JPH0793899A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH0793899A
JPH0793899A JP5256500A JP25650093A JPH0793899A JP H0793899 A JPH0793899 A JP H0793899A JP 5256500 A JP5256500 A JP 5256500A JP 25650093 A JP25650093 A JP 25650093A JP H0793899 A JPH0793899 A JP H0793899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal
decoding
detecting means
decoded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5256500A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuna Kobayashi
一菜 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5256500A priority Critical patent/JPH0793899A/ja
Priority to EP94306842A priority patent/EP0644661B1/en
Priority to DE69424908T priority patent/DE69424908T2/de
Publication of JPH0793899A publication Critical patent/JPH0793899A/ja
Priority to US08/967,221 priority patent/US5809071A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号の復号時に発生する復号エラーを少なく
する。 【構成】 再生信号を積分等化するイコライザ4を設け
るとともに、この積分等化に基づく信号を復号するため
に、演算処理回路6およびビタビ復号器7により構成さ
れる第1のデータ検出手段と、ディジタルコンパレータ
8および演算処理回路9により構成される積分検出方式
の第2のデータ検出手段とを設け、シスコン13より与
えられる再生モードの制御信号s1に基づいて、特殊再
生時にはデータ選択器10が上記第2のデータ検出手段
による復号データを選択するようにすることにより、2
値の積分等化信号に基づいたよりエラーの少ないデータ
を用いてビタビ復号を行うことができるようにするとと
もに、上記再生信号のレベルが大きく変動した場合でも
復号エラー率が高くならないようにして、良好なディジ
タル再生を行うことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に関
し、特に、磁気ヘッドを用いて磁気記録媒体にデータを
記録するとともに、記録したデータの再生を行う磁気記
録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録媒体に記録された信号を
良好にディジタル再生するための最尤復号の具体的な一
手法として、ビタビ復号という手法が知られている。
【0003】このビタビ復号を行う場合は、その性質
上、入力情報に対して何らかの時間的相関性を有するこ
とが必要となる。このため、所謂パーシャルレスポンス
と呼ばれる等化方式との組み合わせでビタビ復号を用い
ることが有効である。特に、磁気記録再生の分野では、
PR(1,0,-1)等化方式との組み合わせでビタビ復号が用い
られている。
【0004】このビタビ復号の基本的な原理について
は、例えば、「H.Kobayashi:“Application of Probabi
listic Decording to Digital Magnetic Recording Sys
tems”IBM J.Res.Develop.15,1,pp64 〜74(Jan.1971)」
に詳しく説明されている。また、パーシャルレスポンス
については、例えば、「中川、横山、片山:“NRZ記
録における検出方式の比較検討”電子通信学会磁気記録
研究会MR78-13(1978-8) 」に詳しく説明されている。
【0005】図7は、上述のPR(1,0,-1)等化方式にビタ
ビ復号を適用した場合における従来の磁気記録再生装置
の再生系の要部構成を示すブロック図である。図7にお
いて、磁気テープ1に記録されている信号は、再生ヘッ
ド2により再生される。こうして再生された信号は、再
生アンプ3を介してイコライザ40に供給され、以下に
述べるような波形整形がなされる。
【0006】ところで、上記再生アンプ3から出力され
る信号の波形は、記録再生系の微分特性により微分等化
された波形である。微分等化された波形は、入力信号の
波形に対して1−D(D:遅延処理)の演算処理を施し
た波形に相当する。
【0007】一方、PR(1,0,-1)等化方式における伝送路
の特性は、1−D2 の演算処理に相当する特性であるこ
とが知られている。したがって、上記再生アンプ3から
出力される信号の波形に対して1+Dの演算処理を施す
ことにより、PR(1,0,-1)等化方式の伝送路の特性を実現
することができる。
【0008】そこで、イコライザ40により、再生アン
プ3から出力される信号に対して、上述の1+Dの演算
処理を施すようにしている。これにより、イコライザ4
0から出力される信号の波形は、PR(1,0,-1)等化された
波形となる。
【0009】次いで、このようにしてPR(1,0,-1)等化さ
れた信号は、A/D変換器5によりディジタルデータに
