JPH0792120B2 - 駆動伝達機構 - Google Patents

駆動伝達機構

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JPH0792120B2
JPH0792120B2 JP63301931A JP30193188A JPH0792120B2 JP H0792120 B2 JPH0792120 B2 JP H0792120B2 JP 63301931 A JP63301931 A JP 63301931A JP 30193188 A JP30193188 A JP 30193188A JP H0792120 B2 JPH0792120 B2 JP H0792120B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/033Series gearboxes, e.g. gearboxes based on the same design being available in different sizes or gearboxes using a combination of several standardised units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/02Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H1/20Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving more than two intermeshing members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/02Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts
    • F16H7/023Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts with belts having a toothed contact surface or regularly spaced bosses or hollows for slipless or nearly slipless meshing with complementary profiled contact surface of a pulley
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19642Directly cooperating gears
    • Y10T74/19679Spur
    • Y10T74/19684Motor and gearing

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モータ等の駆動源に連結された駆動軸の回転
駆動力を減速あるいは増速して被駆動軸に伝達するため
の駆動伝達機構に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、駆動軸の回転を被駆動軸へ伝達するには、歯車
機構や、一対の歯付プーリとタイミングベルトとからな
る伝達機構等が最も多く用いられるが、その伝達の際に
大きな減速比や増速比を必要とする場合には、互いにギ
ヤ比の異なる2枚の平歯車を備えた複数のアイドルギヤ
等を備えた機構がよく用いられる。
第4図は、その機構の一例を示したものである。
同図において、101および101′は機器等の内部に立設さ
れている内側板であり、内側板101には、駆動源である
モータ102が取付けられている。内側板101′には、所定
数の中間軸103の一端が固定されるとともに、軸受104を
介して被駆動軸105が回転可能に支持されている。
上記モータ102の駆動軸102aには、該軸102aと一体に回
転するように駆動歯車106が固定され、同様に被駆動軸1
05には被駆動歯車107が固定されており、各中間軸103に
は、該軸に対して回転可能に中間歯車108が取付けられ
ている。これらの中間歯車108は、互いに径の異なる大
歯車108aおよび小歯車108bが一体に形成されたものであ
り、最も駆動軸102aに近い中間歯車108の大歯車108aと
駆動歯車106とが噛合し、この中間歯車108の小歯車108b
と2番目の中間歯車108の大歯車108aとが噛合し、以下
同様にして最後の中間歯車108の小歯車108bと被駆動歯
車107とが噛合することにより、上記駆動軸102aと被駆
動軸105とが連結されている。
このような機構によれば、上記モータ102の駆動軸102a
