JPH0389056A - 自動車用変速機 - Google Patents

自動車用変速機

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JPH0389056A
JPH0389056A JP1225481A JP22548189A JPH0389056A JP H0389056 A JPH0389056 A JP H0389056A JP 1225481 A JP1225481 A JP 1225481A JP 22548189 A JP22548189 A JP 22548189A JP H0389056 A JPH0389056 A JP H0389056A
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JP
Japan
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gear train
transmission
speed
shift
speed gear
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JP1225481A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Watanabe
司 渡邉
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は自動車用変速機に係り、特に異なる仕様の変
速機における構成部品の共通化を図り得てコストの低減
を果たし得る自動車用変速機に関する。
(従来の技術) 自動車等の車両においては、内燃機関の発生する駆動力
を走行状態に応じて所要に変換して取り出すために、変
速機を備えている。変速機には、ギヤ式やトルクコンバ
ータ式、ベルト式等のものがあり、駆動力の伝達損失の
少ないギヤ式の変速機が多用されている。このギヤ式の
変速機は、変速機ケース内に変速ギヤ列を配設し、この
変速ギヤ列を変速操作機構により選択的に噛合させ、駆
動力を所望に変換して取出す。
このように変速機の変速ギヤ列を選択的に噛合させる変
速操作機構としては、例えば特公昭62−21810号
公報に開示されるものがある。この公報に開示される変
速機の変速操作機構は、変速操作機構内におけるガタつ
きに起因する異音の発生を防止するとともにシフト不良
の回避を図ったものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、自動車用変速機にあっては、同一の車種であ
っても異なる仕様の変速機を搭載したものがある。例え
ば、同一の車種であっても、四輪駆動による不整地走行
を目的として変速ギヤ列に最低速ギヤ列よりもさらに低
速側の極低速ギヤ列(エキストラローギヤ列:EXTR
A  LOWGEARTRA I N)を配設した仕様
の変速機や、高速走行を目的として変速ギヤ列に最高速
ギヤ列よりもさらに高速側の極高速ギヤ列である例えば
5速ギヤ列を配設した仕様の変速機等を搭載したものが
ある。これら極低速ギヤ列を配設した仕様の変速機及び
5速ギヤ列を配設した仕様の変速機は、第6・7図に示
す如きシフトパターンをを有している。なお、図におい
て、1〜4は1速位置〜4速位置、1〜5は1速位置〜
5速位置、Nはニュートラル位置、Rはリバース位置、
ELは極低速位置、の各シフト位置を示している。
ところが、このように仕様の異なる変速機は、配設され
る極低速ギヤ列や極高速ギヤ列等に応して変速機ケース
や変速操作機構等の変更を要するため、構成部品の増加
や製作工数の増加によりコストの上昇を招く不都合があ
った。一方、このような不都合を解消すべく、単一仕様
の変速機とすることもできるが、この場合には、自動車
に対する多様な要求を満足し得ない不都合がある。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、異なる仕様の変速機における
構成部品の共通化を図り得てコストの低減を果たし得る
自動車用変速機を実現することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、変速機の変速ギ
ヤ列を最低速ギヤ列から最高速ギヤ列までの基本変速ギ
ヤ列と前記最低速ギヤ列よりもさらに低速側の極低速ギ
ヤ列及び前記最高速ギヤ列よりもさらに高速側の極高速
ギヤ列の付加変速ギヤ列とから構成し、前記変速機の変
速機ケースを構成する中間部ケース内に前記基本変速ギ
ヤ列である最低速ギヤ列から最高速ギヤ列までを配設す
るとともに前記中間部ケースに付加する形で前記付加変
速ギヤ列である極低速ギヤ列及び極高速ギヤ列を所望に
応じて配設することを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、変速機の変速機ケースを構成
する中間部ケース内に基本変速ギヤ列である最低速ギヤ
列から最高速ギヤ列までを配設するとともに中間部ケー
スに付加する形で付加変速ギヤ列である極低速ギヤ列及
び極高速ギヤ列を所望に応じて配設することにより、極
低速ギヤ列を配設した仕様の変速機と極高速ギヤ列を配
設した仕様の変速機とのような異なる仕様の変速機につ
いて、変速機ケースの中間部ケースや最低速ギヤ列から
最高速ギヤ列までの基本変速ギヤ列等の構成部品の変更
を要せずに、変速機の仕様を変更することができる。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1〜5図は、この発明の実施例を示すものである。
第5図において、2は四輪を駆動する自動車である。こ
の自動車2は、内燃機関4を後ろ側中央部に搭載してい
る。内燃機関4の駆動力は、クラッチ機構6を介して変
速機8の変速ギヤ列10により所望のトルク・回転数に
変換して取出され、後部終減速機構12から後部差動機
構14を介して後部駆動車軸16・16に伝達され、後
部車輪18・18を駆動する。また、内燃機関4の駆動
力は、後部終減速機構12に連設された駆動力分配機構
20により分配出力軸22に分配して取出され、推進軸
24により前部終減速機構26から前部差動機構28を
介して前部駆動車軸30・30に伝達され、前部車輪3
2・32を駆動する。
前記変速機8は、第1〜4図に示す如く、変速ギヤ列1
0を基本変速ギヤ列34と付加変速ギヤ列36とから構
成する。基本変速ギヤ列34は、最低速ギヤ列たる1速
ギヤ列38から最高速ギヤ列たる4速ギヤ列44までに
より構成される。前記付加変速ギヤ列36は、例えば、
第1図に示す如く、前記最低速ギヤ列たる1速ギヤ列3
8よりもさらに低速側の極低速ギヤ列(エキストラロー
ギヤ列:EXTRA  LOW  GEARTRAIN
)46、及び、第3図に示す如く、前記最高速ギヤ列た
る4速ギヤ列44よりもさらに高速側の極高速ギヤ列た
る5速ギヤ列48から構成される。
前記変速機8は、変速機ケース50を構成する内燃機関
4側の機関側ケース52とこの機関側ケース52に取着
される中間部ケース54とによって、メイン軸56及び
カウンタ軸58を軸支している。
前記変速機8の変速機ケース50を構成する内燃機関4
側の機関側ケース52内に位置するメイン軸56の機関
側端部には、前記クラッチ機構6が設けられている。ま
た、前記機関側ケース52内に位置するカウンタ軸58
の機関側端部には、前記後部終減速機構12の後部終減
速中ギヤとなる出力ギヤ60が設けられている。
前記変速機8の変速機ケース50を構成する中間部ケー
ス54内に位置するメイン軸56及びカウンタ軸58に
は、基本変速ギヤ列34である最低速ギヤ列たる1速ギ
ヤ列38から最高速ギヤ列たる4速ギヤ列44までを配
設する。
前記1速ギヤ列38は、メイン1速ギヤ62とカウンタ
1速ギヤ64とからなる。2速ギヤ列40は、メイン2
速ギヤ66とカウンタ2速ギヤ68とからなる。3速ギ
ヤ列42は、メイン3速ギヤ70とカウンタ3速ギヤ7
2とからなる。4速ギヤ列44は、メイン4速ギヤ74
とカウンタ4速ギヤ76とからなる。なお、符号78は
、リバースギヤ列であり、メインリバースギヤ80とカ
ラタンリバースギヤ82とリバースアイドラギヤ84と
からなる。リバースアイドラギヤ84は、リバースアイ
ドラシャフト86に軸支されている。
前記1速ギヤ列38のカウンタ1速ギヤ64と2速ギヤ
列40のカウンタ2速ギヤ68との間には、1速・2速
用間期噛合機構88が設けられている。l速・2速用間
期噛合機構88は、1速・2速切換スリーブ90の軸方
向移動により、1速ギヤ列38と2速ギヤ列40とを選
択的に噛合させる。なお、1速・2速切換スリーブ9o
には、前記リバースギヤ列78のカラタンリバースギヤ
82が一体的に設けられている。
また、前記3速ギヤ列42のメイン3速ギヤ70と4速
ギヤ列44のメイン4速ギヤ74との間には、3速・4
