JPH079272A - 水平方向軸受の接着装置 - Google Patents

水平方向軸受の接着装置

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Publication number
JPH079272A
JPH079272A JP16151493A JP16151493A JPH079272A JP H079272 A JPH079272 A JP H079272A JP 16151493 A JP16151493 A JP 16151493A JP 16151493 A JP16151493 A JP 16151493A JP H079272 A JPH079272 A JP H079272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
insert
adhesive
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16151493A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Minakata
克夫 皆方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP16151493A priority Critical patent/JPH079272A/ja
Publication of JPH079272A publication Critical patent/JPH079272A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の水平方向軸受の接着装置は、従来人
手にて行っていた接着作業に置き換えることで、労働環
境の向上、工程時間の短縮、且つ、品質の安定化(接着
強度・位置決め精度等の向上)が得られ、又、簡易な手
段での多面方向の挿入・接着を可能とする。 【構成】 本発明の水平方向軸受の接着装置は、軸受が
組付られた挿入軸を回転させながら、フロート機構を利
用して水平方向に挿入する挿入手段Aと、挿入穴と軸受
に接着剤を塗布する塗布手段Bにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平方向軸受の接着装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軸受を固定する方法として、軸受
に対して微少に小さい挿入穴に圧入する方法と、軸受に
対して微少に大きい挿入穴に作業者が接着する方法が行
われている。
【0003】又、圧入方法においては、図4に示すよう
に、こじれを防止するフロート機構を用いた垂直方向圧
入が行なわれている。しかし、多面方向に圧入する場合
は、ワークを垂直面で回転させる為に、図4に示すよう
な、ワークをしっかりと固定できる手段を備えた回転テ
ーブルを横向きに設置する必要がある。それに加えて、
軸受の落下防止として、図5に示すような、エアーチャ
ックによるクランプや、図5に示すような、軸受に設け
た小穴に挿入軸に設けた可動な突起をはめ込むなどの方
法が行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧入方
法においての問題には次のものがある。第一に、圧入後
に軸受の内径が縮んでしまい挿入軸が入らなかったり、
逆に、ガタが大きかったりする。第二に、軸受の保持力
は圧入しろに比例するので、軸受径と挿入穴径の組み合
わせによっては、使用中に軸受が動いてしまうほど保持
力が弱いこともある。
【0005】又、接着方法においての問題には次のもの
がある。第一に、接着剤の皮膚への付着による肌あれ等
がある。第二に、作業が慎重を要するので時間がかか
る。第三に、塗布量・塗布箇所・挿入条件(回転速度、
挿入速度等)をいつも一定にするのは人手では不可能で
あり、品質が不安定である。
【0006】又、垂直方向圧入の問題点は、第一に、多
面方向を挿入しようとすると、複雑な回転テーブルやワ
ークの保持手段が必要となってしまう。第二に、軸受の
挿入軸に対する保持が複雑である。
【0007】そして、垂直方向では軸受を接着したくと
も、接着剤がたれてしまい、必要でない部分を接着して
しまったり、軸受の位置決め保持が困難であったりし
て、垂直方向の接着は、従来実施されていない。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、従来より簡単な装
置を用いて、軸受を水平方向に安定した品質で接着す
る、水平方向軸受の接着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の水平方向軸受の接着装置は、軸受が組付られ
た挿入軸を回転させながら水平方向に挿入する挿入手段
と、挿入穴と軸受に接着剤を塗布する塗布手段とを備え
ている。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明の水平方向軸受の接
着装置においては、挿入手段が、軸受を組付けた挿入軸
を回転させながら、ワークに設けられた軸受より微少に
大きい挿入穴へ挿入し、塗布手段が、軸受と挿入穴に接
着剤を塗布する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0012】図1は、本装置全体の概略図である。挿入
手段Aは、挿入軸の把持、回転、挿入を行なうものであ
り、フロート機構を有した把持機構部A1、挿入軸を回
転させるモーターA2、X軸・Y軸方向の移動をさせる
二ケの直動機構A3、A4、挿入方向であるZ軸方向の
移動をさせる直動機構A5で構成される。
【0013】塗布手段Bは、挿入穴、軸受への接着剤塗
布を行なうものであり、先端から接着剤が吐出されるノ
ズルB1、θ1軸・θ2軸・θ3軸方向の移動をさせる
回転機構B2、B3、B4、Y軸方向の移動をさせる直
動機構B5、接着剤の塗布制御を行なう機構B6で構成
される。
【0014】回転テーブルCは、ワーク保持機構をも有
さず、受け板と位置決めピンのみで構成され、単純にワ
ークを上に置くだけの、非常に簡易なものであり、機能
としては、水平面でのワークの回転を行なうものであ
る。
【0015】搬送手段Dは、作業者ゾーンと接着ゾーン
間のワーク搬送を行なう。挿入軸Eは、作業者によって