の回転は、駆動歯車106、複数の中間歯車108、および被
駆動歯車107を介して、大幅に減速された状態で被駆動
軸105に伝達される。
これに対し第5図は、上記のような歯車の代わりに歯付
プーリおよびタイミングベルトを用いた機構を示したも
のである。
同図において、上記駆動軸102aには駆動プーリ109が固
定され、被駆動軸105には被駆動プーリ110が固定される
とともに、各中間軸103には、大プーリ111aおよび小プ
ーリ111bを有する二重構造の中間プーリ111が回転可能
に支持されており、上記駆動プーリ109と中間プーリ111
の大プーリ111aがタイミングベルト112により連結さ
れ、同様に上記中間プーリ111の小プーリ111bと次の中
間プーリ111の大プーリ111a、および該中間プーリ111の
小プーリ111bと被駆動プーリ110がそれぞれタイミング
ベルト112により連結されている。
このような機構においても、駆動軸102aの回転は前記第
4図の機構と同様に減速された状態で被駆動軸105に伝
達される。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記第4図や第5図の機構では、各中間歯車108や中間
プーリ111をそれぞれ別個の中間軸103で支持しなければ
ならないので、これらの歯車やプーリの数が多くなるほ
ど膨大なスペースが必要となり、機器本体の小型化の妨
げとなる。また、構造自体も複雑であり、使用する軸の
本数も多いため、コスト高になる欠点もある。
本発明は、このような事情に鑑み、所要スペースの削減
および構造の簡略化、低コスト化を図りながら、従来の
機構と同様に大きな減速比あるいは増速比を得ることが
できる駆動伝達機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、駆動軸に固定される駆動車と、支持軸に支持
され、互いに径の異なる第1伝動車および第2伝動車を
有し両者が一体に回転するように構成された複数の中間
車と、被駆動軸に固定される被駆動車とを備え、上記駆
動車と駆動側から数えて1番目の中間車の第1伝動車と
を連結し、2以上の任意の整数nについて駆動側から数
えて(n−1)番目の中間車の第2伝動車とn番目の中
間車の第1伝動車とを連結し、駆動側から数えて最後の
中間車の第2伝動車を上記被駆動車に連結するととも
に、上記駆動車、複数の中間車、および被駆動車のうち
の少なくとも2つの車を互いに相対回転可能な状態で同
一の軸に原明細書第6頁第13行目の「取付けたもの」を
「取付けた駆動伝達機構において、上記駆動車から被駆
動車に至るまでの車のうち互いに連続する3つ以上の車
を互いに同一の形状を有しかつ大歯車と小歯車とが軸方
向に並べて形成された二重歯車とし、これらの二重歯車
を2本の支持軸に交互に取付けるとともに、各二重歯車
において大歯車と小歯車との間に段部を形成してこの段
部の厚み寸法と上記大歯車の厚み寸法との和を上記小歯
車の厚み寸法と等しく設定し、上記段部にこの段部が形
成された二重歯車と隣接する二重歯車の大歯車の側面の
みとを軸方向に当接させることによりこれら二重歯車同
士の軸方向の位置決めを行うように構成したものである
(請求項1)。ここで、上記各中間車は全て駆動軸及び
被駆動軸に支持するようにしてもよいが、上記支持軸と
して駆動軸及び被駆動軸と異なる中間軸を設け、この中
間軸に中間車を支持するようにしてもよい(請求項2〜
5)。
さらに、この駆動伝達機構において、全中間車を上記二
重歯車とすることにより(請求項6)、より効果的とな
る。
〔作 用〕
まず、請求項1記載の駆動伝達機構によれば、駆動軸の
回転は、駆動車、複数の中間車、および被駆動車を介し
て被駆動軸に伝達される。しかも、各車を支持する支持
軸が共通化された分だけ必要な軸の本数が削減される。
しかも、上記駆動車から被駆動車に至るまでの車のうち
互いに連続する3つ以上の車が互いに同一の形状の二重
歯車とされ、その大歯車と小歯車との間に段部が形成さ
れるとともに、上記大歯車と段部との厚み寸法の和が上
記小歯車の厚み寸法と等しく、かつ各段部にこれと隣接
する二重歯車の大歯車の側面が当接することにより、同
一の支持軸に支持された二重歯車同士が相互密接した状
態で、上記大歯車と段部との当接によりこれら二重歯車
同士の軸方向の位置決めがなされる。
さらに、請求項6記載の駆動伝達機構によれば、全て同
一形状の二重歯車である中間車のみで駆動伝達が行われ
る。
〔実施例〕
本発明の第1実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。
第2図は、本発明の駆動伝達機構を備えた自動両面原稿
送り装置の内部構造を示したものである。この装置は、
複写機のコンタクトガラス1に対して原稿を供給し排出