速用同朋噛合機構92が設けられている。3速・4速用
間期噛合機構92は、3速・4速切換スリーブ94の軸
方向移動により、3速ギヤ列42と4速ギヤ列44とを
選択的に噛合させる。さらに、リバースアイドラギヤ8
4には、リバース用噛合機構96のリバース切換スリー
ブ98が一体的に設けられている。このリバース切換ス
リーブ98を軸方向移動させることにより、リバースギ
ヤ列78を、選択的に噛合させる。
前記変速機8の変速機ケース50を構成する中間部ケー
ス54に付加する形で、付加変速ギヤ列36を所望に配
設する。即ち、中間部ケース54外であって、内燃機関
4から離間する側に位置するメイン軸56及びカウンタ
軸58に、前記付加変速ギヤ列36である極低速ギヤ列
46及び5速ギヤ列48を所望に応じて配設する。
前記極低速ギヤ列46は、第1図に示す如く、メイン極
低速ギヤ1oo及びメイン極低速アイドルギヤ102と
、カウンタ極低速アイドルギヤ104及びカウンタ極低
速ギヤ106とからなる。
前記メイン極低速ギヤ100は、メイン軸56に空転可
能に設けられる。前記メイン極低速アイドルギヤ102
は、メインアイドルドリブンギヤ108とメインアイド
ルドライブギヤ110とから構成され、メイン軸56に
空転可能に設けられる。
前記カウンタ極低速アイドルギヤ104は、前記メイン
極低速ギヤ100に噛合するカウンタアイドルドリブン
ギヤ112と前記メインアイドルドリブンギヤ108に
噛合するカウンタアイト)L/Fライブギヤ114とか
ら構成され、カウンタ軸58に空転可能に設けられる。
前記カウンタ極低速ギヤ106は、カウンタ軸58に固
定して設けられる。
この極低速ギヤ列46のメイン極低速ギヤ100には、
極低連用同期噛合機構116が設けられている。極低連
用同期噛合機構116は、極低速切換スリーブ118の
軸方向移動により極低速ギヤ列46を選択的に噛合させ
る。
前記極高速ギヤ列たる5速ギヤ列48は、第3図に示す
如く、メイン軸に空転可能に設けられたメイン5速ギヤ
120とカウンタ軸58に固定して設けたカウンタ5速
ギヤ122とからなる。5速ギヤ列48のメイン5速ギ
ヤ120には、5速用間期噛合機構124が設けられて
いる。5速用間期噛合機構124は、5速切換スリーブ
126の軸方向移動により、5速ギヤ列48を選択的に
噛合させる。
これら付加する形で配設される前記極低速ギヤ列46及
び5速ギヤ列48に応じて、第1図及び第3図に示す如
く、前記中間部ケース54に極低速ギヤ列用端部側ケー
ス128及び極高速ギヤ列用端部側ケース130のいず
れか−を選択的に取着して設ける。
また、付加する形で配設される前記極低速ギヤ列46及
び5速ギヤ列48に応じて、第2図及び第4図に示す如
く、変速機8の変速機ケース50を構成する中間部ケー
ス54には、前記1速ギヤ列38〜4速ギヤ列44及び
極低速ギヤ列46、あるいは1速ギヤ列38〜4速ギヤ
列44及び5速ギヤ列48を選択的に噛合させるべく、
変速ギヤ列用シフトシャフト132が設けられている。
変速ギヤ列用シフトシャフト132は、第1シフトシヤ
フト134〜第4シフトシヤフト140とから構成され
る。こられ第1シフトシヤフト134〜第4シフトシヤ
フト140は、付加する形で配設される前記極低速ギヤ
列46及び5速ギヤ列48にかかわらず、中間部ケース
54に共通して設けられ、シフトアンドセレクトシャフ
ト142に設けたシフトアンドセレクトレバー144に
よりセレクトされるとともにシフトされる。
シフトアンドセレクトシャフト142は、中間部ケース
54に軸方向移動可能且つ周方向移動可能に設けられて
いる。このシフトアンドセレクトシャフト142には、
軸方向及び周方向に移動させるためのシフトアーム14
6及びセレクトアーム148が設けられている。シフト
アーム146及びセレクトアーム148には、夫々シフ
トケーブル150及びセレクトケーブル152の一端側
が接続されている。シフトケーブル150及びセレクト
ケーブル152の他端側は、夫々図示しないシフトレバ
−に接続されている。
このシフトアンドセレクトシャフト142の軸方向移動
によりシフトアンドセレクトレバー144が第1シフト
シヤフト134〜第4シフトシヤフト14・Oのいずれ
か−にセレクトされるとともに、シフトアンドセレクト
シャフト142の周方向移動によりセレクトされた第1
シフトシヤフト134〜第4シフトシヤフト140のい
ずれか−がシフトされ、ギヤ列を選択的に噛合させる。
