JPH0792281B2 - 給湯装置用潜熱回収器の洗浄装置 - Google Patents

給湯装置用潜熱回収器の洗浄装置

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JPH0792281B2
JPH0792281B2 JP29954388A JP29954388A JPH0792281B2 JP H0792281 B2 JPH0792281 B2 JP H0792281B2 JP 29954388 A JP29954388 A JP 29954388A JP 29954388 A JP29954388 A JP 29954388A JP H0792281 B2 JPH0792281 B2 JP H0792281B2
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latent heat
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water
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弘 吉田
晴男 伴
宏行 鈴木
弘 池谷
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神鋼電機株式会社
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 最近,熱電併給装置の一つとしてガスエンジン,ディー
ゼルエンジン,ガスタービン等の排気ガスを伴うエンジ
ンの駆動力を用いて発電すると共に,その排気ガスを利
用して高温水を生じる給湯装置が出現している。
本発明はこのような排気ガスを利用した給湯装置に使用
される潜熱回収器の洗浄装置に関する。
[従来の技術] 本出願人は排気ガスを有効に利用した給湯装置として,
たとえば,第2図に示すように,冷却水の循環路1aと分
岐循環路1bおよび排気管1cとを備えたガスエンジン1,交
流発電機2,冷却水熱交換器3,ガス・液直接式潜熱回収器
(以下潜熱回収器という),温水熱交換器5および給
湯管7により構成される給湯装置を出願している。
なお,潜熱回収器は,その上方に先端部がシャワー状
の蛇口9aを有する給水管9,排気管10を備え,給水管9の
直下方に当たる略中間部に充填層11を,底部に貯湯部12
と排気ガス供給管13を備えている。また,排気ガス供給
管13にはガスエンジン1の排気管1cから排気ガスが供給
されるが,排気管1cをたとえば4気筒等の排気口を1つ
の供給口にまとめた排気マニホールドに形成するように
した方が望ましい。
15および16はそれぞれ温水ポンプ,17および18はそれぞ
れ電磁弁である。
温水熱交換器5は,その1次側は潜熱回収器の貯湯部12
から供給される温水を熱源として,2次側で水道水(20
℃)等の供給水を温水(52℃)に変換し,クリーンな
温水を熱交換器3へ供給すると共に,加熱後の1次側の
温水はその大半を分岐管19を介して潜熱回収器の供給
水として再利用(この分が25℃の水である)し,酸性が
大となったものおよび熱変換の際に過剰に生じた水を他
の分岐管20から電磁弁18を介して排水するようにしてい
る。このように,温水熱交換器5の1次側から潜熱回収
へ供給水を循環するようにしたため,潜熱回収器
に対する供給水は当初のみ必要で後は殆ど節約できる
ようにしている。
ガスエンジン1によって交流発電機2を駆動して電力を
発生すると共に,エンジン1から排出される高熱量の排
気ガス(500℃)が潜熱回収器に供給されている。こ
の状態において,供給水(20℃の水道水)が給水管9か
ら潜熱回収器に供給されると,同潜熱回収器内で排
気ガスと水が直接接触し,いわゆる潜熱回収方式で貯湯
部12に温水(52℃)を貯え,温水ポンプ15を介して熱交
換器5でクリーンな温水に変換した上,さらに,熱交換
器3において80℃まで再加熱して給湯管6から給湯す
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで,上記の先願のものでは,ガスエンジン1が発
生する高熱量の排気ガスから熱回収するために排気ガス
を直接,水に接触させて熱回収を図るガス・液直接接触
式潜熱回収器(以下潜熱回収器という)との組み合わせ
で,蒸発潜熱も熱回収でき,かつ,排気ガスの放出温度
もほぼ大気温度となるように改善を図るようにした排気
ガス利用の給湯装置であるが,この場合,潜熱回収器お
よびその排出部に設けられる流体回路が排気ガス中に含
まれる鉱油により汚染されるため,この汚染が大となる
にしたがって熱回収の効率が低下する欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明では排気ガスを直接,水に接触させて熱回収を図
るガス・液直接接触式潜熱回収器(以下潜熱回収器とい
う)との組み合わせで,蒸発潜熱も熱回収でき,かつ,
排気ガスの放出温度もほぼ大気温度となるように改善を
図るようにした排気ガス利用の給湯装置に使用される潜
熱回収器内を経由する流体回路中に洗剤を投入するよう
にした給湯装置用潜熱回収器の洗浄装置を提供するよう
にしたものである。
[実施例] 以下第1図に示す本発明の一実施例について説明する。
同図において第2図と均等な構成についてはこれと同等
な符号を付して示した。
30は鉱油を溶解可能な洗剤を収納した洗剤収納器,31は
弁,32は潜熱回収器に対して洗剤を供給する供給管,33
は給水管である。
なお,洗剤としては鉱油を溶解できる特殊な洗剤が適当
である。
