JPH0795150A - バッテリーセービングを行なう移動通信システム - Google Patents

バッテリーセービングを行なう移動通信システム

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JPH0795150A
JPH0795150A JP5239463A JP23946393A JPH0795150A JP H0795150 A JPH0795150 A JP H0795150A JP 5239463 A JP5239463 A JP 5239463A JP 23946393 A JP23946393 A JP 23946393A JP H0795150 A JPH0795150 A JP H0795150A
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雅彦 矢萩
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    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリーセービングを効率よく行なう移動
通信システム。 【構成】 基地局と移動局とは同一の応答待時間値を記
憶している。移動局の制御回路26は、応答信号を要求
する応答要求信号を送信器16によりアンテナ12から
送出する際に、記憶装置28から応答要求信号に対応す
る応答待時間値を読み出す。読み出した応答待時間値に
基づき給電開始時間をタイマ30にセットし計時させ
る。タイマがタイムアップしたのを検出したら受信器1
8に対する給電を開始する。基地局は応答要求信号を受
信したときには、この応答要求信号に対応する応答待時
間値が経過した後に、即ち移動局が受信器に給電開始し
た後に応答信号を送信してくるので移動局はこれを受信
し、受信後受信器への給電を停止する。したがって、移
動局の受信器には必要なときだけ給電が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッテリーセービングを
行なう移動通信システムに関し、特に移動局でバッテリ
ーセービングを行なう移動通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動通信システムにおけ
るバッテリーセービング方式としては、複数の移動局を
適当な規則に従って各群に区分し、各群の移動局に対し
ての着呼信号を放送する開始時間を定義しておき、基地
局においてはそれぞれの群の移動局の着呼信号を定義さ
れた時間から放送し、移動局においては、基地局より放
送される着呼信号のうち、自局に属する加入者群に対す
る着呼信号が放送されている区間のみ着呼信号を受信
し、それ以外の区間の着呼信号は受信しないようにする
間欠受信方式を用いて移動局の受信回路の電力消費量を
削減するものがある(例えば、1992年12月10日
デジタル方式自動車電話システム標準規格RCR−S
TD−27B、B改訂版473頁〜480頁、財団法人
電波システム開発センター、英文名; DIGITAL CELLULA
R TELECOMMUNICATION SISTEM, RCRSTANDARD, RCR-STD-2
7B, pp473-pp480 )。
【0003】また、他のバッテリーセービング方式とし
ては、基地局より放送されるシステム情報もしくは着呼
情報に移動局が受信する必要のあるシステム情報もしく
は着呼情報のタイミング情報を含ませることによってシ
ステム情報もしくは着呼情報を受信するための装置を常
時受信状態とする必要がないようにさせることによって
システム情報と次のシステム情報の受信区間が不均一で
あっても対処可能としているものがある(例えば、特開
昭63−199526号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のバッテリ
ーセービング方式は、移動局が基地局より放送されるシ
ステム情報もしくは着呼情報を受信する際の電力消費を
軽減するという方式であるため、移動局から発する信号
に対する基地局からの応答信号を移動局が受信する際、
移動局は基地局からの応答信号が返送される時期を知る
ことが不可能であり、移動局は基地局からの応答信号が
返送される迄の最も早い時期に先立ち移動局の受信装置
を受信可能な状態にするために電力供給をしておく必要
があり、基地局からの応答信号の返送時期が遅れる程、
移動局の電力消費が多くなるという問題があった。
【0005】図12は従来のバッテリーセービング方式
において、移動局が応答を要する位置登録要求信号を送
出した場合に、移動局が受信器(RX1と記す)に給電
する動作について説明するための図である。図12にお
いて、移動局の送信器(TX1と記す)が位置登録要求
信号を送出後直ちに移動局はRX1に給電し、基地局か
らの位置登録応答信号を待つが、移動局のTX1からの