即ち、前記極低速ギヤ列46が付加する形で配設される
場合においては、第2図に示す如く、前記第1シフトシ
ヤフト134には、極低連用同期噛合機構116の極低
速切換スリーブ118に係合する極低速シフトフォーク
154を設けるとともに、シフトアンドセレクトシャフ
ト142のシフトアンドセレクトレバー144に選択的
に保合する極低速シフトヨーク156を設ける。
前記第2シフトシヤフト136には、1速・2速用間期
噛合機構88の1速・2速切換スリーブ90に係合する
1速・2速シフトフオーク158を設けるとともに、シ
フトアンドセレクトシャフト142のシフトアンドセレ
クトレバー144に選択的に係合する1速・2速シフト
ヨーク160を設ける。
前記第3シフトシヤフト138には、3速・4速用間期
噛合機構92の3速・4速切換スリーブ94に係合する
3速・4速シフトフオーク162を設けるともに、シフ
トアンドセレクトシャフト142のシフトアンドセレク
トレバー144に選択的に係合する3速・4速シフトヨ
ーク164を設ける。
前記第4シフトシヤフト140には、リバース用噛合機
構96のリバース切換スリーブ98に係合するリバース
シフトレバ−166を揺動させるリバースシフトフォー
ク168を設けるとともに、シフトアンドセレクトシャ
フト142のシフトアンドセレクトレバー144に選択
的に係合するリバースシフトヨーク170を設ける。
一方、前記5速ギヤ列48が付加する形で配設される場
合においては、第4図に示す如く、前記第1シフトシヤ
フト134には、l速・2速用間期噛合機構88の1速
・2速切換スリーブ90に係合する1速・2速シフトフ
オーク172を設けるとともに、シフトアンドセレクト
シャフト142のシフトアンドセレクトレバー144に
選択的に係合する1速・2速シフトヨーク174を設け
る。
前記第2シフトシヤフト136には、3速・4速用間期
噛合機構92の3速・4速切換スリーブ94に係合する
3速・4速シフトフオーク176を設けるともに、シフ
トアンドセレクトシャフト142のシフトアンドセレク
トレバー144に選択的に係合する3速・4速シフトヨ
ーク178を設ける。
前記第4シフトシャフト14.0には、リバース用噛合
機構96のリバース切換スリーブ98に係合するりパー
スシフトレバ−166を揺動させるリバースシフトフォ
ーク180を設ける。また、第3シフトシヤフト138
及び第4シフトシヤフト140にば、5速用同朋噛合機
構124の5速切換スリーブ126に係合する5速シフ
トフオーク182を設ける。さらに、第3シフトシヤフ
ト138には、シフトアンドセレクトシャフト142の
シフトアンドセレクトレバー144に選択的に係合する
リバース・5速シフトヨーク184を設ける。
なお、5速ギヤ列48が付加する形で配設される場合に
おいて、第3シフトシヤフト138及び第4シフトシヤ
フト140に5速シフトフオーク182を跨がらせて設
けるのは、5速ギヤ列48からリバースギヤ列78への
直接的な噛合を防止するインターロック機構(図示せず
)を設けているためである。
次に作用を説明する。
極低速ギヤ列46が付加する形で配設される仕様の変速
機8は、第1・2図に示す如く構成される。
即ち、第1図に示す如く、変速機ケース50を構成する
内燃機関4側の機関側ケース52とこの機関側ケース5
2に取着される中間部ケース54とによって、メイン軸
56及びカウンタ軸58を軸支する。機関側ケース52
内に位置するメイン軸56の機関側端部には、クラッチ
機構6を取着して設ける。また、この機関側ケース52
内に位置するカウンタ軸58の機関側端部には、後部終
減速機構12の後部終減速小ギヤとなる出力ギヤ60を
取着して設ける。
前記中間部ケース54内に位置するメイン軸56及びカ
ウンタ軸58には、基本変速ギヤ列34である最低速ギ
ヤ列たる1速ギヤ列38から最高速ギヤ列たる4速ギヤ
列44までを配設する。
この構成は、第1・2図に示す如き極低速ギヤ列46が
付加する形で配設される仕様の変速機8と、第3・4図
に示す如き5速ギヤ列48が付加する形で配設される仕
様の変速機8と、にかかわらず、共通している。
変速機8の変速機ケース50を構成する中間部ケース5
4に付加する形で内燃機関4から離間する側に位置する
メイン軸56及びカウンタ軸58には、第1図に示す如
く、付加変速ギヤ列36である極低速ギヤ列46を配設
し、配設される極低速ギヤ列46に応して中間部ケース
54に極低速ギヤ列用端部側ケース128を取着して設