[作用] 以上の構成において,ガスエンジン1によって交流発電
機2を駆動して電力を発生すると共に,エンジン1から
排出される高熱量の排気ガス(500℃)が潜熱回収器
に供給され,この状態において,供給水(20℃の水道
水)が給水管9から潜熱回収器に供給されると,同潜
熱回収器内で排気ガスと水が直接接触し,いわゆる潜
熱回収方式で貯湯部12に温水(52℃)を貯え,温水ポン
プ15を介して熱交換器5でクリーンな温水に変換した
上,さらに,熱交換器3において80℃まで再加熱して給
湯管6から給湯する点は先願の技術と同様である。
ところで,潜熱回収器に供給される排気ガス中に包含
されている鉱油によって潜熱回収器に連結される管1
3,9等が汚染されそうになるが,本発明の場合には,洗
剤収納器19から弁20を経て供給管21を介して潜熱回収器
に対して洗剤を供給するようにしているため,排気ガ
スは潜熱回収器に供給される過程で洗剤と接触される
ことにより排気ガス中の鉱油成分は廃液中に溶解されて
弁18を介して外部に排出される。したがって,排気ガス
は常に洗浄されており,この排気ガスが潜熱回収器
流体経路を汚染することはない。
なお,潜熱回収器における熱回収の過程で生じる燃焼
生成水が増え,また潜熱回収器のPHが下がり酸性化し
ようとするが,これを防止するため,弁18を介して余剰
の水や洗剤の混入した水を適宜排出されるようになって
いる。
[発明の効果] 本発明では,潜熱回収器を排気ガスのガス/水熱交換器
として利用し,この潜熱回収器によって得られた温水を
熱交換器を介して冷却水熱交換器によって再加熱するよ
うにした給湯装置において,潜熱回収器の洗浄を有効・
適切に行うようにした給湯装置用潜熱回収器の洗浄装置
に関するものであり,次のような優れた効果を有する。
潜熱回収器内を経由する流体回路は洗剤によって常に
洗浄されるため,排気ガス中の鉱油で汚染されることな
く,熱回収の効率が低下することはない。
上記の洗浄のための構成は簡単で良いから,経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図,第2図は従来
例を示す系統図である。 1:ガスエンジン、2:交流発電機 3:冷却水熱交換器、:潜熱回収器 9:給水管、10:排気管 11:充填層、12:貯湯部 13:排気ガス供給管、30:洗剤収納器 31:弁、32:供給管 33:給水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池谷 弘 愛知県豊橋市三弥町元屋敷150番地 神鋼 電機株式会社豊橋製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−230953(JP,A) 特公 昭46−23877(JP,B1) 実公 昭63−38273(JP,Y2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.ガスエンジン、ディーゼルエンジン、ガ
    スタービン等の排気ガスを伴うエンジン b.当該冷却水熱交換器の1次側熱源として上記エンジン
    の冷却用の温水を用いるようにした冷却水熱交換器 c.充填材を積層して成る充填層と、下底部に位置する貯
    湯部とを備えたガス・液直接式潜熱回収器 d.上記潜熱回収器に給水するための給水管 e.上記エンジンの排気ガスを上記潜熱回収器に供給する
    排気ガス供給管 f.上記潜熱回収器からの排気ガスを放出する排気管 g.上記潜熱回収器の貯湯部から排出される温水を熱源と
    して供給水を温水に加熱する温水熱交換器 h.上記温水熱交換器の温水を上記冷却水熱交換器により
    再加熱させ、これを高温水とし、給湯用として供給する
    経路 上記a〜hから構成される給湯装置におけるものであっ
    て、 i.鉱油を溶解可能な洗剤を収納するための洗剤収納器、
    弁および供給管を備え、上記弁を開閉して上記洗剤収納
    器から上記弁、上記供給管を経て上記潜熱回収器内の流
    体回路中に上記鉱油を溶解可能な洗剤を供給するように
    した洗浄装置が設けられている ことを特徴とする給湯装置用潜熱回収器の洗浄装置。
  2. 【請求項2】a.ガスエンジン、ディーゼルエンジン、ガ
    スタービン等の排気ガスを伴うエンジン b.当該冷却水熱交換器の1次側熱源として上記エンジン
    の冷却用の温水の他、排気ガス供給管の熱をも回収して
    用いるようにした冷却水熱交換器 c.充填材を積層して成る充填層と、下底部に位置する貯
    湯部とを備えたガス・液直接式潜熱回収器 d.上記潜熱回収器に給水するための給水管 e.上記エンジンの排気ガスを上記潜熱回収器に供給する
    上記排気ガス供給管 f.上記潜熱回収器からの排気ガスを放出する排気管 g.上記潜熱回収器の貯湯部から排出される温水を熱源と
    して供給水を温水に加熱する温水熱交換器 h.上記温水熱交換器の温水を上記冷却水熱交換器により
    再加熱させ、これを高温水とし、給湯用として供給する
    経路 上記a〜hから構成される給湯装置におけるものであっ
    て、 i.鉱油を溶解可能な洗剤を収納するための洗剤収納器、
    弁および供給管を備え、上記弁を開閉して洗剤収納器か
    ら上記弁、上記供給管を経て潜熱回収器内の流体回路中
    に上記鉱油を溶解可能な洗剤を供給するようにした洗浄
    装置が設けられている ことを特徴とする給湯装置用潜熱回収器の洗浄装置。
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