JPH0791810A - 保冷庫付き乾燥機 - Google Patents

保冷庫付き乾燥機

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Publication number
JPH0791810A
JPH0791810A JP23328493A JP23328493A JPH0791810A JP H0791810 A JPH0791810 A JP H0791810A JP 23328493 A JP23328493 A JP 23328493A JP 23328493 A JP23328493 A JP 23328493A JP H0791810 A JPH0791810 A JP H0791810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
dryer
housing
intake
cool box
Prior art date
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Pending
Application number
JP23328493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushi Tanamura
村 雄 史 棚
Hisanobu Takeda
田 久 信 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱性能を十分に行わせるためにハウジング
上方の空間を利用して放熱を行わせることを目的とす
る。 【構成】 空間に配設された放熱フィン(37)と、放
熱面(31)に一端が伝熱的に固定されており吸気路
(39a)を上方へ延在して他端が放熱フィン(37)
に伝熱的に固定され、且つ放熱面(31)の熱を放熱フ
ィン(37)に搬送するヒートパイプ(33)と、放熱
フィン(37)を冷却する冷却ファン(23)とを有し
た保冷庫付き乾燥機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面化粧台等に隣接し
て配置される保冷庫付き乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、特開平4−
295318号公報に示されるようなものがある。これ
は、洗面化粧台の引き出しに熱電変換素子を有した保冷
庫を収納し、引き出しの前面板と保冷庫との間の空間に
保冷庫の放熱面に対向するように冷却ファンを配設し、
引き出しの底面板の前端に吸気口を設けたことと引き出
しの前面板に排気口を設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、熱
電変換素子の熱を放熱する放熱面に冷却風を送風して、
温風をハウジング外に排熱するため、下部に設けられた
吸気口から外気を取り込み、冷却ファンを経由して排気
口へと温風を排熱していた。しかし、保冷庫の熱電変換
素子の放熱空間は限られており、放熱作用を十分に行わ
せることが困難であった。これは、送風される流れに対
し通風断面関が極小なことから、淀みなどを生じたりす
るためである。
【0004】又、乾燥機を備えたハウジングは、上方に
乾燥機があり、この乾燥機の近傍が、空間となってい
る。この空間を利用して、放熱を行うことができれば、
限られた狭いスペースでの放熱を行う必要がなくなる。
【0005】本発明は、放熱性能を十分に行わせるため
にハウジング上方の空間を利用して放熱を行わせること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明において講じた手段は、ハウジングと、ハ
ウジングの下部に配設された保冷庫と外気を吸気する吸
気口と、ハウジングの上部に配設されるとともに温風を
送風する乾燥機と、吸熱面は保冷庫の内部に配設され、
且つ放熱面は保冷庫の外部に配設された熱電変換素子
と、ハウジングの上部に配設され、且つ放熱面から放熱
された熱を排熱するとともに乾燥機が外気を吸気する吸
排気口と、乾燥機の背後に位置する空間と、吸気口と空
間とをつなぐ吸気路とを有した保冷庫付き乾燥機におい
て、空間に配設された放熱フィンと、放熱面に一端が伝
熱的に固定されており吸気路を上方へ延在して他端が放
熱フィンに伝熱的に固定されるとともに放熱面の熱を放
熱フィンに搬送するヒートパイプと、放熱フィンを冷却
する冷却ファンとを有した保冷庫付き乾燥機。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、熱電変換素子の放熱面
と伝熱的にヒートパイプの吸熱側を固定して、ヒートパ
イプの放熱部を上方に延在させ、ハウジング上方の空間
を利用して放熱を行うことによって、熱電変換素子の放
熱面に取着される放熱フィンと、冷却ファンとを保冷庫
背面の狭いスペースで無理して配置する必要がなくな
る。又、ヒートパイプは、吸熱側で吸熱した熱を直ちに
放熱部へ輸送できるため、放熱作用の効果が向上する。
冷却ファンにより放熱フィンが冷却され、又、上部で放
熱された温風は、ハウジング外部へ直接排熱される。
又、乾燥機が作動しているときは、放熱された温風を利
用して乾燥機に使用されることが考えられる。
【0008】
【実施例】本発明に係る実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0009】図1に示されるように、電子保冷庫付き乾
燥機は、ハウジング10と、ハウジング10の上部に配
置される乾燥機11、12と、乾燥機12の下方に配置
され収納部である引き出し13と、引き出し13の下方
に配置される保冷庫14とから構成されている。図2に
示されるように、又、ハウジング10の上部には、乾燥
機11、12の吸気のためと、放熱された温風を排気す
るための排気口15と、下部には外気を吸気する吸気口
16とが設けられている。保冷庫14は、保冷空間19
を形成する断熱材17と、断熱材17の周囲に密着して
配設された木枠体18とがある。又、保冷空間19内に
出し入れ可能な状態で収納された引き出し部20と、引
き出し部20に収納ケース21が固定されており、又、
下端には、レール部材22が取着されている。このレー
ル部材22により出し入れ可能となっている。又、乾燥
機11、12と、引き出し13とは、本発明の要旨から
