JPH07208590A - セミ・オートマチック・トランスミッションに使用される変速選択回路 - Google Patents

セミ・オートマチック・トランスミッションに使用される変速選択回路

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JPH07208590A
JPH07208590A JP6013968A JP1396894A JPH07208590A JP H07208590 A JPH07208590 A JP H07208590A JP 6013968 A JP6013968 A JP 6013968A JP 1396894 A JP1396894 A JP 1396894A JP H07208590 A JPH07208590 A JP H07208590A
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JP
Japan
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controller
shift
relay
tractor
switch
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JP6013968A
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Ichiro Yoshida
一郎 吉田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • B60W30/18009Propelling the vehicle related to particular drive situations
    • B60W30/18027Drive off, accelerating from standstill

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクタが非けん引状態で交通信号で発進す
る際に、そのトラクタの発進性および加速性を向上して
交通渋滞を回避する。 【構成】 リレー12が、キー・スイッチ11に直列で
コントローラ25の入力回路に接続され、そして、トレ
ーラ・ピックアップ・スイッチ13で動作および復帰さ
れるところである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に関係ある分野】この発明は、セミ・オートマチ
ック・メカニカル・トランスミッションに使用される変
速選択回路に関し、特に、トラクタが非けん引状態で発
進する際に、スキップ・シフトを可能にするところのセ
ミ・オートマチック・メカニカル・トランスミッション
に使用される変速選択回路に関する。
【0002】
【背景技術】最近の大型トラクタでは、セミ・オートマ
チック・トランスミッションが活用されて運転操作の向
上が図られてきている。そのセミ・オートマチック・ト
ランスミッションは、メカニカル・トランスミッション
のギアの切替えがエンジン回転数およびクラッチ断接を
制御しながら電子制御されるところである。そして、そ
のような電子制御を可能にするために、そのセミ・オー
トマチック・トランスミッションは、エンジン回転数を
制御するスロットル・アクチュエータ、クラッチを制御
するクラッチ・アクチュエータ、およびそのトランスミ
ッションのギア・シフト・アンド・セレクトを制御する
シフト・ユニットを構え、そして、コンピュータが自動
変速線図、すなわち、シフト・アップおよびシフト・ダ
ウン・マップを入力し、そして、チェンジ・レバーの変
速、アクセル開度、クラッチの断接、トランスミッショ
ンの入力回転数および出力回転数、および車速などの信
号を入力してそれら信号をそのマップに照合し、通常走
行時には、アクセル・ペダルの踏み込み量に応じてその
スロットル・アクチュエータを動かしてエンジンを制御
し、また、変速時には、そのスロットル・アクチュエー
タ、クラッチ・アクチュエータ、およびシフト・ユニッ
トを動かしてエンジンの回転数、クラッチの断接、およ
びトランスミッションのギア・チェンジを制御するとこ
ろである。
【0003】勿論、チェンジ・レバーがすばやく操作さ
れると、スキップ・シフト(飛び越し変速)がそのトラ
ンスミッションに可能にされるところである。すなわ
ち、エンジンの実用回転数範囲において変速可能な範囲
で設定された最大変速段までの飛び越しのシフト・アッ
プまたはシフト・ダウンがそのトランスミッションに可
能にされる。ところが、発進は1速から行なわれるの
で、そのトラクタはトレーラを連結しない非けん引時に
も発進が1速から順々にシフト・アップをしなければな
らないので、他の車の流れに沿って加速することができ
ないという問題があった。
【0004】
【発明の課題】この発明の課題は、トラクタが非けん引
状態で交通信号で発進する際に、そのトラクタの発進性
および加速性を向上して交通渋滞を回避可能にするとこ
ろのセミ・オートマチック・トランスミッションに使用
される変速選択回路の提供にある。
【0005】また、この発明の課題は、トラクタが非け
ん引状態で交通信号で発進する際に、そのトラクタの発
進性および加速性を向上して交通渋滞を回避可能にし、
そして、そのトラクタが非けん引状態で坂道で発進する
際に、そのトラクタに通常発進を可能にするところのセ
ミ・オートマチック・トランスミッションに使用される
変速選択回路の提供にある。
【0006】
【課題に相応する手段およびその作用】この発明は、リ
レーがキー・スイッチに直列でコントローラの入力回路
に接続され、そして、トレーラ・ピックアップ・スイッ
チで動作および復帰されるところで回路に構成され、そ
して、トラクタが非けん引状態で交通信号で発進する
際、そのトレーラ・ピックアップ・スイッチが開路され
ることによってそのリレーが復帰されてそのコントロー
ラの入力回路に流れる電流が切られ、そして、そのコン
トローラは、チェンジ・レバーの1回のシフト・アップ
操作に応じてメカニカル・トランスミッションのギア・
シフト・アンド・セレクトを制御するシフト・ユニット
を動かしてそのメカニカル・トランスミッションが1速
段よりも高位段に設定された変速段のギアに入れられる
ところである。
【0007】また、この発明は、リレーがキー・スイッ
チに直列でコントローラの入力回路に接続されてトレー
ラ・ピックアップ・スイッチで動作および復帰され、そ
して、解除スイッチがそのリレーおよびキー・スイッチ
をそのコントローラの入力回路に選択的に接続するとこ
ろで回路に構成され、そして、トラクタが非けん引状態
で交通信号で発進する際、そのトレーラ・ピックアップ
・スイッチが開路されることによってそのリレーが復帰
されてそのコントローラの入力回路に流れる電流が切ら
れ、そして、そのコントローラは、チェンジ・レバーの
1回のシフト・アップ操作に応じてメカニカル・トラン
スミッションのギア・シフト・アンド・セレクトを制御
するシフト・ユニットを動かしてそのメカニカル・トラ
ンスミッションが1速段よりも高位段に設定された変速
段のギアに入れられ、また、そのトラクタが非けん引状
態で坂道で発進する際、その解除スイッチを動作するこ
とによって電流がそのキー・スイッチを経由してそのコ
ントローラの入力回路に流れ、そして、そのコントロー
ラは、チェンジ・レバーのシフト・アップ操作に応じて
メカニカル・トランスミッションのギア・シフト・アン
ド・セレクトを制御するシフト・ユニットを動かしてそ
のメカニカル・トランスミッションが1速段のギアに入
れられるところである。
【0008】
【具体例の説明】以下、この発明のセミ・オートマチッ
ク・トランスミッションに使用される変速選択回路の特
定された具体例について、図面を参照して説明する。図
1ないし図5は、セミ・オートマチック・トランスミッ
ション20を搭載してトレーラをけん引する大型トラク
タに適用されるところのこの発明のセミ・オートマチッ
ク・トランスミッションに使用される変速選択回路の具
体例10を示し、そして、その変速選択回路10が適用
されるところのそのセミ・オートマチック・トランスミ
ッション20は、前進12段および後退2段の常時かみ
合い型メカニカル・トランスミッション21が使用さ
れ、そしてさら、そのメカニカル・トランスミッション
21のギア・シフト・アンド・セレクトを制御するシフ
ト・ユニット22と、そのトラクタに搭載されるディー
ゼル・エンジン40のエンジン回転数を制御するスロッ
トル・アクチュエータ23と、そのディーゼル・エンジ
ン40およびメカニカル・トランスミッション21間に
配置されるクラッチ41を制御するクラッチ・アクチュ
エータ24と、そのシフト・ユニット22、スロットル
・アクチュエータ23、およびクラッチ・アクチュエー
タ24を動かすコントローラ25とを備えて構成され
る。
【0009】そして、そのコントローラ25は、予めシ
フト・アップおよびシフト・ダウン・マップ(図示せ
ず)を入力し、チェンジ・レバー・ユニット26からチ
ェンジ・レバー27の変速信号を、アクセル・センサ2
8からアクセル開度信号を、クラッチ・センサ(クラッ
チ・スイッチ)29からクラッチ41の断接信号を、イ
ンプット回転センサ30からそのメカニカル・トランス
ミッション21の入力回転数信号(エンジン回転数)
を、およびアウトプット回転センサ31からそのメカニ
カル・トランスミッション21の出力回転数信号(車