する機能と、供給した原稿を反転して再度コンタクトガ
ラス1に供給する機能とを備えている。
この装置の給紙部には、原稿トレイ2、給紙ローラ3、
レジストローラ4等が配設され、上記コンタクトガラス
1の上方には搬送ベルト6が配設されており、その下流
側に、原稿を反転するための原稿反転機構7が配置され
ている。
原稿反転機構7は、ガイド部材9、および反転ローラ10
を備えている。この反転ローラ10には搬送コロ11,12が
圧接しており、その下流側には切換ガイド板13が配設さ
れている。
この切換ガイド板13は、図に示される第1の位置と、こ
の第1の位置から図の反時計回りに若干回転した第2の
位置とを有し、第1の位置では、上記反転ローラ10とと
もに原稿をコンタクトガラス1上へ送り返すリターン通
路14を形成し、第2の位置では、原稿を排出トレイ15へ
案内する原稿排出通路を形成する。ここで、本発明の駆
動伝達機構(減速機構)は上記反転ローラ10のローラ軸
(被駆動軸)10aの駆動用に設けられている。
この駆動伝達機構を第1図に基づいて説明する。
図において、20,20′は装置内に立設された内側板であ
り、内側板20にはモータ21が固定され、その駆動軸21a
が内側板20側に突出している。内側板20′には、1本の
中間軸22の端部が固定されるとともに、上記駆動軸21a
と一直線上に並ぶ位置に、上記反転ローラ10のローラ軸
10aが軸受23を介して回転可能に支持されている。すな
わち、駆動軸21a、ローラ軸10a、及び中間軸22は略同一
平面上に並び、かつ中間軸22に対して駆動軸21a及びロ
ーラ軸10aが同じ側(第1図では左側)に位置してお
り、これによって全軸21a,10a,22を配設するための左右
方向のスペースが削減されているとともに、ローラ軸10
a及び中間軸22はともに内側板20′に支持されていてこ
のために相互の平行度が高く、よって両軸に支持されて
いる歯車同士のかみあいが良好に保たれている。
上記駆動軸21aには、小径のピッチ円をもつ駆動歯車24
がビス25により固定されており、ローラ軸10aには、大
径のピッチ円をもつ被駆動歯車26が該軸10aに対して回
転不能に取付けられている。具体的には、上記ローラ軸
10aにピン10bが貫設されてその両端部が突出した状態に
なっており、この両端部と嵌合する嵌合溝26aが被駆動
歯車26側に形成されている。
これらの駆動歯車24および被駆動歯車26は、3個の中間
歯車27〜29により連結されている。これらの中間歯車27
〜29は、全て同一形状となっており、それぞれ、上記被
駆動歯車26と等しいピッチ円をもつ大歯車(第1伝動
車)27a〜29aと、上記駆動歯車24と等しいピッチ円を有
する小歯車(第2伝動車)27b〜29bとを一体に有すると
ともに、各大歯車27a〜29aと小歯車27b〜29bとの間には
それぞれ段部27c〜29cが形成されている。そして、以下
に示す歯車同士が噛合するようになっている。
(1) 駆動歯車24と中間歯車27の大歯車27a (2) 中間歯車27の小歯車27bと中間歯車28の大歯車2
8a (3) 中間歯車28の小歯車28bと中間歯車29の大歯車2
9a (4) 中間歯車29の小歯車29bと被駆動歯車26 すなわち、この機構では互いに噛合する歯車間の速度伝
達比が全て等しくなっている。
さらに、この機構の特徴として、上記中間歯車27,29は
同一の中間軸22に互いに相対回転可能に支持されてお
り、中間歯車28はローラ軸10aに該軸10aおよび被駆動ギ
ヤ26に対して相対回転可能に支持されている。詳しく
は、上記中間歯車27,29が互いに重なった状態(直列状
態)で中間軸22に該軸22に対して回転可能に取付けられ
ており、そのスラスト方向の位置決めがEリング30によ
って行われている。また、中間歯車28はローラ軸10aに
おいて上記被駆動歯車26よりもモータ21に近い側の部分
に取付けられており、かつ、その大歯車28aの側面が中
間歯車27の段部27cに当接することにより、そのスラス
ト方向の位置決めが行われている。従って、各中間歯車
27(28,29)では、大歯車27a(28a,29a)の厚み寸法と
段部27c(28c,29c)の厚み寸法との和が小歯車27b(28
b,29b)の厚み寸法と等しく設定されている。
このような構造において、各歯車間の速度伝達比をiと
し(i<1)、モータ21の作動により回転する駆動軸21
aの角速度をωとすれば、この駆動軸21aに固定された駆
動歯車24と噛合する中間歯車27は角速度ωiで回転する
ことになる。さらに、この中間歯車27と噛合する中間歯
車28は角速度ωi2で回転し、この中間歯車28と噛合する
中間歯車29は角速度ωi3で回転し、この中間歯車29と噛
合する被駆動歯車26およびローラ軸10aは角速度ωi4
回転する。すなわち、この機構によれば、駆動軸21aの
回転をi4という減速比でローラ軸10aに伝達することが
できる。
しかも、この機構では上記第5図の構造と同じく歯車が
計5個必要であるのに対し、これを支持する軸は駆動軸
21a、ローラ軸10a、および単一の中間軸22の3本で済ま
すことができ、これによって所要スペースを大幅に削減
できるため、機器本体(ここでは自動原稿送り装置)の
小型化に寄与することができる。また、構造の簡略化、
低コスト化も図ることができる。
さらに、この実施例に示したように、各中間歯車27〜29
に同一形状のものを使用するようにすれば、より一層の
コストの削減を図ることができる。また、上記のように
中間歯車27の段部27cにより中間歯車28の位置決めを行
うようにすれば、Eリング等の取付部材が不要となり、
コストの削減につながるとともに、図に示されるように
例えば駆動軸21aとローラ軸10aの端部同士を極めて接近
させることが可能になり、より一層のスペースの削減も
図ることができる。
なお、この第1図に示されるように歯車を配置するため
には、互いに噛合する歯車同士の軸間距離が一定である
ことが必要条件であり、具体的には歯車同士のピッチ円
径の和(モジュールが等しい場合には歯数の和)を等し
く設定する必要がある。
また本発明では、少なくとも2つの歯車等が同一の支持
軸に支持され、かつこれらの歯車同士が相対回転可能で
あればよく、例えば第1図の構造において、中間歯車2
7,29をそれぞれ別個の支持軸で支持するようにしても、
中間歯車28と被駆動歯車26を1本のローラ軸10aで支持
する分だけスペースの削減を果すことができる。また、
中間歯車27,29は互いに相対回転できればよく、例えば
中間歯車27を中間軸22に固定して該軸22とともに回転す
るようにし、この中間軸22に対して中間歯車29を回転可
能に取付けるようにしてもよい。また、駆動軸21a側に
複数の歯車を取付けるようにしてもよいし、駆動軸21a
およびローラ軸10aにはそれぞれ駆動歯車24、被駆動歯
車26のみを取付け、他の中間歯車のうちの少なくとも2
つを同一の軸に取付けるようにしてもよい。
さらに、これらの構造において駆動側と被駆動側とを入
換えることにより、増速機構としても利用できることは
言うまでもない。
次に、第2実施例を第3図に基づいて説明する。
ここでは、上記中間歯車27〜29と、これらの歯車と同一
形状の中間歯車31、すなわち大歯車31a、段部31c、小歯
車31bを順に有する中間歯車31を加えた4つの中間歯車
で駆動伝達を行い、かつ全ての歯車を駆動軸21aおよび
ローラ軸10aの2本のみで支持することを特徴としてい
る。
具体的に、駆動軸21aには、モータ21側から順に駆動歯
車24、中間歯車28、中間歯車31が取付けられ、ローラ軸
10aには、反転ローラ10側から順に被駆動歯車26、中間
歯車29、中間歯車27を取付けられており、上記駆動歯車
24および被駆動歯車26以外は全て各軸に対して回転可能
となっている。また、ローラ軸10a側の歯車の位置決め
はEリング30で行われており、駆動軸21a側の歯車の位
置決めは、先端側の中間歯車31の段部31cと被駆動歯車2
6の歯の側面との当接により行われている。
このように、本発明では駆動軸および被駆動軸の2本の
みで全歯車を支持することも可能であり、所要スペース
の大幅な削減を図ることが可能である。
なお、本発明における「駆動軸」および「被駆動軸」は
相対的なものを意味し、「駆動軸」は必ずしも駆動源に
直結されている必要はなく、また「被駆動軸」は必ずし
も駆動対象物に直結されている必要はない。従って、こ
れらの軸は、他の駆動伝達手段により駆動源あるいは駆
動対象物に連結されたものであってもよい。
なお、以上の実施例では自動両面原稿送り装置に設けら
れる駆動伝達機構について示したが、本発明はこれに限
られず、減速あるいは増速を必要とする種々の機器につ
いて適用することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば次の効果を得ることがで
きる。
まず、請求項1記載の機構は、駆動軸に固定される駆動
車、互いに径の異なる第1伝動車および第2伝動車を有
する複数の中間車、被駆動軸に固定される被駆動車のう
ちの少なくとも2つの車を互いに相対回転可能な状態で
同一の軸に取付けたものであるので、必要な軸の本数を
削減することによって、所要スペースの大幅な削減や、
構造の簡略化、低コスト化を図りながら、従来の機構と
同様に大きな減速比あるいは増速比を得ることができる
効果がある。しかも、上記駆動車から被駆動車に至るま
での車のうち互いに連続する3つ以上の車が互いに同一
の形状の二重歯車とされ、その大歯車と小歯車との間に