変換された後、ビタビ復号器7に供給され、ビタビ復号
処理が行われる。そして、このビタビ復号器7により復
号されたデータは、出力端子11を介して次段に設けら
れている再生信号処理回路に出力される。
【0010】また、イコライザ40によりPR(1,0,-1)等
化された信号は、PLL回路120にも供給される。そ
して、このPLL回路120により、イコライザ40か
ら供給される再生信号中に含まれているクロック成分が
抽出され、このクロック信号がA/D変換器5およびビ
タビ復号器7に与えられる。A/D変換器5およびビタ
ビ復号器7は、このクロック信号に基づいて駆動制御さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の磁気記録再生装置においては、A/D変
換器5に入力される信号は、再生系の微分特性により3
値である。このため、図8の(a)に示すように、信号
波形のアイパターンの開口率は小さくなってしまい、次
に示すような問題があった。
【0012】すなわち、第1に、データ検出窓の時間方
向の余裕が小さくなるため、PLL回路120からA/
D変換器5に与えられるクロック信号の位相の変動に対
する量子化データの変化が大きくなる。このため、クロ
ック信号は、高精度のものでなければならないが、この
ような精度の高いクロック信号を生成するのは困難であ
った。
【0013】第2に、データ検出窓の振幅方向の余裕が
小さくなるため、再生信号のレベルが所定のレベル範囲
よりも大きく変動するような場合に、復号エラーが生じ
やすくなってしまうという問題があった。
【0014】これにより、サーチ・スローなどの特殊再
生時や互換再生時などのように、再生信号のレベルが変
動するような場合には、復号エラーが多く発生してしま
うという問題があった。
【0015】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、入力信号を復号する際に発生す
る復号エラーを少なくすることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、入力信号に対して積分等化を行う積分等化回路
と、上記積分等化回路により積分等化された信号をディ
ジタル信号に変換するA/D変換器と、上記A/D変換
器から供給されるディジタル信号に対してビタビ復号を
適用してデータ検出を行う第1のデータ検出手段と、上
記A/D変換器から供給されるディジタル信号に対して
積分検出を適用してデータ検出を行う第2のデータ検出
手段と、上記第1のデータ検出手段により復号された第
1の復号データか、あるいは上記第2のデータ検出手段
により復号された第2の復号データかの何れかを選択す
るデータ選択手段とを備え、上記データ選択手段を所定
の制御信号を用いて制御することにより、上記第1の復
号データと上記第2の復号データとを選択的に出力する
ようにしたものである。
【0017】
【作用】本発明は上記技術手段より成るので、時間方向
に余裕のある2値の積分等化信号がA/D変換され、こ
れによって得られるディジタル信号に基づいてビタビ復
号が行われることとなり、従来のように3値の微分等化
に基づくディジタル信号に基づいてビタビ復号を行う場
合に比べて、よりエラーの少ないデータを用いてビタビ
復号を行うことが可能となる。
【0018】また、入力信号のレベルがある所定のレベ
ル範囲よりも大きく変動するような場合には、ビタビ復
号を適用した第1のデータ検出手段による復号データは
選択されず、この第1のデータ検出手段による復号デー
タに比べて復号エラー率が低い積分検出方式を適用した
第2のデータ検出手段による復号データが選択されるこ
とにより、入力信号のレベルの変動に対応して復号エラ
ーが多く発生してしまうという不都合が防止される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の磁気記録再生装置の一実施例
を図面を用いて説明する。本実施例の磁気記録再生装置
の大きな特徴の1つは、再生信号を積分等化した後に、
この積分等化信号を用いてA/D変換を行い、この積分
等化に基づくディジタル信号を用いてビタビ復号を行う
ようにしたことである。
【0020】すなわち、本実施例の磁気記録再生装置
は、時間方向に余裕のある2値の積分等化信号に基づい
てビタビ復号を行うようにすることにより、図8の
(b)に示すように、アイパターンの開口率が大きくな
るようにして、よりエラーの少ないデータを用いてビタ
ビ復号を行うことができるようにしたものである。
【0021】また、本実施例の磁気記録再生装置のもう
1つの特徴は、従来のPR(1,0,-1)等化方式にビタビ復号
を適用したデータ検出手段に対して、再生信号のレベル
が変動しても復号エラー率がほぼ一定であるといった積
分検出方式によるデータ検出手段を追加したことであ
る。
【0022】そして、データ検出窓の振幅方向の余裕が
小さくなる場合に、上記積分検出方式によるデータ検出
手段に切り換えて復号を行うようにすることにより、復
号エラーの発生の低減を図ったものである。
【0023】なお、本実施例の磁気記録再生装置は、上
述したように、積分等化に基づく信号を用いて復号処理
を行うようにしている。したがって、上記積分検出方式
によるデータ検出手段は、上記積分等化信号を利用する
ようにした簡単な回路を追加するだけで実現することが
できる。
【0024】図1は、本実施例の磁気記録再生装置にお
ける再生系の要部の構成を示すブロック図である。な
お、図1において、図7中に示した符号と同一の符号を
付した構成要素は、同一の機能を有するものであるもの
とする。
【0025】図1において、磁気テープ1に記録されて
いる信号は、再生ヘッド2により再生される。こうして
再生された信号は、再生アンプ3を介して、積分等化器
であるイコライザ4に供給される。そして、このイコラ
イザ4により、再生系の微分等化により低下した低域成
分や、スペーシングなどにより劣化した高域成分が補償
されることにより、再生信号の波形整形がなされる。
【0026】次いで、イコライザ4により積分等化され
た信号は、A/D変換器5によりディジタル化された
後、演算処理回路6とディジタルコンパレータ8とに供
給される。演算処理回路6は、積分等化された信号をPR
(1,0,-1)等化するための回路である。したがって、演算
処理回路6においては、A/D変換器5から供給される
信号に対して、PR(1,0,-1)等化方式の伝送路の特性であ
る1−D2 の演算処理が施される。
【0027】演算処理回路6によりPR(1,0,-1)等化され
た信号は、ビタビ復号器7に供給され、ビタビ復号処理
が行われる。なお、磁気テープ1に記録されている信号
は、信号の識別時におけるエラーの伝播を防止するため
に、図示しないプリコーダによって所定の形式に予め変
換された信号である。例えば、PR(1,0,-1)等化方式にお
いては、その伝送路の逆特性である1/(1−D2 )の
演算処理が施された信号が、磁気テープ1に記録されて
いる。
【0028】したがって、上記ビタビ復号器7により復
号される復号データは、記録時においてプリコードされ
る前の信号系列と同じになっている。そして、このよう
にして得られた復号データは、データ選択器10の一方
の入力端子10aに供給される。
【0029】以上のようにして、演算処理回路6および
ビタビ復号器7によって得られる復号データは、PR(1,
0,-1)等化方式にビタビ復号を適用した復号方式によっ
て得られる復号データである。以下、この復号データを
「第1のデータ検出手段による復号データ」とする。
【0030】一方、ディジタルコンパレータ8では、A
/D変換器5から供給されるディジタル信号と、例え
ば、再生信号のエンベロープの50%レベルに相当する
閾値との大小比較が行われる。そして、この比較の結果
をもとに、両データの大小関係に基づいた2値化データ
系列が生成される。
【0031】このディジタルコンパレータ8の大小比較
によって得られるデータ列は、積分等化されたデータ列
に対して2値化処理が施されたものであり、記録時のプ
リコード後に磁気テープ1に記録される記録信号に相当
するものである。
【0032】このようにしてディジタルコンパレータ8
での大小比較によって得られる2値化データは、演算処
理回路9に供給される。そして、この演算処理回路9に
よる1−D2 の演算処理によって、ディジタルコンパレ
ータ8から供給されるデータ列が、プリコード前の信号
系列に相当するデータ列に変換される。
【0033】例えば、PR(1,0,-1)等化方式が適用される
場合には、上述したように、磁気テープ1に記録される
記録信号は、伝送路の逆特性である1/(1−D2 )の
演算処理がプリコーダにより施された信号である。この
ため、演算処理回路9で1−D2 の演算処理が施される
ことによって、ディジタルコンパレータ8から供給され
るデータ列が、プリコード前の信号系列に相当するデー
タ列に変換される。
【0034】したがって、この演算処理回路9での1−
2 の演算処理によって得られるデータは、伝送路にお
けるノイズによるエラーがなければ、上記第1のデータ
検出手段によって得られる復号データと同じになる。そ
して、このようにして得られた復号データは、データ選
択器10の他方の入力端子10bに供給される。
【0035】以上のようにして、ディジタルコンパレー
タ8および演算処理回路9によって得られるデータは、
積分検出を行うことによって得られるデータである。以
下、このデータを「第2のデータ検出手段による復号デ
ータ」とする。
【0036】以上に述べたように、データ選択器10に
は、PR(1,0,-1)等化方式にビタビ復号を適用した第1の
データ検出手段による復号データと、積分検出を適用し
た第2のデータ検出手段による復号データとの2種類の
復号データが、入力端子10a,10bにそれぞれ供給
されている。
【0037】そして、システムコントローラ(シスコ
ン)13から与えられる後述するような再生モードの制
御信号s1に基づいて、これら第1のデータ検出手段に
よる復号データか、第2のデータ検出手段による復号デ
ータかの何れかが選択される。そして、これにより選択
されたデータが出力端子11を介して次段に設けられて
いる再生信号処理回路に出力される。
【0038】なお、上記シスコン13の再生モードとし
て、通常再生モードおよびサーチ・スローなどの特殊再
生モードの2つの再生モードを考える。この2つの再生
モードのうち、特殊再生モードにおいては、再生ヘッド
2が磁気テープ1のトラック上を斜めに走査するため、
再生される信号のエンベロープは、そろばん玉状のエン
ベロープとなってしまう。このため、再生信号のエンベ
ロープのレベルが落ち込むという現象が生じてしまう。
【0039】この点について、図2を用いて詳しく説明
する。図2は、PR(1,0,-1)等化方式にビタビ復号を適用
した場合と、積分検出方式を用いた場合とにおける再生
信号のエンベロープのレベル変動に対する性能をグラフ
に表したものである。
【0040】図2中のaのグラフは、PR(1,0,-1)等化方
式にビタビ復号を適用した場合におけるレベル変動に対
する復号エラー率の変化の様子を表したものである。ま
た、図2中のbのグラフは、積分検出方式を用いた場合
におけるレベル変動に対する復号エラー率の変化の様子
を表したものである。
【0041】図2から明らかなように、再生信号の復号
方式として積分検出方式を用いた場合、再生信号のレベ
ル変動が約75%〜130%の範囲に収まる範囲内で
は、その復号エラー率は、PR(1,0,-1)等化方式にビタビ
復号を適用した場合の復号エラー率に比べて高くなって
いる。しかし、積分検出方式を用いた場合の復号エラー
率は、レベルの変動に対して比較的影響を受けていな
く、レベル変動に対してほぼ一定であることが分かる。
【0042】一方、PR(1,0,-1)等化方式にビタビ復号を
適用した場合の復号エラー率は、再生信号のレベルの変
動に大きく依存している。そして、再生信号のレベルが
約75%以下の範囲と約130%以上の範囲とでは、復
号エラー率が積分検出方式に比べて高くなっていること
が分かる。
【0043】このため、特殊再生時などのように再生信
号のレベルが大きく変動するような場合には、PR(1,0,-
1)等化方式にビタビ復号を適用した復号方式で得られる
復号データは、積分検出方式で得られる復号データより
も復号エラー率が高くなってしまう。
【0044】したがって、データ選択器10は、シスコ
ン13から与えられる再生モードの制御信号s1に基づ
いて、以下に示す条件で第1のデータ検出手段による復
号データと、第2のデータ検出手段による復号データと
を切り換えて出力する。
【0045】すなわち、データ選択器10は、通常再生
モード時においては、PR(1,0,-1)等化方式にビタビ復号
を適用した第1のデータ検出手段による復号データ(ビ
タビ復号器7から一方の入力端子10aに入力される復
号データ)を選択し、この復号データを出力端子11を
介して次段の再生信号処理回路に出力する。
【0046】また、データ選択器10は、特殊再生モー
ド時においては、積分検出方式を適用した第2のデータ
検出手段による復号データ(演算処理回路9から他方の
入力端子10bに入力される復号データ)を選択し、こ
の復号データを出力端子11を介して次段の再生信号処
理回路に出力する。
【0047】なお、イコライザ4により積分等化された
信号は、PLL回路12にも供給される。そして、この
PLL回路12により、再生信号中に含まれているクロ
ック成分(例えば、43MHzの基準クロック信号)が
抽出される。
【0048】そして、このようにして抽出されたクロッ
ク信号が、A/D変換器5、演算処理回路6、ビタビ復
号器7、ディジタルコンパレータ8、演算処理回路9お
よびデータ選択器10に与えられ、これらの各回路が駆
動制御される。
【0049】次に、本実施例の磁気記録再生装置の動作
を、図3を用いて説明する。まず、磁気記録再生装置に
入力される信号の記録時において、PR(1,0,-1)等化方式
のプリコーダにより、図3の(A)に示すような入力信
号を、図3の(B)に示すような記録信号に変換する。
そして、このような記録信号に基づいて、図3の(C)
に示すような波形の信号を生成して磁気テープ1に記録
する。
【0050】このようにして記録した信号の再生時にお
いては、図3の(C)に示した記録信号を再生ヘッド2
により再生した後、再生アンプ3で増幅することによ
り、図3の(D)に示すような波形の再生信号を得る。
【0051】そして、このような波形の再生信号をイコ
ライザ4により積分等化することによって、図3の
(E)に示すような積分等化信号を得る。次いで、A/
D変換器5により、図3の(E)に示した積分等化信号
を、図3の(F)に示すようなディジタル信号に変換す
る。
【0052】次に、このようにしてディジタル化したデ
ィジタル信号を2つに分配し、分配した信号の一方につ
いて、演算処理回路6によりPR(1,0,-1)等化した後、ビ
タビ復号器7によりビタビ復号を行う。
【0053】すなわち、図3の(F)に示したディジタ
ル信号は、上述したように、イコライザ4により積分等
化された信号である。このため、PR(1,0,-1)等化方式に
ビタビ復号を適用した第1のデータ検出手段によって復
号を行う場合には、まず、演算処理回路6により、図3
の(F)に示すような積分等化に基づく信号を、図3の
(G)に示すようなPR(1,0,-1)等化に基づく信号に変換
する。
【0054】さらに、このようにしてPR(1,0,-1)等化し
た信号を、ビタビ復号器7によりビタビ復号することに
よって、図3の(H)に示すような第1のデータ検出手
段による復号データを得る。
【0055】一方、上記分配した2つの信号のうち、他
方の信号については、ディジタルコンパレータ8および
演算処理回路9により、積分検出による復号を行う。す
なわち、積分検出を適用した第2のデータ検出手段によ
って復号を行う場合には、図3の(F)に示したような
多値のディジタル信号を、ディジタルコンパレータ8に
より2値化することにより、図3の(I)に示すような
2値のディジタル信号を得る。
【0056】このようにして2値化されたディジタル信
号は、記録時においてPR(1,0,-1)等化のプリコードが施
された記録信号と同じ信号である。そこで、演算処理回
路9により、図3の(I)のような2値のディジタル信
号を、プリコードが施される前の元の入力信号に戻すこ
とにより、図3の(J)に示すような第2のデータ検出
手段による復号データを得る。
【0057】以上のように、伝送路にノイズが混入して
いない場合には、図3の(H)および(J)に示したよ
うに、第1のデータ検出手段による復号データと、第2
のデータ検出手段による復号データとは一致する。しか
し、実際には、伝送路にはノイズが混入するため、これ
らの2つの復号データは一致しないことが多い。
【0058】そこで、本実施例では、再生時のモードに
応じて、これら2つの復号データをデータ選択器10に
より切り換えて次段に出力するようにすることにより、
より信頼性のある復号データを得ることができるように
している。
【0059】このように、本実施例における磁気記録再
