JPH0792134B2 - 自動変速機用ガバナーの取付構造 - Google Patents
自動変速機用ガバナーの取付構造Info
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- JPH0792134B2 JPH0792134B2 JP62327887A JP32788787A JPH0792134B2 JP H0792134 B2 JPH0792134 B2 JP H0792134B2 JP 62327887 A JP62327887 A JP 62327887A JP 32788787 A JP32788787 A JP 32788787A JP H0792134 B2 JPH0792134 B2 JP H0792134B2
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H15/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0262—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic
- F16H61/0276—Elements specially adapted for hydraulic control units, e.g. valves
- F16H61/0283—Governor valves
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H48/40—Constructional details characterised by features of the rotating cases
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- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/36—Inputs being a function of speed
- F16H59/38—Inputs being a function of speed of gearing elements
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動変速機のコントロールバルブで用いられ
る車速対応圧（ガバナー圧）を作り出す自動変速機用ガ
バナーの取付構造に関する。
る車速対応圧（ガバナー圧）を作り出す自動変速機用ガ
バナーの取付構造に関する。
（従来の技術） 従来、自動変速機用ガバナーの取付構造としては、例え
ば「トヨタA140型自動変速機」（昭和60年５月，トヨタ
自動車（株）発行）の第４−４〜５ページに記載されて
いるようなものが知られている。
ば「トヨタA140型自動変速機」（昭和60年５月，トヨタ
自動車（株）発行）の第４−４〜５ページに記載されて
いるようなものが知られている。
この従来出典には、横置きFF車に適応される自動変速機
が示されていて、第３図〜第５図に示すように、トラン
スミッションケース01内には、エンジン02からの動力を
伝達するパワートレインとして、メインパワートレイン
03とアウトプットギヤ04とアイドラーギヤ05とファイナ
ルドライブギヤ06とディファレンシャルギヤ07とを備え
ていると共に、アウトプットギヤ中心軸Ooとアイドラー
ギヤ中心軸Oaとファイナルドライブギヤ中心軸Ofとが互
いに平行に配置されていて、ガバナー08は、アイドラー
ギヤ05が設けられるアイドラーシャフト09から回転を受
けると共にそのガバナーシャフト08aがアイドラーシャ
フト09とは直交する向きに配置して取付られている。
が示されていて、第３図〜第５図に示すように、トラン
スミッションケース01内には、エンジン02からの動力を
伝達するパワートレインとして、メインパワートレイン
03とアウトプットギヤ04とアイドラーギヤ05とファイナ
ルドライブギヤ06とディファレンシャルギヤ07とを備え
ていると共に、アウトプットギヤ中心軸Ooとアイドラー
ギヤ中心軸Oaとファイナルドライブギヤ中心軸Ofとが互
いに平行に配置されていて、ガバナー08は、アイドラー
ギヤ05が設けられるアイドラーシャフト09から回転を受
けると共にそのガバナーシャフト08aがアイドラーシャ
フト09とは直交する向きに配置して取付られている。
尚、このようにガバナー08がアイドラーシャフト09から
回転を受けるようにしている理由は、アウトプットギヤ
部から回転を受ける構造にするとトランスミッションケ
ース01の軸方向寸法が長くなるし、ディファレンシャル
ギヤ部から回転を受ける構造にするとファイナルギヤ比
の影響を受けてしまい好ましくなく、また、アイドラー
シャフト09の部分には十分のガバナー取付スペースを有
することによる。
回転を受けるようにしている理由は、アウトプットギヤ
部から回転を受ける構造にするとトランスミッションケ
ース01の軸方向寸法が長くなるし、ディファレンシャル
ギヤ部から回転を受ける構造にするとファイナルギヤ比
