに、前記リンク部材の
他端には、前記揺動部材と一体的に揺動するリンク片が
固着されており、前記透明状圧板には、該透明状圧板の
揺動支点側を下方に引張して前記係止部材を前記押圧部
材に係合する姿勢に保持する弾性部材が設けられること
が好ましい。
【0010】
【作用】本発明に係る撮影用原稿台では、原稿載置本体
の一端側に設けられた位置決め手段により原稿が位置決
めされた状態で、透明状圧板が閉じる方向に揺動される
際、昇降手段を介して前記透明状圧板の揺動支点側が上
昇される。そして、透明状圧板は、位置決め手段側から
原稿に当接した後、昇降手段を介してこの透明状圧板が
下降されることにより該原稿の全面を押圧支持する。従
って、原稿は、位置決め手段から離間する方向に向かっ
て押圧されることになり、この位置決め手段近傍で皺や
損傷等が発生することがなく、前記原稿を高精度かつ確
実に位置決め保持することが可能になる。
【0011】また、透明状圧板に昇降手段を構成する押
圧部材が設けられており、この透明状圧板が閉じる方向
に揺動する際に前記押圧部材がリンク部材に係合する
と、このリンク部材が水平方向に移動して揺動部材が揺
動する。次に、揺動部材を介して枠体が上昇すると、透
明状圧板の揺動支点側が上昇して前記透明状圧板の揺動
先端側が原稿に当接することになる。
【0012】さらに、透明状圧板が閉じる方向に揺動す
る際、リンク部材に設けられた係止部材が板状の屈曲体
である押圧部材の内方に臨入し、弾性部材の作用下に透
明状圧板の揺動支点側が下降して原稿に当接する。これ
により、透明状圧板は、原稿の全面に当接してこの原稿
を正確かつ確実に押圧保持することができる。
【0013】
【実施例】本発明に係る撮影用原稿台についてこれを組
み込む画像読取装置との関連で実施例を挙げ、添付の図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0014】図1において、参照数字10は、本実施例
に係る画像読取装置を示し、この画像読取装置10は、
原稿入力部12と画像撮影部14と画像走査部16とを
備える。原稿入力部12および画像撮影部14は、第1
筐体18上に構成され、画像走査部16は、この画像撮
影部14の上部空間を画成する第2筐体20内に構成さ
れる。原稿入力部12と画像撮影部14とは、第2筐体
20に画成される通路22によって連通する。
【0015】原稿入力部12と画像撮影部14との間に
は、水平で且つ互いに平行となるガイドバー24とレー
ル部材(図示せず)とが配設され、これらの両端部が第
1筐体18上に支持台26、28により支持される。ガ
イドバー24とレール部材との間には両端部が軸受3
0、32によって支持されたボールねじ34が水平方向
に配設され、このボールねじ34は、ベルト・プーリ手
段36を介して駆動用モータ38に連結される。ガイド
バー24、レール部材およびボールねじ34には、画像
情報を担持する原稿Sを保持した第1の実施例に係る原
稿台40が移動可能な状態で支持される。
【0016】図2および図3に示すように、原稿台40
は、一端42a側に設けられた位置決め手段44により
原稿Sを原稿台紙46を介して位置決め載置する原稿載
置本体42と、この原稿載置本体42の他端42b側に
揺動自在に支持され前記原稿載置本体42に載置された
原稿Sを押圧保持する透明状圧板48と、前記原稿載置
本体42に前記原稿Sが載置された状態で前記透明状圧
板48を閉じる方向に揺動させる際前記透明状圧板48
の揺動支点50側を昇降させて該透明状圧板48を前記
位置決め手段44側から該原稿Sの全面に対して圧接さ
せるための昇降手段52とを備える。
【0017】位置決め手段44は、原稿載置本体42の
一端42a上に立設された位置決めピン54a、54b
を備え、この位置決めピン54a、54bが原稿台紙4
6の先端に形成された孔部56a、56bに嵌合して前
記原稿台紙46が位置決め固定される。
【0018】原稿載置本体42の両側部には、一端42
aから他端42bに向かって昇降手段52を構成する一
対のリンク部材58が水平方向に進退自在に配設され
る。各リンク部材58の一端に揺動板60の一端が係合
するとともに、各揺動板60の他端が原稿載置本体42
の一端42aに沿って延びる回転軸62の両端部に固着
される。回転軸62には、所定間隔離間して屈曲する一
対の係止部材64が固定され、この係止部材64の先端
部に傾斜面66が形成される。
【0019】リンク部材58の他端には、揺動板68の
