JPH079515U - プレスブレーキにおけるバックゲージ装置 - Google Patents

プレスブレーキにおけるバックゲージ装置

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JPH079515U
JPH079515U JP3936893U JP3936893U JPH079515U JP H079515 U JPH079515 U JP H079515U JP 3936893 U JP3936893 U JP 3936893U JP 3936893 U JP3936893 U JP 3936893U JP H079515 U JPH079515 U JP H079515U
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work
back gauge
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press brake
abutting
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英明 高橋
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの端面に追い抜き痕があっても、正確
なフランジ寸法が得られるようにしたプレスブレーキ装
置におけるバックゲージ装置を提供することにある。 【構成】 プレスブレーキ1でワークWに折曲げ加工を
行う際、ワークWの端面を突当てて位置決めを行うプレ
スブレーキ1におけるバックゲージ装置19であって、
バックゲージ装置19の先端に設けられた突当て部材2
1の突当て面に凹凸面25A,25Bを形成せしめてな
ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プレスブレーキでワークに折曲げ加工を行う際、ワークの端面を 突当てて位置決めを行うプレスブレーキにおけるバックゲージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プレスブレーキでワークに折曲げ加工を行う際、ワークの端面をバック ゲージ装置に突当ててワークの位置決めが行われている。このバックゲージ装置 における突当て部材の先端部分は一般に平面で形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ワークに例えばタレットパンチプレスを使って追い抜き加工を行っ た場合、ワークの端面には出っ張った追い抜き痕が発生する。この出っ張った追 い抜き痕があるワークの端面をバックゲージ装置における突当て部材の先端面に 突当てると、追い抜き痕が突当て部材の先端面に突当てられることになるから、 ワークに折曲げ加工を行うと、正確なフランジ寸法が得られないという問題があ った。
【0004】 この考案の目的は、上記問題を改善するために、ワークの端面に追い抜き痕が あっても、正確なフランジ寸法が得られるようにしたプレスブレーキ装置におけ るバックゲージ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、プレスブレーキでワークに折曲げ加 工を行う際、ワークの端面を突当てて位置決めを行うプレスブレーキにおけるバ ックゲージ装置であって、バックゲージ装置の先端に設けられた突当て部材の突 当て面に凹凸面を形成せしめてなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
この考案のプレスブレーキにおけるバックゲージ装置を採用することにより、 ワークの端面に追い抜き痕があるような場合でも、ワークにプレスブレーキで折 曲げ加工を行う際には、バックゲージ装置における突当て部材の先端部分に形成 された凹凸面の凹面に追い抜き痕の部分を入れて、ワークのその他の端面を凸面 に当接せしめて折曲げ加工を行うことにより、正確なフランジ寸法が得られる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
【0008】 図4を参照するに、プレスブレーキ1は下部フレーム3を備えており、この下 部フレーム3の両側にはC形状のサイドフレーム5が立設されている。このサイ ドフレーム5における前側の上部には上部テーブル7が設けられていると共に、 上部テーブル7の先端(下端)にはパンチ9が取付けられている。
【0009】 前記サイドフレーム5における前側の下部には複数の油圧シリンダ11が取付 けられており、この油圧シリンダ11に装着されたピストンロッドを介して下部 テーブル13が上下動自在に設けられている。下部テーブル13の先端(上端) には前記パンチ9に対応した位置にダイ15が取付けられている。
【0010】 前記サイドフレーム5に形成されたふところ部17にはワークWの位置決めを 行うバックゲージ装置19が前後動(図4において左右動)自在に設けられてい る。このバックゲージ装置19の構造はすでに公知であるから詳細な説明を省略 する。
【0011】 上記構成により、バックゲージ装置19を前後方向へ移動せしめてワークWの 所望の折曲げ長さに応じて停止させて、ワークWの端面をバックゲージ装置19 の先端部に設けられた突当て部材21に突当てることにより、ワークWの位置決 めが行われる。
【0012】 次いで、油圧シリンダ11を作動せしめて下部テーブル13を上下動せしめる ことにより、ワークWはパンチ9とダイ15との協働で折曲げ加工が行われるこ とになる。
【0013】 前記バックゲージ装置19における突当て部材21は図1に示されているよう に、突当て本体フレーム23と、この突当て本体フレーム23にボルトなどで着 脱可能に設けられた突当てパッド25とで構成されている。そして、この突当て パッド25の先端面が凸面25Aと凹面25Bで形成されている。なお、この凹 面25Bの切込みの位置、大きさ、個数等は後述する追い抜き痕の種類、大きさ などに予め最適な条件を見つけておくものである。
