JPH079432B2 - 自動化学分析装置のサンプルラック用試験管アダプタ - Google Patents

自動化学分析装置のサンプルラック用試験管アダプタ

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JPH079432B2
JPH079432B2 JP63015662A JP1566288A JPH079432B2 JP H079432 B2 JPH079432 B2 JP H079432B2 JP 63015662 A JP63015662 A JP 63015662A JP 1566288 A JP1566288 A JP 1566288A JP H079432 B2 JPH079432 B2 JP H079432B2
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JP
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test tube
sample rack
bar code
adapter
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英雄 右近
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、サンプルに所望の試薬を反応させて、この反
応状態を光学的に測定する自動化学分析装置に用いられ
るサンプルラック用試験管アダプタに関する。
(従来の技術) 人体の血清等を対象としてこれをサンプルとして用いこ
れに所望の試薬を加えて化学反応を起こさせて、この反
応状態を光学的に測定して得られた測光データを診断に
供するようにした自動化学分析装置が知られている。第
7図はこのような分析装置に用いられるサンプルラック
移送機構の構成を示す斜視図で、サンプルラック移送機
構1は固定中心部2,この周囲に回転可能に配置された回
転テーブル3,このテーブルの平坦なサンプラー部4を含
んでいる。サンプラー部4には円周面5に沿って複数の
サンプルラック13が配置可能に構成されている。サンプ
ルラック13は回転テーブル3の外側から所望位置Pでそ
の長さ方向が円周面5に略直交する向きにセットされ
る。サンプルラック13には所望のサンプルが満たされた
サンプル管11が複数本収納される。所望位置Pでサンプ
ラー部4にセットされたサンプルラック13は順次例えば
時計方向に送られる。
回転テーブル3の周囲の所定位置にはサンプルラック13
を1個ずつ回転テーブル3の外側へ一時的に取出して、
サンプル管11のバーコードを読取るためのサンプルIDリ
ーダ6が設けられている。また回転テーブル3の周囲の
所定位置には、外側に移動可能なサンプル分注ノズル23
が設けられ、サンプルラック13上の所望のサンプル管11
から測定に必要な所望量だけのサンプルを吸引して後述
のサンプル希釈移送ライン部19以降へ供給するように構
成されている。
サンプル移送機構1からはサンプルが供給されたサンプ
ル希釈移送ライン部19は、第8図に示すようにベルト駆
動等によって独立して一定周期で移動される複数の希釈
管24(24a,24b,24c,…)を有し、サンプルが分注された
各希釈管24を矢印方向に移送するように構成されてい
る。この希釈移送ライン部19には所望位置に希釈機構25
と共に洗浄機構26が設けられている。サンプル希釈移送
ライン部19の周囲には反応ライン部28が配置され、外側
に移動可能に設けられたサンプル分注ノズル27によって
所望の希釈管24から測定に必要な所望量だけのサンプル
が吸引され、反応ライン部28の反応セルに分注されるよ
うに構成されている。この反応ライン部28ではサンプル
に所望の試薬を分注して反応させることにより、この反
応状態を光学的に測定して化学分析が行われる。
ここで前記サンプルラック移送機構1に用いられるサン
プル管11としては、最近ではこれを真空採血管として用
いて患者から直接採取した血清等のサンプルを満たすと
共に、第9図のように各サンプル管11(11a,11b,11c,
…)の表面にサンプルIDを示すバーコードラベル12を貼
るようにしこれらサンプル管11を複数本例えば5本まと
めてサンプルラック13の孔部13aに収納して取扱うよう
に構成したサンプルID方式が採用されている。これによ
れば検体取扱ミスの防止及び測定の合理化等の利点を得
ることができる。この場合はサンプル移送経路のサンプ
ルIDリーダ6によってサンプルラック13の側面開口部13
bを介して各サンプル管のバーコードを光学的に読取る
ことになる。
ここでサンプルラック13上に複数本のサンプル管11を収
納する場合、取扱うサンプル管11の径寸法はすべて統一
されたものを用いることが望ましいが、実際上は困難で
あり径寸法の大小のものが混在して用いられる事が多
い。例えば第5図に示すように径寸法の大きなサンプル
管11Aと径寸法の小さなサンプル管11Bとの2種類のもの
が用いられたとすると、これら2種類のものがサンプル
ラック13の孔部13aに収納されることになる。しかしサ
ンプルラック13には径寸法の大きなサンプル管11Aを収
容させ得るに必要な寸法の孔部13aが均一に配置されて
いるので、径寸法の小さなサンプル管11Bに対してはそ
の孔部13aの径寸法は大き過ぎることになり、周囲に隙
間が大きく形成されてしまうのでサンプル管11Bの姿勢
が不安定となって最悪の場合損傷を招くおそれがある。
このために通常第6図に示すようにサンプル管11Aと略
等しい径寸法を有しかつそれより小さな長さ寸法を有す
るアダプタ14が用いられ、径寸法の小さなサンプル管11
Bはこのアダプタ14内に挿入されるように保持された状
態でサンプルラック13に収納されることが行われてい
る。アダプタ14はサンプルラック13と同様な樹脂材料な
どによって構成される。
またこのように径寸法の異なるサンプル管11が用いられ
るだけではなく、バーコードラベル12の大きさも用途等
に応じて大小のものが用いられるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで従来の試験管アダプタはバーコードラベルの大
きさによってはそのバーコードの読取時に支障を生ずる
ので適用できない場合があるという問題がある。すなわ
ちバーコードラベルの大きさによってはアダプタの存在
によってバーコードの正確な読取りが困難になる欠点が
生じる。これを除くにはバーコードラベルの大きさを一
定寸法に統一すればよいが、現状で種々の大きさのもの
が普及していることを考慮すると実質的に不可能であ
る。
本発明は以上のような事情に対処してなされたもので、
バーコードラベルの大きさに関係なく適用できる自動化
学分析装置のサンプルラック用試験管アダプタを提供す
ることを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、バーコード読み取り
用切欠部を有するサンプルラックの孔部にバーコードラ
ベルが貼られた径の小さな試験管を保持して径の大きな
試験管と同様に収納するための試験管アダプタであっ
て、試験管表面のバーコードラベルを露出する切欠部
と、この切欠部と前記サンプルラックの切欠部がほぼ一
致するよう前記サンプルラックの切欠部に係合する突起
部とを設けたことを特徴とするものである。
(作用) 試験管アダプタに切欠部が設けられているのでこの切欠
部を介して試験管表面のバーコードラベルのバーコード
を読取ることができる。また突起部が設けられているの
でこれがサンプルラックの孔部と係合することにより試
験管を常にバーコード読取可能状態に保持させておくこ
とができ、さらにこの突起部を手で握ることによりサン
プルラックに対する着脱操作が容易となる。
(実施例) 第1図は本発明の自動化学分析装置のサンプルラック用
試験管アダプタの実施例を示す斜視図で、試験管アダプ
タ15は径寸法の小さなサンプル管11Bを収納したときそ
のバーコードラベル12を露出する位置に切欠部15aが設
けられると共に、この切欠部15aの延長方向の位置に突
起部15bが設けられる。この突起部15bの幅寸法は第2図
のようにサンプルラック13の孔部13aにサンプル管11Bを
保持した状態で試験管アダプタ15が収納されたとき、孔
部13aの側面開口部13bと係合するような値に選ばれる。
第2図に示すように径寸法の大きなサンプル管11Aはそ
のまま孔部13aに収納されると共に、径寸法の小さなサ
ンプル管11Bは試験管アダプタ15によって保持された状
態で孔部13aに収納される。このとき各サンプル管11A,1
1Bはバーコードラベル12面が側面開口部13bの方向を向
くように配置される。
次に本実施例の作用を説明する。
径寸法の小さな試験管11Bは第1図に示すような試験管
アダプタ15にそのバーコードラベル12面が切欠部15aを
介して露出されるような向きに収納されて保持された状
態で、第2図に示すようにサンプルラック13の孔部13a
に収納される。同様に径寸法の大きな試験管11Aもその
バーコードラベル12面が側面開口部13bを介して露出さ
れる向きに孔部13aに収納される。
このようにしてサンプルラック13に収納された径寸法の
