JPH079360U - 背中塗布用鎮痛消炎塗布剤容器挿入固定式補助柄 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 補助柄のついた容器挿入筒に鎮痛消炎塗布剤
容器を固定することにより、他の人の手を借りずに、背
中等の手では届きにくい箇所でも鎮痛消炎塗布剤をスム
ーズに塗れるようにすることを得る。 【構成】 容器挿入筒Ａは、補助柄Ｃに対して約５０度
ていどジョイント部分２でまがる。容器挿入筒Ａは、先
端より四分の三が四分割１片でできており、容器固定リ
ングＢを先端手前までもっていくと四分割片１は、中央
へと押し込まれるようになり、鎮痛消炎塗布剤容器を固
定する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、肩凝り、筋肉痛、関節痛における背中等の自分自身の手では、鎮痛 消炎塗布剤を塗ることの困難な箇所を自分自身で塗れるようにするための補助柄 である。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来は、このような補助柄がなかったため他の人に塗ってもらっていた。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ 従来の場合、背中等の自分自身の手では届かない箇所に塗る場合、他の人の手 を借りなければ塗れないという問題点を有していた。

【０００４】 ［課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案においては、補助柄にたいして約５０度曲 がった容器挿入筒をつくり、そこで鎮痛消炎塗布剤容器を受け入れ、鎮痛消炎塗 布剤容器と補助柄の連係を確立させた。

【０００５】 ［作用］ 鎮痛消炎塗布剤容器は、補助柄先端の容器挿入筒でしっかり固定される。

【０００６】 ［実施例］ 実施例について図面を参照して説明する。 図１〜図３において、容器挿入筒Ａ、容器固定リングＢ、補助柄Ｃは、例えば 塩化ビニール樹脂のようなプラスチックを用い成形加工する。

【０００７】 図２において、四分割片１は、容器挿入筒の四分の三程度の長さを占める。四 分割片どうしの間は、約５ミリ〜１０ミリ程度をとる。四分割片は、容器挿入筒 先端手前八分の三より容器挿入筒の直径を広げるようなかたちで隆起させ、先端 手前八分の一の地点で容器挿入筒の標準サイズに下降させる。

【０００８】 容器挿入筒Ａと補助柄Ｃとのジョイント部分２は、補助柄にたいして容器挿入 筒を約５０度倒すようなかたちにまげる。

【０００９】 ジョイント部分と容器挿入筒の接面が、筒底４になる。

【００１０】 容器固定リングＢは、容器挿入筒先端側のほうが直径が５ミリ程度広く筒底側 に向かって徐々に細くなるようにする。

【００１１】 容器固定リングＢが補助柄Ｃのほうへ抜けてしまわないように、ジョイント部 分２先端を容器挿入筒Ａより広くし、容器固定リング止め３を設ける。

【００１２】 図５においては、鎮痛消炎塗布剤容器を容器挿入筒に挿入後、図のように固定 リングで鎮痛消炎塗布剤容器を容器挿入筒に固定する。

【００１３】 ［考案の効果］ 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１４】 請求項１の容器挿入筒においては、先端から容器挿入筒の四分の三程度の長さ を四分割片にしているため鎮痛消炎塗布剤容器の容器挿入筒への挿入及び取り出 しがスムーズにできる。

【００１５】 請求項２の四分割片においては、容器挿入筒先端手前八分の三より徐々に隆起 することにより容器固定リングによる中央への押し込みを助け、先端手前八分の 一の地点でもとの高さまで下降させることにより鎖痛消炎塗布剤容器をしっかり つかみ固定させることをたすける。

【００１６】 請求項３の容器固定リングにおいては、鎮痛消炎塗布剤容器を容器挿入筒に挿 入後、容器固定リングを容器挿入筒先端側へ移動させることにより四分割片を中 央へと押し込むこみ、鎮痛消炎塗布剤容器をしっかり固定することができる。

【００１７】 請求項４のジョイント部分においては、補助柄と容器挿入筒の角度を約５０度 とることにより、鎮痛消炎塗布剤容器の塗布面をより皮ふに密着させることがで きる。

【００１８】 請求項５の補助柄においては、鎮痛消炎塗布剤容器を背中の手では届かない箇 所まで届くようにし、塗れる範囲を広めることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本体を斜め横から見た図である。

【図２】本体から容器固定リングをはずした図である。

【図３】本体を正面から筒底を中心に見た図である。

【図４】本体から鎮痛消炎塗布剤容器を切り離した図で
ある。

【図５】本体に鎮痛消炎塗布剤容器を挿入し、挿入後、
容器固定リングで容器挿入筒に鎮痛消炎塗布剤容器を固
定しようとしている図である。

【図６】実際に補助柄を握って鎮痛消炎塗布剤を背中に
塗っている図である。

【符号の説明】

Ａ 容器挿入筒 Ｂ 容器固定リング Ｃ 補助柄 １ 四分割片 ２ ジョイント部分 ３ 容器固定リング止め ４ 筒底 ５ 鎮痛消炎塗布剤容器

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 先端から四分の三ていどの長さを四つに
   分割し鎮痛消炎塗布剤容器をスムーズに受け入れる容器
   挿入筒。
2. 【請求項２】 容器挿入筒先端手前八分の三より徐々に
   隆起し先端手前八分の一の地点でもとの高さまで下降す
   る四分割片。
3. 【請求項３】 容器挿入筒先端側のほうが直径が５ミリ
   程度広く筒底のほうに向かって徐々に細くなっており、
   容器挿入筒先端側へ移動させれば、四分割片を内側へと
   押し込むことにより鎮痛消炎塗布剤容器を固定する容器
   固定リング。
4. 【請求項４】 補助柄にたいして約５０度曲がっている
   補助柄と容器挿入筒のジョイント部分。
5. 【請求項５】 袖助柄。