生装置によれば、時間的に余裕のある2値の積分等化信
号を用いてA/D変換を行い、このようにして得られる
ディジタル信号を用いてビタビ復号を行うようにしてい
るため、従来のように3値の微分等化波形を用いてA/
D変換を行う場合に比べて、より正確なデータを用いて
ビタビ復号を行うことができる。
【0060】また、本実施例では、上記積分等化信号を
利用して、積分検出による復号データをも得ることがで
きるようにしている。そして、ビタビ復号によって得ら
れる復号データと、積分検出によって得られる復号デー
タとを再生モードに応じて切り換えることができるよう
にしているため、特殊再生時や互換再生時などのよう
に、再生信号のレベルが大きく変動するような場合で
も、エラーの少ない復号データを得ることができる。
【0061】次に、本発明の第2の実施例について、図
4を用いて説明する。なお、この第2の実施例は、上述
した第1の実施例における第1のデータ検出手段の構成
を変更したものである。したがって、図4において、図
1中に示した部材と同一の機能を有する部材には、同一
の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0062】図4において、A/D変換器5によりディ
ジタル化されたデータは、データ切り換え器101によ
り、時間方向に偶数列のデータ列と奇数列のデータ列と
に分けられる。そして、このようにして分けられたデー
タ列のうち、偶数列のデータ列は、データ切り換え器1
01の第1の出力端子101aを介して演算処理回路1
02に供給され、PR(1,-1)等化方式に基づくデータ列に
変換される。
【0063】そして、この演算処理回路102によりPR
(1,-1)等化されたデータは、ビタビ復号器104に供給
され、ビタビ復号処理が施される。このようにして復号
された復号データは、データ切り換え器106の一方の
入力端子106aに供給される。
【0064】同様にして、データ切り換え器101によ
り分けられたデータ列のうち、奇数列のデータ列は、デ
ータ切り換え器101の第2の出力端子101bを介し
て演算処理回路103に供給され、PR(1,-1)等化方式に
基づくデータ列に変換される。
【0065】そして、この演算処理回路103によりPR
(1,-1)等化されたデータは、ビタビ復号器105に供給
され、ビタビ復号処理が施される。このようにして復号
された復号データは、データ切り換え器106の他方の
入力端子106bに供給される。
【0066】以上のように一方の入力端子106aに供
給される偶数列の復号データ列と、他方の入力端子10
6bに供給される奇数列の復号データ列とは、データ切
り換え器106によって順次切り換えられてデータ選択
器10の一方の入力端子10aに供給される。
【0067】すなわち、上記偶数列の復号データと奇数
列の復号データとが、データ切り換え器106によって
一系列のデータに混合される。そして、このようにして
得られたデータが、PR(1,0,-1)等化方式にビタビ復号を
適用した第1のデータ検出手段による復号データとして
データ選択器10の一方の入力端子10aに供給され
る。
【0068】一方、データ選択器10の他方の入力端子
10bには、上述の第1の実施例と同様にして復号され
た第2のデータ検出手段による復号データが供給されて
いる。そして、シスコン13から与えられる再生モード
の制御信号s1に基づいて、これら第1のデータ検出手
段による復号データと、第2のデータ検出手段による復
号データとが切り換えられ、これにより選択されたデー
タが出力端子11を介して次段に設けられている再生信
号処理回路に出力される。
【0069】なお、図4に示した各ブロックは、制御回
路14により駆動制御される。この制御回路14は、P
LL回路12から供給されるクロック信号(例えば、4
3MHzの基準クロック信号)に基づいて、各ブロック
の動作を制御する制御信号を生成するものである。
【0070】上記制御回路14により生成される制御信
号は、以下に示す3系統の制御信号に大きく分けられ
る。まず、第1の制御信号は、基準クロック信号と同じ
周波数の信号である。そして、この第1の制御信号によ
り、A/D変換器5、データ切り換え器101,10
6、ディジタルコンパレータ8、演算処理回路9および
データ選択器10が駆動制御される。
【0071】第2の制御信号は、基準クロック信号の半
分の周波数を有する信号である。そして、この第2の制
御信号により、演算処理回路102およびビタビ復号器
104が駆動制御される。
【0072】また、第3の制御信号は、基準クロック信
号の半分の周波数を有する信号であって、第2の制御信
号とは位相が180°異なっている信号である。そし
て、この第3の制御信号により、演算処理回路103お
よびビタビ復号器105が駆動制御される。
【0073】以上のように、第2の実施例によれば、PR
(1,0,-1)等化方式にビタビ復号を適用した第1のデータ
検出手段において、2つのビタビ復号器104,105
を順次切り換えてビタビ復号を行うようにしている。こ
れにより、1つのビタビ復号器で復号を行う場合に比べ
て、各ビタビ復号器104,105における処理時間を
半分にすることができる。
【0074】上述した第1の実施例および第2の実施例
では、第1のデータ検出手段による復号データと、第2
のデータ検出手段による復号データとの切り換えを、シ
スコン13による再生モードの制御信号s1に基づいて
行うようにしているが、本発明はこれに限定されるので
はない。
【0075】例えば、再生信号の波形のエンベロープの
レベルを随時検出し、再生信号のレベルの変動量に基づ
いて、上記第1のデータ検出手段による復号データと、
第2のデータ検出手段による復号データとの切り換えを
行うようにすることにも、本発明を適用することができ
る。
【0076】図5は、このような場合の第3の実施例を
示すブロック図である。なお、図5において、図1中に
示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号
を付して詳細な説明を省略する。
【0077】図5において、A/D変換器5によりディ
ジタル化されたデータは、3つに分配される。そして、
そのうちの第1のデータは、演算処理回路6およびビタ
ビ復号器7により構成される第1のデータ検出手段に供
給される。また、第2のデータは、ディジタルコンパレ
ータ8および演算処理回路9により構成される第2のデ
ータ検出手段に供給される。
【0078】そして、上述の第1の実施例と同様にし
て、これらの第1のデータ検出手段および第2のデータ
検出手段により、それぞれの検出方式で復号処理が行わ
れる。第1のデータ検出手段によって得られる復号デー
タは、データ選択器10の一方の入力端子10aに供給
される。また、第2のデータ検出手段によって得られる
復号データは、第1のディレイ回路201により所定の
遅延処理が施された後、データ選択器10の他方の入力
端子10bに供給される。
【0079】一方、上述の3つに分配されたデータのう
ち、第3のデータは、レベル検出器202に供給され
る。レベル検出器202では、再生信号のレベルが所定
の範囲内であるか否かが検出される。そして、このレベ
ル検出器202による検出の結果は、第2のディレイ回
路203により所定の遅延処理が施された後、データ選
択器10を制御する制御信号s2として、データ選択器
10に与えられる。
【0080】なお、上記第1のディレイ回路201およ
び第2のディレイ回路203では、ビタビ復号器7での
ビタビ復号の処理によって生じる遅延時間を考慮した所
定の遅延処理が施される。これにより、上記第1のデー
タ検出手段による復号データと、第2のデータ検出手段
による復号データと、データ選択器10を制御する制御
信号s2とが同じタイミングでデータ選択器10に与え
られる。
【0081】次に、上記レベル検出器202の要部の構
成を、図6に示す。図6において、絶対値検出回路(A
BS回路)211には、図5に示したA/D変換器5に
よりディジタル化されたディジタル信号が入力される。
このA/D変換器5から入力されるディジタル信号は、
絶対値検出回路211によりその絶対値がとられる。
【0082】次いで、絶対値検出回路211により絶対
値がとられた信号は、ローパスフィルタ(LPF)21
2により平均化された後、2つに分配されて第1の比較
器213と第2の比較器214とに供給される。
【0083】第1の比較器213では、ローパスフィル
タ212から供給される信号のレベルと、例えば、再生
信号のエンベロープの120%レベルに相当する第1の
閾値Th1との大小比較がなされる。そして、この第1
の比較器213による比較の結果得られる比較信号は、
反転回路215によるNOT演算により反転処理された
後、アンドゲート回路216の一方の入力端子に供給さ
れる。
【0084】また、第2の比較器214では、上記ロー
パスフィルタ212から供給される信号のレベルと、例
えば、再生信号のエンベロープの80%レベルに相当す
る第2の閾値Th2との大小比較がなされる。そして、
この第2の比較器214による比較の結果得られる比較
信号は、アンドゲート回路216の他方の入力端子に供
給される。
【0085】次いで、アンドゲート回路216により、
第1の比較器213から反転回路215を介して供給さ
れる比較信号と、第2の比較器214から供給される比
較信号とのAND演算が行われ、その演算の結果が、図
5の第2のディレイ回路203を介してデータ選択器1
0に制御信号s2として与えられる。
【0086】上記データ選択器10は、第2のディレイ
回路203から与えられる制御信号s2に基づいて、表
1に示すような条件で第1のデータ検出手段による復号
データと、第2のデータ検出手段による復号データとの
切り換えを行う。そして、これにより選択したデータを
出力端子11を介して次段に設けられている再生信号処
理回路に出力する。
【0087】
【表1】
【0088】以上のように、第3の実施例によれば、PR
(1,0,-1)等化方式にビタビ復号を適用した復号方式によ
って得られる復号データ(第1のデータ検出手段による
復号データ)と、積分検出方式によって得られる復号デ
ータ(第2のデータ検出手段による復号データ)との2
種類の復号データを、再生信号のレベルに応じて切り換
えることができる。
【0089】この場合において、再生信号のレベルの変
動がある所定のレベルの範囲内に収まっているような場
合には、PR(1,0,-1)等化方式にビタビ復号を適用した第
1のデータ検出手段による復号データを選択するように
する。
【0090】すなわち、図2に示したように、再生信号
のレベルの変動が約75%〜130%の範囲内に収まる
ような場合には、積分検出方式を用いた第2のデータ検
出手段に比べて、復号エラー率が低いPR(1,0,-1)等化方
式にビタビ復号を適用した第1のデータ検出手段による
復号データを選択するようにする。
【0091】一方、再生信号のエンベロープの波形が良
好でないことなどによって、再生信号のレベルがある所
定のレベルよりも大きくなる場合や、ある所定のレベル
よりも小さくなる場合、すなわち、再生信号のレベルの
変動が約75%〜130%の範囲より大きくなるような
場合には、再生信号のレベルの変動に対応して復号デー
タのエラー率が高くなってしまうような第1のデータ検
出手段による復号データは選択しないようにする。
【0092】そして、このような場合には、再生信号の
レベルが変動してもそれによって復号エラー率が変化せ
ず、復号エラー率がほぼ一定であるといった第2のデー
タ検出手段による復号データを選択するようにする。こ
のようにすることによって、再生信号のレベルが大きく
変動する場合でも、復号エラーが多く発生してしまうこ
とを防止し、復号エラーの発生の少ない良好なディジタ
ル再生を行うことができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、時
間方向に余裕のある2値の積分等化信号を用いてA/D
変換を行い、これによって得られるディジタル信号に基
づいてビタビ復号を行うようにしたので、従来のように
3値の微分等化に基づくディジタル信号に基づいてビタ
ビ復号を行う場合に比べて、より正確なデータを用いて
ビタビ復号を行うことができ、入力信号の復号時におい
て復号エラーが多く発生しないようにすることができ
る。
【0094】また、ビタビ復号を適用した第1のデータ
検出手段により復号された第1の復号データか、あるい
は積分検出方式を適用した第2のデータ検出手段により
復号された第2の復号データかの何れかを、所定の制御
信号に応じて選択するようにしたので、例えば、入力信
号のレベルがある所定のレベル範囲よりも大きく変動す
るような場合には、第1のデータ検出手段による復号デ
ータに比べて復号エラー率が低い第2のデータ検出手段
による復号データを選択することができ、入力信号のレ
ベルが変動してもそれによって復号エラー率が高くなら
ないようにすることができる。この結果、復号エラーの
発生の少ない良好なディジタル再生を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置における再生系の要
部の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】PR(1,0,-1)等化方式にビタビ復号を適用した場
合、および積分検出方式を用いた場合のレベル変動に対
する性能を表す特性図である。
【図3】第1の実施例による磁気記録再生装置の動作を
説明するための図である。
【図4】本発明の磁気記録再生装置における再生系の要
部の第2の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の磁気記録再生装置における再生系の要
部の第3の実施例を示すブロック図である。
【図6】レベル検出器の構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】従来の磁気記録再生装置の再生系の要部構成を
示すブロック図である。
【図8】従来の磁気記録再生装置を用いた場合のアイパ
ターンと、本発明の磁気記録再生装置を用いた場合のア
イパターンを示す図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 再生ヘッド 3 再生アンプ 4 イコライザ 5 A/D変換器 6 演算処理回路 7 ビタビ復号器 8 ディジタルコンパレータ 9 演算処理回路 10 データ選択器 11 出力端子 12 PLL回路 13 システムコントローラ 14 制御回路 101 データ切り換え器 102 演算処理回路 103 演算処理回路 104 ビタビ復号器 105 ビタビ復号器 106 データ切り換え器 201 第1のディレイ回路 202 レベル検出器 203 第2のディレイ回路 211 絶対値検出(ABS)回路 212 ローパスフィルタ(LPF) 213 第1の比較器 214 第2の比較器 215 反転回路 216 アンドゲート回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に対して積分等化を行う積分等
    化回路と、 上記積分等化回路により積分等化された信号をディジタ
    ル信号に変換するA/D変換器と、 上記A/D変換器から供給されるディジタル信号に対し
    てビタビ復号を適用してデータ検出を行う第1のデータ
    検出手段と、 上記A/D変換器から供給されるディジタル信号に対し
    て積分検出を適用してデータ検出を行う第2のデータ検
    出手段と、 上記第1のデータ検出手段により復号された第1の復号
    データか、あるいは上記第2のデータ検出手段により復
    号された第2の復号データかの何れかを選択するデータ
    選択手段とを備え、 上記データ選択手段を所定の制御信号を用いて制御する
    ことにより、上記第1の復号データと上記第2の復号デ
    ータとを選択的に出力するようにしたことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
JP5256500A 1993-09-19 1993-09-20 磁気記録再生装置 Pending JPH0793899A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5256500A JPH0793899A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 磁気記録再生装置
EP94306842A EP0644661B1 (en) 1993-09-20 1994-09-19 Signal processing apparatus
DE69424908T DE69424908T2 (de) 1993-09-20 1994-09-19 Signalverarbeitungsapparat
US08/967,221 US5809071A (en) 1993-09-19 1997-10-29 Signal processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5256500A JPH0793899A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0793899A true JPH0793899A (ja) 1995-04-07

