JP2000165076A - 屋外用表示装置の筺体 - Google Patents

屋外用表示装置の筺体

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JP2000165076A
JP2000165076A JP10333975A JP33397598A JP2000165076A JP 2000165076 A JP2000165076 A JP 2000165076A JP 10333975 A JP10333975 A JP 10333975A JP 33397598 A JP33397598 A JP 33397598A JP 2000165076 A JP2000165076 A JP 2000165076A
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JP
Japan
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housing
display device
exhaust
main body
heat
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JP10333975A
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English (en)
Inventor
Yoshinari Kitagawa
善也 北川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容筐体内の温度が上昇することを防ぎ、表
示装置本体の熱による損傷を防止する。 【解決手段】 吸気口6より吸気された空気は表示装置
本体2を冷却し、排熱用ダクト4へ熱気が送り込まれ、
更に熱気は排気口3より自然排気される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋外用大型表示
装置の筺体に関するものであり、更に詳しく言えば、筺
体内部に実装した表示装置から排出される熱気を冷却す
る機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の筐体は、筐体に取り付け
た排気FANにより冷却する提案がなされている。例え
ば特開平3−19298号公報や特公平7−75277
号公報に示された技術は、屋外表示装置の回りを仕切り
板によって仕切ることで、表示装置の回りをダクトで覆
う構成となっている。ダクトの吸気口、排気口は筐体の
底面にあり、表示装置収納部から熱気をエアダクトへ排
気FANにより送り出す方式であった。
【0003】即ち、筐体の底面にある吸気口により表示
装置収納部に自然吸気し、表示装置筐体のダクトに対し
て熱気を排気FANにより排気し、ダクトから筐体外部
に対して、筐体底面より自然排気を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の屋外用大型表示
装置の筺体は以上のように構成されているので、ダクト
から外気への排気が自然排気であり、排気口が底面にあ
るため、排気効率は悪い。また、十分排気されず、ダク
トに熱気が停滞した場合、ダクトが表示装置収納部を暖
めるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、熱気の上昇する性質や、伝
導、拡散する性質を利用するとともに、前述の性質をよ
り効果的に発揮するために、FANやヒートパイプによ
り、冷却効率を高めた屋外用大型表示装置を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る屋外用表示装置の筺体は、収容筺体に表示装置本体が
収容されたものであって、収容筺体の側面に設けられた
排気口と、収容筺体の下部に設けられた吸気口と、表示
装置本体に設けられた排気用FANと、表示装置本体上
部に設けられると共に排気口に通じる排熱用ダクトとか
ら構成されたものである。
【0007】この発明の請求項2に係る屋外用表示装置
の筺体は、収容筺体に表示装置本体が収容されたもので
あって、収容筺体の前面に設けられた排気口と、収容筺
体の下部に設けられた吸気口と、表示装置本体に設けら
れた排気用FANと、表示装置本体上部に設けられると
共に排気口に通じる排熱用ダクトとから構成されたもの
である。
【0008】この発明の請求項3に係る屋外用表示装置
の筺体は、排気口に排気用FANを設けたものである。
【0009】この発明の請求項4に係る屋外用表示装置
の筺体は、吸気口に吸気用FANを設けたものである。
【0010】この発明の請求項5に係る屋外用表示装置
の筺体は、温度センサーを収容筺体に取付け、排気用F
AN及び吸気用FANを温度センサーが検出した温度に
より制御したものである。
【0011】この発明の請求項6に係る屋外用表示装置
の筺体は、収容筺体に表示装置本体が収容されたもので
あって、表示装置本体の発熱部に熱伝導性の高い物質を
接触させると共に、収容筺体外部に放熱板を設けたもの
である。
【0012】この発明の請求項7に係る屋外用表示装置
の筺体は、収容筺体に表示装置本体が収容されたもので
あって、収容筺体上部にヒートパイプを設けたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図に基づいて説明する。図1は実施の形態
1による屋外用表示装置の筺体を示す斜視図、図2は同
じく側面図である。図において、1は表示装置の収容筐