離れるため、説明を省略する。
【0010】次に、本発明の特徴である熱電変換素子3
0の説明をする。
【0011】図3に示されるように、熱電変換素子30
には、吸熱面24と放熱面31がある。吸熱面24に
は、熱伝導部材26を介して、保冷空間19内に吸熱部
25が固定されている。又、放熱面31には、放熱部3
2が配置されており、この放熱部32にヒートパイプ3
3のが吸熱部34がネジ35により固定されている。こ
のヒートパイプ33が、吸気路39aの中を上方の空間
40へ延在しており、端部が放熱部38となっている。
この放熱部38には、放熱フィン37が取着されてい
る。図4に示されるように、このヒートパイプ33は、
内部が空洞となっており、空洞部分36に液体が封入さ
れている。熱電変換素子30の放熱面31より放熱され
る熱が、ヒートパイプ33の吸熱部34に吸熱される
と、空洞内の液体が温められ、上方の空間40に位置し
ている放熱部38まで上昇する。上昇した液体は、放熱
部38に取着されている放熱フィン37に熱を放熱され
るとともに、冷却ファン23により冷却され下方へ降下
して、空洞内部36を循環する。
【0012】次に本実施例の作用を説明する。
【0013】図示しない操作スイッチにより、電源がオ
ンされると、熱電変換素子30へ通電される。熱電変換
素子30の通電によって、吸熱面24が吸熱を始め、熱
伝導部材26を介して吸熱部25と熱交換を行うため、
吸熱部25が冷却される。吸熱部25は、さらに保冷空
間19の空気と熱交換を行うため、保冷空間19が冷却
される。
【0014】又、放熱面31により発生した熱は、放熱
部32と熱交換を行い、放熱部32に固定されたヒート
パイプ33の吸熱部34と熱交換を行う。吸熱された熱
は、上方の空間40に位置している放熱部38の放熱フ
ィン37により、空間40内の空気と熱交換を行う。空
間40内では、冷却ファン37によって吸気口16より
外気が吸気され、吸気路39内を通って排気口15より
温風が排気される。
【0015】これにより、放熱フィン37と、冷却ファ
ンとを保冷庫14背面の狭いスペースで無理して配置す
る必要がなくなる
【0016】
【発明の効果】熱電変換素子の放熱面と伝熱的にヒート
パイプの吸熱側を固定して、ヒートパイプの放熱部を上
方に延在させ、ハウジング上方の空間を利用して放熱を
行うことによって、熱電変換素子の放熱面に取着される
放熱フィンと、冷却ファンとを保冷庫背面の狭いスペー
スで無理して配置する必要がなくなる。又、ヒートパイ
プは、吸熱側で吸熱した熱を直ちに放熱部へ輸送できる
ため、放熱作用の効果が向上する。冷却ファンにより放
熱フィンが冷却され、又、上部で放熱された温風は、ハ
ウジング外部へ直接排気される。又、乾燥機が作動して
いるときは、放熱された温風を利用して乾燥機に使用さ
れることが考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる保冷庫付き乾燥機の正面図であ
る。
【図2】本発明に係わる保冷庫付き乾燥機の断面図であ
る。
【図3】本発明に係わる保冷庫部の拡大図である。
【図4】図3のX線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10・・・ハウジング 11、12・・・乾燥機 13・・・収納部 14・・・保冷庫 15・・・排気口 16・・・吸気口 23・・・冷却ファン 24・・・吸熱面 30・・・熱電変換素子 31・・・放熱面 33・・・ヒートパイプ 37・・・放熱フィン 39a・・・吸気路 40・・・空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングの下部に配
    置された保冷庫と外気を吸気する吸気口と、前記ハウジ
    ングの上部に配置されるとともに温風を送風する乾燥機
    と、吸熱面が前記保冷庫の内部に配設され、且つ放熱面
    が前記保冷庫の外部に配設された熱電変換素子と、前記
    ハウジングの上部に配設され、且つ前記放熱面から放熱
    された熱を排熱するとともに乾燥機が外気を吸気する吸
    排気口と、前記乾燥機の背後に位置する空間と、前記吸
    気口と前記空間とをつなぐ吸気路とを有した保冷庫付き
    乾燥機において、前記空間に配設された放熱フィンと、
    前記放熱面に一端が伝熱的に固定されており前記吸気路
    を上方へ延在して他端が前記放熱フィンに伝熱的に固定
    されるとともに前記放熱面の熱を前記放熱フィンに搬送
    するヒートパイプと、前記放熱フィンを冷却する冷却フ
    ァンとを有した保冷庫付き乾燥機。
JP23328493A 1993-09-20 1993-09-20 保冷庫付き乾燥機 Pending JPH0791810A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23328493A JPH0791810A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 保冷庫付き乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

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JP23328493A JPH0791810A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 保冷庫付き乾燥機

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JPH0791810A true JPH0791810A (ja) 1995-04-07

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ID=16952691

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JP23328493A Pending JPH0791810A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 保冷庫付き乾燥機

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