位置登録要求信号送出後8単位時間Δtだけ経過後に基
地局の送信器(TX0と記す)が位置登録応答信号を送
出した場合、移動局は8単位時間の移動局のRX1の電
力を応答信号受信前におよび2単位時間分だけRX1の
電力を応答信号受信および受信後に消費する。しかしな
がら、基地局の送信器(TX0)からの位置登録応答信
号の送出時期は、一定である保証はなく移動局は基地局
より最も早く応答信号が返答される時期からRX1に給
電を行ない応答信号を受信可能とさせておかなければな
らないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の移動通信システ
ムは、移動局と基地局とからなり、前記移動局は、前記
基地局が応答要求信号を前記移動局から受信後、応答信
号を返すべきまでの時間である応答待時間値を記憶する
移動局記憶手段と、移動局計時手段と、応答信号を要求
する応答要求信号を送信するとともに、送信した応答要
求信号に対応する応答待時間値を移動局記憶手段より読
み出し、読み出した応答待時間に基づく給電開始時間値
を移動局計時手段にセットし、移動局計時手段の計時が
セットした給電開始時間値を越えたことを検出すると、
自局の受信器への給電を開始し、応答信号受信後に給電
を停止する移動局制御手段とを有し、前記基地局は、基
地局記憶手段と、基地局計時手段と、前記応答待時間値
を前記移動局記憶手段に記憶させるとともに、記憶させ
た応答待時間値と同一の応答待時間値を基地局記憶手段
に記憶させ、移動局より応答要求信号を受信すると、受
信した応答要求信号に対応した応答待時間値を基地局記
憶手段より読み出し、読み出した応答待時間値を基地局
計時手段にセットし、基地局計時手段の計時がセットし
た応答待時間値を越えたことを検出した後に、応答信号
を送出する基地局制御手段とを有する。
【0007】前記給電開始時間値は、前記給電開始時間
値に対応する前記応答待時間値以下であり、各応答要求
信号にはそれぞれの応答待時間値が対応付けられている
のが好ましい。
【0008】また、前記基地局制御手段は、応答待時間
値の経過後に、応答信号を返送する返送時間区間値と、
応答信号を返送しない非返送時間区間値とを設定し、こ
れらの時間区間値を基地局記憶手段および移動局記憶手
段に記憶させることにより、記憶させた返送時間区間値
に従って応答信号を間欠送信し、間欠送信した応答信号
を前記移動局に間欠受信させるのも好ましい。
【0009】
【作用】基地局制御手段は、各応答要求信号に対応する
応答待時間値を、移動局記憶手段に記憶させる。移動局
制御手段は、基地局からの応答信号を要求する応答要求
信号を送出する際には、移動局記憶手段を検索して、送
出した応答要求信号に対応する応答待時間値を読み出
す。読み出した応答待時間値と同じかまたは応答待時間
より短い給電開始時間を移動局計時手段にセットし計時
させる。基地局制御手段は、移動局からの応答要求信号
を受信すると、応答要求信号に対応する応答待時間値を
基地局記憶手段から読み出し、基地局計時手段にセット
する。
【0010】さらに基地局制御手段は、基地局計時手段
にセットされた応答待時間値が経過したことを検出後、
用意できた応答信号を要求した移動局に送信する。応答
待時間値が経過する前に応答信号が用意できた場合に
は、応答待時間値が経過するのを待って、用意できた応
答信号を要求した移動局に送信する。
【0011】一方、移動局においては、移動局計時手段
がセットされた給電開始時間が経過したことを検出する
ので、移動局制御手段は移動局の受信器に給電し、基地
局から送信されてくる応答信号を受信する。受信後、再
び受信器の給電を停止する。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の移動通信システムの一実施
例における移動局の構成を示すブロック図、図2は本実
施例における給電状態をシーケンシャルに示したタイミ
ングチャート、図3ないし図5は、それぞれ移動局と基
地局との間の信号の授受を説明するためのシーケンス図
である。
【0013】移動局10は、電力供給を行なう電源回路
24、制御を行なう制御回路26、送信信号を増幅する
送信器16、移動局10に対して通知される情報を受信
する受信器18、制御回路26の動作により送信器16
への電力供給および電力供給停止を行なうTXスイッチ
20、制御回路26の動作により受信器18への電力供
給および電力供給停止を行なうRXスイッチ22、移動
局10からの送信信号に対する応答信号が返信される迄
の時間が記憶されている応答待時間値記憶装置28、お
よび設定された値に対応する時間を測定し、その時間が
経過した時に制御回路26に対し、その旨を通知するタ
イマ30から構成されている。
【0014】本実施例の動作について図2ないし図5を
参照して説明する。図2において基地局の受信器および
送信器は、図2の(A),(B)に示されるようにそれ
ぞれRX0およびTX0とし、移動局の受信器および送
信器は、(C),(D)に示されるようにそれぞれRX
1およびTX1として説明する。例えば、基地局が複数
のサービスエリヤに対し、各サービスエリヤを認識させ
るための情報を各サービスエリヤにそれぞれ放送してい
る場合に(通常、100単位時間Δt(単位時間Δtは
例えば1ms)毎に単位時間Δtの間放送を行なう)、
移動局は基地局の放送に同期するように、100単位時
間Δt毎に単位時間ΔtだけRX1を起動して放送され
た内容から自局が存在するサービスエリヤを認識し、基
地局等との後続の手続のために、自局が存在するサービ
スエリヤを示す位置を登録手段に登録する。
【0015】そこで、移動局があるサービスエリヤから
他のサービスエリヤに移動したような場合には、移動局
は自己の属する新たなサービスエリヤを基地局が認識で
きるように登録手段に位置登録する必要が生じる。この
場合、移動局はTX1を起動して基地局に対し単位時間
Δtだけ位置登録要求送出を行なうが、その後移動局は
RX0への給電を直ちに行なわず、位置登録要求送出を
行なった後、7単位時間Δtの無給電区間の経過後にR
X0の給電を開始する。
【0016】基地局は、移動局が位置登録要求送出を行
った後、8単位時間Δtだけ経過するのを待って、TX
0を起動し位置登録応答信号を送信する。この時、移動
局のRX1には1単位時間Δt前に給電は既に開始され
ているため、移動局は位置登録応答信号を受信可能であ
り、移動局は位置登録応答信号を受信認識した後、RX
1の給電を停止することとなる。すなわち、この場合の
認識動作のためには図2に示されるように移動局におけ
るRX1の給電は3単位時間Δtだけ行なわれたわけで
ある。
【0017】図3で示されるように第1の要求/応答信
号シーケンスは、移動局からの位置登録要求信号を受信
後、基地局において応答待時間値Trspが経過した時に
応答信号の送出が可能となった場合を示している。この
場合、移動局は位置登録要求信号送出後の無給電区間T
off の間、移動局のRX1(受信機)に給電を行なわ
ず、無給電区間Toff の経過後にRX1の給電を開始
し、基地局からの応答信号を受信しサービスエリヤを識
別後、RX1の給電を停止する。一方、基地局は移動局
からの位置登録要求信号を受信後、応答待時間値Trsp
の経過した時点において、応答信号の送出が可能となっ
たので、直ちに応答信号を移動局に対し送出する。
【0018】図4で示される第2の要求/応答信号シー
ケンスは、移動局からの位置登録要求信号を受信後、基
地局において応答待時間値Trspの経過する前に応答信
号の送出が可能となった場合を示している。この場合、
移動局のRX1への給電は図4において記述した場合と
同様である。一方、基地局は移動局からの位置登録要求
信号を受信後、応答待時間値Trsp の経過する前に応答
信号の送出が可能となったが、応答待時間値Trsp はま
だ経過していないので、前記応答信号を移動局に送出す
ることは保留しておく。その後、応答待時間値Trsp の
経過した時点で、用意された応答信号を移動局に送出す
る。
【0019】図5で示される第3の要求/応答信号シー
ケンスは、移動局からの位置登録要求信号を受信後、基
地局において応答待時間Trsp の経過した後であって
も、応答信号の送出が可能とならない場合を示してい
る。この場合、移動局におけるRX1への給電は図4に
おいて記述した場合と同様であるが、基地局からの応答
信号の返答時期が遅れる分長く給電を継続する。一方、
基地局は移動局からの位置登録要求信号を受信後、応答
待時間値Trsp が経過しても応答信号の送出が可能とな
っていないため、応答信号を移動局に送出しない。その
後、応答信号の送出が可能となった時点で前記応答信号
を移動局に送出する。移動局はこの応答信号を受信後、
受信器の給電を停止する。
【0020】さらに、本実施例の一連の動作例について
図6ないし図10を参照して説明する。図6のフローチ
ャートは、移動局が基地局に対して信号を送出する必要
が生じた際の移動局における送信処理ステップを示して
いる。移動局は基地局に対し信号を送出する必要が生じ
た場合その信号の信号種別を検出する(S11)。次に
その信号種別に従いその信号が送出された後、送出した
移動局に対して応答信号が返送される信号であるか否か
を判断する(S12)。
【0021】S12において応答信号がある信号の場
合、信号種別に対応してその応答待時間値を記憶してい
る記憶手段(不図示)を参照して、その応答待時間値が
定義されているか否かを判断する(S13)。応答待時
間値が定義されている場合、応答待時間値をタイマに設
定し(S14)、タイマを起動し(S15)、信号(例
えば、位置登録要求信号)を送出し(S16)、送信処
理を終了する。
【0022】S12において、移動局が送信する信号
は、応答信号が返送される信号ではないと判断された場
合には、その信号を送出して(S16)送信処理を終了
する。S13において、応答待時間値が定義されていな
いと判断された場合には、直ちにRX1に給電を開始し
(S17)、信号を送出して(S16)、送信処理を終
了する。
【0023】図7のフローチャートは、移動局において
起動したタイマのタイムアウトを検出しRX1への給電
を行なうステップを示している。移動局は、図7のS1
5でタイマを設定した場合には、設定したタイマにおい
て応答待時間値の示す時間が経過したか否かを判断する
(S21)。もしもまだ時間が応答待時間値を経過して
いない場合には何もせず処理を終了する。一方応答待時
間値の示す時間が応答待時間値を経過した場合には、移
動局はRX1への給電を開始し(S22)、基地局から
応答される信号を受信可能な状態にする。
【0024】図8のフローチャートは、移動局が応答信
号を受信した場合の移動局におけるRX1へ給電を停止
するステップを示している。移動局は基地局よりの応答
信号の到着を監視し必要な応答信号を受信したか否かを
判断する(S31)。応答信号を受信していない場合は
移動局RXの給電状態は変化させず処理を終了する。一
方、必要な応答信号を受信した場合には、その受信の終
了を待ってRX1への給電を停止し(S32)、処理を
終了する。
【0025】図9のフローチャートは、基地局が移動局
からの信号を受信した場合の基地局の制御ステップを示
している。基地局は移動局より信号を受信するとその受
信信号の種別を識別する(S41)。識別した種別に対
応して前記受信信号が応答すべき信号か否かを、記憶手
段(不図示)を検索して判断する(S42)。もし受信
信号が応答不要の場合は応答処理を終了する。一方、応
答すべき信号である場合には、受信信号の種別に対応し
て応答待時間値が定義されているか否かを判断する(S
43)。もし、応答待時間値が定義されていない場合に
は、その受信信号に対する応答タイマの設定は行なわず
(S46)終了する。一方、応答待時間値が定義されて
いる場合には、要求信号を送信した移動局に対応させた
タイマに応答待時間値を設定し(S44)、タイマ起動
を行ない(S45)処理を終了する。
【0026】図10のフローチャートは、基地局が移動
局に対する応答信号を移動局に送信する送信処理ステッ
プを示している。基地局は移動局に対する応答信号の有
無を監視する。監視においては、移動局に対し応答する
信号が準備完了となったか否かを判断する(S51)。
もし準備完了でない場合は処理を終了する。一方移動局
に対し応答する信号が準備完了となった場合には、その
信号に対し、図9の基地局信号受信処理のS44におい
て応答タイマが設定されたか否かを判断する(S5
2)。もし応答タイマが設定されていなかった場合に
は、移動局に対し応答信号を直ちに返送する(S5
5)。一方応答タイマが設定されていた場合には、応答
タイマのタイマ計時が設定された応答待時間値を越えた
か否か判断する(S53)。もしタイマ計時が終了して
いない場合は移動局への信号送出を行なわず、処理を終
了する。一方タイマ計時が終了した場合は移動局からの
要求信号に対する応答信号を返送し(S54)処理を終
了する。
【0027】図11のデータフォーマットは、移動局が
基地局へ信号を送出する際に各信号種別に対応して設定
すべき応答開始時間値を、基地局が移動局に通知する情
報の内容を示す一例である。移動局から基地局に送出す
る信号のうち移動局に対して応答される信号は複数存在
する。例えば移動局が位置登録エリアの変化を検出した
場合、移動局から基地局に対して送出される信号は例え
ば位置登録要求信号であり、基地局から移動局に対して
応答される信号は位置登録許可信号ないしは位置登録非
許可信号等である。また、移動局が発信を行なった場
合、移動局から基地局に対して送出される信号は例えば
発呼要求信号であり、基地局から移動局に対して応答さ
れる信号は発呼許可信号ないし発呼非許可信号ないし無
線チャネル割り当て信号が例として挙げられる。
【0028】これらの信号と対応するそれぞれの応答信
号の内容は移動体通信システムを構成する要素のうち異
なった要素で判断/生成されるため、要求信号に対する
応答待時間値は異なり得る。図11に記述されている信
号種別(1)から信号種別(n)はそれぞれの要求信号
に対応し、時間値(1)から時間値(n)はそれぞれの
要求信号の応答信号が返送される時間値を示している。
またこれらの情報通知によりそれぞれの信号の応答待時
間値を基地局および移動局で同一の値として記憶するこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動局よ
り基地局に対して送出する信号のうち、移動局に応答信
号が返送されるべき信号の応答待時間値を移動局と基地
局とで記憶し、応答信号が基地局より返送される時間を
制御できるようにしたことにより、移動局から基地局に
信号を送出し基地局から応答を受信する際に、応答待時
間値が経過するまでは移動局は、受信器に電源供給を行
なう必要がなくなり、移動局の電力消費を軽減できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信システム一実施例における移
動局の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図3】図1の実施例において、移動局からの位置登録
要求信号を受信後、基地局において応答待時間値の経過
時に応答信号の送出が可能となった第1の要求/応答信
号シーケンスを示す図である。
【図4】図1の実施例において、移動局からの位置登録
要求信号を受信後、基地局において応答待時間値の経過
前に応答信号の送出が可能となった第2の要求/応答信
号シーケンスを示す図である。
【図5】図1の実施例において、移動局からの位置登録
要求信号を受信後、基地局において応答待時間値 の経
過した後であっても、応答信号の送出が可能とならない
第3の要求/応答信号シーケンスを示す図である。
【図6】図1の実施例における移動局の送信処理のステ
ップを示すフローチャートである。
【図7】図1の実施例における移動局の給電処理のステ
ップを示すフローチャートである。
【図8】図1の実施例における移動局のRX1へ給電を
停止するステップを示すフローチャートである。
【図9】本発明の移動通信システムの一実施例における
基地局の受信処理における制御ステップを示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の移動通信システムの一実施例におけ
る基地局の送信処理ステップを示すフローチャートであ
る。
【図11】基地局から移動局へ送られる通知情報を構成
するデータフォーマットを示す図である。
【図12】基地局から移動局への通知情報。
【符号の説明】
10 移動局 12 アンテナ 14 アンテナ共用器 16 送信器 18 受信器 20 TXスイッチ 22 RXスイッチ 24 電源回路 26 制御回路 28 応答待時間値記憶装置 30 タイマ S1〜S55 ステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と基地局とからなる移動通信シス
    テムにおいて、 前記移動局は、前記基地局が応答要求信号を前記移動局
    から受信後、応答信号を返すべきまでの時間である応答
    待時間値を記憶する移動局記憶手段と、移動局計時手段
    と、応答信号を要求する応答要求信号を送信するととも
    に、送信した応答要求信号に対応する応答待時間値を移
    動局記憶手段より読み出し、読み出した応答待時間に基
    づく給電開始時間値を移動局計時手段にセットし、移動
    局計時手段の計時がセットした給電開始時間値を越えた
    ことを検出すると、自局の受信器への給電を開始し、応
    答信号受信後に給電を停止する移動局制御手段とを有
    し、 前記基地局は、基地局記憶手段と、基地局計時手段と、
    前記応答待時間値を前記移動局記憶手段に記憶させると
    ともに、記憶させた応答待時間値と同一の応答待時間値
    を基地局記憶手段に記憶させ、移動局より応答要求信号
    を受信すると、受信した応答要求信号に対応した応答待
    時間値を基地局記憶手段より読み出し、読み出した応答
    待時間値を基地局計時手段にセットし、基地局計時手段
    の計時がセットした応答待時間値を越えたことを検出し
    た後に、応答信号を送出する基地局制御手段とを有する
    ことを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記給電開始時間値は、前記給電開始時
    間値に対応する前記応答待時間値以下である請求項1記
    載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 各応答要求信号にはそれぞれの応答待時
    間値が対応付けられている請求項1または2記載の移動
    通信システム。
  4. 【請求項4】 前記基地局制御手段は、応答待時間値の
    経過後に、応答信号を返送する返送時間区間値と、応答
    信号を返送しない非返送時間区間値とを設定し、これら
    の時間区間値を基地局記憶手段および移動局記憶手段に
    記憶させることにより、記憶させた返送時間区間値に従
    って応答信号を間欠送信し、間欠送信した応答信号を前
    記移動局に間欠受信させる請求項1ないし3のいずれか
    1項に記載の移動通信システム。
JP5239463A 1993-09-27 1993-09-27 バッテリーセービングを行なう移動通信システム Expired - Lifetime JP2570596B2 (ja)

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