の影響を受けてしまい好ましくなく、また、アイドラー
シャフト09の部分には十分のガバナー取付スペースを有
することによる。
尚、第３図〜第５図中、010はコンバータハウジング、0
11はデフケース部、012はドライブシャフトジョイン
ト、013はドライブシャフト、014はマニュアルシャフ
ト、015はコントロールバルブ、016はオイルストレーナ
ー、017はオイルパンである。
11はデフケース部、012はドライブシャフトジョイン
ト、013はドライブシャフト、014はマニュアルシャフ
ト、015はコントロールバルブ、016はオイルストレーナ
ー、017はオイルパンである。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来構造にあっては、ガバナ
ーシャフト中心軸Ogを、アウトプットギヤ中心軸Ooとア
イドラーギヤ中心軸Oaとの間に交差させて配置している
為、以下に述べるような問題点があった。
ーシャフト中心軸Ogを、アウトプットギヤ中心軸Ooとア
イドラーギヤ中心軸Oaとの間に交差させて配置している
為、以下に述べるような問題点があった。
アウトプットギヤ中心軸Ooとアイドラーギヤ中心軸
Oaとの間にガバナーシャフト08aが挿入配置される為、
第３図のＡ寸法（アウトプットギヤ中心軸Ooとアイドラ
ーギヤ中心軸Oaとの上下方向寸法）及びＢ寸法（アウト
プットギヤ中心軸Ooと自動変速機の最低位置との上下方
向寸法）が長くなる。
Oaとの間にガバナーシャフト08aが挿入配置される為、
第３図のＡ寸法（アウトプットギヤ中心軸Ooとアイドラ
ーギヤ中心軸Oaとの上下方向寸法）及びＢ寸法（アウト
プットギヤ中心軸Ooと自動変速機の最低位置との上下方
向寸法）が長くなる。
これにより、自動変速機の車載時に最低地上高Ｈを予め
所定の高さに設定した場合には、エンジンフードを高く
せざるを得なくしレイアウト自由度が制約されるし、ア
ウトプットギヤ中心軸Ooの位置を予め設定した場合に
は、最低地上高Ｈが低くなり路面干渉の問題が生じる。
所定の高さに設定した場合には、エンジンフードを高く
せざるを得なくしレイアウト自由度が制約されるし、ア
ウトプットギヤ中心軸Ooの位置を予め設定した場合に
は、最低地上高Ｈが低くなり路面干渉の問題が生じる。
ガバナー08の取付状態では、図示のように、ガバナ
ーシャフト08aの抜き方向にドライブシャフトジョイン
ト012またはドライブシャフト013が配置される為、ドラ
イブシャフトジョイント012やドライブシャフト013を先
に外さないことにはガバナー08の取り外しが出来ない。
ーシャフト08aの抜き方向にドライブシャフトジョイン
ト012またはドライブシャフト013が配置される為、ドラ
イブシャフトジョイント012やドライブシャフト013を先
に外さないことにはガバナー08の取り外しが出来ない。
これにより、自動変速機をドライブシャフト等が取付い
た車載状態のままでガバナー08の点検作業や交換作業を
行なうことが出来ない。
た車載状態のままでガバナー08の点検作業や交換作業を
行なうことが出来ない。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本発明で
は、トランスミッションミッションケース内には、エン
ジンからの動力を伝達するパワートレインとして、メイ
ンパワートレインとアウトプットギヤとアイドラーギヤ
とファイナルドライブギヤとディファレンシャルギヤと
を備えていると共にアウトプットギヤ中心軸とアイドラ
ーギヤ中心軸とファイナルドライブギヤ中心軸とが互い
に平行に配置され、且つ、ガバナーは、前記アイドラー
ギヤが設けられるアイドラーシャフトから回転を受ける
と共にそのガバナーシャフトがアイドラーシャフトとは
平行でない向きに配置して取付けられている自動変速機
用ガバナーの取付構造において、前記ガバナーシャフト
の中心軸を、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸
の方向からみた場合、前記アイドラーギヤ中心軸とファ
イナルドライブギヤ中心軸との間に交差させ、且つ、互
いに平行に配置された３つのギヤ中心軸の直交方向から
みた場合、前記アウトプットギヤが設けられる一端部位
置と前記ファイナルドライブギヤが設けられる他端部位
置との間の位置に配置したことを特徴とする。
してなされたもので、この目的達成のために本発明で
は、トランスミッションミッションケース内には、エン
ジンからの動力を伝達するパワートレインとして、メイ
ンパワートレインとアウトプットギヤとアイドラーギヤ
とファイナルドライブギヤとディファレンシャルギヤと
を備えていると共にアウトプットギヤ中心軸とアイドラ
ーギヤ中心軸とファイナルドライブギヤ中心軸とが互い
に平行に配置され、且つ、ガバナーは、前記アイドラー
ギヤが設けられるアイドラーシャフトから回転を受ける
と共にそのガバナーシャフトがアイドラーシャフトとは
平行でない向きに配置して取付けられている自動変速機
用ガバナーの取付構造において、前記ガバナーシャフト
の中心軸を、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸
の方向からみた場合、前記アイドラーギヤ中心軸とファ
イナルドライブギヤ中心軸との間に交差させ、且つ、互
いに平行に配置された３つのギヤ中心軸の直交方向から
みた場合、前記アウトプットギヤが設けられる一端部位
置と前記ファイナルドライブギヤが設けられる他端部位
置との間の位置に配置したことを特徴とする。
（作 用） ガバナーは、そのガバナーシャフトがアイドラーシャフ
トとは平行でない向きで、且つ、ガバナーシャフトの中
心軸を、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸の方
向からみた場合、アイドラーギヤ中心軸とファイナルド
ライブギヤ中心軸との間に交差させた配置で取付けられ
ている為、自動変速機の車載時においては、アウトプッ
トギヤ中心軸とアイドラーギヤ中心軸との間にガバナー
シャフトが挿入配置されることが無く、ガバナーシャフ
トを挿入配置するスペース分、自動変速機自体の高さの
短縮化が図れる。
トとは平行でない向きで、且つ、ガバナーシャフトの中
心軸を、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸の方
向からみた場合、アイドラーギヤ中心軸とファイナルド
ライブギヤ中心軸との間に交差させた配置で取付けられ
ている為、自動変速機の車載時においては、アウトプッ
トギヤ中心軸とアイドラーギヤ中心軸との間にガバナー
シャフトが挿入配置されることが無く、ガバナーシャフ
トを挿入配置するスペース分、自動変速機自体の高さの
短縮化が図れる。
従って、自動変速機の車載時には、路面干渉の問題が生
じない最低地上高を確保しながらエンジンフードを低く
設定し得る等、車載時におけるレイアウト自由度を高め
ることが出来る。
じない最低地上高を確保しながらエンジンフードを低く
設定し得る等、車載時におけるレイアウト自由度を高め
ることが出来る。
ガバナーシャフトの中心軸を、互いに平行に配置された
３つのギヤ中心軸の方向からみた場合、アイドラーギヤ
中心軸とファイナルドライブギヤ中心軸との間に交差さ
せ、且つ、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸の
直交方向からみた場合、アウトプットギヤが設けられる
一端部位置とファイナルドライブギヤが設けられる他端
部位置との間の位置に配置したガバナーの取付状態で
は、ガバナーシャフトの抜き方向にドライブシャフトジ
ョイントやドライブシャフト等の隣接部材が存在しない
取付けになる為、隣接部材を外すことなくそのままにし
てガバナーの取り外しを行なうことが出来る。
３つのギヤ中心軸の方向からみた場合、アイドラーギヤ
中心軸とファイナルドライブギヤ中心軸との間に交差さ
せ、且つ、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸の
直交方向からみた場合、アウトプットギヤが設けられる
一端部位置とファイナルドライブギヤが設けられる他端
部位置との間の位置に配置したガバナーの取付状態で
は、ガバナーシャフトの抜き方向にドライブシャフトジ
ョイントやドライブシャフト等の隣接部材が存在しない
取付けになる為、隣接部材を外すことなくそのままにし
てガバナーの取り外しを行なうことが出来る。
従って、ドライブシャフト等の隣接部材が取付いた車載
状態のままの自動変速機に対して、ガバナーの点検作業
や交換作業を行なうことができる。
状態のままの自動変速機に対して、ガバナーの点検作業
や交換作業を行なうことができる。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
第１実施例の自動変速機用ガバナーの取付構造が適応さ
れる自動変速機A1は、第１図に示すように、トランスミ
ッションケース１内には、図外のエンジンからの動力を
伝達するパワートレインとして、メインパワートレイン
２とアウトプットギヤ３とアイドラーギヤ４とファイナ
ルドライブギヤ５とディファレンシャルギヤ６とを備え
ていると共に、前記アウトプットギヤ３とアイドラーギ
ヤ４とファイナルドライブギヤ５とは互いに噛み合い、
且つ、各ギヤ3,4,5の中心軸であるアウトプットギヤ中
心軸Ooとアイドラーギヤ中心軸Oaとファイナルドライブ
ギヤ中心軸Ofとは互いに平行に配置されている。
れる自動変速機A1は、第１図に示すように、トランスミ
ッションケース１内には、図外のエンジンからの動力を
伝達するパワートレインとして、メインパワートレイン
２とアウトプットギヤ３とアイドラーギヤ４とファイナ
ルドライブギヤ５とディファレンシャルギヤ６とを備え
ていると共に、前記アウトプットギヤ３とアイドラーギ
ヤ４とファイナルドライブギヤ５とは互いに噛み合い、
且つ、各ギヤ3,4,5の中心軸であるアウトプットギヤ中
心軸Ooとアイドラーギヤ中心軸Oaとファイナルドライブ
ギヤ中心軸Ofとは互いに平行に配置されている。
前記メインパワートレイン２は、同軸配置によるインプ
ットシャフトとアウトプットシャフトとの間にプラネタ
リーギヤセットによるギヤトレインが設けられることで
構成され、そのアウトプットシャフトにはアイドラーギ
ヤ４に伝達するアウトプットギヤ３が設けられる。
ットシャフトとアウトプットシャフトとの間にプラネタ
リーギヤセットによるギヤトレインが設けられることで
構成され、そのアウトプットシャフトにはアイドラーギ
ヤ４に伝達するアウトプットギヤ３が設けられる。
前記ディファレンシャルギヤ６は、ファイナルドライブ
ギヤ５が設けられるディファレンシャルケース内に納め
られていて、そのサイドギヤにはドライブシャフトジョ
イント７を介して図外のドライブシャフトが連結され
る。
ギヤ５が設けられるディファレンシャルケース内に納め
られていて、そのサイドギヤにはドライブシャフトジョ
イント７を介して図外のドライブシャフトが連結され
る。
次に、車速対応圧を作り出すガバナー８は、そのガバナ
ーシャフト8aのガバナーギヤ8bと、前記アイドラーギヤ
４が設けられるアイドラーシャフト９のガバナードライ
ブギヤ9aとを噛み合わせることで、ガバナーシャフト8a
の端部に設けられるガバナーバルブ8cは、アイドラーシ
ャフト９から回転を受けるようにしている。
ーシャフト8aのガバナーギヤ8bと、前記アイドラーギヤ
４が設けられるアイドラーシャフト９のガバナードライ
ブギヤ9aとを噛み合わせることで、ガバナーシャフト8a
の端部に設けられるガバナーバルブ8cは、アイドラーシ
ャフト９から回転を受けるようにしている。
そして、そのガバナーシャフト8aがアイドラーシャフト
９とは直交する向きで、且つ、ガバナーシャフト中心軸
Ogを、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸Oo,0a,
0fの方向からみた場合、アイドラーギヤ中心軸Oaとファ
イナルドライブギヤ中心軸Ofとの間に交差させると共に
アウトプットギヤ中心軸Ooとファイナルドライブギヤ中
心軸Ofとの間に交差させ、且つ、互いに平行に配置され
た３つのギヤ中心軸Oo,0a,0fの直交方向からみた場合、
アウトプットギヤ３が設けられる一端部位置とファイナ
ルドライブギヤ５が設けられる他端部位置との間の位置
に配置させている。そして、ガバナーシャフト8aの上端
部に設けられるガバナーバルブ８を、ドライブシャフト
ジョイント７の上部に配置して取付けられている。
９とは直交する向きで、且つ、ガバナーシャフト中心軸
Ogを、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸Oo,0a,
0fの方向からみた場合、アイドラーギヤ中心軸Oaとファ
イナルドライブギヤ中心軸Ofとの間に交差させると共に
アウトプットギヤ中心軸Ooとファイナルドライブギヤ中
心軸Ofとの間に交差させ、且つ、互いに平行に配置され
た３つのギヤ中心軸Oo,0a,0fの直交方向からみた場合、
アウトプットギヤ３が設けられる一端部位置とファイナ
ルドライブギヤ５が設けられる他端部位置との間の位置
に配置させている。そして、ガバナーシャフト8aの上端
部に設けられるガバナーバルブ８を、ドライブシャフト
ジョイント７の上部に配置して取付けられている。
尚、第１図中は10はデフケース部、11はマニュアルシャ
フト、12はコントロールバルブ、13はオイルストレーナ
ー、14はオイルパンである。
フト、12はコントロールバルブ、13はオイルストレーナ
ー、14はオイルパンである。
次に、作用を説明する。
（イ）自動変速機A1の車載時 前述のように、ガバナー８は、そのガバナーシャフト９
がアイドラーシャフト９とは直交する向きで、且つ、ガ
バナーシャフト中心軸Ogを、前記アイドラーギヤ中心軸
Oaとファイナルドライブギヤ中心軸Ofとの間と、アウト
プットギヤ中心軸Ooとファイナルドライブギヤ中心軸Of
との間に交差させ、ガバナーバルブ８をドライブシャフ
トジョイント７の上部に配置して取付けられている為、
自動変速機A1の車載時においては、アウトプットギヤ中
心軸Ooとアイドラーギヤ中心軸Oaとの間にガバナーシャ
フト8aが挿入配置されることが無く、第１図のＡ寸法
（アウトプットギヤ中心軸Ooとアイドラーギヤ中心軸Oa
との上下方向寸法）及びＢ寸法（アウトプットギヤ中心
軸Ooと自動変速機の最低位置との上下方向寸法）を従来
の場合に比べ、ガバナーシャフト8aを挿入配置するスペ
ース分短くなり、自動変速機A1自体の高さの短縮化が図
れる。
がアイドラーシャフト９とは直交する向きで、且つ、ガ
バナーシャフト中心軸Ogを、前記アイドラーギヤ中心軸
Oaとファイナルドライブギヤ中心軸Ofとの間と、アウト
プットギヤ中心軸Ooとファイナルドライブギヤ中心軸Of
との間に交差させ、ガバナーバルブ８をドライブシャフ
トジョイント７の上部に配置して取付けられている為、
自動変速機A1の車載時においては、アウトプットギヤ中
心軸Ooとアイドラーギヤ中心軸Oaとの間にガバナーシャ
フト8aが挿入配置されることが無く、第１図のＡ寸法
（アウトプットギヤ中心軸Ooとアイドラーギヤ中心軸Oa