軸受が組み込まれた挿入軸である。挿入軸置き場Fは、
前記挿入軸Eを事前にまとめて準備しておくためのもの
である。ワーク本体Gは、本実施例においては、ミシン
のフレームである。
【0016】図2(a)は、ワーク本体Gの概略図であ
り、同時に、挿入すべき軸受箇所を示してある。図2
(b)は、軸受を組み付けた挿入軸Eを示す。ここで、
軸受E1は、挿入軸E2に通され、位置決めプレートE
3にて、二つの軸受間寸法を決定される。また、固定ピ
ンE4は、回転挿入時に軸受が挿入軸に対して空回りす
ることの無いように作用するものである。図3は、一連
の塗布・挿入動作説明図である。
【0017】図1に基づいて、自動接着の一連の流れを
説明する。まず、ワーク本体Gを、回転テーブルC上に
セットする。セット後、装置起動信号により自動接着が
開始される。最初に、回転テーブル上に置かれたワーク
が、作業者ゾーンから接着ゾーンへ、搬送手段Dによっ
て運ばれる。
【0018】次に、塗布手段Bが起動され、軸移動機構
B2、B3、B4、B5にて、接着剤の吐出口であるノ
ズルB1を奥側挿入穴まで入れ込み、塗布制御機構B6
にて挿入穴下面に接着剤を塗布する(図3(b)参
照)。奥側塗布終了後、ノズルを手前挿入穴まで抜き、
同様に、挿入穴下面に接着剤を塗布する(図3(c)参
照)。
【0019】同一面での塗布が終了すると、塗布手段が
待機位置まで移動した後、回転テーブルが回転し、塗布
面を変更する。前記動作を繰り返し、全ての面に塗布す
る。この時、挿入穴が水平方向に位置していることによ
り、塗布した接着剤は挿入穴外部にこぼれ落ちることな
く塗布した箇所に留まっている。
【0020】挿入穴塗布が終了したら、引き続き挿入手
段Aが起動される。まず、挿入軸置き場Fより、軸受が
組み込まれた挿入軸Eを把持する。軸移動機構A3、A
4、A5にて、挿入すべき穴の直前まで運ばれ(図3
(e)、(f)参照)た後、挿入軸回転用モーターA2
にて、挿入軸を回転させる。ここで、再び塗布手段を起
動し、回転している軸受に接着剤を塗布する(図3
(g)、(h)参照)。軸受が回転しているので、接着
剤は軸受外周に均一に塗布される。ここで、軸受は水平
方向で回転を続けているので、挿入軸一本当りの全ての
軸受の塗布が終了するまでの間でも、下に垂れ落ちるこ
とや、前後方向に広がって垂れてしまうこともなく、塗
布したままの状態を保持している。塗布終了後、挿入動
作が開始され、回転させながら、ゆっくりと挿入穴に挿
入する(図3(i)参照)。ほぼ挿入し終わった時点で
回転を止め、把持している軸を離す。最終的な位置決め
(図3(i)参照)をして挿入動作を終了する。同一面
での挿入が終了すると、回転テーブルが回転し、挿入面
を変更し、前記動作を繰り返し、全ての面に挿入する。
【0021】塗布・挿入が全て終了すると、搬送手段D
により、接着ゾーンから作業者ゾーンに運ばれ、接着が
終了する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の水平方向軸受の接着装置は、効果として、従来人
手にて行っていた接着作業に置き換えることで、労働環
境の向上、工程時間の短縮、且つ、品質の安定化(接着
強度・位置決め精度等の向上)、を得られ、又、簡易な
手段での多面方向の挿入・接着を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の接着装置の概略図である。
【図2】(a)は、ワーク本体であるミシンフレームの
概略と、挿入すべき軸受箇所を示した図である。(b)
は、軸受を組み付けた挿入軸の詳細図である。
【図3】塗布動作、挿入動作を説明するための説明図で
ある。
【図4】垂直方向の圧入実施例の概略図である。
【図5】軸受落下防止実施例の概略図である。
【符号の説明】
A 挿入手段 B 塗布手段 E 軸受が組み付けられた挿入軸 G ワーク本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受が組付られた挿入軸を回転させなが
    ら、ワークに設けられた軸受より微少に大きい挿入穴へ
    挿入する挿入手段と、軸受と挿入穴に接着剤を塗布する
    塗布手段とを備え、前記挿入穴へ水平方向に軸受を接着
    することを特徴とする水平方向軸受の接着装置。
JP16151493A 1993-06-30 1993-06-30 水平方向軸受の接着装置 Pending JPH079272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16151493A JPH079272A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 水平方向軸受の接着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16151493A JPH079272A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 水平方向軸受の接着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH079272A true JPH079272A (ja) 1995-01-13

Family

ID=15736519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16151493A Pending JPH079272A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 水平方向軸受の接着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH079272A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015227669A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社不二越 円筒ころ軸受の挿抜治具、分解方法、および組立方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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