JPH079117Y2 - カレンダ付電子時計 - Google Patents

カレンダ付電子時計

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JPH079117Y2
JPH079117Y2 JP9599190U JP9599190U JPH079117Y2 JP H079117 Y2 JPH079117 Y2 JP H079117Y2 JP 9599190 U JP9599190 U JP 9599190U JP 9599190 U JP9599190 U JP 9599190U JP H079117 Y2 JPH079117 Y2 JP H079117Y2
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JP
Japan
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date
wheel
calendar
date wheel
motor
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JP9599190U
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JPH0453585U (ja
Inventor
進 小棚木
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カレンダ付電子時計に関するものである。
〔考案の概要〕
カレンダ付電子時計において低トルクのモータ及び輪列
により日車を駆動させようとした場合、案内部と日車の
摩擦を極力減らさなければならない。本考案は、モータ
のトルクよりも日車の段部内周側面または段部外周側面
に接する位置に回転可能な案内部材を複数箇所に設ける
構造とした。該案内部材は日車を案内すると共に回動す
る。これにより日車の内周歯先を案内する構造よりも、
日車回転時の負荷を軽減することができ、低トルクのモ
ータでも日車駆動が行えるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来は時針を取付る筒車からさらに減速し中間車と日回
し車を介して日車を回転し、地板には日車の内周歯先に
接する全周に日車案内となる壁を設けていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の構造では、日車の回転トルクは確保されるが日車
修正に時間がかかってしまう。また、日車の内周歯先と
地板の壁により摺動し日車を案内するため日車の送り抵
抗が大きくなってしまうという課題を有していた。
そこで、本考案は低トルクモータで日車の送りが可能で
あり、日車修正時の日送り時間が短いカレンダ付電子時
計を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本考案においては日車の段
部内周側面、または段部外周側面に接する回転可能な案
内部材を地板の複数箇所に配置し、日車駆動用の専用モ
ータ、及び輪列により日車を回転させる構造とした。
〔作用〕
上記のような構成によれば、日車は回転可能な案内部材
に案内されて回転する。案内部材は複数あって日車の位
置は正しく保持される。そして、日車回転時の送り抵抗
が軽減され低トルクでも日送りが可能となるので減速が
小さくて済み、日車修正時の日送り時間が短くなる。ま
た、日車駆動専用のモータを使用するためモータの制御
により日車の正転及び逆転が可能となり、日文字の位置
調整を行うことができる。
〔実施例〕
以下に本考案を実施例に基づき詳細に説明する。第1図
は本考案の実施例1の平面図であり、第2図はその断面
図である。第1図において、地板1に植設されたピン2
を案内にステータ3、コイルブロック4が載置され、ロ
ータ5、日回し中間車(A)6、日回し中間車(B)7
が地板1と輪列受14により軸支される。回路基板15に実
装された集積回路16及び前記回路基板15に配設されたリ
ードパターン15aが前記コイルブロック4と電気的接続
を持つ位置に取り付ける。次に時計体の裏側から日回し
車8を輪列受14のほぞ穴に仮説し、前記日回し車8と噛
み合う位置に日車9を仮説する。日車押え12の外周部に
案内ピン10を軸に回動する案内車11の外周11aを日車の
段部内周側面9aに内接させる位置に設けることにより日
車9を回転可能な状態で支持する。地板1に設けられた
案内ピン1a及び1bにより位置決めされた日車押え12をね
じ13により固定することにより、前記日回し車8は軸支
され日車のはずれ防止となる。次にその動作について説
明すると前記回路基板15に実装された集積回路16により
駆動パルスが発生され、前記ステータ3及びコイルブロ
ック4、ロータ5により構成された転換機によりロータ
5が回動し日回し中間車(A)6、日回し中間車(B)
7へ回動が伝えられ日回し車8により日車9を回動させ
る。前記日車押え12に設けた4箇所の案内車11は、第2
図に示すように日車の段部内周側面9aと案内車外周部11
aが接し、日車9が回動することにより前記案内車11も
回動し日車9を案内する。
第3図は本考案の実施例2の平面図であり、第4図はそ
の断面図である。本考案の実施例1との相違点は、前記
案内車11をピン10により地板1に回動可能に固定し、日
車歯先内周部9aに周設する。前記案内車11の外周には日
車9と噛み合う歯形を形成し、日車9の歯形と噛み合せ
ることにより案内車11が回動し日車9を案内する構造で
ある。
第5図は本考案の実施例3の平面図であり、第6図はそ
の断面図である。本考案の実施例1との相違点は、前記
案内車11を日車の段部外周側面9bと接する位置にピン10
により回動可能に植設し日車9を案内する構造である。
第7図は本考案の実施例4の平面図であり、第8図はそ
の断面図である。本考案の実施例3との相違点は、日車
の段部外周部9bに歯形を形成し前記案内車11の外周にも
歯形を形成し前記日車の段部外周の歯形9bと噛み合せ
る。前記案内車11を地板1の周囲4箇所にピン10により
回動可能に植設する。日車9が回動することにより案内
車11も回動し日車9を案内する構造である。
〔考案の効果〕
以上述べてきたように本考案により、日車回転時の摩擦
抵抗を低減することができ、日車の専用モータ、輪列に
より日車の回転を制御することが可能となる。これによ
り集積回路との組合わせにより月末の日付修正が不用な
時計、時差修正時の日付変更の自動化、また、日文字位
置のズレを修正することができる。このように従来のカ
レンダ機構と違った構造で日車の駆動を自由に制御でき
る時計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例1の平面図、第2図はその断面
図、第3図は本考案の実施例2の平面図、第4図はその
断面図、第5図は本考案の実施例3の平面図、第6図は
その断面図、第7図は本考案の実施例4の平面図、第8
図はその断面図である。 1……地板 2……ピン 3……ステータ 4……コイルブロック 5……ロータ 6……日回し中間車(A) 7……日回し中間車(B) 8……日回し車 9……日車 10……ピン 11……案内車 12……日車押え 13……ねじ 14……輪列受 15……回路基板 16……集積回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カレンダ付電子時計において、日車を回転
    させるモータと、 前記モータの回転により回転し段部を有する日車と、 前記日車の段部の内周側面または段部の外周側面に接す
    る外周部を有し、地板等の支持部材に回転可能に支持さ
    れた複数の案内部材を有することを特徴とするカレンダ
    付電子時計。
  2. 【請求項2】カレンダ付電子時計において、日車を回転
    させるモータと、 前記モータの回転を輪列を介して伝達を受ける内周歯を
    有する日車と、 前記日車の内周歯と噛み合い、地板等の支持部材に回転
    可能に支持された複数の歯車を有することを特徴とする
    カレンダ付時計。
  3. 【請求項3】カレンダ付時計において、日車を回転させ
    るモータと、 前記モータの回転により回転し、段部の外周に歯部を有
    する日車と、 前記日車の段部の外周の歯部と噛み合い、地板等の支持
    部材に回転可能に支持された複数の歯車を有することを
    特徴とするカレンダ付時計。
JP9599190U 1990-09-12 1990-09-12 カレンダ付電子時計 Expired - Fee Related JPH079117Y2 (ja)

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JPH0453585U JPH0453585U (ja) 1992-05-07
JPH079117Y2 true JPH079117Y2 (ja) 1995-03-06

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