JPH0794595B2 - アミノ樹脂成形材料 - Google Patents
アミノ樹脂成形材料Info
- Publication number
- JPH0794595B2 JPH0794595B2 JP62001202A JP120287A JPH0794595B2 JP H0794595 B2 JPH0794595 B2 JP H0794595B2 JP 62001202 A JP62001202 A JP 62001202A JP 120287 A JP120287 A JP 120287A JP H0794595 B2 JPH0794595 B2 JP H0794595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amino resin
- molding material
- resin molding
- resin
- filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は配線器具、電気器具、厨房器具等に用いられる
アミノ樹脂成形材料に関するものである。
アミノ樹脂成形材料に関するものである。
従来、アミノ樹脂成形材料はその優れた耐アーク性、耐
トラッキング性、電気絶縁性、耐燃性、着色性、表面硬
度、耐溶剤性等により電気器具、配線器具等に広く使用
されているが機械構造部品に用いるには機械強度に欠け
る欠点があった。
トラッキング性、電気絶縁性、耐燃性、着色性、表面硬
度、耐溶剤性等により電気器具、配線器具等に広く使用
されているが機械構造部品に用いるには機械強度に欠け
る欠点があった。
本発明の目的とするところは、機械強度に優れたアミノ
樹脂成形材料を提供することにある。
樹脂成形材料を提供することにある。
本発明はアミノ樹脂に充填剤、硬化剤、離型剤、着色剤
等を添加してなるアミノ樹脂成形材料において、充填剤
として所要長さに切断したアミノ樹脂含浸ガラスロービ
ングと無機粉末充填剤とを用いたことを特徴とするアミ
ノ樹脂成形材料のため機械強度に優れたアミノ樹脂成形
材料を得ることができたもので、以下本発明を詳細に説
明する。
等を添加してなるアミノ樹脂成形材料において、充填剤
として所要長さに切断したアミノ樹脂含浸ガラスロービ
ングと無機粉末充填剤とを用いたことを特徴とするアミ
ノ樹脂成形材料のため機械強度に優れたアミノ樹脂成形
材料を得ることができたもので、以下本発明を詳細に説
明する。
本発明に用いる所要長さに切断したアミノ樹脂含浸ガラ
スロービングは、ガラスロービングにアミノ樹脂溶液を
含浸、乾燥後、所要長さに切断したもので切断長さは特
に限定するものではないが好ましくは長さ３〜50mmが望
ましい。又添加量については好ましくは全量の20〜70重
量％（以下単に％と記す）であることが望ましい。無機
粉末充填剤としては炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ム、炭酸マグネシウム、石膏、シリカ、ケイ酸アルミニ
ウム等のように無機粉末充填剤全般を用いることがで
き、添加量は好ましくは全量の５〜20％であることが望
ましい。無機粉末充填剤を添加することによって成形材
料の嵩比重を高めることができ取扱性、成形性を向上さ
せることができる。アミノ樹脂としてはユリア樹脂、メ
ラミン樹脂、グアナミン樹脂等の単独、混合物、変性物
を用いることができる。充填剤、硬化剤、離型剤、着色
剤等については、アミノ樹脂成形材料に用いられるもの
をそのまま用いることができる。
スロービングは、ガラスロービングにアミノ樹脂溶液を
含浸、乾燥後、所要長さに切断したもので切断長さは特
に限定するものではないが好ましくは長さ３〜50mmが望
ましい。又添加量については好ましくは全量の20〜70重
量％（以下単に％と記す）であることが望ましい。無機
粉末充填剤としては炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ム、炭酸マグネシウム、石膏、シリカ、ケイ酸アルミニ
ウム等のように無機粉末充填剤全般を用いることがで
き、添加量は好ましくは全量の５〜20％であることが望
ましい。無機粉末充填剤を添加することによって成形材
料の嵩比重を高めることができ取扱性、成形性を向上さ
せることができる。アミノ樹脂としてはユリア樹脂、メ
ラミン樹脂、グアナミン樹脂等の単独、混合物、変性物
を用いることができる。充填剤、硬化剤、離型剤、着色
剤等については、アミノ樹脂成形材料に用いられるもの
をそのまま用いることができる。
以下本発明を実施例にもとづいて説明する。
実施例１及び２ メラミン１モルに対しホルムアルデヒド1.6モルを37％
ホルマリンで加え、PH7に調整してから還流温度で30分
間反応させて得た樹脂量50％のメラミン樹脂溶液を、ガ
ラスロービングに樹脂量が50％になるように含浸、乾燥
