JPH0792556A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH0792556A
JPH0792556A JP23801893A JP23801893A JPH0792556A JP H0792556 A JPH0792556 A JP H0792556A JP 23801893 A JP23801893 A JP 23801893A JP 23801893 A JP23801893 A JP 23801893A JP H0792556 A JPH0792556 A JP H0792556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
size
screen size
camera
returning
aperture
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23801893A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Konno
達夫 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP23801893A priority Critical patent/JPH0792556A/ja
Publication of JPH0792556A publication Critical patent/JPH0792556A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面サイズ切換手段を有するカメラにおい
て、撮影者が画面サイズを確認する手段を設けなくて
も、画面サイズの誤認による撮影ミスを防止する。 【構成】 画面を第1のサイズから第2のサイズに切換
える為の画面サイズ切換手段と、該切換手段を操作する
為の操作手段と、前記画面サイズ切換手段を第2の画面
サイズから第1の画面サイズに自動復帰させる為の復帰
手段を有するカメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画面サイズの切換え装置
を有するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】35mmフィルムを利用し、24mm×
36mmの標準サイズに対して、13mm×36mmの
パノラマサイズに露光して89mm×254mmの横長
プリントにしたパノラマプリントが普及しつつある。
【0003】35mmフィルムに標準サイズとパノラマ
サイズの両サイズを同一フィルム内において、露光する
ためには一段にアパーチャの上下辺部を何らかの機構で
所定位置まで遮光する方法を採っているので、撮影者が
画面サイズを誤認して撮影してしまい、撮影ミスの原因
となる。そこで撮影者がアパーチャの画面サイズを容易
に確認できる手段を設ける必要がある。
【0004】従来、上記の手段のとして、1ファインダ
ー視野の上下も同時にパノラマサイズに遮へいされる。
2パノラマサイズに設定されていることを何らかの方法
で撮影者に警告する。の二つが実施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来方法には次のような欠点がある。
【0006】従来方法1の場合: (1)機械的な遮へい機構の場合、その作動の結果ファ
インダ内にゴミが発生する。一眼レフの場合は特に前記
遮へい機構を視野のパララックスが出ないように、フォ
ーカシングスクリーンのピント面近傍に配置する為、ゴ
ミがピント面に付着し、極めて明確にゴミが見えてしま
いファインダーの品位を低下させる。 (2)液晶等の物性的な遮へい手段の場合、ファインダ
光路内に液晶デバイスが介在する為、その分ファインダ
が暗くなってしまう。 (3)機械的、物性的いずれにしても配置するにはかな
りのスペースが必要となりカメラの大型化は。避けられ
ない。また、当然のことながらコストアップとなる。 従来方法2の場合:パノラマモード中であることの警告
は、撮影者が撮影中、即ちファインダーをのぞいている
状態において十分明確に認識できるものである必要があ
る。そこでファインダ切眼近傍にLED等の発光体を設
け、ファインダをのぞいた時、眼に発光体の光が入るよ
うにしたものがあるが、この場合は撮影視野や撮影情報
とは全く無関係で異質のものが常に眼に入ることになる
ので、撮影という行為にとっては大変わずらしいものに
なってしまう。
【0007】このように事情を鑑みて本発明では撮影者
がアパーチャの画面サイズを確認する手段を設けなくて
も、画面サイズの誤認による撮影ミスを防ぐことのでき
るカメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】画面を第1のサイズから
第2のサイズに切換える為の画面サイズ切換手段と、該
切換手段を操作する為の操作手段と、前記画面サイズ切
換手段を第2の画面サイズから第1の画面サイズに自動
