JPH0795317A - 自動情報送信装置 - Google Patents

自動情報送信装置

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JPH0795317A
JPH0795317A JP23659993A JP23659993A JPH0795317A JP H0795317 A JPH0795317 A JP H0795317A JP 23659993 A JP23659993 A JP 23659993A JP 23659993 A JP23659993 A JP 23659993A JP H0795317 A JPH0795317 A JP H0795317A
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telephone
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telephone line
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Toshinori Nakamura
俊則 中村
Seiji Fukui
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話回線を利用した自動情報送信装置におい
て、警備対象区域における異常発生を迅速に監視センタ
ーにおいて把握できるようにする。 【構成】 電話回線23を利用して異常発生情報を遠隔の
監視センター26へ送信する自動情報送信装置1におい
て、前記電話回線に接続された電話機21の通話先が予め
指定した通話先であるか否かを判定する通話先識別手段
2、該通話先識別手段により、前記電話機の通話先が予
め指定した通話先であると判定された場合に、前記監視
センターに対して、予め指定された通話先に電話がされ
たことの信号を送出する送信手段11を設ける。これによ
り、センサが異常を検出する前に顧客が110番等へ電
話をした場合、センサの検知前に監視センターが異常発
生を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を利用して異
常発生情報および警備モード情報等を監視センターに自
動通報する自動情報送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、警報システム等で家屋、ビル
等の警備対象区域に各種センサを配設し、火災の発生、
泥棒の侵入等の異常発生を検知し、これらのセンサで検
知した異常発生情報や警備セット、解除等の警備モード
情報等を電話回線を使用して遠隔の監視センター等に自
動的に情報を送出する自動情報送信装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の自動情報
送信装置においては、警備会社と契約した顧客が警備対
象区域内にいるときにその警備対象区域に異常が発生す
る場合がある。このような場合、各種センサによる検知
が顧客による異常発見よりも早く行われれば、センサで
検知した各種情報は電話回線により監視センターに通報
されるので、監視センターにおいて迅速に異常に対応で
きる。
【0004】しかしながら、場合によってはセンサによ
る検知よりも顧客の異常発見の方が早い場合があり得
る。このような場合、通常、顧客は消防署または警察等
に電話を使用して通報する。このようにセンサが異常発
生を検知する前に顧客が異常を発見している場合でも、
従来の自動情報送信装置は異常発生をセンサによっての
み検知することとしているため、監視センターにおいて
は、センサによる通報が行われるまで緊急性を有する異
常発生を把握することができない。このため、監視セン
ターにおける異常に対応する処置が遅くなる可能性があ
る。
【0005】本発明は、電話回線を利用した自動情報送
信装置において、センサが異常を検知する以前に顧客に
より異常が発見された場合に、センサの異常検知の前に
監視センターに異常発生を通報できるようにすることに
より、警備対象区域における異常発生を迅速に監視セン
ターにおいて把握できるようにすることを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。本発明は、電話回線
を利用して異常発生情報を遠隔の監視センターへ送信す
る自動情報送信装置において、センサが異常を検知する
以前に顧客により異常が発見され、顧客が電話により消
防署または警察などに通報をした場合に、この顧客が電
話をしたことを検知してこのことを監視センターに自動
的に送信する。
【0007】これを実行するため本発明は、電話回線を
利用して異常発生情報を遠隔の監視センターへ送信する
自動情報送信装置において、前記電話回線に接続された
電話機の通話先が予め指定した通話先であるか否かを判
定する通話先判定手段、該通話先判定手段により、前記
電話機の通話先が予め指定した通話先であると判定され
た場合に、前記監視センターに対して、予め指定された
通話先に電話がされたことの信号を送出する送信手段を
設ける。
【0008】
【作用】前記通話先判定手段は、電話機が使用される都
度、顧客の電話機の通話先が予め指定した通話先、例え
ば消防署または警察であるか否かを常にチェックする。
そして、顧客が指定した通話先に電話で通報をしたこと
が検知されると、監視センターに対して消防署あるいは
警察に通報がされたことを示す信号を送信する。
【0009】これにより、顧客の異常発見よりも各種セ
ンサによる異常検知が遅れた場合でも、センサによる検
知以前に、監視センターは警備対象区域での異常発生を
