JPH0798894B2 - アミノ樹脂成形材料 - Google Patents
アミノ樹脂成形材料Info
- Publication number
- JPH0798894B2 JPH0798894B2 JP6047887A JP6047887A JPH0798894B2 JP H0798894 B2 JPH0798894 B2 JP H0798894B2 JP 6047887 A JP6047887 A JP 6047887A JP 6047887 A JP6047887 A JP 6047887A JP H0798894 B2 JPH0798894 B2 JP H0798894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amino resin
- molding material
- resin molding
- magnesium silicate
- filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は配線器具、照明器具、、電気部品、工業用部
品、家庭用品等に用いられるアミノ樹脂成形材料に関す
るものである。
品、家庭用品等に用いられるアミノ樹脂成形材料に関す
るものである。
従来、アミノ樹脂成形材料はその優れた耐燃性、着色
性、表面硬度、耐溶剤性等により家庭用品等に用いられ
ているが、そのなかでも表面硬度、耐摩耗性、耐燃性を
必要とする用途に広く用いられているが耐クラック性に
欠ける問題があった。
性、表面硬度、耐溶剤性等により家庭用品等に用いられ
ているが、そのなかでも表面硬度、耐摩耗性、耐燃性を
必要とする用途に広く用いられているが耐クラック性に
欠ける問題があった。
本発明の目的とするところは、耐燃性、耐クラック性に
優れた成形品が得られるアミノ樹脂成形材料を提供する
ことにある。
優れた成形品が得られるアミノ樹脂成形材料を提供する
ことにある。
本発明はアミノ樹脂に充填剤、硬化剤、離型剤、着色剤
等を添加してなるアミノ樹脂成形材料において、充填剤
として少くとも繊維状ケイ酸マグネシウム系化合物を用
いたことを特徴とするもので、かくして得られた成形材
料を加熱加圧成形することによって耐熱性、耐クラック
性に優れたアミノ樹脂成形品を得ることができるもの
で、以下本発明を詳細に説明する。
等を添加してなるアミノ樹脂成形材料において、充填剤
として少くとも繊維状ケイ酸マグネシウム系化合物を用
いたことを特徴とするもので、かくして得られた成形材
料を加熱加圧成形することによって耐熱性、耐クラック
性に優れたアミノ樹脂成形品を得ることができるもの
で、以下本発明を詳細に説明する。
本発明に用いるアミノ樹脂としてはユリア樹脂、メラミ
ン樹脂、グアナミン樹脂等のアミノ樹脂の単独、混合
物、変性物を用いることができる。
ン樹脂、グアナミン樹脂等のアミノ樹脂の単独、混合
物、変性物を用いることができる。
充填剤としては少くとも繊維状のケイ酸マグネシウム系
化合物を用いるものである。繊維状のケイ酸マグネシウ
ムとしてはクリソタイル〔Mg6Si4O10(OH)8〕、セビオラ
イト〔Mg8Si12O30(OH)4(H2O)48H2O〕、商品名エードブ
ラス55〔武田薬品株式会社製、主成分SiO2.MgO.Al2O3〕
等があり、この他更にケイ酸マグネシウムを主成分とし
てCaO、H2O等を含有する繊維状物質全般を包合するもの
である。繊維状ケイ酸マグネウム系化合物の量は全量の
3〜80重量%(以下単に%と記す)であることが望まし
い。即ち3%未満では耐クラック性が向上し難く、80%
をこえると成形性が低下する傾向にあるからである。な
お繊維状ケイ酸マグネシウム系化合物以外の充填剤とし
てはパルプ、木粉、炭酸カルシウム、ガラス繊維、クレ
ー、シリカ、タルク等を添加することができる。硬化
剤、離型剤、着色剤或は必要に応じて添加される界面活
性剤等については特に限定するものではなく通常用いら
れているものをそのまま用いることができる。かくして
得られたアミノ樹脂成形材料を圧縮成形、押出成形、ト
ランスフアー成形、射出成形等により加熱加圧成形し耐
燃性、耐クラック性に優れた成形品を得ることができる
ものである。
化合物を用いるものである。繊維状のケイ酸マグネシウ
ムとしてはクリソタイル〔Mg6Si4O10(OH)8〕、セビオラ
イト〔Mg8Si12O30(OH)4(H2O)48H2O〕、商品名エードブ
ラス55〔武田薬品株式会社製、主成分SiO2.MgO.Al2O3〕
等があり、この他更にケイ酸マグネシウムを主成分とし
てCaO、H2O等を含有する繊維状物質全般を包合するもの
である。繊維状ケイ酸マグネウム系化合物の量は全量の
3〜80重量%(以下単に%と記す)であることが望まし
い。即ち3%未満では耐クラック性が向上し難く、80%
をこえると成形性が低下する傾向にあるからである。な
お繊維状ケイ酸マグネシウム系化合物以外の充填剤とし
てはパルプ、木粉、炭酸カルシウム、ガラス繊維、クレ
ー、シリカ、タルク等を添加することができる。硬化
剤、離型剤、着色剤或は必要に応じて添加される界面活
性剤等については特に限定するものではなく通常用いら
れているものをそのまま用いることができる。かくして
得られたアミノ樹脂成形材料を圧縮成形、押出成形、ト
ランスフアー成形、射出成形等により加熱加圧成形し耐
燃性、耐クラック性に優れた成形品を得ることができる
ものである。
以下本発明を実施例にもとづいて説明する。
実施例1乃至3と比較例 第1表の配合表にもとづいて各材料をニーダーで混練
後、粉砕してメラミン樹脂成形材料を得、該成形材料を
金型温度150℃、成形圧力250Kg/cm2で加熱加圧成形して
アミノ樹脂成形品を得た。
後、粉砕してメラミン樹脂成形材料を得、該成形材料を
金型温度150℃、成形圧力250Kg/cm2で加熱加圧成形して
アミノ樹脂成形品を得た。
〔発明の効果〕 実施例1乃至3と比較例のメラミン樹脂成形品の性能は
第2表で明白なように本発明のものの性能はよく、本発
明のアミノ樹脂成形材料の優れていることを確認した。
第2表で明白なように本発明のものの性能はよく、本発
明のアミノ樹脂成形材料の優れていることを確認した。
Claims (2)
- 【請求項1】アミノ樹脂に充填剤、硬化剤、離型剤、着
色剤等を添加してなるアミノ樹脂成形材料において、充
填剤として少くとも繊維状ケイ酸マグネシウム系化合物
を用いたことを特徴とするアミノ樹脂成形材料。 - 【請求項2】繊維状ケイ酸マグネシウム系化合物の量
が、全量の3〜80重量%であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のアミノ樹脂成形材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6047887A JPH0798894B2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | アミノ樹脂成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6047887A JPH0798894B2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | アミノ樹脂成形材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63227654A JPS63227654A (ja) | 1988-09-21 |
JPH0798894B2 true JPH0798894B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=13143421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6047887A Expired - Fee Related JPH0798894B2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | アミノ樹脂成形材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798894B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP6047887A patent/JPH0798894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63227654A (ja) | 1988-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3451833A (en) | Organosilicon binders | |
US3719630A (en) | Solvent-free liquid organosiloxane resins | |
US3629297A (en) | Solvent-free liquid organosilicon resins | |
JPH0798894B2 (ja) | アミノ樹脂成形材料 | |
GB2093009A (en) | Moulded articles | |
JPH0749513B2 (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂成形材料 | |
JPH0694170B2 (ja) | ポリイミド樹脂成形品の製造方法 | |
JP3026230B2 (ja) | 耐熱及び断熱コーティング材及び成型物 | |
US5393808A (en) | Composition of matter for wear surfaces and method for producing same | |
US2343497A (en) | Urea-formaldehyde composition | |
JPH1081808A (ja) | 熱硬化性樹脂成形材料 | |
JP2879378B2 (ja) | 無機成形体用組成物 | |
JPH01182355A (ja) | フエノール樹脂成形材料 | |
CN1148532A (zh) | 一种仿木材料及其生产工艺 | |
JPS61285241A (ja) | フエノ−ル樹脂成形材料 | |
JPS58176167A (ja) | 成形に適した低温焼成磁器用組成物 | |
US2384367A (en) | Urea-formaldehyde composition | |
JPS6279255A (ja) | アミノ樹脂成形材料 | |
JPH0446958A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂成形材料 | |
JPH05247320A (ja) | ガラスフェノール成形材料 | |
JPS63227656A (ja) | アミノ樹脂成形材料 | |
JPS5825350A (ja) | アミノ樹脂成形材料 | |
JPH0442849A (ja) | 無機質製品の製造方法 | |
JPH0618984B2 (ja) | アミノ樹脂成形材料およびアミノ樹脂成形品 | |
JPH04363354A (ja) | メラミン樹脂成形材料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |