JPH079018Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH079018Y2
JPH079018Y2 JP1988025378U JP2537888U JPH079018Y2 JP H079018 Y2 JPH079018 Y2 JP H079018Y2 JP 1988025378 U JP1988025378 U JP 1988025378U JP 2537888 U JP2537888 U JP 2537888U JP H079018 Y2 JPH079018 Y2 JP H079018Y2
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motor
opening
temperature
chamber
power supply
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JP1988025378U
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JPH01136365U (ja
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和▲吉▼ 竹内
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松下冷機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は室を冷却するための冷気供給量を制御して、該
室の温度を制御する冷蔵庫に関する。
従来の技術 最近の冷蔵庫は冷凍室と冷蔵室とが設けられ、さらに冷
蔵室を例えば2つに分割し、一方は通常の冷蔵室、他方
は魚肉類を長期に新鮮に保存するパーシナル室といった
使い方が多くなっている。また一方、冷蔵庫にも電子回
路よりなる制御装置を採用し、上記室を精密に温度コン
トロールするとともに扉の外から温度調設する冷蔵庫が
多くなっている。そのため、冷蔵室とパーシャル室には
別々のモータやソレノイドにより駆動する電動ダンパー
が2つ必要になっている。
それで低コスト化を図るために1つのモータで2つの開
閉部材を制御する仕様の電動ダンパーが考案されてい
る。
以下、従来例を第4図から第13図に従い説明する。
1は冷蔵庫本体、2は外箱、3は内箱、4は断熱材であ
る。5は冷凍室、6は冷蔵室、7は冷却室である。前記
冷却室7内には冷却器8と冷気を冷凍室5と冷蔵室6に
送風するファン9を有する。冷凍室5及び冷蔵室6の間
にはダクト10があり、これを通して冷気は両室に流れ
る。また冷蔵室のダクトの出口は13であり、この部分に
冷蔵室用サーミスタ16の温度に基づいて、冷蔵室6への
冷気の流入量を調節する開閉部材15を有する。18は冷蔵
室6の空気が冷却室7にもどるダクトである。96は圧縮
機である。
11は低温室であり、12は冷蔵室へのダクト10から一部分
かれて形成された低温室ダクトの出口である。この部分
に低温室用サーミスタ17の温度に基づいて、低温室11へ
の冷気の流入量を調節する開閉部材14を有する。19は低
温室11の空気が冷却室7にもどるためのダクトである。
前記冷蔵室6のダクト出口12及び低温室11のダクト出口
13に一体で設けられた2つの開閉部材14,15を有する電
動ダンパー20がある。21は2つの開閉部材14,15を駆動
するモータであり、22はモータの回転を減速し、直線運
動に変換するギヤBOXであり、23は2つの開閉部材14、1
5を押し開くためのスピンドルである。
25,26は2つの開閉部材14,15に閉力を与える板バネであ
る。
モータ21の回転は出力ピニオン27により出力し、歯車2
8,29により減速され開閉部材14のスピンドル23用のカム
30に伝達され、続いて、開閉部材15のスピンドル24用の
カム31に伝達される。33はマグネット用レバーで34はマ
グネットであり、前記マグネット34によりリードSW35を
開閉する。36はリードSW35とマグネット34とを離すため
の板バネである。
32はスピンドル34用カムと一体で形成されたマグネット
34をリードSW35から近づけたり、遠ざけたりするための
カムである。
スピンドル用カム30,31の動きを第10図を参考に説明す
る。ここではわかりやすくするためにスピンドル用カム
31とマグネットレバー用カム32とは一体のカムとせずに
別々のカムとした。スピンドル用カム30,31は約90°分
カムの高さが高い部分であり、180°反対側の約90°分
カムの高さが低い部分より成り、その他の部分は上り及
び下りのスロープ部により成っている。またスピンドル
用カム30,31はそれぞれ位相差を設けている。またスピ
ンドル用カム30,31の両端部にスピンドル23,24を設け開
閉部材14,15の開閉を行なう。したがって、スピンドル
用カム30,31が90°回転するごとに開閉部材14,15の開閉
モードが閉閉→開閉→開開→閉開→閉閉と変化し、それ
につれてリードSW35も開→閉,閉→開の動作を行なう。
モータの停止は開閉部材14,15の開閉モード閉閉を得る
にはリードSWがON→OFFに変化した時点からT1秒カウン
トした時点でモータを停止する。開閉部材14,15の開閉
モード開閉を得るにはリードSWがON→OFFに変化した時