復帰させる為の復帰手段を設けたことにより、撮影者が
アパーチャの画面サイズを確認する手段を設けなくて
も、画面サイズの誤認による撮影ミスを防ぐことのでき
るカメラを提供するものである。
【0009】
【実施例】図1ないし図3は本発明の第1の実施例を示
す。図1はカメラ背面図であり、図1において1はカメ
ラボディ、2は操作手段の一部である画面サイズ切換え
つまみで図示の位置に画面サイズ切換えつまみがある時
が第1の画面サイズである標準サイズで、矢印方向にス
ライドさせた位置にある時が第2の画面サイズであるパ
ノラマサイズである。図2、図3は切換えつまみ2の上
記夫々の位置にある時の内部機構の動作状態を示したも
ので、図2および図3において3は操作手段としての連
結レバーであり、切換えつまみ2と一体的に連結され、
左右方向に移動可能に支持されている。以下4および5
までの各部材は操作手段の一部で4は駆動レバーで、不
図示の地板に植設された回転軸5の周りに回転可能に支
持されている。駆動レバー4は、不図示の地板に一端を
固定された復帰手段の一部である弾性部材としてのバネ
6により、常時な旋方向に付勢されている。以下7〜1
2までの各部材は画面サイズ切換手段を構成する部材
で、7は上部遮光板で連結ピン8により駆動レバー4と
回転自在に連結されていると共に、不図示の地板に植設
されたストッパピン9にガイド溝7aをもってガイドさ
れている。上部遮光板7の一端7bは、その全作動範囲
において常に駆動レバー4の下方に有り、不図示の地板
との間に所定の隙間が維持され、従って紙面垂直方向の
あおりが規制されて安定した作動が得られる。10は下
部遮光板で連結ピン11により駆動レバー4と回転自在
に連結されていると共に、不図示の地板に植設されたス
トッパピン12に、ガイド溝10aをもってガイドされ
ている。下部遮光板10の一端10bは、その全作動範
囲において常に、上部遮光板7の一端7cの下方に有り
不図示の地板との間に所定の隙間が維持され、従って紙
面垂直方向のあおりが規制されて安定した作動が得られ
る。2点鎖線は標準サイズのアパーチャ13を示してい
る。
【0010】上記構成において、標準サイズの撮影時は
何の操作も必要なく、内部機構は図2に示す状態になっ
ている。一方、パノラマイサイズの撮影時は切換えつま
み2をカメラをグリップしたまま親指で右方にスライド
させると駆動レバー4が右旋し、連動して上部、下部遮
光板7、10が作動する。上部、下部遮光板7、10は
夫々ガイド溝7a、10aの円弧形状により、平行移動
して最終的にストッパピン9、12に突き当たって作動
が終了する。この状態が図3で、上部、下部遮光板7、
10によって標準サイズアパーチャ13の上辺及び下辺
が遮へいされ、パノラマサイズが形成される。親指によ
る切換えつまみ2の保持を解除すれば、バネ6の作用に
より、駆動レバー4は左旋し、元の図2の状態、即ち標
準サイズの状態に復帰する。
【0011】(他の実施例)図4ないし図5において本
発明の第2の実施例を説明する。
【0012】なお、前述の第1の実施例と同じ動作の個
所については同一符号をつけ説明は省略する。
【0013】図4ないし図5において、操作部材として
の連結レバー30は折り曲げ部30aを有しており、パ
ノラマサイズ係止レバー40と被係止部30bにて係止
可能となっている。パノラマサイズ係止レバー40は図
示なき本体上に回転可能に軸支され、バネ50により常
時図5上の反時計方向に付勢されている。パノラマサイ
ズ係止レバー40は被係止部30bを係止する係止部4
0aと復帰手段としての一回転ギヤ60に固定されたカ
ム部60aと当接可能な当接部40bとを有している。
一回転ギヤ60は、撮影フィルムを一コマ送る毎に一回
転(360°)するギヤであり、カム部60aを有して
いる。
【0014】上記構成において、標準サイズ撮影時は図
4ないし図5で示されるように、切換つまみ2連結レバ
ー3は復帰手段の一部である弾性部材としてのバネ6に
引かれ左方にある為、上部、下部遮光板7、10は退避
状態にあって標準サイズ状態になっている。一方パノラ
マサイズ保持レバー40は、バネ50に抗して図5の状
態に有り、一回転ギヤ60の回転動作と何ら干渉しない
位置に退避している。
【0015】またパノラマサイズ撮影時は図6ないし図
7で示されるように、切換えつまみ2を右方にスライド
させると、駆動レバー4が右旋し、連動して上部、下部
遮光板7、10が作動する。上部、下部遮光板7、10
は夫々ガイド溝7a、10aの円弧形状により、平行移
動し、標準サイズアパーチャ13の上辺及び下辺が遮へ
いされ、パノラマサイズが形成される。この状態は、パ
ノラマサイズ係止レバー40の係止部40aと連結レバ
ー30の一端被係止部30bとが係止することによって
パノラマサイズへの切換えが終了する。ここでレリーズ
して、パノラマ撮影をした後、以下が復帰手段としての
動作で次の撮影の為に不図示の方法によるフィルム送り
やシャッタのチャージ等の撮影の準備動作を行なう。こ