段部が形成されるとともに、上記大歯車と段部との厚み
寸法の和が上記小歯車の厚み寸法と等しく設定されてい
るので、同一の支持軸に支持された二重歯車同士が相互
密接するコンパクトな状態で、上記大歯車と段部とを良
好に当接させてこれら二重歯車同士の軸方向の位置決め
を有効に行うことができる効果がある。
さらに、請求項6記載の機構は、全中間車を同一形状と
したものであるので、中間車自体の製造コストの削減を
図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例における駆動伝達機構の
平面断面図、第2図は同駆動伝達機構を備えた自動両面
原稿送り装置の正面断面図、第3図は第2実施例におけ
る駆動伝達機構の平面断面図、第4図及び第5図は従来
の駆動伝達機構の平面断面図である。 10a……ローラ軸(被駆動軸)、21a……駆動軸、22……
中間軸(支持軸)、24……駆動歯車(駆動車)、26……
被駆動歯車(被駆動車)、27,28,29,31……中間歯車
(中間車)、27a,28a,29a,31a……大歯車(第1伝動
車)、27b,28b,29b,31b……小歯車(第2伝動車)、27
c,28c,29c,31c……段部、41……駆動プーリ(駆動
車)、42……被駆動プーリ(被駆動車)、43,44……中
間プーリ(中間車)、43a,44a……大プーリ(第1伝動
車)、43b,44b……(第2伝動車)、45……タイミング
ベルト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動軸に固定される駆動車と、支持軸に支
    持され、互いに径の異なる第1伝動車および第2伝動車
    を有し両者が一体に回転するように構成された複数の中
    間車と、被駆動軸に固定される被駆動車とを備え、上記
    駆動車と駆動側から数えて1番目の中間車の第1伝動車
    とを連結し、2以上の任意の整数nについて駆動側から
    数えて(n−1)番目の中間車の第2伝動車とn番目の
    中間車の第1伝動車とを連結し、駆動側から数えて最後
    の中間車の第2伝動車を上記被駆動車に連結するととも
    に、上記駆動車、複数の中間車、および被駆動車のうち
    の少なくとも2つの車を互いに相対回転可能な状態で同
    一の軸に取付けた駆動伝達機構において、上記駆動車か
    ら被駆動車に至るまでの車のうち互いに連続する3つ以
    上の車を互いに同一の形状を有しかつ大歯車と小歯車と
    が軸方向に並べて形成された二重歯車とし、これらの二
    重歯車を2本の支持軸に交互に取付けるとともに、各二
    重歯車において大歯車と小歯車との間に段部を形成して
    この段部の厚み寸法と上記大歯車の厚み寸法との和を上
    記小歯車の厚み寸法と等しく設定し、上記段部にこの段
    部が形成された二重歯車と隣接する二重歯車の大歯車の
    側面のみとを軸方向に当接させることによりこれら二重
    歯車同士の軸方向の位置決めを行うように構成したこと
    を特徴とする駆動伝達機構。
  2. 【請求項2】上記支持軸として、上記駆動軸及び被駆動
    軸と略同一平面上の位置に中間軸を設け、この中間軸に
    中間車を支持するとともに、この中間軸に対して互いに
    同じ側となる位置に上記駆動軸及び被駆動軸を配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の駆動伝達機構。
  3. 【請求項3】上記支持軸として、上記駆動軸及び被駆動
    軸と略同一平面上の位置に中間軸を設け、この中間軸に
    中間車を支持するとともに、上記被駆動軸に対して互い
    に同じ側となる位置に上記中間軸及び駆動軸を配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の駆動伝達機構。
  4. 【請求項4】上記支持軸として、上記被駆動軸と平行に
    中間軸を設け、この中間軸に中間車を支持するととも
    に、上記被駆動軸を支持する部材と同一の部材に上記中
    間軸を支持したことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の駆動伝達機構。
  5. 【請求項5】上記駆動軸、被駆動軸、及び中間軸のう
    ち、被駆動軸及び中間軸にのみ上記中間車を支持したこ
    とを特徴とする請求項4記載の駆動伝達機構。
  6. 【請求項6】全中間車を上記二重歯車としたことを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の駆動伝達機構。
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