点からT2秒カウントした時点でモータを停止する。また
開閉部材14,15の開閉モード開開を得るにはリードSWがO
FF→ONに変化した時点からT3秒カウントした時点でモー
タを停止する。開閉部材14,15の閉開モードを得るには
リードSWがOFF→ONに変化した時点からT4秒カウントし
た時点でモータを停止する。以上のように制御すること
により、開閉部材14,15が4つの開閉モードが得られ
る。
次に第12図を参考にこの電動ダンパー20の制御回路図を
説明する。
16は冷蔵庫用サーミスタ、17はパーシャル室用サーミス
タである。37は設定温度に対して冷蔵室サーミスタ16の
温度が高いか低いかを判断する比較器であり、38は設温
温度に対してパーシャル室サーミスタ17の温度が高いか
低いかを判断する比較器である。冷蔵室の設定温度は4
0,41の抵抗により分圧される電位により決定され、冷蔵
室サーミスタ16と抵抗39により分圧される電位が前記4
0,41の抵抗により分圧される電位より高いか低いかによ
り、比較器よりマイコン47にL信号が入力されたり、H
信号が入力されたりする。44,45はパーシャル室の設定
温度を決定する抵抗であり、抵抗43とパーシャル室用サ
ーミスタにより分圧される電圧が、抵抗44,45により分
圧される電位より高いか低いかにより、比較器よりマイ
コン47にL信号が入力されたり、H信号が入力されたり
する。
42,46は温度調節のデファレシャルを得るための帰かん
抵抗である。35は電動ダンパー20に内蔵しているリード
SWであり、80は電動ダンパー20のモータ21の通電を制御
するためのパワーリレー81を駆動する駆動用ICである。
第13図はマイコン47のプログラムのフローチャートを示
す。まずマイコンは駆動用IC80にて冷蔵室6の温度が設
定温度に対して高いか低いかを判断し、パワーリレース
テップ81及びステップ52にてパーシャル室11の温度が設
定温度に対して低いかを判断する。たとえば冷蔵室6の
温度もパーシャル室11の温度も設定温度に対して高い場
合はステップ53のリードSWの状態の判定にうつる。ここ
でリードSWの状態がOFFであれば、マイコンの中のRAMの
SWメモリ0をOFFにステップ58でセットし、モータはON
状態になる。一方ステップ53のリードSWの判定でリード
SWがONの場合、次にRAMの中のSWメモリ0がONかをステ
ップ54で判断し、ONの場合はステップ55でRAMのSWメモ
リ0をONにセットしモータはONの状態である。ステップ
54でSWメモリ0がOFFセットされている場合、ステップ5
6でタイマーをカウントし、ステップ57でT3秒経過した
かを判断し、経過しない場合はモータONの状態のままで
あり、経過したならばモータをOFFの状態にする。この
ように冷蔵室6の温度もパーシャル室11の温度共に高い
場合は開閉部材14,15共に閉の状態にする必要がある。
そして、リードSWがOFFからONの状態になってからT3
経過してモータを停止し、開閉部材14,15共に開の状態
でモータが停止する。
次に冷蔵室6の温度が設定温度よりも高く、パーシャル
室11の温度が設定温度よりも低い場合はフローチャート
のステップ61〜66のプログラムを行ないモータはリード
SWがONからOFFになった時点からT2秒タイマーをカウン
トしてモータが停止するので冷蔵室6用の開閉部材14は
開状態、パーシャル室11用の開閉部材15は閉状態でモー
タが停止する。
次に冷蔵室6の温度が低く、パーシャル室11の温度が設
定温度よりも低い場合はフローチャートのステップ67〜
71のプログラムを行ない、モータはリードSWがONからOF
F状態になった時点からT1秒タイマーをカウントして停
止するので、冷蔵室6用の開閉部材14及びパーシャル室
11用の開閉部材15共に閉状態でモータが停止する。
また冷蔵室6の温度が低く、パーシャル室11の温度が設
定温度よりも高い場合はフローチャートの74〜78のプロ
グラムを行ない、モータはリードSWがOFFからON状態に
なった時点からT4秒タイマーをカウントして停止するの
で、冷蔵室6用の開閉部材14が開状態、パーシャル室11
用の開閉部材15は開状態でモータが停止する。
以上のようなフローチャートにより、2つのサーミスタ
の温度に応じて2つの開閉部材の動作を行なうことがで
きる。
考案が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成においては、交流モータ
の場合電源周波数50/60Hzによりモータの回転数が約20
%異なるため、異なる電源周波数において同一の運転時
間を設定すると、一方の電源周波数においては正常動作
しても、他方の電源周波数においてはスピンドルがカム
のスロープの途中で止まってしまったりして、正常動作
をさせることが困難であった。
本考案は上述した問題を解消するものであり、制御装置
の時間精度、電動ダンパーの機構的な精度含めて、正常
に動作させることを目的としている。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本考案の冷蔵庫は電源周
波数を判別し、前記交流モータの運転時間を電源周波数
により変更する制御回路を設けたものである。
作用 本考案は上記した構成によって、冷蔵庫の電源周波数を