の時一回転するギヤ60のカム部60aがその回転軌跡
上に臨んでいるレバー40の当接部40bに当接して、
ケバー40を時計方向に回転させる。これにより40a
と31aとの係合が解除され連結レバー3はバネ6によ
り左方に引き戻される。よってパノラマサイズから標準
サイズへの復帰が完了する。
【0016】パノラマサイズ保持レバー40の係合の解
除は、本実施例ではフィルム送りやシャッタチャージ等
に連動して一回転するギヤにより行なったが、ミラーダ
ウンに連動させる等、フィルム露光後から次回撮影開始
(レリーズ)までの間に動作する機構に連動して解除す
る方法であれば何でも良い。
【0017】また、本実施例例では、機構的な手段によ
る画面サイズ切換手段操作手段、および復帰手段につい
てのべたが電気的、物性的な手段による該画面サイズ切
換手段を用いたとしても同様の効果を得るものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パノラマサイズ等の第2の画面サイズでの撮影は常に撮
影者の意志に基づく画面サイズ切換え操作により行なわ
れる為、撮影者が画面サイズを誤認することによる撮影
ミスを完全に防止することができる。更に第2の画面サ
イズに設定されていることを撮影者に警告する何らの手
段も必要としないので、画面サイズ切換え機能を搭載す
る上でのカメラ大型化及びコストアップを最小限に抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカメラの背面図
【図2】標準サイズ(第1の画面サイズ)撮影時の本発
明第1の実施例を説明する図。
【図3】パノラマサイズ(第2の画面サイズ)撮影時の
本発明第1の実施例を説明する図。
【図4】標準サイズ(第1の画面サイズ)撮影時の本発
明第2の実施例を説明する図。
【図5】図4の本発明第2の実施例を図4中の矢印A方
向から見た部分図。
【図6】パノラマサイズ(第2の画面サイズ)撮影時の
本発明第2の実施例を説明する図。
【図7】図6の本発明第2の実施例を図6中の矢印A’
方向から見た部分図。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 画面サイズ切換えつまみ 3 連結レバー 4 駆動レバー 5 回転軸 6 バネ(弾性部材) 7 上部遮光板 8 連結ピン 9 ストッパピン 10 下部遮光板 11 連結ピン 12 ストッパピン 13 アパーチャ 30 折り曲げ部をもつ連結レバー 40 パノラマサイズ保持レバー(係止部材) 50 バネ 60 一回転ギア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面を第1のサイズから第2のサイズに
    切換える為の画面サイズ切換手段と、該切換手段を操作
    する為の操作手段と、前記画面サイズ切換手段を第2の
    画面サイズから第1の画面サイズに自動復帰させる為の
    復帰手段を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記復帰手段は弾性力により前記復帰動
    作を行わせる弾性部材を含むことを特徴とする請求項1
    記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は手動操作部材を含むこと
    を特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記復帰手段は撮影準備動作もしくは撮
    影動作に連動する連動手段を含むことを特徴とする請求
    項1記載のカメラ。
JP23801893A 1993-09-24 1993-09-24 カメラ Withdrawn JPH0792556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23801893A JPH0792556A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23801893A JPH0792556A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0792556A true JPH0792556A (ja) 1995-04-07

Family

ID=17023940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23801893A Withdrawn JPH0792556A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 カメラ

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JP (1) JPH0792556A (ja)

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