ける。
また、極低速ギヤ列46が付加する形で配設される場合
においては、第2図に示す如く、前記第1シフトシヤフ
ト134には、極低連用同期噛合機構116の極低速切
換スリーブ118に係合する極低速シフトフォーク15
4を設けるとともに、シフトアンドセレクトシャフト1
42のシフトアンドセレクトレバー144に選択的に係
合する極低速シフトヨーク156を設ける。
前記第2シフトシヤフト136には、1速・2速用間期
噛合機構88のl速・2速切換スリーフ90に係合する
1速・2速シフトフオーク158を設けるとともに、シ
フトアンドセレクトシャフト142のシフトアンドセレ
クトレバー144に選択的に係合する1速・2速シフト
ヨーク160を設ける。
前記第3シフトシヤフト138には、3速・4速用間期
噛合機構92の3速・4速切換スリーブ94に係合する
3速・4速シフトフオーク162を設けるともに、シフ
トアンドセレクトシャフト142のシフトアンドセレク
トレバー144に選択的に係合する3速・4速シフトヨ
ーク164を設ける。
前記第4シフトシヤフト140には、リバース用噛合機
構96のリバース切換スリーブ98に係合するリバース
シフトレバ−166を揺動させるリバースシフトフォー
ク168を設けるとともに、シフトアンドセレクトシャ
フト142のシフトアンドセレクトレバー144に選択
的に係合するリバースシフトヨーク170を設ける。
これにより、極低速ギヤ列46を配設した仕様の変速機
8とすることができる。
一方、5速ギヤ列48が付加する形で配設される仕様の
変速機8は、第3・4図に示す如く構成される。
即ち、第3図に示す如(、変速機ケース50を構成する
内燃機関4側の機関側ケース52とこの機関側ケース5
2に取着される中間部ケース54とによって、メイン軸
56及びカウンタ軸58を軸支する。機関側ケース52
内に位置するメイン軸56の機関側端部には、クラッチ
機構6を取着して設ける。また、この機関側ケース52
内に位置するカウンタ軸58の機関側端部には、後部終
減速機構12の後部終減速小ギヤとなる出力ギヤ60を
取着して設ける。
前記中間部ケース54内に位置するメイン軸56及びカ
ウンタ軸58には、基本変速ギヤ列34である最低速ギ
ヤ列たる1速ギヤ列38から最高速ギヤ列たる4速ギヤ
列44までを配設する。
変速機8の変速機ケース50を構成する中間部ケース5
4外に付加する形で内燃機関4から離間する側に位置す
るメイン軸56及びカウンタ軸58には、第3図に示す
如く、付加変速ギヤ列36である5速ギヤ列48を配設
し、配設される5速ギヤ列48に応じて中間部ケース5
4に5速ギヤ列用端部側ケース130を取着して設ける
また、5速ギヤ列48が付加する形で配設される場合に
おいては、第4図に示す如く、前記第1シフトシヤフト
134には、1速・2速用間期噛合機構88の1速・2
速切換スリーブ90に係合する1速・2速シフトフオー
ク172を設けるとともに、シフトアンドセレクトシャ
フト142のシフトアンドセレクトレバー144に選択
的に係合する1速・2速シフトヨーク174を設ける。
前記第2シフトシヤフト136には、3速・4速用間期
噛合機構92の3速・4速切換スリーブ94に係合する
3速・4速シフトフオーク176を設けるともに、シフ
トアンドセレクトシャフト142のシフトアンドセレク
トレバー144に選択的に係合する3速・4速シフトヨ
ーク178を設ける。
前記第4シフトシヤフト140には、リバース用噛合機
構96のリバース切換スリーブ98に係合するリバース
シフトレバ−166を揺動させるリバースシフトフォー
ク180を設ける。また、第3シフトシヤフト138及
び第4シフトシヤフト140には、5速用間期噛合機構
124の5速切換スリーブ126に係合する5速シフト
フオーク182を設ける。さらに、第3シフトシヤフト
138には、シフトアンドセレクトシャフト142のシ
フトアンドセレクトレバー144に選択的に係合するリ
バース・5速シフトヨーク184を設ける。
なお、この5速ギヤ列48が付加する形で配設される場
合においては、5速ギヤ列48からリバースギヤ列78
への直接的な噛合を防止するインターロック機構(図示
せず)を設けているため、第3シフトシヤフト138及
び第4シフトシヤフト140に5速シフトフオーク18
2を跨がらせて設けている。
このように、変速機8の変速機ケース5oを構成する中
間部ケース54内に位置するメイン軸56及びカウンタ