後、長さ5mmに切断してメラミン樹脂含浸ガラスロービ
ングを得た。次に第１表の配合表にもとづいて配合物を
ブレンダーで混合しメラミン樹脂成形材料を得、該成形
材料を金型温度150℃、成形圧力200kg/cm2で加熱加圧成
形してメラミン樹脂成形品を得た。
ホルマリンで加え、PH7に調整してから還流温度で30分
間反応させて得た樹脂量50％のメラミン樹脂溶液を、ガ
ラスロービングに樹脂量が50％になるように含浸、乾燥
後、長さ5mmに切断してメラミン樹脂含浸ガラスロービ
ングを得た。次に第１表の配合表にもとづいて配合物を
ブレンダーで混合しメラミン樹脂成形材料を得、該成形
材料を金型温度150℃、成形圧力200kg/cm2で加熱加圧成
形してメラミン樹脂成形品を得た。
比較例１ 実施例と同じメラミン樹脂溶液100重量部（以下単に部
と記す）に対し、パルプ100部、フタル酸0.5部、ステア
リン酸亜鉛0.5部、酸化チタン３部を加えブレンダーで3
0分間混合後、粉砕してメラミン樹脂成形材料を得、実
施例と同様に処理して成形品を得た。
と記す）に対し、パルプ100部、フタル酸0.5部、ステア
リン酸亜鉛0.5部、酸化チタン３部を加えブレンダーで3
0分間混合後、粉砕してメラミン樹脂成形材料を得、実
施例と同様に処理して成形品を得た。
比較例２及び３ ポリエステル樹脂ガラスロービング材成形品を比較例２
とし、フエノール樹脂チップ材成形品を比較例３とし
た。
とし、フエノール樹脂チップ材成形品を比較例３とし
た。
実施例１と２及び比較例１乃至３の樹脂成形品の性能は
第２表で明白なように本発明のものの性能はよく、本発
明のアミノ樹脂成形材料の優れていることを確認した。
第２表で明白なように本発明のものの性能はよく、本発
明のアミノ樹脂成形材料の優れていることを確認した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−84846（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−247758（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−183738（ＪＰ，Ａ) 特公 昭59−43050（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭51−43501（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】アミノ樹脂に充填剤、硬化剤、離型剤、着
色剤等を添加してなるアミノ樹脂成形材料において、充
填剤として所要長さに切断したアミノ樹脂含浸ガラスロ
ービングと無機粉末充填剤とを用いたことを特徴とする
アミノ樹脂成形材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62001202A JPH0794595B2 (ja) | 1987-01-07 | 1987-01-07 | アミノ樹脂成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62001202A JPH0794595B2 (ja) | 1987-01-07 | 1987-01-07 | アミノ樹脂成形材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63170446A JPS63170446A (ja) | 1988-07-14 |
| JPH0794595B2 true JPH0794595B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=11494875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62001202A Expired - Lifetime JPH0794595B2 (ja) | 1987-01-07 | 1987-01-07 | アミノ樹脂成形材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794595B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4884846A (ja) * | 1972-02-17 | 1973-11-10 |
-
1987
- 1987-01-07 JP JP62001202A patent/JPH0794595B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63170446A (ja) | 1988-07-14 |
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