迅速に把握できることとなる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図を用いて説明す
る。図1は、自動情報送信装置の実施例を示すブロック
図である。自動情報送信装置1は、家屋等の警備対象区
域に設置され、警備対象区域内の火災、侵入等の異常発
生を検知する図示しない各種センサがセンサインタフェ
ース13に接続され、家屋内の異常の発生等を監視して
いる。
【0011】自動情報送信装置1は、家屋内に設置され
た電話機21に電話線22を介して接続されている。ま
た自動情報送信装置1は電話回線23を介して交換機2
4に接続されている。交換機24には、指定された監視
センター26が接続されている。自動情報送信装置1
は、電話機21から発信された電話番号を識別する通話
先識別手段2と、電話回線23の状態を検出する回線状
態検出手段3と、ダイヤル制御手段5と、電話回線23
の接続を切り替える回線切替手段6と、回線閉結手段7
と、ダイヤルパルスリレー8と、火花防止手段9と、回
線網制御手段10と、送信手段11と、応答信号受信手
段12と、電源18と、当該警備対象区域に備えられた
各種センサからの情報を受けるセンサインタフェース1
3と、制御プログラム、自動送信先電話番号、指定通話
先電話番号を記憶している記憶手段14と、情報を当該
警備対象区域に合成音声で知らせる音声合成回路15お
よびスピーカ16と、発呼要請情報検出手段17を具備
している。
【0012】通話先識別手段2は、電話機21から発信
されるダイヤルパルスをカウントして電話機21の通話
先の電話番号を識別し、その電話番号を回線網制御手段
10へ送出する。回線状態検出手段3は、電話回線23
へのノイズの混入を防止する必要があるため電気的にま
た磁気的に絶縁されていなければならない。この絶縁を
可能にする1手段として、本実施例においては、フォト
カプラー4a、4bが使用される。このフォトカプラー
4a、4bは、フォトトランジスタ43,44が発光ダ
イオード41,42の発光する光の強度を検知すること
により、電話回線を流れる電流を検知する。さらに、発
光ダイオード41,42は電気的に逆向きにかつ並列に
接続されている。
【0013】電話回線23には、電話機21が使用され
ていないときには電流が流れない。したがって、フォト
カプラー4a,4bは動作しない。そして、電話機21
の受話器を外してオフフック状態にしたときと、電話機
21が呼び出されるとき、すなわち交換機24から電話
回線22に呼出信号が送信されているときには、電話回
線23に電流が流れるので、フォトカプラー4a,4b
のいずれかが動作するようになっている。
【0014】ダイヤル制御手段5は、回線網制御手段1
0からの制御信号に基づき、予め記憶されている監視セ
ンター26の電話番号を自動的にダイヤリングする。回
線切替手段6は、電話回線23の接続を、電話機21と
自動情報送信装置1との間で切り替えるリレースイッチ
6a,6bにより構成される。回線閉結手段7は、電話
回線23を閉結(閉ループ)および開放(開ループ)す
る接続リレースイッチである。
【0015】回線網制御手段10は、自動情報送信装置
1の動作を制御する。さらに回線網制御手段10は、図
示しない指定通話先判定手段を有し、電話機21の通話
先が予め記憶手段14に記憶されている特定の電話番号
であるか否かを判定する。電話機21は、フックスイッ
チ19およびダイヤル手段20を備えており、フックス
イッチ19が開の状態がオンフックの状態であり、閉の
状態がオフフックの状態である。
【0016】なお、回線切替手段6が自動情報送信装置
1に接続されているときに、上記の回線閉結手段7が開
放状態、すなわち図1に示す状態にあるときには、電話
機21のフックスイッチ19のオンフック状態を模擬す
ることが可能である。反対に該回線閉結手段7が閉結状
態にあるときには、電話機21のフックスイッチ19の
オフフック状態を模擬することが可能である。つまり、
この回線閉結手段7は電話機21のフックスイッチと同
様の作用すなわち模擬オンフック状態を作り出す手段と
して設けられている。
【0017】送信手段11は回線網制御手段10の制御
により、監視センター26と接続され、センサインタフ
ェース13及び図示しないモード検出手段、侵入異常、
火災異常、モード変更情報、通話先情報等の送信情報を
送信する。次に、図1に示された自動情報送信装置1の
動作を、図2に示すフローチャートを参照しながら以下
に詳細に説明する。
【0018】常時は回線切替手段6のリレースイッチ6
a,6bは、通話先識別手段2側に切り替えられてお
り、電話機21が電話線22、通話先識別手段2、回線
切替手段6を介して電話回線23と接続されており、該
電話機21が使用可能な状態にある。使用者が電話機2
1を使用しダイヤリングする(ステップS11)。この
ときに発生するダイヤルパルスが通話先識別手段2を介
して電話回線23に送出される。このとき、通話先識別
手段2はダイヤルパルスをカウントして、通話先の電話
番号を識別し、回線網制御手段10を介して記憶手段1
4にて記憶する(ステップS12)。ここで、ダイヤリ
ングがされるたびに記憶手段14の内容は、最新の電話
番号に更新される。
【0019】次に、回線網制御手段10は、ステップS
12で識別した電話番号が予め定めた例えば110番、
119番等の指定電話番号であるか否かを判定する(ス
テップS13)。ここで指定電話番号でないと判定され
ると、動作を終了する。指定電話番号と判定した場合に
は、回線網制御手段10は回線状態検出手段3にて電話
回線23の状態を検出する。ここで、電話機21が通話
中の場合には、電話回線23に電流が流れるため、フォ
トカプラー4aまたは4bが動作し、電話回線23が使
用されていることを検出する。電話機21の使用が検出
された場合は再度回線状態の検出を行い、通話が終了す
るまでこの動作を繰り返す(ステップS14)。
【0020】なお、本実施例では、常時回線状態を検知
しているようにしているが、一定間隔で回線状態をモニ
ターし、通話が終了した時点で次のステップに進むよう
にしてもよい。電話機21の通話が終了すると、電話回
線23には電流が流れないので、回線状態検出手段3の
フォトカプラー4aあるいは4bは動作せず、電話回線
23が使用されていないことを検出する。電話回線23
が使用中でない場合、つまり通話が終了し電話機21が
オンフックになると、ダイヤル制御手段5は電話回線2
3を電話線22から自動情報送信装置1側に切替手段6
を切り替える(ステップS15)。
【0021】次に、回線閉結手段7のスイッチをオンと
して、回線を閉結して(ステップS16)、ダイヤルパ
ルスリレー8を動作させ、予め回線網制御手段10に記
憶させた監視センター26等の通報先の電話番号をダイ
ヤリングする(ステップS17)。監視センター26が
応答すると、監視センター26から応答信号が返信され
る。そして、応答信号受信手段12で応答信号を受信す
る(ステップS18)と、送信手段11より指定通話先
と通話したことを示す信号を送出する(ステップS1
9)。この信号は、例えば110番の場合であれば非常
通報信号であり、119番であれば火災情報である。な
お、この信号を例えば特別な110番通報終了信号又は
119番通報終了信号のような特別な信号としてもよ
い。
【0022】監視センター26は、これらの信号を受信
することにより、自動情報送信装置1の設置先に少なく
とも異常が発生したことを迅速確実に知りうる。そし
て、監視センター26から自動情報送信装置1に受信確
認信号を送信する。自動情報送信装置1は応答信号受信
手段12で受信確認信号を受信する(ステップS20)
と、回線網制御手段10は回線閉結手段7を作動させて
オフとして回線を開放する(ステップS21)。ついで
切替手段6のリレースイッチ6a,6bを切り替えて電
話回線23を自動情報送信装置1側から電話線22側つ
まり電話機21に切り替え(ステップS22)、電話機
21が使用できる状態として動作を終了する。
【0023】なお、本実施例の自動情報送信装置は、ダ
イヤルパルス信号を識別し、また自動送出するようにし
たが、これに限らず、PB信号を検出して自動送出する
ようにしてもよい。さらに、本実施例では、指定通話先
として警察と消防を例示したが、他の機関例えばガス会
社の緊急情報監視センターを通話先に指定することによ
り、ガス漏れに対する確実な対応を可能とすることがで
きる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、電話回線を利用した自
動情報送信装置において、センサが異常を検知する以前
に顧客により異常が発見された場合に、センサの異常検
知の前に監視センターに異常発生を通報できるようにす
ることにより、警備対象区域における異常発生を迅速に
監視センターにおいて把握できるようになる。これによ
り異常発生に迅速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート。
【符号の説明】
1…自動情報送信装置 2…通話先識別手段 3…回線状態検出手段 4a,4b…フォトカプラー 5…ダイヤル制御手段 6…回線切替手段 6a,6b…リレースイッチ 7…回線閉結手段 8…ダイヤルパルスリレー 10…回線網制御手段 11…送信手段 12…応答信号受信手段 13…センサインタフェース 14…記憶手段 21…電話機 22…電話線 23…電話回線 24…交換機 41,42…発光ダイオード 43,44…フォトトランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を利用して異常発生情報を遠隔
    の監視センターへ送信する自動情報送信装置において、
    前記電話回線に接続された電話機の通話先が予め指定し
    た通話先であるか否かを判定する通話先判定手段、該通
    話先判定手段により、前記電話機の通話先が予め指定し
    た通話先であると判定された場合に、前記監視センター
    に対して、予め指定された通話先に電話がされたことの
    信号を送出する送信手段を具備したことを特徴とする自
    動情報送信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4996747A (en) * 1988-11-03 1991-03-05 Rieter Machine Works, Ltd. Combing machine
JP2006318332A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Toshiba Corp 緊急情報受信装置および緊急情報通知システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4996747A (en) * 1988-11-03 1991-03-05 Rieter Machine Works, Ltd. Combing machine
JP2006318332A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Toshiba Corp 緊急情報受信装置および緊急情報通知システム

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