一端が係合し、この揺動板68の他端が原稿載置本体4
2の他端42bに沿って延びる回転軸70の両端部に固
着される。回転軸70の両端には、揺動部材72が固着
され、この揺動部材72の揺動先端部に長孔74が形成
される。長孔74には、ピン76が嵌合しており、この
ピン76が筐体78内に配設された昇降ロッド80に固
定され、この筐体78には、前記昇降ロッド80を昇降
自在に案内するための上下方向に長尺な長孔81が形成
される。
【0020】昇降ロッド80の上部に支持台82が固着
され、この支持台82に揺動支点50を介して枠体84
が揺動可能に装着される。枠体84は、透明状圧板48
を保持しており、この枠体84の揺動支点50側には、
引張ばね(弾性体)86の一端部が係合するとともに、
この引張ばね86の他端部が原稿載置本体42に固定さ
れる。枠体84と原稿載置本体42の両側部には、コイ
ルスプリング(図示せず)が内装された開閉補助手段8
8が配設されており、前記枠体84の揺動先端には、係
止部材64に係合する一対の押圧部材90が固定され
る。押圧部材90は、板状の屈曲体であってその下端部
が内方に屈曲して空間部92が形成されている。
【0021】画像撮影部14の上方に設けられる画像走
査部16は、ハロゲンランプ等からなる光源100と、
この光源100から導出される光Lを画像撮影部14に
導くファイババンドル102a、102bと、原稿台4
0に保持されている原稿Sに前記光Lを照射するための
照射部104a、104bと、前記原稿Sにより上方に
反射された光Lを水平方向に導くミラー106と、この
ミラー106で水平方向に反射された光Lを光電変換し
画像信号を形成するためのCCDラインセンサ108と
を備える。
【0022】次に、このように構成される画像読取装置
10の動作について、第1の実施例に係る原稿台40と
の関連で説明する。
【0023】まず、原稿入力部12に原稿台40が配置
されており、この原稿台40を構成する枠体84が揺動
支点50を支点にして上方(開く方向)に揺動される
(図2および図3参照)。この状態において、原稿載置
本体42上に原稿台紙46が配設される。この原稿台紙
46には、予め所望の原稿Sが貼り付けられており、孔
部56a、56bが位置決め手段44を構成する位置決
めピン54a、54bに嵌合されることにより、前記原
稿台紙46が原稿載置本体42に対して位置決め固定さ
れる。
【0024】そこで、枠体84が下方(閉じる方向)に
揺動されると、透明状圧板48は、この枠体84と一体
的に揺動して揺動支点50側の端部が原稿台紙46に最
も接近して当接直前の位置に至る。その際、枠体84の
揺動先端に設けられた押圧部材90が、原稿載置本体4
2に配設された係止部材64に当接し、図4に示すよう
に、この係止部材64が下方に揺動して回転軸62が矢
印方向に回転する。
【0025】回転軸62の回転は、揺動板60の揺動動
作に変換され、さらにリンク部材58が原稿載置本体4
2の一端42a側から他端42b側に移動する。リンク
部材58の移動により揺動板68を介して回転軸70が
回転し、この回転軸70に固定された揺動部材72が上
方に向かって揺動する。揺動部材72に形成された長孔
74には、ピン76が嵌合しており、この揺動部材72
が上方に揺動すると、昇降ロッド80が、前記ピン76
を介して筐体78に形成された長孔81の案内作用下に
上昇する。これにより、支持台82が上昇し、この支持
台82に揺動自在に支持されている枠体84および透明
状圧板48は、引張ばね86に抗して揺動支点50側の
端部が上昇され、この透明状圧板48の揺動先端側が原
稿台紙46側に最も接近する(図4参照)。
【0026】枠体84がさらに下方に揺動されると、ま
ず透明状圧板48の揺動先端側、すなわち位置決め手段
44側の端部側から原稿台紙46および原稿Sに当接す
る。そして、押圧部材90の下端部から係止部材64が
離脱してこの係止部材64が前記押圧部材90の空間部
92に臨入すると、引張ばね86の引張作用下に枠体8
4の揺動支点50側の端部が下降し、回転軸70、リン
ク部材58および回転軸62等を介して前記係止部材6
4が空間部92内で水平姿勢に保持される(図5参
照)。これによって、透明状圧板48は、原稿台紙46
および原稿Sの全面を平坦状に押圧保持することにな
る。
【0027】この場合、第1の実施例では、原稿載置本
体42の一端42a側に設けられた位置決め手段44を