との上下方向寸法）及びＢ寸法（アウトプットギヤ中心
軸Ooと自動変速機の最低位置との上下方向寸法）を従来
の場合に比べ、ガバナーシャフト8aを挿入配置するスペ
ース分短くなり、自動変速機A1自体の高さの短縮化が図
れる。
これによって、自動変速機A1の車載時には、路面干渉の
問題が生じない最低地上高を確保しながらエンジンフー
ドを低く設定し得る等、車載時におけるレイアウト自由
度を高めることが出来る。
問題が生じない最低地上高を確保しながらエンジンフー
ドを低く設定し得る等、車載時におけるレイアウト自由
度を高めることが出来る。
（ロ）ガバナーの点検，交換作業時 ガバナーの取付状態では、第１図に示すように、ガバナ
ーシャフト8aの抜き方向にドライブシャフトジョイント
７やドライブシャフトが存在しない為、ドライブシャフ
トジョイント７やドライブシャフトを外すことなくその
ままにしてガバナー８の取り外しを行なうことが出来
る。
ーシャフト8aの抜き方向にドライブシャフトジョイント
７やドライブシャフトが存在しない為、ドライブシャフ
トジョイント７やドライブシャフトを外すことなくその
ままにしてガバナー８の取り外しを行なうことが出来
る。
これによって、自動変速機A1をドライブシャフトジョイ
ント７やドライブシャフトが取付いた車載状態のまま
で、車両の下に潜り込むことなく上からの容易な作業姿
勢で、ガバナー８の点検作業や交換作業を行なうことが
出来る。
ント７やドライブシャフトが取付いた車載状態のまま
で、車両の下に潜り込むことなく上からの容易な作業姿
勢で、ガバナー８の点検作業や交換作業を行なうことが
出来る。
次に、第２図に示す第２実施例について説明する。
この第２実施例の自動変速機A2のガバナー取付構造は、
ガバナーシャフト中心軸Ogを、互いに平行に配置された
３つのギヤ中心軸Oo,Oa,Ofの方向からみた場合、アイド
ラーギヤ中心軸Oaとファイナルドライブギヤ中心軸Ofと
の間にのみ交差させ、ガバナーシャフト8aの端部に設け
られるガバナーバルブ８を、ドライブシャフトジョイン
ト７の下部に配置した構造としている点で第１実施例と
は異なる。
ガバナーシャフト中心軸Ogを、互いに平行に配置された
３つのギヤ中心軸Oo,Oa,Ofの方向からみた場合、アイド
ラーギヤ中心軸Oaとファイナルドライブギヤ中心軸Ofと
の間にのみ交差させ、ガバナーシャフト8aの端部に設け
られるガバナーバルブ８を、ドライブシャフトジョイン
ト７の下部に配置した構造としている点で第１実施例と
は異なる。
尚、他の構成は第１実施例と同様である為、同一または
対応する構成には同一符号を付して説明を省略する。
対応する構成には同一符号を付して説明を省略する。
また、作用に関しても、ガバナー８の点検，交換作業時
に作業姿勢が幾分劣る点を除いて、第１実施例と同様で
あり、ここでは説明を省略する。
に作業姿勢が幾分劣る点を除いて、第１実施例と同様で
あり、ここでは説明を省略する。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本
発明に含まれる。
な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本
発明に含まれる。
例えば、実施例では、プラネタリーギヤセットによるメ
インパワートレインを備えた自動変速機への適応例を示
したが、平行２軸式のギヤトレインを持つものや、可変
径プーリを持つ無段変速機等、他のタイプの自動変速機
にも適応出来る。
インパワートレインを備えた自動変速機への適応例を示
したが、平行２軸式のギヤトレインを持つものや、可変
径プーリを持つ無段変速機等、他のタイプの自動変速機
にも適応出来る。
（発明の効果） 以上説明してきたように、本発明の自動変速機用ガバナ
ーの取付構造にあっては、ガバナーシャフトの中心軸
を、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸の方向か
らみた場合、アイドラーギヤ中心軸とファイナルドライ
ブギヤ中心軸との間に交差させ、且つ、互いに平行に配
置された３つのギヤ中心軸の直交方向からみた場合、ア
ウトプットギヤが設けられる一端部位置とファイナルド
ライブギヤが設けられる他端部位置との間の位置に配置
した為、自動変速機の車載時には、路面干渉の問題が生
じない最低地上高を確保しながらエンジンフードを低く
設定し得る等、車載時におけるレイアウト自由度を高め
ることが出来るし、ドライブシャフト等の隣接部材が取
付いた車載状態のままの自動変速機に対しガバナーの点
検作業や交換作業を行なうことが出来るという効果が得
られる。
ーの取付構造にあっては、ガバナーシャフトの中心軸
を、互いに平行に配置された３つのギヤ中心軸の方向か
らみた場合、アイドラーギヤ中心軸とファイナルドライ
ブギヤ中心軸との間に交差させ、且つ、互いに平行に配
置された３つのギヤ中心軸の直交方向からみた場合、ア
ウトプットギヤが設けられる一端部位置とファイナルド
ライブギヤが設けられる他端部位置との間の位置に配置