【0014】 また、例えばタレットパンチプレスなどでワークWに追い抜き加工を行うと、 ワークWの端面に追い抜き痕WA が生じる。
【0015】 この追い抜き痕WA があるワークWの端面を突当てる場合には、追い抜き痕WA の大きさにあった突当てパッド25の凹面25Bに入れると共に、追い抜き痕 WA 以外のワークWの端面を、突当てパッド25の凸面25Aに突当てて折曲げ 加工を行うことによって、正確なフランジ寸法を得ることができると共に、製品 毎のバラツキを減少させることができる。
【0016】 図2および図3には、図1に代る他の実施例が示されている。図2および図3 に示されているように、突当て部材21における突当て本体フレーム23の先端 部分には、図2において左右方向へ延伸した下部を開放したU字形状の溝27が 形成されており、この溝27の前後部には図2において左右方向へ延伸した長孔 29が形成されている。前記溝27に図2において左右方向へ適宜な間隔で複数 のローラ31が設けられている。この各ローラ31の軸33は長孔29内に挿入 されている。
【0017】 上記構成により、各ローラ31は図2において前後方向に多少のガタをつけて あって前後方向へ移動されると共に左右方向へ自由に移動されることになる。し たがって、ワークWの端面をローラ31に押し付けると、ローラ31は溝27の 内面に接して前後方向の位置が決まると共に、ローラ31は左右方向に自由に動 くので、ワークWの端面に形成された追い抜き痕WA をかわすことができるから 、上述した実施例と同様の作用と効果を奏するものである。
【0018】 なお、この考案は、前述した実施例に限定されることなく、適宜な変更を行う ことにより、その他の態様で実施し得るものである。本実施例では下部テーブル 13を上下動せしめる例で説明したが、上部テーブル7を上下動せしめても対応 可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この考案によれば、実用新 案登録請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、ワークの端面に追い抜 き痕があっても、正確なフランジ寸法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のバックゲージ装置の先端部分を示し
た一実施例の平面図である。
【図2】図1に代る他の実施例を示した平面図である。
【図3】図2における右側面図である。
【図4】この考案を実施する一実施例のプレスブレーキ
の側面図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 7 上部テーブル 9 パンチ 13 下部テーブル 15 ダイ 19 バックゲージ装置 21 突当て部材 23 突当て本体フレーム 25 突当てパッド 25A 凸面 25B 凹面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスブレーキでワークに折曲げ加工を
    行う際、ワークの端面を突当てて位置決めを行うプレス
    ブレーキにおけるバックゲージ装置であって、バックゲ
    ージ装置の先端に設けられた突当て部材の突当て面に凹
    凸面を形成せしめてなることを特徴とするプレスブレー
    キにおけるバックゲージ装置。
JP3936893U 1993-07-19 1993-07-19 プレスブレーキにおけるバックゲージ装置 Expired - Lifetime JP2584282Y2 (ja)

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JP3936893U JP2584282Y2 (ja) 1993-07-19 1993-07-19 プレスブレーキにおけるバックゲージ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3936893U JP2584282Y2 (ja) 1993-07-19 1993-07-19 プレスブレーキにおけるバックゲージ装置

Publications (2)

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JPH079515U true JPH079515U (ja) 1995-02-10
JP2584282Y2 JP2584282Y2 (ja) 1998-10-30

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ID=12551119

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JP3936893U Expired - Lifetime JP2584282Y2 (ja) 1993-07-19 1993-07-19 プレスブレーキにおけるバックゲージ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836875U (ja) * 1971-08-31 1973-05-04
JPS5113360U (ja) * 1974-07-16 1976-01-30

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836875U (ja) * 1971-08-31 1973-05-04
JPS5112123Y2 (ja) * 1971-08-31 1976-04-01
JPS5113360U (ja) * 1974-07-16 1976-01-30

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JP2584282Y2 (ja) 1998-10-30

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