JPH0792554B2 - 複数ビーム集光光学装置 - Google Patents
複数ビーム集光光学装置Info
- Publication number
- JPH0792554B2 JPH0792554B2 JP63002325A JP232588A JPH0792554B2 JP H0792554 B2 JPH0792554 B2 JP H0792554B2 JP 63002325 A JP63002325 A JP 63002325A JP 232588 A JP232588 A JP 232588A JP H0792554 B2 JPH0792554 B2 JP H0792554B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prism
- optical axis
- incident
- light emitting
- optical
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数の発光源からの光を合波して用いる、レー
ザプリンタ、光ヘッドなどの装置における光ビームの制
御装置に関するものである。
ザプリンタ、光ヘッドなどの装置における光ビームの制
御装置に関するものである。
(従来の技術) レーザプリンタや光ヘッドなどの光学装置において、近
年高速化や高機能化をねらいとして、複数の発光源を用
いたものが提案されている。
年高速化や高機能化をねらいとして、複数の発光源を用
いたものが提案されている。
図4はアレイ型の半導体レーザ11を発光源として、記録
媒体15上に複数の発光光を形成する光ヘッドの構成例で
ある。アレイ型半導体レーザ11からの出射光はコリメー
トレンズ12でコリメート化され、集光レンズ14によって
複数のスポットとして記録媒体15上に集光される。この
複数スポットを異なるトラック上に形成することにより
並列で高速の記録再生が可能となる。スポットからの反
射光はビームスプリッタ13で分離され信号検出系16へ導
かれる。
媒体15上に複数の発光光を形成する光ヘッドの構成例で
ある。アレイ型半導体レーザ11からの出射光はコリメー
トレンズ12でコリメート化され、集光レンズ14によって
複数のスポットとして記録媒体15上に集光される。この
複数スポットを異なるトラック上に形成することにより
並列で高速の記録再生が可能となる。スポットからの反
射光はビームスプリッタ13で分離され信号検出系16へ導
かれる。
(発明が解決しようとする問題点) 第5図のように複数集光スポット19を同時に異なるトラ
ック21上に形成するためには、従来スポット1つの場合
に行なわれているスポット全体をトラックと直交方向に
移動することによるトラッキングと同時にトラックと集
光スポット列20のなす角度を制御することが必要とな
る。これは隣接トラックとの間隔変動などに追従するた
めである。
ック21上に形成するためには、従来スポット1つの場合
に行なわれているスポット全体をトラックと直交方向に
移動することによるトラッキングと同時にトラックと集
光スポット列20のなす角度を制御することが必要とな
る。これは隣接トラックとの間隔変動などに追従するた
めである。
このようなスポット列の角度制御の方法としては、ヘッ
ド全体を回転する方式が考えられている。しかし、ヘッ
ド全体の回転ではかなりの重量のものを回す必要がある
ため実用には不向きであった。
ド全体を回転する方式が考えられている。しかし、ヘッ
ド全体の回転ではかなりの重量のものを回す必要がある
ため実用には不向きであった。
本発明の目的は上記のような問題点を生じることなく容
易に制御が行なえる装置を提供することにある。
易に制御が行なえる装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、複数の発光点と、該発光点からの出射光を複
数個の集光スポットとして集光する集光レンズを備えた
光学装置において、 前記発光点と集光レンズの間に、基準入射光軸に対して
斜めに設置された入射面と、前記光軸に垂直な面に対し
て入射面と面対称となる出射面と、前記入射面の法線と
出射面の法線とがなす平面内にある直線でかつ基準入射
光軸に垂直な直線を法線とする反射面を有するプリズム
と、 前記プリズムを基準入射光軸に平行でかつプリズム外に
存在する直線を中心軸として回転する機能を有する像回
転アクチェータ装置と、 前記像回転アクチェータ装置と発光点の間のビームスプ
リッタにより集光スポットからの反射光を分離し、各集
光スポットからの信号を検出する光学系を備えることを
特徴とする複数ビーム集光光学装置である。
数個の集光スポットとして集光する集光レンズを備えた
光学装置において、 前記発光点と集光レンズの間に、基準入射光軸に対して
斜めに設置された入射面と、前記光軸に垂直な面に対し
て入射面と面対称となる出射面と、前記入射面の法線と
出射面の法線とがなす平面内にある直線でかつ基準入射
光軸に垂直な直線を法線とする反射面を有するプリズム
と、 前記プリズムを基準入射光軸に平行でかつプリズム外に
存在する直線を中心軸として回転する機能を有する像回
転アクチェータ装置と、 前記像回転アクチェータ装置と発光点の間のビームスプ
リッタにより集光スポットからの反射光を分離し、各集
光スポットからの信号を検出する光学系を備えることを
特徴とする複数ビーム集光光学装置である。
(作用) 第1図に本発明の原理図を示す。
図のような形状のプリズムでは、基準入射光軸にそって
入射した光ビームは、入射面2で屈折し、反射面4で反
射し、出射面3で屈折して出射される。このときの出射
光軸は入射光軸に平行となる。基準入射光軸に対して実
線矢印のような入射ビーム方向6で入射した光は基準入
射光軸に対して180゜反転した角度の出射ビーム方向7
で出射される。入射ビームの方向を一点鎖線の矢印まで
回転させると出射ビーム方向は図のように反対方向に回
転することがわかる。ここで入射ビーム方向を固定して
プリズムを基準入射光軸にそって回転させても同じよう
に出射ビームの方向を変えることができる。第4図に示
すような光学系では集光スポット列の角度は集光レンズ
14への入射ビーム方向によって決まっている。したがっ
て、第1図のようなプリズムを用いて集光レンズへの入
射ビーム方向を変えることにより、集光スポット列の角
度を変化させることが可能となる。プリズムの回転軸は
基準入射光軸に対して平行であればどこにあってもよ
い。
入射した光ビームは、入射面2で屈折し、反射面4で反
射し、出射面3で屈折して出射される。このときの出射
光軸は入射光軸に平行となる。基準入射光軸に対して実
線矢印のような入射ビーム方向6で入射した光は基準入
射光軸に対して180゜反転した角度の出射ビーム方向7
で出射される。入射ビームの方向を一点鎖線の矢印まで
回転させると出射ビーム方向は図のように反対方向に回
転することがわかる。ここで入射ビーム方向を固定して
プリズムを基準入射光軸にそって回転させても同じよう
に出射ビームの方向を変えることができる。第4図に示
すような光学系では集光スポット列の角度は集光レンズ
14への入射ビーム方向によって決まっている。したがっ
て、第1図のようなプリズムを用いて集光レンズへの入
射ビーム方向を変えることにより、集光スポット列の角
度を変化させることが可能となる。プリズムの回転軸は
基準入射光軸に対して平行であればどこにあってもよ
い。
このようなプリズムの回転は光ヘッドの光学系全体を回
転することに比べればはるかに容易であることは明らか
である。
転することに比べればはるかに容易であることは明らか
である。
(実施例) プリズムは第1図に示す形状であり、基準入射光軸に垂
直な面に対して、入射面2と出射面が面対称とする。ま
た第1図では、反斜面は一面のみであるが、この反射面
と平行な面も反射面とし、この間で奇数回反射させても
かまわない。
直な面に対して、入射面2と出射面が面対称とする。ま
た第1図では、反斜面は一面のみであるが、この反射面
と平行な面も反射面とし、この間で奇数回反射させても
かまわない。
第2図はプリズムを回転させる機構の実施例を示す図で
あり、入射光軸の側から見た図である。プリズム1には
回転軸8とボイスコイル9が取り付けられており、ボイ
スコイル中には外部に固定された磁心10が設けられてい
る。ボイスコイルに電流を流すことによりプリズムを任
意の角度に振ることが可能である。この他プリズムを回
転させる機構としては、圧電アクチェータを用いること
も可能である。
あり、入射光軸の側から見た図である。プリズム1には
回転軸8とボイスコイル9が取り付けられており、ボイ
スコイル中には外部に固定された磁心10が設けられてい
る。ボイスコイルに電流を流すことによりプリズムを任
意の角度に振ることが可能である。この他プリズムを回
転させる機構としては、圧電アクチェータを用いること
も可能である。
第3図は光学系の構成例を示す図であり、第4図の光学
系のビームスプリッタ13と集光レンズ14との間にプリズ
ムが設置されている。プリズムはアクチェータ機構によ
り回転が可能となっている。このような像回転型アクチ
ェータを用いることにより、トラック間隔の変動に対し
てタイナミックに進征することが可能となる。
系のビームスプリッタ13と集光レンズ14との間にプリズ
ムが設置されている。プリズムはアクチェータ機構によ
り回転が可能となっている。このような像回転型アクチ
ェータを用いることにより、トラック間隔の変動に対し
てタイナミックに進征することが可能となる。
本実施例ではビームスポット数が2つの場合を考えてい
るが、3つ以上であっても同様に本アクチェータを用い
ることができる。また光源はアレイ型でなく別々の発光
源からの光を合波したものであってもよい。
るが、3つ以上であっても同様に本アクチェータを用い
ることができる。また光源はアレイ型でなく別々の発光
源からの光を合波したものであってもよい。
さらに応用分野としては、光ヘッドのみならずレーザプ
リンタなどの複数のビームを用いる装置に適用すること
も可能である。
リンタなどの複数のビームを用いる装置に適用すること
も可能である。
(発明の効果) 本発明により、小型で容易に複数ビームスポットを制御
することが可能な装置を得ることができる。
することが可能な装置を得ることができる。
第1図は本発明の原理を示す図、第2図,第3図は本発
明の実施例を示す図、第4図,第5図は従来の技術を示
す図である。 図中で 1……プリズム、2……入射面、3……出射面、4……
反射面、5……基準入射光軸、6……入射ビーム方向、
7……出射ビーム方向、8……回転軸、9……ボイスコ
イル、10……磁心、11……アレイ型半導体レーザ、12…
…コリメートレンズ、13……ビームスプリッタ、14……
集光レンズ、15……記録媒体、16……信号検出系、19…
…集光スポット、20……集光スポット列、21……トラッ
ク である。
明の実施例を示す図、第4図,第5図は従来の技術を示
す図である。 図中で 1……プリズム、2……入射面、3……出射面、4……
反射面、5……基準入射光軸、6……入射ビーム方向、
7……出射ビーム方向、8……回転軸、9……ボイスコ
イル、10……磁心、11……アレイ型半導体レーザ、12…
…コリメートレンズ、13……ビームスプリッタ、14……
集光レンズ、15……記録媒体、16……信号検出系、19…
…集光スポット、20……集光スポット列、21……トラッ