した為、自動変速機の車載時には、路面干渉の問題が生
じない最低地上高を確保しながらエンジンフードを低く
設定し得る等、車載時におけるレイアウト自由度を高め
ることが出来るし、ドライブシャフト等の隣接部材が取
付いた車載状態のままの自動変速機に対しガバナーの点
検作業や交換作業を行なうことが出来るという効果が得
られる。
第１図は本発明第１実施例の自動変速機用ガバナーの取
付構造が適用された自動変速機示す図、第２図は第２実
施例の自動変速機用ガバナーの取付構造が適応された自
動変速機を示す図、第３図は従来の自動変速機用ガバナ
ーの取付構造が適応された自動変速機を示す側面図、第
４図は従来構造が適応された自動変速機の平面図、第５
図は従来構造が適応された自動変速機の背面図である。 A1……自動変速機 １……トランスミッションケース ２……メインパワートレイン ３……アウトプットギヤ ４……アイドラーギヤ ５……ファイナルドライブギヤ ６……ディファレンシャルギヤ ７……ドライブシャフトジョイント ８……ガバナー 8a……ガバナーシャフト ９……アイドラーシャフト Oo……アウトプットギヤ中心軸 Oa……アイドラーギヤ中心軸 Of……ファイナルドライブギヤ中心軸 Og……ガバナーシャフト中心軸
付構造が適用された自動変速機示す図、第２図は第２実
施例の自動変速機用ガバナーの取付構造が適応された自
動変速機を示す図、第３図は従来の自動変速機用ガバナ
ーの取付構造が適応された自動変速機を示す側面図、第
４図は従来構造が適応された自動変速機の平面図、第５
図は従来構造が適応された自動変速機の背面図である。 A1……自動変速機 １……トランスミッションケース ２……メインパワートレイン ３……アウトプットギヤ ４……アイドラーギヤ ５……ファイナルドライブギヤ ６……ディファレンシャルギヤ ７……ドライブシャフトジョイント ８……ガバナー 8a……ガバナーシャフト ９……アイドラーシャフト Oo……アウトプットギヤ中心軸 Oa……アイドラーギヤ中心軸 Of……ファイナルドライブギヤ中心軸 Og……ガバナーシャフト中心軸
Claims (1)
- 【請求項１】トランスミッションミッションケース内に
は、エンジンからの動力を伝達するパワートレインとし
て、メインパワートレインとアウトプットギヤとアイド
ラーギヤとファイナルドライブギヤとディファレンシャ
ルギヤとを備えていると共にアウトプットギヤ中心軸と
アイドラーギヤ中心軸とファイナルドライブギヤ中心軸
とが互いに平行に配置され、且つ、ガバナーは、前記ア
イドラーギヤが設けられるアイドラーシャフトから回転
を受けると共にそのガバナーシャフトがアイドラーシャ
フトとは平行でない向きに配置して取付られている自動
変速機用ガバナーの取付構造において、 前記ガバナーシャフトの中心軸を、互いに平行に配置さ
れた３つのギヤ中心軸の方向からみた場合、前記アイド
ラーギヤ中心軸とファイナルドライブギヤ中心軸との間
に交差させ、且つ、互いに平行に配置された３つのギヤ
中心軸の直交方向からみた場合、前記アウトプットギヤ
が設けられる一端部位置と前記ファイナルドライブギヤ
が設けられる他端部位置との間の位置に配置したことを
特徴とする自動変速機用ガバナーの取付構造。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62327887A JPH0792134B2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 自動変速機用ガバナーの取付構造 |
| US07/287,296 US4989475A (en) | 1987-12-24 | 1988-12-21 | Governor arrangement in automatic transmission |
| EP88403317A EP0323339B1 (en) | 1987-12-24 | 1988-12-23 | Governor arrangement in automatic transmission |
| KR1019880017298A KR910007605B1 (ko) | 1987-12-24 | 1988-12-23 | 자동변속기용 거버너의 설치구조 |
| DE88403317T DE3884369T2 (de) | 1987-12-24 | 1988-12-23 | Fliehkraftregleranordnung in automatischem Getriebe. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62327887A JPH0792134B2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 自動変速機用ガバナーの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01169160A JPH01169160A (ja) | 1989-07-04 |