速)などを入力してそれら信号をそのマップに照合し、
通常走行時には、アクセル・ペダル32の踏込み量に応
じてそのスロットル・アクチュエータ23を動かしてそ
のディーゼル・エンジン40の回転を制御し、また、変
速時には、そのスロットル・アクチュエータ23、クラ
ッチ・アクチュエータ24、およびシフト・ユニット2
2を互いに関連させて動かしてそのディーゼル・エンジ
ン40の回転数を、そのクラッチ41の断接を、および
そのメカニカル・トランスミッション21のギア・チェ
ンジをそれぞれ制御する。
【0010】そのようにして、そのセミ・オートマチッ
ク・トランスミッション20では、そのメカニカル・ト
ランスミッション21のギア切替えがそのチェンジ・レ
バー27の操作に応じてそのコントローラ25で電子制
御されるところであるが、そのコントローラ25はまた
そのチェンジ・レバー27がすばやく操作されると、そ
のメカニカル・トランスミッション21をスキップ・シ
フト(飛び越し変速)させる。
【0011】その変速選択回路10は、トレーラ・ピッ
クアップ・スイッチ13で動作および復帰されるリレー
12がキー・スイッチ11に直列でそのコントローラ2
5の入力回路に電気的に接続され、そして、解除スイッ
チ14がそのキー・スイッチ11およびリレー12をそ
のコントローラ25の入力回路に選択的に電気的に接続
するところの電気回路に構成され、そして、そのトラク
タが非けん引状態で道路の信号で発進する際、そのトレ
ーラ・ピックアップ・スイッチ13が開路されるので、
そのリレー12が消磁されて電源17からそのコントロ
ーラ25の入力回路に流れる電流が切られ、すなわち、
そのコントローラ25の入力回路がそのキー・スイッチ
11から遮断され、そして、そのコントローラ25は、
そのチェンジ・レバー27が1回シフト・アップ操作さ
れると、そのチェンジ・レバー27の1回のシフト・ア
ップ操作に応動されて予め入力されたスタート・プログ
ラムに基づいてそのシフト・ユニット22を動かし、そ
のメカニカル・トランスミッション21が予め1速段よ
りも高位段に設定された変速段のギア、例えば、5速段
のギアに入れられ、そして、そのトラクタに5速の発進
を可能にする。
【0012】そしてさらに、その変速選択回路10は、
そのトラクタが非けん引状態で坂道で発進する際、その
坂道の状況に応じてその解除スイッチ14を手動操作す
るか否かでそのキー・スイッチ11、リレー12、およ
び解除スイッチ14を経由してその電源17からそのコ
ントローラ25の入力回路に電流を流さないかあるいは
そのキー・スイッチ11および解除スイッチ14を経由
してその電源17からそのコントローラ25の入力回路
に電流を流してそのトラクタに1速発進あるいは5速発
進を選択可能にする(図4および図5参照)。
【0013】そのリレー12は、電磁リレーが使用さ
れ、そして、その電磁リレー12は、接点がそのキー・
スイッチ11および解除スイッチ14に電気的に接続さ
れ、そして、電磁コイル15が抵抗16を通してその電
源17に電気的に接続されるところである。
【0014】そのトレーラ・ピックアップ・スイッチ1
3は、トレーラ・リレー・バルブに配置されてその電磁
リレー12の電磁コイル15に電気的に接続される。勿
論、そのトレーラ・リレー・バルブ51は、そのトラク
タおよびトレーラのブレーキ・システム50においてカ
ット・バルブ52およびトレーラ・コック53を経由し
てトレーラ・タンク54にトレーラ・ブレーキ、ライン
55で通常に接続される。そして、そのトレーラ・ブレ
ーキ・ライン55はトレーラ・カップリング56でトレ
ーラ・エマージェンシ・ライン(図示せず)を接続す
る。また、そのトレーラ・リレー・バルブ51は別のト
レーラ・カップリング(図示せず)でトレーラ・サービ
ス・ライン(図示せず)を接続する。
【0015】次に、その変速選択回路10の動作を説明
する。図3に示されるようにけん引状態では、そのトレ
ーラ・コック53が開かれてそのトレーラのスプリング
・ブレーキが解除されるので、そのトレーラ・ピックア
ップ・スイッチ13はそのトレーラ・タンク54から供
給される圧縮空気の圧力を感知して接点が閉じられる。
そして、そのトレーラ・ピックアップ・スイッチ13が
閉路されるのに伴って電流がその抵抗16を通ってその
電源17からその電磁リレー12の電磁コイル15に流
れてその電磁コイル15が励磁されるので、その電磁リ
レー12は接点が閉じられて閉路される。そのようにし
てその電磁リレー12が閉路されるので、けん引状態の
電気信号として電流がそのキー・スイッチ11、電磁リ
レー12、および解除スイッチ14を経由してその電源
17からそのコントローラ25の入力回路に流れ、そし
て、そこでそのコントローラ25はそのトラクタのけん
引状態を判断し、そして、そのトラクタの発進には、通
常発進のプログラムを選択して1速からそのメカニカル
・トランスミッション21を変速可能にする。すなわ
ち、そのコントローラ25は、そのチェンジ・レバー2
7のシフト・アップ操作に応じてそのメカニカル・トラ
ンスミッション21のギアの切替えを1速から順々に行
なう。
【0016】また、図4に示されるように非けん引状態
では、そのトレーラ・コック53が閉じられてそのトレ
ーラ・カップリング56が外されるので、そのトレーラ
・ブレーキ・ライン55の圧縮空気がそのトレーラ・カ
ップリング56から大気に開放されてそのトレーラ・ピ
ックアップ・スイッチ13は接点が開かれて開路され
る。そして、そのトレーラ・ピックアップ・スイッチ1
3が開路されるに伴ってその電磁リレー12の電磁コイ
ル15に流れる電流が切られてその電磁コイル15が消
磁されるので、その電磁リレー12は接点が開かれて開
路される。そのようにしてその電磁リレー12が開路さ
れるので、非けん引状態の電気信号として電流がそのキ
ー・スイッチ11、電磁リレー12、および解除スイッ
チ14を経由してその電源17からそのコントローラ2
5の入力回路に流れず、そして、そこでそのコントロー
ラ25はそのトラクタの非けん引状態を判断し、そし
て、そのトラクタの発進には、そのスタート・プログラ
ムに基づいて5速からそのメカニカル・トランスミッシ
ョン21を変速可能にする。すなわち、そのコントロー
ラ25は、そのチェンジ・レバー27の1回のシフト・
アップ操作でそのスタート・プログラムに基づいてその
メカニカル・トランスミッション21のギアの切替えを
5速から行なう。従って、そのトラクタが交通信号で発
進する際、発進遅れおよび加速遅れが回避され、すなわ
ち、発進性および加速性が向上されてそのトラクタは他
の車の流れに沿って走行可能になり、そして、交通渋滞
が回避される。
【0017】さらに、図5に示されるように非けん引状
態で坂道では、その解除スイッチ14を動作させること
によってそのキー・スイッチ11を経由してその電源1
7からそのコントローラ25の入力回路に電流を流して
そのコントローラ25にそのトラクタの状況が坂道発進
であることを判断させる。そして、そこでそのコントロ
ーラ25は1速からそのメカニカル・トランスミッショ
ン21を変速可能にする。すなわち、この場合のそのコ
ントローラ25によるそのメカニカル・トランスミッシ
ョン21のギアの切替えは、そのトラクタのけん引状態
に同じく行なわれる。従って、その大型トラクタは、非
けん引状態でもその坂道では無理なく円滑に発進され
る。
【0018】その前述された変速選択回路10では、そ
の解除スイッチ14が使用されたところであるが、発進
の変速段が1速段よりも幾か高いところの高位段に設定
される場合には、その解除スイッチ14は省かれる。ま
た、そのコントローラ25は、非けん引状態でそのトラ
クタに5速から発進させるところで説明されたが、その
トラクタに3速あるいは4速から発進させるところでプ
ログラムすることも可能である。
【0019】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
その他の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の
内容は、その発明の課題に相応してその発明の成立に必
須である。
【0020】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
セミ・オートマチック・トランスミッションに使用され
る変速選択回路は、リレーがキー・スイッチに直列でコ
ントローラの入力回路に接続され、そして、トレーラ・
ピックアップ・スイッチで動作および復帰されるところ
であるので、この発明のセミ・オートマチック・トラン
スミッションに使用される変速選択回路では、トラクタ
が非けん引状態で交通信号で発進する際、そのコントロ
ーラに非けん引状態を判断させ、チェンジ・レバーの1
回のシフト・アップ操作でそのコントローラにメカニカ
ル・トランスミッションのギア・シフト・アンド・セレ
クトを制御するシフト・ユニットを動かさせてそのメカ
ニカル・トランスミッションが1速段よりも高位段に設
定された変速段のギアに入れられ、そのトラクタの発進
遅れおよび加速遅れが避けられ、すなわち、そのトラク
タに発進性および加速性が向上され、それに伴って交通
渋滞が回避され、その結果、セミ・オートマチック・ト
ランスミッションを搭載するトラクタにとって非常に有
用で実用的である。
【0021】また、この発明のセミ・オートマチック・
トランスミッションに使用される変速選択回路は、リレ