介して原稿台紙46を保持した状態で、この原稿載置本
体42の他端42b側に揺動支点50を有する枠体84
を閉じる方向に揺動させる際、前記揺動支点50側を一
旦上昇させることにより透明状圧板48を前記位置決め
手段44側から該原稿台紙46および原稿Sに当接させ
ている。従って、原稿台紙46は、孔部56a、56b
と位置決めピン54a、54bとで固定されている先端
側から開放状態の後端側に向かって押圧されることにな
り、透明状圧板48の圧接によってこの原稿台紙46が
伸ばされても、該原稿台紙46は前記開放状態の後端側
に向かって容易に伸びることができる。
【0028】上記のように、原稿台紙46が固定側の先
端から開放側の後端に向かって押圧されるため、この原
稿台紙46および原稿Sに皺等が発生することがなく、
しかも前記原稿台紙46の孔部56a、56bに押圧力
が集中してこの孔部56a、56bが損傷し易いという
不具合が惹起することもない。このため、原稿Sを所定
の位置に高精度かつ確実に位置決め保持することが可能
になるという効果が得られる。しかも、昇降手段52
が、実質的にリンク機構からなり、この昇降手段52の
構成を容易に簡素化することができ、製造コストが高騰
することを阻止することが可能になる。
【0029】ところで、原稿載置本体42と透明状圧板
48とで原稿Sが挟持された後、駆動用モータ38の駆
動作用下にベルト・プーリ手段36を介してボールねじ
34が回転することにより、原稿台40は、ガイドバー
24およびレール部材(図示せず)に支持されて画像撮
影部14側へと搬送される。
【0030】原稿台40が、画像撮影部14の所定部位
に到達すると、画像走査部16によって原稿Sに担持さ
れた画像情報の読取動作が開始される。その際、光源1
00から出力された光Lは、ファイババンドル102
a、102bを介して照射部104a、104bに導か
れ、この照射部104a、104bから原稿Sに対し図
1に直交する方向にライン状に照射される。この光L
は、原稿Sにより上方に反射されてミラー106を介し
て水平方向に反射された後、CCDラインセンサ108
に導入されて光電変換され、所定の画像信号が形成され
る。
【0031】次に、第2の実施例に係る原稿台200
を、図6を参照して説明する。なお、第1の実施例に係
る原稿台40と同一の構成要素には、同一の参照符号を
付してその詳細な説明は省略する。
【0032】原稿台200は、昇降手段202を備え、
この昇降手段202を構成する一対のリンク部材58に
係合する回転軸62に、手動用操作レバー204が固着
される。従って、操作者は、枠体84を閉じる方向に所
定角度揺動させた後、操作レバー204を直接下方に押
圧することにより、透明状圧板48の後端側(揺動支点
50側)が上昇する。次いで、透明状圧板48の先端側
が原稿台紙46に当接した後、操作レバー204から手
指を離間させることにより、この透明状圧板48の後端
側が下降して前記透明状圧板48が該原稿台紙46の全
面に当接することになる。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る撮影用原稿台によれば、以
下の効果乃至利点が得られる。
【0034】原稿載置本体の一端側に設けられた位置決
め手段により原稿が位置決めされた状態で、透明状圧板
が閉じる方向に揺動される際、この透明状圧板は、まず
前記位置決め手段側から前記原稿に当接する。従って、
原稿は、位置決め手段から離間する方向に押圧されるこ
とになり、この位置決め手段近傍で皺や損傷等が発生す
ることがなく、前記原稿を高精度かつ確実に位置決め保
持することが可能になる。
【0035】また、昇降手段が実質的にリンク機構から
なり、この昇降手段の構成を容易に簡素化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮影用原稿台を組み込む画像読取
装置の概略構成側面図である。
【図2】第1の実施例に係る原稿台の概略側面図であ
る。
【図3】前記原稿台の概略斜視図である。
【図4】前記原稿台を構成する枠体および透明状圧板が
閉じられる途上の側面説明図である。
【図5】前記枠体および透明状圧板が閉じられた状態の
側面説明図である。
【図6】第2の実施例に係る原稿台の概略側面図であ
る。
【図7】従来の原稿台の側面説明図である。
【符号の説明】
10…画像読取装置 12…原稿入力
部 14…画像撮影部 16…画像走査
部 40…原稿台 42…原稿載置
本体 44…位置決め手段 46…原稿台紙 48…透明状圧板 50…揺動支点 52…昇降手段 54a、54b
…位置決めピン 56a、56b…孔部 58…リンク部
材 62…回転軸 64…係止部材 70…回転軸 72…揺動部材 80…昇降ロッド 82…支持台 84…枠体 86…引張ばね 90…押圧部材 200…原稿台 202…昇降手段 204…操作レ
バー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を担持した原稿を原稿入力部から
    撮影部まで搬送するための撮影用原稿台であって、 一端側に設けられた位置決め手段により前記原稿を位置
    決め載置する原稿載置本体と、 前記原稿載置本体の他端側に揺動自在に支持され、前記
    原稿載置本体に載置された原稿を押圧保持する透明状圧
    板と、 前記原稿載置本体に前記原稿が載置された状態で前記透
    明状圧板を閉じる方向に揺動させる際、前記透明状圧板
    の揺動支点側を昇降させて該透明状圧板を前記位置決め
    手段側から該原稿全面に対して圧接させるための昇降手
    段と、 を備えることを特徴とする撮影用原稿台。
  2. 【請求項2】請求項1記載の原稿台において、前記昇降
    手段は、前記透明状圧板に設けられる押圧部材と、 前記押圧部材に係合して水平方向に進退自在なリンク部
    材と、 前記リンク部材に係合して揺動する揺動部材と、 前記揺動部材に係合して昇降するとともに、前記透明状
    圧板の揺動支点側を支持する支持台と、 を備えることを特徴とする撮影用原稿台。
  3. 【請求項3】請求項2記載の原稿台において、前記押圧
    部材は、前記透明状圧板の揺動先端に固着される板状の
    屈曲体であり、 前記リンク部材の一端には、前記押圧部材に係合して揺
    動自在な係止部材が設けられるとともに、 前記リンク部材の他端には、前記揺動部材と一体的に揺
    動するリンク片が固着されており、 前記透明状圧板には、該透明状圧板の揺動支点側を下方
    に引張して前記係止部材を前記押圧部材に係合する姿勢
    に保持する弾性部材が設けられることを特徴とする撮影
    用原稿台。
JP23654293A 1993-09-22 1993-09-22 撮影用原稿台 Pending JPH0795366A (ja)

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JP23654293A JPH0795366A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 撮影用原稿台

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23654293A JPH0795366A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 撮影用原稿台

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Publication Number Publication Date
JPH0795366A true JPH0795366A (ja) 1995-04-07

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23654293A Pending JPH0795366A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 撮影用原稿台

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134395A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Naturaleza One 原稿圧着板開閉保持装置並びにこれを備えた事務機器

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JP2013134395A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Naturaleza One 原稿圧着板開閉保持装置並びにこれを備えた事務機器

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