| JPH0792134B2 true JPH0792134B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=18204090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62327887A Expired - Fee Related JPH0792134B2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 自動変速機用ガバナーの取付構造 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4989475A (ja) |
| EP (1) | EP0323339B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0792134B2 (ja) |
| KR (1) | KR910007605B1 (ja) |
| DE (1) | DE3884369T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH083348B2 (ja) * | 1988-10-07 | 1996-01-17 | 日産自動車株式会社 | オートマチックトランスアクスル |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2256150C3 (de) * | 1972-11-16 | 1979-03-29 | Volkswagenwerk Ag, 3180 Wolfsburg | Gehäuseanordnung mit zwei Gehäuseräumen |
| JPS6113801Y2 (ja) * | 1980-08-20 | 1986-04-28 | ||
| JPS57137765A (en) * | 1981-02-20 | 1982-08-25 | Nissan Motor Co Ltd | Air breather for change gear |
| JPS57157852A (en) * | 1981-03-25 | 1982-09-29 | Honda Motor Co Ltd | Power transmission device in autobicycle |
| JPS6145297Y2 (ja) * | 1981-04-20 | 1986-12-19 | ||
| JPS59140943A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | Aisin Warner Ltd | 自動変速機 |
| JPS58203252A (ja) * | 1983-04-23 | 1983-11-26 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車用変速機 |
| JPS61256062A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-13 | Kubota Ltd | 鋳造製ミツシヨンケ−スの構造 |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP62327887A patent/JPH0792134B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-12-21 US US07/287,296 patent/US4989475A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-23 KR KR1019880017298A patent/KR910007605B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1988-12-23 EP EP88403317A patent/EP0323339B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-23 DE DE88403317T patent/DE3884369T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0323339A2 (en) | 1989-07-05 |
| JPH01169160A (ja) | 1989-07-04 |
| EP0323339A3 (en) | 1991-01-30 |
| DE3884369T2 (de) | 1994-04-07 |
| DE3884369D1 (de) | 1993-10-28 |
| KR910007605B1 (ko) | 1991-09-28 |
| US4989475A (en) | 1991-02-05 |
| KR890010460A (ko) | 1989-08-08 |
| EP0323339B1 (en) | 1993-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |