JPH0790735B2 - 車両の自動変速制御装置 - Google Patents

車両の自動変速制御装置

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JPH0790735B2
JPH0790735B2 JP16687387A JP16687387A JPH0790735B2 JP H0790735 B2 JPH0790735 B2 JP H0790735B2 JP 16687387 A JP16687387 A JP 16687387A JP 16687387 A JP16687387 A JP 16687387A JP H0790735 B2 JPH0790735 B2 JP H0790735B2
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JP
Japan
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shift
vehicle
propelled
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idle
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JP16687387A
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JPS6412937A (en
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益夫 柏原
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株式会社ユニシアジェックス
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、エンジンにメカニカルクラッチを介して接続
されるトランスミッションを備えた車両の自動変速制御
装置に関する。
〈従来の技術〉 このような従来の車両の自動変速制御装置としては、以
下に示すようなものが知られている(特開昭60−252855
号公報)。
すなわち、エンジンにメカニカルクラッチを介して接続
されるトランスミッションを備え、運転者のシフトセレ
クタ操作によるシフト指令を電気信号に変換して制御装
置に伝達すると共に、この電気信号に基づいた制御信号
を制御装置から発して、メカニカルクラッチの断続操作
及びトランスミッションのギアシフト操作を自動的に行
うようにしている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の自動変速装置付車両に
おいては、アイドル運転時にはメカニカルクラッチをオ
フさせて車両を停止させるようにしているので、機関の
アイドル回転速度で車両を走行(以下、アイドル自走と
呼ぶ。)させたいときには、アクセルペダルをやや踏込
んでメカニカルクラッチをオンさせた状態でアイドル自
走を行う必要がある。このため、アイドル自走中にはア
クセルペダルを踏み続けなければならず操作性が悪かっ
た。また、車室内に設けられたスイッチ等の外部入力に
よりメカニカルクラッチをオンさせてアイドル自走を行
うものがあるが、この場合にはコスト高を招くという不
具合がある。さらに、実願昭60−145089号に開示される
従来の装置では、発進時には運転者のアクセル操作によ
りアクセル開示が所定値以上となり、機関回転速度が所
定値以上とならないメカニカルクラッチはオンされない
ため、渋滞走行や低μ路走行時等における運転者の極低
速発進要求(小さな駆動力での発進要求)には応えるこ
とができないという問題があった。
また、同装置では、アイドル自走させている際に、アク
セル開度が所定値以上となった場合には、直ちにアイド
ル自走条件が解除され通常の変速制御(アクセルペダル
から足を離した時にはメカニカルクラッチをオフして変
速操作等や停車円滑に行なわせる制御)へ移行すること
になるから、アクセル開度センサ(或いはスロットルセ
ンサ)出力に重畳するノイズや不用意なアクセル操作に
よって(即ち運転者にはアイドル自走を継続する意志が
あっても)、直ちにアイドル自走が禁止されてしまうと
いう問題があった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、簡
易な構成でかつ簡易な操作でメカニカルクラッチを介し
て接続されるトランスミッションの自動変速制御の最適
化を図って、以って車両運転性を高めることができる車
両の自動変速制御装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するため手段〉 このため、請求の範囲第1項に記載の発明は第1図に示
すように、エンジンAにメカニカルクラッチBを介して
接続されるトランスミッションCを備え、シフトセレク
タDからのシフト指令信号に基づいて前記メカニカルク
ラッチBの断続操作及びトランスミッションCのギアシ
フト操作を自動制御する変速制御手段Eを備えるものに
おいて、停車状態を検出する停車状態検出手段Fと、停
車状態においてアクセル操作が所定時間以上継続してな
されたときに、前記メカニカルクラッチを接続させるク
ラッチ制御手段Gと、を備えるようにした。
そして、請求の範囲第2項に記載された発明に係る車両
の自動変速制御装置は、上記構成に加えて、第1図に破
線で示すように、アイドル自走条件を検出してアイドル
自走条件成立判定を行なうアイドル自走条件成立判定手
段Hと、アイドル自走条件成立時には、アクセルペダル
から足を離しても前記メカニカルクラッチを持続してア
イドル自走させるアイドル自走手段Iと、アイドル自走
中に、アクセル操作が所定時間以上接続してなされたと
きに、前記アイドル自走条件成立を解除するアイドル自
走条件解除手段Jと、を備えるようにした。
〈作用〉 このようにして、所定の運転条件が検出されたときに、
運転者の操作によらずアイドル自走に移行させるように
した。
〈実施例〉 以下に、本発明の一実施例を第2図及び第3図に基づい
て説明する。
第2図は、本発明のハードウェア構成を示す。
すなわち、エンジン10にはメカニカルクラッチ20を介し
てトランスミッション30が取り付けられ、その出力軸
は、プロペラシャフト33を介して図示しないリアアクス
ルに連結されている。
エンジン10の吸気通路11に配設された吸気絞弁12には、
その開度が制御するスロットルアクチュエータ13が取り
付けられている。また、アクセルペダル操作量を検出す
るアクセル開度検出手段としてのアクセル開度センサ
(図示せず)が設けられている。
クラッチ20には、そのストローク量からクラッチ20の断
続状態を検出するクラッチストロークセンサ21と、図示
しないリザーバタンクに電磁開閉弁23を介して接続され
た空気圧シリンダからなるクラッチアクチュエータ22
と、が設けられている。クラッチアクチュエータ22は、
電磁開閉弁23の開閉作動によってクラッチ20を断続す
る。
トランスミッション30には、図示しないリザーバタンク
に電磁開閉弁35を介して接続された空気圧シリンダから
なるトランスミッションアクチュエータ31と、シフト位
置を検出するシフト位置センサ32と、を備える一方、ト
ランスミッション30の出力軸33の回転速度から車速を検
出する車速検出手段と停車状態検出手段としての車速セ
ンサ34が設けられている。トランスミッションアクチュ
エータ31は、電磁開閉弁35の開閉作動によってトランス
ミッション30内のギアをシフトチェンジする。
一方、運転室内には、シフトチェンジの際に運転者によ
り手動操作されるシフトレジスタ41を備え該シフトレジ
スタ41の位置によりシフト段を指定するシフトセレクタ
40が設けられている。なお、シフト段は、Nレンジ(ニ
ュートラルレンジ)、Dレンジ(ドライブレンジ)、1
速〜4速レンジ、Rレンジ(リバースレンジ)等からな
っている。また、シフトセレクタ40には、シフト段を検
出するシフト段検出センサ42が設けられている。
制御装置50には、アクセル開度センサ、クラッチストロ
ークセンサ21、シフト位置センサ32、車速センサ34、シ
フト段検出センサ42及びキースイッチ60からの電気信号
が入力される。一方、制御装置50からは、電磁開閉弁2
3,25及び後述するスイッチング装置71に制御信号が出力
される。
制御装置50、スロットルアクチュエータ13、クラッチス
トロークセンサ21、シフト位置センサ32、車速センサ34
及びシフト段検出センサ42は、電源回路70及びトランジ
スタを備えたスイッチング装置71を介してバッテリ72に
接続されている。
ここで、制御装置50が変速制御手段とクラッチ制御手段
とを構成する。
次に作用を第3図のフローチャートに従って説明する。
まず、通常の変速制御を説明すると、たとえば、シフト
段がDレンジにあるときは車速とスロット開度とを検出
して、これらの検出値と、車速とスロットル開度との相
関でシフトチェンジ位置が設定記憶されたシフトパター
ンと、を比較し、電磁弁23,35に制御信号を発して、ク
ラッチアクチュエータ22及びトランスミッションアクチ
ュエータ31を作動させて、シフトチェンジを自動的に行
う。
また、シフトレジスタ40の位置が4速レンジに入ったと
きにはクラッチアクチュエータ22及びトランスミッショ
ンアクチュエータ31を作動させてトランスミッション30
のシフト位置を4速段にシフトチェンジした後その段に
強制的に維持させる。
そして、S1では、現在アイドル自在中か否かを判定し、
NOのときにはS2に進みYESのときにはS8に進む。このア
イドル自走の判定は、スロットル開度(開度が零で吸気
絞弁12が全閉状態)と、車速(車速が一定以下)との検
出信号によって行われる。
S2では、現在停車中(車速が零)か否かを判定し、YES
のときにはS3に進みNOのときにはS4に進む。
S3では、アクセルペダルが第1所定時間T1以上継続して
踏まれたか否かを判定し、YESのときにはS6に進みNOの
ときにはS7に進む。
S6では、電磁弁23に制御信号を発してクラッチアクチュ
エータ22を作動させメカニカルクラッチ20をオンさせ
る。これにより、トランスミッション30がニュートラル
位置でなければアクセルペダルを踏み続けることなくア
イドル自走が行われる(第4図中A)。
一方、走行中にはS4において、検出された車速が所定値
V1以下か否かを判定し、YESのときにはS5に進みNOのと
きにはS7に進む。
S5では、検出されたアクセル開度が所定値α以下か否
かを判定し、YESのときにはS6に進みアイドル自走制御
に移行(第4図B)する一方、S7では前記通常の変速制
御を行う。
アイドル自走中と判定されたときには、S8でアクセルペ
ダルが前記第1所定時間T1より長い第2所定時間T2以上
接続して踏まれたか否かを判定し、YESのときにはS11に
進みNOのときにはS9に進む。
S9では、フットブレーキ或いはハンドブレーキの作動状
態を検出するブレーキスイッチオンがオンしたか否かを
判定し、YESのときにはS11に進みNOのときにはS10に進
む。
S10では、シフトレバ41のシフトチェンジ操作があった
か否かを判定し、YESのときにはS11に進みNOのときには
S6に進む。
このようにして、S8〜S10を満足しないとき(いずれもN
Oの判定)にはS6にてアイドル自走制御を継続させる一
方、S8〜S10の少なくとも一つを満足したときにはS11に
てアイドル自走制御を解除(第4図中C〜E)し通常の
変速制御に移行させる。
以上説明したように、停車中にはアクセルが所定時間T1
以上オンされたとき、走行中には車速が所定値V1以下で
かつアクセル開度が所定値α以下のときに、夫々アイ
ドル自走に移行させる一方、アイドル自走の解除も従来
から使用されているセンサに基づいて行うようにしたの
で、極めて簡易な構成でかつアクセルペダルを踏みつづ
けることなくアイドル自走を行うことができる。
〈発明の効果〉 請求の範囲第1項に記載の発明は、以上説明したよう
に、停車中にアクセル操作が所定時間継続してなされた
とき、或いは走行中には車速が所定値以下でかつアクセ
ル開度が所定値以下のときに、アイドル自走を行うよう
にしたので、極めて簡易な構成でかつアクセルペダルを
踏みつづけることなくアイドル自走を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求の範囲第1項に記載の発明のクレーム対応
図、第2図は本発明の一実施例を示す構成図、第3図は
同上のフローチャート、第4図は同上の作用を説明する
ための図である。 10……エンジン、20……メカニカルクラッチ 30……トランスミッション、34……車速センサ 40……シフトセレクタ、50……制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンにメカニカルクラッチを介して接
    続されトランスミッションを備え、シフトセレクタから
    のシフト指令信号に基づいて前記メカニカルクラッチの
    断続操作及びトランスミッションのギヤシフト操作を自
    動制御する変速制御手段を備えた車両の自動変速制御装
    置において、 停車状態を検出する停車状態検出手段と、 停車状態においてアクセル操作が所定時間以上継続して
    なされたときに、前記メカニカルクラッチを継続させる
    クラッチ制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両の自動変速制御装置。
  2. 【請求項2】アイドル自走条件を検出してアイドル自走
    条件成立判定を行なうアイドル自走条件成立判定手段
    と、 アイドル自走条件成立時には、アクセルペダルから足を
    離しても前記メカニカルクラッチを接続してアイドル自
    走させるアイドル自走手段と、 アイドル自走中に、アクセル操作が所定時間以上継続し
    てなされたときに、前記アイドル自走条件成立を解除す
    るアイドル自走条件解除手段と、 を備えたことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の車
    両の自動変速制御装置。
JP16687387A 1987-07-06 1987-07-06 車両の自動変速制御装置 Expired - Lifetime JPH0790735B2 (ja)

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