ク である。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の発光点と、該発光点からの出射光を
複数個の集光スポットとして集光する集光レンズを備え
た光学装置において、 前記発光点と集光レンズの間に、基準入射光軸に対して
斜めに設置された入射面と、前記光軸に垂直な面に対し
て入射面と面対称となる出射面と、前記入射面の法線と
出射面の法線とがなす平面内にある直線でかつ基準入射
光軸に垂直な直線を法線とする反射面を有するプリズム
と、 前記プリズムを基準入射光軸に平行でかつプリズム外に
存在する直線を中心軸として回転する機能を有する像回
転アクチェータ装置と、 前記像回転アクチェータ装置と発光点の間のビームスプ
リッタにより集光スポットからの反射光を分離し、各集
光スポットからの信号を検出する光学系を備えることを
特徴とする複数ビーム集光光学装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002325A JPH0792554B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 複数ビーム集光光学装置 |
DE68917158T DE68917158T2 (de) | 1988-01-07 | 1989-01-05 | Vorrichtung zur Drehung eines Lichtbildes und optisches System zur Lichtstrahlbündelung auf einem Aufzeichnungsmittel. |
EP89100155A EP0323845B1 (en) | 1988-01-07 | 1989-01-05 | An apparatus for rotating a light image and an optical system for focusing light beams on a recording medium |
US07/294,702 US4960313A (en) | 1988-01-07 | 1989-01-09 | Apparatus for rotating a light image and an optical system for focusing light beams on a recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002325A JPH0792554B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 複数ビーム集光光学装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01177510A JPH01177510A (ja) | 1989-07-13 |
JPH0792554B2 true JPH0792554B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=11526165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63002325A Expired - Lifetime JPH0792554B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 複数ビーム集光光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792554B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2862254B2 (ja) * | 1989-01-23 | 1999-03-03 | 富士通株式会社 | マルチ・ビーム光ヘッド用アクチュエータ |
JPH0361618U (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-17 | ||
JP3337702B2 (ja) * | 1991-11-14 | 2002-10-21 | キヤノン株式会社 | 光学的情報記録再生装置 |
JP3244893B2 (ja) * | 1993-11-26 | 2002-01-07 | キヤノン株式会社 | 光記録再生装置 |
KR100412495B1 (ko) * | 2001-11-05 | 2003-12-31 | 삼성전자주식회사 | 멀티빔 광주사장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5852613A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-28 | Ricoh Co Ltd | 光走査光学系 |
JPS62226118A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-05 | Canon Inc | 走査光学装置 |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP63002325A patent/JPH0792554B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01177510A (ja) | 1989-07-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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