ーがキー・スイッチに直列でコントローラの入力回路に
接続されてトレーラ・ピックアップ・スイッチで動作お
よび復帰され、そして、解除スイッチがそのリレーおよ
びキー・スイッチをそのコントローラの入力回路に選択
的に接続するところであるので、この発明のセミ・オー
トマチック・トランスミッションに使用される変速選択
回路では、トラクタが非けん引状態で交通信号で発進す
る際、そのコントローラに非けん引状態を判断させ、チ
ェンジ・レバーの1回のシフト・アップ操作でそのコン
トローラにメカニカル・トランスミッションのギア・シ
フト・アンド・セレクトを制御するシフト・ユニットを
動かさせてそのメカニカル・トランスミッションが1速
段よりも高位段に設定された変速段のギアに入れられ、
そのトラクタの発進遅れおよび加速遅れが避けられ、す
なわち、そのトラクタに発進性および加速性が向上さ
れ、それに伴って交通渋滞が回避され、また、そのトラ
クタが非けん引状態で坂道で発進する際、その解除スイ
ッチを動作することによってそのコントローラをけん引
状態の制御に戻し、そのチェンジ・レバーのシフト・ア
ップ操作に応じてそのコントローラにそのメカニカル・
トランスミッションのギア・シフト・アンド・セレクト
を制御するそのシフト・ユニットを動かさせてそのメカ
ニカル・トランスミッションが通常に1速段のギアに入
れられ、そのトラクタが無理なく円滑に発進され、その
結果、セミ・オートマチック・トランスミッションを搭
載するトラクタにとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】セミ・オートマチック・トランスミッションを
搭載してトレーラをけん引する大型トラクタに適用され
るところのこの発明のセミ・オートマチック・トランス
ミッションに使用される変速選択回路を示した概説図で
ある。
【図2】図1に示されるセミ・オートマチック・トラン
スミッションのシステム・ブロック図である。
【図3】トラクタがけん引状態にある際の変速選択回路
を示した回路図である。
【図4】トラクタが非けん引状態で発進する際の変速選
択回路を示した回路図である。
【図5】トラクタが非けん引状態で坂道で発進する際の
変速選択回路を示した回路図である。
【符号の説明】
11 キー・スイッチ 12 リレー/電磁リレー 13 トレーラ・ピックアップ・スイッチ 14 解除スイッチ 15 電磁コイル 16 抵抗 17 電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレーが、キー・スイッチに直列でコン
    トローラの入力回路に接続され、そして、トレーラ・ピ
    ックアップ・スイッチで動作および復帰されるところの
    セミ・オートマチック・トランスミッションに使用され
    る変速選択回路。
  2. 【請求項2】 そのリレーが、電磁リレーである請求項
    1に記載のセミ・オートマチック・トランスミッション
    に使用される変速選択回路。
  3. 【請求項3】 リレーが、キー・スイッチに直列でコン
    トローラの入力回路に接続されてトレーラ・ピックアッ
    プ・スイッチで動作および復帰され、そして、解除スイ
    ッチが、そのリレーおよびキー・スイッチをそのコント
    ローラの入力回路に選択的に接続するところのセミ・オ
    ートマチック・トランスミッションに使用される変速選
    択回路。
  4. 【請求項4】 そのリレーが、電磁リレーである請求項
    3に記載のセミ・オートマチック・トランスミッション
    に使用される変速選択回路。
JP6013968A 1994-01-12 1994-01-12 セミ・オートマチック・トランスミッションに使用される変速選択回路 Pending JPH07208590A (ja)

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JP6013968A JPH07208590A (ja) 1994-01-12 1994-01-12 セミ・オートマチック・トランスミッションに使用される変速選択回路

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Cited By (3)

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EP1138985A2 (en) 2000-03-31 2001-10-04 Isuzu Motors Limited Vehicle transmission
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