軸58には、基本変速ギヤ列34である最低速ギヤ列た
る1速ギヤ列38から最高速ギヤ列たる4速ギヤ列44
までを配設し、変速機8の変速機ケース50を構成する
中間部ケース54に付加する形で内燃機関4から離間す
る側に位置するメイン軸56及びカウンタ軸58に付加
変速ギヤ列36である極低速ギヤ列46及び5速ギヤ列
48を所望に応じて配設する。また、これら付加する形
で配設される極低速ギヤ列46及び5速ギヤ列48に応
じて中間部ケース54に極低速ギヤ列用端部側ケース1
28及び極高速ギヤ列用端部側ケース130のいずれか
−を選択的に取着して設け、さらに、変速ギヤ列用シフ
トシャフト132を構成する第1シフトシヤフト134
〜第4シフトシヤフト140には選択的に配設される極
低速ギヤ列46及び5速ギヤ列48にかかわらず中間部
ケース54に共通して設けられる。
これにより、極低速ギヤ列46を配設した仕様の変速機
8と5速ギヤ列48を配設した仕様の変速機8とのよう
に異なる仕様の変速機について、変速機ケース50の中
間部ケース54や最低速ギヤ列たる1速ギヤ列38から
最高速ギヤ列たる4速ギヤ列44までの基本変速ギヤ列
34、さらに変速ギヤ列用シフトシャフト132を構成
する第1シフトシヤフト134〜第4シフトシヤフト1
40等の構成部品の変更を要せず、変速機8の仕様を変
更することができる。
このため、変速機ケース50の中間部ケース54や1速
ギヤ列38から4速ギヤ列44までの基本変速ギヤ列3
4等の構成部品を共通化することができ、コストの上昇
を招くことなく変速機8の仕様を変更し得て、コストの
低減を果たし得て、自動車に対する多様な要求を満足し
得て、実用上有利である。
〔発明の効果〕
このようにこの発明によれば、変速機の変速機ケースを
構成する中間部ケースに基本変速ギヤ列である最低速ギ
ヤ列から最高速ギヤ列までを配設するとともに中間部ケ
ースに付加する形で付加変速ギヤ列である極低速ギヤ列
及び極高速ギヤ列を所望に応じて配設することにより、
極低速ギヤ列を配設した仕様の変速機と極高速ギヤ列を
配設した仕様の変速機とのように異なる仕様の変速機に
ついて、変速機ケースの中間部ケースや最低速ギヤ列か
ら最高速ギヤ列までの基本変速ギヤ列等の構成部品の変
更を要せずに、変速機の仕様を変更することができる。
このため、変速機ケースの中間部ケースや最低速ギヤ列
から最高速ギヤ列までの基本変速ギヤ列等の構成部品を
共通化することができ、コストの低減を果たし得て、自
動車に対する多様な要求を満足し得て、実用上有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの発明の実施例を示し、第1図は極低速
仕様の変速機の概略平面図、第2図は極低速仕様の変速
機の概略側面図、第3図は5速仕様の変速機の概略平面
図、第4図は5速仕様の変速機の概略側面図、第5図は
自動車の動力伝達系を示す概略平面図である。 第6図は極低速ギヤ列を配設した仕様の変速機のシフト
パターンを示す平面図、第7図は5速ギヤ列を配設した
仕様の変速機のシフトパターンを示す平面図である。 図において、2は自動車、4は内燃機関、8は変速機、
10は変速ギヤ列、34は基本変速ギヤ列、36は付加
変速ギヤ列、38〜44は1速ギヤ列〜4速ギヤ列、4
6は極低速ギヤ列、48は5速ギヤ列、50は変速機ケ
ース、54は中間部ケース、128は極低速ギヤ列用端
部側ケース、130は5速ギヤ列用端部側ケース、13
2は変速ギヤ列用シフトシャフト、134〜140は第
1シフトシヤフト〜第4シフトシヤフトである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、変速機の変速ギヤ列を最低速ギヤ列から最高速ギヤ
    列までの基本変速ギヤ列と前記最低速ギヤ列よりもさら
    に低速側の極低速ギヤ列及び前記最高速ギヤ列よりもさ
    らに高速側の極高速ギヤ列の付加変速ギヤ列とから構成
    し、前記変速機の変速機ケースを構成する中間部ケース
    内に前記基本変速ギヤ列である最低速ギヤ列から最高速
    ギヤ列までを配設するとともに前記中間部ケースに付加
    する形で前記付加変速ギヤ列である極低速ギヤ列及び極
    高速ギヤ列を所望に応じて配設することを特徴とする自
    動車用変速機。
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