異なる複数のサンプル管11A,11Bは第7図に示すような
サンプルラック移送機構1にセットされることになる。
このような本実施例によれば試験管アダプタ15にサンプ
ル管11Bのバーコードラベル12を露出するような切欠部1
5aが設けられているので、用いられるバーコードラベル
の大きさに関係なくそのバーコードを正確に読取ること
ができる。また切欠部15aの延長方向に突起部15bが設け
られているので、この突起部15bをサンプルラック13の
孔部13aの側面開口部13bと係合させることにより、サン
プル管11Bの位置を常にバーコード読取可能状態に保持
させておくことができる。これによってサンプル管11B
が不用意に回転してバーコードラベル12が読取可能状態
の位置からずれるのを防止することができる。
さらに突起部15bを手で握ることにより取扱いが容易に
なるので、サンプルラック13に対する着脱操作を確実に
行うことができる。
第3図は本発明の他の実施例を示すもので、試験管アダ
プタ15の切欠部15aの下方にストッパ部15cを設けた構造
を示すものである。この構造によれば第4図のように径
が同一で長さが異なる2種類の試験管11B,11Cを用いる
場合、サンプルラック13上に同一高さ位置に保つことが
できるので、バーコード読取時支障なく取扱うことがで
きる。
本実施例では2種類の径寸法のサンプル管を用いた例で
示したが、3種類以上の径寸法から成る場合に対しても
同様に適用することができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、試験管表面のバーコ
ードラベルを露出する切欠部と共に、この延長方向に突
起部を設けるようにアダプタを形成したので、バーコー
ドラベルの読取りをその大きさに関係なく確実に行うこ
とができ、またサンプルラックに対する着脱操作も容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動化学分析装置のサンプルラック用
試験管アダプタの実施例を示す斜視図、第2図は本実施
例アダプタのサンプルラックへの収納状態を示す斜視
図、第3図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第4図
は本実施例に用いられるサンプル管の例を示す斜視図、
第5図はサンプル管の例を示す斜視図、第6図は従来例
の試験管アダプタを示す斜視図、第7図は自動化学分析
装置のサンプルラック移送機構を示す平面図、第8図は
自動化学分析装置の概要を示す構成図、第9図はサンプ
ル管のサンプルラックへの収納状態の一例を示す斜視図
である。 11(11a,11b,11c,…)……サンプル管、12……バーコー
ドラベル、13……サンプルラック、13a……孔部、13b…
…側面開口部、15……試験管アダプタ、15a……切欠
部、15b……突起部。15c……ストッパ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコード読み取り用切欠部を有するサン
    プルラックの孔部にバーコードラベルが貼られた径の小
    さな試験管を保持して径の大きな試験管と同様に収納す
    るための試験管アダプタであって、試験管表面のバーコ
    ードラベルを露出する切欠部と、この切欠部と前記サン
    プルラックの切欠部がほぼ一致するよう前記サンプルラ
    ックの切欠部に係合する突起部とを設けたことを特徴と
    する自動化学分析装置のサンプルラック用試験管アダプ
    タ。
JP63015662A 1988-01-26 1988-01-26 自動化学分析装置のサンプルラック用試験管アダプタ Expired - Lifetime JPH079432B2 (ja)

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JPH01191060A JPH01191060A (ja) 1989-08-01
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US5008082A (en) * 1988-08-25 1991-04-16 Eastman Kodak Company Analyzers using linear sample trays with random access
JP3350163B2 (ja) * 1993-06-25 2002-11-25 株式会社カイノス 抽出用容器の保持移送装置
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