判別し、電動ダンパーの交流モータの運転時間を50/60H
zにより変えることにより、電源周波数50/60Hz共にギヤ
BOX内のカムの同一位置でモータを停止することができ
る。
実施例 以下本考案の一実施例の冷蔵庫について第1図から第3
図を参照しながら説明するが、従来と同一構成について
は同一番号を付して説明する。
90は制御回路の電源用トランスで、92は半波整流用ダイ
オードで、93は半波整流された電圧波形を方形波に変え
るトランジスタであり、102はマイコンの50/60Hz判別の
入力ポートである。第2図は本考案の冷蔵庫のマイコン
のプログラムのフローチャートである。ステップ95は入
力ポート102から入力の取り込みを行ない、ステップ96
にて入力の方形波がL→Hに変化したかを判断し、変化
した時はステップ97のタイマーカウントを行ない、L→
Hに変化しない時はステップ95の入力取り込みにもど
る。ステップ97でタイマーカウントを行ないT0秒(50Hz
と60Hzの方形波のHの時間の中間時間)経過したかをス
テップ98で行ない、経過した時入力信号がHかどうかを
ステップ99で判断し、Hであれば、電動ダンパーのタイ
マーの50Hzをステップ101でセットし、Lであればステ
ップ100で60Hzをセットする。このようにして、電源周
波数をマイコン47が判別する。第3図は電動ダンパー20
の制御用のタイムチャートである。50Hzの4つの時間
は、60Hzの4つの時間T1,T2,T3,T4のそれぞれ、1.2倍と
なっている。これは50Hzと60Hzではモータの回転数が20
%異なるためである。
上記構成により、マイコン47で電源周波数を判別し、50
/60Hzにより別々のタイマーを設定することにより、50H
z/60Hz共にギヤBOX22内の2つのカム30,31を同一地点で
モータを停止することにより、制御装置の時間精度、電
動ダンパーの機構的な精度を含めて正常に動作させるこ
とができる。
考案の効果 以上のように本考案は、複数の開閉部材と、前記開閉部
材を駆動する単一の交流モータと、前記交流モータの回
転位置を検出する位置検出装置と、複数の室内の温度に
基づき前記交流モータの運転時間を設定する制御装置と
を具備し、電源周波数を判別し、前記交流モータの運転
時間を電源周波数により変更するように制御装置を設定
することにより、制御装置の時間精度、電動ダンパーの
機構的な精度を含めて、正常に動作させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における冷蔵庫の制御回路
図、第2図はマイコンのプログラムのフローチャート、
第3図は電動ダンパーの制御用のタイムチャート、第4
図は従来の冷蔵庫の冷蔵室の開閉部材を中心とした断面
図、第5図は低温室の開閉部材を中心とした冷蔵庫の断
面図、第6図は電動ダンパーの断面図、第7図は電動ダ
ンパーの正面図、第8図はギヤBOXの正面図、第9図は
ギヤBOXの断面図、第10図はギヤBOX内のカムの動きを示
した動作を説明する概略断面図、第11図は電動ダンパー
の制御用のタイムチャート、第12図は電動ダンパーの制
御回路図、第13図はマイコンのプログラムのフローチャ
ートである。 14,15……開閉部材、21……交流モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内に形成した一つ又は複数の室と、前記
    室を冷却するための冷気供給量をそれぞれ制御する一つ
    又は複数の開閉部材と、前記開閉部材を駆動する単一の
    交流モータと、前記交流モータの回転位置を検出する位
    置検出装置と、一つ又は複数の室内の温度に基づき前記
    交流モータの運転時間を設定する制御装置と、電源周波
    数を判別し、前記交流モータの運転時間を電源周波数に
    より変更する制御回路とを有する冷蔵庫。
JP1988025378U 1988-02-26 1988-02-26 冷蔵庫 Expired - Lifetime JPH079018Y2 (ja)

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JP1988025378U JPH079018Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 冷蔵庫

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JPH01136365U JPH01136365U (ja) 1989-09-19
JPH079018Y2 true JPH079018Y2 (ja) 1995-03-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0680356B2 (ja) * 1985-07-25 1994-10-12 三洋電機株式会社 冷却貯蔵庫
JPS6295498U (ja) * 1985-11-29 1987-06-18

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JPH01136365U (ja) 1989-09-19

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