体、2はこの収容筐体1の下部に収容された表示装置本
体、3は収容筐体1の側面に設けられた排気口、4は表
示装置本体2の上部に設けられた排熱用ダクト、5は表
示装置本体2の上部に付属して設けられた排気用FAN
で、排熱用ダクト4に連通している。そして、排熱用ダ
クト4は、排気用FAN5の排気からの熱が再び収容筺
体1の中で循環せず全て外へ出るように、その端部4a
が排気口3に通じ、かつ下面4bが表示装置本体2と仕
切られるように構成されている。又、6は下部の吸気口
を示している。
【0014】次に動作について説明する。下部の吸気口
6より吸気された空気は表示装置本体2を冷却し、かわ
りに熱せられた空気は表示装置本体2に付属の排気用F
AN5により上方へ排出される。この時、排気用FAN
5及び熱の上昇する性質により、排熱用ダクト4へ熱気
が送り込まれ、この送り込まれた熱気は、排気口3より
自然排気される。これにより、表示装置の収容筐体1内
の温度が上昇することを防ぎ、表示装置本体2の熱によ
る損傷を防止することができる。
【0015】実施の形態2.上記実施の形態1におい
て、表示装置の収容筺体1を隣り合わせに複数台設置す
る場合には、収容筐体1と収容筐体1の隣り合っている
部分の空気の流れが悪くなり、図1における排気口3か
ら排出された熱気が、吸気口6より吸入され、冷却効果
が劣るという問題が発生する。そこで本実施形態におい
ては、図3、図4に示すように、排気用のダクトを前面
に持たせたものであり、図において、7は排熱用ダク
ト、8は収容筺体1の前面に設けられた排気口である。
このようにして、前面排気とすることで、吸気口6より
吸収されることが少なくなるため、冷却効果を高めるこ
とができる。
【0016】実施の形態3.上記実施の形態において
は、排熱用ダクトからの排気を自然排気にまかせていた
が、本実施形態においては、図5、図6に示すように、
排気口3,8に排気用FAN9を設けることにより、冷
却能力を更に高めた装置を得ることができる。
【0017】実施の形態4.また、上記実施の形態にお
いては、吸気は自然吸気に頼っていたが、本実施形態に
おいては、図7、図8に示すように、吸気口6に対して
も吸気用FAN10を設置することで、上部へ送風する
ことにより吸気量を増やして、更に冷却効果の高い装置
を得ることができる。
【0018】実施の形態5.上記実施の形態において
は、吸排気部にFANを取り付けたものを示したが、本
実施形態においては、図9、図10に示すように、温度
センサー(サーモセンサー)11を収容筺体1に取り付
け、吸排気用のFAN5,9,10を温度センサー11
が検出した温度によって図示しない制御装置により制御
するようにしたものである。これにより経済的効果を高
めることができる。
【0019】実施の形態6.また、本実施の形態におい
ては、図11に示すように、収容筐体1内において、表
示装置本体2上部の発熱部に熱伝導性の高い物質12を
接触させることにより、ヒートパイプを形成し、収容筐
体1外部に設けた放熱板13より、排熱を行うものであ
る。これにより、上記実施の形態と同様、冷却効果を高
め、表示装置本体2の熱による損傷を防止することがで
きる。
【0020】実施の形態7.本実施の形態においては、
図12に示すように、収容筐体1上部にヒートパイプ
(熱交換機)14を設け、収容筐体1内部の熱をヒート
パイプ14を通じて排出するようにしたものである。こ
れにより、上記実施の形態と同様、冷却効果を高め、表
示装置本体2の熱による損傷を防止することができる。
【0021】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る屋外用表示装
置の筺体によれば、収容筺体に表示装置本体が収容され
たものであって、収容筺体の側面に設けられた排気口
と、収容筺体の下部に設けられた吸気口と、表示装置本
体に設けられた排気用FANと、表示装置本体上部に設
けられると共に排気口に通じる排熱用ダクトとから構成
したので、収容筐体内の温度が上昇することを防ぎ、表
示装置本体の熱による損傷を防止することができる。
【0022】この発明の請求項2に係る屋外用表示装置
の筺体によれば、収容筺体に表示装置本体が収容された
ものであって、収容筺体の前面に設けられた排気口と、
収容筺体の下部に設けられた吸気口と、表示装置本体に
設けられた排気用FANと、表示装置本体上部に設けら
れると共に排気口に通じる排熱用ダクトとから構成した
ので、収容筺体を隣り合わせに複数台設置しても、排気
口から排出された熱気が吸気口より吸入されることが少
なくなり、冷却効果を高めることができる。
【0023】この発明の請求項3に係る屋外用表示装置
の筺体によれば、排気口に排気用FANを設けたので、
冷却能力を更に高めることができる。
【0024】この発明の請求項4に係る屋外用表示装置
の筺体によれば、吸気口に吸気用FANを設けたので、
上部に送風することにより、吸気量を増やして更に冷却
効果の高い装置を得ることができる。
【0025】この発明の請求項5に係る屋外用表示装置
の筺体によれば、温度センサーを収容筺体に取付け、排
気用FAN及び吸気用FANを温度センサーが検出した
温度により制御するようにしたので、経済的効果を高め
ることができる。
【0026】この発明の請求項6に係る屋外用表示装置
の筺体によれば、収容筺体に表示装置本体が収容された
ものであって、表示装置本体の発熱部に熱伝導性の高い
物質を接触させると共に、収容筺体外部に放熱板を設け
たので、冷却効果を高め、表示装置本体の熱による損傷