Family

ID=17293501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5256500A Pending JPH0793899A (ja) 1993-09-19 1993-09-20 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0793899A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100474819B1 (ko) * 1997-07-04 2005-07-01 삼성전자주식회사 데이터기록/재생장치의신호검출방법및그장치
US7099408B2 (en) 2000-11-30 2006-08-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for signal processing
CN100433156C (zh) * 2002-08-15 2008-11-12 联发科技股份有限公司 光盘机中具有最大似然数据检测电路的数据读出系统
US8347155B2 (en) * 2009-04-17 2013-01-01 Lsi Corporation Systems and methods for predicting failure of a storage medium

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100474819B1 (ko) * 1997-07-04 2005-07-01 삼성전자주식회사 데이터기록/재생장치의신호검출방법및그장치
US7099408B2 (en) 2000-11-30 2006-08-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for signal processing
CN100433156C (zh) * 2002-08-15 2008-11-12 联发科技股份有限公司 光盘机中具有最大似然数据检测电路的数据读出系统
US8347155B2 (en) * 2009-04-17 2013-01-01 Lsi Corporation Systems and methods for predicting failure of a storage medium
TWI459382B (zh) * 2009-04-17 2014-11-01 Lsi Corp 預測儲存媒體之失效的系統及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7212567B2 (en) Read channel apparatus and method for an optical storage system
US5265125A (en) Signal detection apparatus for detecting digital information from PCM signal
EP0644661B1 (en) Signal processing apparatus
US5166955A (en) Signal detection apparatus for detecting digital information from a PCM signal
JPH0132591B2 (ja)
US6791777B2 (en) Data synchronizing signal detector, signal processing device using the detector, information recording and reproducing apparatus having the detector and the device, data synchronizing signal detecting method, and information recording medium for using in the method
EP0385867A2 (en) Digital signal reproducing apparatus
JPH0793899A (ja) 磁気記録再生装置
JP3027333B2 (ja) 磁気記録/再生装置のディジタル信号検出装置
JP2888398B2 (ja) ディジタル情報再生装置
US7245658B2 (en) Read channel apparatus for an optical storage system
JP3135646B2 (ja) 2進ビット流の処理装置
JPH10199144A (ja) 最尤復号器
JP3498333B2 (ja) データ伝送系におけるタイミング信号再生回路およびディジタルビデオ信号処理装置
JPH0793915A (ja) 磁気記録再生装置
JPH05274614A (ja) 磁気記録再生方法およびその装置
JPH0793703A (ja) 磁気記録再生装置
JPH07296524A (ja) デイジタルデータ再生装置
JPH05303838A (ja) ディジタル信号再生装置
JPH08274765A (ja) データ検出装置
JP3225588B2 (ja) ディジタル信号再生回路
JP2001332033A (ja) 位相比較器およびこれを用いる同期信号生成回路
JPH04183042A (ja) ディジタル情報検出装置
JPH07169192A (ja) 2値化回路
JPH06251504A (ja) デジタル信号検出回路