を防止することができる。
【0027】この発明の請求項7に係る屋外用表示装置
の筺体によれば、収容筺体に表示装置本体が収容された
ものであって、収容筺体上部にヒートパイプを設けたの
で、冷却効果を高め、表示装置本体の熱による損傷を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による屋外用表示装
置の筺体を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による屋外用表示装
置の筺体を示す側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による屋外用表示装
置の筺体を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による屋外用表示装
置の筺体を示す側面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による屋外用表示装
置の筺体を示す側面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による屋外用表示装
置の筺体を示す側面図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による屋外用表示装
置の筺体を示す側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による屋外用表示装
置の筺体を示す側面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による屋外用表示装
置の筺体を示す側面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による屋外用表示
装置の筺体を示す側図である。
【図11】 この発明の実施の形態6による屋外用表示
装置の筺体を示す斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態7による屋外用表示
装置の筺体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 収容筺体、2 表示装置本体、3,8 排気口、
4,7 排熱用ダクト、5,9 排気用FAN、6 吸
気口、10 吸気用FAN、11 温度センサー、12
熱伝導性の高い物質、13 放熱板、14 ヒートパ
イプ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容筺体に表示装置本体が収容された屋
    外用表示装置の筺体において、上記収容筺体の側面に設
    けられた排気口と、上記収容筺体の下部に設けられた吸
    気口と、上記表示装置本体に設けられた排気用FAN
    と、上記表示装置本体上部に設けられると共に上記排気
    口に通じる排熱用ダクトとを備えたことを特徴とする屋
    外用表示装置の筺体。
  2. 【請求項2】 収容筺体に表示装置本体が収容された屋
    外用表示装置の筺体において、上記収容筺体の前面に設
    けられた排気口と、上記収容筺体の下部に設けられた吸
    気口と、上記表示装置本体に設けられた排気用FAN
    と、上記表示装置本体上部に設けられると共に上記排気
    口に通じる排熱用ダクトとを備えたことを特徴とする屋
    外用表示装置の筺体。
  3. 【請求項3】 排気口に排気用FANを設けたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の屋外用表示装置の
    筺体。
  4. 【請求項4】 吸気口に吸気用FANを設けたことを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の
    屋外用表示装置の筺体。
  5. 【請求項5】 温度センサーを収容筺体に取付け、排気
    用FAN及び吸気用FANを上記温度センサが検出した
    温度により制御することを特徴とする請求項4に記載の
    屋外用表示装置の筺体。
  6. 【請求項6】 収容筺体に表示装置本体が収容された屋
    外用表示装置の筺体において、上記表示装置本体の発熱
    部に熱伝導性の高い物質を接触させると共に、上記収容
    筺体外部に放熱板を設けたことを特徴とする屋外用表示
    装置の筺体。
  7. 【請求項7】 収容筺体に表示装置本体が収容された屋
    外用表示装置の筺体において、上記収容筺体上部にヒー
    トパイプを設けたことを特徴とする屋外用表示装置の筺
    体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100819886B1 (ko) * 2006-07-07 2008-04-07 주식회사 지에스티 옥외용 디스플레이장치
KR100979213B1 (ko) 2008-04-16 2010-08-31 주식회사 엠쏘 공조시스템을 가지는 광고판
JP2015141288A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 三菱電機株式会社 マルチ画面表示装置
KR102393067B1 (ko) * 2021-10-06 2022-05-03 주식회사 아이진 옥외용 키오스크

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